今日は午前中に横浜のメロンブックスへ電撃HIMEを買いに行ったのだけど、あそこは近隣の店舗よりも開店時間が遅く、11時と結構余裕があるので比較的のんびりと家を出ました。別に雑誌自体はどこの店でも買えるんだけど、電撃HIMEはメロンだと特典のクリアファイルが付いてきますからね。値段も高いからポイントも結構貯まるし、何かと都合もいいのです。本当は一緒にAnotherのキャラクターブックも買いたかっただけど、こちらはあいにくの品切れ。元々、メロンはアニメ系のムックを多く入荷するところではないし、1冊入れたのが売れてしまったんだろうね。

Anotherのキャラクターブックに関しては階下のゲマ屋横浜店に売っていたので、そこで確保しましたけど、考えてみれば原作のスニーカー文庫版を買ったのもゲマ屋だったかな。確か、特典にミニ色紙か何かが付いてきたと思いますが、最近はアレですね、ラノベ一冊買うだけでも何かしらの店舗特典が付いてくるから、なんとなくメイトとかゲマ屋でそっち系の書籍を購入することが多いような気がする。所謂、特典商法に踊らされているわけだけど、ラノベの購買層を考えるのであれば、アニメ系のショップに特典を付けることは必然的なんだろうか。
まあ、そんなこと言いつつも、私はこのところ滅多にラノベとか買いませんから、イラストカードにせよブロマイドにせよ、貰ったことないんですけどね。ああいう絵が主体の特典を見ると、やっぱりラノベってのは絵が先行しているというか、イラスト主体の媒体なんだと思わなくもない。逆に言えば文章が良くてもイラストが残念な感じだと、そっちのイメージに引きずられてしまうこともあるから、ラノベにおける絵の割合って半分どころか大半を占めているんじゃないかな。
私もたまにはラノベでも買って、と思うのだけど、最近だとスカイ・ワールドが面白かったぐらいで、後はこれといって琴線に触れるものがないね。単に新刊調べてないだけなんだけど、毎月150冊も出ているといちいち内容まで把握してられないのよ。まあ、新刊案内は届くんだけど、ラノベの新刊案内って読んでも内容がよく分からないんだよね……あれ、別に一般の読者が読むものじゃないんだから、もっと分かりやすく書いてくれよと思わないでもない。仮に本屋で衝動買いするにしても、その場合、やはりイラストの好みで選ぶことが多いから、本読みとしては割と矛盾しているね。

メロンとゲマ屋での買い物を終えた後は、横浜そごうにある紀伊國屋書店まで行きました。米澤穂信の新刊である古典部シリーズ「ふたりの距離の概算」文庫版を買いに行ったのだけど、今回の文庫はアニメ化の影響からかリバーシブル仕様の表紙になっていて、裏側がアニメ柄なんですよ。だから、アニメショップとかは当然のようにアニメ柄を表にして置いてあるから、ちゃんとしたのを買おうとすると一般書店に行くしか無くて。まあ、古典部シリーズの文庫版は何故か全冊紀伊國屋書店で買っているから、ブックカバーを統一する意味でも丁度よかったので。
到着したそごうには、入って早々緑色の巨体が目に付きました。ナシ型の身体に冠をかぶった、おそらく何かのゆるキャラという奴なんだろうけど、見た目では一体何のキャラなのかサッパリ分からなかった。「これ本当に可愛いか?」と思えるようなのも多いゆるキャラの中で言えば、結構見れた顔をしており、ベビーカに載ったお子ちゃまがペタペタ触れていたのが微笑ましく、緑のゆるキャラが頭を撫でで上げていたのに心が温まった。帰宅後に検索したところ、このキャラはタントくんなる山形県にある果樹園のマスコットキャラで、身体は洋なし、胸にはさくらんぼ、杖はりんごという3つの果物が合わさっているんだとか。一体どれを一番売り出したいのかサッパリ分かりませんが、少なくともそごうでやっていたのはさくらんぼだったかな。実は私も触ってみたかったとか、そういうのは内緒だよ。

紀伊國屋書店はそれなりに混んでいて、入って左側にあるレジには列が出来ていました。並ぼうとしていた男女が、「列が出来てるー」と不平を漏らしていましたが、私は新刊を手に持ちながら、「はて、この店舗は反対方向にもレジがなかったか?」と思い行ってみると、距離にして数メートルもない真裏のレジはスカスカで、私は並ぶこと無く会計を済ませることが出来ました。店員も誘導すればいいというか、客はもう一つレジがあることを知らないんだろうか? それとも、こっちが混んでいるのだから向こうも同じようなものだろうと、勝手に決めて掛かっているのか……まあ、並ばず買えるのはいいことです。
ちなみに買い物終えて地下まで降りてみると、タントくんとやらは既にいなくなっていました。

コメント