TARI TARI 第1話「飛び出したり誘ったり」
2012年7月2日 アニメ・マンガ
夏の新作アニメということで、流石、湘南・鎌倉が舞台のアニメだけあってtvkが一番早いですね。Anotherなどでお馴染みのP.A.WORKSオリジナルアニメですが、スタッフは同じくP.A.のオリジナルアニメである花咲くいろはの制作に携わっていた人が多いようで、そういえばあれは先頃劇場版が発表されたんでしたか。いくら、アニメ映画ブームとはいえ、温泉アニメを劇場で公開してどうするんだとか思いましたが、このTARI TARIという作品は、かなり正統派な青春モノみたい。
最初に結論を言ってしまうと、物凄く面白かったです。アニメの1話にここまで惹き込まれたのは、それこそAnother以来じゃないでしょうか? 私は別にP.A.作品が特別好きというわけでもないから、そうした贔屓目はないと思うのだけど、これは凄く丁寧に作られていますね。話も映像も、実に分かりやすく訴えかけてくるものがあった。神奈川県が舞台だけど、私は横浜住まいなので地元というわけではありません。ただ、湘南・鎌倉自体は割と近いし、去年も小旅行に行ったので馴染み深い土地だとは思います。このところは江ノ島近辺を舞台にした作品が結構多くて、前期で言うとつり球がそうだったようですが、少し前ならセイクリッドセブンも鎌倉でしたね。去年はまさしくセイクリ関係の聖地巡礼というか、町興し企画に乗っかってきたのだけど、やっぱり首都圏から近い海辺の街だけに、舞台として扱いやすいんだろうか? P.A.は富山の会社だからロケハンが楽ってことはないんでしょうが、やはり湘南ブランドは強かったということか。県民だからかもしれないけど、まあ、海と言われたらあの辺りが真っ先に思い浮かぶよね。観光名所ってのもあるんだろうが、横浜とかは港こそあれど海水浴ができる浜辺が少ないですから、必然的に湘南もしくは三浦方面に行ってしまう。そして、前者と後者であれば、どう考えても前者の方が画面映えするし、若々しいイメージがあるのは否めないでしょう。
主人公である坂井和奏は江ノ島住まいらしいですが、あそこって一応住めるんだよね。たまに物件あるし、観光業がメインとはいえ400人程度の住人がいるんじゃなかったか。土産物屋の一人娘ということで、モデルになった店とかはあるのかしら?
公式サイトのキャラ紹介でも和奏がトップに来ていたから、暫定的に主人公という表現を用いましたけど、1話をみる限りでは明らかに宮本来夏を中心に物語が動いていますね。和奏は元々音楽科コースの生徒だったのが、諸事情で普通科に転科してきたそうで、その部分を最初に書いていれば、また印象も違ったのだろうけど、1話が開始した時点で既に和奏は転科済みなんだよね。おそらく、転入生であるウィーンの存在を強調する意味もあったんだろうけど、それがまた来夏メインという流れを印象づけてしまってる。声楽部を辞めることになったのも来夏だし、その為に合唱部を作ろうとしているのも来夏で、メンバー集めのために和奏を誘ったのも来夏になります。和奏視点ではあまり話が進んでないんですね。
登場人物、つまり主役である5人は同じクラスの高校3年生で、こういったアニメでは比較的年齢が上の設定になっています。例えばギャルゲなら先輩キャラが必要な関係上、学年は2年に設定されることが多くて、3年は受験だ何だと大忙しという感じなのだけど、それを敢えて高校生活最後の夏とすることで、これでもかというぐらい青春色を出してきてると思う。私は学生時代、部活動に打ち込んだ経験があまりないけど、3年だと夏休み明けはもう引退でしょ? だから、部活を作るにしても残された時間はあまりに少ないはずです。
この作品の興味深いところはレギュラー、つまり後々合唱部の部員として活動してくであろうメンバーの中に男子がいることだと思います。近頃のアニメは、女の子たちがいチャイチャイしていれば、男キャラなど不要みたいな暴論がまかり通っているので、そもそも男子がメインとして登場することに驚きを感じた。けいおんや、最近だと夏色キセキなんかがそうですけど、ギャルゲやラノベでもない学園モノで、主役ないし主役級の男子ってのは皆無でしたからね。しかも、それでいて自己主張が強過ぎないというか、男性目線や視点が強くないのも良い。
TARI TARIは公式サイトのあらすじを読んでも分かるように、恋が物語の要素としてあるみたいです。つまり、恋愛話なわけですが、確かに1話の段階で産休に入る先生が、頻りに彼氏の話を和奏に持ちかけているし、そこで和奏が男女は選ぶみたいなことを言って、明確に百合要素を否定しているのが面白かった。となれば、男女の恋愛になるわけですが、最初に可能性があるのは転校生であるウィーンですかね? 和奏は転科した関係で普通科の単位が足りないとかで、現在補習を受けているのだけど、それに転校生のウィーンも加わるらしい。まあ、外国暮らしが長く、日本の常識にも疎いみたいだけど、なんで彼は本名でなく都市名で呼ばれているんだろう。まるで、あずまんが大王の春日歩が大阪と呼ばれているようなものじゃないか。ちなみに彼の名前自体は、挨拶の際に黒板へ書いてありましたから、そこで確認することが可能です。
多分、このウィーンと和奏が手始めに接していくことになるのだろうけど、後はさてどうなるのかな。来夏はバドミントン部の田中大智と、気さくな朝の挨拶を交わす程度には仲いいみたいで、彼もまた合唱部に入るみたいですが、登校時に来夏へ声をかける際、若干上ずっているような気がしたのが興味深い。自転車で坂道登ってたから、単純に息切れだろうという考えも出来るし、最初は私もそう思ったんだけどね。恋愛がテーマにある以上、やはりキャラ同士の関係性については考えてしまいます。
私が気になったのは三人目の少女である沖田紗羽です。単純に好みだというのもありますし、中の人である早見沙織を気に入っているというのもありますが、それより何より出てきていきなり乗馬というのはビックリした。乗馬部か馬術部にでも所属しているのかと思ったら、なんと家に厩があって買っているみたいですね。まあ、日本だって広いですから、家の敷地で馬を飼っている過程があっても良いのかも知れませんが、見た感じ寺社仏閣って感じかな? 山持ちもしくは土地持ちなら馬での散歩も可能だと思いますけど、そもそも馬って道交法では軽車両扱いだから、公道走れるんだよね。将来の夢が騎手で、学校では弓道部に所属し、更に私服も結構可愛らしいとか、なんて良い子なんでしょう。しかも、友達思いだし。久々に初見でBDを欲しくなりました。実際に買うかどうかは、まだ分かりませんが。
最初に結論を言ってしまうと、物凄く面白かったです。アニメの1話にここまで惹き込まれたのは、それこそAnother以来じゃないでしょうか? 私は別にP.A.作品が特別好きというわけでもないから、そうした贔屓目はないと思うのだけど、これは凄く丁寧に作られていますね。話も映像も、実に分かりやすく訴えかけてくるものがあった。神奈川県が舞台だけど、私は横浜住まいなので地元というわけではありません。ただ、湘南・鎌倉自体は割と近いし、去年も小旅行に行ったので馴染み深い土地だとは思います。このところは江ノ島近辺を舞台にした作品が結構多くて、前期で言うとつり球がそうだったようですが、少し前ならセイクリッドセブンも鎌倉でしたね。去年はまさしくセイクリ関係の聖地巡礼というか、町興し企画に乗っかってきたのだけど、やっぱり首都圏から近い海辺の街だけに、舞台として扱いやすいんだろうか? P.A.は富山の会社だからロケハンが楽ってことはないんでしょうが、やはり湘南ブランドは強かったということか。県民だからかもしれないけど、まあ、海と言われたらあの辺りが真っ先に思い浮かぶよね。観光名所ってのもあるんだろうが、横浜とかは港こそあれど海水浴ができる浜辺が少ないですから、必然的に湘南もしくは三浦方面に行ってしまう。そして、前者と後者であれば、どう考えても前者の方が画面映えするし、若々しいイメージがあるのは否めないでしょう。
主人公である坂井和奏は江ノ島住まいらしいですが、あそこって一応住めるんだよね。たまに物件あるし、観光業がメインとはいえ400人程度の住人がいるんじゃなかったか。土産物屋の一人娘ということで、モデルになった店とかはあるのかしら?
公式サイトのキャラ紹介でも和奏がトップに来ていたから、暫定的に主人公という表現を用いましたけど、1話をみる限りでは明らかに宮本来夏を中心に物語が動いていますね。和奏は元々音楽科コースの生徒だったのが、諸事情で普通科に転科してきたそうで、その部分を最初に書いていれば、また印象も違ったのだろうけど、1話が開始した時点で既に和奏は転科済みなんだよね。おそらく、転入生であるウィーンの存在を強調する意味もあったんだろうけど、それがまた来夏メインという流れを印象づけてしまってる。声楽部を辞めることになったのも来夏だし、その為に合唱部を作ろうとしているのも来夏で、メンバー集めのために和奏を誘ったのも来夏になります。和奏視点ではあまり話が進んでないんですね。
登場人物、つまり主役である5人は同じクラスの高校3年生で、こういったアニメでは比較的年齢が上の設定になっています。例えばギャルゲなら先輩キャラが必要な関係上、学年は2年に設定されることが多くて、3年は受験だ何だと大忙しという感じなのだけど、それを敢えて高校生活最後の夏とすることで、これでもかというぐらい青春色を出してきてると思う。私は学生時代、部活動に打ち込んだ経験があまりないけど、3年だと夏休み明けはもう引退でしょ? だから、部活を作るにしても残された時間はあまりに少ないはずです。
この作品の興味深いところはレギュラー、つまり後々合唱部の部員として活動してくであろうメンバーの中に男子がいることだと思います。近頃のアニメは、女の子たちがいチャイチャイしていれば、男キャラなど不要みたいな暴論がまかり通っているので、そもそも男子がメインとして登場することに驚きを感じた。けいおんや、最近だと夏色キセキなんかがそうですけど、ギャルゲやラノベでもない学園モノで、主役ないし主役級の男子ってのは皆無でしたからね。しかも、それでいて自己主張が強過ぎないというか、男性目線や視点が強くないのも良い。
TARI TARIは公式サイトのあらすじを読んでも分かるように、恋が物語の要素としてあるみたいです。つまり、恋愛話なわけですが、確かに1話の段階で産休に入る先生が、頻りに彼氏の話を和奏に持ちかけているし、そこで和奏が男女は選ぶみたいなことを言って、明確に百合要素を否定しているのが面白かった。となれば、男女の恋愛になるわけですが、最初に可能性があるのは転校生であるウィーンですかね? 和奏は転科した関係で普通科の単位が足りないとかで、現在補習を受けているのだけど、それに転校生のウィーンも加わるらしい。まあ、外国暮らしが長く、日本の常識にも疎いみたいだけど、なんで彼は本名でなく都市名で呼ばれているんだろう。まるで、あずまんが大王の春日歩が大阪と呼ばれているようなものじゃないか。ちなみに彼の名前自体は、挨拶の際に黒板へ書いてありましたから、そこで確認することが可能です。
多分、このウィーンと和奏が手始めに接していくことになるのだろうけど、後はさてどうなるのかな。来夏はバドミントン部の田中大智と、気さくな朝の挨拶を交わす程度には仲いいみたいで、彼もまた合唱部に入るみたいですが、登校時に来夏へ声をかける際、若干上ずっているような気がしたのが興味深い。自転車で坂道登ってたから、単純に息切れだろうという考えも出来るし、最初は私もそう思ったんだけどね。恋愛がテーマにある以上、やはりキャラ同士の関係性については考えてしまいます。
私が気になったのは三人目の少女である沖田紗羽です。単純に好みだというのもありますし、中の人である早見沙織を気に入っているというのもありますが、それより何より出てきていきなり乗馬というのはビックリした。乗馬部か馬術部にでも所属しているのかと思ったら、なんと家に厩があって買っているみたいですね。まあ、日本だって広いですから、家の敷地で馬を飼っている過程があっても良いのかも知れませんが、見た感じ寺社仏閣って感じかな? 山持ちもしくは土地持ちなら馬での散歩も可能だと思いますけど、そもそも馬って道交法では軽車両扱いだから、公道走れるんだよね。将来の夢が騎手で、学校では弓道部に所属し、更に私服も結構可愛らしいとか、なんて良い子なんでしょう。しかも、友達思いだし。久々に初見でBDを欲しくなりました。実際に買うかどうかは、まだ分かりませんが。
Another 1998 Graduation Memories
2012年7月1日 アニメ・マンガ
先日の日記で書いたとおり、ゲマ屋横浜店で購入しました。メロンが品切れだったのに比べると、ゲマ屋は結構な数を入荷したのか平積みになっていました。Anotherと言えば、P.A.WORKSから5月頃に設定資料集が出ていたけど、今回のは角川書店が発行している、どちらかと言えばキャラクターブックに近いムック本です。まあ、よくあるアニメのオフィシャルブックですけど、ページ数が64ページと短いながらも、厚みのある紙を使っているせいか、そこそこボリュームがあり、内容面でも意外なほど充実していたと思います。
表紙は画像にもありますが、見崎鳴と赤沢泉美の二人です。振り返りざまの笑顔というのは、この両者にしては珍しい表情ですけど、視線の先にいるのはまあ、恒一なんでしょうね。鳴が眼帯を外していますけど、こういう柔らかい表情も良いものですね。普段とはまた違った魅力があるというか、かなり可愛いと思います。
本を開いて、まず最初に飛び込んでくるのは描き下ろし両面ピンナップ。公式サイトによると、幻のシーンらしいですが、表面は8話をイメージしたであろう水着姿の鳴、赤沢、杉浦、怜子の描き下ろしイラスト。砂山のヤドカリ、と見せかけて実は埋まっている恒一でも見ているのかも知れませんけど、それにしたってまあ、赤沢さんと杉浦さんはなんと言うことでしょうか。角度的な問題もあるのかも知れませんが、下手したら怜子さんよりも胸が大きいんじゃないだろうか? 少なくとも、中学三年生の体付きじゃありませんよ。あまり品のない表現は好きじゃないけど、ムッチリという表現がよく似合う、肉体と書いてボディと読むみたいな、そんな圧倒感がある。対する鳴はいつものお馴染みのスク水ですが、こうして並ぶと白い肌がよく目立つね。アニメ絵だと、のいぢ絵以上にそれが顕著だと思う。
裏面は、これはもう本当に幻であろう3年3組女子によるパジャマパーティーのイラストで、登場キャラは鳴、赤沢、杉浦、柿沼、渡辺、小椋、有田、金木、松井と、流石に全員ではないです。小椋さんはスタッフのお気に入りだからともかく、柿沼、渡辺、有田が入っているのは意外でした。百合カップルはともかくとして、知名度というか人気度的には綾野さんか、キャラとしての重要度なら桜木さんでしょう。ファン人気なら多々良さんという選択肢もありだけど、あるいは幻と言うからには何事もなかった合宿をイメージしてるのか? でも、合宿に渡辺さんって参加してたっけ。
卒業文集をイメージして作られているらしいこの本、まずは夜見山北中学校の紹介から始まります。SD鳴ちゃんが出てきて校舎内を解説してくれるわけですが、3年3組はお手洗いの隣にあるとか、割とどうでも良い情報を教えてくれます。ちなみに美術室は同じくC棟にあるそうですが、美術部の部室はご存じ旧校舎こと0号館にあります。何故、美術部は美術室で活動していないのか? という疑問は残りますけど、そもそも本来ならば活動しているはずのない部活なわけですから、そこら辺もまた現象の成せるわざと言うことか。
次のページからはキャラ紹介、3年3組のメンバーが卒業文集がごとく掲載されています。まずは教師陣ですが、久保寺先生は鳴曰く「優しくて人当たりも良い」そうで、しかし、赤沢さんに言わせると「いい人だけど頼りない」と言うことになるらしい。きっと優しかったばかりに叫ぶことも出来ず、重圧にずっと耐え続けていたんでしょうね。本編に比べると、本当に穏やかな表情が多く載っていますが、よく考えたら本編からの切り出しでした。こういう顔もしてたんだね。
三神先生については望月が熱く語っていますが、鳴曰く「凜とした雰囲気が魅力的……なんだって」と、こちらも望月に熱弁されたかのようなことを言っています。見崎鳴はあまり他人に興味を持たない人だし、外見的な美しさなど気にしないんだろうか。まあ、男子じゃなくて女子だからと言うのもあるんだろうけど。
千曳さんについては、無口だし、黒服が基本だから怖がられているらしい。顧問を務めている演劇部の部員を除けば、まともに会話が出来るのは鳴と恒一ぐらいなものでしょう。一度でも良いから、赤沢さん以外の部員と絡んでいるところを見たかったかも。
続いてクラスメイトの顔写真がずらりと載っているわけですが、改めて数えてみると女子16人に対して、男子14人と、女子の方が多いんですね。しかも、男子は転校生である恒一を含めての人数だから、最初から多少の偏りがあったのかも知れない。鳴に言わせると、「個性が強いというか一癖も二癖もあるというか……。でも団結力はある……ような気がする」とのことで、流石杉浦さんに先導されたクラスメイト達に殺され掛けただけのことはありますね。土壇場での団結力があることを認めています。対する赤沢さんは、「一癖も二癖もあるってどういう意味よ。しかもなんでこっちを見ながら言うの? ちょっと!!」と文句を言っています。まあ、癖の強さでは赤沢さんが一番ねぇ……個性という意味でなあら、鳴なんだろうけど。
隅には3年3組「俺の嫁」ランキングなるものが書かれており、1位:桜木、2位:赤沢、3位:綾野、4位:小椋、5位:三神っていう順位でした。意外だったのは、やはり1位の桜木さんでしょうかね? 桜木さんって原作にも漫画にも出てくるし、アニメ公式の登場人物ページにもいるキャラだけど、早くに死んでしまうからそれほど印象深くもないと思うんだよ。勿論、死んじゃったシーン自体は強烈でしたけど、キャラクターとしては平凡というか、そもそも中学生の俺の嫁ランキングで眼鏡っ子の委員長が1位になるものだろうか? 決して可愛くないわけじゃないが、容姿の面で言えば小椋さんが1位とかでも不思議はなかったような……気が強いのが回避されたなら、赤沢さんだって同じだし。いや、あるいはあれか? もっと単純に、胸の大きさなのかしら。中学生が一番興味あるのはそこだし、とすれば小椋さんが下だったのも納得行く気がする。なんか刺されそうなこと書いてますが、綾野さんは単純に男子ウケする性格なんでしょうね。ファン人気が高いとされる多々良さんはここでも入ってませんでしたが、まあ、あの人は本編で台詞の一つもないからなぁ。
続いて始まる出席番号順のキャラ紹介。30人分すべて載っているわけですが、一人ずつSD鳴ちゃんの説明が入ります。流石に全員のを書き出すと途方もないことになりそうなので止めておきますが、面白かったのは金木さんの項目で「松井さんとすごく仲がいい……というかあれはたぶん……」と、二人の百合関係を指摘しているところです。まあ、あれは望月が三神先生好きなのと同じぐらいあからさまだったとは思うけど、鳴自身も未咲との関係があったから、多少なりとも感じるところがあったのだろうか。鳴は別に百合じゃないけども。
後は、藤巻さんの項目で彼女の健康的な肌を羨んでおり、自分の白い肌に対して少なからずコンプレックスを抱いている模様です。私に言わせれば、白い肌も鳴の個性であり魅力だと思うのだが、本人には本人の考えや気持ちがあるんでしょうね。
他に気になったところがあるとすれば、鳴が所々恒一のことを「恒一くん」と呼んでいます。この人は恒一くんの前の席とか、彼に引っかけてキャラ紹介をしていて、本編を見た人は覚えていると思うけど、鳴は恒一のことを「榊原くん」と呼ぶじゃないですか? だから、本来であれば恒一くんというのは誤植やミスになるんだけど、私はそうは思いません。というのも、原作を読んだことある人は知っていると思いますが、恒一は口でこそ鳴のことを「見崎」と呼んでいるものの、心の中では「鳴」と呼んでいるんです。同じように、キャラ解説を任された鳴が、誰もいないのを良いことに恒一のことを、普段は心の中でしか使わない恒一くんで呼んでいるのだとすれば……凄く萌えるじゃないですか。
出席番号順とはいえ、流石に自分の紹介は出来ないから鳴自身の項目は飛ばして、最後に恒一とセットで紹介されています。鳴の紹介は恒一が行い、同時に未咲の存在についても軽く触れている。恒一は鳴のことを「不思議な子だと思った」ことや、「意外と表情がある」ことなどを語ります。初めて話したときは、 「この子無表情だな」とも思ったそうで。
恒一の紹介についてはこれまで通り鳴が行い、「ホラー小説が好きだって聞いた。将来は美術系の学校に進学して、忠告や造形をやってみたいらしい」と、直接本人から聞いたことを教えてくれます。このとき、恒一の説明で使われているカットがすべて鳴との2ショットだったのには、少し笑ってしまった。
そして、なんと第6話における恒一の妄想、鳴のダンスシーンを望月が絵にするというコーナーがあり、実際は場面の切り抜きなんだけど、その痛々しさに周囲はドン引き。書いた当人である望月は勿論、勅使河原も「ないわー……」状態で、赤沢さんは不機嫌な表情で押し黙っています。桜木さんにまで失望の声を上げられ、さしもの恒一も「ごめんなさい……」と謝るのだけど、唯一表情も見せなければ言葉も発しないのがSD鳴ちゃん。背中を向けたまま、無言を貫いています。照れ隠しだと信じたいですが、あるいは呆れているのかも知れない。
後はまあは雑誌等に掲載されたイラストや、BDの特典イラストなんかが掲載されているんだけど、印象的なのは22Pと23Pのポスターイラストで、後者は鳴と恒一のBD告知ポスターで、前者はそれと対になっている鳴と未咲の幻のポスターなんだそうです。これを見ても分かるように、見崎鳴という少女における、藤岡未咲と榊原恒一の存在は本当に大きなものなんでしょうね。一人は過去を共有し、もう一人は今と、そしておそらくは未来も共有し合えるであろう相手。やっぱり、鳴は恒一と一緒にいるイラストが一番好きだな。
続いて、よみタンなる夜見山タウンガイドと、3年3組以外のキャラクターに関するページもあるのだけど、これはあくまでおまけ扱いなのか、紹介されているのも怜子さんに水野さん、それに霧果さんぐらいなもので、恒一の祖父母や鳴の大叔母などはカットされています。後、望月の義姉も載っていますが、「美しすぎる夜見山住人」というタイトルはどうなんだろう。けど、確かに3年3組の女子を見ても分かるように、夜見山は可愛い女の子多いよね。美人や可愛い子の多い土地なんだろうか。
後はまあ、出演声優の色紙風コメントがあったり、原作者と監督のインタビューがあるのだけど、声優の方に杉浦さん役の福圓美里さんがいたのは意外だった。こういうところだけ桜木さんじゃないのかと思いつつ、「杉浦多佳子さんのご冥福をお祈り申し上げます」とはまたハッキリとした……登場回数は少なかったけど、物凄いインパクで一生忘れらないキャラになったというのは、まあ、無理ない話でしょう。
ちなみに巻末では、ご丁寧にも現象の被害者の死に様が載っているのだけど、これわざわざ載せる必要合ったのかなw 猟奇的なシーンを纏めたページだから、苦手な方は開かないでと注意書きが書いてあるけど、それすらもギャグに思えてしまう。折角なら、袋とじにでもすれば良かったのに。
64Pで1260円は、商業誌としてさてどうなのかと思っていたのだけど、意外なほどボリュームがあり、小ネタも満載など、かなり楽しむことが出来ました。Anotherファンなら買って損はないと思いますし、設定資料集よりも手頃で入手もしやすいですから、興味のある方は試しに読んでみるといいでしょう。しかし、裏表紙にも満載のSD鳴ちゃんは本当に可愛い。恒一が世話を焼く特典永続とはまだですか。色々ネタが被るから無理? そこをなんとかお願いしますよ、P.A.WORKSさん。
表紙は画像にもありますが、見崎鳴と赤沢泉美の二人です。振り返りざまの笑顔というのは、この両者にしては珍しい表情ですけど、視線の先にいるのはまあ、恒一なんでしょうね。鳴が眼帯を外していますけど、こういう柔らかい表情も良いものですね。普段とはまた違った魅力があるというか、かなり可愛いと思います。
