自己を律し、堕落する
2011年1月22日 アニメ・マンガ体調不良を引きずっていたこともあり、今日は一日家でのんびりしていました。先日から溜め込んでいたテキストファイルの整理を始めていて、まあ、フォルダの中には昔書いたプロットとか、書きかけで放棄した作品なんかがゴロゴロしているわけですよ。ボケーッと過ごすのもあれだからと、整理の続きも行ったんですが……たまに書いた覚えのない奴とか出て来たり、書いたはずなのに見当たらなかったりするもんだから、数が多いのも考えものです。まあ、そのおかげで二次創作ならハル×穹の書きかけとか、オリジナルなら使えそうなプロットを2つほど発見できたりと、成果はあったんですけどね。
私は小説的なものを書く際、ほとんどの場合はガチガチにプロットを組んでからはじめます。プロットがなければなにも書けないというわけじゃないんですけど、中編以上の場合はないと必ず詰まるから。なので、基本的にはなにを書くにしてもプロット制作から取り掛かるのが私のスタイルであり、これは別に珍しいことでもないと思う。身内みたいなネット専門の物書きは文章創作術が分からないから、プロットの組み立て方というものが理解出来ないんだそうだけど、それを集中的に修行していた身としては、前段階としてのプロットがないのは割と不安な気分になるんですよ。ライター的な仕事ならまだしも、小説となるとね。
プロットというのはプロからすれば企画書みたいなもんだから、それを持って自分が今書きたいものを編集者に提示し、出版社を納得させなければいけない。専業作家の中にはコンセプトから研究資料まで提出して、その話が売れるであろう理由や可能性を具体的に示す人もいますけど、私はプロじゃないので作品の中身だけをしっかり書くタイプです。まず簡易的な流れを書いたものをサラサラと書いて、それを数ヵ月間寝かせた後に清書用のガチガチとしたものを組み立てていく。私が今回発掘したのは、どちらかと言えばサラサラしたタイプのものですね。こんな話を書きたいと思ったときと、実際にそれが書けるときというのは違うと私は考えているから、まあ、酒じゃないですけど書き頃になるまで寝かせるんですよ。
そんなわけで今はオリジナルのプロットをチラホラと書いてます。程良く熟しているので、そろそろ書けると思うんだけど、私にしては暗い話かも知れない。久しぶりのSFとはいえ、所謂スペースオペラの類ではなく……早川文庫でいうなら、リアル・フィクションって奴ですかね? 別に小難しい話を書くつもりはないし、リアル・フィクションがイコールで薄暗い話ってことじゃないんだろうけど、イメージ的に明るくはないでしょ? 私はハッピーエンド至上主義者だから、不幸な結末とかそういうのが大嫌いなんだけど、今回ばっかりはどう転ぶか分からない。誰かが幸せになる話ってのは、結局のところ違う誰かが不幸になることで、皆が幸せになる話なんてのはなかなかないものなんですよ。大団円なんてのは、所詮主人公とその周りだけがハッピーになることだからね。新ビックリマンの最終回みたいな、ああいうのは例外にしても。
だから今回は、敢えて誰かが悲しむ話しを書いてみようかと思う。むしろ、それが悲しみや同情に価するものなのかというのを試したいというか……私も酷いこと考えているな。一人のキャラを犠牲にして、それが人々の感傷に響くものかどうかを実験しようとしているのだから。本当に酷い奴だね、私って。正直、冒険的というよりは挑戦的な内容なんだけど、ネタの鮮度的に考えると、今書かないと後は腐るだけなんですよ。本当は去年のうちに書くべきだったんだけど、思いついたのが去年だったから自分の中でまだ熟してなくて。とりあえず、プロットが組みあがった時点で悲恋堂の店主にでも読ませるか。奴曰く、「あなたの作品はプロットの時点で『あぁ、読んだ、読んだ』という気分になるから、実のところあなたもそれだけで満足しているじゃないですか?」とのことだけど、確かにまあプロット書き上げた時点でやり遂げた感があるのは事実。まだなにも始まってないのにね。
