BugBug2016年01月号と言うことで、一足先に年明けです。雑誌というのは出版業界の慣習で発売日から40日~45日程度先の号数表記が出来るので、こんなことが起きているのだけど、BugBugは月の初めに出る雑誌なこともあってか、月末には2015年02月号が発売されます。所謂、年末進行という奴だけど、月に2冊も雑誌を出さねばならないなんて、編集部も大変ですね……聞いた話だと、ギリギリまで校正戻しが可能らしいので、結構タイトなスケジュールなんじゃなかろうか。

さて、『となりのヒロインさん☆』第8回ですけど、今回はそれよりも重要なことがあります。
そう、エロゲメーカーのminoriが2016年2月27日に発売する新作、「罪ノ光ランデヴー」の巻頭12ページにも及ぶフルカラーの大特集が掲載されているのです。電撃姫に続いてPUSHも廃刊となってしまった今、情報を載せられる雑誌というのも少なくなってきましたが、今回はBugBugが特集記事及び体験版のレビュー、そして、一部CVの先行発表を行うことになりました。
BugBugの誌上で発表される、ということは、既に分かりきったようなものですけど、今作でもくすはらゆいさんの出演が無事決定したようで、とりあえずファンとしてはホッとしています。過去にメインヒロインを三連投していますから、流石に今度ばかりはと思っていたんですが、見事、オーディションを勝ち抜いて役を掴みました。
罪ノ光ランデヴーの特集記事には、そんなくすはらゆいのインタビューも掲載されてましたが、今作で彼女が演じるのは椿風香という赤髪が特徴的な女の子。公式サイトでは二番手に掲載されている、主人公よりも二個上の先輩キャラですね。
正直、今回ばかりは出演しないかもと思っていただけに、そこに持ってきたか! という気はしないでもなかったけど、この起用はゆいちゃんにとっても意外だったようで、オーディションで決まったときは驚いたとか。確かに、今まで演じてきたキャラは妹、後輩、同学年と、年上キャラはいませんでしたからね。
本人曰く、「minoriさんには毎回新しい扉を開けてもらってるなぁ」とのことで、それはその通りだと思います。あそこは同じ人を使うにしても、ありきたりな起用の仕方はしないから。

まあ、特集記事自体は体験版のネタバレも多分に含んでいるので、各自、購入して読んでくださいという感じだけど、そういえば、プレゼントコーナーでこれでもかと言うぐらいminoriグッズが提供されてましたね。冬の電気外やコミケ等で売り出される新作だから、公式よりも早くグッズの情報が、文字だけですが判明して知ったという。やっぱり、ソレヨリノのドラマCDも出るみたいで、私は買いに行かねばならないようです。
後は、minori関連なら柚奈ひよ先生のロングインタビューですね。美しょゲークリエイター列伝、過去にはくすはらゆいもインタビューされてましたけど、ひよ先生の絵描きさんとしてのルーツなどが語られています。この業界、色々な経歴や切欠を持っている人が多いですけど、ひよ先生は根っからの美少女ゲーム絵描きなんだなぁとしみじみ感じました。
今やminoriの看板原画家だけど、そのことに対する違和感とか全然ないものね。夏ペルまでは師匠の庄名さんだったり、後はまあ、七尾奈留なんかも描いてましたけど、12の月のイヴで固定されてからは、すっかりお馴染みになったといいますか。
付録は罪ノ光ランデヴーのあいちゃんが描かれた、B5サイズのクリアファイルでしたけど、BugBugでこういう特典が付くのは珍しいのかな? 下敷きとかは前にもありましたけど、クリアファイルって基本的にA4が主流だし。まあ、雑誌サイズ的にはB5が良いのだろうが。
とにかく、minoriファン的には読み応えたっぷりのないようだと思いますし、ネタバレに寛容な人は読んで置いて損はないと思います。勿論、くすはらゆいのコラムも載ってますし。

『となりのヒロインさん☆』の話を全く書いてませんでしたが、第8回のゲストは残念な俺達の青春事情から、中丘ちまちが登場しました。チュアブルソフトが2014年に出した作品ですけど、今回はちょっと説明的な内容だった気がする。ゲストコーナーに入る前の一人語りもやけに長いし、正直、あんまり書くことなかったんじゃないかな……単に私がこの作品をあまり好いてないから、そう感じるだけかも知れないが。
ちまち自身はマスコット系のキャラだし、何がどうって程でもないんだけど、まあ、この作品についてはコミ1で出したくすはらゆいデータブックに感想が書いてあります。冬コミにも持って行くので是非。
ゆいちゃんが一人語りで書いてたホラー好きですけど、これは割りと有名ですよね。実はホラー映画って男性よりも女性の方が耐性強くて、とある女流原画家に何故なのかと尋ねたら、結構品のない……と言ったら失礼かも知れないが、その類いの答えが返ってきて、思わず納得してしまった。慣れてるんですね、女性の方が。
出演情報には早速、罪ノ光ランデヴーも載ってますけど、要するにゆいちゃんの連載との兼ね合いで、ゆいちゃんだけキャストが先行公開されたのでしょう。上にも書きましたが、BugBugで一部先行発表されると知ったとき、これは確定したかな? と思いましたし。
しかし、これで2016年は緑茶、戯画、minoriと3本の出演が決まった訳ですね。滑り出しは上々といったところか。今年は何だかんだで、2014年の出演本数を上回らなかったからなぁ。アダルトアニメで初主演とか珍しいことはあったけど、それは少し残念で。

まあ、これ以上出演本数が増えて、追いかけることが出来るかという問題もあるにはありますが、minoriの新作も確定したということで、年末か年明けにはまたラジオですかね? 主演じゃないから難しいかも知れませんが、過去3回、3年連続でやってますし、最早風物詩みたいなものでしょう。ここは是非一つ、パーソナリティーくすはらゆいの復活を願いたいものです。
他にBugBugで特筆すべき記事は……ああ、ぺこが原画描く温泉モノは気になりますね。最近はニコ生でブイブイ言わせてますけど、まさか、百合ゲーじゃないエロゲをまた描くとは思ってなかった。しかも、温泉が舞台ってことは基本的にエロいシーンはお風呂と言うことで、これはもう堪りません。チェックしていきたいと思います。

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