本を開いて、まず最初に飛び込んでくるのは描き下ろし両面ピンナップ。公式サイトによると、幻のシーンらしいですが、表面は8話をイメージしたであろう水着姿の鳴、赤沢、杉浦、怜子の描き下ろしイラスト。砂山のヤドカリ、と見せかけて実は埋まっている恒一でも見ているのかも知れませんけど、それにしたってまあ、赤沢さんと杉浦さんはなんと言うことでしょうか。角度的な問題もあるのかも知れませんが、下手したら怜子さんよりも胸が大きいんじゃないだろうか? 少なくとも、中学三年生の体付きじゃありませんよ。あまり品のない表現は好きじゃないけど、ムッチリという表現がよく似合う、肉体と書いてボディと読むみたいな、そんな圧倒感がある。対する鳴はいつものお馴染みのスク水ですが、こうして並ぶと白い肌がよく目立つね。アニメ絵だと、のいぢ絵以上にそれが顕著だと思う。
裏面は、これはもう本当に幻であろう3年3組女子によるパジャマパーティーのイラストで、登場キャラは鳴、赤沢、杉浦、柿沼、渡辺、小椋、有田、金木、松井と、流石に全員ではないです。小椋さんはスタッフのお気に入りだからともかく、柿沼、渡辺、有田が入っているのは意外でした。百合カップルはともかくとして、知名度というか人気度的には綾野さんか、キャラとしての重要度なら桜木さんでしょう。ファン人気なら多々良さんという選択肢もありだけど、あるいは幻と言うからには何事もなかった合宿をイメージしてるのか? でも、合宿に渡辺さんって参加してたっけ。
卒業文集をイメージして作られているらしいこの本、まずは夜見山北中学校の紹介から始まります。SD鳴ちゃんが出てきて校舎内を解説してくれるわけですが、3年3組はお手洗いの隣にあるとか、割とどうでも良い情報を教えてくれます。ちなみに美術室は同じくC棟にあるそうですが、美術部の部室はご存じ旧校舎こと0号館にあります。何故、美術部は美術室で活動していないのか? という疑問は残りますけど、そもそも本来ならば活動しているはずのない部活なわけですから、そこら辺もまた現象の成せるわざと言うことか。
次のページからはキャラ紹介、3年3組のメンバーが卒業文集がごとく掲載されています。まずは教師陣ですが、久保寺先生は鳴曰く「優しくて人当たりも良い」そうで、しかし、赤沢さんに言わせると「いい人だけど頼りない」と言うことになるらしい。きっと優しかったばかりに叫ぶことも出来ず、重圧にずっと耐え続けていたんでしょうね。本編に比べると、本当に穏やかな表情が多く載っていますが、よく考えたら本編からの切り出しでした。こういう顔もしてたんだね。
三神先生については望月が熱く語っていますが、鳴曰く「凜とした雰囲気が魅力的……なんだって」と、こちらも望月に熱弁されたかのようなことを言っています。見崎鳴はあまり他人に興味を持たない人だし、外見的な美しさなど気にしないんだろうか。まあ、男子じゃなくて女子だからと言うのもあるんだろうけど。
千曳さんについては、無口だし、黒服が基本だから怖がられているらしい。顧問を務めている演劇部の部員を除けば、まともに会話が出来るのは鳴と恒一ぐらいなものでしょう。一度でも良いから、赤沢さん以外の部員と絡んでいるところを見たかったかも。
続いてクラスメイトの顔写真がずらりと載っているわけですが、改めて数えてみると女子16人に対して、男子14人と、女子の方が多いんですね。しかも、男子は転校生である恒一を含めての人数だから、最初から多少の偏りがあったのかも知れない。鳴に言わせると、「個性が強いというか一癖も二癖もあるというか……。でも団結力はある……ような気がする」とのことで、流石杉浦さんに先導されたクラスメイト達に殺され掛けただけのことはありますね。土壇場での団結力があることを認めています。対する赤沢さんは、「一癖も二癖もあるってどういう意味よ。しかもなんでこっちを見ながら言うの? ちょっと!!」と文句を言っています。まあ、癖の強さでは赤沢さんが一番ねぇ……個性という意味でなあら、鳴なんだろうけど。
隅には3年3組「俺の嫁」ランキングなるものが書かれており、1位:桜木、2位:赤沢、3位:綾野、4位:小椋、5位:三神っていう順位でした。意外だったのは、やはり1位の桜木さんでしょうかね? 桜木さんって原作にも漫画にも出てくるし、アニメ公式の登場人物ページにもいるキャラだけど、早くに死んでしまうからそれほど印象深くもないと思うんだよ。勿論、死んじゃったシーン自体は強烈でしたけど、キャラクターとしては平凡というか、そもそも中学生の俺の嫁ランキングで眼鏡っ子の委員長が1位になるものだろうか? 決して可愛くないわけじゃないが、容姿の面で言えば小椋さんが1位とかでも不思議はなかったような……気が強いのが回避されたなら、赤沢さんだって同じだし。いや、あるいはあれか? もっと単純に、胸の大きさなのかしら。中学生が一番興味あるのはそこだし、とすれば小椋さんが下だったのも納得行く気がする。なんか刺されそうなこと書いてますが、綾野さんは単純に男子ウケする性格なんでしょうね。ファン人気が高いとされる多々良さんはここでも入ってませんでしたが、まあ、あの人は本編で台詞の一つもないからなぁ。
続いて始まる出席番号順のキャラ紹介。30人分すべて載っているわけですが、一人ずつSD鳴ちゃんの説明が入ります。流石に全員のを書き出すと途方もないことになりそうなので止めておきますが、面白かったのは金木さんの項目で「松井さんとすごく仲がいい……というかあれはたぶん……」と、二人の百合関係を指摘しているところです。まあ、あれは望月が三神先生好きなのと同じぐらいあからさまだったとは思うけど、鳴自身も未咲との関係があったから、多少なりとも感じるところがあったのだろうか。鳴は別に百合じゃないけども。
後は、藤巻さんの項目で彼女の健康的な肌を羨んでおり、自分の白い肌に対して少なからずコンプレックスを抱いている模様です。私に言わせれば、白い肌も鳴の個性であり魅力だと思うのだが、本人には本人の考えや気持ちがあるんでしょうね。
他に気になったところがあるとすれば、鳴が所々恒一のことを「恒一くん」と呼んでいます。この人は恒一くんの前の席とか、彼に引っかけてキャラ紹介をしていて、本編を見た人は覚えていると思うけど、鳴は恒一のことを「榊原くん」と呼ぶじゃないですか? だから、本来であれば恒一くんというのは誤植やミスになるんだけど、私はそうは思いません。というのも、原作を読んだことある人は知っていると思いますが、恒一は口でこそ鳴のことを「見崎」と呼んでいるものの、心の中では「鳴」と呼んでいるんです。同じように、キャラ解説を任された鳴が、誰もいないのを良いことに恒一のことを、普段は心の中でしか使わない恒一くんで呼んでいるのだとすれば……凄く萌えるじゃないですか。
出席番号順とはいえ、流石に自分の紹介は出来ないから鳴自身の項目は飛ばして、最後に恒一とセットで紹介されています。鳴の紹介は恒一が行い、同時に未咲の存在についても軽く触れている。恒一は鳴のことを「不思議な子だと思った」ことや、「意外と表情がある」ことなどを語ります。初めて話したときは、 「この子無表情だな」とも思ったそうで。
恒一の紹介についてはこれまで通り鳴が行い、「ホラー小説が好きだって聞いた。将来は美術系の学校に進学して、忠告や造形をやってみたいらしい」と、直接本人から聞いたことを教えてくれます。このとき、恒一の説明で使われているカットがすべて鳴との2ショットだったのには、少し笑ってしまった。
そして、なんと第6話における恒一の妄想、鳴のダンスシーンを望月が絵にするというコーナーがあり、実際は場面の切り抜きなんだけど、その痛々しさに周囲はドン引き。書いた当人である望月は勿論、勅使河原も「ないわー……」状態で、赤沢さんは不機嫌な表情で押し黙っています。桜木さんにまで失望の声を上げられ、さしもの恒一も「ごめんなさい……」と謝るのだけど、唯一表情も見せなければ言葉も発しないのがSD鳴ちゃん。背中を向けたまま、無言を貫いています。照れ隠しだと信じたいですが、あるいは呆れているのかも知れない。
後はまあは雑誌等に掲載されたイラストや、BDの特典イラストなんかが掲載されているんだけど、印象的なのは22Pと23Pのポスターイラストで、後者は鳴と恒一のBD告知ポスターで、前者はそれと対になっている鳴と未咲の幻のポスターなんだそうです。これを見ても分かるように、見崎鳴という少女における、藤岡未咲と榊原恒一の存在は本当に大きなものなんでしょうね。一人は過去を共有し、もう一人は今と、そしておそらくは未来も共有し合えるであろう相手。やっぱり、鳴は恒一と一緒にいるイラストが一番好きだな。
続いて、よみタンなる夜見山タウンガイドと、3年3組以外のキャラクターに関するページもあるのだけど、これはあくまでおまけ扱いなのか、紹介されているのも怜子さんに水野さん、それに霧果さんぐらいなもので、恒一の祖父母や鳴の大叔母などはカットされています。後、望月の義姉も載っていますが、「美しすぎる夜見山住人」というタイトルはどうなんだろう。けど、確かに3年3組の女子を見ても分かるように、夜見山は可愛い女の子多いよね。美人や可愛い子の多い土地なんだろうか。
後はまあ、出演声優の色紙風コメントがあったり、原作者と監督のインタビューがあるのだけど、声優の方に杉浦さん役の福圓美里さんがいたのは意外だった。こういうところだけ桜木さんじゃないのかと思いつつ、「杉浦多佳子さんのご冥福をお祈り申し上げます」とはまたハッキリとした……登場回数は少なかったけど、物凄いインパクで一生忘れらないキャラになったというのは、まあ、無理ない話でしょう。
ちなみに巻末では、ご丁寧にも現象の被害者の死に様が載っているのだけど、これわざわざ載せる必要合ったのかなw 猟奇的なシーンを纏めたページだから、苦手な方は開かないでと注意書きが書いてあるけど、それすらもギャグに思えてしまう。折角なら、袋とじにでもすれば良かったのに。
64Pで1260円は、商業誌としてさてどうなのかと思っていたのだけど、意外なほどボリュームがあり、小ネタも満載など、かなり楽しむことが出来ました。Anotherファンなら買って損はないと思いますし、設定資料集よりも手頃で入手もしやすいですから、興味のある方は試しに読んでみるといいでしょう。しかし、裏表紙にも満載のSD鳴ちゃんは本当に可愛い。恒一が世話を焼く特典永続とはまだですか。色々ネタが被るから無理? そこをなんとかお願いしますよ、P.A.WORKSさん。
今日は午前中に横浜のメロンブックスへ電撃HIMEを買いに行ったのだけど、あそこは近隣の店舗よりも開店時間が遅く、11時と結構余裕があるので比較的のんびりと家を出ました。別に雑誌自体はどこの店でも買えるんだけど、電撃HIMEはメロンだと特典のクリアファイルが付いてきますからね。値段も高いからポイントも結構貯まるし、何かと都合もいいのです。本当は一緒にAnotherのキャラクターブックも買いたかっただけど、こちらはあいにくの品切れ。元々、メロンはアニメ系のムックを多く入荷するところではないし、1冊入れたのが売れてしまったんだろうね。
Anotherのキャラクターブックに関しては階下のゲマ屋横浜店に売っていたので、そこで確保しましたけど、考えてみれば原作のスニーカー文庫版を買ったのもゲマ屋だったかな。確か、特典にミニ色紙か何かが付いてきたと思いますが、最近はアレですね、ラノベ一冊買うだけでも何かしらの店舗特典が付いてくるから、なんとなくメイトとかゲマ屋でそっち系の書籍を購入することが多いような気がする。所謂、特典商法に踊らされているわけだけど、ラノベの購買層を考えるのであれば、アニメ系のショップに特典を付けることは必然的なんだろうか。
まあ、そんなこと言いつつも、私はこのところ滅多にラノベとか買いませんから、イラストカードにせよブロマイドにせよ、貰ったことないんですけどね。ああいう絵が主体の特典を見ると、やっぱりラノベってのは絵が先行しているというか、イラスト主体の媒体なんだと思わなくもない。逆に言えば文章が良くてもイラストが残念な感じだと、そっちのイメージに引きずられてしまうこともあるから、ラノベにおける絵の割合って半分どころか大半を占めているんじゃないかな。
私もたまにはラノベでも買って、と思うのだけど、最近だとスカイ・ワールドが面白かったぐらいで、後はこれといって琴線に触れるものがないね。単に新刊調べてないだけなんだけど、毎月150冊も出ているといちいち内容まで把握してられないのよ。まあ、新刊案内は届くんだけど、ラノベの新刊案内って読んでも内容がよく分からないんだよね……あれ、別に一般の読者が読むものじゃないんだから、もっと分かりやすく書いてくれよと思わないでもない。仮に本屋で衝動買いするにしても、その場合、やはりイラストの好みで選ぶことが多いから、本読みとしては割と矛盾しているね。
メロンとゲマ屋での買い物を終えた後は、横浜そごうにある紀伊國屋書店まで行きました。米澤穂信の新刊である古典部シリーズ「ふたりの距離の概算」文庫版を買いに行ったのだけど、今回の文庫はアニメ化の影響からかリバーシブル仕様の表紙になっていて、裏側がアニメ柄なんですよ。だから、アニメショップとかは当然のようにアニメ柄を表にして置いてあるから、ちゃんとしたのを買おうとすると一般書店に行くしか無くて。まあ、古典部シリーズの文庫版は何故か全冊紀伊國屋書店で買っているから、ブックカバーを統一する意味でも丁度よかったので。
到着したそごうには、入って早々緑色の巨体が目に付きました。ナシ型の身体に冠をかぶった、おそらく何かのゆるキャラという奴なんだろうけど、見た目では一体何のキャラなのかサッパリ分からなかった。「これ本当に可愛いか?」と思えるようなのも多いゆるキャラの中で言えば、結構見れた顔をしており、ベビーカに載ったお子ちゃまがペタペタ触れていたのが微笑ましく、緑のゆるキャラが頭を撫でで上げていたのに心が温まった。帰宅後に検索したところ、このキャラはタントくんなる山形県にある果樹園のマスコットキャラで、身体は洋なし、胸にはさくらんぼ、杖はりんごという3つの果物が合わさっているんだとか。一体どれを一番売り出したいのかサッパリ分かりませんが、少なくともそごうでやっていたのはさくらんぼだったかな。実は私も触ってみたかったとか、そういうのは内緒だよ。
紀伊國屋書店はそれなりに混んでいて、入って左側にあるレジには列が出来ていました。並ぼうとしていた男女が、「列が出来てるー」と不平を漏らしていましたが、私は新刊を手に持ちながら、「はて、この店舗は反対方向にもレジがなかったか?」と思い行ってみると、距離にして数メートルもない真裏のレジはスカスカで、私は並ぶこと無く会計を済ませることが出来ました。店員も誘導すればいいというか、客はもう一つレジがあることを知らないんだろうか? それとも、こっちが混んでいるのだから向こうも同じようなものだろうと、勝手に決めて掛かっているのか……まあ、並ばず買えるのはいいことです。
ちなみに買い物終えて地下まで降りてみると、タントくんとやらは既にいなくなっていました。
Anotherのキャラクターブックに関しては階下のゲマ屋横浜店に売っていたので、そこで確保しましたけど、考えてみれば原作のスニーカー文庫版を買ったのもゲマ屋だったかな。確か、特典にミニ色紙か何かが付いてきたと思いますが、最近はアレですね、ラノベ一冊買うだけでも何かしらの店舗特典が付いてくるから、なんとなくメイトとかゲマ屋でそっち系の書籍を購入することが多いような気がする。所謂、特典商法に踊らされているわけだけど、ラノベの購買層を考えるのであれば、アニメ系のショップに特典を付けることは必然的なんだろうか。
まあ、そんなこと言いつつも、私はこのところ滅多にラノベとか買いませんから、イラストカードにせよブロマイドにせよ、貰ったことないんですけどね。ああいう絵が主体の特典を見ると、やっぱりラノベってのは絵が先行しているというか、イラスト主体の媒体なんだと思わなくもない。逆に言えば文章が良くてもイラストが残念な感じだと、そっちのイメージに引きずられてしまうこともあるから、ラノベにおける絵の割合って半分どころか大半を占めているんじゃないかな。
私もたまにはラノベでも買って、と思うのだけど、最近だとスカイ・ワールドが面白かったぐらいで、後はこれといって琴線に触れるものがないね。単に新刊調べてないだけなんだけど、毎月150冊も出ているといちいち内容まで把握してられないのよ。まあ、新刊案内は届くんだけど、ラノベの新刊案内って読んでも内容がよく分からないんだよね……あれ、別に一般の読者が読むものじゃないんだから、もっと分かりやすく書いてくれよと思わないでもない。仮に本屋で衝動買いするにしても、その場合、やはりイラストの好みで選ぶことが多いから、本読みとしては割と矛盾しているね。
メロンとゲマ屋での買い物を終えた後は、横浜そごうにある紀伊國屋書店まで行きました。米澤穂信の新刊である古典部シリーズ「ふたりの距離の概算」文庫版を買いに行ったのだけど、今回の文庫はアニメ化の影響からかリバーシブル仕様の表紙になっていて、裏側がアニメ柄なんですよ。だから、アニメショップとかは当然のようにアニメ柄を表にして置いてあるから、ちゃんとしたのを買おうとすると一般書店に行くしか無くて。まあ、古典部シリーズの文庫版は何故か全冊紀伊國屋書店で買っているから、ブックカバーを統一する意味でも丁度よかったので。
到着したそごうには、入って早々緑色の巨体が目に付きました。ナシ型の身体に冠をかぶった、おそらく何かのゆるキャラという奴なんだろうけど、見た目では一体何のキャラなのかサッパリ分からなかった。「これ本当に可愛いか?」と思えるようなのも多いゆるキャラの中で言えば、結構見れた顔をしており、ベビーカに載ったお子ちゃまがペタペタ触れていたのが微笑ましく、緑のゆるキャラが頭を撫でで上げていたのに心が温まった。帰宅後に検索したところ、このキャラはタントくんなる山形県にある果樹園のマスコットキャラで、身体は洋なし、胸にはさくらんぼ、杖はりんごという3つの果物が合わさっているんだとか。一体どれを一番売り出したいのかサッパリ分かりませんが、少なくともそごうでやっていたのはさくらんぼだったかな。実は私も触ってみたかったとか、そういうのは内緒だよ。
紀伊國屋書店はそれなりに混んでいて、入って左側にあるレジには列が出来ていました。並ぼうとしていた男女が、「列が出来てるー」と不平を漏らしていましたが、私は新刊を手に持ちながら、「はて、この店舗は反対方向にもレジがなかったか?」と思い行ってみると、距離にして数メートルもない真裏のレジはスカスカで、私は並ぶこと無く会計を済ませることが出来ました。店員も誘導すればいいというか、客はもう一つレジがあることを知らないんだろうか? それとも、こっちが混んでいるのだから向こうも同じようなものだろうと、勝手に決めて掛かっているのか……まあ、並ばず買えるのはいいことです。
ちなみに買い物終えて地下まで降りてみると、タントくんとやらは既にいなくなっていました。
イモウトノカタチ公式サイト更新 真ヒロイン「清宮 真結希」公開
2012年6月29日 イモウトノカタチイモウトノカタチの公式サイトが、本来の更新日である今日ではなく、昨日更新されました。私が芝居見物をしている間でしたか、キャラクターページとダウンロードページ、それに店舗特典のページに追加があったようで、一体どうして一日早めたのかが分かりません。今日は今日で別の大きな更新があった、というわけではないようですし、雑誌発表に合わせたかったかといえば、情報が掲載されるらしい電撃HIMEもパソパラも発売は明日ですからね。なんだって今回に限って、木曜更新にしたのだろうか。
これまで隠しヒロインと言われてきた清宮真結希ですが、関係者発言を整合するに真ヒロインと形容した方が正しいのかもしれない。というのも、存在を隠していたという割に基本情報は今回の更新で全部出ましたし、後はグラフィックぐらいでしょ? 本編をプレイして初めて出てくるキャラってわけでもないし、どちらかと言えば前作ヨスガノソラのメインヒロインである、春日野穹に近いものがあると思う。穹も、今でこそヨスガノソラを象徴するようなキャラクターになっていますが、作品が発表された当初はビジュアルが公開されていませんでしたし、ファーストファンブックにも一人だけ載っていません。ただ、主人公であるハルのページにおいて妹の存在が示唆されていました。
思うに真結希もそういった類のヒロインであって、公開時期を意図的にずらしていただけなんじゃないでしょうか? 橋本タカシ原画のキャラクターなら、あるいは作業が遅れていて同時公開できなかった、なんて想像も出来なくはないですが、結局真結希のデザインは今回のメイン原画家である武藤此史でしたから、作業的な意味で遅れていたとは考えづらいんだよね。むしろ、隠し玉や切り札の類い、発売前の目玉情報として取っておいたと考える方が自然じゃないだろうか。
それを示すかのように真結希は結構攻めのデザインをしており、言い方は悪いですがあざとい感じがします。薄藤色の長い髪に、白い肌、薄桃色の寝間着に触れれば折れてしまいそうな華奢な体、そして穹と同じ金色の瞳など、もう萌え要素の塊じゃないですか。しかも、基本設定として病弱な実妹がセットで付いてくるときた。勿論、実妹かどうかは確定していないけど、今のところ最有力候補と言っても過言ではないと思う。
真結希のキャラページの紹介文を引用しますと、彼女が他のヒロインと明らかに一線を画する存在であること分かります。
まず、第一に真結希は生き別れの家族がいることになっていますが、同時に思わぬ形で再会を果たすようなことも書かれています。勿論、生き別れの家族出会って兄弟姉妹、あるいは両親とも明確な記述はなされていませんが、確か雑誌発表の段階では兄と明記されていたような、しないような。仮に家族だとすれば、雪人だけでなくサブキャラの高階利夫も候補になりますが、彼は台詞からして雪人の関係者っぽい……いや待てよ、彼が雪人の父親だとすれば、必然的に妹の父親でもあるわけか。「公的にはこれが初対面」という台詞から、どう判断すべきなのか。悩ましい限りです。
サンプルボイスからして、真結希は律佳やミータの関係者であることが分かります。姓名から察するに、災害孤児で介護が必要な真結希を律佳が引き取るなり、法的な親代わりになるなどして、病院に入院できるようにして上げたのかな? 生き別れの家族がいると書かれている時点で、律佳は本当の家族ではないのでしょう。呼び方もさん付けだしね。
体験版をやる限りでは、およそどこら辺が介護ロボなのかサッパリだったミータも、真結希に対してはその役割や使命を果たそうとするらしく、関係性の深さが伺えます。もっとも、真結希は意固地になっているのか、ミータの手を借りるのが癪なようで、「ミータちゃんの世話なんかにならなくても、私はやれます! 出来るんです!」と強く訴えていますね。大病を患って、寝たきり状態の人間がこうした癇癪を起こすのは珍しいことでもなく、気が強いと言うよりは慢性的なストレスが溜まっていると考えた方がいいでしょう。全身麻痺で、それも天井を見上げる以外に自分では何も出来ないとなれば、日常生活のすべてを看護師やミータの世話になっているわけであり、何一つ自分の思い通りにならない毎日というのは、常人には想像も出来ない苦痛だと思います。
そんな真結希がどうして実妹として決定的なのかというと、3つ目のサンプルボイスを聴けば分かるように、雪人は真結希にキスをしているんです。彼女曰く、「熱いキス」をしたということで、ここで思い出してもらいたいのは体験版。雪人は妹と再会したとき、まず何をすると言ったでしょうか? そう、熱い抱擁を交わし、口づけをすると言っていました。現時点で、明確にそれが果たされているのは真結希しかおらず、どういう状況か分かりませんが彼女が妹であると確信付ける何かがあったのでしょう。意外な形、というのはミータの付き添いか何かで雪人が病院へ訪れていたときにバッタリ会ったとか、あるいはミータの友達として真結希に紹介されたところ、実は妹だったとか、そんなところじゃないかな。
