蒼海のヴァルキュリア ~孤高の皇女ルツィア~
2009年12月4日 アニメ・マンガ
それなりに期待していたというか、面白いのではないかと思っていたエロゲ。なんとなくヨドバシカメラで買ってみたけど、これはソフマップで1000円引きのを買った方が良かったかもしれないと、そんな気がする出来だった。でもまあ、元より6800円の低価格エロゲだし、こんなもんなのかな~と思う。
期待していたいほどじゃなかったと落胆するか、思っていたよりは良かったと安堵するか、要は感じ方だよね。
まず、なんていうか短い。今日は家に人がいなかったので、泉平のいなり寿司食いながらゆるりとプレイしてたんだけど、人が帰ってくる前には一周目が終わっていた気がする。つまり、夜の内にクリアできてしまったんですね。
陵辱ものを謳ってますけど、どちらかといえばシナリオ重視。規制の影響で方向転換せざるを得なかった、みたいな記述が特典としてついてきた小冊子に書いてありましたけど、確かに無理矢理とか強引とか、暴力的な意味ではかなり薄かったと思う。味方はどんどん裏切るし、しかも性根が腐っているやつばっかなので胸糞も悪い。誰を信じればいいのか、ではなくて誰も信じられないという人物相関図です。主人公はかろうじて正気を保っていますが、他はもう終盤はズタボロですからね。しかも、その殆どが自業自得の結果というんだから失笑ものです。
シナリオ重視だけど、そのシナリオがしっかりしていないというか、陵辱部分とストーリーパートが上手く噛みあってないんですよ。キャラクターは個性的ないし魅力的なのが集まってましたけど、それをまったく上手く動かせてない。緑髪の双子なんて、その行動が支離滅裂ですから。話やキャラに一貫性がなく、唐突過ぎた。話の筋が通ってないと良いますか、規制を気にしすぎてどっちつかずの作品になってしまったのではないかと、そんな印象を受けます。
ネタはいいし、キャラもいいんだから、それを活かした作品作りをして欲しかった。女版ダイハードみたいの期待したんだけどねぇ。主人公だけは唯一まともだったし、そういった話の展開もできたはずなんだけど、上手くいかないものです。いっそのことヴィクトワールみたいなのにしても良かったんじゃないだろうか。それとも、あの手の作品もすでに規制で作れなくなってしまったのか。規制に絡め取られて転んでしまった、ということかな。
あんまり面白くはなかったけど、酷評する程でもない。しいて言うならエロが少なすぎるってことぐらいでしょうか。まさか、機関士娘のイベントが体験版にあったあれだけとは誰が思うか。最低でもさ、1人3シーン以上は欲しいと思うじゃない。特にこの作品はエロ方面でも売り込んでるわけなんだから。そのあたりのバランスの悪さも目立ったというか、エロの構成も良くはなかったなぁ。
全体的な感想を一言で言い表すなら、物足りないってのが正直なところです。価格からいって、そこまでのものを期待する方が贅沢なんだろうけど、それにしたってもうちょっとなんとかならなかったのかと。
ストーリー性を重視するのは悪くないけど、分岐点や時限選択システムを採用しているのだから、それも活用してくださいと言いたくなるよね。一人、二人の生死が左右される程度、しかも話の大筋にはこれといって関係ないじゃ、なんのために分岐や選択肢が存在するかわからないじゃないですか。エロシーンが少し増えるぐらいで、そもそもエンディングは一つしかない。そのエンディングはまあ、良くも悪くもないといった感じなんだけど……しっくりこないよなぁ。そこに辿り着くまでの過程が、グダグダだったから。
ライターに力がなかったので、Pなり監督なりのやりたい事が空回りしてしまった、これはそういう作品だと思っておくことにします。もっと、ストーリーを書けるライターを連れてくるべきだったね。陵辱パートだけ、そっち専門に書かせればよかったじゃないの。それからその2つにまとめる構成も付けてさ、これぐらいすればちょっとはマシな作品になったと思うんだ。
なんだかんだで辛口になってしまいましたが、個人的はそんなに嫌いじゃないです。好きかといわれたら好きだというし、こういうエロゲもたまにありだと思う。システム面も面白い機能がついてるというか、画像の保存が凄い楽だし。あんまりこういう機能をつけている作品はないんじゃないだろうか。早速、あのシーンとかを保存しなくてはいけませんね。
内容面に不足は見られるけど、あっさり終わらせる分には気楽にプレイできると思います。内容それ自体は全然気楽じゃないけど、真面目に考えるだけ無駄程度の中身しかないですから。
