10月ですよ……2016年が10ヵ月目に到達したわけですよ。歳を取ると時間の流れが速く感じると言うけども、まさかもう秋になってしまうとは。外は夏日だけど。
先月は神戸の地で購入したBugBugですが、今月は普通に秋葉原のとらのあなで買いました。メロンは今月から特典がまた復活してたけど、先月は何で付かなかったんでしょうね? まあ、今月はとらのポイントを失効前に使い切らないといけなかったんでとらにしましたが。サークルカードの期限が迫ってまして、春音の発売までポイントを残せないと分かったので、とりあえず使ってしまおうかなと。
本当は何か委託すれば良いんですが、なかなかそういう訳にもいかなくて。

くすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」も第18回と言うことで、年内に20回突破が見えてきましたね。BugBugは月初めに出る雑誌という都合上、12月に2冊出ますから今年は残り3回といったところでしょうか。
近況トークのコーナーは家に出た虫と格闘した話が長々書かれてましたけど、ゆいちゃんは小さい頃から虫が苦手らしい。私は子供の頃なら比較的虫も大丈夫だったかなぁ。大人になると何でかダメになってしまうのは、感性が磨かれたからなのか。ああでも、この前家の側にいたカマキリは思わず写メ撮ったな。多分、虫によりけりってことなんだと思います。
そんなこんなで今月のゲスト。何と小説家の先生が初登場しました。いや、ここに来るゲストはいつも初登場なんだけど、作家という役柄を持っているのはこのキャラだけなんじゃないでしょうか。
というわけで、ゲストは聖鍵遣いの命題-プロポジション-から、恋愛小説家の夢野いちご先生が……え、違うだろって? いやまあ、実際に登場したのは夢野いちごことサキ・アイハラさんなんですけど、ゆいちゃんがそういう風に呼び込むんだものよ。
思わずサキは、「わー! わー!」と遮ってましたけど、サキをゲストで呼ぶに当たって、いきなり夢野いちごネタをぶち込んでくるのは流石ですわ。先月号のソーニャに関しては物語の根幹に関わる部分だったから控えたんでしょうけど、夢野いちごネタは体験版でも出てきますからね。問題ないと判断したんでしょう。というか、読者としては凄く面白いから全然OKだと思う。

ちなみにこのせかぽじ、今年の夏コミで私のサークル・シャリテクロワールが新刊で取り扱ったジャンルでもあるんだけど、まあ、それはまた後で書くとして、サキとの掴みは恋愛小説家トークで始まったわけですが、当たり前ですが作品や他キャラの話もしています。
ゆいちゃんは最初、聖鍵遣いの命題というタイトルが読めなかったらしい。まあ、聖鍵でせいけんとか、命題でプロポジションとか普通は読みませんからね……けど、そんな中二テイストな部分も本作の売りだけあって、世界観や練り込まれた設定など、読んでいてワクワクしたそうです。
せかぽじはライトノベル風だけあって、世界観と設定が先に来る作品なんですよね。どちらかと言えばシナリオよりも舞台装置の方を重視してる感があって、そういった意味では作品全体を隈無く楽しめるんだと思う。バトルシーンが多いことにも言及されてたけど、幻獣……幻獣と書いてヴァイアランと読むのですが、こちらに専属のイラストレーターがいたことなどにもちゃんと触れており、決して主人公のハルトが無双するのではなくて、仲間同士協力し合って、チームプレイであるところに魅力があると書かれています。
せかぽじはメイン、サブと合わせてキャラクターが多い作品ですが、ゆいちゃんが他キャラとして触れたのはセレーネ。サキと密接に関わり、印象残るキャラと言えば、やっぱり彼女なんでしょうね。因縁があり、でも仲良しで、セレーネからスキンシップは過剰というか過激。サキは「もおおおっ!!!」と照れてましたけど、今回はゆいちゃんがゲストを手玉に取るシーンが多かったかも知れない。サキって、意外とチョロいんだよなぁ(苦笑)。
この作品に過去と未来の話があることを上げた上で、続編にも出たいという辺り、せかぽじ愛されてますね。ただ、くすはらゆい出演作という意味では、明確に続編という形が出たことあるのは大図書館の羊飼い ~放課後しっぽデイズ~ぐらいで、しかもあれはミニディスクからFDになっただけなので、仮にフルプライス作品ならばせかぽじが初の続編ということになる……けど、せかぽじは細々出していきそうな気もするから、どうなるんだろう。