私は真結希が実妹じゃないかと思うし、もう少し言うと実妹であって欲しいと考えています。これは単純にキャラが好みだとかそういう問題ではなく、真結希が実妹じゃない場合、あまりに救いがないからです。全身麻痺の障害者という設定もそうですが、仮に真結希の実妹フラグが全部ブラフであり、赤の他人だったとしましょうか? そんなとき、妹でもない少女に主人公はどうするのでしょうか? 実妹だから、血の繋がりのある家族だからこそ背負えるものというのは確かにあって、それがない場合、酷いことを言うようだけど、真結希の存在はあまりに重たくなると思う。そんな状況で「私を見捨てないで!」とか言われたら、葛藤通り越して発狂しちゃうよ。
おそらく、ミータの紹介で話し合いてないし友人付き合いをしていくうちに真結希が雪人に好意を持つも、実は兄妹だったことが発覚するとか、ベタな展開で行くんじゃないかな。情報不足は如何ともし難いが、いずれにせよ1ヵ月切ってますから、これ以上は本編でという形になるんだろうな。来月のPUSHがギリギリ間に合う気もするけど、なにか追加情報があるのかどうか。今の時点では、なんとも言えません。
これまで隠しヒロインと言われてきた清宮真結希ですが、関係者発言を整合するに真ヒロインと形容した方が正しいのかもしれない。というのも、存在を隠していたという割に基本情報は今回の更新で全部出ましたし、後はグラフィックぐらいでしょ? 本編をプレイして初めて出てくるキャラってわけでもないし、どちらかと言えば前作ヨスガノソラのメインヒロインである、春日野穹に近いものがあると思う。穹も、今でこそヨスガノソラを象徴するようなキャラクターになっていますが、作品が発表された当初はビジュアルが公開されていませんでしたし、ファーストファンブックにも一人だけ載っていません。ただ、主人公であるハルのページにおいて妹の存在が示唆されていました。
思うに真結希もそういった類のヒロインであって、公開時期を意図的にずらしていただけなんじゃないでしょうか? 橋本タカシ原画のキャラクターなら、あるいは作業が遅れていて同時公開できなかった、なんて想像も出来なくはないですが、結局真結希のデザインは今回のメイン原画家である武藤此史でしたから、作業的な意味で遅れていたとは考えづらいんだよね。むしろ、隠し玉や切り札の類い、発売前の目玉情報として取っておいたと考える方が自然じゃないだろうか。
それを示すかのように真結希は結構攻めのデザインをしており、言い方は悪いですがあざとい感じがします。薄藤色の長い髪に、白い肌、薄桃色の寝間着に触れれば折れてしまいそうな華奢な体、そして穹と同じ金色の瞳など、もう萌え要素の塊じゃないですか。しかも、基本設定として病弱な実妹がセットで付いてくるときた。勿論、実妹かどうかは確定していないけど、今のところ最有力候補と言っても過言ではないと思う。
真結希のキャラページの紹介文を引用しますと、彼女が他のヒロインと明らかに一線を画する存在であること分かります。
『もう15年になるのかな……この天井と、先生と、3人の看護師さん。それが私の世界のすべてでした』この作品、設定から言っても生き別れの家族を探しているキャラは結構多くて、主人公は勿論のこと、ヒロインの美優樹と千毬、それにサブキャラの聡里は災害で家族と生き別れになっています。千毬はあり得ないにしても、単純な妹候補であれば美優樹と聡里にも可能性があるわけで、真結希を実妹であると断定するには時期尚早という気は確かにします。ですが、真結希はその紹介文やサンプルボイスから、あまりにも実妹であると訴えかけてきているのです。
清宮 真結希 CV:夏野こおり
鵠見中央メディカルセンターに入院している女の子。
物心着いた頃からの全身麻痺で病室から一歩も外に出たことがない。
主治医からの生き別れの家族がいることを教えられ、その家族を見つけるために早く退院したいと思っていたが、思わぬ形でその願いを叶えることになる。
健気で相手を立てる優しさを持つ一方、儚げな印象とは逆にとても我が儘な一面を持っている。
まず、第一に真結希は生き別れの家族がいることになっていますが、同時に思わぬ形で再会を果たすようなことも書かれています。勿論、生き別れの家族出会って兄弟姉妹、あるいは両親とも明確な記述はなされていませんが、確か雑誌発表の段階では兄と明記されていたような、しないような。仮に家族だとすれば、雪人だけでなくサブキャラの高階利夫も候補になりますが、彼は台詞からして雪人の関係者っぽい……いや待てよ、彼が雪人の父親だとすれば、必然的に妹の父親でもあるわけか。「公的にはこれが初対面」という台詞から、どう判断すべきなのか。悩ましい限りです。
サンプルボイスからして、真結希は律佳やミータの関係者であることが分かります。姓名から察するに、災害孤児で介護が必要な真結希を律佳が引き取るなり、法的な親代わりになるなどして、病院に入院できるようにして上げたのかな? 生き別れの家族がいると書かれている時点で、律佳は本当の家族ではないのでしょう。呼び方もさん付けだしね。
体験版をやる限りでは、およそどこら辺が介護ロボなのかサッパリだったミータも、真結希に対してはその役割や使命を果たそうとするらしく、関係性の深さが伺えます。もっとも、真結希は意固地になっているのか、ミータの手を借りるのが癪なようで、「ミータちゃんの世話なんかにならなくても、私はやれます! 出来るんです!」と強く訴えていますね。大病を患って、寝たきり状態の人間がこうした癇癪を起こすのは珍しいことでもなく、気が強いと言うよりは慢性的なストレスが溜まっていると考えた方がいいでしょう。全身麻痺で、それも天井を見上げる以外に自分では何も出来ないとなれば、日常生活のすべてを看護師やミータの世話になっているわけであり、何一つ自分の思い通りにならない毎日というのは、常人には想像も出来ない苦痛だと思います。
そんな真結希がどうして実妹として決定的なのかというと、3つ目のサンプルボイスを聴けば分かるように、雪人は真結希にキスをしているんです。彼女曰く、「熱いキス」をしたということで、ここで思い出してもらいたいのは体験版。雪人は妹と再会したとき、まず何をすると言ったでしょうか? そう、熱い抱擁を交わし、口づけをすると言っていました。現時点で、明確にそれが果たされているのは真結希しかおらず、どういう状況か分かりませんが彼女が妹であると確信付ける何かがあったのでしょう。意外な形、というのはミータの付き添いか何かで雪人が病院へ訪れていたときにバッタリ会ったとか、あるいはミータの友達として真結希に紹介されたところ、実は妹だったとか、そんなところじゃないかな。
私は真結希が実妹じゃないかと思うし、もう少し言うと実妹であって欲しいと考えています。これは単純にキャラが好みだとかそういう問題ではなく、真結希が実妹じゃない場合、あまりに救いがないからです。全身麻痺の障害者という設定もそうですが、仮に真結希の実妹フラグが全部ブラフであり、赤の他人だったとしましょうか? そんなとき、妹でもない少女に主人公はどうするのでしょうか? 実妹だから、血の繋がりのある家族だからこそ背負えるものというのは確かにあって、それがない場合、酷いことを言うようだけど、真結希の存在はあまりに重たくなると思う。そんな状況で「私を見捨てないで!」とか言われたら、葛藤通り越して発狂しちゃうよ。
おそらく、ミータの紹介で話し合いてないし友人付き合いをしていくうちに真結希が雪人に好意を持つも、実は兄妹だったことが発覚するとか、ベタな展開で行くんじゃないかな。情報不足は如何ともし難いが、いずれにせよ1ヵ月切ってますから、これ以上は本編でという形になるんだろうな。来月のPUSHがギリギリ間に合う気もするけど、なにか追加情報があるのかどうか。今の時点では、なんとも言えません。
魔法使いのいるホテル
2012年6月28日 アニメ・マンガ先週でしたか、友人からとある舞台のチケットを譲って貰い、久々に芝居見物と洒落込みました。私は元々お芝居を観るのが好きな方ですから、時間と金に都合があったら色々見に行ったりもしているのだけど、このところはそういった余裕もなくて、すっかりご無沙汰になっていました。最後に見たのはさてどんな芝居だったか……それも思い出せなくなる程度には、離れていたと思います。芝居好きといっても何でも見るわけではなく、SFを除けば基本的に喜劇なばっかりなんだけど、今回見たのもまた典型的な喜劇であり、結構面白かったです。
そんな私が本日見たお芝居は、「FRONT LINE mission 3 : Alien」と言う奴で、原作と演出を声優の浅沼晋太郎さんがやってるんですよね。まあ、声優とは書きましたが、実際は脚本家でありデザイナーでありライターでもあって、所謂マルチクリエイターと言う奴なんだけど、この芝居自体はシリーズもので今回が3作目になるとか。途中から見ても分かるものなのか? と思いましたが、上演前にダイジェスト映像が流れたり、登場キャラの説明もあったりして、これが意外に分かりやすかった。
会場は銀座博品館劇場で、銀座と言いつつ新橋駅から歩いた方が近い場所です。何かで言行ったことある気がするんだけど、思い出せませんね。開演は19時から、私が付いたのは18時半過ぎだったかな? エレベーターでビルの8階まで上がって、席はC列だったから3列目ですか。列は良かったんだけど、席番が後ろの方だったから、角度的には斜めでしたね。見づらいと言うほどではないにせよ、正面から見たときとは大分違って見えたんじゃないだろうか。人気の舞台なのか、客入りは結構上々なようで満席に近かったように見えました。今回、客演として声優の井口裕香さんが出演されていたから、そのファンも来ていたのかな? 私にチケットくれた友人も、それ目当てで買ったんだと思うし。井口さん自身は初舞台らしかったけど、割と安定した演技だったと思うな。キャラが少し電波入っていたので、一体どこの電波女だよと感じましたが、よく考えてみればあの作品に出てましたね彼女。声優ってのは舞台役者が出来てこそという考えがあるけど、若手アイドル声優に見えて、なかなかどうした、上手かったと思いますよ。周りに助けられていた感もありますけど、初舞台なら十分でしょう。
内容自体はアメリカの定番であるシットコムに近いものがあり、ホテル・ベルフォレストを舞台にそこの従業員と訪れる客のコメディを、勢い任せなところに見えて、実に丁寧に描いています。主人公というか語り部はフロントクラークの日野と言う男で、彼が事あるごとに登場人物の解説や、話の流れまで説明してくれるんだよね。というのも、この作品は1時間半と比較的短い上演時間になっており、話のボリュームに対してやや足りない印象を受けます。それを可能としているのが、幕を閉じた合間、合間にある日野による流れの解説で、舞台上の日をまたぐシーンなどは、ほとんどそれで説明を終えてしまうんですね。舞台では珍しい手法ではないのかも知れないけど、上演時間をコンパクトに収め、それでいて観客に話を分かりやすく伝えるには、実に良い手段だと思う。
舞台の内容自体は、何せ上演中の芝居ですからネタバレを避けるためにも書きませんが、三日分は笑ったんじゃないかと思うぐらい楽しませて貰いました。芝居ってのは、人間の生の動きや息づかい、そして何より間の取り方を見ることが出来るから、作品作りの参考にもなって良いものです。それに喜劇は肩の力を抜いてみられますし、堅苦しく考える必要がないですからね。勿論、物語である以上、山場のようなものやシリアスな場面というのもあるんだけど、基本的には全編渡ってギャグですから、久々に頭空っぽにすることが出来ました。最近は色々あって疲れてましたから、たまにはこんな気分転換が必要だったんでしょう。
非常に面白いシリーズだったので、次回もまた行こうかと思うんだけど、その前に前シリーズのDVDでも見ましょうかね。芝居のDVDってのは、よほど大きな劇団でもない限りレンタルしているものじゃないから買うしかないんだけど、それぐらいの価値はあったように思えます。もっとも、今の私は金銭的に厳しいですから、早々に買える余裕もないのだけど……まあ、そこら辺は調整していきますかね。ちょっと金の使い方について思い直すことがあったので、週末にでもまた色々考えてみます。実のところ、今年はもう年末まで使い道を決めていたのだけど、何となくそれは面白くないし、色々勿体ない気がしたので。まずはエロゲの購入数から考えていきましょうかね。某作品とか、某作品とか、集めるだけがすべてじゃないような気もしてきたし。私はなんて言うか、色々無駄が多い。
そんな私が本日見たお芝居は、「FRONT LINE mission 3 : Alien」と言う奴で、原作と演出を声優の浅沼晋太郎さんがやってるんですよね。まあ、声優とは書きましたが、実際は脚本家でありデザイナーでありライターでもあって、所謂マルチクリエイターと言う奴なんだけど、この芝居自体はシリーズもので今回が3作目になるとか。途中から見ても分かるものなのか? と思いましたが、上演前にダイジェスト映像が流れたり、登場キャラの説明もあったりして、これが意外に分かりやすかった。
会場は銀座博品館劇場で、銀座と言いつつ新橋駅から歩いた方が近い場所です。何かで言行ったことある気がするんだけど、思い出せませんね。開演は19時から、私が付いたのは18時半過ぎだったかな? エレベーターでビルの8階まで上がって、席はC列だったから3列目ですか。列は良かったんだけど、席番が後ろの方だったから、角度的には斜めでしたね。見づらいと言うほどではないにせよ、正面から見たときとは大分違って見えたんじゃないだろうか。人気の舞台なのか、客入りは結構上々なようで満席に近かったように見えました。今回、客演として声優の井口裕香さんが出演されていたから、そのファンも来ていたのかな? 私にチケットくれた友人も、それ目当てで買ったんだと思うし。井口さん自身は初舞台らしかったけど、割と安定した演技だったと思うな。キャラが少し電波入っていたので、一体どこの電波女だよと感じましたが、よく考えてみればあの作品に出てましたね彼女。声優ってのは舞台役者が出来てこそという考えがあるけど、若手アイドル声優に見えて、なかなかどうした、上手かったと思いますよ。周りに助けられていた感もありますけど、初舞台なら十分でしょう。
内容自体はアメリカの定番であるシットコムに近いものがあり、ホテル・ベルフォレストを舞台にそこの従業員と訪れる客のコメディを、勢い任せなところに見えて、実に丁寧に描いています。主人公というか語り部はフロントクラークの日野と言う男で、彼が事あるごとに登場人物の解説や、話の流れまで説明してくれるんだよね。というのも、この作品は1時間半と比較的短い上演時間になっており、話のボリュームに対してやや足りない印象を受けます。それを可能としているのが、幕を閉じた合間、合間にある日野による流れの解説で、舞台上の日をまたぐシーンなどは、ほとんどそれで説明を終えてしまうんですね。舞台では珍しい手法ではないのかも知れないけど、上演時間をコンパクトに収め、それでいて観客に話を分かりやすく伝えるには、実に良い手段だと思う。
舞台の内容自体は、何せ上演中の芝居ですからネタバレを避けるためにも書きませんが、三日分は笑ったんじゃないかと思うぐらい楽しませて貰いました。芝居ってのは、人間の生の動きや息づかい、そして何より間の取り方を見ることが出来るから、作品作りの参考にもなって良いものです。それに喜劇は肩の力を抜いてみられますし、堅苦しく考える必要がないですからね。勿論、物語である以上、山場のようなものやシリアスな場面というのもあるんだけど、基本的には全編渡ってギャグですから、久々に頭空っぽにすることが出来ました。最近は色々あって疲れてましたから、たまにはこんな気分転換が必要だったんでしょう。
非常に面白いシリーズだったので、次回もまた行こうかと思うんだけど、その前に前シリーズのDVDでも見ましょうかね。芝居のDVDってのは、よほど大きな劇団でもない限りレンタルしているものじゃないから買うしかないんだけど、それぐらいの価値はあったように思えます。もっとも、今の私は金銭的に厳しいですから、早々に買える余裕もないのだけど……まあ、そこら辺は調整していきますかね。ちょっと金の使い方について思い直すことがあったので、週末にでもまた色々考えてみます。実のところ、今年はもう年末まで使い道を決めていたのだけど、何となくそれは面白くないし、色々勿体ない気がしたので。まずはエロゲの購入数から考えていきましょうかね。某作品とか、某作品とか、集めるだけがすべてじゃないような気もしてきたし。私はなんて言うか、色々無駄が多い。
イモウトノカタチ公式サイト更新 体験版公開
2012年6月27日 イモウトノカタチイモウトノカタチの公式サイトが更新されて、体験版が公開されたので早速プレイしてみました。19時からの一斉配布だったようですけど、場所によってはフライングしているところもあったとかで、結構まばらでしたね。かくいう私も少し早くプレイすることが出来たのだけど、何というか少し懐かしい感じがする体験版だと思いました。開始からすぐに本編が始まるのではなく、体験版をプレイするに当たって~みたいな、茶番劇が入るところなんて、ここ最近じゃ見られなくなった光景だし、そういった意味でもこの作品は王道をひた走っているのかもしれない。
茶番劇はヒロイン達による体験版説明と、主導権争いが展開されるわけですが、この時点で既にミータは抜きん出ていますね。毒の存在感と言い回しで周囲を翻弄し、相手が出来るのは長い付き合いらしいあやかぐらいな物というのがよく分かります。逆に、比較的雪人に近い位置にいるであろう美優樹や、今のところの妹である千毬などは、素直であり単純であることからも、ミータに良いようにあしらわれてしまっています。
そんなミータを御すことが出来るのは、おそらく関係者である律佳や真結希なのでしょうけど、今のところは生徒会長兼寮長も先輩だけあってミータも気を遣って行動しているみたい。起こると怖いって設定があるからだろうけど、この人もまた典型的な先輩キャラだよなぁ。イモウトノカタチはなんて言うか、テンプレートが多いというか、記号としての萌え要素が分かりやすく形になっているから、ある意味でキャラが単調なんだと思う。
例えば、主人公である雪人はヨスガノソラの主人公ハルに比べると、容姿、性格共に標準と言ったところで、エロゲにはよくあるタイプであることが体験版をやると分かります。これまで雪人はWebドラマにも登場しませんでしたし、キャラクター造形が見えてこなかったわけですが、第一印象としてはどんなエロゲにも良そうな感じ、ってところかな。
内容を事細かに書く必要はないと思うけど、学園ラブコメと言うだけあってノリが非常に軽いね。背景としての設定は災害の被災者と被災地区だから非常に重苦しいはずなんだけど、それに引き替え登場するキャラクターはどこか楽天的な部分が多いと思う。ラブコメ、つまりギャグ要素がある以上は暗かったり真面目ぶったキャラクターは少ない方が良いんだろうけど、設定と照らし合わせると、ちょっと落差があるよね。ただ、雪人にしろ美優樹にせよ、エロゲの登場人物は18歳以上という建前を抜きにして考えれば、被災した当初は年端もいかぬ子供だった可能性が高いから、所謂トラウマを抱え込むほどではなかったのかも知れない。いつか書いたかも知れないけど、この辺りはminoriのefに近いものがあって、例えば広野紘や宮村みやこなんかの主人公世代と違って、紘の姉である凪や、火村夕などの年上たちは震災の記憶や、その爪痕を心に刻み込んでいるから、地震などに対してかなり敏感に反応してしまうし、廃墟に対する視線や考え方も違うわけです。
ところで、鵠見市を襲った災害というのは豪雨だったようですね。豪雨と、それによる山崩れや地滑り、それに洪水と言ったところかな。地震でないのは世情から考えても無理だったんだろうけど、水害か……実験区が一番酷かったと言うのは、本当のところ人為的な失敗等で起きた災害だったということの伏線かな? 水害と言われると、あまりピンとこない人もいるかも知れませんが、歴史的に見れば結構あることで、日本ですら近代、あるいは現代でも強い被害を受けることが多々あります。あやかの台詞ではないですが、環境特区と称して人間に都合に沿った環境を作ろうとした結果、それがすべて洗い流されたわけですから、まったく自然というのは怖いものだ。
体験版だけの感想で言うなら、実に平凡なエロゲだったかな。ギャグも面白いし、特にミータは良いキャラだと思いますが、突出したものに欠けると言いますか。王道というか、正統派の学園ラブコメを目指すあまり、看板や目玉のようなものが見当たらないんだよね。ヒロイン達は確かに可愛いが、今のところ魅力としては横並びって感じもするし、そういうところは、やっぱりヨスガを意識してるのかなと。つまり、ヨスガは穹だけ飛び抜けて人気だったから、他キャラのグッズを出すだけで文句を言われるようなこともあったけど、人気が同じならそういうことも起こらないでしょう。
もうちょっと野心的な作品でも良かったと思うけど、そこはまあ隠しヒロインの存在もありますから、今後に期待かな。私はまあ、楽しかったとは思いますよ。
茶番劇はヒロイン達による体験版説明と、主導権争いが展開されるわけですが、この時点で既にミータは抜きん出ていますね。毒の存在感と言い回しで周囲を翻弄し、相手が出来るのは長い付き合いらしいあやかぐらいな物というのがよく分かります。逆に、比較的雪人に近い位置にいるであろう美優樹や、今のところの妹である千毬などは、素直であり単純であることからも、ミータに良いようにあしらわれてしまっています。
そんなミータを御すことが出来るのは、おそらく関係者である律佳や真結希なのでしょうけど、今のところは生徒会長兼寮長も先輩だけあってミータも気を遣って行動しているみたい。起こると怖いって設定があるからだろうけど、この人もまた典型的な先輩キャラだよなぁ。イモウトノカタチはなんて言うか、テンプレートが多いというか、記号としての萌え要素が分かりやすく形になっているから、ある意味でキャラが単調なんだと思う。
例えば、主人公である雪人はヨスガノソラの主人公ハルに比べると、容姿、性格共に標準と言ったところで、エロゲにはよくあるタイプであることが体験版をやると分かります。これまで雪人はWebドラマにも登場しませんでしたし、キャラクター造形が見えてこなかったわけですが、第一印象としてはどんなエロゲにも良そうな感じ、ってところかな。
内容を事細かに書く必要はないと思うけど、学園ラブコメと言うだけあってノリが非常に軽いね。背景としての設定は災害の被災者と被災地区だから非常に重苦しいはずなんだけど、それに引き替え登場するキャラクターはどこか楽天的な部分が多いと思う。ラブコメ、つまりギャグ要素がある以上は暗かったり真面目ぶったキャラクターは少ない方が良いんだろうけど、設定と照らし合わせると、ちょっと落差があるよね。ただ、雪人にしろ美優樹にせよ、エロゲの登場人物は18歳以上という建前を抜きにして考えれば、被災した当初は年端もいかぬ子供だった可能性が高いから、所謂トラウマを抱え込むほどではなかったのかも知れない。いつか書いたかも知れないけど、この辺りはminoriのefに近いものがあって、例えば広野紘や宮村みやこなんかの主人公世代と違って、紘の姉である凪や、火村夕などの年上たちは震災の記憶や、その爪痕を心に刻み込んでいるから、地震などに対してかなり敏感に反応してしまうし、廃墟に対する視線や考え方も違うわけです。
ところで、鵠見市を襲った災害というのは豪雨だったようですね。豪雨と、それによる山崩れや地滑り、それに洪水と言ったところかな。地震でないのは世情から考えても無理だったんだろうけど、水害か……実験区が一番酷かったと言うのは、本当のところ人為的な失敗等で起きた災害だったということの伏線かな? 水害と言われると、あまりピンとこない人もいるかも知れませんが、歴史的に見れば結構あることで、日本ですら近代、あるいは現代でも強い被害を受けることが多々あります。あやかの台詞ではないですが、環境特区と称して人間に都合に沿った環境を作ろうとした結果、それがすべて洗い流されたわけですから、まったく自然というのは怖いものだ。