そもそも一周しただけでほぼすべてのCG埋まったのには、流石に吹いた。分岐点が沢山あったから、さぞとり逃しも多かったと思っていたのに。リメイクとは言わないけど、FDでエロが充実することを祈りましょう。FD出るほどに売れている気もしないけど。
期待していたいほどじゃなかったと落胆するか、思っていたよりは良かったと安堵するか、要は感じ方だよね。
まず、なんていうか短い。今日は家に人がいなかったので、泉平のいなり寿司食いながらゆるりとプレイしてたんだけど、人が帰ってくる前には一周目が終わっていた気がする。つまり、夜の内にクリアできてしまったんですね。
陵辱ものを謳ってますけど、どちらかといえばシナリオ重視。規制の影響で方向転換せざるを得なかった、みたいな記述が特典としてついてきた小冊子に書いてありましたけど、確かに無理矢理とか強引とか、暴力的な意味ではかなり薄かったと思う。味方はどんどん裏切るし、しかも性根が腐っているやつばっかなので胸糞も悪い。誰を信じればいいのか、ではなくて誰も信じられないという人物相関図です。主人公はかろうじて正気を保っていますが、他はもう終盤はズタボロですからね。しかも、その殆どが自業自得の結果というんだから失笑ものです。
シナリオ重視だけど、そのシナリオがしっかりしていないというか、陵辱部分とストーリーパートが上手く噛みあってないんですよ。キャラクターは個性的ないし魅力的なのが集まってましたけど、それをまったく上手く動かせてない。緑髪の双子なんて、その行動が支離滅裂ですから。話やキャラに一貫性がなく、唐突過ぎた。話の筋が通ってないと良いますか、規制を気にしすぎてどっちつかずの作品になってしまったのではないかと、そんな印象を受けます。
ネタはいいし、キャラもいいんだから、それを活かした作品作りをして欲しかった。女版ダイハードみたいの期待したんだけどねぇ。主人公だけは唯一まともだったし、そういった話の展開もできたはずなんだけど、上手くいかないものです。いっそのことヴィクトワールみたいなのにしても良かったんじゃないだろうか。それとも、あの手の作品もすでに規制で作れなくなってしまったのか。規制に絡め取られて転んでしまった、ということかな。
あんまり面白くはなかったけど、酷評する程でもない。しいて言うならエロが少なすぎるってことぐらいでしょうか。まさか、機関士娘のイベントが体験版にあったあれだけとは誰が思うか。最低でもさ、1人3シーン以上は欲しいと思うじゃない。特にこの作品はエロ方面でも売り込んでるわけなんだから。そのあたりのバランスの悪さも目立ったというか、エロの構成も良くはなかったなぁ。
全体的な感想を一言で言い表すなら、物足りないってのが正直なところです。価格からいって、そこまでのものを期待する方が贅沢なんだろうけど、それにしたってもうちょっとなんとかならなかったのかと。
ストーリー性を重視するのは悪くないけど、分岐点や時限選択システムを採用しているのだから、それも活用してくださいと言いたくなるよね。一人、二人の生死が左右される程度、しかも話の大筋にはこれといって関係ないじゃ、なんのために分岐や選択肢が存在するかわからないじゃないですか。エロシーンが少し増えるぐらいで、そもそもエンディングは一つしかない。そのエンディングはまあ、良くも悪くもないといった感じなんだけど……しっくりこないよなぁ。そこに辿り着くまでの過程が、グダグダだったから。
ライターに力がなかったので、Pなり監督なりのやりたい事が空回りしてしまった、これはそういう作品だと思っておくことにします。もっと、ストーリーを書けるライターを連れてくるべきだったね。陵辱パートだけ、そっち専門に書かせればよかったじゃないの。それからその2つにまとめる構成も付けてさ、これぐらいすればちょっとはマシな作品になったと思うんだ。
なんだかんだで辛口になってしまいましたが、個人的はそんなに嫌いじゃないです。好きかといわれたら好きだというし、こういうエロゲもたまにありだと思う。システム面も面白い機能がついてるというか、画像の保存が凄い楽だし。あんまりこういう機能をつけている作品はないんじゃないだろうか。早速、あのシーンとかを保存しなくてはいけませんね。
内容面に不足は見られるけど、あっさり終わらせる分には気楽にプレイできると思います。内容それ自体は全然気楽じゃないけど、真面目に考えるだけ無駄程度の中身しかないですから。
そもそも一周しただけでほぼすべてのCG埋まったのには、流石に吹いた。分岐点が沢山あったから、さぞとり逃しも多かったと思っていたのに。リメイクとは言わないけど、FDでエロが充実することを祈りましょう。FD出るほどに売れている気もしないけど。
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