システムに翻弄される人々
2010年10月23日 アニメ・マンガ何気なくAG学園を見てたら今週の研究テーマがアニメ版ヨスガノソラで吹いた。tvkで放送してないじゃないかw まあ、内容は簡単なあらすじとキャラクター紹介だけで、今後の展開とかは特に明かされなかったんだけど、ハルと穹を中心に構成されているのが興味深かった。あくまでハルと穹の話であり、瑛とか渚さんは2人を取り巻くキャラクターたちという感じで。脇役ってわけじゃないんだろうけど、そこら辺は区別が為されてたかな。映像編集はあまり上手くないというか、あの状態で良く放送したなというカットがいくつか合った。技術的な問題なのかは知らないけど、まあ、ハルと穹は普通だったから良いか。委員長もお気に入りの表情だったし。
今日は風邪が悪化してきたので近所の病院に行きました。午後から用があったんだけど、まあ、午前中に行けば大丈夫だろうと、耳鼻科外来へ。医者に掛かることが稀だから病院もかなり久しぶりで、なんか事前に問診票を書かされたり、色々とシステムが変わっていて少し戸惑いを憶えてしまう。受付の話では、私が病院が最後に病院へ来たのは半年以上も前らしく、それだけの時間があれば変わるものも変わるのだろう。
問診票を書いて熱を測って、実際の診察はごくごく平凡な、言ってしまえばテンプレートの対応をされた。実は担当医があまり好きな人ではなかったのだが、特にぞんざいな扱いを受けたわけでもないし、気を訊かせて薬を多めに出してくれたから良しとしよう。長年掛かり付けだった医者は担当の曜日が変わってしまい、平日の午前中だからなかなか見て貰うことが出来ないのだ。
土曜日だからといって病院が空いていることはなく、むしろ平日に来られない人が押し寄せるから混んでいるとも言えて、会計には少なからずの時間を有した。それでも12時前後には済ますことが出来たし、後は併設されている薬局で薬を貰えば終了だったんだけど……これが物凄い時間掛かったのよ。病院が半年振りなら薬局も半年以上行ってないわけで、まずはその内装の変化に驚いてしまった。私が最後に見たときとは様変わりしており、なんていうか、近代化してるのよ。液晶テレビとかパソコンとか、会計も一つじゃなくて複数になってて、個別対応の窓口みたいになっててさ。しばらく呆然としていたら、薬剤師が処方箋を取りに来て、とりあえず渡して手近な椅子に座ることに。
病院も混んでれば薬局にも沢山の人がいた。ご老人が多い印象を受けたけど、そのせいか調剤の待ち時間が45分となっていて、中には後でまた来るという人も結構いました。私は薬を貰ったらその足で都内に行くつもりだったし、45分なら手持ちの本でも読んでいようと待ってみることに。以前なら病院近くの本屋にでも行っていたのでしょうが、不況の波に呑まれたのか、潰れちゃいましてね。文庫の品揃えはそれほど良くなかったんだけど、アニメ関係の雑誌類に強い店舗でさ、昔はよくメガマガとか買ったものです。
45分というから待っていたものの、おかしなことに時間が過ぎても一向に呼ばれることがない。待ち時間はいつの間にか60分に変わっており、考えてみると会計の名前が呼ばれるペースが、かなり遅かった。私より前からいたご老人の一人が60分どころか80分も待たされていると文句を言いだし、どうやら遅いと感じていたのは私だけではなかったようだ。
結局のところ、設備を近代化しすぎたのが逆作用していたらしく、慣れないパソコンなどの電子化作業に薬剤師が追いついておらず、薬の説明が書かれた紙すら満足に印刷できないと、そういう事情があったとか。まあ、印刷が出来なかったのはパソコンと印刷機の相性の悪さなども含まれていたらしいが、結局私は90分以上待たされた挙げ句に都内へと出るのが2時間も遅れてしまった。こんなにも遅れた理由はもう一つ合って、前述した後で取りに来るという人が続々と戻ってきては割り込むものだから、普通に待っている私の番がどんどん後ろに回されたのも原因なのだろう。釈然としない部分はあるが、使えもしないシステムを利用している薬局そのものにも問題があるのではないか。今はどこの薬局でも処方箋の受付はしているから、別のところへ持って行けば良かったと思ったのは、待ち時間が60分を超えた頃であった。
都内では物書きの集まりがあり、私は久々の参加だった。後輩の女子共がなにやら盛り上がっているから、なにかと思えば銀英伝の舞台についてだった。イケメンを揃えたせいか女ウケが良いらしく、原作を読んで事前に勉強している姿には感動を覚えてしまった。まさか、年若い後輩が銀英伝を読んでいるなんて、私の同期は誰一人として知らなかったのに。理由はどうであれ、田中芳樹作品の読者が増えることは良いことだ。
