MLW式~2011年を振り返ってみれば~ 俺たちに翼はない編
2011年12月23日 アニメ・マンガ コメント (1)
年忘れ企画再開ということで、今日は俺たちに翼はないです。私、基本的に西又葵先生の絵が苦手なんですけど、何故かアニメ化すると非常に相性がよくて、以前はらぶドルのアニメにハマっていた記憶があります。なんというか、アニメのキャラデザだと途端に可愛くなるよね。エロゲアニメにしては珍しく、非常にしっかりと作られており、勿論複雑な原作をすべて再現することは出来ないまでも、それ故に丁寧な作りだったといいますか。同時期には色々な作品がやってましたけど、私はこれともう一つを食い入る様に観ていましたね。来週が待ち遠しいアニメというのも久しぶりだったし、エロゲアニメでは多分初めてでしょう。
俺たちに翼はないは、一言で言うなら多重人格者が主人公のエロゲです。それぞれの主人公にデザインこそ存在していますが、エロゲ故に実際の立ち絵が映るわけでもないので、それをトリックに序盤はカラクリを隠すわけです。けれど、アニメは主人公が映像として登場し、動かなければいけないわけだから、エロゲと違ってユーザーの視点であるが故の不可視という手法は使えない。では、どうするのか? 話は簡単、本当の姿をひた隠しにしたまま、主人公達が意識する自らの姿をそのまま映しだしたのです。実際ヒロインやその他の登場人物に対してどう映っているかなど問題ない、まったく凄い解決法もあったものですよ。まあ、そうでもしないとお話が成立しないんだけどさ。
メインとなる主人公は3人、正確には一人の人間なんですが、ここでは敢えて3人と表現しましょう。それぞれ羽田鷹志、千歳鷲介、成田隼人と見た目も個性も全然違いますが、相対するヒロインもまた全くタイプが異なります。この内の誰が好きかは個人の好みで別れると思いますし、あるいは第4の主人公である伊丹伽楼羅のことが大好きだという人もいるでしょう。私は基本的この作品で嫌いな奴は、少なくともアニメに出たキャラではいませんけど、好きなキャラを強いてあげるなら、やはり成田隼人と鳳鳴のペアでしょうか? 放送時、あるいはBD買ったときにも同じようなことを言ったと思いますけど、私は基本的に青年×少女と、おっさん×幼女が好きなもんでね。
アニメ版はシリーズ監修と原作のライターである王雀孫が参加し、尚且つ脚本を担当した回まであるので、基本的には原作の良さが損なわれず、可能な限りの再現が行われています。話数が12話と短いので、最後はやや駆け足だったけど、それでも上手くまとめてはいるでしょう。俺翼の原作を作っているNavelは、過去にSHUFFLE!という作品のアニメ化で大失敗をやらかした経緯がありますから、それ以来アニメ化というものには慎重、もしくは積極的に関わるようになっているので、ある程度のクオリティには最初から期待できるんですね。まあ、元がそれほどヒットしたエロゲでもなかったから、世間的にはあからさまなサービスシーン以外ではあまり話題にはなりませんでしたが……結構、面白いと思うよ?
