イモウトノカタチ-美馬千毬編-
2012年9月1日 イモウトノカタチ
イモウトノカタチ感想レビュー3回目、本日は美馬千毬ルートになります。雪人と同じ災害孤児であり、同じ施設に引き取られた彼女は、謂わば雪人にとって妹分的な存在であり、千毬はハッキリと自分は義妹であると認識しています。このことからも、千毬は最初から妹として形が定まっている存在なんですね。義理だけど歴とした妹であり、作品のテーマ的に考えると、一番分かりやすいキャラクターです。だから、シナリオに関してもそうした二人の関係性を前面に押し出してくるのかと思ったんだけど……
千毬ルートの特徴は、主人公である雪人が彼女と長い付き合いであり、兄貴分、妹分としての立場がありますから、親密度は最初からMAXだというところにあります。とはいえ、ゆきにいこと雪人が好きで好きでたまらない千毬に比べると、雪人の方には少々の温度差があり、施設にいるチビたちと同じぐらいにしか考えていない節が、序盤においてはチラホラ見られます。まあ、基本的に鈍感ですし、美優樹ルートでは千毬に恋愛感情は抱かないとまで言い切ってますから、妹分は妹分、長く家族として過ごしてきたともあって、一人の女の子としてはなかなか見ることが出来ないのでしょう。
対する千毬は、何せ主人公を追い掛けて鵠見市までやってるぐらいですから、積もり積もらせた想いには強烈なものがあります。あやかルートで見せた分かりやすい嫉妬心などは、少々子供っぽいながらも、見ていて微笑ましいものがありますね。聡里に言わせれば乙女心らしいけど、それを理解していないのが雪人なんですよね。美優樹ルートでそうだったように、彼は恋愛感情というものをよく分かってないから、「大好きなゆきにい」と千毬が言ったところで、それが愛だの恋だのに結びつかないのです。千毬が家族以上の感情を持って、雪人のことを好きでいることは、会って間もない美優樹や聡里だって察することが出来たのに、付き合いの長い雪人だけは、それを理解していないというのが千毬ルートの現状です。
ここで面白いのが、千毬は他のヒロインと違って最初から雪人が好きなんですよね。美優樹は出会った当初から好印象を抱いており、あやかも比較的デレるのは早いですけど、一応の恋する過程は存在します。でも、千毬に限って言えば、元から知り合いであり、初恋をそのまま育てている最中なので、むしろ千毬の気持ちにいつ気付くのかが、物語の焦点となっているんですよね。
千毬ルートの特徴としては、あやかルートでは後回しにされていた、雪人の妹探しが再び活性化してきます。まあ、雪人の主目的はそれなんですから、むしろあやかルートの方が例外だったんだけど、義妹である千毬としては、当然それが面白くない。恋愛感情を向けても気付いて貰えないのに、今度は妹としての立場も危うくなるわけですからね。美優樹とは違う意味で兄妹探し、家族探しに気乗りがしないのも無理はないでしょう。それに千毬が鵠見市に来たのは家族を探すためではなく、雪人に会うためであって、ここを理解していなかった彼は後々衝撃を受けるんだけど……ほんと、物わかりの悪い主人公って嫌だよね。ありがちな内容とはいえ、ウンザリしちゃう。
妹を探す雪人のやり方は直線的で、まあ、要するにウザいんだけど、学園の女の子に片っ端から「君は俺の妹か?」と聞いて回るという、端から見ても危ない感じです。ギャグシーンのつもりなんだろうけど、見事に滑ってウザさが爆発してします。千毬の言うとおり、雪人のやっていることはナンパと殆ど変わらず、義妹として恥ずかしさを覚えるのも無理はありません。ここでも雪人は相手の心情を忖度出来ない、人として未熟な部分をさらけ出しているんですが、彼にはそんなこと関係ないんです。妹を探すという自分の目的や目標、都合の前には、相手の気持ちなど些細なことでしかありません。こういう強引さにプレイヤーが拒否感を示すとは、考えなかったのでしょうか?
