冬コミ2日目ですが、今回は初めて2日目にチケットで参加しました。余っているという方が譲ってくれるというので、ご好意に甘えて見ることに。2日目は「C」サークルを回る以外には、贔屓にしているサークルへの挨拶ぐらいしか用はなかったので、別に一般参加でも構わなかったのだけど、開場前の2日目というのがどういうものなのか、空気や雰囲気的な意味で興味ありまして。たまにはそういうのもアリかなと思い、のんびり目にビッグサイトへと向かいました。贔屓のサークルが参加していなければ、2日目自体行かないときもあるから、なんだか不思議な感覚ですね。

コミケの2日目というのは、1日目に比較しても女子率が高い日であり、例えば「C」は東館で女性向けのサークルとして配置されています。pixivを見れば分かりますけど、「C」は意外にも女性受けした作品であり、同人ジャンルとしては小規模ながら、色々な人がイラストをアップしているしています。コミケでは、2日目で7サークルぐらいかな? それぐらいの数のサークルが新刊を出していたけど、ほぼ全てが女性向けという塩梅。私が女性向けジャンルの本を買い漁るなんてことは滅多に無いんだけど、古くは螺旋とか魔ロキまで遡るんじゃなかろうか。間になんか合った気もするけど、今は思い出せないな。
まあ、「C」本はあるのを片っ端から買わせて頂きました。前述のとおり女性向けですから、BL、やおい、どんとこいという感じなんですけど、女性向けサークルというのはそこら辺に気を使うことが多くて、私も何回か「女性向けですけど、大丈夫ですか?」と聞かれたね。まあ、男性が買いに来ること自体少ないという見方もありますから、それだけに引く、もとい驚くこともあるというしね。私は全然気にしないし、「C」大好きだから問題ないのだけど。
後、男性向けと違って年齢確認を求めてくるところが多かったね。これも女性向けではよくあることなんだけど、相手が誰であろうと一律で身分証の提示を求めるという対応を取っているサークルも少なくないから、身分証持っていてよかったよ。大手はともかくとして、男性向けはそういう手間を嫌うからね。ここら辺の温度差を体感できるのも、2日目ならではだよね。3日目ではまずないもの。それが良いことなのか、悪いことなのかについては、18禁を滅多に取り扱わない私としては判断に迷うこともあるのですが……難しいよね、こういうのは。

ちなみに私の贔屓にしているサークルは西配置だったので、散々東館のことを書きましたけど、開場当初は西館にいました。もう10年以上のお付き合いになるサークルさんで、その人に影響されて私もサークル活動を始めた感があるので、参加されるイベントには、なるべく足を運ぶようにしているんですよね。私がコミケの2日目に行くかどうかは、このサークルが何日目に配置されるかに関わっているといっても過言ではないです。
ところで、そんな贔屓サークルの近くに配置されていた、こちらも結構長く行っているささ茶屋というサークルがあるんですけど、今回もまたここの配置で物議をかもしたみたいですね。私は毎回行ってるから並びましたけど、この冬コミで遂にシャッター前配置となっていました。人気サークルかどうかといわれれば、まあ、元から人気はそこそこあるんですけど、ここのが一般参加者に重要視されるのは、某最大手サークルの委託を行うことなんですよ。その最大手自体は3日目に参加なんだけど、新刊だけは慣例的にささ茶屋へ委託することが多くて、その理由はサークル主同士が姉妹だから。まあ、この業界ではよくある話なんですけど、問題は最大手の委託に参加者が群がるからシャッター前配置というのはどうなんだ、ということでね。昔はこっそり委託していただけなので、特に問題も起こらなかったんだけど、一回だけ最大手のほうが痛くしている事実を漏らしてしまったものだから、それ以来ね。人が増える一方で。
私が、ささ茶屋に行くのは委託がどうと言うよりは貴重なCCさくらサークルだからなんだけど、不満を言っている人の言い分も、まあ、分からなくはないよ。でもさ、最大手サークルの方だって昔から最大手だったわけじゃないし、5~6年ぐらい前には島中でRO本とか売っていたようなところなんだよ。それが大きくなったからって、ずっと続けてきた委託にあれこれ言うのは、おかしいんじゃないかな。他でもない姉妹サークルの話なのだし。なんか、心ない意見とかを見ていると微妙な気持ちになるよ。

2日目はこれといって特筆することはないから、この辺りで止めておくけど、そういや企業でましろ色の終了記念本を手に入れましたよ。設定資料集は数が少なかったのか、割りとあっさり売り切れたみたいだけど。それぐらいかな? 企業は。買い漏らしは結構合ったけど、致命的というほどじゃないし、欲しいものを全部買うと金額がとんでもないことになってしまうからね。3日目に予算を残しておきたい身としては、こんなものでしょう。

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