6月の台風と言うことで、風が凄かったですね。私の部屋というか、パソコンデスクは窓際にあるのだけど、吹き付ける風が強すぎて、ガラスが割れるんじゃないかとおっかなびっくりしていました。まあ、台風のときはいつもこんな感じなのだけど、今日は電車が止まる前に帰ってくることが出来たし、コロッケこそ買えませんでしたが、割と緩やかに過ごしていたと思います。本当は友人と会う約束があって、実際に会ったのだけど、こんな天気だからと駅構内で話もそこそこにすぐ用件を済ませたり、これだけは忙しなかったかもしれない。

私も四半世紀以上生きてきて、台風を経験することは一度や二度じゃないわけですが、学生の頃、それも小中学校に通っていたときは、台風というものが嬉しくて堪りませんでした。なにせ場合によっては学校が休みになるかもしれないわけで、いつも暴風警報は出ないのか、学校から連絡網は回ってこないかと、胸を躍らせていたものです。今にして思えば、何ともふざけた話ですけど、平日に休むというのはそれだけ子供にとって特別な事柄だったんでしょうね。夜ベッドに入って、轟々と吹き荒れる風の音に耳を傾けながら、明日までこの風は吹くのだろうか、休みだったら何をしようかなんて考えつつ、気付けば音が止んで「もしかして、通り過ぎたのかな?」とか「いやいや、これからだこれから」なんて馬鹿なことを考えていたものです。
結局、朝になると台風は過ぎ去っており、眠い目をこすりながら快晴の中を学校に向けて歩いて行くのだけど、それも今ではいい想い出になりました。だって、社会人ともなると雨が降ろうが、嵐になろうが、まったく関係ありませんからね。特に勤め先はそういったことに対してルーズというか、あまり考えない方だから、事前に対策や取り決め見たいのをすることなく、いよいよ危なくなってきたぞ、というときになって初めて動き出す感じだから、まったく困ったものですよ。私は横浜住まいですが、職場は都内ですから、帰るにしても早々に決断して貰えないと電車が止まってしまうだよね。それで帰れなくなったことは一度や二度じゃないから、今年の台風シーズンはしっかりと対応して貰いたいですよ。残業してればそのうち通過するとか、本気でそう考えている節がある。

台風といえばコロッケというのは、某大型電子掲示板から始まった風習のようなものですが、さて、いつ頃から始まったものだっけと調べてみたら、なんと2001年のスレから誕生したらしいですね。その頃にはもう私もそういったネット文化には触れていたはずだけど、台風=コロッケという認識をし始めたのは、精々ここ5,6年のことじゃないだろうか。あるいは忘れているだけで、もっと前からかもしれないけど、少なくとも11年前の当時から知っていたとは思いづらい。
私にとって、2005年とか2006年なんてのはごく最近の出来事なんですけど、年数で数えてみれば今から6年も前のことですし、小学生が入学して卒業するぐらいの年月が経っています。そう考えれば、時間の流れというのは何とも早く感じられますが、これは私が歳を取ったからなのか、あるいは本当に時間が早くなったのか……そんなことをネタにしたSF漫画が昔ありましたっけ。まあ、大人になれば月日の経過も自然と早く感じるのが道理であり、特に去年はあっという間に感じられましたからね。まあ、大きな災害があったというのも勿論だけど、例えばヨスガノソラのアニメにしたって、気付けば一昨年の話ですよ。そりゃ、Sphereだって新作を出すわけだ。
この前、アニソン三昧の裏で日常の一挙放送をしていましたけど、あれが去年と言われると何となく納得できるんですよ。でも、らきすたが2007年で5年前、ハルヒが2006年で6年前と言われると……まったくもって信じられない話です。

コロッケは食べませんでしたが、昨日はカレーを作りました。カレーに何か隠し味、例えば醤油やソースを入れるというのはテレビ番組で何の意味もないと否定されたそうだけど、私の家では昔から醤油を入れるのがレシピとなっていましてね。勿論、ルーは市販のものですが、これを入れると入れないでは、やっぱり味が違うんですよ。何故、そんなことを書くのかというと、味の違いが分かっているくせに昨日は入れ忘れました。台風に気をくばっていたからではなく、単純にゲームの片手間に作ったのがいけなかったのだと思う。オートプレイでしたが、まあ、テキストが面白くって面白くって。肝心のシーンはまだですけど、私はむしろ共通ルートや日常パートが好きなものでね。ちなみにカレーに入れた醤油が馴染むのは一晩寝かせた後であり、良い感じに染みこんで前日よりも美味しく感じられます。まあ、明日まで残っているとは限らないんですけど。

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