2016年6月……もう6月ですか。早いですね。5月は色々と忙しかったので、個人的にはあっという間だった気もするんだけど、それは終わった今だから言えることであって、実際は辛く長い日々だったんだと思います。具体的に何があったのかはちょっと書けないのだけど、まあ、人として正しくあろうとしていたら、四方八方からタコ殴りにされていたといいますか。精神的にかなり追い詰められていたんだけど、「聖鍵遣いの命題」が期待通りの面白さだったり、下旬も月末になる頃には徐々に持ち直せたから、何とか元気でやってます。

月替りもしたことだし心機一転ということで、毎月恒例BugBugの話でも。くすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」は14回目となり、私の予想通り2015年出演作のヒロインが登場しました。
今月はアンラッキーリバースから、エリス・エレアノールがゲストとして出演……したのかと思いきや、何とビックリ、ゆいちゃんがエリスによって異世界オルターニアに召喚されるという展開で始まりました。そういえば、これまで登場したヒロインに異世界の人っていませんでしたね。あれ、というかくすはらゆいの出演作に異世界モノってアンラッキーリバースとせかぽじぐらいなのか? 春風センセーションは、異世界が存在している世界ではあるけど、物語の舞台は人間かという名の現代社会だったように思えるし。
まあ、異世界のヒロインをどうやって呼ぼうか考えていたところ、逆に呼ばれてしまったというのは、なかなか斬新で良かった。以前、サツコイのときにも悠が外に出てこないからと家まで押しかけたことがあるけど、今回は呼ばれたわけだからね。そういう作品の世界観や設定を意識した流れを自然と書けるのは、やっぱりキャラクターに対する思い入れや、読み込みの深さだよなぁと思う。

ゆいちゃんは前々から呪文詠唱魔法を使うキャラに対する憧れを語ることがあって、それは世代的なこともあるんだろうけど、エリスはそういった意味で念願叶ったキャラでした。昨年はアンラッキーリバースの他にマジカル☆ディアーズもあって、同人誌の方でも触れたけど、延期さえしなければ羽衣野真穂が最初に呪文詠唱して魔法をぶっ放すキャラになるはずったんだよね。実際、マジカル☆ディアーズのコメントで前述の呪文詠唱や魔法に対する憧れについて言及してたし。
まあ、延期の件は今更だとしても、コラム内でも2015年はアンラッキーリバースとマジカル☆ディアーズで魔法を詠唱してぶっ放せて嬉しかったと書いてるし、エリスはそういった意味で夢を一つ叶えてくれたヒロインなんだよね。
ういんどみる作品の立ち絵や演出についても触れてたけど、あそこは確かにそういった部分が安定してるというか、完成してると思う。E-moteに対する好みは分かれるだろうけど、アンラッキーリバースには実装されてなかったから、あれも使いどころかな。
近況情報としては、秋野花と一緒に行ったフロフロカフェについて書いてありました。てっきり、そちらはラジオでしたからキャラ1の話でもするかと思ったんだけど、そういやラムネーションダイナーには行くんですかね? 私はどうにも、あの店は食べ物が残念だったのであまり足が伸びないんですが……まあ、フロフロカフェの後期も場合によっては行ってみるつもりではあるけど。
他にはゲームじゃないけど、ダキカノについても近況・一言で触れてました。ラブラブプラスバージョンについても書いてあったものの、あれってもう完売しちゃったんだよね。

他に特筆することといえば、先日、「銀色、遥か」が延期の発表とニコ生での会見を行ったけど、発売日の表記は変わっていなかったから、結構ギリギリまで粘っていたっぽいね。早くに決まっていなら、差し替えも可能だっただろうし。
銀はるの延期には色々思うところがあって、発売日間近で6P特集を組んでおきながらとか、体験版まで公開していたのにと感じる一方で、なんというか、守らなきゃいけないものってあるよなと。勿論、期日通りに完成できなかったのは反省すべき点であり、当たり前だろうけど、納期さえ守れれば中身が伴わなくていいのかといえば、そんな訳ないんだよね。
決して安くはない売り物ですし、最低限、あるいは最大限目指すべきクオリティってあるんですよ。結局、世の中の延期するエロゲは、営業上の理由とかはともかく、基本的には必要だから延期せざるを得ない、商品として売り出せる状況ではないからだと、そう思うわけです。
私自身、5月にそういう立場を経験したから、仕方ないと割りきらなきゃいけないときは、やっぱりあるんだなと。丘野さんも言っていた通り、クオリティを下げて発売するなんて判断は、あり得ないのだから。
まあ、私は何とか延期を回避出来たけど、代償として身を削りまくって、精神もすり減らして、心とか砕けてサラサラと流れちゃったが、何とか間に合わせたから、誰かに褒めて欲しいものだ……

後は、フロフロの特集記事ですかね。ゆずの新作とコラボ特集なんてのを組んでいて、ゆずの方にフロフロのキャラが、フロフロの方にゆずのキャラがコメントを寄せるという、なかなか珍しいことをやっていました。まあ、ユーザー層は思いっきし被ってるから、そんなに違和感はないのかな? むしろ、当然というか、必然というか。
特集記事とは別に、両メーカーによる座談会も掲載されていて、メーカーの和久を越えたコラボを始めた経緯や、馴れ初めなんかも書かれていました。
ゆずソフトは私にとって縁遠いブランドで、積極的に買おうとは思わないんだけど、ちょっと検討だけしておこうかな。

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