雪人が人格的にダメであればあるほど千毬の方に同情心が向いてしまうわけだけど、実は千毬にも結構問題があって、この子はなにせ雪人を好きになるぐらいだから、性質的に似通った部分があるんですよね。つまり一言で言ってしまうと、この子もそこそこウザい性格と言動をしているのだけど、女の子の場合だと、それもウザ可愛いになってしまうからお得ですね。
そんな千毬ルートにおいて、第三者として客観的な視線から二人の関係を見ているのは、サブキャラの聡里です。美優樹と同じく災害で兄と離ればなれになった彼女は、似た境遇である雪人に惹かれていきます。乙女チックな女の子にありがちな妄想癖の持ち主ですが、性格的にはかなり常識的な方であり、まともな感性を持っています。妄想癖の強い聡里に千毬が抑え役となるのか思いきや、暴走キャラである千毬を、聡里が面倒見る形になっており、そこそこバランスが良いコンビです。
ただ、千毬の暴走は日増しに酷くなっており、とにかく嫉妬が凄くなってきます。あやかルートの場合は、まだしもあやかという現実の存在が相手であり、張り合うことも出来れば、その人柄に触れて和解することも可能でした。しかし、生きているかも分からない本物の妹が相手では、張り合うことも出来なければ、分かり合うことも出来ません。故に千毬の嫉妬心は収まることを知らないし、雪人に対する妨害とも取れる行動が目に付いてしまう。千毬に言わせれば妹探しに反対していないそうなのですが、そこには明らかな嘘と、無理が見られます。しかし、千毬の感情などお構いなしに突き進んでしまうのも雪人であり、二人はお互いの気持ちを尊重出来ていないんですね。
やがて、ふとしたことから雪人は千毬こそ自分の本当の妹なのではないか? と思うようになります。実はこれってあやかルートにも似たような流れがあって、彼女の場合は実の兄と思われていた順也に絶望していたから、雪人の存在に縋りたい一面もあったのでしょう。そう考えると、なんだって美優樹ルートだけ自分が美優樹の兄かも知れないと思い至らなかったのかは謎ですが、とにかく雪人は千毬との関係に悩むあまり、そんなことを考えてしまうのです。確かにそれなら、実妹と義妹の間で揺れ動く必要はありませんし、雪人にとっては非常に都合のいい話になります。要は考えるのから逃げているわけだ。
しかし、そんな雪人の考えをぶちこわすかのように舞台は封鎖地区の旧実験区域へと移り……そこで彼と千毬はは思いがけない人物に出会います。登場人物紹介で謎の白衣とされていた高階利夫と、立ち絵はありませんがその妻が出てきたのです。なんと夫妻らは、十五年もの間、土中に埋もれた旧実験区域の一角で生きてきたという。それは二人にとっての贖罪であり、その言動から、鵠見市の豪雨災害の真相がどう言うものであったのか、何となくですが分かってきます。
けれど、雪人にとって重要なのはそんなことではなく、彼が、高階利夫が千毬の父親であるという事実の方が、よっぽど衝撃的でした。雪人はこの時点で、千毬と自分は実の兄妹であるという妄想に取り憑かれていますから、当然千毬の両親は自分の両親でもあると思い込んで話しますが、夫妻の方から雪人には別の両親がちゃんといることを告げられ、間接的に千毬とは赤の他人であることを知らされてしまいます。その場で理解出来なかったのは、彼が馬鹿なのに加えて、認められなかったからでしょうかね。雪人は自分が認めたくない問題が起きると、思考停止してしまうことが少なからずあって、他ルートでもそうしたシーンは見受けられます。でも、千毬ルートに限っては、とにもかくにも千毬の両親が見つかったのだからと気を取り直して、夫妻と千毬の橋渡し役になろうとするのですが……当の千毬に問題が発生します。なんと千毬は、実の両親を両親と認識することが出来なかったのです。けどまあ、考えてみれば雪人よりも2歳は年下であり、災害被災時は物心が付いていなかった可能性が非常に高い。