数週間前に腕時計が壊れました。壊れたといってもベルトが切れて、時間の表示が狂っただけなんですが、いい機会なので買い換えることに。これまで使ってた時計も結構長く使いましたし、そろそろ買い替え時かなと思いまして。明確に使えなくなったわけじゃないから直すことも出来たんだけど、どういう訳か修理に出す気分になれなかった。というのも、私は物に対する愛着はあるのに、時計に対する思い入れというのが物凄く少ない人なんですよね。
よく、男は時計に拘りを持っているとか、時計で見栄を張る物だなんていうことを聞きますけど、私にはそういった考えが一切なくて、壊れた時計にしたところでどこで買ったかも忘れた、いくらなのかも覚えていないものでした。そもそもいつからあの時計を付けていたのか、唯一分かっていることがあるとすれば、あれが私の中では三代目の時計だったということぐらいでしょうか? さすがの私もそれぐらいは覚えています。
こんな感じだから、時計に対する高級志向ってのは私の中では欠片もなくて、とりあえず長持ちすればいいやぐらいの感覚で次の時計を選ぶことに。選定基準とか欲しい機能なんてのも特にはなかったけど、唯一買う前から決めてたのは必ずデジタル時計であること。子供っぽい、安っぽいと言われがちなデジタル時計ですが、私はこれが結構好きでしてね。今まで使ってきた時計はすべてデジタルでした。別にアナログが嫌いってわけじゃないけど、なんか合わないんだよね。単純に趣味や好みの問題だとは思うけど。
とはいえ、私もいい歳になってきたし、稼ぎもあるわけだから二束三文の腕時計を買うのもどうなんだと、主に周囲から言われた結果、ちょっと高い感じのを買うことにしました。この際、悲恋堂の店主と少し話たんですけど、「「どうせ、あなたの高いは3000円とか5000円ぐらいでしょう?」と笑われたので、「いやいや、1万円から2万円ぐらいまでは出そうじゃないか」と言ってしまいました。それにしたところで時計というアイテムの相場から考えれば決して安いわけじゃないし、高級時計ってのは10万とか20万するらしいですね。そんな時計は流石に要らないし、大体そういうのはみんなアナログだしね。
「それで? どんな時計を買うかは決めてるんですか?」
「まあ、一応ブランド的なものは考えてるよ」
「へぇ、あなたが時計のブランドを知っているなんて! どこの時計なんです?」
お前だって知らないだろうと言ってやりたかったが、そもそも腕時計を必要としない生活を送っている奴になにをいっても無駄というものである。
「んー、CASIOのG-SHOCK」
「……は? スイマセン、ワンモア」
「だから、CASIOのG-SHOCKだって。知らない? デジタル時計で有名なんだけど」
知ってますけど、と言いながら押し黙る店主。頭なんか抱えちゃったりして、いちいち動作が大げさな奴だ。
「今、2010年じゃないですか?」
「そーねー、それが?」
「2000年も10年が過ぎた今になって、なんでG-SHOCK?」
要するに時代遅れ甚だしいと言いたいらしい。まあ、確かにその通りだとは思うが、なんとなくデジタル時計といえばCASIO、CASIOのデジタル時計といえばG-SHOCKというイメージがあるのだから仕方がない。基本的に私はごつい時計しか使わないことにしているから、そういった意味でもあのシリーズはあってると思ったのですよ。値段も手頃だし。
「まあ、国内メーカーだし大丈夫でしょ」
「社会人がそれでいいのでしょうか……」
そういう悲恋堂は腕時計というものを持っていない。無論、壁掛け時計程度なら店内に置いてあるが、基本的に外出というものをしない奴だから必要がないのである。既に縁を切った古い知り合いが、時間に縛られたくないという理由で腕時計の着用を拒否していたが、店主の場合は時間を気にする理由そのものがないのだ。本人曰く、時間というものから逃げているのだと行っているが、いつかは追いつかれる日は来るのだろうか。
そんなわけで既に時計買ってあるんですけど、電波時計でタフソーラーだから、かなり長持ちするんじゃないかと予想。頑強な作りをしているし、10年ぐらい使えればいいなと思っているので、まあ壊さない程度には大事にしていこうかなと。結構、乱雑な使い方をすることが多いですからね、私は。
