気付けばゴールデンウィーク。COMIC1やCharacter1も終了して、5月になりました。まあ、それで取り立てて何が変わったというわけではないのだけど、私は相変わらず日々をゆるりと、時にあくせくしながら過ごしています。GWの予定としては、大きいものではコミティアだったり、後は、初参加のB.G.M. Liveなんてのがありますけど、ライブは色々と疲れるので、如何に体力を消費せず、安全に見ることが出来るかを今から考えています。ライブで騒ぐことは否定しないけど、まあ、人には向き不向きもあるのでね。ノリが悪いとか思われそうですが、それでも行かねばならんのだから仕方ない。

世の中の週刊誌はGW進行という奴で合併号になったりしますが、月刊誌はそういう訳でもなく、今月もPCゲーム雑誌BugBugが発売されました。今月は3日が祝日なので1日前の2日発売でしたけど、まあ、これぐらいは誤差みたいなもんで。表紙の黒田イラストが、眼鏡っ子だったからかいつもと雰囲気違いましたね。うん、こういう子って結構好きですわ。
くすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」は第25回、何気に今回から3年目に突入したわけですが、いつにも増して特殊な構成をしており、このコラム初となるラジオ番組が始まりました。その名も、『ゆいと! 小夏の! となりのヒロインさんラジオ』、略して『とならじ』という、何とも安直な……失礼、分かりやすいネーミング。
そして、小夏という名前から分かるように、今回のゲスト兼相方パーソナリティーは人気声優のつくりかたから、永倉小夏が登場しました。新人声優という設定を活かした、ラジオ番組風の対談って訳ですね。正直、ゆいちゃんは発想の転換が上手いよねぇ……まさか、ラジオ風で来るとは。

番組ではいつになくキャラの紹介を掘り下げていて、やっぱり同じ声優ということもあって、いつもより感情移入することもあったんでしょうか? 小夏のアニメデビュー作や、事務所に入った流れ、声優としての初仕事についてなど、かなり詳しく書いてありました。ゆいちゃん側の話としては、3月に配信を終了したラジオ、エリソデ内で行われた座談会についてで、遥そらさんや奏雨さんという先輩と話したときのことが触れられていました。
後は何と言っても、本作のキャッチコピーである、真実度78%ですけど、本当に良く取材していると思った、というゆいちゃんの感想は、まったくもってその通りではないかと。じゃあ、真実じゃない残りの22%って何なのさって話でもあるけど、まあ、私は知ってるんだけどそこら辺は触れない方向で。ただ、かなり研究して作られた作品であることは事実で、18禁の美少女ゲームではあるけど、声優志望の人にもプレイして貰いたい、そんな作品じゃないかなって。
収録中にお腹が鳴らない方法についても書かれてたけど、最近のゆいちゃんはゼリー飲料派らしい。でも、ゲップが出るから個人差もあるんだとか。そんな話をしていたところで、番組は終わりました。
前書き部分に関しては、花粉症だったり、ロボらじやアリスグラムガーデンでも触れていたリュックの話。ゆいちゃんは最近、リュックを背負うことにしたそうで、みっつパイセンに意見を仰いだりもしたんだとか。
出演作Hotいんふぉには、弓張月の導き雲はるかまでの作品が載っていて、記事もあったフユウソは記載されてませんでした。まあ、フユウソの記事は小さかったし、雫も載っていなかったからかも知れませんね。
ゆいたんの近況・一言は、DMMで配信が予定されているブラウザゲーム、ガールズクロスクロニクルについて書かれてました。フロフロの七緒と、オリキャラのニーズヘッグ役で出演するとのことで、私は既にニーズヘッグを確保しています。ブラウザゲームやソシャゲのキャラってのは、やっぱりゲットするのが難しくて、天頂の新キャラとかどうしたものかと悩んでるんですが、まあ、こればっかりは仕方ない。どこにお金を掛けるのは、結局自分の決断と匙加減だから。

他にゆいちゃん出演作の記事は……はにデビが1ページ記事として載っていたのと、後はフロフロですか。発売月ですから大特集が組まれてましたけど、前にもありましたよね、こんな感じの特集記事。あのときと違うのは、描き下ろしに始まり意外なほど新規CGが多かったことですが、これはもしかすると、もしかするかも知れませんよ? 春グラでやたらと発売月であることをアピールしてましたし、キャラ1で先行販売された「くすはらゆい&橘まおのラジオ事件簿」によると、春グラは「雨音の時期になった」と、ゆいちゃんが言ってましたし、5月という可能性はなくもない。まあ、梅雨の本番は6~7月ですけど。
耶々と雪の描き下ろしがあったのは嬉しかったけど、それにしても1枚程度だから、これをどう判断すべきか。3月中旬の公開を予定していた体験版は、5月になりましたけど音沙汰ないですし、その割に原画家全員コミ1に出てたのがなんだかな。
そういや、音泉のスタンプラリーで配信されてるスペシャルボイスに、アリスグラムガーデンがありましたけど、全6回の予定だった番組が10回を超え、諸事情で長寿番組になっているという説明はまだしも、まだまだ続くと良いなと思っているとも言っているので、今度こそ発売目処が立った=番組終了が決まったと取るべきか、それとも本当に続きそうなのか、そこら辺も気になります。好きな番組ですから、続いてくれる分には嬉しいんだけど、だからといって作品が出てくれないのは困ります。まあ、中には作品には興味が無くてラジオだけという人もいるんでしょうけど、少なくとも私はそうじゃないので。