さて、このBugBugが発売された10月3日は月曜日で、毎週月曜と金曜は、聖鍵遣いの命題の原作元、UnicoЯnのニコ生配信日だったりします。なので、このコラムの話題を振ってみたんですが、どうにもゲストオファーが合ったと言うよりは、ゆいちゃんがこういう原稿を書いたのでチェックしてね、みたいな形だったらしい。まあ、メーカーにもよるのかも知れないけど、許可を取ると言うよりは事後承諾に近いんだろうか。
キャラクターのセレクトも、まあ、これは分かりきっていたことだけどゆいちゃんがしている可能性が高いということで、UnicoЯn的に意外だったのはBugBugからの連絡と原稿届いたのが結構近々だったから、こんなにも早く掲載されるとは思ってなかったらしい。丁度忙しい時期だったので、原稿自体は監督の松下さんに渡したけど、代表のさんちゅ~さんはまだ呼んでないらしい。
BugBug……つまり雑誌編集部ではなくゆいちゃんがキャラを選んでるんだろうなってのは分かってましたけど、直近で同人誌を出した身としては、こんなにも早くサキが登城してくれて嬉しくもありますね。2016年は真希奈やソーニャ、そしてサキの他にも、発売済みの作品だけど6人のヒロインがいたわけですから、誰が来ても不思議ではなかったので。きっと、この近々でゆいちゃんのせかぽじ熱が上がる何かがったのでしょう。
出演作Hotいんふぉは目立った新情報などはなく、彼女と俺の恋愛日常以外は大小の差こそあるものの、本誌に記事が載っていました。近況・一言はシンソウノイズのラジオについてで、これも来週の木曜日ですか。早いもんです。

他の特筆するべき記事は、春音*アリスグラムの巻頭大特集でしょうか? 高苗京鈴による描き下ろしピンナップを始めとした14Pにも渡る特集で、全ヒロインを見開きで紹介、描き下ろし4コマ&書き下ろしエピソードもあるなど、充実した内容になっています。
新規CGもそこそこあったけど、一部はTGsmartのそれと被っていますね。TG、つまりテックジャイアン本誌ではヒロインごとに個別で特集打ってますから、一挙に掲載したBugBugとは逆の掘り下げ方をしています。そういえば、TGsmartはヒロインの下着姿の立ち絵が掲載されてましたが、あれって膝下……キャラによっては太ももより下が靴下またはストッキング&靴というなかなかにそそられる格好だったんですけど、BugBugだと膝から下を載せていませんでした。
メインの特集記事ですからあまり内容には触れませんが、描き下ろしも多いし、新規CGもありますから、興味がある人はチェックして置いても損はないと思います。店舗特典のラフも修正なしで全部載ってますからね。これは結構良いんじゃないでしょうか。
くすはらゆい出演作だと他は1ページ記事が多くて、シンソウノイズの記事がやはり店舗特典の線画を載せていた以外は、これといって新情報とかはなかったかな。アキウソの記事は雫載ってなかったし……ああ、よめがみとユニオリズム・カルテットの記事が見開きで同じ所にあったのは少し笑った。

座談会企画はCampus×NanaWind×ぱれっとクオリア×まどふとでしたけど、ぱれっと以外は全てのメーカーに出演経験がありますね。CampusとNanaWindはこれから出る作品だけど、まどそふとはヤキモチストリームに出ています。まあ、この座談会では作品に関する情報と言うよりは業界話みたいのがメインでした。エロゲ業界も二十代中盤が活躍するようになってきて、何と言いますか若いですね……二十代中盤なんて、言ってしまえばちょっと前まで大学生ですよ。大学出てエロゲ作っている人がどれだけいるかは知らんけど。
くすはらゆい出演作以外だと、そうだな、あかべぇそふとすりぃが12月に出す予定の竜騎士が載ってましたが、相川たつきという人は本当にはぐれと絵柄がそっくりですね。あかべぇのグラフィッカーが優秀なのかも知れませんが、これにはちょっと驚きました。しかし、騎士シリーズも引っ張りますね。未だにあの失敗から脱却できないでいると言うべきか。
けどまあ、他の記事と言ってもこれぐらいかな。私自身、くすはら出演作以外だと10月以降は買うものが殆どないから、それらの記事が少ないと特に触れる物もないんだよね。

ゆいちゃん的にはコラムでも書いてあったようにシンソウノイズのラジオが始まるわけですが、一方で先月号に書かれていたラジオ・アリスグラムガーデンは既に配信中で、今週には第2回が、先週はほめらじにゲスト出演もしています。更に今週は配信前だけどシンソウノイズのラジオだ、二週連続のほめらじ出演になりましたから、合計で3番組5回ですか。10月の間にほめらじ、アリスグラムガーデン×2、シンソウノイズ×2とゆいちゃんの声が聴けることになります。
ちょっと前まで春前から春先のminoriラジオだけだった人が、今年になって怒濤のラジオ出演……まったく大したものですね。相方ありきではあるけど音泉で3番組だし、シンソウノイズに至っては自分の名前が冠になってますから、感無量でしょう。
ほめらじでは仕事しすぎとか言われてましたけど、追いかける方も負けないぐらい、追い続けていきたいものです。

コメント