刺激されるのは原動力か
2011年1月27日 アニメ・マンガ
復刊ドットコムで、ロックマンメガミックス&ギガミックスBOXセットというのの予約をやっていて、実は買っていなかった私はいい機会だと思って注文しました。まあ、既存のコミックスを書き下ろしの紙箱に入れただけの商品なんですけど、有賀ロックマンは好きだし、私に与えた影響は岩本版と同じく大きいですからね。金のない時期だったので振込ではなく着払いにしたけど、考えて見れば届く頃も金がなかったという事実。まあ、なんとか支払いを済ませて受け取りましたけど、箱そのものにバーコードが記載されていたり、割と商品感覚の強いものでした。
改めてメガミックスを読んでみて、その内容の濃さや物語としての質、そして作品としての深みにどっぷりと浸かってしまった。ロックマンというのはゲームとしてはともかく、物語的にはある種単純なところがあって、それをここまで膨らませたのは本当にすごいよ。もっとも、有賀に言わせればロックマンというシリーズそのものが壮大なものを感じているんだろうけど、あくまで子供向けのゲームだし、Xやゼロほどシナリオ面を重視はしてないじゃないですか? 中身がないのではなく、簡素や簡易、そうした表面にある物語や世界観を広げて膨らませて、どこか殺伐とした、悲壮感漂う作風を成立させたのは有賀ならではの技でしょう。
私はなんといっても史上最強の敵が好きですけど、復活の死神なんかもアフターストーリーとして優れていると思うし、昔ながらのSF的テーマを違和感なく作品に組み込んでいる。特に新装版は復活の死神から史上最強の敵までの流れが見事だね。コサックナンバーズのコピーに対する心境は、彼らだからこそじゃないだろうか。ワイリーナンバーズは勿論、ライトナンバーズにとってもコピーはコピーでしかなかったわけで。スカルの一件を経験した彼らこそが、少なからずコピーのことを理解することが出来た。行いや考えを認めることは出来なくても、それが存在をそのものを認めない理由にはならない。ロック自身、コピーはやり方を間違えただけだと言ってましたし。そして、それはおそらくスカルも同じだったはず。でも、彼らを成功者だとか失敗者だとか、極端な言葉で表現はしたくないよね。生き様を一言で表すことは可能なんだろうけど、一言で済ませることが出来ないからこそ、こうしていくつもの物語が出来ているわけだしさ。
なんかメガミックスを読んだら、無性にロクゼロを書きたくなってきた。私もまだ書き残したのがあるというか、先日くろのとくろえのくろのさんが私の個人誌であるロクゼロクロスに使った画像等をまとめたものをくれたんだけど、あれだけはきちんと完結させたいかなぁと。プロットや構想自体はあるものの、今までで一番長くなりそうだから、なかなか書き始める機会がなくて。
今年はすることも多いし、二次創作に掛けられる時間というものが本当に少ない。ちょっとしたSSじみたものを書く時間さえないというのだから、相当だよね。日記も貯まる一方ですし。まあ、単に私の要領が悪いだけなんだろうけど、何かしら手を打たないと面倒なことになりそうですね。ロクゼロも一応今年再開を考えているし、春は無理でも夏頃に時間が取れたら、なんて思ったりもしてるし。思っているだけで、全然見通しは立ってないんだけどさ。ジャンルとしての鮮度は、まだ持つとは思うんだけど……同人作品としては既に過去のものになっているよね。なんていうか、くろのさんがまとめた画像をくれた際にしみじみ感じたんだけど、実に3年は前の作品じゃないですか。そう考えると、完結編にしろ早めに書かないと忘れ去られちゃうからね。でなくても、クロスジャンルは廃れる一方なのだから。完全な趣味で書いている作品ならともかく、少なからず読者がいた作品だし、それが読まれなくなるというのは悲しいことだよ。
けど、いっそ連載という形より同人誌として一気に作ったほうがいいのかなぁと思っていたりもする。連載する時間がないんだろうね、今の私には。仮に同人誌化するとしたら、おそらく逆襲の比ではない文量になると思うから、それはそれで上中下に分けたりと面倒なんだけど。
実は時間がくて、まだギガミックスの方を読んでないんだよね。ロックマン8が舞台というわけでもなさそうだし、どんな話なのやら。個人的に好きだったロックマン7がレースのほうで一纏めにされてしまったのが少し残念だったかな。そういや、BOXが届いたのは良いんだけど、本の背表紙が傷ついてたり、メガミックスの1巻が思いっきり日焼けで黄ばんでいたりするんだけど、私は新品を買ったんだよね? これで抗議したり、好感を要求するのは、心が狭いんだろうか……でも、これ日焼けの黄ばみってわけでもなさそうなんだよな。週明けに対応を考えてみるか。