ちなみに舞台のチケットは既に完売しているらしく、まだ手に入れていない私としては少し焦り気味。ただ、芝居は好きだけど、そこまで見たいかと言われるとちょっと悩む部分もあるので、どうするかは検討中。チケットの都合を付けることは、それほど難しいことでもないし。でも、舞台版は凄いですね。後輩の持っていた演劇雑誌の表紙だったんだけど、ラインハルトとキルヒアイスは、まあ、分かるんですよ。でも、もう一人の男が誰だこれ状態で、中を見てみるとミッターマイヤーだというから驚いた。髪色の違うロイエンタールじゃないのかというぐらいの美形で、そもそも髪が蜂蜜色をしていない。ミッターマイヤーは銀英伝を締めくくる人物であるからして、重要なキャラには違いないが、少し役者が嘆美過ぎる。イケメンを否定するわけではないが、引き締まった体操選手のような、という原作の記述もあるわけだし、体育会系の起用をしても良かったのではないか。もっとも、役者の詳細はなにも知らないから、意外に運動とか得意かも知れないけどさ。
しかし、後輩女子が銀英伝を読んでいる姿は素直に感心してしまった。ただの腐女子かと思っていたが、考えてみれば銀英伝はアニメが展開した頃も女性に人気だったからね。同人誌とかも、ジャンル的には女性向けばかりだったし。今の若い世代はラノベしか読まないというか、私の同期も比較的そういう傾向が強かったから、そういった物書きが田中芳樹に触れるというのは、色々な意味で良い刺激になるんじゃないかな。私はラノベも読むけどSFをメインにしてたから、同期たちからはかなり異端視されてたんだけど、結局連中で大成した奴はいないし、現状誰も残っていないのだから、彼等の言っていたラノベ至上主義が正しかったとは思えない。今時SFなんて、という言葉は確かに全否定しないけど、夏への扉も読んだことないような奴に言われたくなかったな。うん、古い話です。
最後は愚痴っぽくなってしまったけど、体調不良ながら結構楽しい1日でした。恩師にも会って、仕事上の悩みを聞いて貰ったりね。仕事も本当にどうなるのか、私は私のやるべきことをするだけだ、なんて言っても内部から崩壊しそうな勢いであるし、離脱の準備はしておく必要があるかも知れない。特別、辞めたいというわけじゃないけど、現状どうみても泥船から泥を掻き出す作業しかしていないような気がするし、舵取りをしている人たちに見通しがないような気もするから。自分のやりたいことだってあるし、このまま泥船と一緒に沈むのはちょっとね。例え持ち直して安定したのだとしても、今の形のまま終わるのはごめんだ。
私自身、将来の展望があるわけじゃないけど、とりあえず次へと繋ぐためにも原稿を仕上げてしまわなければ。今年はもう時間ないけど、来年の初めに仕掛けることが出来れば……タイムリミット近いが、諦めるわけにはいかない。
今日は風邪が悪化してきたので近所の病院に行きました。午後から用があったんだけど、まあ、午前中に行けば大丈夫だろうと、耳鼻科外来へ。医者に掛かることが稀だから病院もかなり久しぶりで、なんか事前に問診票を書かされたり、色々とシステムが変わっていて少し戸惑いを憶えてしまう。受付の話では、私が病院が最後に病院へ来たのは半年以上も前らしく、それだけの時間があれば変わるものも変わるのだろう。
問診票を書いて熱を測って、実際の診察はごくごく平凡な、言ってしまえばテンプレートの対応をされた。実は担当医があまり好きな人ではなかったのだが、特にぞんざいな扱いを受けたわけでもないし、気を訊かせて薬を多めに出してくれたから良しとしよう。長年掛かり付けだった医者は担当の曜日が変わってしまい、平日の午前中だからなかなか見て貰うことが出来ないのだ。
土曜日だからといって病院が空いていることはなく、むしろ平日に来られない人が押し寄せるから混んでいるとも言えて、会計には少なからずの時間を有した。それでも12時前後には済ますことが出来たし、後は併設されている薬局で薬を貰えば終了だったんだけど……これが物凄い時間掛かったのよ。病院が半年振りなら薬局も半年以上行ってないわけで、まずはその内装の変化に驚いてしまった。私が最後に見たときとは様変わりしており、なんていうか、近代化してるのよ。液晶テレビとかパソコンとか、会計も一つじゃなくて複数になってて、個別対応の窓口みたいになっててさ。しばらく呆然としていたら、薬剤師が処方箋を取りに来て、とりあえず渡して手近な椅子に座ることに。
病院も混んでれば薬局にも沢山の人がいた。ご老人が多い印象を受けたけど、そのせいか調剤の待ち時間が45分となっていて、中には後でまた来るという人も結構いました。私は薬を貰ったらその足で都内に行くつもりだったし、45分なら手持ちの本でも読んでいようと待ってみることに。以前なら病院近くの本屋にでも行っていたのでしょうが、不況の波に呑まれたのか、潰れちゃいましてね。文庫の品揃えはそれほど良くなかったんだけど、アニメ関係の雑誌類に強い店舗でさ、昔はよくメガマガとか買ったものです。