体験版だけの感想で言うなら、実に平凡なエロゲだったかな。ギャグも面白いし、特にミータは良いキャラだと思いますが、突出したものに欠けると言いますか。王道というか、正統派の学園ラブコメを目指すあまり、看板や目玉のようなものが見当たらないんだよね。ヒロイン達は確かに可愛いが、今のところ魅力としては横並びって感じもするし、そういうところは、やっぱりヨスガを意識してるのかなと。つまり、ヨスガは穹だけ飛び抜けて人気だったから、他キャラのグッズを出すだけで文句を言われるようなこともあったけど、人気が同じならそういうことも起こらないでしょう。
もうちょっと野心的な作品でも良かったと思うけど、そこはまあ隠しヒロインの存在もありますから、今後に期待かな。私はまあ、楽しかったとは思いますよ。
王都炎上: アルスラーン戦記① (光文社文庫)
2012年6月26日 アニメ・マンガ
文庫の新装版が出ていたので散々読み倒した作品ながら、また読んでみることにしました。アルスラーン戦記は、銀河英雄伝説と並ぶ田中芳樹の傑作ファンタジー小説ですが、1986年に創刊して以降、未だに完結していないことでも知られています。今年で26年の月日が流れたわけで、そういや去年は25周年なのに、これと言ってなにもしませんでしたね。あるいは、私が気付いていないだけで、何かしたのかもしれないが……まあ、それはともかく、久しぶりに読んでみるとこれがもう面白くって。銀英伝とは毛色の違う楽しさがありました。
アルスラーン戦記は、現代で言うところのペルシャを舞台にしたファンタジー小説なんだけど、確か何年か前に田中芳樹の講演で聞いたところによると、最初はペルシャどころかファンタジーを書くというつもりもなかったらしい。というのも、アルスラーンは元々角川文庫で刊行されていた作品なんですが、角川から話が来た当初はSFで新作を書いて欲しいとのことで、まあ、26年前と言えば銀英伝が完結するかしないかって頃ですし、田中芳樹と言えばSF小説家というイメージもありましたからね。無理もないと思います。
けれど、田中芳樹自身はSFを書く気がさらさなかったようで、そういうことならばと席を立とうとしたそうなんですが、「それなら何が書きたいのですか?」と問われて考え込むことに。SFは書きたくなかったけど、じゃあ、何なら書きたいのか、という答えを持ち合わせていなかったそうで、そのとき出たのがファンタジーという単語。しかし、ファンタジーにも種類がありますし、舞台はヨーロッパか、それとも日本や中国なのかと尋ねられ、考え込んだと田中芳樹の口からこぼれ落ちたのが「ペルシャ辺りで……」答えだった。
ペルシャという地名を知らない人はそんなにいないと思いますが、じゃあ、現実としてどこにあるのかと言われると、パッと出てくる人は少ないでしょう。ましてや小説というお話しの舞台に、お世辞にもメジャーとは言えませんし、そうしたマイナーどころへの興味もあってか、話はとんとん拍子に進んだとかなんとか。
勿論、お話しとしてのアルスラーン戦記は架空の世界が舞台ですし、現実に置き換えるとペルシャになると言うだけです。大陸公路の覇者であるパルス国と、その国の王太子であるアルスラーンを主人公に、侵略者であるルシタニア国や、パルスを狙う周辺国との戦いの日々を描くというのが主な物語。銀英伝との違いはその戦闘描写にあって、SFではなくFTだけに、生身の人間の殺し合いが生々しく表現されていることです。銀英伝にも白兵戦を書いているシーンはいくつかありましたけど、個人的にはあれを超える凄惨さです。
なにせ、物語の序盤はパルス軍と侵略者ルシタニア軍の決戦から始まるのですが、主人公であるアルスラーンの母国であるにも関わらず、パルスは惨敗してしまいます。これはルシタニアが強いわけでも、パルスが弱いわけでもなく、そもそもパルス国は大陸公路の中心にあって、常に周辺を外的から狙われていました。しかし、強大な軍隊と、圧倒的な強さを誇る騎馬兵団によって何度となく外敵を退けており、大陸公路の覇者たる所以も、その軍事力の高さにあると言っても過言ではありません。
けれど、パルス軍がいつも通りの強さで侵略者を撃退しました、ではお話しが始まりませんし、ルシタニア軍はあの手この手を講じてパルス軍を翻弄し、パルスが誇る騎馬隊を火攻めで焼き払うという暴挙によって勝利をもぎ取りました。戦場の勇者として幾度となく敵を打ち破ってきた国王も、謎の銀仮面に捕らえられ、初陣であったアルスラーンは「戦士の中の戦士」であるダリューンに助けられて戦場を離脱します。パルス軍は壊滅し、王都が占領されるという最悪の状態が僅か一巻においてなされたわけで、アルスラーンは十騎にも満たない手勢に守られる、流浪の王子となったわけです。
その後、アルスラーンは王都を奪還し、パルス国に秩序を取り戻すため戦いを始めて行くわけですが、この作品はとにかく登場するキャラクターが素敵だと思う。一巻だけでもナルサス、エラム、ギーヴにファランギースといういったキャラが登場するわけだけど、敵味方含めて本当に魅力的な人物ばかりで。アルスラーンの王子として、いや、王としての成長や、彼と共に戦う仲間達の活躍。戦いの描写は少し凄惨すぎるとろこもありますが、ロマン溢れる戦記ファンタジーだと私は思います。新書版は角川文庫の2巻分を1冊にまとめていましたが、光文社文庫版はそれを更に1巻分に戻して刊行だから、まあ、第1部で12冊ぐらい出るのかな? 読みやすいし、折角だし買っていこうと思いますが、次はさていつ頃になるのかな。やっぱり、田中芳樹作品は面白い。
アルスラーン戦記は、現代で言うところのペルシャを舞台にしたファンタジー小説なんだけど、確か何年か前に田中芳樹の講演で聞いたところによると、最初はペルシャどころかファンタジーを書くというつもりもなかったらしい。というのも、アルスラーンは元々角川文庫で刊行されていた作品なんですが、角川から話が来た当初はSFで新作を書いて欲しいとのことで、まあ、26年前と言えば銀英伝が完結するかしないかって頃ですし、田中芳樹と言えばSF小説家というイメージもありましたからね。無理もないと思います。
けれど、田中芳樹自身はSFを書く気がさらさなかったようで、そういうことならばと席を立とうとしたそうなんですが、「それなら何が書きたいのですか?」と問われて考え込むことに。SFは書きたくなかったけど、じゃあ、何なら書きたいのか、という答えを持ち合わせていなかったそうで、そのとき出たのがファンタジーという単語。しかし、ファンタジーにも種類がありますし、舞台はヨーロッパか、それとも日本や中国なのかと尋ねられ、考え込んだと田中芳樹の口からこぼれ落ちたのが「ペルシャ辺りで……」答えだった。
ペルシャという地名を知らない人はそんなにいないと思いますが、じゃあ、現実としてどこにあるのかと言われると、パッと出てくる人は少ないでしょう。ましてや小説というお話しの舞台に、お世辞にもメジャーとは言えませんし、そうしたマイナーどころへの興味もあってか、話はとんとん拍子に進んだとかなんとか。
勿論、お話しとしてのアルスラーン戦記は架空の世界が舞台ですし、現実に置き換えるとペルシャになると言うだけです。大陸公路の覇者であるパルス国と、その国の王太子であるアルスラーンを主人公に、侵略者であるルシタニア国や、パルスを狙う周辺国との戦いの日々を描くというのが主な物語。銀英伝との違いはその戦闘描写にあって、SFではなくFTだけに、生身の人間の殺し合いが生々しく表現されていることです。銀英伝にも白兵戦を書いているシーンはいくつかありましたけど、個人的にはあれを超える凄惨さです。
なにせ、物語の序盤はパルス軍と侵略者ルシタニア軍の決戦から始まるのですが、主人公であるアルスラーンの母国であるにも関わらず、パルスは惨敗してしまいます。これはルシタニアが強いわけでも、パルスが弱いわけでもなく、そもそもパルス国は大陸公路の中心にあって、常に周辺を外的から狙われていました。しかし、強大な軍隊と、圧倒的な強さを誇る騎馬兵団によって何度となく外敵を退けており、大陸公路の覇者たる所以も、その軍事力の高さにあると言っても過言ではありません。
けれど、パルス軍がいつも通りの強さで侵略者を撃退しました、ではお話しが始まりませんし、ルシタニア軍はあの手この手を講じてパルス軍を翻弄し、パルスが誇る騎馬隊を火攻めで焼き払うという暴挙によって勝利をもぎ取りました。戦場の勇者として幾度となく敵を打ち破ってきた国王も、謎の銀仮面に捕らえられ、初陣であったアルスラーンは「戦士の中の戦士」であるダリューンに助けられて戦場を離脱します。パルス軍は壊滅し、王都が占領されるという最悪の状態が僅か一巻においてなされたわけで、アルスラーンは十騎にも満たない手勢に守られる、流浪の王子となったわけです。
その後、アルスラーンは王都を奪還し、パルス国に秩序を取り戻すため戦いを始めて行くわけですが、この作品はとにかく登場するキャラクターが素敵だと思う。一巻だけでもナルサス、エラム、ギーヴにファランギースといういったキャラが登場するわけだけど、敵味方含めて本当に魅力的な人物ばかりで。アルスラーンの王子として、いや、王としての成長や、彼と共に戦う仲間達の活躍。戦いの描写は少し凄惨すぎるとろこもありますが、ロマン溢れる戦記ファンタジーだと私は思います。新書版は角川文庫の2巻分を1冊にまとめていましたが、光文社文庫版はそれを更に1巻分に戻して刊行だから、まあ、第1部で12冊ぐらい出るのかな? 読みやすいし、折角だし買っていこうと思いますが、次はさていつ頃になるのかな。やっぱり、田中芳樹作品は面白い。
ご注文はうさぎですか? まんがタイムきららMAX 2012年8月号
2012年6月25日 アニメ・マンガ
私はこのところ定期購読している漫画雑誌というものがなかったのだけど、最近になってまんがタイムきららMAXを買うようになりました。まさか、私が芳文社の4コマ雑誌を買うことになろうとは思いもしませんでしたが、「ご注文はうさぎですか?」を読むためだけに購入しています。まあ、値段も350円と手頃だし、週刊誌ならともかく月刊誌ですからね。読みたい作品は1作だけですけど、割にあわないってことはないんじゃないかと。
「ご注文はうさぎですか?」は、以前1巻のレビューを書いたと思いますけど、私が今一番好きな漫画作品です。元々、小説と違ってあまり漫画を読む方ではないのですが、これに関しては店舗で告知のチラシが貼ってあるのを見かけて、ほとんど一目惚れだった。絵柄に強く惹かれるものがあって、自動的に店舗特典も集め始めましたから、私としては結構稀なケースだと思う。
今回の話は主人公であるココアが学校の都合で少し遅れて帰宅すると、そこにチノの友人であるマヤとメグが現れます。この作品、主要キャラクターの名前は何らかの飲み物からもじったものなのですけど、マヤとメグは普通っぽいですね。髪の短いのがマヤで、長い方がメグと覚えましょう。二人は学校帰りにラビットハウスへ立ち寄っただけのようですが、ココアの帰宅と、リゼの到着が遅れていたため、店の仕事を手伝っていたらしい。最初、自分の制服を来たメグを新人さんと勘違いしたココアは、クビにされたのかと動揺し、一々可愛いですね。
一方のマヤはリゼの制服を着ていて、その際彼女のロッカーからモデルガンを一丁発見したらしい。リゼはまったくなんてものをロッカーに入れてるんだと思ったら、続いてコンバットナイフまで出てきて、流石のティッピーも怒ります。ただ、モデルガンに模造ナイフと思われていますが、リゼの場合、本物という可能性があるだけに怖い。しかし、マヤは結構銃とかナイフが似合いますね。リゼを慕っていることからも、少なからず似たような部分があるのかも知れない。最も、リゼは盛大な勘違いをしていますけど。
やがて、リゼも帰宅するわけですが、リゼに軍人気質を感じたマヤは「私もCQCとかできるよ」と、昨日テレビで見ただけの構えを披露します。最近、某アニメの影響でCQCが何か如何わしい妄想の産物と思われているようだけど、CQCとはそもそも軍隊式近接格闘を意味する言葉で、徒手空拳は勿論のこと、リゼの持っているコンバットナイフや、それこそ地面に落ちている石ころでも相手を倒すことに主眼をおいた、要は格闘術の一種です。マヤは勿論、何気なく見知った単語を口にしただけにすぎないのだけど、根が真面目なリゼは真に受けてしまい、「こいつCQCに精通しているのか……!?」と、マヤが年下ながら自分と似たような境遇の少女であると思い込んでしまいます。
メグの方はと言えば、優しい性格であるココアをいたく気に入った模様で、美味しいパンをご馳走して貰ったことからも素敵なお姉さんとして慕うになります。ココアはココアで妹が増えたと喜びますが、チノはなんだか複雑そう。心がモヤモヤしたので、千夜に相談しに行きます。そこで千夜から自分の中の嫉妬心を指摘されるのですが、チノは「嫉妬? 誰がですか?」と、自分自身がまったくわかってない様子。
そんなチノに前回登場した青山ブルーマウンテンが声を掛けてくるわけですが、彼女はやはりレギュラーらしいですね。チノがラビットハウスの孫娘であることを知っており、私はてっきり香風さんちの縁戚かと思っていたのですが、学生時代の常連客だったらしい。映画、うさぎになったバリスタの作者は十中八九この人ですが、一体どういう関連や繋がりがあるのだろう。
結局、モヤモヤしていたのはココアやリゼも同じなようで、やっぱりいつも通りの3人が一番落ち着くということで話はまとまりました。ちなみにメグはココアに、マヤはリゼにそれぞれ憧れを抱いたようですが、チノはどっちかと聞かれて、「強いて言えば……シャロさん?」と本音を言っています。まあ、そうだよね、シャロは一番まともだものw 今回は何度目かも分からない千夜のいたずら心に翻弄され、リゼに妹が出来たと勘違いして飛び込んでくるわけですが、意外と出番は少なかった。好きなんですけどね、シャロ。
「ご注文はうさぎですか?」は、以前1巻のレビューを書いたと思いますけど、私が今一番好きな漫画作品です。元々、小説と違ってあまり漫画を読む方ではないのですが、これに関しては店舗で告知のチラシが貼ってあるのを見かけて、ほとんど一目惚れだった。絵柄に強く惹かれるものがあって、自動的に店舗特典も集め始めましたから、私としては結構稀なケースだと思う。
今回の話は主人公であるココアが学校の都合で少し遅れて帰宅すると、そこにチノの友人であるマヤとメグが現れます。この作品、主要キャラクターの名前は何らかの飲み物からもじったものなのですけど、マヤとメグは普通っぽいですね。髪の短いのがマヤで、長い方がメグと覚えましょう。二人は学校帰りにラビットハウスへ立ち寄っただけのようですが、ココアの帰宅と、リゼの到着が遅れていたため、店の仕事を手伝っていたらしい。最初、自分の制服を来たメグを新人さんと勘違いしたココアは、クビにされたのかと動揺し、一々可愛いですね。
一方のマヤはリゼの制服を着ていて、その際彼女のロッカーからモデルガンを一丁発見したらしい。リゼはまったくなんてものをロッカーに入れてるんだと思ったら、続いてコンバットナイフまで出てきて、流石のティッピーも怒ります。ただ、モデルガンに模造ナイフと思われていますが、リゼの場合、本物という可能性があるだけに怖い。しかし、マヤは結構銃とかナイフが似合いますね。リゼを慕っていることからも、少なからず似たような部分があるのかも知れない。最も、リゼは盛大な勘違いをしていますけど。
やがて、リゼも帰宅するわけですが、リゼに軍人気質を感じたマヤは「私もCQCとかできるよ」と、昨日テレビで見ただけの構えを披露します。最近、某アニメの影響でCQCが何か如何わしい妄想の産物と思われているようだけど、CQCとはそもそも軍隊式近接格闘を意味する言葉で、徒手空拳は勿論のこと、リゼの持っているコンバットナイフや、それこそ地面に落ちている石ころでも相手を倒すことに主眼をおいた、要は格闘術の一種です。マヤは勿論、何気なく見知った単語を口にしただけにすぎないのだけど、根が真面目なリゼは真に受けてしまい、「こいつCQCに精通しているのか……!?」と、マヤが年下ながら自分と似たような境遇の少女であると思い込んでしまいます。
メグの方はと言えば、優しい性格であるココアをいたく気に入った模様で、美味しいパンをご馳走して貰ったことからも素敵なお姉さんとして慕うになります。ココアはココアで妹が増えたと喜びますが、チノはなんだか複雑そう。心がモヤモヤしたので、千夜に相談しに行きます。そこで千夜から自分の中の嫉妬心を指摘されるのですが、チノは「嫉妬? 誰がですか?」と、自分自身がまったくわかってない様子。
そんなチノに前回登場した青山ブルーマウンテンが声を掛けてくるわけですが、彼女はやはりレギュラーらしいですね。チノがラビットハウスの孫娘であることを知っており、私はてっきり香風さんちの縁戚かと思っていたのですが、学生時代の常連客だったらしい。映画、うさぎになったバリスタの作者は十中八九この人ですが、一体どういう関連や繋がりがあるのだろう。
結局、モヤモヤしていたのはココアやリゼも同じなようで、やっぱりいつも通りの3人が一番落ち着くということで話はまとまりました。ちなみにメグはココアに、マヤはリゼにそれぞれ憧れを抱いたようですが、チノはどっちかと聞かれて、「強いて言えば……シャロさん?」と本音を言っています。まあ、そうだよね、シャロは一番まともだものw 今回は何度目かも分からない千夜のいたずら心に翻弄され、リゼに妹が出来たと勘違いして飛び込んでくるわけですが、意外と出番は少なかった。好きなんですけどね、シャロ。
栄光もいつかは消えるのだから
2012年6月24日 アニメ・マンガサンシャインクリエイション56に参加してきました。今回は何か特別欲しいものがあったわけでもないのだけど、知り合いも出るし、Another本も数冊あるみたいだったから、挨拶がてら行ってみようかなと。私、そんなにサンクリ好きじゃないとか言いながら、なんだかんだで毎回参加しているような気がします。特に今年は、全部行ってるんじゃないでしょうか? まあ、コミケとかに比べると参加しやすいし、オールジャンルだからオンリーと違って意外な作品の本を発見したり、なんてこともしばしばある。
会場についたのは確か10時過ぎで、これはサンクリだと結構のんびりな到着になります。カタログを買って、A23ホールの待機列に並んで、今回もそういえば2ホール開催なんですね。まあ、その方が楽でいいのだけど、使用されないAホールやDホールの擬人化看板を見て、なんとも言えない気持ちになる。特にCとかDなんて、この先使われる機会なさそうじゃない。以前の4ホール開催は夢幻だったのかと思うぐらい、2ホール開催が定着してしまいました。
サークルチェックは事前に済ませていたから、後はカタログで配置を確認しつつ、何処から先に行くかというのを決めるぐらいで、それにしても10分は掛からなかったと思う。着いたのが遅いから比較的早く列整理が始まったわけだけど、会場に入ったのは11時10分前ぐらいかな? まあ、これも結構早いんじゃないでしょうか。入口から近いサークルでAnother本を買いつつ、最初はジャンル買いに勤しんでました。Anotherの他には、ましろ色本とかね。どちらもそんな数があったわけじゃないですが、桜乃がいるとついつい買ってしまいたくなる質でして。夏コミに本が出るか分からない以上、ここでゲットしておかないと次の機会が無さそうというのもあったんだけどさ。まあ、Anotherに関してはちょろちょろありそうだけど、ましろ色はあるかどうかわからないし。
A23ホールでの買い物を済ませた後は、Bホールへと移動。こちらは特に用事があるわけでもなかったけど、合体サークルとして参加していたいちごさいず&うつらうららかはどんな感じかと思い覗いて見ることに。一見すると列が短そうだったから並んでみたのですが、なんと扉の奥は階段の上下と列がみっしり形成されており、物凄い熱気と湿気を前に並び続けるのを断念してしまった。だって、あれは暑すぎるよ。
その後は、同じく合体サークルで来ていたCHRONOLOG&D・N・A.Lab.に並んだのだけど、こちらは列こそ出来ていましたが、うつらほどでもなく、15分も並べば買えた感じです。ドラクエというジャンルにはさほど興味があったわけでもないですが、この二つのサークルに関しては絵柄が好きなのでね。そういや、前述のなつめえりとえれっとはCAFE SOURIREのコンビでしたか。コミ1のときは案外あっさりと買えたのだけど、やはりサンクリの規模だと早めに行かないと厳しいものがあるね。今回は、A23ホールから先に入りましたが、考えようによっては最初からBホールへ行っても良かったんじゃなかろうか。まあ、それほど欲しい本というわけではなかったし、後々委託もされることを考えると、そこまで拘るほどではないんだろうけど……でも、委託じゃ絶対買わないよな。イベントだから買ってしまうってのは、結構あると思うんですよ。イベントだと財布の紐が緩みまくりだし、私自身、結構予算オーバーしましたからね。
Bホールで見かけた珍しい本に、モーレツ宇宙海賊の同人誌があったのだけど、これは結構良かったように思える。前日、モーパイのアニメを観ていたこともあってかノリで購入してしまったけど、一緒に売られていた抱き枕のレベルが高めでさ。持ち合わせがあったら、多分買ってたんじゃないかな、私。ガチガチのSFアニメで、萌え系ってわけでもないから、同人誌なんて早々ないだろうと思ってたけど、あるところにはあるもんだ。
買い物がひと通り終わった後は挨拶回りで、砂塚さゆさんの長い髪の女の子を覗いたり、春日野穹イラスト集に参加してくださる、戌亥あちゅさんのあちゅむちにお邪魔したりしました。挨拶というのは出来る機会にしておかないと、次はいつになるかわかりませんからね。特に、あちゅさんの方はことあるごとにニアミスしていたので、今回のサンクリで挨拶できて良かったと思う。私も再来月には夏コミですが、スペースには可能な限り居ることにしようかな……自分のサークルなのにレアキャラになってますからね。まあ、そんなこといって午前中は完全に埋まっているのだけど。
会場についたのは確か10時過ぎで、これはサンクリだと結構のんびりな到着になります。カタログを買って、A23ホールの待機列に並んで、今回もそういえば2ホール開催なんですね。まあ、その方が楽でいいのだけど、使用されないAホールやDホールの擬人化看板を見て、なんとも言えない気持ちになる。特にCとかDなんて、この先使われる機会なさそうじゃない。以前の4ホール開催は夢幻だったのかと思うぐらい、2ホール開催が定着してしまいました。
サークルチェックは事前に済ませていたから、後はカタログで配置を確認しつつ、何処から先に行くかというのを決めるぐらいで、それにしても10分は掛からなかったと思う。着いたのが遅いから比較的早く列整理が始まったわけだけど、会場に入ったのは11時10分前ぐらいかな? まあ、これも結構早いんじゃないでしょうか。入口から近いサークルでAnother本を買いつつ、最初はジャンル買いに勤しんでました。Anotherの他には、ましろ色本とかね。どちらもそんな数があったわけじゃないですが、桜乃がいるとついつい買ってしまいたくなる質でして。夏コミに本が出るか分からない以上、ここでゲットしておかないと次の機会が無さそうというのもあったんだけどさ。まあ、Anotherに関してはちょろちょろありそうだけど、ましろ色はあるかどうかわからないし。
A23ホールでの買い物を済ませた後は、Bホールへと移動。こちらは特に用事があるわけでもなかったけど、合体サークルとして参加していたいちごさいず&うつらうららかはどんな感じかと思い覗いて見ることに。一見すると列が短そうだったから並んでみたのですが、なんと扉の奥は階段の上下と列がみっしり形成されており、物凄い熱気と湿気を前に並び続けるのを断念してしまった。だって、あれは暑すぎるよ。