最終的に誰が勝ったとか、そういうのに気を遣わなくてもいいイラストになったし、ヒロインたちは小鳩を除いてちょっと可哀想だったかもしれないけど、これもよく考えたらちょっとしたカラクリがあるし。つまりですね、視聴者は最後に登場した第5の主人公、羽田ヨージの容姿を初めて見るわけですから、その点に関して違和感があるのは当然なんだけど、ヒロインたちはそうでもないという。これは7話の伊丹伽楼羅編を観ていれば分かりますけど、彼が街中で暴れている最中、ほとんどのヒロインが彼を見かけ、その際自分に対する主人公であると勘違いをしているです。このことから、外見に関してはどのヒロインも同じ者を観ているということが分かり、彼女らが違和感を覚えることは、少なくとも見た目ではないんですよ。だからこそ、ある程度は気軽に接することも可能なわけで。ラストがまんま1話の夢テレビパロディだったのには笑いましたけど。
私も最近は経済的に余裕があるからBDとかホイホイ買うようになりましたけど、俺翼はAT-Xの放送時でも規制が厳しかったこともあって、割りと楽しめる作品の一つですかね。まあ、私にとってエロはそれほど重要なものではないんだけど、俺翼は可愛いヒロインも多いですから。なんだろう、こういうネタ的なサービスシーンってのはやっぱりいいもんだよ。生々しくないし、それでいて萌え要素的なものもある。しかし……いや、最近の他のエロゲとかでも思うんだけど、なんか世間的なロリ需要が減少してるよねと、アリスがヒロインに昇格出来なかった事実を思いながら悶々と。一番可愛いと思うんだけどな。まあ、私は別にロリコンではないですが。
俺たちに翼はないは、一言で言うなら多重人格者が主人公のエロゲです。それぞれの主人公にデザインこそ存在していますが、エロゲ故に実際の立ち絵が映るわけでもないので、それをトリックに序盤はカラクリを隠すわけです。けれど、アニメは主人公が映像として登場し、動かなければいけないわけだから、エロゲと違ってユーザーの視点であるが故の不可視という手法は使えない。では、どうするのか? 話は簡単、本当の姿をひた隠しにしたまま、主人公達が意識する自らの姿をそのまま映しだしたのです。実際ヒロインやその他の登場人物に対してどう映っているかなど問題ない、まったく凄い解決法もあったものですよ。まあ、そうでもしないとお話が成立しないんだけどさ。
メインとなる主人公は3人、正確には一人の人間なんですが、ここでは敢えて3人と表現しましょう。それぞれ羽田鷹志、千歳鷲介、成田隼人と見た目も個性も全然違いますが、相対するヒロインもまた全くタイプが異なります。この内の誰が好きかは個人の好みで別れると思いますし、あるいは第4の主人公である伊丹伽楼羅のことが大好きだという人もいるでしょう。私は基本的この作品で嫌いな奴は、少なくともアニメに出たキャラではいませんけど、好きなキャラを強いてあげるなら、やはり成田隼人と鳳鳴のペアでしょうか? 放送時、あるいはBD買ったときにも同じようなことを言ったと思いますけど、私は基本的に青年×少女と、おっさん×幼女が好きなもんでね。
アニメ版はシリーズ監修と原作のライターである王雀孫が参加し、尚且つ脚本を担当した回まであるので、基本的には原作の良さが損なわれず、可能な限りの再現が行われています。話数が12話と短いので、最後はやや駆け足だったけど、それでも上手くまとめてはいるでしょう。俺翼の原作を作っているNavelは、過去にSHUFFLE!という作品のアニメ化で大失敗をやらかした経緯がありますから、それ以来アニメ化というものには慎重、もしくは積極的に関わるようになっているので、ある程度のクオリティには最初から期待できるんですね。まあ、元がそれほどヒットしたエロゲでもなかったから、世間的にはあからさまなサービスシーン以外ではあまり話題にはなりませんでしたが……結構、面白いと思うよ?
最終的に誰が勝ったとか、そういうのに気を遣わなくてもいいイラストになったし、ヒロインたちは小鳩を除いてちょっと可哀想だったかもしれないけど、これもよく考えたらちょっとしたカラクリがあるし。つまりですね、視聴者は最後に登場した第5の主人公、羽田ヨージの容姿を初めて見るわけですから、その点に関して違和感があるのは当然なんだけど、ヒロインたちはそうでもないという。これは7話の伊丹伽楼羅編を観ていれば分かりますけど、彼が街中で暴れている最中、ほとんどのヒロインが彼を見かけ、その際自分に対する主人公であると勘違いをしているです。このことから、外見に関してはどのヒロインも同じ者を観ているということが分かり、彼女らが違和感を覚えることは、少なくとも見た目ではないんですよ。だからこそ、ある程度は気軽に接することも可能なわけで。ラストがまんま1話の夢テレビパロディだったのには笑いましたけど。
私も最近は経済的に余裕があるからBDとかホイホイ買うようになりましたけど、俺翼はAT-Xの放送時でも規制が厳しかったこともあって、割りと楽しめる作品の一つですかね。まあ、私にとってエロはそれほど重要なものではないんだけど、俺翼は可愛いヒロインも多いですから。なんだろう、こういうネタ的なサービスシーンってのはやっぱりいいもんだよ。生々しくないし、それでいて萌え要素的なものもある。しかし……いや、最近の他のエロゲとかでも思うんだけど、なんか世間的なロリ需要が減少してるよねと、アリスがヒロインに昇格出来なかった事実を思いながら悶々と。一番可愛いと思うんだけどな。まあ、私は別にロリコンではないですが。
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