『となりのヒロインさん☆』第5回。一見すると区切りのいい数字に見えるけど、連載期間でいうと半年未満だから、気持ち的にはまだまだ始まったばかり、という気がしないでもないですね。今年は残すところ4ヵ月、9月分が本日発売されたのだから、年内は後3号ということになります。つまり、休載がない限りは第8回まで行く訳だけど、連載自体は早くも安定期に入ってるイメージ。前々回で2015年作品からゲストが来たときは驚きましたが、今回は前回に続いて2014年作品からの登場でした。

そんなわけで、今月号のゲストキャラは、まどそふとが2014年に発売したヤキモチストリームから、伊吹恋羽がやってきました。対談の中でも触れられてましたが、ヤキモチストリームは結構奇抜な宣伝方法を取っていたエロゲで、主要ショップでヒロインごとのポケットティッシュを配ったり、ARチラシやスマホアプリなど、一風変わったもので耳目を集めていたように思います。
スマホアプリはまあ、エロゲのそれですから、ヒロインの身体にタッチしたり出来るのですが……この作品は、全体的にヒロインのおっぱいが大きいですよね。巨乳、爆乳という奴で、3サイズそのものは公式サイトにも書いてないんだけど、モンブラン級だとか、キリマンジャロ級だとか、山に例えた表現で胸のサイズをアピールしています。
当然、対談の中でも南アルプス級のおっぱいを持つ恋羽を弄っていくわけですが、実はこの作品って、巨乳をアピールポイントにはしてるけど、シナリオ自体は至って普通の学園モノなんだよね。これはコミ1で発行したくすはらゆいデータブックにも記載したけど、巨乳が売りだからといってストーリー性のないおバカゲーという訳ではなくて、ありがちながらもシンプルな話は、比較的まともなんじゃないかなと。要は胸がでかいだけで、中身自体は平凡なエロゲ、という感じ。

くすはらゆいもその辺を意識しているのか、対談の中では恋羽のツンデレデレなキャラクター性と、結ばれるまではもどかしいものの、結ばれてしまえばひたすら甘い! みたいなシナリオについて、ネタバレにならない範囲で言及しています。恋羽は設定だけ言ってしまえば、昔付き合いのあった幼馴染なので、実の妹だとか、留学先で知り合った少女だとか、学校の先輩みたいなキャラと違って、非常に取っ付き易いキャラだから、初回プレイで選んだりすると、作品世界に入りやすいんじゃないかな? と、私は思います。
そういえば、恋羽の持つ南アルプス級のおっぱいですが、現実の山に置き換えると、一番標高が低いんですよね。富士山よりも低いから、一応、恋羽はメインヒロインたちの中で胸がもっとも小さいということになる。まあ、イラストから差は全く感じないけども。
ゆいちゃんはminori作品に三連投しているから、巨乳キャラに割りと縁があって、たとえば放課後しっぽデイズのヒロイン、土岐のぞみもバストサイズは87のDと、本編屈指の大きさを誇る小太刀凪に匹敵する物を持ってます。まあ、エロゲの数値だと80台は取り立てて珍しくもないけど、巨乳村の住人で知られる宇奈原由紀は85のFだから、バストサイズは劣っても、カップのサイズでは優っているというロリ巨乳の強みが出てますね。

ちなみに永遠は89のFで、恋は80のEですから、minoriヒロインの中では恋が一番小さい。由紀と身長と体重は大差ないのに意外ですけど、恋に関しては都会ではロリ巨乳で鳴らした少女が、巨乳村にやってきたら、自分よりもっとデカイものをお持ちの娘共に敗北感を味わう話なので……半分嘘ですけどね? 作中に登場するヒロインで一番小さいというのは、実は意味があったりする。
話が大分ズレましたけど、今年も残すところ後3回、月始めの発売ということを考えると、あるいは先出しで2月号まで出るかもしれませんが、これから先、どんなヒロインが出るのか楽しみですね。所謂サブキャラや黒パケ等のヒロインにスポットが当たる日は来るのか、それともメインヒロインを積極的に呼びこむのか。しかし、本当にminoriヒロイン来ませんねぇ。

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