その後は、同じく合体サークルで来ていたCHRONOLOG&D・N・A.Lab.に並んだのだけど、こちらは列こそ出来ていましたが、うつらほどでもなく、15分も並べば買えた感じです。ドラクエというジャンルにはさほど興味があったわけでもないですが、この二つのサークルに関しては絵柄が好きなのでね。そういや、前述のなつめえりとえれっとはCAFE SOURIREのコンビでしたか。コミ1のときは案外あっさりと買えたのだけど、やはりサンクリの規模だと早めに行かないと厳しいものがあるね。今回は、A23ホールから先に入りましたが、考えようによっては最初からBホールへ行っても良かったんじゃなかろうか。まあ、それほど欲しい本というわけではなかったし、後々委託もされることを考えると、そこまで拘るほどではないんだろうけど……でも、委託じゃ絶対買わないよな。イベントだから買ってしまうってのは、結構あると思うんですよ。イベントだと財布の紐が緩みまくりだし、私自身、結構予算オーバーしましたからね。
Bホールで見かけた珍しい本に、モーレツ宇宙海賊の同人誌があったのだけど、これは結構良かったように思える。前日、モーパイのアニメを観ていたこともあってかノリで購入してしまったけど、一緒に売られていた抱き枕のレベルが高めでさ。持ち合わせがあったら、多分買ってたんじゃないかな、私。ガチガチのSFアニメで、萌え系ってわけでもないから、同人誌なんて早々ないだろうと思ってたけど、あるところにはあるもんだ。
買い物がひと通り終わった後は挨拶回りで、砂塚さゆさんの長い髪の女の子を覗いたり、春日野穹イラスト集に参加してくださる、戌亥あちゅさんのあちゅむちにお邪魔したりしました。挨拶というのは出来る機会にしておかないと、次はいつになるかわかりませんからね。特に、あちゅさんの方はことあるごとにニアミスしていたので、今回のサンクリで挨拶できて良かったと思う。私も再来月には夏コミですが、スペースには可能な限り居ることにしようかな……自分のサークルなのにレアキャラになってますからね。まあ、そんなこといって午前中は完全に埋まっているのだけど。
こちらの芝を青くしろ
2012年6月23日 アニメ・マンガ今日は都内で親友と夏コミの打ち合わせをしつつ、某出版社から仕事の誘いを受けたりしていました。まあ、単発の仕事だったり転職の話だったり、不景気だ何だと言いつつも、そういう話は結構転がっている業界です。私は今の仕事というか会社に恩義のようなものを感じてしまっているから、なかなか転職という訳にはいかないのだけど、一度ぐらいやってみたい仕事だったので、気持ちはかなり揺れ動きました。趣味を仕事にするものじゃないとはよく言いますが、やってみなければ分からないとも言いますからね。目下、一番好きなことだけに、興味を持ったのは事実です。
まあ、そんなこと言ったところで今の仕事を放り投げてまで転職する気なんてサラサラないのだけど、どこも人不足、ネタ不足というか、出版業はコンテンツ業界ですから、常に新しいものを求めているという感じがします。勿論、メディアというものには時流や流行がありますから、求められているものには一定の制限みたいなものがあるのだけど、そこら辺は皆似通っているというか、欲しいものは同じだったりする。私に言わせると柳の下の泥鰌も甚だしいのだけど、困ったことにこの業界、1,2回程度ならば実際に同じジャンルで二匹目の泥鰌が釣れてしまうんですよね。それは作品でも作家でも同じことであり、一つの才能が際立っていたら、似たようなものを欲するのが今の業界です。特に中高生向けのコンテンツはそれが顕著だと思う。
オタク業界に限った話ではないのだろうけど、今は昔のように2クールアニメが減りましたから、作品の回転が非常に早いんですよね。なにせアニメ作品が三ヵ月もすれば違うものに切り替わりますから、なかなか持続性のあるジャンルとして成立させにくい。複数メディアで展開したとしても、年に2,3作の当たりが出ればいいほうで、その最もたる例が昨年で言うところのまどか☆マギカですか。芳文社ウハウハだけど、あれだって偶然ではないにせよ、あそこまで当たるとは思わなかったというものだしね。だからこそ、最近はオリジナル作品というものが最注目されているわけです。メディアミックスといえばオリジナル作品とは、なんだか90年代を思い出しますけど、今後はそういう作品が増えていくんじゃないですかね。なにせ、柳の下の泥鰌は実際に釣れるわけだし、挑戦しない理由がない。新しい企画や才能というのは、常に求められているのだから。
夏コミの打ち合わせについては、同人誌に使用する紙をどうするのかとか、印刷色はどれを使うかなんてのを中心にみっちりと話し合いました。私は基本的に厚手の紙を使いたいと思っているんですけど、「そんなの使っても重いだけだ」という意見もありますから、ちょっと迷っていたりします。まあ、ページ数を考えれば多少の重さは対応できると思うのだけど、同人誌って軽い方と重い方、どっちが良いんですかね? A4本というサイズを考えたとき、例えば110kgの紙じゃ少しペラいと思っていたのだけど、マットコート紙ならばそれも解消されるしねぇ……一番重い紙、予約中の印刷所で使えるのはおそらくマットコート紙の135kgになるでしょうけど、それじゃあ分厚すぎるのでは? という考えは、勿論私の中にもあります。ただ、エロゲのVFBなどを読んでみると、あまりに135kgの紙を使っているところが多いので、迷ってるんですよね。もっとも、ヨスガノソラのVFBは110kgっぽいんだけどさ。
印刷色については、多分基本色で行くと思います。これは別にケチっているとかでなくて、表紙の感じからKP含めた5色だと少し明るすぎるのではないか? と思ったから。基本色で落ち着いた色合いを出した方が映えると思うし、目にも優しいでしょう。穹というキャラで重要なのは肌の発色だと私はは考えていますけど、それに付け加えて今回は蒼色がどれだけ綺麗に出るか、というのもありますから、そういったことを基準に色も選んでいこうと思います。紙にしても、集まった原稿の感じや雰囲気によっては変更の可能性もありますからね。最終的な決定は、多分来月になるかと思う。
ところで、夏コミとは別に参加予定だったこみトレですが、ちょっと行けない可能性が出てきました。予算面の問題から厳しいものがあって、ギリギリまで検討する予定つもりではあるけど、現状難しい感じです。元より観光気分で行く事には違いないものの、先立つ物がないことには新幹線にも乗れませんからね……折角のイラスト集だし、私個人としては持って行きたいのだけど、何とも情けない話です。遠征しないとしたら、その分を別の方法で頒布しなければいけないわけだけど、それも含めて現在色々と考えてます。まあ、こみトレの申込は来月頭なので、その頃までには結論を出せればなと。
まあ、そんなこと言ったところで今の仕事を放り投げてまで転職する気なんてサラサラないのだけど、どこも人不足、ネタ不足というか、出版業はコンテンツ業界ですから、常に新しいものを求めているという感じがします。勿論、メディアというものには時流や流行がありますから、求められているものには一定の制限みたいなものがあるのだけど、そこら辺は皆似通っているというか、欲しいものは同じだったりする。私に言わせると柳の下の泥鰌も甚だしいのだけど、困ったことにこの業界、1,2回程度ならば実際に同じジャンルで二匹目の泥鰌が釣れてしまうんですよね。それは作品でも作家でも同じことであり、一つの才能が際立っていたら、似たようなものを欲するのが今の業界です。特に中高生向けのコンテンツはそれが顕著だと思う。
オタク業界に限った話ではないのだろうけど、今は昔のように2クールアニメが減りましたから、作品の回転が非常に早いんですよね。なにせアニメ作品が三ヵ月もすれば違うものに切り替わりますから、なかなか持続性のあるジャンルとして成立させにくい。複数メディアで展開したとしても、年に2,3作の当たりが出ればいいほうで、その最もたる例が昨年で言うところのまどか☆マギカですか。芳文社ウハウハだけど、あれだって偶然ではないにせよ、あそこまで当たるとは思わなかったというものだしね。だからこそ、最近はオリジナル作品というものが最注目されているわけです。メディアミックスといえばオリジナル作品とは、なんだか90年代を思い出しますけど、今後はそういう作品が増えていくんじゃないですかね。なにせ、柳の下の泥鰌は実際に釣れるわけだし、挑戦しない理由がない。新しい企画や才能というのは、常に求められているのだから。
夏コミの打ち合わせについては、同人誌に使用する紙をどうするのかとか、印刷色はどれを使うかなんてのを中心にみっちりと話し合いました。私は基本的に厚手の紙を使いたいと思っているんですけど、「そんなの使っても重いだけだ」という意見もありますから、ちょっと迷っていたりします。まあ、ページ数を考えれば多少の重さは対応できると思うのだけど、同人誌って軽い方と重い方、どっちが良いんですかね? A4本というサイズを考えたとき、例えば110kgの紙じゃ少しペラいと思っていたのだけど、マットコート紙ならばそれも解消されるしねぇ……一番重い紙、予約中の印刷所で使えるのはおそらくマットコート紙の135kgになるでしょうけど、それじゃあ分厚すぎるのでは? という考えは、勿論私の中にもあります。ただ、エロゲのVFBなどを読んでみると、あまりに135kgの紙を使っているところが多いので、迷ってるんですよね。もっとも、ヨスガノソラのVFBは110kgっぽいんだけどさ。
印刷色については、多分基本色で行くと思います。これは別にケチっているとかでなくて、表紙の感じからKP含めた5色だと少し明るすぎるのではないか? と思ったから。基本色で落ち着いた色合いを出した方が映えると思うし、目にも優しいでしょう。穹というキャラで重要なのは肌の発色だと私はは考えていますけど、それに付け加えて今回は蒼色がどれだけ綺麗に出るか、というのもありますから、そういったことを基準に色も選んでいこうと思います。紙にしても、集まった原稿の感じや雰囲気によっては変更の可能性もありますからね。最終的な決定は、多分来月になるかと思う。
ところで、夏コミとは別に参加予定だったこみトレですが、ちょっと行けない可能性が出てきました。予算面の問題から厳しいものがあって、ギリギリまで検討する予定つもりではあるけど、現状難しい感じです。元より観光気分で行く事には違いないものの、先立つ物がないことには新幹線にも乗れませんからね……折角のイラスト集だし、私個人としては持って行きたいのだけど、何とも情けない話です。遠征しないとしたら、その分を別の方法で頒布しなければいけないわけだけど、それも含めて現在色々と考えてます。まあ、こみトレの申込は来月頭なので、その頃までには結論を出せればなと。
イモウトノカタチ公式サイト更新 舞台紹介&店舗特典公開
2012年6月22日 イモウトノカタチイモウトノカタチ公式サイトが更新されて、舞台紹介ページの追加と店舗特典が公開されました。店舗特典はまあラフ状態ですけど、内容や展開の仕方はCUBEのyour diaryに近いものがありますね。アレも確か、各店舗に布モノ特典とデジタルコンテンツがセットでついていたし、布とデジコンでキャラが統一されていないのも折込済みです。まあ、複数買いさせる良くある手段だけど、私の場合は本当に全店舗で買う予定だから別に構わなかったりもする。オリジナルテレカの類が公開されるのが気掛かりだけど、これも過去の事例からないってことはないでしょう。
意外だったのは、メロンブックスでデジタルコンテンツが付くことなんだけど、あそこでドラマCD等を付けたことがあるのってRococo Worksとかlightとか、その辺りぐらいでしょ? いや、私が買ってないだけでもっとあるのかもしれないけど、大抵は祖父やげっちゅ、それにメッセやゲマ屋だから、メロンが含まれているのはちょっと興味深かった。おそらく、現状発表されている特典が付く店舗の中で、メロンは全国展開の店舗だったから優先されたのだと思うけど……それならゲマ屋でも良いわけだしね。あるいは、ヨスガノソラのときの特典があれだったので今度は良い奴をという配慮かもしれませんが、さて、どんな奴が来るのかな。your diaryの例から言えばピロトークCDという可能性もあるけど、あれも元を辿ればソイネノソラから来ているわけだし、CUFFS系の定番として定着させてくるかも。逆に、アクセサリー集とかは出してこない傾向にあるしね。
わざわざ、キャラごとのデジタルコンテンツと銘打っているぐらいですから、ピロトークまたはドラマCDと考えておくべきかな。後者も私は好きなんだけど、エロゲのドラマCDだと主人公出てきませんからね。いや、出てくる場合もありますが、その場合は音声無しとか微妙なことになるので、それを思えば前者の方が望ましいのだろうか。イモウトノカタチもまあ、相応のメディアミックス展開を考えているでしょうから、後々なんらかの形で声が付くことはあるかもしれませんけど、今はまだ遠い日の話でしょう。アニメ化にしたって向こう1年半程度は枠が埋まっているはずですし、ヨスガだって発売から約2年後の話でしたからね。今はオーガストとか一部のところを除いてエロゲでドラマCDシリーズを、って感じでもないので、そこら辺は深く考えない方が良いかも。
舞台紹介については、白鳥寮とウィンドファームが公開されたわけですけど、風力発電施設の是非についてはどうなんだろうね。エコだなんだと言われていますが、あれも低周波だとか人体への影響がありますから、距離的に民家や人の多く集まる場所から離れていた方が良いのだけど……距離的には結構あるのかな? まあ、そういう小難しい部分は何せ近未来設定があるし、技術的な面では解決されているのかもしれませんが。
白鳥寮に関して、前回私は旅館やホテルの類を改装して使っているのではないか、と推測しましたが、どうやら元々はペンションだったらしいですね。ペンションに温泉ってどうなのよ? という気もしますが、観光地なんだから温泉ぐらい合っても不思議じゃないでしょう。ただ、舞台図から見る限り、白鳥寮ってあまり西洋風の建物に見えないよね……というのも、ペンションはその定義として西洋風なしゃれた建物のことを指しますから、それこそ洋館みたいな外観をしていないとおかしいんですよ。改装物件ですから、内装面でそういったしゃれた装飾が取り外されたり、学生寮っぽく変わっていても不思議はないんだけど、建て直しでない以上は外見が様変わりしているとも思えないし。大体、エロゲに出てくる学生寮は小洒落ていると相場が決まっていますからね。それなのにまあ、食堂のパッとしなさときたら。これが近隣から大変人気の高い学園の寮なのか。場末の定食屋じゃないだからさ。
しかし、寮長の計らいで混浴タイムが設定されているとは一体……仮にも学生寮ですよね? 混浴タイムなんて合法的な制度があったら、お風呂でバッタリにならないじゃないですか。寮長は温泉プレイを推奨しているのだろうか? あまり知られてないけど、実は混浴って行政指導の対象だから、おおっぴらに認められてないんだよね。うっかりやると処分されちゃうとかで、旅館の家族風呂とかにも規制があるぐらいですから、近未来凄いなって感です。しかし、大まじめに女性である寮長、自身も生徒であり生徒会長という立場にある彼女が、何故混浴などを推奨しているのかという説明はあるのだろうか? 現実的に考えて、あり得ない話だけにね。これはちょっと、気になる話です。
意外だったのは、メロンブックスでデジタルコンテンツが付くことなんだけど、あそこでドラマCD等を付けたことがあるのってRococo Worksとかlightとか、その辺りぐらいでしょ? いや、私が買ってないだけでもっとあるのかもしれないけど、大抵は祖父やげっちゅ、それにメッセやゲマ屋だから、メロンが含まれているのはちょっと興味深かった。おそらく、現状発表されている特典が付く店舗の中で、メロンは全国展開の店舗だったから優先されたのだと思うけど……それならゲマ屋でも良いわけだしね。あるいは、ヨスガノソラのときの特典があれだったので今度は良い奴をという配慮かもしれませんが、さて、どんな奴が来るのかな。your diaryの例から言えばピロトークCDという可能性もあるけど、あれも元を辿ればソイネノソラから来ているわけだし、CUFFS系の定番として定着させてくるかも。逆に、アクセサリー集とかは出してこない傾向にあるしね。
わざわざ、キャラごとのデジタルコンテンツと銘打っているぐらいですから、ピロトークまたはドラマCDと考えておくべきかな。後者も私は好きなんだけど、エロゲのドラマCDだと主人公出てきませんからね。いや、出てくる場合もありますが、その場合は音声無しとか微妙なことになるので、それを思えば前者の方が望ましいのだろうか。イモウトノカタチもまあ、相応のメディアミックス展開を考えているでしょうから、後々なんらかの形で声が付くことはあるかもしれませんけど、今はまだ遠い日の話でしょう。アニメ化にしたって向こう1年半程度は枠が埋まっているはずですし、ヨスガだって発売から約2年後の話でしたからね。今はオーガストとか一部のところを除いてエロゲでドラマCDシリーズを、って感じでもないので、そこら辺は深く考えない方が良いかも。
舞台紹介については、白鳥寮とウィンドファームが公開されたわけですけど、風力発電施設の是非についてはどうなんだろうね。エコだなんだと言われていますが、あれも低周波だとか人体への影響がありますから、距離的に民家や人の多く集まる場所から離れていた方が良いのだけど……距離的には結構あるのかな? まあ、そういう小難しい部分は何せ近未来設定があるし、技術的な面では解決されているのかもしれませんが。
白鳥寮に関して、前回私は旅館やホテルの類を改装して使っているのではないか、と推測しましたが、どうやら元々はペンションだったらしいですね。ペンションに温泉ってどうなのよ? という気もしますが、観光地なんだから温泉ぐらい合っても不思議じゃないでしょう。ただ、舞台図から見る限り、白鳥寮ってあまり西洋風の建物に見えないよね……というのも、ペンションはその定義として西洋風なしゃれた建物のことを指しますから、それこそ洋館みたいな外観をしていないとおかしいんですよ。改装物件ですから、内装面でそういったしゃれた装飾が取り外されたり、学生寮っぽく変わっていても不思議はないんだけど、建て直しでない以上は外見が様変わりしているとも思えないし。大体、エロゲに出てくる学生寮は小洒落ていると相場が決まっていますからね。それなのにまあ、食堂のパッとしなさときたら。これが近隣から大変人気の高い学園の寮なのか。場末の定食屋じゃないだからさ。
しかし、寮長の計らいで混浴タイムが設定されているとは一体……仮にも学生寮ですよね? 混浴タイムなんて合法的な制度があったら、お風呂でバッタリにならないじゃないですか。寮長は温泉プレイを推奨しているのだろうか? あまり知られてないけど、実は混浴って行政指導の対象だから、おおっぴらに認められてないんだよね。うっかりやると処分されちゃうとかで、旅館の家族風呂とかにも規制があるぐらいですから、近未来凄いなって感です。しかし、大まじめに女性である寮長、自身も生徒であり生徒会長という立場にある彼女が、何故混浴などを推奨しているのかという説明はあるのだろうか? 現実的に考えて、あり得ない話だけにね。これはちょっと、気になる話です。
イモウトノカタチ 隠しヒロイン「清宮 真結希」公開
2012年6月21日 イモウトノカタチ
本日発売のPUSH!!8月号に、Sphere新作イモウトノカタチのピンナップ付き4P記事が載っています。4Pのうちの最初2Pは、こだまさわによる美馬千毬の見開きピンナップですから、記事自体は残りの2Pと言うことですね。エロゲ雑誌は大体その月の下旬から末日にかけて出ますけど、イモウトノカタチは来月末の発売になりますから、発売直前という謳い文句は別に間違っていないのかな。SphereというかCUFFS系の作品は、主にPUSHと電撃姫で情報を公開することが多く、今月号にもこれまでにない新情報が記載されていました。今日はそれをいくつか引用しつつ書いていきましょう。
まず、イモウトノカタチは多彩なキャラクターが沢山登場し、女子だけでもメインヒロインとサブキャラ併せて9人近く出るわけですが、所謂キャラ物でないことが記事には明記されています。
そう、隠しキャラクターが遂に発表されたのです。
イモウトノカタチにはまだ一人ヒロインがいるという噂は、公式サイトのキャラ紹介ページに枠が一つ余っていることから以前より囁かれていましたし、スタッフ日記でも存在を示唆する一文が出たことでほぼ確定的となりました。そのキャラが満を持して発表されたわけですが、流石隠しヒロインだけ合ってまだシルエットのみの公開となり、完全な形、姿を見ることは出来ませんでした。しかし、キャラ紹介だけは成されているので、以下で引用してみます。
いずれにせよ、「かなり物語の核心に迫る存在なのは間違いない。この真結希が主人公の妹なのか?」と書かれているぐらいですし、妹候補としては早くも筆頭に立ったも等しいので、ビジュアル面含めて今後の情報にしていきたいと思います。全身麻痺で病室から出たことがないという割に、シルエットは車いすに乗っている姿でしたが、院内を動き回るぐらいは出来るのでしょうか? 真結希の存在が、介護ロボットとしてのミータの存在を強く意識させますけど、ミータは真結希のために作られたのだろうか……律佳が二人に対して、どういう立場であるのか、真結希が出たことでサンプルボイスの意味も変わってきましたからね。
全身麻痺と言っても早期の退院を希望しているぐらいだし、近未来という設定を考えても完治ないし改善の見込みはあるのかもしれません。自分で動くことの出来ない少女と、エロゲ的恋愛は可能なのか? という疑問はありますけど、それを乗り越えるのがシナリオの醍醐味でしょう。良い治療法があるかもしれないし、生き別れ、そして死に別れるなんて悲しい展開にはならないかと思います。要介護者という設定にドン引きしている人もいるみたいだけど、深く考えたところで、まだ公開されたばかりのキャラですからね。重々しく受け止めるよりも、どんな可愛い子なんだろうと想像していた方が楽しいし、よっぽど建設的でしょう。
真結希の存在は、彼女が実妹である可能性を示すとともに、新たな展開も提示しました。つまり、雪人が真結希に出会うまでが物語の序盤であり、出会ってからが真のイモウトノカタチの幕開けであるとも考えられるわけです。何故なら、真結希はOPムービーに存在していませんし、真結希が登場したところで一端区切り、本編のOPが新たに流れ初めても、何ら不思議はない。Ritaが歌っちゃったりしてさ。まあ、これに関しては私の願望も入っていますけど、誰が原画を担当するにせよ、夏野こおりの妹と言うだけで期待値はうなぎ登りですからね。一体どんな娘が来るのか、今から楽しみでなりませんよ。恋愛という意味ではハードルが高いような気もしますけど、それを乗り越えてこそではないか。
しかし、話は変わりますけど描き下ろしの千毬ピンナップ……ああいう日焼け跡はあまり好きじゃないのだけど、それ以上に千毬の胸ってさ、立ち絵と一枚絵じゃ随分と印象違うよね。立ち絵だと少なからずあるように思えたけど、一枚絵だと見事なまでのペタンコだった。あれかね、普段はなにか詰め物でもしているのだろうか。いや、千毬はそんなことするような、というか出来るほど頭の良い娘じゃないな。ミータに体型のことを指摘されても、あまり気にしてなかったし。
次の情報公開は電撃姫か、それとも公式サイトの方が早いかと言ったところでしょうが、そういや店舗特典については今週の更新で発表されるそうですね。各店舗には既に画像が行っているとかで、先んじてそちらの方で公開される可能性もあるそうですが、私はまあ全ての店舗で買う予定ですから、あまり関係はないのかもしれない。オリジナルテレカが付く場合もあるでしょうけど、なんか今のところその気配がないんだよね……公式通販はやるみたいなこと書いてありましたが。いやはやなんともはや、情報が錯綜しています。
まず、イモウトノカタチは多彩なキャラクターが沢山登場し、女子だけでもメインヒロインとサブキャラ併せて9人近く出るわけですが、所謂キャラ物でないことが記事には明記されています。
