コミックマーケット81 奇跡を望むなら3日目
2011年12月31日 アニメ・マンガ冬コミもいよいよ3日目、今日はサークル参加です。コミケにサークル参加するのも、なんだかんだ言ってお馴染みぐらいの感覚になってきた気がする けど、今回は明け方からチケットを渡していた知人が「家のガス管が破裂したので行けない」とメールを寄越してきました。なんとまあ、もったいないオバケが出てきそうな話ですが、埋め合わせはすると謝 罪されたので年明けに美味しいものでも奢ってもらいましょう。まあ、私と売り子がいれば、もっと言えば売り子がいればスペースは回りますから、別にいいんですけどね。
夏は東館配置だったのに、冬は西館配置。でも、昨冬もやっぱり西配置だった気がするか、コミケごとに行ったりきたりしている感じがしますね。まあ、個人的にはやっぱり西より東のほうが馴染み深く、好きなホールといえるのかも知れないけど、自分がサークル参加することを考えると、西の和や かな雰囲気というのはいいものですね。忙しなさがないと言うか、今回のコミケは特にそれを実感することが多かった。私は8時半ぐらいまでにスペー スの準備を済ませると、そのまま東へ移動。今回は新刊も既刊も、部数がそんなにないですけど、西という配置を考えるとそんなに長く席も外してられないなと思いつつだったかな。
けどまあ、コズエノソラを必ず手にいれると誓った身としては、少なくともそれは果たさな いといけない。到着した東スペースでは、まだコズエノソラを出すサークルは準備していませんでしたが、準備が始まるとその人だかりが散らされるようになりました。ただ、私はスタッフの会話や雰囲気からサークルへの列が外で作らるっぽいことを悟って早々に移動。そんなに列らしい列というのは なかったけど、まあ、アニメ版ヨスガなんてこんなものかな。もっとも、まよチキ!本を目当てに並んでいる人もいるんだろうけどさ。私はかなりギリギリまで迷ったけど、まよチキ!に対する思い入れというのが特になかったから、結局コズエノソラだけ買うことに。 限定数2部までということでしたが、搬出用のダンボールには2000部と貼ってありましたから、なかなか強気な姿勢ですね。ヨスガとまよチキ!で、最高1000人の参加者を呼びこもうというのだから。まあ、完売したそうだから2限でも問題はなかったんでしょうが、私は4限とかそのあたりから始めるんじゃないか、と思っていたのでちょっと意外でした。
コズエノソラを意外なほどあっさりと手に入れた後は、良く行くサークルを中心に回って、これも拍子抜けするほどスムーズに進んだ。長い列に並ぶということが殆ど無くて、9割壁サークルだったことを考えると、そんな馬鹿なと思いますよね。まあ、中にはリストに加えつつも長蛇の列過ぎて回避したところもあるんですけど、それにしたって1,2サークルですから、如何に今回の冬コミが楽だったか分かるというものです。私は特別、ジャンル買いをしていませんから、島中を開拓するとかそういうことはしてないんだけど、今年の夏はそれに精を出していたのかな? 別にあのときの行動が間違っていたとは思いませんが、冬は「節約」をテーマに上げていたこともあって、徹底的に行くサークルを絞ったような気がする。
元々、私には悩みのようなものがあって、コミケのときに回るサークルがほぼ壁サークルか、もしくは島角サークルばかりなのはどうなのだろうみたいなことを、最近はよく考えていたんですよ。夏に島中巡りをしたのもそれが理由で、まあ、結果としていいサークルにも出会えたから無駄ではなかったんだけど、それもそれで微妙な感じがしてさ。これは2日目の日記でも書いたことだけど、私の行くサークルは確かに壁サークル、所謂大手だけど、最初から壁だったわけでもないし、ピコや中堅だった時代も普通にあるんですよ。逆に、どことはいいませんが、かつては壁やシャッター前だったのが、今じゃ島中サークルになっているところだってあるわけですから、こういうったことに関しては、少し考え過ぎだったのかなと思わなくもない。まあ、自分のケチな部分に対する言い訳なのかも知れませんが。
スペースに戻ったのは12時になる前と、これも例年に比べるとかなり速かったのですが、戻った時点で新刊及び既刊は完売間近で、残り数冊、片手の指でも足りてしまう程度になっていました。極端に冊数を絞っていた、というのも勿論あるのでしょうけど、西館にも関わらず、午前中に来てくれた人が結構多かったらしい。