改めてメガミックスを読んでみて、その内容の濃さや物語としての質、そして作品としての深みにどっぷりと浸かってしまった。ロックマンというのはゲームとしてはともかく、物語的にはある種単純なところがあって、それをここまで膨らませたのは本当にすごいよ。もっとも、有賀に言わせればロックマンというシリーズそのものが壮大なものを感じているんだろうけど、あくまで子供向けのゲームだし、Xやゼロほどシナリオ面を重視はしてないじゃないですか? 中身がないのではなく、簡素や簡易、そうした表面にある物語や世界観を広げて膨らませて、どこか殺伐とした、悲壮感漂う作風を成立させたのは有賀ならではの技でしょう。
私はなんといっても史上最強の敵が好きですけど、復活の死神なんかもアフターストーリーとして優れていると思うし、昔ながらのSF的テーマを違和感なく作品に組み込んでいる。特に新装版は復活の死神から史上最強の敵までの流れが見事だね。コサックナンバーズのコピーに対する心境は、彼らだからこそじゃないだろうか。ワイリーナンバーズは勿論、ライトナンバーズにとってもコピーはコピーでしかなかったわけで。スカルの一件を経験した彼らこそが、少なからずコピーのことを理解することが出来た。行いや考えを認めることは出来なくても、それが存在をそのものを認めない理由にはならない。ロック自身、コピーはやり方を間違えただけだと言ってましたし。そして、それはおそらくスカルも同じだったはず。でも、彼らを成功者だとか失敗者だとか、極端な言葉で表現はしたくないよね。生き様を一言で表すことは可能なんだろうけど、一言で済ませることが出来ないからこそ、こうしていくつもの物語が出来ているわけだしさ。
なんかメガミックスを読んだら、無性にロクゼロを書きたくなってきた。私もまだ書き残したのがあるというか、先日くろのとくろえのくろのさんが私の個人誌であるロクゼロクロスに使った画像等をまとめたものをくれたんだけど、あれだけはきちんと完結させたいかなぁと。プロットや構想自体はあるものの、今までで一番長くなりそうだから、なかなか書き始める機会がなくて。
今年はすることも多いし、二次創作に掛けられる時間というものが本当に少ない。ちょっとしたSSじみたものを書く時間さえないというのだから、相当だよね。日記も貯まる一方ですし。まあ、単に私の要領が悪いだけなんだろうけど、何かしら手を打たないと面倒なことになりそうですね。ロクゼロも一応今年再開を考えているし、春は無理でも夏頃に時間が取れたら、なんて思ったりもしてるし。思っているだけで、全然見通しは立ってないんだけどさ。ジャンルとしての鮮度は、まだ持つとは思うんだけど……同人作品としては既に過去のものになっているよね。なんていうか、くろのさんがまとめた画像をくれた際にしみじみ感じたんだけど、実に3年は前の作品じゃないですか。そう考えると、完結編にしろ早めに書かないと忘れ去られちゃうからね。でなくても、クロスジャンルは廃れる一方なのだから。完全な趣味で書いている作品ならともかく、少なからず読者がいた作品だし、それが読まれなくなるというのは悲しいことだよ。
けど、いっそ連載という形より同人誌として一気に作ったほうがいいのかなぁと思っていたりもする。連載する時間がないんだろうね、今の私には。仮に同人誌化するとしたら、おそらく逆襲の比ではない文量になると思うから、それはそれで上中下に分けたりと面倒なんだけど。
実は時間がくて、まだギガミックスの方を読んでないんだよね。ロックマン8が舞台というわけでもなさそうだし、どんな話なのやら。個人的に好きだったロックマン7がレースのほうで一纏めにされてしまったのが少し残念だったかな。そういや、BOXが届いたのは良いんだけど、本の背表紙が傷ついてたり、メガミックスの1巻が思いっきり日焼けで黄ばんでいたりするんだけど、私は新品を買ったんだよね? これで抗議したり、好感を要求するのは、心が狭いんだろうか……でも、これ日焼けの黄ばみってわけでもなさそうなんだよな。週明けに対応を考えてみるか。
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