次は久々の同人情報を書きます。
よく、男は時計に拘りを持っているとか、時計で見栄を張る物だなんていうことを聞きますけど、私にはそういった考えが一切なくて、壊れた時計にしたところでどこで買ったかも忘れた、いくらなのかも覚えていないものでした。そもそもいつからあの時計を付けていたのか、唯一分かっていることがあるとすれば、あれが私の中では三代目の時計だったということぐらいでしょうか? さすがの私もそれぐらいは覚えています。
こんな感じだから、時計に対する高級志向ってのは私の中では欠片もなくて、とりあえず長持ちすればいいやぐらいの感覚で次の時計を選ぶことに。選定基準とか欲しい機能なんてのも特にはなかったけど、唯一買う前から決めてたのは必ずデジタル時計であること。子供っぽい、安っぽいと言われがちなデジタル時計ですが、私はこれが結構好きでしてね。今まで使ってきた時計はすべてデジタルでした。別にアナログが嫌いってわけじゃないけど、なんか合わないんだよね。単純に趣味や好みの問題だとは思うけど。
とはいえ、私もいい歳になってきたし、稼ぎもあるわけだから二束三文の腕時計を買うのもどうなんだと、主に周囲から言われた結果、ちょっと高い感じのを買うことにしました。この際、悲恋堂の店主と少し話たんですけど、「「どうせ、あなたの高いは3000円とか5000円ぐらいでしょう?」と笑われたので、「いやいや、1万円から2万円ぐらいまでは出そうじゃないか」と言ってしまいました。それにしたところで時計というアイテムの相場から考えれば決して安いわけじゃないし、高級時計ってのは10万とか20万するらしいですね。そんな時計は流石に要らないし、大体そういうのはみんなアナログだしね。
「それで? どんな時計を買うかは決めてるんですか?」
「まあ、一応ブランド的なものは考えてるよ」
「へぇ、あなたが時計のブランドを知っているなんて! どこの時計なんです?」
お前だって知らないだろうと言ってやりたかったが、そもそも腕時計を必要としない生活を送っている奴になにをいっても無駄というものである。
「んー、CASIOのG-SHOCK」
「……は? スイマセン、ワンモア」
「だから、CASIOのG-SHOCKだって。知らない? デジタル時計で有名なんだけど」
知ってますけど、と言いながら押し黙る店主。頭なんか抱えちゃったりして、いちいち動作が大げさな奴だ。
「今、2010年じゃないですか?」
「そーねー、それが?」
「2000年も10年が過ぎた今になって、なんでG-SHOCK?」
要するに時代遅れ甚だしいと言いたいらしい。まあ、確かにその通りだとは思うが、なんとなくデジタル時計といえばCASIO、CASIOのデジタル時計といえばG-SHOCKというイメージがあるのだから仕方がない。基本的に私はごつい時計しか使わないことにしているから、そういった意味でもあのシリーズはあってると思ったのですよ。値段も手頃だし。
「まあ、国内メーカーだし大丈夫でしょ」
「社会人がそれでいいのでしょうか……」
そういう悲恋堂は腕時計というものを持っていない。無論、壁掛け時計程度なら店内に置いてあるが、基本的に外出というものをしない奴だから必要がないのである。既に縁を切った古い知り合いが、時間に縛られたくないという理由で腕時計の着用を拒否していたが、店主の場合は時間を気にする理由そのものがないのだ。本人曰く、時間というものから逃げているのだと行っているが、いつかは追いつかれる日は来るのだろうか。
そんなわけで既に時計買ってあるんですけど、電波時計でタフソーラーだから、かなり長持ちするんじゃないかと予想。頑強な作りをしているし、10年ぐらい使えればいいなと思っているので、まあ壊さない程度には大事にしていこうかなと。結構、乱雑な使い方をすることが多いですからね、私は。
次は久々の同人情報を書きます。
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