残り数冊ならと、私は売り子にその場を任せて西館巡り。ギャルゲジャンルが西館配置となったことで、こっちにも結構贔屓のサークルが沢山いましてね。久方ぶりに参加したイヅミヤは新刊なしのペーパーのみでしたが、流石にもう配布終了していたので見本用においてあったものを確認。後日、HPの方で公開するということでしたから、年明けにでも確認すればいいでしょう。問題は既刊の方で、なにせ久方ぶりの参加だから自分が既刊を買っていたか、持っていたかというのが分からない。とりあえず、見覚えのない表紙の本を1冊手に取り、内容も特に覚えがないことを確認して購入。もしかしたら、持っているかも知れないのだけどね。
その後は西館を、壁中心にぐるりと回っていたのだけど、とあるシャッター前で驚くべき光景に遭遇。なんと、あのexclamationが、エロゲ界最高の原画家である橋本タカシ率いる最大手サークルに、列らしい列がないのです。正確には十人程度並んでいたので、完売したわけではないというのが分かります。私は半信半疑で、しかし、こんな機会は滅多に無いと並んでみると、なんと正午もちょっと過ぎの段階で4限頒布を維持しているというのです。私は唖然としながら並び続け、たった数分待っただけで新刊と、夏コミで買えなかった既刊をゲットしてしまいました。まさかそんな、いくら西館だからってこんなことあり得るのだろうかと思いましたけど、事実なのだから仕方が無い。まあ、次に覗いた際は完売していましたから、運が良かったというべきなんでしょうが。
続けて歩いていると、今度は石恵の個人サークルである偽MIDIの会が配置されているシャッター前へと近づきました。石恵といえば、石恵塗で知られる成人漫画界の猛者ですが、同人サークルとしても最大手の一角を占める人です。当然、こんな昼も過ぎちゃった時間に訪れても、新刊なんて残っていないだろうと思いきや……なんとビックリ、こっちは本当に列がなかった。並ばず買えて、しかも特典のポスターまで残ってた。私はハッシーのときよりも更に驚き、一体全体今回のコミケはどうしたのかと、そう思いながらちゃっかり新刊を購入してしまった。
なんというか、これも時代なんですかね? 私が東館で回避したサークルはトモセシュンサクの無限軌道Aでしたけど、時代は最早石恵よりもトモセシュンサクなのだろうか。少なからず似た部分があると個人的に考えている両者ですけど、これはちょっと意外だったかな。
そんな感じで、西館巡りをしている間に新刊も既刊も完売してしまったので、長居する必要はないと13時前には早々に撤収準備を始めていました。その間に方々へ撤収する旨を連絡したら、一度に沢山の人が来て焦ってしまった。後輩のレイヤーが赤セイバーやらなにやらの格好で訪れたときは、前もって約束していたとおりにお菓子を上げたけど、他にもアンソロ制作の際、お世話になったにゃべさんとか、サークル・長い髪の女の子の砂塚さゆさんなんかも来てくれましたね。後はまあ、友人とか。
そういや、友人の一人が餞別として無人少女の新刊をくれたのが意外だった。いや、結構好きなので嬉しいのですけど、なんでまた無人少女と思ったら、並んだかららしい。そりゃ、並ばないと本は買えないけどさ。予期せぬ贈り物に、なんか得した気分でした。
本当はもう少し会場へ居ても良かったんだけど、実はコミケ後にカウントダウンコンサートの予定がありましてね。それに参加するためにも、余力を残して置かなければならなかったんですよ。そんな訳で早めに会場を後にして、大井町で打ち上げをした後はすぐに帰宅しました。購入した本に関しては、ダンボールに詰めて発送してしまったので、手持ちはほとんどコズエノソラだけでしたから、見が軽いったらしょうがない。早朝にアクシデントこそありましたけど、ほぼすべてにおいて上手くいったコミケといえるでしょう。近年、ここまで思い通りにことが進んだのなんて、殆どありませんというか、初めてかも知れないね。年の最後に、良いこともあったもんだ。まあ、打ち上げで食べた鍋が美味しくなかったので、どっこいどっこいな気もしますけど。
カウントダウンコンサートについては書くつもりが無いので、冬コミ参加日記、そして今年の日記は以上になります。新年は元旦から、と言いたいところですが、流石にくたびれたので正月休みではないですが、10日頃から再開しようかなと思っています。コズエノソラのレビューについては考え中ですが、まあ、特別レビューするほどの内容かと言われれば、どうなんだろうねという感じ。面白かったといえば面白かったけど、やはりアニメ版だなと感じさせる程度ではありましたよ。殊更嫌悪はしませんけど、好意的になる理由も無いので、感想を書くかどうかは考えておきます。