前号に引き続き、美麗な描き下ろしイラストつきで今回も『イモウトノカタチ』を大紹介! 素敵なヒロイン達との恋愛を楽しむ、という要素に加え、生き別れた妹を探すという展開も盛り込まれている今作。単なるキャラクター性を重視したタイトルとは異なり、読み物としての個性ももっているのだ。数多く存在する女性キャラクターの中で、どの子は主人公の妹なのだろうか?作品に多くの女性キャラクターが出てくることは否定せず、その上でキャラクター重視ではなく、シナリオ重視であることが書かれていますけど、そうなるとシナリオは相応に長いってことでしょうか? 前作、ヨスガノソラはヒロインもシナリオもやや控えめな作品で、なにせ共通ルートが短いですから、個別もさほど長くはなかったんですよ。勿論、読み物としての個性がイコールで長さに繋がるわけじゃないですが、イモウトノカタチがある程度ボリュームのある作品なのではないか? と言う考察は、次の新事実から見てることが出来ます。
そう、隠しキャラクターが遂に発表されたのです。
イモウトノカタチにはまだ一人ヒロインがいるという噂は、公式サイトのキャラ紹介ページに枠が一つ余っていることから以前より囁かれていましたし、スタッフ日記でも存在を示唆する一文が出たことでほぼ確定的となりました。そのキャラが満を持して発表されたわけですが、流石隠しヒロインだけ合ってまだシルエットのみの公開となり、完全な形、姿を見ることは出来ませんでした。しかし、キャラ紹介だけは成されているので、以下で引用してみます。
全身麻痺で入院している女の子病弱どころか、本当に病気の女の子が新ヒロインとして追加されたわけですが、ここに来て夏野こおりが声を当てるヒロインが来るとは思わなかった。白波遥かじゃないんだ、というのはともかく、今回はてっきり出演しないものと考えていただけに嬉しいサプライズです。シルエットだから担当原画家が誰であるかは分かりませんけど、候補としてはやはりハッシーが第一に上がりますね。何せSphere所属の看板原画家ですし、新作の担当ヒロインが澄稀あやかだけというのは如何にも寂しい話です。けれど、真結希は清宮性を持つ少女であり、律佳の関係者であることが分かります。であれば、必然的に律佳やミータと絡むことが多いのでしょうし、それを考えると武藤此史担当という可能性も高い。
清宮 真結希(すずのみや まゆき)
CV:夏野こおり
鵠見中央メディカルセンターに入院している女の子。物心ついたとき頃から全身麻痺になっており、病室から一歩も外に出たことがない。
主治医から生き別れの家族がいることを教えられ、その家族を見つけるために早く退院したいと思っているのだが……。
いずれにせよ、「かなり物語の核心に迫る存在なのは間違いない。この真結希が主人公の妹なのか?」と書かれているぐらいですし、妹候補としては早くも筆頭に立ったも等しいので、ビジュアル面含めて今後の情報にしていきたいと思います。全身麻痺で病室から出たことがないという割に、シルエットは車いすに乗っている姿でしたが、院内を動き回るぐらいは出来るのでしょうか? 真結希の存在が、介護ロボットとしてのミータの存在を強く意識させますけど、ミータは真結希のために作られたのだろうか……律佳が二人に対して、どういう立場であるのか、真結希が出たことでサンプルボイスの意味も変わってきましたからね。
全身麻痺と言っても早期の退院を希望しているぐらいだし、近未来という設定を考えても完治ないし改善の見込みはあるのかもしれません。自分で動くことの出来ない少女と、エロゲ的恋愛は可能なのか? という疑問はありますけど、それを乗り越えるのがシナリオの醍醐味でしょう。良い治療法があるかもしれないし、生き別れ、そして死に別れるなんて悲しい展開にはならないかと思います。要介護者という設定にドン引きしている人もいるみたいだけど、深く考えたところで、まだ公開されたばかりのキャラですからね。重々しく受け止めるよりも、どんな可愛い子なんだろうと想像していた方が楽しいし、よっぽど建設的でしょう。
真結希の存在は、彼女が実妹である可能性を示すとともに、新たな展開も提示しました。つまり、雪人が真結希に出会うまでが物語の序盤であり、出会ってからが真のイモウトノカタチの幕開けであるとも考えられるわけです。何故なら、真結希はOPムービーに存在していませんし、真結希が登場したところで一端区切り、本編のOPが新たに流れ初めても、何ら不思議はない。Ritaが歌っちゃったりしてさ。まあ、これに関しては私の願望も入っていますけど、誰が原画を担当するにせよ、夏野こおりの妹と言うだけで期待値はうなぎ登りですからね。一体どんな娘が来るのか、今から楽しみでなりませんよ。恋愛という意味ではハードルが高いような気もしますけど、それを乗り越えてこそではないか。
しかし、話は変わりますけど描き下ろしの千毬ピンナップ……ああいう日焼け跡はあまり好きじゃないのだけど、それ以上に千毬の胸ってさ、立ち絵と一枚絵じゃ随分と印象違うよね。立ち絵だと少なからずあるように思えたけど、一枚絵だと見事なまでのペタンコだった。あれかね、普段はなにか詰め物でもしているのだろうか。いや、千毬はそんなことするような、というか出来るほど頭の良い娘じゃないな。ミータに体型のことを指摘されても、あまり気にしてなかったし。
次の情報公開は電撃姫か、それとも公式サイトの方が早いかと言ったところでしょうが、そういや店舗特典については今週の更新で発表されるそうですね。各店舗には既に画像が行っているとかで、先んじてそちらの方で公開される可能性もあるそうですが、私はまあ全ての店舗で買う予定ですから、あまり関係はないのかもしれない。オリジナルテレカが付く場合もあるでしょうけど、なんか今のところその気配がないんだよね……公式通販はやるみたいなこと書いてありましたが。いやはやなんともはや、情報が錯綜しています。
嵐のように過ぎ去って
2012年6月19日 アニメ・マンガ6月の台風と言うことで、風が凄かったですね。私の部屋というか、パソコンデスクは窓際にあるのだけど、吹き付ける風が強すぎて、ガラスが割れるんじゃないかとおっかなびっくりしていました。まあ、台風のときはいつもこんな感じなのだけど、今日は電車が止まる前に帰ってくることが出来たし、コロッケこそ買えませんでしたが、割と緩やかに過ごしていたと思います。本当は友人と会う約束があって、実際に会ったのだけど、こんな天気だからと駅構内で話もそこそこにすぐ用件を済ませたり、これだけは忙しなかったかもしれない。
私も四半世紀以上生きてきて、台風を経験することは一度や二度じゃないわけですが、学生の頃、それも小中学校に通っていたときは、台風というものが嬉しくて堪りませんでした。なにせ場合によっては学校が休みになるかもしれないわけで、いつも暴風警報は出ないのか、学校から連絡網は回ってこないかと、胸を躍らせていたものです。今にして思えば、何ともふざけた話ですけど、平日に休むというのはそれだけ子供にとって特別な事柄だったんでしょうね。夜ベッドに入って、轟々と吹き荒れる風の音に耳を傾けながら、明日までこの風は吹くのだろうか、休みだったら何をしようかなんて考えつつ、気付けば音が止んで「もしかして、通り過ぎたのかな?」とか「いやいや、これからだこれから」なんて馬鹿なことを考えていたものです。
結局、朝になると台風は過ぎ去っており、眠い目をこすりながら快晴の中を学校に向けて歩いて行くのだけど、それも今ではいい想い出になりました。だって、社会人ともなると雨が降ろうが、嵐になろうが、まったく関係ありませんからね。特に勤め先はそういったことに対してルーズというか、あまり考えない方だから、事前に対策や取り決め見たいのをすることなく、いよいよ危なくなってきたぞ、というときになって初めて動き出す感じだから、まったく困ったものですよ。私は横浜住まいですが、職場は都内ですから、帰るにしても早々に決断して貰えないと電車が止まってしまうだよね。それで帰れなくなったことは一度や二度じゃないから、今年の台風シーズンはしっかりと対応して貰いたいですよ。残業してればそのうち通過するとか、本気でそう考えている節がある。
台風といえばコロッケというのは、某大型電子掲示板から始まった風習のようなものですが、さて、いつ頃から始まったものだっけと調べてみたら、なんと2001年のスレから誕生したらしいですね。その頃にはもう私もそういったネット文化には触れていたはずだけど、台風=コロッケという認識をし始めたのは、精々ここ5,6年のことじゃないだろうか。あるいは忘れているだけで、もっと前からかもしれないけど、少なくとも11年前の当時から知っていたとは思いづらい。
私にとって、2005年とか2006年なんてのはごく最近の出来事なんですけど、年数で数えてみれば今から6年も前のことですし、小学生が入学して卒業するぐらいの年月が経っています。そう考えれば、時間の流れというのは何とも早く感じられますが、これは私が歳を取ったからなのか、あるいは本当に時間が早くなったのか……そんなことをネタにしたSF漫画が昔ありましたっけ。まあ、大人になれば月日の経過も自然と早く感じるのが道理であり、特に去年はあっという間に感じられましたからね。まあ、大きな災害があったというのも勿論だけど、例えばヨスガノソラのアニメにしたって、気付けば一昨年の話ですよ。そりゃ、Sphereだって新作を出すわけだ。
この前、アニソン三昧の裏で日常の一挙放送をしていましたけど、あれが去年と言われると何となく納得できるんですよ。でも、らきすたが2007年で5年前、ハルヒが2006年で6年前と言われると……まったくもって信じられない話です。
コロッケは食べませんでしたが、昨日はカレーを作りました。カレーに何か隠し味、例えば醤油やソースを入れるというのはテレビ番組で何の意味もないと否定されたそうだけど、私の家では昔から醤油を入れるのがレシピとなっていましてね。勿論、ルーは市販のものですが、これを入れると入れないでは、やっぱり味が違うんですよ。何故、そんなことを書くのかというと、味の違いが分かっているくせに昨日は入れ忘れました。台風に気をくばっていたからではなく、単純にゲームの片手間に作ったのがいけなかったのだと思う。オートプレイでしたが、まあ、テキストが面白くって面白くって。肝心のシーンはまだですけど、私はむしろ共通ルートや日常パートが好きなものでね。ちなみにカレーに入れた醤油が馴染むのは一晩寝かせた後であり、良い感じに染みこんで前日よりも美味しく感じられます。まあ、明日まで残っているとは限らないんですけど。
私も四半世紀以上生きてきて、台風を経験することは一度や二度じゃないわけですが、学生の頃、それも小中学校に通っていたときは、台風というものが嬉しくて堪りませんでした。なにせ場合によっては学校が休みになるかもしれないわけで、いつも暴風警報は出ないのか、学校から連絡網は回ってこないかと、胸を躍らせていたものです。今にして思えば、何ともふざけた話ですけど、平日に休むというのはそれだけ子供にとって特別な事柄だったんでしょうね。夜ベッドに入って、轟々と吹き荒れる風の音に耳を傾けながら、明日までこの風は吹くのだろうか、休みだったら何をしようかなんて考えつつ、気付けば音が止んで「もしかして、通り過ぎたのかな?」とか「いやいや、これからだこれから」なんて馬鹿なことを考えていたものです。
結局、朝になると台風は過ぎ去っており、眠い目をこすりながら快晴の中を学校に向けて歩いて行くのだけど、それも今ではいい想い出になりました。だって、社会人ともなると雨が降ろうが、嵐になろうが、まったく関係ありませんからね。特に勤め先はそういったことに対してルーズというか、あまり考えない方だから、事前に対策や取り決め見たいのをすることなく、いよいよ危なくなってきたぞ、というときになって初めて動き出す感じだから、まったく困ったものですよ。私は横浜住まいですが、職場は都内ですから、帰るにしても早々に決断して貰えないと電車が止まってしまうだよね。それで帰れなくなったことは一度や二度じゃないから、今年の台風シーズンはしっかりと対応して貰いたいですよ。残業してればそのうち通過するとか、本気でそう考えている節がある。
台風といえばコロッケというのは、某大型電子掲示板から始まった風習のようなものですが、さて、いつ頃から始まったものだっけと調べてみたら、なんと2001年のスレから誕生したらしいですね。その頃にはもう私もそういったネット文化には触れていたはずだけど、台風=コロッケという認識をし始めたのは、精々ここ5,6年のことじゃないだろうか。あるいは忘れているだけで、もっと前からかもしれないけど、少なくとも11年前の当時から知っていたとは思いづらい。
私にとって、2005年とか2006年なんてのはごく最近の出来事なんですけど、年数で数えてみれば今から6年も前のことですし、小学生が入学して卒業するぐらいの年月が経っています。そう考えれば、時間の流れというのは何とも早く感じられますが、これは私が歳を取ったからなのか、あるいは本当に時間が早くなったのか……そんなことをネタにしたSF漫画が昔ありましたっけ。まあ、大人になれば月日の経過も自然と早く感じるのが道理であり、特に去年はあっという間に感じられましたからね。まあ、大きな災害があったというのも勿論だけど、例えばヨスガノソラのアニメにしたって、気付けば一昨年の話ですよ。そりゃ、Sphereだって新作を出すわけだ。
この前、アニソン三昧の裏で日常の一挙放送をしていましたけど、あれが去年と言われると何となく納得できるんですよ。でも、らきすたが2007年で5年前、ハルヒが2006年で6年前と言われると……まったくもって信じられない話です。
コロッケは食べませんでしたが、昨日はカレーを作りました。カレーに何か隠し味、例えば醤油やソースを入れるというのはテレビ番組で何の意味もないと否定されたそうだけど、私の家では昔から醤油を入れるのがレシピとなっていましてね。勿論、ルーは市販のものですが、これを入れると入れないでは、やっぱり味が違うんですよ。何故、そんなことを書くのかというと、味の違いが分かっているくせに昨日は入れ忘れました。台風に気をくばっていたからではなく、単純にゲームの片手間に作ったのがいけなかったのだと思う。オートプレイでしたが、まあ、テキストが面白くって面白くって。肝心のシーンはまだですけど、私はむしろ共通ルートや日常パートが好きなものでね。ちなみにカレーに入れた醤油が馴染むのは一晩寝かせた後であり、良い感じに染みこんで前日よりも美味しく感じられます。まあ、明日まで残っているとは限らないんですけど。
COMIC1で買った同人誌の一つに、ロックマンゼロアンソロジーというものがあるのだけど、ロクゼロも今年で10周年になるんですね。もうそんなに経つかと思いますが、ゼロコレを一昨年に発売してしまいましたから、公式としてはなにもしないのかな? ロックマンシリーズ自体、企画が凍結してしまったようなものですし。そうだとすればつまらないことこの上ないですが、同人とはいえお祝いや記念になるものを作っているところがあるのは良いことだよね。出来ることなら私も参加したかったけど、小説は募集していなかったんだよ……
私も自分のロクゼロ同人誌、まあ、クロスオーバーですけど、あれを再始動させたいなと最近思うようになりました。色々なしがらみから放棄してしまいましたが、数年過ぎたことで精神的な余裕も生まれてきましたから、そろそろ良いんじゃないかなと。完結しないまま捨ててしまうのは勿体ないし、不完全燃焼は私の望むところでもないからね。そんな風に思うようになった理由は色々ありますが、一つはやっぱり、ロクゼロ関係の同人企画が盛況であること。今回のアンソロもそうだし、翼屋さんがやってるロックマンシエルに関しても、私とは方向性こそ違いますが、素晴らしいものだと思います。
そういったものに刺激を受けたのは隠しようもないし、これによって私の中のロクゼロ熱が高まってきたことは否定も出来ないでしょう。また一から何かを始めるという選択肢も当然あったけど、それだったらやり残した企画を完成させた方が良いからね。まあ、完全に再スタートすると決めたわけではないし、少なくとも今年はそんな時間もないのですが、放置のまま終わらせないと言うことだけは心に留めておこうかなと。いつの日か、というと遠い先のような気もするけど、なるべく早く形にしたいものです。色々な事情がありますから、必ずしも同人誌という媒体になるとは限りませんけど、出来るだけのことはしてみます。とりあえず、書くことから始めないといけないんですが。実は時間のあるときにプロットの修正や書き足しだけはしているんだけど、本文に手を付けたことは一度もないんだよね。だから、書き溜めとかそういうのが一切なかったりする。
ロクゼロといってもクロスオーバーですから、クロス先である魔法少女リリカルなのはの存在も忘れてはいけません。実のところ、この頃はこちらの作品に刺激を受けることも非常に多く、特に第4期であるViVidには強く惹かれるものがあります。私のルーテシアが、あんなことになったのは未だに認められないことろもありますが、Forceに比べるとキャラ萌え漫画として非常に良く出来ているような気がしてね。細部の設定とか、相変わらず甘ったるい話になっているのは正直どうかと思いますが、まあ、スポ根要素も多少なりともあるみたいだし、戦闘描写がそれなりにしっかりしているから、最近の展開は結構好きです。
キャラクターと言えば、ViVidではForce以上に新キャラクターというものが続々と登場していますが、基本的に女の子ばかりですね。モブはともかく、ザフィーラと、雷帝のお付き以外に男性キャラを見たことがない気がするのだけど、ユーノとかでないんでしょうか? まあ、なのはシリーズは女の子同士がイチャイチャしていればそれで良いみたいな、百合的思想を強く持ったファンも多いですから、これで満足している人もいるのだろうけど。
私は新キャラではシャンテとミウラが特に好きで、この二人は歴代のシリーズに出てきたキャラにも匹敵するほどの魅力があると思う。コンプエース買わなくなったので本誌がどんな感じかは知りませんが、シャンテはあいにくと負けてしまい、ミウラは主人公であるヴィヴィオと戦っていますね。主人公補正をはねのけてミウラが勝てるとは思えませんが、良い試合に期待しましょう。
ちなみに私が書く予定のロクゼロクロス第3弾には、ViVidのキャラが登場する予定です。少なくともプロットにはそう書いてありますし、Forceと違ってViVidであれば、ギリギリ年齢的に出せるんですよね。ViVidはStSの4年後ですから、6年後のForceよりかはキャラを出しやすい。まあ、どのキャラがどの立ち位置、どの陣営にいるかは明かせないけど、メインどころの大半は出せたら良いなと思っていたり。一応、今年でヨスガ本に一区切り付ける予定だし、来年辺りは時間も空くでしょう多分。まあ、予定は未定ですが。
私も自分のロクゼロ同人誌、まあ、クロスオーバーですけど、あれを再始動させたいなと最近思うようになりました。色々なしがらみから放棄してしまいましたが、数年過ぎたことで精神的な余裕も生まれてきましたから、そろそろ良いんじゃないかなと。完結しないまま捨ててしまうのは勿体ないし、不完全燃焼は私の望むところでもないからね。そんな風に思うようになった理由は色々ありますが、一つはやっぱり、ロクゼロ関係の同人企画が盛況であること。今回のアンソロもそうだし、翼屋さんがやってるロックマンシエルに関しても、私とは方向性こそ違いますが、素晴らしいものだと思います。
そういったものに刺激を受けたのは隠しようもないし、これによって私の中のロクゼロ熱が高まってきたことは否定も出来ないでしょう。また一から何かを始めるという選択肢も当然あったけど、それだったらやり残した企画を完成させた方が良いからね。まあ、完全に再スタートすると決めたわけではないし、少なくとも今年はそんな時間もないのですが、放置のまま終わらせないと言うことだけは心に留めておこうかなと。いつの日か、というと遠い先のような気もするけど、なるべく早く形にしたいものです。色々な事情がありますから、必ずしも同人誌という媒体になるとは限りませんけど、出来るだけのことはしてみます。とりあえず、書くことから始めないといけないんですが。実は時間のあるときにプロットの修正や書き足しだけはしているんだけど、本文に手を付けたことは一度もないんだよね。だから、書き溜めとかそういうのが一切なかったりする。
ロクゼロといってもクロスオーバーですから、クロス先である魔法少女リリカルなのはの存在も忘れてはいけません。実のところ、この頃はこちらの作品に刺激を受けることも非常に多く、特に第4期であるViVidには強く惹かれるものがあります。私のルーテシアが、あんなことになったのは未だに認められないことろもありますが、Forceに比べるとキャラ萌え漫画として非常に良く出来ているような気がしてね。細部の設定とか、相変わらず甘ったるい話になっているのは正直どうかと思いますが、まあ、スポ根要素も多少なりともあるみたいだし、戦闘描写がそれなりにしっかりしているから、最近の展開は結構好きです。
キャラクターと言えば、ViVidではForce以上に新キャラクターというものが続々と登場していますが、基本的に女の子ばかりですね。モブはともかく、ザフィーラと、雷帝のお付き以外に男性キャラを見たことがない気がするのだけど、ユーノとかでないんでしょうか? まあ、なのはシリーズは女の子同士がイチャイチャしていればそれで良いみたいな、百合的思想を強く持ったファンも多いですから、これで満足している人もいるのだろうけど。
私は新キャラではシャンテとミウラが特に好きで、この二人は歴代のシリーズに出てきたキャラにも匹敵するほどの魅力があると思う。コンプエース買わなくなったので本誌がどんな感じかは知りませんが、シャンテはあいにくと負けてしまい、ミウラは主人公であるヴィヴィオと戦っていますね。主人公補正をはねのけてミウラが勝てるとは思えませんが、良い試合に期待しましょう。
ちなみに私が書く予定のロクゼロクロス第3弾には、ViVidのキャラが登場する予定です。少なくともプロットにはそう書いてありますし、Forceと違ってViVidであれば、ギリギリ年齢的に出せるんですよね。ViVidはStSの4年後ですから、6年後のForceよりかはキャラを出しやすい。まあ、どのキャラがどの立ち位置、どの陣営にいるかは明かせないけど、メインどころの大半は出せたら良いなと思っていたり。一応、今年でヨスガ本に一区切り付ける予定だし、来年辺りは時間も空くでしょう多分。まあ、予定は未定ですが。
味付けと火加減のマジック
2012年6月17日 アニメ・マンガAT-Xで声優のオリジナル番組を観ていたんだけど、おうちカフェ部って結構面白いね。今までは東京エンカウントとClub AT-X、それとごくたまにpromo-Xを見るぐらいで、おうりカフェ部は女性向けの番組だと避けていました。人気の男性声優3人による番組なんだから、女性向けという認識そのものは間違ってないんだけど、そういった色眼鏡を外して、暇つぶしになんとなく観ていたら割りと真っ当な料理番組だったので少し驚きました。まあ、シェフである3人が喋り過ぎな気もしたけど、そこはバライティだから仕方ないとして、なかなかどうした良い番組だった。
元々、私は料理番組というのが結構好きで、NHKでやってるきょうの料理や、ビギナーズを観ることも多々あります。所謂、芸能人ないし素人が料理下手から珍妙でマズイものを作ってしまう、という番組よりは真面目に料理をしているものをよく観ていて、昔やってた料理の鉄人は今でも思い出深いですね。素人料理なら日曜の昼にやってる……東京マガジンだっけ? あれの路上で料理コーナーは面白いと思う。毎回のお題に対し、引っ掛けの食材とかを選んじゃったりして、「おいおい、そりゃないだろう」ってツッコミを入れてしまうこともしばしばある。ただ、あのコーナーの良い所はひと通り流した後、ちゃんとプロの料理人によるお手本というか、答えが実演されるところで、しかも馬鹿に高い高級食材や、特殊な技法を使わず、家庭でも再現可能な調理工程を見せてくれるのが良いと思う。
