丹下桜のラジオでやってる通称ラジオ妻シリーズと呼ばれていたラジオドラマが先週終り、今週からラブプラスのドラマが始まりました。コナミといえばラジオドラマ、CDドラマというほど過去に量産されてきた文化ともいうべきものですが、RADIO・A・La・Modeにもスポンサーが付いたと考えていいんでしょうかね。

そういや、なんだって今までのドラマは妻設定だったんだっけ。確か、金麦がどうとかそういうのは覚えてるけど……丹下桜自身人妻だしなぁ。他のシチュエーションはあなたとワンシーンでもできるし、コンセプトを絞っているという意味では結構良いドラマだった。ラブプラスのドラマは流石に二部構成というわけにもいかなくてED前に流れるだけだったけど、ヒロインの父親役が田中秀幸さんだったのには驚いた。驚いたと同時に、「いや、あなたは凛子の父親役をやるべきだろう」と思ってしまった。それぐらいは配慮してくださいよコナミさん。
私はラブプラスを未だにやったことがないので、イマイチ好きと言えない作品です。丹下桜を業界に戻してくれたことには感謝しますが、そのせいで変に人気が出てしまった感も否めない。人気が出ること自体は悪いことではないんだろうけど、ライブに当選しづらくなったという弊害がね。知り合いのイベンターとよく嘆いています。昔は問答無用の先着順だったんだけど、最近はそれも抽選に変わったらしく、ここ数回は満足に行くことすら出来ない。以前までの宗教じみた雰囲気も薄れて大分良くなったと聞いてるんですが……久しぶりに行きたいよー。当選のコツとかないですかね、とイベンターに聞いたら、「こっちが聞きたい」と返されるほどに倍率が高いらしい。やれやれだ。

坂本真綾の武道館以来、特にライブ系のイベントに参加していなかった私ですが、実は先日のドリパのステージイベントは鑑賞しました。同じ桜でも丹下桜ならぬ野川さくらのミニライブがあったんですよ。それなりに古い付き合いの人しか知らないだろうけど、私はその昔野川さくらのファンをやってましてね。生で見るのはそれこそ数年ぶりというレベルなんですが、折角の機会なんで観てきました。最終ステージだったから、必然的にメーカーの得ショーなんかと被ってたんだけど、今回は知り合いも来ていたので野川さくら優先で。思えば、HOOKのトークショーを聞かないエロゲイベントというのも久しぶりかも知れませんね。
曲目自体は朝方並んでる際にリハーサルが聴こえたので、個人シングルと言うよりは出演したアニメ作品の楽曲を中心に、という感じでした。もっとも、野川さくらは最近アニメの出演数が少ないし、歌もそんなに歌っていないからあまり新しい曲というのがないんですが……それでも最初に歌ったRomantic summerはそれなりに認知度の高い曲だったんじゃないだろうか。瀬戸の花嫁も3年前の作品ですが、話題にはなりましたしね。
元々が桃井はることのユニット曲で、それをソロで歌った感じなんだけどその点には特に触れなかった。続く2曲目も更に1年さかのぼってらぶドルのEDだったんだけど、なんだって同じくユニット曲のEDを歌ったんだろうか。いや、普通にソロで歌ったOPで良かったじゃない。まあ、盛り上がるという意味では確かにEDの曲調があってるし、それを優先させた結果なのだろうか。
段々と年代を戻していく演出なのか3曲目は確かマジカノ歌っていたけど、その次は一転してアラド戦記、今のところ一番新しいレギュラー作品の主題歌を歌ってました。本人曰く熱い曲らしいけどそうだろうか。カッコいいとは思うけど。
驚いたのはアーケードゲーマーふぶきのOPであるthunder of PPを歌ったことで、リハーサルでも聴いてたけど耳を疑った。いや、本人も言ってたけどこのキャラソンに近い初期の色物ソングって滅多に歌わないんですよ。私にとってはカラオケの十八番だけど、まさか本人の生歌で聞けるとは思ってなかったし、確かにラッキーだったかも知れない。

まあ、ライブに参加して楽しんだけど、だからといって野川さくら熱が復活したのかと言われれば、別にそういうわけでもなく……野川さくらに関しては、結構根が深い理由でファンを辞めてますから、イマイチ踏ん切りがつかない。未練もある。だけど、完全に落ちぶれている今の状況を見るに、如何にも私が好きそうな、実際に好きだった声優なんだなぁと思っています。なんでか私の好きな声優は、そういうタイプが多いんだ。
野川さくらに関して語りだすと長いから、これに関してはまたの機会にしましょう。なんだかんだいっても、ミニライブ自体は良かったですよ。最高だった。バスツアーは苦手だからいかないけど、ライブツアーでもあるのなら参加を考えましょう。金と体力に余裕があれば、だけどね。

コメント