ところで、これ色々なところで言ってるんですけど、石恵がいつも通りTo LOVEる本を出して、流行りのはがないに行かなかったのは、やはり石恵塗りを持つ者として、ブリキ塗りに思うところでもあったんだろうか? なんてネタを年末年始は考えていた気がする。まあ、To LOVEるの方が好きなので全然構わないんですが。さてはて来年の夏コミは、一体どのジャンルが盛況なのかな。私、気になります。
夏は東館配置だったのに、冬は西館配置。でも、昨冬もやっぱり西配置だった気がするか、コミケごとに行ったりきたりしている感じがしますね。まあ、個人的にはやっぱり西より東のほうが馴染み深く、好きなホールといえるのかも知れないけど、自分がサークル参加することを考えると、西の和や かな雰囲気というのはいいものですね。忙しなさがないと言うか、今回のコミケは特にそれを実感することが多かった。私は8時半ぐらいまでにスペー スの準備を済ませると、そのまま東へ移動。今回は新刊も既刊も、部数がそんなにないですけど、西という配置を考えるとそんなに長く席も外してられないなと思いつつだったかな。
けどまあ、コズエノソラを必ず手にいれると誓った身としては、少なくともそれは果たさな いといけない。到着した東スペースでは、まだコズエノソラを出すサークルは準備していませんでしたが、準備が始まるとその人だかりが散らされるようになりました。ただ、私はスタッフの会話や雰囲気からサークルへの列が外で作らるっぽいことを悟って早々に移動。そんなに列らしい列というのは なかったけど、まあ、アニメ版ヨスガなんてこんなものかな。もっとも、まよチキ!本を目当てに並んでいる人もいるんだろうけどさ。私はかなりギリギリまで迷ったけど、まよチキ!に対する思い入れというのが特になかったから、結局コズエノソラだけ買うことに。 限定数2部までということでしたが、搬出用のダンボールには2000部と貼ってありましたから、なかなか強気な姿勢ですね。ヨスガとまよチキ!で、最高1000人の参加者を呼びこもうというのだから。まあ、完売したそうだから2限でも問題はなかったんでしょうが、私は4限とかそのあたりから始めるんじゃないか、と思っていたのでちょっと意外でした。
コズエノソラを意外なほどあっさりと手に入れた後は、良く行くサークルを中心に回って、これも拍子抜けするほどスムーズに進んだ。長い列に並ぶということが殆ど無くて、9割壁サークルだったことを考えると、そんな馬鹿なと思いますよね。まあ、中にはリストに加えつつも長蛇の列過ぎて回避したところもあるんですけど、それにしたって1,2サークルですから、如何に今回の冬コミが楽だったか分かるというものです。私は特別、ジャンル買いをしていませんから、島中を開拓するとかそういうことはしてないんだけど、今年の夏はそれに精を出していたのかな? 別にあのときの行動が間違っていたとは思いませんが、冬は「節約」をテーマに上げていたこともあって、徹底的に行くサークルを絞ったような気がする。
元々、私には悩みのようなものがあって、コミケのときに回るサークルがほぼ壁サークルか、もしくは島角サークルばかりなのはどうなのだろうみたいなことを、最近はよく考えていたんですよ。夏に島中巡りをしたのもそれが理由で、まあ、結果としていいサークルにも出会えたから無駄ではなかったんだけど、それもそれで微妙な感じがしてさ。これは2日目の日記でも書いたことだけど、私の行くサークルは確かに壁サークル、所謂大手だけど、最初から壁だったわけでもないし、ピコや中堅だった時代も普通にあるんですよ。逆に、どことはいいませんが、かつては壁やシャッター前だったのが、今じゃ島中サークルになっているところだってあるわけですから、こういうったことに関しては、少し考え過ぎだったのかなと思わなくもない。まあ、自分のケチな部分に対する言い訳なのかも知れませんが。
スペースに戻ったのは12時になる前と、これも例年に比べるとかなり速かったのですが、戻った時点で新刊及び既刊は完売間近で、残り数冊、片手の指でも足りてしまう程度になっていました。極端に冊数を絞っていた、というのも勿論あるのでしょうけど、西館にも関わらず、午前中に来てくれた人が結構多かったらしい。
残り数冊ならと、私は売り子にその場を任せて西館巡り。ギャルゲジャンルが西館配置となったことで、こっちにも結構贔屓のサークルが沢山いましてね。久方ぶりに参加したイヅミヤは新刊なしのペーパーのみでしたが、流石にもう配布終了していたので見本用においてあったものを確認。後日、HPの方で公開するということでしたから、年明けにでも確認すればいいでしょう。問題は既刊の方で、なにせ久方ぶりの参加だから自分が既刊を買っていたか、持っていたかというのが分からない。とりあえず、見覚えのない表紙の本を1冊手に取り、内容も特に覚えがないことを確認して購入。もしかしたら、持っているかも知れないのだけどね。
