.hack//黄昏の腕輪伝説 Complete edition I
2012年1月26日 アニメ・マンガ
うででんも十周年ということで、会社帰りにメロンブックス横浜店で買って来ました。どこでも良かったんですが、本屋だとまだ置いてない可能性もあるし、ゲマ屋は最近B6判のブックカバー止めちゃったし、アニメイトはクリアカバーですからね。とらのあなまで行く手間と、特に店舗特典がないことを考えれば、ポイントも付くメロンが正解だったのかな。私は電車内等で出しにくいクリアカバーというのがどうも苦手で、通常のブックカバーをしていてもそれがどの本かというのはなんとなく分かるので、これといった問題もない。しかし……分厚い本だなぁw
うででんこと.hack//黄昏の腕輪伝説は、Project .hackの中で最も古い企画の一つです。.hackシリーズ最初のコミカライズ作品になりますが、話自体は独立したオリジナルであり、時系列的にはゲーム版の4年後、つまり未来の話が描かれています。設定が未来なことと、アニメ化がの次、そしてゲーム版発売後だったことから勘違いされがちですが、連載自体はSIGNのアニメよりも前に始まっており、当然もゲーム版発売前なので、実はこのうででんが一番初めにスタートしたProject .hackのメディアミックス企画なんですね。
10周年ということは、当然連載していたのは10年前ということになるんですが、当時の私は律儀にコンプティークを購読しており、.hackというゲーム企画自体も知っていましから、文化放送でやっていたRadioBと同じく、うででんは初めて触れた.hackでも合ったのかな。元々、著者である依澄れいのことはkey作品や秋桜の空にで知っていて大好きだったし、うででん自体もその可愛らしい絵柄が存分に発揮されていたから、コンプティークで始まったときは嬉しかった記憶がある。コンプティークというのは、雑誌のリニューアルを頻繁に行う雑誌で、当時は確か小説や漫画中心に以降する直前ぐらいだったのかな? 今はただの漫画雑誌みたいになってるけど、昔はもっと単純なゲーム雑誌だったから、連載形式の漫画が掲載されることは、珍しいことではないにせよ、それほど数が多くなかったような気もしますね。
シリアスな展開であるSIGNや、世界の命運掛かっているゲーム版と違い、可愛らしいキャラクターによる明るい話はシリーズとしては異色になるのかも知れないけど、私はその雰囲気が好きだったな。それこそ、10年経った今でも長々語れるぐらいには。
そんなうででんの10周年を記念した完全版、.hack//黄昏の腕輪伝説 Complete editionがこの度発売されたわけですが、全3巻だったコミックスを2冊にまとめているから、流石に分厚いですね。そもそも、うででんのコミックスは一般的なものよりもページ数が多く、最終巻であった3巻は1巻と2巻を超える大ボリュームだったんだけど、完全版はそれを遙かに凌ぐ感じです。旧版は.hackというシリーズの色合いを考慮してか、全体的に黒色の背景を使った表紙だったんだけど、完全版は打って変わって白色を全面に押し出しており、作品独自の明るさが伝わってくるようです。
収録内容に関しては、連載前に掲載されたプロローグからきちんと載っており、editionⅠでは本編が11話まで、他に外伝が3本とカラー口絵にイラスト集となりますね。イラスト集に関してはモノクロで収録こそされていたけど、これは確かカラーイラストだった気がするので、どうせならカラーで収録して欲しかった、と思わないでもない。折角、カラー口絵のページを設けていたのにさ。特に描き下ろしはなかったけど、懐かしさに触れるという意味では十分すぎるほどであり、横浜からの帰りの電車で私は泣きそうになってしまった。別に、1巻には感動とか、泣き所とか、そういうのがあるわけではないんだけど、本当にも懐かしくってさ。大好きな作品だったから、思い入れも強くって。
小難しくなければ堅苦しくもない、それでいて簡単でも単純でもない深みのある物語は、10年経った今でも色褪せることなく、私に様々なものを見せてくれました。.hackシリーズの世界というのは、現実世界であるLiminalityも含めて魅力的なものが多いのですが、実際に参加するのであれば、私はやっぱりうででんが良いな。それは別に世界観的に平和だからというわけじゃなく、ネットゲームに対する夢や希望みたいなものは、うででんには溢れていると思ったから。楽しそうなんだよね、出てくるキャラクターたちが。純粋にThe Worldを楽しんでいるというか、「あぁ、私も混ざりたい。仲間に入れて欲しい」と素直に思えるだけの、そんな物語だった。