なんだって書く前の作品について日記を書いたのかといえば、まあ、日記だからいいんじゃないかという思いと、書き始めるに当たっての心構えみたいなものかな。今年はなんとしても書き上げたい作品が2つあるので、まあ、二次創作の方もありますけど、そっちをメインでやっていきたいかなと。テンションを保っていられるうちにね。文章を書くだけが楽しみじゃないにせよ、それぐらいしかすることもないんだから、頑張っていかなくては。
私は小説的なものを書く際、ほとんどの場合はガチガチにプロットを組んでからはじめます。プロットがなければなにも書けないというわけじゃないんですけど、中編以上の場合はないと必ず詰まるから。なので、基本的にはなにを書くにしてもプロット制作から取り掛かるのが私のスタイルであり、これは別に珍しいことでもないと思う。身内みたいなネット専門の物書きは文章創作術が分からないから、プロットの組み立て方というものが理解出来ないんだそうだけど、それを集中的に修行していた身としては、前段階としてのプロットがないのは割と不安な気分になるんですよ。ライター的な仕事ならまだしも、小説となるとね。
プロットというのはプロからすれば企画書みたいなもんだから、それを持って自分が今書きたいものを編集者に提示し、出版社を納得させなければいけない。専業作家の中にはコンセプトから研究資料まで提出して、その話が売れるであろう理由や可能性を具体的に示す人もいますけど、私はプロじゃないので作品の中身だけをしっかり書くタイプです。まず簡易的な流れを書いたものをサラサラと書いて、それを数ヵ月間寝かせた後に清書用のガチガチとしたものを組み立てていく。私が今回発掘したのは、どちらかと言えばサラサラしたタイプのものですね。こんな話を書きたいと思ったときと、実際にそれが書けるときというのは違うと私は考えているから、まあ、酒じゃないですけど書き頃になるまで寝かせるんですよ。
そんなわけで今はオリジナルのプロットをチラホラと書いてます。程良く熟しているので、そろそろ書けると思うんだけど、私にしては暗い話かも知れない。久しぶりのSFとはいえ、所謂スペースオペラの類ではなく……早川文庫でいうなら、リアル・フィクションって奴ですかね? 別に小難しい話を書くつもりはないし、リアル・フィクションがイコールで薄暗い話ってことじゃないんだろうけど、イメージ的に明るくはないでしょ? 私はハッピーエンド至上主義者だから、不幸な結末とかそういうのが大嫌いなんだけど、今回ばっかりはどう転ぶか分からない。誰かが幸せになる話ってのは、結局のところ違う誰かが不幸になることで、皆が幸せになる話なんてのはなかなかないものなんですよ。大団円なんてのは、所詮主人公とその周りだけがハッピーになることだからね。新ビックリマンの最終回みたいな、ああいうのは例外にしても。
だから今回は、敢えて誰かが悲しむ話しを書いてみようかと思う。むしろ、それが悲しみや同情に価するものなのかというのを試したいというか……私も酷いこと考えているな。一人のキャラを犠牲にして、それが人々の感傷に響くものかどうかを実験しようとしているのだから。本当に酷い奴だね、私って。正直、冒険的というよりは挑戦的な内容なんだけど、ネタの鮮度的に考えると、今書かないと後は腐るだけなんですよ。本当は去年のうちに書くべきだったんだけど、思いついたのが去年だったから自分の中でまだ熟してなくて。とりあえず、プロットが組みあがった時点で悲恋堂の店主にでも読ませるか。奴曰く、「あなたの作品はプロットの時点で『あぁ、読んだ、読んだ』という気分になるから、実のところあなたもそれだけで満足しているじゃないですか?」とのことだけど、確かにまあプロット書き上げた時点でやり遂げた感があるのは事実。まだなにも始まってないのにね。
なんだって書く前の作品について日記を書いたのかといえば、まあ、日記だからいいんじゃないかという思いと、書き始めるに当たっての心構えみたいなものかな。今年はなんとしても書き上げたい作品が2つあるので、まあ、二次創作の方もありますけど、そっちをメインでやっていきたいかなと。テンションを保っていられるうちにね。文章を書くだけが楽しみじゃないにせよ、それぐらいしかすることもないんだから、頑張っていかなくては。
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