であるなら、実の両親であっても知らない人に違いなく、家族ではないおじさん、おばさんと言ってしまうのも無理はないのです。その段階に来て、初めて雪人は気付くのです。千毬にとって、自分がどういう存在であったのか、彼女にとって家族とはなんだったのかを。遠い記憶に、欠片として残る妹の存在。雪人は錯覚かも知れないそれを必死に追い掛け続けましたが、千毬にはそもそも家族との思い出が一欠片も残ってはいなかったのです。すべてを悟ったとき、雪人は自分の愚かさと、千毬の不憫さに言い知れぬショックを受けます。問題は、千毬自身が自分を不幸であると、まるで思っていないことにもあるのです。
考えを改めた雪人は義兄として、千毬を愛する者として奔走します。贖罪の気持ちから表舞台から姿を消した高階夫妻を説得し、千毬のため、なんとか親子の中を取り戻そうとするのです。夫妻には夫妻の考えがあり、表舞台に出られないことには相応の理由があるはずなんですけど、雪人にとってはそんなこと関係ない。彼の目的は、千毬を幸せにすることだから、高階夫妻の都合なんてどうでも良いんですよ。だから尊重もしないし、強引にでも引っ張り出そうとする。まあ、結果としてそれは実を結ぶわけですが、雪人があくまで千毬とのことを優先させてしまったために、高階夫妻が何故引きこもっていたのかとか、土中で何をしていたのか、もっと言えば、15年前の災害とはなんだったのかなど、そうした伏線は一切語られることなくシナリオは終わってしまいます。
でもまあ、それは良いんです。なにせわざわざルートロックされていたミータシナリオに、今のところ影も形も見られない真結希シナリオがあるはずですから、すべての真実はそこで語られるのでしょう。少なくとも、千毬ルートを終わらせた直後は、そう思いました。
次回はミータシナリオと真結希シナリオになります。明日だけで書き切れるかは不明ですが、とにかく、イモウトノカタチの真価とは、このルートによって決まります。私がなにを感じなにを思ったのか、どこまで書けるかは知りませんが、整理が終わり次第まとめてみます。
千毬ルートの特徴は、主人公である雪人が彼女と長い付き合いであり、兄貴分、妹分としての立場がありますから、親密度は最初からMAXだというところにあります。とはいえ、ゆきにいこと雪人が好きで好きでたまらない千毬に比べると、雪人の方には少々の温度差があり、施設にいるチビたちと同じぐらいにしか考えていない節が、序盤においてはチラホラ見られます。まあ、基本的に鈍感ですし、美優樹ルートでは千毬に恋愛感情は抱かないとまで言い切ってますから、妹分は妹分、長く家族として過ごしてきたともあって、一人の女の子としてはなかなか見ることが出来ないのでしょう。
対する千毬は、何せ主人公を追い掛けて鵠見市までやってるぐらいですから、積もり積もらせた想いには強烈なものがあります。あやかルートで見せた分かりやすい嫉妬心などは、少々子供っぽいながらも、見ていて微笑ましいものがありますね。聡里に言わせれば乙女心らしいけど、それを理解していないのが雪人なんですよね。美優樹ルートでそうだったように、彼は恋愛感情というものをよく分かってないから、「大好きなゆきにい」と千毬が言ったところで、それが愛だの恋だのに結びつかないのです。千毬が家族以上の感情を持って、雪人のことを好きでいることは、会って間もない美優樹や聡里だって察することが出来たのに、付き合いの長い雪人だけは、それを理解していないというのが千毬ルートの現状です。
ここで面白いのが、千毬は他のヒロインと違って最初から雪人が好きなんですよね。美優樹は出会った当初から好印象を抱いており、あやかも比較的デレるのは早いですけど、一応の恋する過程は存在します。でも、千毬に限って言えば、元から知り合いであり、初恋をそのまま育てている最中なので、むしろ千毬の気持ちにいつ気付くのかが、物語の焦点となっているんですよね。
