ご注文はうさぎですか?のアニメ化について
2013年11月17日 ご注文はうさぎですか?
ごとうさこと、「ご注文はうさぎですか?」がアニメ化するという報が流れました。早売りのMAXに書かれているそうだけど、表紙にもデカデカと書いてあるし、まず間違いないでしょう。私としては十分に予想出来ていたことだし、きんモザもアニメ化した以上は避けられない事態だと覚悟はしていたけど、それでも後少し、半年から一年の猶予があると思ってました。なにせ、きららMAXとしてはつい最近まできんモザのアニメをやっていた訳ですしね。芳文社的にも、次は別の雑誌のターンだろうと、そう思っていた。
まずはKoi先生おめでとうございますという感じですが、アニメ化の報それ自体は正直言って複雑な気分です。原作の可愛らしい絵柄をアニメのキャラデザで再現出来るのかとか、繊細且つ温かみのある物語を、あの脚本家はどう捉えるのかとか、言い出したら切りがありません。アニメ化によってファンが増えることにも困惑を覚えるし、それによって原作が影響を受けてしまうんじゃないか、変わってしまうんじゃないかという不安があるんですよね。
勿論、ごちうさにも前々から安易なアニメ化を期待する層はいたし、そういった人達は現在歓喜しているのだと思うけど、私はどうかな……ごちうさという作品は本当に大好きで、原作には相当な思い入れがあります。長らく漫画から離れていた私にとって、ごちうさは数少ない愛読書の一つですし、この作品が掲載されているからこそ、きららMAXを毎月買っているぐらいです。だからこそ、アニメ化によって現状が大きく乱されることに、言いようのない抵抗感があるじゃないかな。まあ、よくあることなのかも知れないけど、いい原作であればあるほど、素直に喜べない自分がいます。
今は一種のゴール地点としてアニメ化が存在している訳だけど、そこに純粋な喜びを感じられないようになって、もう随分と月日が経ったように思います。まあ、それだけアニメ化する作品が増えたってのもあるんでしょうが。4コマ原作にしたところで、きらら系は乱発といっていいほどアニメ化してるし、皆が皆、ひだまりやきんモザの如くヒットするとは限らないからね。安定しているジャンルではあるんだろうけどね。
ただ、どんなに不安は大きくても決まってしまったことは仕方がないし、複雑な気持ちを抱えつつではあるけど、前向きにやっていかないといけないよね。しばらくはぶつくさ言うことになると思いますが、この手の問題に熱を入れすぎるとどうなるかは、3年前の今頃に嫌というほど思い知っているはずだから。まだ納得は出来ないけど、理解は出来ているので、アニメ化に向けての準備を進めていかないといけない。
しかし、ごちうさのアニメってヒットするんだろうか? そりゃ、原作は最高に面白いですし、個人的にはきんモザなんて比較にならないけど、よくよく考えてみたらごちうさって学園モノじゃないじゃないですか。今の世に氾濫している4コマ原作、特にきらら系に共通することとして、ほぼすべての作品がどこかしらの学園を舞台にした学園モノなんですよね。きんモザなんか良い例でしょ? カレンはともかく、他の皆は学校のクラスメイトだし、ひだまりなんかはそれに加えて同じ寮に住んでいる。けいおんだって、クラスは違えど同じ部活の所属と、とにかく学園ないし学校が作品の舞台であり、世界の大半を占めます。
けれど、ごちうさはこの法則に当てはまりません。主人公のココア他、メインキャラのうち4人が高校生だけど、ココアと同じ学校なのは千夜だけで、リゼとシャロは別の学校、しかも、リゼは年上なので先輩に当たります。チノは逆に中学生だから年下だし、登場人物が一つの学校で一堂に会する機会って、今のところないんだよね。この先、学校の文化祭とか、そういうネタが出てくるのなら話は別だけど、そもそもごちうさは学校が舞台の作品ではないから、そこに偏重する必要がないんです。
ココアはチノの家に下宿しているからともかく、登場人物の五人が同じ場所で暮らしている訳でもないし、リゼはともかく、同じところで働いている訳でもありません。千夜とシャロにはそれぞれの家と勤め先があり、舞台が学校とかバイト先とか、そういったものに限定されてないんですね。主人公がたちが集うお馴染みの場所ってのがこの作品にはなくて、話毎に様々な場所、町の至る所がお話の舞台となり得る。だから、ごちうさは木組みの家と、石畳の街そのものが一つの舞台なのだと、私はそう考えています。
でも、これって前述の通り4コマ原作の定番からはちょっと外れてるじゃないですか。オタクってのは統一感のある制服に、限定された空間というのを好む傾向にあるから、ごちうさみたいに開放感溢れる作品ってどうなんだろう。所謂、百合成分も欠片ほどしかない訳だけど、アニメ化に際してそれが強調されてしまうんじゃないかと心配。ほら、シャロってあんなだけど根はノーマルだと思うんだよ。ていうか、あれは百合じゃないだろ。
