先日、スカパー!の業社が来るのに備えて部屋の掃除をしました。まあ、私も多くのオタクの例に漏れず部屋がそれなりに取っ散らかっている方なんですが、全部片付けるのに大体半日程度掛かってしまった。別にオタク的なものとかグッズを隠したかったわけじゃなくて、単純に足の踏み場もない部屋をどうにかしたかっただけなんだけど、いざ片付けを始めてみると、自分が如何に掃除下手かを痛感してしまいますね。今までは物持ちが良いとか言って自分をごまかしてきましたけど、本当のところは物を捨てられないだけなんだと思います。

私の自室は四畳半と比較的狭い方であり、そこに本棚だエロゲ入れだと置いてますから、足の踏み場という意味では元々多いわけではありません。寝台、つまりベットを天井にまで届きそうな高いものにしているおかげで、スペースはそれなりに確保できているんですが、それでも手狭であることには変わりがない。なにせ所有しているものが基本的に本とエロゲですから、増えることはあっても減ることはないんですよね。エロゲはともかく、私は本を売ったりすることは滅多にしませんし、エロゲにしたってよっぽどろくでもない作品でない限りは、パッケージで保存しておくのを常としています。
なので、捨てるとなればそれ以外、例えばコミケで買ってきたグッズとか、イベント・ショップ等で手に入れたチラシ類なんかになるんですが……これまた凄い量がありましてね。コミケで買うようなグッズといえば、大抵大きな紙袋に入ったセットが多いんですけど、私はこの紙袋をそのまま放置しているもんだから、場所を取って仕方がない。最近じゃ同人界隈でも付くことが多いですけど、ああいうのって袋自体が描き下ろしのグッズだったりしますから、なかなか捨て難いんですよ。エロゲのグッズなんてどれもこれも使い道のないものばかりですけど、紙袋に関しては使い捨てることすら出来ない、非常に厄介なグッズと言えるでしょう。
とはいえ、大袋を残したままでは片付くものも片付きません。私はHOOK、Sphere、minori、オーガストを除いたエロゲ紙袋の処分と、一部同人系の紙袋の処分をすることにしました。前者に関しては描き下ろしといっても後日、ビジュアルブックやら画集やらに収録される可能性が高いので、コレクション的な意味で残しておきたいもの以外は捨てることもできたんですが、後者に関してはちょっと複雑で。なにせ同人はほとんどがパロディ、つまりは二次創作が基本ですから、そういったものの紙袋やらが後日になって再掲載されるってことはまずないんですよ。よっぽどの大手ならまだしも、いや、大手にしたところで同人関係はその場限りって雰囲気が強いですからね。

チラシ類はよほど重要なものでない限り、例えば前述のHOOKとかSphereは個人的に好きなブランドですから保存しておきたいですし、後は資料的価値のあるものなどを中心に残しました。もっとも、私の所有する紙束の中には制作が発表されチラシまで配布されたのに発売しなかったエロゲとか、鳴り物入りでデビューしたくせにその1作のみで解散したブランドのチラシなんかが大変多いので、そういうのをどうするかも結構悩みましたけどね。後、もう一つ多かったのは冊子類。エロゲもそうですけど、特に多いのがゲーマーズが無料配布しているフロムゲーマーズで、これは創刊号から全部持ってるんじゃないかな。数えてないから分からないけど、今や横浜店が一番歴史ある店舗になってしまいましたからね。年々対応が悪くなり、融通の利かない店になってますけど、未だに利用しています。
と、そんなことはどうでもいいとして、そういった冊子類を捨てるか否かで考えこみました。無料配布物ですから結構重複しているものが多く、それを処分する分にはぜんぜん問題がないんですけど、なにせフロゲーだけで200部以上あるわけですからね。最近じゃ判型も違いますし、割と迷走を続けている冊子なので、今後どうなるかも分からない。一応、入れ物を作って残しておきましたけど、余程ことがないと処分対象になるかと思います。

本を捨てないというのは私の基本姿勢ですが、例外的に雑誌はある程度処分しようかと思っています。雑誌こそ後で集め直すのが困難なものですが、そんなことをいい続けていたら、いつまで経っても片付かないのでね。手始めに、私が買っていた時期の声優グランプリ何百冊かあるんですけど、こいつを捨てちまおうかと。知り合いからもらった分や、ボイスアニメージュなどの雑誌も含めると相当数あるんですが、今更売れるようなものでもないし、引き取り手もいないだろうからね。ちり紙交換にでも出してしまいましょう。
まあ、頑張ったおかげで見違えるほど綺麗になった私の部屋ですけど、元々の広さを考えるといい加減限界かも知れませんね。引っ越す予定は当分無いので、なにか新しい手段を考えたいと思います。そんなものがあれば、なんですけど。

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