45分というから待っていたものの、おかしなことに時間が過ぎても一向に呼ばれることがない。待ち時間はいつの間にか60分に変わっており、考えてみると会計の名前が呼ばれるペースが、かなり遅かった。私より前からいたご老人の一人が60分どころか80分も待たされていると文句を言いだし、どうやら遅いと感じていたのは私だけではなかったようだ。
結局のところ、設備を近代化しすぎたのが逆作用していたらしく、慣れないパソコンなどの電子化作業に薬剤師が追いついておらず、薬の説明が書かれた紙すら満足に印刷できないと、そういう事情があったとか。まあ、印刷が出来なかったのはパソコンと印刷機の相性の悪さなども含まれていたらしいが、結局私は90分以上待たされた挙げ句に都内へと出るのが2時間も遅れてしまった。こんなにも遅れた理由はもう一つ合って、前述した後で取りに来るという人が続々と戻ってきては割り込むものだから、普通に待っている私の番がどんどん後ろに回されたのも原因なのだろう。釈然としない部分はあるが、使えもしないシステムを利用している薬局そのものにも問題があるのではないか。今はどこの薬局でも処方箋の受付はしているから、別のところへ持って行けば良かったと思ったのは、待ち時間が60分を超えた頃であった。
都内では物書きの集まりがあり、私は久々の参加だった。後輩の女子共がなにやら盛り上がっているから、なにかと思えば銀英伝の舞台についてだった。イケメンを揃えたせいか女ウケが良いらしく、原作を読んで事前に勉強している姿には感動を覚えてしまった。まさか、年若い後輩が銀英伝を読んでいるなんて、私の同期は誰一人として知らなかったのに。理由はどうであれ、田中芳樹作品の読者が増えることは良いことだ。
ちなみに舞台のチケットは既に完売しているらしく、まだ手に入れていない私としては少し焦り気味。ただ、芝居は好きだけど、そこまで見たいかと言われるとちょっと悩む部分もあるので、どうするかは検討中。チケットの都合を付けることは、それほど難しいことでもないし。でも、舞台版は凄いですね。後輩の持っていた演劇雑誌の表紙だったんだけど、ラインハルトとキルヒアイスは、まあ、分かるんですよ。でも、もう一人の男が誰だこれ状態で、中を見てみるとミッターマイヤーだというから驚いた。髪色の違うロイエンタールじゃないのかというぐらいの美形で、そもそも髪が蜂蜜色をしていない。ミッターマイヤーは銀英伝を締めくくる人物であるからして、重要なキャラには違いないが、少し役者が嘆美過ぎる。イケメンを否定するわけではないが、引き締まった体操選手のような、という原作の記述もあるわけだし、体育会系の起用をしても良かったのではないか。もっとも、役者の詳細はなにも知らないから、意外に運動とか得意かも知れないけどさ。
しかし、後輩女子が銀英伝を読んでいる姿は素直に感心してしまった。ただの腐女子かと思っていたが、考えてみれば銀英伝はアニメが展開した頃も女性に人気だったからね。同人誌とかも、ジャンル的には女性向けばかりだったし。今の若い世代はラノベしか読まないというか、私の同期も比較的そういう傾向が強かったから、そういった物書きが田中芳樹に触れるというのは、色々な意味で良い刺激になるんじゃないかな。私はラノベも読むけどSFをメインにしてたから、同期たちからはかなり異端視されてたんだけど、結局連中で大成した奴はいないし、現状誰も残っていないのだから、彼等の言っていたラノベ至上主義が正しかったとは思えない。今時SFなんて、という言葉は確かに全否定しないけど、夏への扉も読んだことないような奴に言われたくなかったな。うん、古い話です。
最後は愚痴っぽくなってしまったけど、体調不良ながら結構楽しい1日でした。恩師にも会って、仕事上の悩みを聞いて貰ったりね。仕事も本当にどうなるのか、私は私のやるべきことをするだけだ、なんて言っても内部から崩壊しそうな勢いであるし、離脱の準備はしておく必要があるかも知れない。特別、辞めたいというわけじゃないけど、現状どうみても泥船から泥を掻き出す作業しかしていないような気がするし、舵取りをしている人たちに見通しがないような気もするから。自分のやりたいことだってあるし、このまま泥船と一緒に沈むのはちょっとね。例え持ち直して安定したのだとしても、今の形のまま終わるのはごめんだ。
私自身、将来の展望があるわけじゃないけど、とりあえず次へと繋ぐためにも原稿を仕上げてしまわなければ。今年はもう時間ないけど、来年の初めに仕掛けることが出来れば……タイムリミット近いが、諦めるわけにはいかない。
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