おうちカフェ部は男性声優が作った料理を、ゲストの女性声優が食べるという形式の番組みたいだけど、素人とはいえ作り手が意外にこなれているというか、下手くそじゃないんだよね。まあ、他の回も見たわけではないから断定は出来ないけど、こんな番組をやるぐらいだから、出演者は全員料理好きか、料理上手なのかもしれない。まあ、簡単なミスやポカはやらかしていたけれど、手際はそこそこ良かったんじゃないでしょうか。バライティ色が強いから1回30分の中で料理の完成まで行かず、次の回まで持ち越しになるところはどうかと思ったけど、別に料理講座をメインとした番組ではないから、その点は問題ないのかな。今回のテーマはハンバーグでしたけど、肉巻きハンバーグなどゲストが女性であることをまったく考えていない男らしいメニューに、私は思わず感服してしまいました。
しかし、ハンバーグ……私だったら、どんなのを作るのだろうか。料理の鉄人ほど前ではありませんが、私が好きだった料理番組にイシバシ・レシピというのがあって、一流の料理人たちが毎回腕によりをかけた、ご家庭では再現不能な味を提供するというものでした。きょうの料理とか、キューピー3分クッキングなんかに代表されるように、通常の料理番組というのは家庭でも再現可能な味や料理を、実演的な形で教えてくれるものが多いのだけど、この番組は純粋に一流料理人の技術、高級食材から織りなされる最上級の料理というものを追求しており、それが私は素晴らしいと思った。
当然、番組を見たところで料理が上手くなるわけでもないし、多少の心得があったとしても再現できるはずもないのだけど、この番組の中で作られたハンバーグは結構印象に残っていて、確か何十時間も掛けて煮込んだ、煮込みハンバーグを作っていたように記憶しています。ハンバーグというのは挽肉を使うことから、あまり上等な料理ではないというのが専らの見方であり、私もそんな感じだろうと思っていたのですが、イシバシ・レシピで作ったそれは、私の中にあったこねて焼くだけのハンバーグ観を一変し、衝撃を与えてくれました。勿論、繰り返すようですが再現することは出来ないし、作れたとしてなんちゃって煮込みハンバーグにしかならないのだけど、ああいう大衆料理ですら美味しく魅せてくれるというのは、流石一流料理人は違いますよ。
夏コミ原稿も本格化させねばならない昨今、なかなか料理なんてしている余裕もない私ですが、たまには何か作りたいですね。偏食家だから偏ったものしか作らないけど、まあ、そこは肉・魚一辺倒というか、野菜以外の料理に傾倒しているということで一つ。悲恋堂の店主なんかは、むしろ自分が食べられるものを探すという意味で野菜料理を覚えたらどうだというのだけど、私は奴ほどに技術もないしね。自分の好きなものを、可能な限り安く美味しく食べるというのが、私の自炊哲学です。
元々、私は料理番組というのが結構好きで、NHKでやってるきょうの料理や、ビギナーズを観ることも多々あります。所謂、芸能人ないし素人が料理下手から珍妙でマズイものを作ってしまう、という番組よりは真面目に料理をしているものをよく観ていて、昔やってた料理の鉄人は今でも思い出深いですね。素人料理なら日曜の昼にやってる……東京マガジンだっけ? あれの路上で料理コーナーは面白いと思う。毎回のお題に対し、引っ掛けの食材とかを選んじゃったりして、「おいおい、そりゃないだろう」ってツッコミを入れてしまうこともしばしばある。ただ、あのコーナーの良い所はひと通り流した後、ちゃんとプロの料理人によるお手本というか、答えが実演されるところで、しかも馬鹿に高い高級食材や、特殊な技法を使わず、家庭でも再現可能な調理工程を見せてくれるのが良いと思う。
おうちカフェ部は男性声優が作った料理を、ゲストの女性声優が食べるという形式の番組みたいだけど、素人とはいえ作り手が意外にこなれているというか、下手くそじゃないんだよね。まあ、他の回も見たわけではないから断定は出来ないけど、こんな番組をやるぐらいだから、出演者は全員料理好きか、料理上手なのかもしれない。まあ、簡単なミスやポカはやらかしていたけれど、手際はそこそこ良かったんじゃないでしょうか。バライティ色が強いから1回30分の中で料理の完成まで行かず、次の回まで持ち越しになるところはどうかと思ったけど、別に料理講座をメインとした番組ではないから、その点は問題ないのかな。今回のテーマはハンバーグでしたけど、肉巻きハンバーグなどゲストが女性であることをまったく考えていない男らしいメニューに、私は思わず感服してしまいました。
しかし、ハンバーグ……私だったら、どんなのを作るのだろうか。料理の鉄人ほど前ではありませんが、私が好きだった料理番組にイシバシ・レシピというのがあって、一流の料理人たちが毎回腕によりをかけた、ご家庭では再現不能な味を提供するというものでした。きょうの料理とか、キューピー3分クッキングなんかに代表されるように、通常の料理番組というのは家庭でも再現可能な味や料理を、実演的な形で教えてくれるものが多いのだけど、この番組は純粋に一流料理人の技術、高級食材から織りなされる最上級の料理というものを追求しており、それが私は素晴らしいと思った。
当然、番組を見たところで料理が上手くなるわけでもないし、多少の心得があったとしても再現できるはずもないのだけど、この番組の中で作られたハンバーグは結構印象に残っていて、確か何十時間も掛けて煮込んだ、煮込みハンバーグを作っていたように記憶しています。ハンバーグというのは挽肉を使うことから、あまり上等な料理ではないというのが専らの見方であり、私もそんな感じだろうと思っていたのですが、イシバシ・レシピで作ったそれは、私の中にあったこねて焼くだけのハンバーグ観を一変し、衝撃を与えてくれました。勿論、繰り返すようですが再現することは出来ないし、作れたとしてなんちゃって煮込みハンバーグにしかならないのだけど、ああいう大衆料理ですら美味しく魅せてくれるというのは、流石一流料理人は違いますよ。
夏コミ原稿も本格化させねばならない昨今、なかなか料理なんてしている余裕もない私ですが、たまには何か作りたいですね。偏食家だから偏ったものしか作らないけど、まあ、そこは肉・魚一辺倒というか、野菜以外の料理に傾倒しているということで一つ。悲恋堂の店主なんかは、むしろ自分が食べられるものを探すという意味で野菜料理を覚えたらどうだというのだけど、私は奴ほどに技術もないしね。自分の好きなものを、可能な限り安く美味しく食べるというのが、私の自炊哲学です。
祭りの後はいつも涼しげ
2012年6月16日 アニメ・マンガ今日は一日アニソン三昧ということで、本当なら大量に買い込んだ食料とともに一日中引き篭もっているはずだったんですが、急な用事が入って午前中は横浜に出かけていました。では、全然序盤というか第一部を聴くことが出来なかったのかといえばそうでもなくて、私の携帯はEZ-FMがあるので電車内や町中など、そういったところで放送を聴くことが出来ました。これがあるから今の携帯を買い換えずに使っているのだけど、久しぶりに活躍してくれた感じです。
横浜には急用というか買い物に行ったのだけど、あそこら辺の店舗というのは開店時間にばらつきがあって少々不便ですね。例えば、アニメ系のショップで一番早くに開くのはアニメイトと、それにとらのあなだけど、この2店舗が10時から開店するのに対して、メロンブックスやたちばな書店などは11時からですし、ゲマ屋は間を取ったのか10時半となっています。買い物の一つはとらのあなで早々に済ませることが出来たのかけど、肝心の2つ目をメイトやゲマ屋で済ますことが出来ず、結局メロンが開くまで待つことになりました。ぶっちゃけ、とらでの買い物が済んだ時点で10時10分にもなっていませんでしたから、そのまま帰れば11時ぐらいに家だったんですけどね。まあ、その辺りは仕方ないことであるとして、諦めるほかないのかな。
メロンブックスが開店するまでメイトを覗きに行ったり、街をぶらついたりしたわけだけど、雨が降っていないこともあってか、ラジオ聴きながら散歩するにはいい陽気でした。室内や屋内に入ると電波が途切れますから、地下道が多い横浜の駅道を通るのは面倒なんですが、だったら地上を歩けばいいじゃないと、駅構内を通ること無く東から西を目指したり、意外に楽しかったかな。丁度ラジオではセラムンとか掛かってましたけど、私は結構タキシード・ミラージュが好きだったりする。
11時まで待って、開店したメロンブックスに行ったわけだけど、あいにくと私の望むものは売り切れており、仕方なくたちばな書店へ行くことに。ここにもなければ、それこそ秋葉原で買うことも視野に入れなくてはいけなかったのだけど、幸いにも置いてあったので何とかなりました。横浜は本屋が多くて助かりますね。まあ、ポイントの付くメロンになかったのは残念だけど、買えないよりはよっぽど良い。そもそも、とらの方だって完売していた可能性があるのだから……まさにギリギリだった。
帰宅後はアニソン三昧の休憩中に飯を炊いて、食後は少し席を外すこともありましたが、深夜25時までずっと聴いていました。しかし、アニソンは好きだけどずっと聴いていると流石に疲れますね。まあ、アニソンに限らずどんな音楽、番組にした所で同じなのでしょうけど、今回はゲストも少なめにひたすらアニソン流していたように思える。印象に残った曲は幾つかあるけど、個人的にはめぞん一刻の5番目のOPである、村下孝蔵さんのひだまりが聴けたのが嬉しかったかな。やっぱりいい歌というか、美声ってああいうのを言うんだろうね。
恒例のガンダム特集を第一部の方でやったのは意外だったけど、割と堅実な選曲というか、比較的新しい楽曲でしたね。OOやAGEも来るかと思いましたが、種死止まりというのもなかなか良かったと思う。後のマクロス特集よりかは、まだガンダムの方が私は好きだし、毎度おなじみのコーナーではあるけど、楽しかったですよ。マクロスにしてもトライアングラーとか超久しぶりに聴いたと思う。坂本真綾ファンを引退してからというもの、なかなか古い楽曲を聴く機会も無いですから、比較的最近の曲でさえ懐かしく感じてしまった。
もっと今時の、例えば這いよれニャル子さんのOPでも掛かるのかと思っていましたが、結局流れずに割りとあっさりした内容になっていたと思う。最後がハピマテ、AtoZ、Aチャンネルの三連続だったのは笑いましたけど、Zの次はAというならAtoZは違う気がするし、ハピマテ流すならARIAとかAnotherとか、色々あったんじゃなかろうか。まあ、盛り上がったからいいとは思いますけど。最後の最後にAチャンネルという選曲は意外だったけど、関係者は嬉しそうにしていたし、良かったんじゃないかな。
16時間大体聴くことが出来ましたけど、そこまで面白いってほどでもなかったかな。こういうのはお祭り感覚が大事ですから、聴き終わってしばらく経った後に書いている日記では、熱も冷めているせいか、放送時の雰囲気を伝えるのはなかなか難しいですね。なんだかんだでFate/Zeroも見てましたし、午前中は出かけてもいましたから、アニソン三昧だけに熱中していたわけではなかったのが大きいか。次はいつやるのか分からないけど、こういうお祭りごとはずっと続けて欲しいなぁ。いっそ、ニコニコ辺りでエロゲソング三昧とかやりませんかね。まあ、あれはJASRACが絡まない楽曲多いから、一々許可取るのが大変そうだけど。朝までエロゲを語る番組とかさ、なんか、そういうの見たいわ。
横浜には急用というか買い物に行ったのだけど、あそこら辺の店舗というのは開店時間にばらつきがあって少々不便ですね。例えば、アニメ系のショップで一番早くに開くのはアニメイトと、それにとらのあなだけど、この2店舗が10時から開店するのに対して、メロンブックスやたちばな書店などは11時からですし、ゲマ屋は間を取ったのか10時半となっています。買い物の一つはとらのあなで早々に済ませることが出来たのかけど、肝心の2つ目をメイトやゲマ屋で済ますことが出来ず、結局メロンが開くまで待つことになりました。ぶっちゃけ、とらでの買い物が済んだ時点で10時10分にもなっていませんでしたから、そのまま帰れば11時ぐらいに家だったんですけどね。まあ、その辺りは仕方ないことであるとして、諦めるほかないのかな。
メロンブックスが開店するまでメイトを覗きに行ったり、街をぶらついたりしたわけだけど、雨が降っていないこともあってか、ラジオ聴きながら散歩するにはいい陽気でした。室内や屋内に入ると電波が途切れますから、地下道が多い横浜の駅道を通るのは面倒なんですが、だったら地上を歩けばいいじゃないと、駅構内を通ること無く東から西を目指したり、意外に楽しかったかな。丁度ラジオではセラムンとか掛かってましたけど、私は結構タキシード・ミラージュが好きだったりする。
11時まで待って、開店したメロンブックスに行ったわけだけど、あいにくと私の望むものは売り切れており、仕方なくたちばな書店へ行くことに。ここにもなければ、それこそ秋葉原で買うことも視野に入れなくてはいけなかったのだけど、幸いにも置いてあったので何とかなりました。横浜は本屋が多くて助かりますね。まあ、ポイントの付くメロンになかったのは残念だけど、買えないよりはよっぽど良い。そもそも、とらの方だって完売していた可能性があるのだから……まさにギリギリだった。
帰宅後はアニソン三昧の休憩中に飯を炊いて、食後は少し席を外すこともありましたが、深夜25時までずっと聴いていました。しかし、アニソンは好きだけどずっと聴いていると流石に疲れますね。まあ、アニソンに限らずどんな音楽、番組にした所で同じなのでしょうけど、今回はゲストも少なめにひたすらアニソン流していたように思える。印象に残った曲は幾つかあるけど、個人的にはめぞん一刻の5番目のOPである、村下孝蔵さんのひだまりが聴けたのが嬉しかったかな。やっぱりいい歌というか、美声ってああいうのを言うんだろうね。
恒例のガンダム特集を第一部の方でやったのは意外だったけど、割と堅実な選曲というか、比較的新しい楽曲でしたね。OOやAGEも来るかと思いましたが、種死止まりというのもなかなか良かったと思う。後のマクロス特集よりかは、まだガンダムの方が私は好きだし、毎度おなじみのコーナーではあるけど、楽しかったですよ。マクロスにしてもトライアングラーとか超久しぶりに聴いたと思う。坂本真綾ファンを引退してからというもの、なかなか古い楽曲を聴く機会も無いですから、比較的最近の曲でさえ懐かしく感じてしまった。
もっと今時の、例えば這いよれニャル子さんのOPでも掛かるのかと思っていましたが、結局流れずに割りとあっさりした内容になっていたと思う。最後がハピマテ、AtoZ、Aチャンネルの三連続だったのは笑いましたけど、Zの次はAというならAtoZは違う気がするし、ハピマテ流すならARIAとかAnotherとか、色々あったんじゃなかろうか。まあ、盛り上がったからいいとは思いますけど。最後の最後にAチャンネルという選曲は意外だったけど、関係者は嬉しそうにしていたし、良かったんじゃないかな。
16時間大体聴くことが出来ましたけど、そこまで面白いってほどでもなかったかな。こういうのはお祭り感覚が大事ですから、聴き終わってしばらく経った後に書いている日記では、熱も冷めているせいか、放送時の雰囲気を伝えるのはなかなか難しいですね。なんだかんだでFate/Zeroも見てましたし、午前中は出かけてもいましたから、アニソン三昧だけに熱中していたわけではなかったのが大きいか。次はいつやるのか分からないけど、こういうお祭りごとはずっと続けて欲しいなぁ。いっそ、ニコニコ辺りでエロゲソング三昧とかやりませんかね。まあ、あれはJASRACが絡まない楽曲多いから、一々許可取るのが大変そうだけど。朝までエロゲを語る番組とかさ、なんか、そういうの見たいわ。
イモウトノカタチ公式サイト更新 Webドラマ第3回「美馬 千毬」編
2012年6月15日 イモウトノカタチイモウトノカタチ公式サイトが更新されて、OPムービーとWebドラマ第3回が公開されました。ページ開設から3ヵ月弱、毎週順調にコンテンツを更新していき、グラフィックページでは遂にえっちぃイベントCGが追加となりましたが、本当に7月末に発売しそうな勢いですね。私はヨスガノソラの時ほどイモウトノカタチに熱を上げるつもりはないのだけど、こうやって情報が次々に公開していくとワクワクするものがあるのは否定できません。私もなんだかんだで、Sphereの出す作品が好きなんでしょう。
Webドラマも第3回ということで千毬編になります。ミータが主軸となる話だけあって、ミータ編はまだ先みたいですね。舞台は街から寮へと移り、以下のあらすじで展開していきます。
ミータが白鳥寮へ来ることに対し、あからさまに嫌そうな反応を見せる美優樹が笑えましたね。「では、案内するです。召使い」と千毬を顎で使うミータだけど、それに「ははー! 仰せのとおりに」と乗っかる千毬は微笑ましい。千毬はキャラ紹介にもある通りのおバカキャラですが、それだけに茶目っ気たっぷりなミータとは波長が合うのかも知れません。
ミータがなにかしでかさないようにとあやかまで付いてくるわけだけど、ヒロインは最後まで全員出てくるみたいね。まず最初に玄関を案内されて、前述のように古ぼけた施設であることに触れるミータだけど、寮長の気迫に押されて趣きのある佇まいと言い直しました。なんでも寮長、起こると凄く怖いらしい。
部屋はそれぞれ個室が与えられているようで、寮にありがちな同室とかはないみたい。もっとも、現実はともかくエロゲの場合、女の子を連れ込む又は女の子の部屋へ押しかける関係上、一人部屋のほうがなにかと都合がいいという裏事情もあるんですけどね。取材対象として、千毬は美優樹か聡里、あるいは自分の部屋を候補に上げますが、寮に部屋がないことを触れられたあやかの、妙に焦った感じが気にかかる。上記した家でフラグがあるなら、既に部屋を持っているとか? その可能性は十分にあるが。
美優樹と聡里に嫌がられ、そのまま千毬の部屋に行くのかとおもいきや、彼女の提案でお風呂へと向かう一行。なんでも白鳥寮の風呂は広くて、天然の温泉みたいだ。つまりイベントCGで美優樹やミータが入っているのは、寮のお風呂ってことになるのかな。一人部屋があることから、もしかするとホテルや旅館等を改装して作った寮なのだろうか。観光都市というとだし、廃業した宿泊施設を市が買い取って利用しているのかも知れません。
馬鹿正直に風呂に入ろうと服を脱ぎ始める千毬だけど、流石にそこは美優樹やあやかに止められます。ミータと一緒に思わず「チッ!」と舌打ちをしたくなりますが、千毬によると雪人は「風呂は裸で入るもんだ」と、温泉番組にツッコミを入れるぐらい風呂好きのようだけど、別にテレビぐらい良いじゃないか……多分、お風呂でばったり、いやんばか~ん、ごめんなさい、いえいえこちらこそごちそうさまでしたハプニングシーンへの伏線なのだろうが、腰にタオルも巻かず堂々と大浴場へ入ったこところにヒロインが、という展開に違いない。
「女の裸がないと客は喜ばない」と言い切るミータは大した奴だと思いますが、「まあ、ちまりんが脱いでも……」と付け加える辺り、正直というかなんというか。ところで、千毬とミータって、それぞれ、ミーたんとちまりんなんて愛称で呼び合う仲みたいですね。千毬にとって美優樹やミータ、それにあやかは学園の先輩という立ち位置になるわけだけど、あまり学年カーストが重視されていないのか、千毬はミータを除く二人をちゃん付けで呼んでます。まあ、それを気にするような二人でもないのですが、千毬自体、義理とはいえ強い妹属性を持っていますから、妹みたいで可愛いのかも知れませんけど。聡里に至っては、心配なぐらい素直な性格であると評してますし。
雪人に似たのではないか、とミータたちは推測しますが、つまり雪人もまた千毬に近いノリの軽い素直な性格をしてるのでしょうか? 流石に馬鹿キャラってことはないだろうけど、天涯孤独の苦学生という設定を思い出せば、意図的にお気楽に振舞っているキャラという可能性は否定出来ないかな。お気楽やバカとは行かないまでも、馬鹿正直に突っ走るタイプとかさ。意外とやんちゃ小僧って話もありますから。
千毬はそんな雪人を自分がいなきゃ何も出来ないとまで言いますが、あやかの言うように似たもの同士として釣り合いが取れているのかも。
聡里が「ちまちゃんは、美馬先輩が大好きなのね」と言ったとき、珍しく千毬は首を傾げて「うーん」と悩みます。そして、「好きは好きだけど……まあ、好きかなぁ」と言います。思わずミータが「日本語でおk」と突っ込みますけど、これに関しては多分意味合いの違いなんじゃないかと。つまり、聡里はあくまでLikeの意味で千毬は雪人のことを好きだといったのだけど、若干以上にLoveが混ざっていたであろう千毬は、なんとも曖昧な答えになってしまったと、そんなところでしょう。
実の妹探しをしている雪人に対し、義理の妹である千毬が不満を持っているのも分かる気がします。過ごした年数で言えば、確実に千毬の方が長いわけだし、「ずっと私が面倒見てあげてたのに!」と叫ぶのも無理はないと思う。なにせ、雪人は千毬に黙って環境特区へ向かったわけだしね。そんな千毬に対して、「ちまりんの感傷はどうでもいいですから」とバッサリ切り捨てたミータは相当なものですが、切り替えの早い千毬もいい性格してます。取材の続きで再びお部屋訪問を敢行しようとするわけですが、なにせそこは女子の部屋。美優樹は必死でていこうし、聡里に至ってはそれを上回る勢いで拒絶します。後者の方が反応強かったのは意外だけど、考えてみれば妄想癖のある娘だから、部屋に何があるか分かったもんじゃないか。
これでは部屋紹介は無理というところで、ミータが「ちまりんの部屋はないです?」と聴き、千毬は「ああ、そっか。私のお部屋もあるんだった」と思い出し、あやかにツッコミを受けていますが……おかしいですね、寮へと帰ってきた時点で、千毬は自分の部屋を取材対象に含めていますし、一度言葉に出して触れているはずなんですが。そのまま大浴場へ行ったから話が流れてしまったけど、この短時間に上記のやり取りは少し変じゃないか。
まあ、細かいところはともかく千毬は「自分だけのお部屋って貰ったことがなくて……まだ実感沸かないんだよねぇ」と施設暮らしの苦労が垣間見える台詞を口にします。普通に考えて、施設だと相部屋とかタコ部屋でしょうしね。
「寝るときは雪にいのとこ行くし」と爆弾発言を投下した千毬だけど、多分施設でも雪人が同室だったのかな? それなら納得がいく話しだし、年齢のことには触れられませんが、学園入学前ならギリギリ問題のない年齢かもしれない。口ぶりから、雪人は千毬が寝に来ることを拒んでないみたいですが、部屋が洋室ならベッドは一つしかないだろうし、当然の話、一緒に寝ているのかな。でも、白鳥寮は旅館等を改装した可能性があるから、そうなれば布団かもしれない。布団並べて一緒に寝てる、とかね。まあ、真実のほどはわかりませんが、話はまだまだ次回へと続くらしいから、体験版と合わせてそれを待つことにしましょう。
OPムービーに関しては、また後日に書くこととします。Webドラマほど掘り下げるネタがあるわけでもないですが、じっくり視聴してなにかないか探してみましょうかね。作品に対するヒントが、隠されているかもしれないし。
Webドラマも第3回ということで千毬編になります。ミータが主軸となる話だけあって、ミータ編はまだ先みたいですね。舞台は街から寮へと移り、以下のあらすじで展開していきます。
あやかのお嬢様判定という脱線も一段落し、本来の仕事――広報誌制作の為の取材をするべく美優樹や千毬たちが住んでいる白鳥寮へと訪れたミータ一同。主人公たちが災害孤児という設定上、近年珍しくも彼らは学生寮住まいなんですね。そこをミータが取材へと訪れるわけですが、白鳥寮そのものは結構年季のいった建物らしい。近未来、そして災害から復興した場所ということを考えると妙な話ですが、ここに住んでいるのは雪人及び千毬の義兄妹、そして美優樹に聡里といった面々らしい。あやかは市内にある大企業を家に持つお嬢様だからともかく、ミータは研究所かどこかに帰るんでしょうかね。OPムービーみる限り、あやかには家でフラグがバンバン立っているわけだけど……どうなんだろうか。
千毬の案内に従って寮を見学するが、なにかと千毬の天然ボケっぷりに惑わされる羽目に。加えてミータのイタズラ心や千毬の爆弾発言なども飛び出して……果たしてミータは、無事に取材ができるのだろうか?
(そもそも真面目に取材をするつもりがあるのかどうか……?)
