とらのあなが同人誌の委託基準を底上げするみたいな話を耳にしたんだけど、調べてみるとかなり規約を変えてきましたね。併売に関するデメリットを付加したのも唖然とするけど、今まであったサービスの大半がなくなるというのだから驚きだ。私のサークルも、とらのあなに本を卸していますから、他人事ではありません。まあ、最近は委託販売も随分とご無沙汰ではありますけど。店舗ないし通販で同人誌を買うだけの人には関係ないだろうから、あくまでサークル間の問題になります。
まあ、既に情報自体はサークルに知れ渡っていると思うから、私が詳しく書くことでもないんでしょうけど、詳細は以下のページに載っています。
URL:http://www.toranoana.jp/2999/20110216_toriatukai.pdf
業界初の試みとか言って色々書いてありますけど、基本的には「うちに専売しないところは掛率を下げる」といっているだけです。とらのあなのライバルといえばメロンブックスですけど、とらは昨年ここと揉めましたから、それに関しての対抗処置というのも考えられる。このページには書いてないけど、とらのあなが送りつけてきた「委託契約手引き書」にはもう少し詳しく書いてあるので、皆さん確認してみてください。フリーマガジンの無料送付廃止は、まあ、郵送費も掛かるんだろし仕方ないと思えるけど、売上連絡状の発行を停止までしてくるとは思いませんでしたよ。自分とこの本がどれぐれらい売れたのかとか、そんな最低限のことすら教えてもらえないとは。もちろん、問い合わせれば分かることではあるんでしょうが、他にも作品画像やサンプルは自分で用意しろとか、それでいて用意させた宣材はとらが自由に使っていいとか、どこまでとらのあなに都合がいいんだよって感じですね。
既に離脱を考え始めている人もいるみたいで、私の知り合いにも少なくないんだけど、最近とらのあなでいい話を聞いたことがない。なにか揉め事だったり、今回みたいな誰のためにもならないような規約変更だったりと、ろくなことがありません。どう考えても人件費削減を狙っての処置も見受けられますし、そんなにとらのあなってやばいんですかね? 前々から、そろそろ潰れるみたいなことは言われてましたけど。
ここ最近の私は委託するほどの同人誌は作っていないし、以前に委託したものはほとんど完売してしまったので関係ないといえばないんですけど……一度、めろんちゃんに振られたことがあるので、今後なにか委託するときはちょっと迷いますよね。懲りずにめろんちゃんにアタックしたいけど、あそこは狭き門だから。とらは来る者拒まずという印象があったんだけど、それも今日限りって感じですね。どれだけのサークルがめろんや他の店にくら替えするのかは分からないけど、一体全体とらはなにを思ってこんな規約改定を行ったんだか。単なる諸経費削減にしても、やり過ぎじゃなかろうか。
私は基本的に趣味同人の人だから、仮に委託をするにしても来年とかになりそうなので、しばらくは様子見ですかね。私みたいな小説サークルというか、小説本というのはそもそも委託に向いていませんから、めろんちゃんも慎重なんでしょう。赤き閃光の英雄レベルで断れたんだから、ヨスガ本なんかじゃ検討してもらえるかも分からないよ。こんなこと言ってはなんだけど、書店側ってB5未満の本は同人誌と思ってなさそうな気がするんだよね。文庫や新書はまだいいとしても、A5とかB6なんて端からお断りみたいな風潮があるじゃないですか? そういうのを踏まえて考えると、やっぱり小説本ってのは委託に不向きなんでしょうね。よく、ヨスガ本の委託しますかとか訊かれるんだけど、こちらにその気があっても、書店が置いてくれないことには始まりませんからね。DL販売ならまだしも可能性はあるんでしょうけど、書店委託ともなればちょっと難しいと思います。
まあ、とらのあなが潰れたところで私は痛くも痒くもないし、とりあえずヨスガのBDさえ出来ってしまえば、いつ倒産しても構わないって感じでもあるんだけど、世の中にはパワーバランスってのがありますからね。私はめろんちゃんの信奉者だけど、大手同人ショップがめろんちゃんだけになるのは、あまり良い状態ではないと思う。今回の件にしても、鞍替えしようとしても、めろんちゃんが受け入れてくれるとは限らないという現実がありますからね。とらのあなはそれを見越して、多少の無茶を仕掛けてきたのかも知れないけど……同人業界、今年もまた一波乱ありそうですね。私は本流とは別のところにいるので巻き込まれないかも知れないけど、同人活動を行うものとして注意だけはしておかなくては。