千毬ルートの特徴としては、あやかルートでは後回しにされていた、雪人の妹探しが再び活性化してきます。まあ、雪人の主目的はそれなんですから、むしろあやかルートの方が例外だったんだけど、義妹である千毬としては、当然それが面白くない。恋愛感情を向けても気付いて貰えないのに、今度は妹としての立場も危うくなるわけですからね。美優樹とは違う意味で兄妹探し、家族探しに気乗りがしないのも無理はないでしょう。それに千毬が鵠見市に来たのは家族を探すためではなく、雪人に会うためであって、ここを理解していなかった彼は後々衝撃を受けるんだけど……ほんと、物わかりの悪い主人公って嫌だよね。ありがちな内容とはいえ、ウンザリしちゃう。
妹を探す雪人のやり方は直線的で、まあ、要するにウザいんだけど、学園の女の子に片っ端から「君は俺の妹か?」と聞いて回るという、端から見ても危ない感じです。ギャグシーンのつもりなんだろうけど、見事に滑ってウザさが爆発してします。千毬の言うとおり、雪人のやっていることはナンパと殆ど変わらず、義妹として恥ずかしさを覚えるのも無理はありません。ここでも雪人は相手の心情を忖度出来ない、人として未熟な部分をさらけ出しているんですが、彼にはそんなこと関係ないんです。妹を探すという自分の目的や目標、都合の前には、相手の気持ちなど些細なことでしかありません。こういう強引さにプレイヤーが拒否感を示すとは、考えなかったのでしょうか?
雪人が人格的にダメであればあるほど千毬の方に同情心が向いてしまうわけだけど、実は千毬にも結構問題があって、この子はなにせ雪人を好きになるぐらいだから、性質的に似通った部分があるんですよね。つまり一言で言ってしまうと、この子もそこそこウザい性格と言動をしているのだけど、女の子の場合だと、それもウザ可愛いになってしまうからお得ですね。
そんな千毬ルートにおいて、第三者として客観的な視線から二人の関係を見ているのは、サブキャラの聡里です。美優樹と同じく災害で兄と離ればなれになった彼女は、似た境遇である雪人に惹かれていきます。乙女チックな女の子にありがちな妄想癖の持ち主ですが、性格的にはかなり常識的な方であり、まともな感性を持っています。妄想癖の強い聡里に千毬が抑え役となるのか思いきや、暴走キャラである千毬を、聡里が面倒見る形になっており、そこそこバランスが良いコンビです。
ただ、千毬の暴走は日増しに酷くなっており、とにかく嫉妬が凄くなってきます。あやかルートの場合は、まだしもあやかという現実の存在が相手であり、張り合うことも出来れば、その人柄に触れて和解することも可能でした。しかし、生きているかも分からない本物の妹が相手では、張り合うことも出来なければ、分かり合うことも出来ません。故に千毬の嫉妬心は収まることを知らないし、雪人に対する妨害とも取れる行動が目に付いてしまう。千毬に言わせれば妹探しに反対していないそうなのですが、そこには明らかな嘘と、無理が見られます。しかし、千毬の感情などお構いなしに突き進んでしまうのも雪人であり、二人はお互いの気持ちを尊重出来ていないんですね。
やがて、ふとしたことから雪人は千毬こそ自分の本当の妹なのではないか? と思うようになります。実はこれってあやかルートにも似たような流れがあって、彼女の場合は実の兄と思われていた順也に絶望していたから、雪人の存在に縋りたい一面もあったのでしょう。そう考えると、なんだって美優樹ルートだけ自分が美優樹の兄かも知れないと思い至らなかったのかは謎ですが、とにかく雪人は千毬との関係に悩むあまり、そんなことを考えてしまうのです。確かにそれなら、実妹と義妹の間で揺れ動く必要はありませんし、雪人にとっては非常に都合のいい話になります。要は考えるのから逃げているわけだ。