出演作以外で特筆すべき記事は、そうですね、やっぱりIsland Belleの新作「Dolphin Blade -ドルフィンブレード-」でしょうか? Island Belleは、せかぽじのUnicoЯnでもお馴染み、Project.L.Aの新チャンネルで、そこの新作……まあ、処女作ですね。チャンネルというのは、ブランドに変わる新たな呼称だそうで、拘りらしい。
前作と言っていいのか、せかぽじと世界観を共通させており、キャスト陣もせかぽじでサブヒロインを勤めた人が今度はメインに抜擢されています。
詳細は雑誌よりも、ニコ生や頑宣などの方が多く紹介されてますが、サラリーマンが解散寸前のスポーツチームを立て直すスポ根もの……と思わせて、実はアイドル物らしい。つまり、昨今話題の美人過ぎる○○みたいな感じで、スポーツ選手がそのままアイドル性を持っており、アイドル家業でも稼げるみたいな、そんな設定らしい。何となく、レッスルエンジェルスを思い出しますね。
巻頭特集はま~まれぇどの「お家に帰るまでがましまろです」でしたけど、そういや延期したんでしたっけ? 好きな原画家が描いてるから、結構欲しいんですけど、ちょっと悩んでます。5月に春グラが出るとなれば、それだけで随分と重たいし、他にも支払いがあるからねぇ。穹のバニーフィギュアとか。
後は……そうだな、美少女万華鏡の記事が載ってましたけど、キャストは発表されてないものの、やっぱりこのシリーズは欲しいですね。今流行りの淡い塗り方が見事にマッチしているというか、背徳感が尋常でない。ましてや、姉弟とはいえ双子ですからね。双子好きとしては気になるところです。エウシュリーの新作も興味はあるけど、どちらかと言えばアナスタシア派だからなぁ。エウシュリー買えばアナスタシアが出るって訳でもないし、あそこの作品は作業ゲーだから、どうにも肌に合わないんだよね。ただ、ちょっとした事情からそろそろやっておかないと、次辺りで苦労しそうな気がしてさ。あるいは今作なのかも知れないけど、まあ、そこら辺は情報を精査することにします。

座談会はましまろの原画陣でしたけど、それより何より、今回の目玉は美しょげークリエイター列伝のあじ秋刀魚インタビューと、音泉プロデュースの杏花×あじ秋刀魚の録り下ろしラジオでしょう。エイプリルフールに行われた奴にプラスして、特別編も収録されているのだけど、最近のBugBugは音泉と仲良いですね。昨年の座談会もそうだけど、今号でも二人のインタビューに加えて、他の番組の宣伝ページがあったりね。まあ、アリスグラムガーデンの紹介文が、まもなく発売予定のゲームを盛り上げるだったのは、何か皮肉が効いてましたけど。
そう、せかぽじファインのところに借金の総額が書いてあって、4月24日時点での借金は2億バニーとの記載がありました。今は5億突破してますが、24日とはBugBugのスケジュールって結構後ろに食い込むんだなぁと、編集者的なことを考えてみたり。
まあ、それはともかくあじ子ですよ。杏花はどうでもいい、じゃなかった、置いておいて、あじ子のインタビューは何て言うか、あじ子らしかったですね。為人というか、ある種の人生観見たいのが伝わってきて。まあ、目玉企画だと思いますから、あまり内容には触れませんけども、そんな生き方というか、夢の掴み方があっても良いんじゃないかなって。やっぱり、人それぞれなんだよ。
けど、杏花とのインタビューページにあった、A&Gへの嫉妬心は生々しかったね。どっとあいとかさ、まあ、あれがアニラジの王道又は正道なのかと言われると、あれで育ってきた私としては首を縦に振りそうなんですが、声優側としてはやっぱり思うところあるんだろうねぇ。処女らじがアワード取ったところで、多分、埋めがたい差は未だに感じてると思うし。ユーザーというか、リスナーはさ、そこらの表……敢えて表という言い方をしますけど、表声優のラジオなんかよりも美少女ゲーム声優のラジオの方が面白いぜなんて言うかも知れませんが、声優側としてはさ、大きな隔たりがあるんだよ。それを一言で嫉妬心と言い切ってしまう杏花は凄いし、正直だなって。
隣の芝生は青いじゃないけどさ、華やかな世界の隣には、もっと華やかな世界が会ったりするのかも知れませんね。私はユーザーであり、リスナーに過ぎないけど、越えたいものってのはやっぱりあるんだ。

そんな訳でまあ、今月号はゆいちゃんファンなら当然として、あじ子ファン、杏花ファンも買って置くべき一冊なんじゃないかなって。自分が興味を引かれた企画だったというのもあるだろうけど、エロゲの記事よりぶっちゃけ読み応えがあった。私も結局、元が声優ファンで、かつてはキラキラしていた往年のアイドル声優を追っかけていた人だからね……言ってしまえば、今の自分に幾らかの気楽さを感じることもあるんですよ。勿論、今は今で大変だし、精神的に疲労感を覚えることもあるし、思うところだって沢山あるんだけど。
後ろばっかり見たり、過去の楽しかった記憶にばかり縋ってちゃいけないね。私は前を見ないといけないんだ。

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