まあ、既に情報自体はサークルに知れ渡っていると思うから、私が詳しく書くことでもないんでしょうけど、詳細は以下のページに載っています。
URL:http://www.toranoana.jp/2999/20110216_toriatukai.pdf
業界初の試みとか言って色々書いてありますけど、基本的には「うちに専売しないところは掛率を下げる」といっているだけです。とらのあなのライバルといえばメロンブックスですけど、とらは昨年ここと揉めましたから、それに関しての対抗処置というのも考えられる。このページには書いてないけど、とらのあなが送りつけてきた「委託契約手引き書」にはもう少し詳しく書いてあるので、皆さん確認してみてください。フリーマガジンの無料送付廃止は、まあ、郵送費も掛かるんだろし仕方ないと思えるけど、売上連絡状の発行を停止までしてくるとは思いませんでしたよ。自分とこの本がどれぐれらい売れたのかとか、そんな最低限のことすら教えてもらえないとは。もちろん、問い合わせれば分かることではあるんでしょうが、他にも作品画像やサンプルは自分で用意しろとか、それでいて用意させた宣材はとらが自由に使っていいとか、どこまでとらのあなに都合がいいんだよって感じですね。
既に離脱を考え始めている人もいるみたいで、私の知り合いにも少なくないんだけど、最近とらのあなでいい話を聞いたことがない。なにか揉め事だったり、今回みたいな誰のためにもならないような規約変更だったりと、ろくなことがありません。どう考えても人件費削減を狙っての処置も見受けられますし、そんなにとらのあなってやばいんですかね? 前々から、そろそろ潰れるみたいなことは言われてましたけど。
ここ最近の私は委託するほどの同人誌は作っていないし、以前に委託したものはほとんど完売してしまったので関係ないといえばないんですけど……一度、めろんちゃんに振られたことがあるので、今後なにか委託するときはちょっと迷いますよね。懲りずにめろんちゃんにアタックしたいけど、あそこは狭き門だから。とらは来る者拒まずという印象があったんだけど、それも今日限りって感じですね。どれだけのサークルがめろんや他の店にくら替えするのかは分からないけど、一体全体とらはなにを思ってこんな規約改定を行ったんだか。単なる諸経費削減にしても、やり過ぎじゃなかろうか。
私は基本的に趣味同人の人だから、仮に委託をするにしても来年とかになりそうなので、しばらくは様子見ですかね。私みたいな小説サークルというか、小説本というのはそもそも委託に向いていませんから、めろんちゃんも慎重なんでしょう。赤き閃光の英雄レベルで断れたんだから、ヨスガ本なんかじゃ検討してもらえるかも分からないよ。こんなこと言ってはなんだけど、書店側ってB5未満の本は同人誌と思ってなさそうな気がするんだよね。文庫や新書はまだいいとしても、A5とかB6なんて端からお断りみたいな風潮があるじゃないですか? そういうのを踏まえて考えると、やっぱり小説本ってのは委託に不向きなんでしょうね。よく、ヨスガ本の委託しますかとか訊かれるんだけど、こちらにその気があっても、書店が置いてくれないことには始まりませんからね。DL販売ならまだしも可能性はあるんでしょうけど、書店委託ともなればちょっと難しいと思います。
まあ、とらのあなが潰れたところで私は痛くも痒くもないし、とりあえずヨスガのBDさえ出来ってしまえば、いつ倒産しても構わないって感じでもあるんだけど、世の中にはパワーバランスってのがありますからね。私はめろんちゃんの信奉者だけど、大手同人ショップがめろんちゃんだけになるのは、あまり良い状態ではないと思う。今回の件にしても、鞍替えしようとしても、めろんちゃんが受け入れてくれるとは限らないという現実がありますからね。とらのあなはそれを見越して、多少の無茶を仕掛けてきたのかも知れないけど……同人業界、今年もまた一波乱ありそうですね。私は本流とは別のところにいるので巻き込まれないかも知れないけど、同人活動を行うものとして注意だけはしておかなくては。
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