しかし、そんな雪人の考えをぶちこわすかのように舞台は封鎖地区の旧実験区域へと移り……そこで彼と千毬はは思いがけない人物に出会います。登場人物紹介で謎の白衣とされていた高階利夫と、立ち絵はありませんがその妻が出てきたのです。なんと夫妻らは、十五年もの間、土中に埋もれた旧実験区域の一角で生きてきたという。それは二人にとっての贖罪であり、その言動から、鵠見市の豪雨災害の真相がどう言うものであったのか、何となくですが分かってきます。
けれど、雪人にとって重要なのはそんなことではなく、彼が、高階利夫が千毬の父親であるという事実の方が、よっぽど衝撃的でした。雪人はこの時点で、千毬と自分は実の兄妹であるという妄想に取り憑かれていますから、当然千毬の両親は自分の両親でもあると思い込んで話しますが、夫妻の方から雪人には別の両親がちゃんといることを告げられ、間接的に千毬とは赤の他人であることを知らされてしまいます。その場で理解出来なかったのは、彼が馬鹿なのに加えて、認められなかったからでしょうかね。雪人は自分が認めたくない問題が起きると、思考停止してしまうことが少なからずあって、他ルートでもそうしたシーンは見受けられます。でも、千毬ルートに限っては、とにもかくにも千毬の両親が見つかったのだからと気を取り直して、夫妻と千毬の橋渡し役になろうとするのですが……当の千毬に問題が発生します。なんと千毬は、実の両親を両親と認識することが出来なかったのです。けどまあ、考えてみれば雪人よりも2歳は年下であり、災害被災時は物心が付いていなかった可能性が非常に高い。であるなら、実の両親であっても知らない人に違いなく、家族ではないおじさん、おばさんと言ってしまうのも無理はないのです。その段階に来て、初めて雪人は気付くのです。千毬にとって、自分がどういう存在であったのか、彼女にとって家族とはなんだったのかを。遠い記憶に、欠片として残る妹の存在。雪人は錯覚かも知れないそれを必死に追い掛け続けましたが、千毬にはそもそも家族との思い出が一欠片も残ってはいなかったのです。すべてを悟ったとき、雪人は自分の愚かさと、千毬の不憫さに言い知れぬショックを受けます。問題は、千毬自身が自分を不幸であると、まるで思っていないことにもあるのです。
考えを改めた雪人は義兄として、千毬を愛する者として奔走します。贖罪の気持ちから表舞台から姿を消した高階夫妻を説得し、千毬のため、なんとか親子の中を取り戻そうとするのです。夫妻には夫妻の考えがあり、表舞台に出られないことには相応の理由があるはずなんですけど、雪人にとってはそんなこと関係ない。彼の目的は、千毬を幸せにすることだから、高階夫妻の都合なんてどうでも良いんですよ。だから尊重もしないし、強引にでも引っ張り出そうとする。まあ、結果としてそれは実を結ぶわけですが、雪人があくまで千毬とのことを優先させてしまったために、高階夫妻が何故引きこもっていたのかとか、土中で何をしていたのか、もっと言えば、15年前の災害とはなんだったのかなど、そうした伏線は一切語られることなくシナリオは終わってしまいます。
でもまあ、それは良いんです。なにせわざわざルートロックされていたミータシナリオに、今のところ影も形も見られない真結希シナリオがあるはずですから、すべての真実はそこで語られるのでしょう。少なくとも、千毬ルートを終わらせた直後は、そう思いました。
次回はミータシナリオと真結希シナリオになります。明日だけで書き切れるかは不明ですが、とにかく、イモウトノカタチの真価とは、このルートによって決まります。私がなにを感じなにを思ったのか、どこまで書けるかは知りませんが、整理が終わり次第まとめてみます。
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