アニメ化の報を聞いて私が思ったのは、一年早かったということです。予定では来年発表ぐらいだろうと見越して、年明けからその準備を始めるつもりでした。それが年内の発表となり、早ければ冬コミで何か仕掛けてくるだろうという現状に、焦りを感じています。身内とごちうさアニメのメディア展開、グッズ展開に対して発生するだろう資金というのを考えてみたんだけど、私の目算よりも掛かるんじゃないかという結果に。ヨスガの倍は資金を用意するつもりだったんだけど、それじゃ足りないかも知れないね。まあ、やるだけやってみましょう。
まずはKoi先生おめでとうございますという感じですが、アニメ化の報それ自体は正直言って複雑な気分です。原作の可愛らしい絵柄をアニメのキャラデザで再現出来るのかとか、繊細且つ温かみのある物語を、あの脚本家はどう捉えるのかとか、言い出したら切りがありません。アニメ化によってファンが増えることにも困惑を覚えるし、それによって原作が影響を受けてしまうんじゃないか、変わってしまうんじゃないかという不安があるんですよね。
勿論、ごちうさにも前々から安易なアニメ化を期待する層はいたし、そういった人達は現在歓喜しているのだと思うけど、私はどうかな……ごちうさという作品は本当に大好きで、原作には相当な思い入れがあります。長らく漫画から離れていた私にとって、ごちうさは数少ない愛読書の一つですし、この作品が掲載されているからこそ、きららMAXを毎月買っているぐらいです。だからこそ、アニメ化によって現状が大きく乱されることに、言いようのない抵抗感があるじゃないかな。まあ、よくあることなのかも知れないけど、いい原作であればあるほど、素直に喜べない自分がいます。
今は一種のゴール地点としてアニメ化が存在している訳だけど、そこに純粋な喜びを感じられないようになって、もう随分と月日が経ったように思います。まあ、それだけアニメ化する作品が増えたってのもあるんでしょうが。4コマ原作にしたところで、きらら系は乱発といっていいほどアニメ化してるし、皆が皆、ひだまりやきんモザの如くヒットするとは限らないからね。安定しているジャンルではあるんだろうけどね。
ただ、どんなに不安は大きくても決まってしまったことは仕方がないし、複雑な気持ちを抱えつつではあるけど、前向きにやっていかないといけないよね。しばらくはぶつくさ言うことになると思いますが、この手の問題に熱を入れすぎるとどうなるかは、3年前の今頃に嫌というほど思い知っているはずだから。まだ納得は出来ないけど、理解は出来ているので、アニメ化に向けての準備を進めていかないといけない。
しかし、ごちうさのアニメってヒットするんだろうか? そりゃ、原作は最高に面白いですし、個人的にはきんモザなんて比較にならないけど、よくよく考えてみたらごちうさって学園モノじゃないじゃないですか。今の世に氾濫している4コマ原作、特にきらら系に共通することとして、ほぼすべての作品がどこかしらの学園を舞台にした学園モノなんですよね。きんモザなんか良い例でしょ? カレンはともかく、他の皆は学校のクラスメイトだし、ひだまりなんかはそれに加えて同じ寮に住んでいる。けいおんだって、クラスは違えど同じ部活の所属と、とにかく学園ないし学校が作品の舞台であり、世界の大半を占めます。
けれど、ごちうさはこの法則に当てはまりません。主人公のココア他、メインキャラのうち4人が高校生だけど、ココアと同じ学校なのは千夜だけで、リゼとシャロは別の学校、しかも、リゼは年上なので先輩に当たります。チノは逆に中学生だから年下だし、登場人物が一つの学校で一堂に会する機会って、今のところないんだよね。この先、学校の文化祭とか、そういうネタが出てくるのなら話は別だけど、そもそもごちうさは学校が舞台の作品ではないから、そこに偏重する必要がないんです。
ココアはチノの家に下宿しているからともかく、登場人物の五人が同じ場所で暮らしている訳でもないし、リゼはともかく、同じところで働いている訳でもありません。千夜とシャロにはそれぞれの家と勤め先があり、舞台が学校とかバイト先とか、そういったものに限定されてないんですね。主人公がたちが集うお馴染みの場所ってのがこの作品にはなくて、話毎に様々な場所、町の至る所がお話の舞台となり得る。だから、ごちうさは木組みの家と、石畳の街そのものが一つの舞台なのだと、私はそう考えています。
でも、これって前述の通り4コマ原作の定番からはちょっと外れてるじゃないですか。オタクってのは統一感のある制服に、限定された空間というのを好む傾向にあるから、ごちうさみたいに開放感溢れる作品ってどうなんだろう。所謂、百合成分も欠片ほどしかない訳だけど、アニメ化に際してそれが強調されてしまうんじゃないかと心配。ほら、シャロってあんなだけど根はノーマルだと思うんだよ。ていうか、あれは百合じゃないだろ。
アニメ化の報を聞いて私が思ったのは、一年早かったということです。予定では来年発表ぐらいだろうと見越して、年明けからその準備を始めるつもりでした。それが年内の発表となり、早ければ冬コミで何か仕掛けてくるだろうという現状に、焦りを感じています。身内とごちうさアニメのメディア展開、グッズ展開に対して発生するだろう資金というのを考えてみたんだけど、私の目算よりも掛かるんじゃないかという結果に。ヨスガの倍は資金を用意するつもりだったんだけど、それじゃ足りないかも知れないね。まあ、やるだけやってみましょう。
コメント