さて、完全版の詳しい内容については明日の日記で語りましょうか。本当は1巻と2巻を2日間に分けて紹介するつもりだったんだけど、予想以上に長くなってしまったので。書きたいことは山のようにあるし、書かなくてはいけないことも沢山あるんだけど、もう少し読み込んでみようと思います。それに、.hack//AI busterも読まないといけないだろうから。一つのエンディングが始まった、という感じかな。寂しいことであるのかは、まだ分からないけど。
うででんこと.hack//黄昏の腕輪伝説は、Project .hackの中で最も古い企画の一つです。.hackシリーズ最初のコミカライズ作品になりますが、話自体は独立したオリジナルであり、時系列的にはゲーム版の4年後、つまり未来の話が描かれています。設定が未来なことと、アニメ化がの次、そしてゲーム版発売後だったことから勘違いされがちですが、連載自体はSIGNのアニメよりも前に始まっており、当然もゲーム版発売前なので、実はこのうででんが一番初めにスタートしたProject .hackのメディアミックス企画なんですね。
10周年ということは、当然連載していたのは10年前ということになるんですが、当時の私は律儀にコンプティークを購読しており、.hackというゲーム企画自体も知っていましから、文化放送でやっていたRadioBと同じく、うででんは初めて触れた.hackでも合ったのかな。元々、著者である依澄れいのことはkey作品や秋桜の空にで知っていて大好きだったし、うででん自体もその可愛らしい絵柄が存分に発揮されていたから、コンプティークで始まったときは嬉しかった記憶がある。コンプティークというのは、雑誌のリニューアルを頻繁に行う雑誌で、当時は確か小説や漫画中心に以降する直前ぐらいだったのかな? 今はただの漫画雑誌みたいになってるけど、昔はもっと単純なゲーム雑誌だったから、連載形式の漫画が掲載されることは、珍しいことではないにせよ、それほど数が多くなかったような気もしますね。
シリアスな展開であるSIGNや、世界の命運掛かっているゲーム版と違い、可愛らしいキャラクターによる明るい話はシリーズとしては異色になるのかも知れないけど、私はその雰囲気が好きだったな。それこそ、10年経った今でも長々語れるぐらいには。
そんなうででんの10周年を記念した完全版、.hack//黄昏の腕輪伝説 Complete editionがこの度発売されたわけですが、全3巻だったコミックスを2冊にまとめているから、流石に分厚いですね。そもそも、うででんのコミックスは一般的なものよりもページ数が多く、最終巻であった3巻は1巻と2巻を超える大ボリュームだったんだけど、完全版はそれを遙かに凌ぐ感じです。旧版は.hackというシリーズの色合いを考慮してか、全体的に黒色の背景を使った表紙だったんだけど、完全版は打って変わって白色を全面に押し出しており、作品独自の明るさが伝わってくるようです。
収録内容に関しては、連載前に掲載されたプロローグからきちんと載っており、editionⅠでは本編が11話まで、他に外伝が3本とカラー口絵にイラスト集となりますね。イラスト集に関してはモノクロで収録こそされていたけど、これは確かカラーイラストだった気がするので、どうせならカラーで収録して欲しかった、と思わないでもない。折角、カラー口絵のページを設けていたのにさ。特に描き下ろしはなかったけど、懐かしさに触れるという意味では十分すぎるほどであり、横浜からの帰りの電車で私は泣きそうになってしまった。別に、1巻には感動とか、泣き所とか、そういうのがあるわけではないんだけど、本当にも懐かしくってさ。大好きな作品だったから、思い入れも強くって。
小難しくなければ堅苦しくもない、それでいて簡単でも単純でもない深みのある物語は、10年経った今でも色褪せることなく、私に様々なものを見せてくれました。.hackシリーズの世界というのは、現実世界であるLiminalityも含めて魅力的なものが多いのですが、実際に参加するのであれば、私はやっぱりうででんが良いな。それは別に世界観的に平和だからというわけじゃなく、ネットゲームに対する夢や希望みたいなものは、うででんには溢れていると思ったから。楽しそうなんだよね、出てくるキャラクターたちが。純粋にThe Worldを楽しんでいるというか、「あぁ、私も混ざりたい。仲間に入れて欲しい」と素直に思えるだけの、そんな物語だった。
さて、完全版の詳しい内容については明日の日記で語りましょうか。本当は1巻と2巻を2日間に分けて紹介するつもりだったんだけど、予想以上に長くなってしまったので。書きたいことは山のようにあるし、書かなくてはいけないことも沢山あるんだけど、もう少し読み込んでみようと思います。それに、.hack//AI busterも読まないといけないだろうから。一つのエンディングが始まった、という感じかな。寂しいことであるのかは、まだ分からないけど。
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