その後は西館を、壁中心にぐるりと回っていたのだけど、とあるシャッター前で驚くべき光景に遭遇。なんと、あのexclamationが、エロゲ界最高の原画家である橋本タカシ率いる最大手サークルに、列らしい列がないのです。正確には十人程度並んでいたので、完売したわけではないというのが分かります。私は半信半疑で、しかし、こんな機会は滅多に無いと並んでみると、なんと正午もちょっと過ぎの段階で4限頒布を維持しているというのです。私は唖然としながら並び続け、たった数分待っただけで新刊と、夏コミで買えなかった既刊をゲットしてしまいました。まさかそんな、いくら西館だからってこんなことあり得るのだろうかと思いましたけど、事実なのだから仕方が無い。まあ、次に覗いた際は完売していましたから、運が良かったというべきなんでしょうが。
続けて歩いていると、今度は石恵の個人サークルである偽MIDIの会が配置されているシャッター前へと近づきました。石恵といえば、石恵塗で知られる成人漫画界の猛者ですが、同人サークルとしても最大手の一角を占める人です。当然、こんな昼も過ぎちゃった時間に訪れても、新刊なんて残っていないだろうと思いきや……なんとビックリ、こっちは本当に列がなかった。並ばず買えて、しかも特典のポスターまで残ってた。私はハッシーのときよりも更に驚き、一体全体今回のコミケはどうしたのかと、そう思いながらちゃっかり新刊を購入してしまった。
なんというか、これも時代なんですかね? 私が東館で回避したサークルはトモセシュンサクの無限軌道Aでしたけど、時代は最早石恵よりもトモセシュンサクなのだろうか。少なからず似た部分があると個人的に考えている両者ですけど、これはちょっと意外だったかな。
そんな感じで、西館巡りをしている間に新刊も既刊も完売してしまったので、長居する必要はないと13時前には早々に撤収準備を始めていました。その間に方々へ撤収する旨を連絡したら、一度に沢山の人が来て焦ってしまった。後輩のレイヤーが赤セイバーやらなにやらの格好で訪れたときは、前もって約束していたとおりにお菓子を上げたけど、他にもアンソロ制作の際、お世話になったにゃべさんとか、サークル・長い髪の女の子の砂塚さゆさんなんかも来てくれましたね。後はまあ、友人とか。
そういや、友人の一人が餞別として無人少女の新刊をくれたのが意外だった。いや、結構好きなので嬉しいのですけど、なんでまた無人少女と思ったら、並んだかららしい。そりゃ、並ばないと本は買えないけどさ。予期せぬ贈り物に、なんか得した気分でした。
本当はもう少し会場へ居ても良かったんだけど、実はコミケ後にカウントダウンコンサートの予定がありましてね。それに参加するためにも、余力を残して置かなければならなかったんですよ。そんな訳で早めに会場を後にして、大井町で打ち上げをした後はすぐに帰宅しました。購入した本に関しては、ダンボールに詰めて発送してしまったので、手持ちはほとんどコズエノソラだけでしたから、見が軽いったらしょうがない。早朝にアクシデントこそありましたけど、ほぼすべてにおいて上手くいったコミケといえるでしょう。近年、ここまで思い通りにことが進んだのなんて、殆どありませんというか、初めてかも知れないね。年の最後に、良いこともあったもんだ。まあ、打ち上げで食べた鍋が美味しくなかったので、どっこいどっこいな気もしますけど。
カウントダウンコンサートについては書くつもりが無いので、冬コミ参加日記、そして今年の日記は以上になります。新年は元旦から、と言いたいところですが、流石にくたびれたので正月休みではないですが、10日頃から再開しようかなと思っています。コズエノソラのレビューについては考え中ですが、まあ、特別レビューするほどの内容かと言われれば、どうなんだろうねという感じ。面白かったといえば面白かったけど、やはりアニメ版だなと感じさせる程度ではありましたよ。殊更嫌悪はしませんけど、好意的になる理由も無いので、感想を書くかどうかは考えておきます。
ところで、これ色々なところで言ってるんですけど、石恵がいつも通りTo LOVEる本を出して、流行りのはがないに行かなかったのは、やはり石恵塗りを持つ者として、ブリキ塗りに思うところでもあったんだろうか? なんてネタを年末年始は考えていた気がする。まあ、To LOVEるの方が好きなので全然構わないんですが。さてはて来年の夏コミは、一体どのジャンルが盛況なのかな。私、気になります。
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