ミータが白鳥寮へ来ることに対し、あからさまに嫌そうな反応を見せる美優樹が笑えましたね。「では、案内するです。召使い」と千毬を顎で使うミータだけど、それに「ははー! 仰せのとおりに」と乗っかる千毬は微笑ましい。千毬はキャラ紹介にもある通りのおバカキャラですが、それだけに茶目っ気たっぷりなミータとは波長が合うのかも知れません。
ミータがなにかしでかさないようにとあやかまで付いてくるわけだけど、ヒロインは最後まで全員出てくるみたいね。まず最初に玄関を案内されて、前述のように古ぼけた施設であることに触れるミータだけど、寮長の気迫に押されて趣きのある佇まいと言い直しました。なんでも寮長、起こると凄く怖いらしい。
部屋はそれぞれ個室が与えられているようで、寮にありがちな同室とかはないみたい。もっとも、現実はともかくエロゲの場合、女の子を連れ込む又は女の子の部屋へ押しかける関係上、一人部屋のほうがなにかと都合がいいという裏事情もあるんですけどね。取材対象として、千毬は美優樹か聡里、あるいは自分の部屋を候補に上げますが、寮に部屋がないことを触れられたあやかの、妙に焦った感じが気にかかる。上記した家でフラグがあるなら、既に部屋を持っているとか? その可能性は十分にあるが。
美優樹と聡里に嫌がられ、そのまま千毬の部屋に行くのかとおもいきや、彼女の提案でお風呂へと向かう一行。なんでも白鳥寮の風呂は広くて、天然の温泉みたいだ。つまりイベントCGで美優樹やミータが入っているのは、寮のお風呂ってことになるのかな。一人部屋があることから、もしかするとホテルや旅館等を改装して作った寮なのだろうか。観光都市というとだし、廃業した宿泊施設を市が買い取って利用しているのかも知れません。
馬鹿正直に風呂に入ろうと服を脱ぎ始める千毬だけど、流石にそこは美優樹やあやかに止められます。ミータと一緒に思わず「チッ!」と舌打ちをしたくなりますが、千毬によると雪人は「風呂は裸で入るもんだ」と、温泉番組にツッコミを入れるぐらい風呂好きのようだけど、別にテレビぐらい良いじゃないか……多分、お風呂でばったり、いやんばか~ん、ごめんなさい、いえいえこちらこそごちそうさまでしたハプニングシーンへの伏線なのだろうが、腰にタオルも巻かず堂々と大浴場へ入ったこところにヒロインが、という展開に違いない。
「女の裸がないと客は喜ばない」と言い切るミータは大した奴だと思いますが、「まあ、ちまりんが脱いでも……」と付け加える辺り、正直というかなんというか。ところで、千毬とミータって、それぞれ、ミーたんとちまりんなんて愛称で呼び合う仲みたいですね。千毬にとって美優樹やミータ、それにあやかは学園の先輩という立ち位置になるわけだけど、あまり学年カーストが重視されていないのか、千毬はミータを除く二人をちゃん付けで呼んでます。まあ、それを気にするような二人でもないのですが、千毬自体、義理とはいえ強い妹属性を持っていますから、妹みたいで可愛いのかも知れませんけど。聡里に至っては、心配なぐらい素直な性格であると評してますし。
雪人に似たのではないか、とミータたちは推測しますが、つまり雪人もまた千毬に近いノリの軽い素直な性格をしてるのでしょうか? 流石に馬鹿キャラってことはないだろうけど、天涯孤独の苦学生という設定を思い出せば、意図的にお気楽に振舞っているキャラという可能性は否定出来ないかな。お気楽やバカとは行かないまでも、馬鹿正直に突っ走るタイプとかさ。意外とやんちゃ小僧って話もありますから。
千毬はそんな雪人を自分がいなきゃ何も出来ないとまで言いますが、あやかの言うように似たもの同士として釣り合いが取れているのかも。
聡里が「ちまちゃんは、美馬先輩が大好きなのね」と言ったとき、珍しく千毬は首を傾げて「うーん」と悩みます。そして、「好きは好きだけど……まあ、好きかなぁ」と言います。思わずミータが「日本語でおk」と突っ込みますけど、これに関しては多分意味合いの違いなんじゃないかと。つまり、聡里はあくまでLikeの意味で千毬は雪人のことを好きだといったのだけど、若干以上にLoveが混ざっていたであろう千毬は、なんとも曖昧な答えになってしまったと、そんなところでしょう。
実の妹探しをしている雪人に対し、義理の妹である千毬が不満を持っているのも分かる気がします。過ごした年数で言えば、確実に千毬の方が長いわけだし、「ずっと私が面倒見てあげてたのに!」と叫ぶのも無理はないと思う。なにせ、雪人は千毬に黙って環境特区へ向かったわけだしね。そんな千毬に対して、「ちまりんの感傷はどうでもいいですから」とバッサリ切り捨てたミータは相当なものですが、切り替えの早い千毬もいい性格してます。取材の続きで再びお部屋訪問を敢行しようとするわけですが、なにせそこは女子の部屋。美優樹は必死でていこうし、聡里に至ってはそれを上回る勢いで拒絶します。後者の方が反応強かったのは意外だけど、考えてみれば妄想癖のある娘だから、部屋に何があるか分かったもんじゃないか。
これでは部屋紹介は無理というところで、ミータが「ちまりんの部屋はないです?」と聴き、千毬は「ああ、そっか。私のお部屋もあるんだった」と思い出し、あやかにツッコミを受けていますが……おかしいですね、寮へと帰ってきた時点で、千毬は自分の部屋を取材対象に含めていますし、一度言葉に出して触れているはずなんですが。そのまま大浴場へ行ったから話が流れてしまったけど、この短時間に上記のやり取りは少し変じゃないか。
まあ、細かいところはともかく千毬は「自分だけのお部屋って貰ったことがなくて……まだ実感沸かないんだよねぇ」と施設暮らしの苦労が垣間見える台詞を口にします。普通に考えて、施設だと相部屋とかタコ部屋でしょうしね。
「寝るときは雪にいのとこ行くし」と爆弾発言を投下した千毬だけど、多分施設でも雪人が同室だったのかな? それなら納得がいく話しだし、年齢のことには触れられませんが、学園入学前ならギリギリ問題のない年齢かもしれない。口ぶりから、雪人は千毬が寝に来ることを拒んでないみたいですが、部屋が洋室ならベッドは一つしかないだろうし、当然の話、一緒に寝ているのかな。でも、白鳥寮は旅館等を改装した可能性があるから、そうなれば布団かもしれない。布団並べて一緒に寝てる、とかね。まあ、真実のほどはわかりませんが、話はまだまだ次回へと続くらしいから、体験版と合わせてそれを待つことにしましょう。
OPムービーに関しては、また後日に書くこととします。Webドラマほど掘り下げるネタがあるわけでもないですが、じっくり視聴してなにかないか探してみましょうかね。作品に対するヒントが、隠されているかもしれないし。
神を敬い、悪魔に尽くす
2012年6月14日 アニメ・マンガ
最近、神のみぞ知るセカイにハマってます。所謂マイブームという奴で。過去に録ったアニメを見たり、原作を読んだりと、連日落とし神様のご高説を聞く日々が続いています。BDこそ買いませんでしたが、私はこの作品が結構好きで、続編で3期の放送をずっと待っているのだけど、2期放送から1年が過ぎようとしている昨今、なかなか難しいところがあるのでしょうね。ただ、アニメの公式サイト自体は未だに更新中だし、企画自体が終了したというわけでもないから、まだまだ行けると思うのだけど……ぽよよんろっく曰く、神のみは長く続けるべき作品だというしね。
神のみぞ知るセカイについての解説をする必要は特にないと思うけど、簡単に言えばこの作品は世に言うギャルゲーやエロゲの類を壮絶に皮肉ったものであり、これまで1万人のギャルゲヒロインを攻略した、落とし神の異名を持つ主人公桂木桂馬が、ひょんな事から地獄から来た悪魔エルシィと契約を交わし、女の子の心の隙間に潜んだ駆け魂を回収するため、ギャルゲで学んだ知識を元に口説き落としていくという内容です。
心の隙間を埋めるには恋愛が一番ということで、ジャンル的にはラブコメということになるのかな? 原作含め、これまでに攻略した女の子は延14人で、中には女性といえる年齢の人もいるのだけど、ヒロインのほとんどが一癖も二癖もある性格をしており、優れた萌えキャラとして成り立っています。アニメにしてもそれは同じで、若手のアイドル性の高い声優にそれぞれのヒロインを担当させ、均等とは行かないまでもそれぞれが高い人気を誇っており、主題歌もヒロインごとのアレンジ版が出るなど力が入れられていますね。
シリーズごとにヒロインが変更する作品と言えば、私などには王ドロボウJINが思い出されますけど、考えてみればあれのアニメも、JINガールの声を当てたのはその当時輝いていたアイドル声優だったか。これゾンでも似たようなことしているけど、声優の年代的に並べるならこれゾン、JIN、神のみになるのかな。一番新しいアニメが一番最初というのもおかしな話ですが、これゾンは妄想ユーに堀江由衣使ったのがなぁ。現役でバンバンアイドル活動している声優だから、年代的にもなんかしっくりこなかった。
神のみの原作は、現在女神編として、過去に攻略したヒロインを再攻略するイベントが展開中です。まあ、本誌ではそれも一段落付いているのだけど、過去に出てきたヒロインが再登場するってのはいいものですね。アニメは言ってしまえば原作の序盤部分しかアニメ化してませんので、たとえ3期がやったとしても女神編に突入することはないのだけど、神のみは長く続けていくのに適した作品だと思うから、3期、4期、あるいは2クール以上などでやって貰いたいものです。最近は制作会社も1クールでの仕事に慣れてしまっているから、2クール以上のアニメはなかなかお目見え出来ないのですが、ハヤテでさえあんなにも長くやって、しかも2期や映画まで作ったのだから、神のみだって……そういや、ハヤテは最近話題になりませんけど、もう30巻ぐらい行ってるんでしたっけ? あれもミコノスだかアテネだか、その辺りまで買って止まったなぁ。いつの間にかバトル漫画になってるんだものよ。絵柄の変化もまあ、アニメ寄りにするとか息巻いて、随分変わっちゃったし。なんかアニメ企画がまた動いているそうだけど、映画を作っていたのが神のみと同じマングローブだった気がするので、下手をすると神のみの3期はハヤテの後に回される可能性があるのか。それはなんというか……なんとも言えない話だ。
神のみのヒロインで誰が好きかって言われると、誰も彼も魅力的だから一概に誰が一番とも言い難いのだけど、現在のランキング的にはアニメに登場した中にはいないって感じでしょうかね。アニメ自体、とても良い所で終わってしまったので、この後も可愛らしいヒロインが沢山出てくるのだけど、今思い出しましたが神のみって小説版も出てるんだっけか。アレを合わせると攻略ヒロインの数が20人に届きそうな気もしますが、流石に小説版が映像化する機会はなさそうだ。というか、なんでゲーム版が出ないんですかね。どこかギャルゲに強い、KIDはもうないからコナミ辺りが作ればいいのに。ゲームオリジナルヒロインとか作っちゃったりしてさ。
神のみぞ知るセカイについての解説をする必要は特にないと思うけど、簡単に言えばこの作品は世に言うギャルゲーやエロゲの類を壮絶に皮肉ったものであり、これまで1万人のギャルゲヒロインを攻略した、落とし神の異名を持つ主人公桂木桂馬が、ひょんな事から地獄から来た悪魔エルシィと契約を交わし、女の子の心の隙間に潜んだ駆け魂を回収するため、ギャルゲで学んだ知識を元に口説き落としていくという内容です。
心の隙間を埋めるには恋愛が一番ということで、ジャンル的にはラブコメということになるのかな? 原作含め、これまでに攻略した女の子は延14人で、中には女性といえる年齢の人もいるのだけど、ヒロインのほとんどが一癖も二癖もある性格をしており、優れた萌えキャラとして成り立っています。アニメにしてもそれは同じで、若手のアイドル性の高い声優にそれぞれのヒロインを担当させ、均等とは行かないまでもそれぞれが高い人気を誇っており、主題歌もヒロインごとのアレンジ版が出るなど力が入れられていますね。
シリーズごとにヒロインが変更する作品と言えば、私などには王ドロボウJINが思い出されますけど、考えてみればあれのアニメも、JINガールの声を当てたのはその当時輝いていたアイドル声優だったか。これゾンでも似たようなことしているけど、声優の年代的に並べるならこれゾン、JIN、神のみになるのかな。一番新しいアニメが一番最初というのもおかしな話ですが、これゾンは妄想ユーに堀江由衣使ったのがなぁ。現役でバンバンアイドル活動している声優だから、年代的にもなんかしっくりこなかった。
神のみの原作は、現在女神編として、過去に攻略したヒロインを再攻略するイベントが展開中です。まあ、本誌ではそれも一段落付いているのだけど、過去に出てきたヒロインが再登場するってのはいいものですね。アニメは言ってしまえば原作の序盤部分しかアニメ化してませんので、たとえ3期がやったとしても女神編に突入することはないのだけど、神のみは長く続けていくのに適した作品だと思うから、3期、4期、あるいは2クール以上などでやって貰いたいものです。最近は制作会社も1クールでの仕事に慣れてしまっているから、2クール以上のアニメはなかなかお目見え出来ないのですが、ハヤテでさえあんなにも長くやって、しかも2期や映画まで作ったのだから、神のみだって……そういや、ハヤテは最近話題になりませんけど、もう30巻ぐらい行ってるんでしたっけ? あれもミコノスだかアテネだか、その辺りまで買って止まったなぁ。いつの間にかバトル漫画になってるんだものよ。絵柄の変化もまあ、アニメ寄りにするとか息巻いて、随分変わっちゃったし。なんかアニメ企画がまた動いているそうだけど、映画を作っていたのが神のみと同じマングローブだった気がするので、下手をすると神のみの3期はハヤテの後に回される可能性があるのか。それはなんというか……なんとも言えない話だ。
神のみのヒロインで誰が好きかって言われると、誰も彼も魅力的だから一概に誰が一番とも言い難いのだけど、現在のランキング的にはアニメに登場した中にはいないって感じでしょうかね。アニメ自体、とても良い所で終わってしまったので、この後も可愛らしいヒロインが沢山出てくるのだけど、今思い出しましたが神のみって小説版も出てるんだっけか。アレを合わせると攻略ヒロインの数が20人に届きそうな気もしますが、流石に小説版が映像化する機会はなさそうだ。というか、なんでゲーム版が出ないんですかね。どこかギャルゲに強い、KIDはもうないからコナミ辺りが作ればいいのに。ゲームオリジナルヒロインとか作っちゃったりしてさ。
そのガラス玉は宝石にも勝る
2012年6月13日 アニメ・マンガ突然ですが、サイトにSSの新作をアップしました。同人誌以外で二次創作を書いたのはかなり久しぶりだけど、前々から書きたいなと思っていた作品が一つあって、コミケ作業へと入る前に、急遽書き上げちゃいました。SSと言いつつ、同人誌に載せる短編程度の長さはあるかと思いますが、流石一太郎を使うと違いますね。実は、数週間前から書かなくちゃとWordの方で頑張ってたんだけど、一太郎使ったら一夜で終わりましたからね。単に気分の問題かも知れませんが、こんなにスラスラ書けたのはいつ以来だろうという感じです。
うちのサイトは、一応ヨスガノソラをメインに扱っているわけですが、今日更新したのはその他のジャンルであり、しかも作品的にはかなり古いです。確か今年で丁度10周年となるギャルゲー、「想い出にかわる君 〜Memories Off〜」を題材に、一本書いてみました。
想い出にかわる君は、今はなきゲームブランドKIDが、2002年に発売したMemories Offことメモオフシリーズの第三作目です。シリーズ自体は会社を変えてまだ出続けていますが、私は中でもこの三作目が大好きでね。作品の完成度や、イベント等で楽しませてもらった記憶はファーストやセカンドの方が多いのだけど、思い入れという意味では想君の方が大きいような気がする。
メモオフシリーズはFD除いて、かれこれ7作ぐらい出ているわけだけど、想い出にかわる君というのは最初の転換期にあった作品で、ファースト、セカンドと繋がりを持たせて続けてきた物語をどうするか、という課題に挑戦したことでも有名です。ここでメモオフが選択したのは、シリーズ上の繋がりは稲穂信を続投させることで残しつつも、舞台を一新し、月日とともに成長したであろうプレイヤーの為に、登場キャラクターの年齢そのものを上げてきたんですね。具体的に言うと、それまで高校生だった主人公や攻略対象の一部を、大学生以上にしたのです。勿論、メインには女子高生もいますから、全員が全員そうであったわけでもないのだけど、これは当時からすると結構革新的な試みだった。私はそうした作品自体の成長を自然に受け入れましたが、世間的にはそうでもなかったようで、未だに想君は人によって好き嫌いがハッキリ分かれる、大人向けを目指したギャルゲーという感じになっています。
そんな想い出にかわる君の中から、今回のSSでメインとなっているのは百瀬環と飛田扉の二人です。環は想君における攻略ヒロインの一人であり、作中で最も複雑な立ち位置にいる少女です。ギャルゲーないしエロゲに登場するキャラクターには大きく分けて二通りのパターンがあり、大体が主人公の元からの知り合いか、もしくは初対面の関係に当たります。前者は幼馴染とか妹とか、クラスメイトとか日常的な存在で、後者は転校生とか空から降ってきたとか、そんな感じですね。まあ、ギャルゲやエロゲの主人公というのは酷い記憶障害持ちが結構多いから、初対面かと思ったら実は知り合いだった、ってパターンも少なくないんだけど、この想君に出てくる百瀬環に関して言えば、完全に初対面の間柄になります。何故なら、彼女はそもそも主人公が住む街の住人ではないから。
じゃあ、引っ越してきたのかといえばそうでもなくて、実のところ彼女は迷子の猫、もっと言えば家出娘なんですよ。出身は確か京都だったか、修学旅行で関東方面に来た際、班行動から抜けだして本作の舞台となる街にやってきたという設定。大人しそうな容姿に、感情表現に乏しい不思議ちゃんといった感じのキャラで、ギャルゲ的にはさほど珍しくはありません。
しかしながら、百瀬環設定で一番特徴的なのが、なんとこの娘、登場した時点で男性と同棲しているのです。某落とし神風に言えば、そんな設定のヒロインがいるゲーム、会社が燃やされるレベルなのだけど、家出娘である環は当然のことながら住む家がなく、また、女の子なので路上生活というわけにも行かなったのか、サブキャラクターの一人である飛田扉の部屋で厄介になっているのですね。主人公も、始めは飛田に連れられた環を見たのが初対面だし。
飛田扉という青年は想君というかメモオフにおける一種のヒールキャラで、見てくれから言動の端々まで正確の悪さが漂う、嫌な奴としての側面が強い。主人公との相性は最悪で、気に入らない相手である主人公をいつも小馬鹿にして、軽蔑してきます。私なんかはそれなりに筋の通ったやつだと思うんだけど、なにせ主人公に対する厭味ったらしい言動に加減がないものなから、そこを嫌う人が非常に多い。彼が深く関わってくるのは環ルートと深歩ルートであり、飛田はこの二人のヒロインと密接な関係にあります。特に前者は、ほとんど行動原理になってますしね。
環は攻略ヒロインだから原作ゲームでは主人公とくっつくわけですが、攻略後はどこぞのルーテシアと同じぐらいの変わり様になるため、一体何があったと思わず突っ込みたくなります。しかも、くっつかない場合のバッドエンドがシリーズ最高レベルの鬱展開なので、実はどっちに進んでも微妙な結果に終わるとこが多い。
けど、私は百瀬環という少女が大好きで、10年経った今でも二次創作書くぐらい思い入れがあるのだけど、カップリングの相手は主人公でなく、同棲相手の飛田扉です。まあ、同棲といっても色めいたことは何もなくて、むしろ同居か、本人も言っているようにただの居候に近い関係です。ただ、本編のシナリオにもある通り、環ことたまちゃんが真に慕っているのは飛田ことトビーですし、その意外に強い繋がりから言っても、私はこの二人が本当にくっつくべきではないのかと、それこそ10年前から言ってます。
これだからカプ厨はと呆れられるかもしれないけど、実際のルートはともかくとしても、環を語る上でまず飛田の存在が欠かせないことは、他媒体でも示させれています。例えば、メモオフシリーズ恒例のノベライズ、これはまさにトビたま(飛田×環のこと)の為にあると言っていい話で、環の視点を中心に、飛田との関係性がクローズアップされ、ゲーム本編の主人公であるショーゴは、数えるほどしか登場しません。話自体も、飛田との出会いから始まり、飛田との一時的な別れで終わりますからね。
環にとって飛田扉とは、一種の道標のようなものです。環は飛田扉という存在の先に、新たな世界を観て、成長していきます。それは結局のところ、本編でもノベライズでも変わらないし、深歩とは違う意味で、飛田は環にとって必要な存在なのだと思う。下手をすれば依存になるけど、飛田はそこら辺の突き放しが上手いから、泥沼には陥らないんですよ。
ここまで書いて自分の書いたSSの話をまるでしなかったけど、今回の作品はツイッターにある露天組botに着想を得ました。というのも中の人が10年近くなってやっと見つけたトビたま好きの同士なので、最近はトビたまの会話をすることが出来て私は凄く嬉しいです。次の更新はいつになるか分からないけど、トビたまに関しては十年分溜め込んだネタがあるので、時間があるときにでもまた書いていこうと思います。
うちのサイトは、一応ヨスガノソラをメインに扱っているわけですが、今日更新したのはその他のジャンルであり、しかも作品的にはかなり古いです。確か今年で丁度10周年となるギャルゲー、「想い出にかわる君 〜Memories Off〜」を題材に、一本書いてみました。
想い出にかわる君は、今はなきゲームブランドKIDが、2002年に発売したMemories Offことメモオフシリーズの第三作目です。シリーズ自体は会社を変えてまだ出続けていますが、私は中でもこの三作目が大好きでね。作品の完成度や、イベント等で楽しませてもらった記憶はファーストやセカンドの方が多いのだけど、思い入れという意味では想君の方が大きいような気がする。
メモオフシリーズはFD除いて、かれこれ7作ぐらい出ているわけだけど、想い出にかわる君というのは最初の転換期にあった作品で、ファースト、セカンドと繋がりを持たせて続けてきた物語をどうするか、という課題に挑戦したことでも有名です。ここでメモオフが選択したのは、シリーズ上の繋がりは稲穂信を続投させることで残しつつも、舞台を一新し、月日とともに成長したであろうプレイヤーの為に、登場キャラクターの年齢そのものを上げてきたんですね。具体的に言うと、それまで高校生だった主人公や攻略対象の一部を、大学生以上にしたのです。勿論、メインには女子高生もいますから、全員が全員そうであったわけでもないのだけど、これは当時からすると結構革新的な試みだった。私はそうした作品自体の成長を自然に受け入れましたが、世間的にはそうでもなかったようで、未だに想君は人によって好き嫌いがハッキリ分かれる、大人向けを目指したギャルゲーという感じになっています。
そんな想い出にかわる君の中から、今回のSSでメインとなっているのは百瀬環と飛田扉の二人です。環は想君における攻略ヒロインの一人であり、作中で最も複雑な立ち位置にいる少女です。ギャルゲーないしエロゲに登場するキャラクターには大きく分けて二通りのパターンがあり、大体が主人公の元からの知り合いか、もしくは初対面の関係に当たります。前者は幼馴染とか妹とか、クラスメイトとか日常的な存在で、後者は転校生とか空から降ってきたとか、そんな感じですね。まあ、ギャルゲやエロゲの主人公というのは酷い記憶障害持ちが結構多いから、初対面かと思ったら実は知り合いだった、ってパターンも少なくないんだけど、この想君に出てくる百瀬環に関して言えば、完全に初対面の間柄になります。何故なら、彼女はそもそも主人公が住む街の住人ではないから。
じゃあ、引っ越してきたのかといえばそうでもなくて、実のところ彼女は迷子の猫、もっと言えば家出娘なんですよ。出身は確か京都だったか、修学旅行で関東方面に来た際、班行動から抜けだして本作の舞台となる街にやってきたという設定。大人しそうな容姿に、感情表現に乏しい不思議ちゃんといった感じのキャラで、ギャルゲ的にはさほど珍しくはありません。
しかしながら、百瀬環設定で一番特徴的なのが、なんとこの娘、登場した時点で男性と同棲しているのです。某落とし神風に言えば、そんな設定のヒロインがいるゲーム、会社が燃やされるレベルなのだけど、家出娘である環は当然のことながら住む家がなく、また、女の子なので路上生活というわけにも行かなったのか、サブキャラクターの一人である飛田扉の部屋で厄介になっているのですね。主人公も、始めは飛田に連れられた環を見たのが初対面だし。
飛田扉という青年は想君というかメモオフにおける一種のヒールキャラで、見てくれから言動の端々まで正確の悪さが漂う、嫌な奴としての側面が強い。主人公との相性は最悪で、気に入らない相手である主人公をいつも小馬鹿にして、軽蔑してきます。私なんかはそれなりに筋の通ったやつだと思うんだけど、なにせ主人公に対する厭味ったらしい言動に加減がないものなから、そこを嫌う人が非常に多い。彼が深く関わってくるのは環ルートと深歩ルートであり、飛田はこの二人のヒロインと密接な関係にあります。特に前者は、ほとんど行動原理になってますしね。
環は攻略ヒロインだから原作ゲームでは主人公とくっつくわけですが、攻略後はどこぞのルーテシアと同じぐらいの変わり様になるため、一体何があったと思わず突っ込みたくなります。しかも、くっつかない場合のバッドエンドがシリーズ最高レベルの鬱展開なので、実はどっちに進んでも微妙な結果に終わるとこが多い。
けど、私は百瀬環という少女が大好きで、10年経った今でも二次創作書くぐらい思い入れがあるのだけど、カップリングの相手は主人公でなく、同棲相手の飛田扉です。まあ、同棲といっても色めいたことは何もなくて、むしろ同居か、本人も言っているようにただの居候に近い関係です。ただ、本編のシナリオにもある通り、環ことたまちゃんが真に慕っているのは飛田ことトビーですし、その意外に強い繋がりから言っても、私はこの二人が本当にくっつくべきではないのかと、それこそ10年前から言ってます。
これだからカプ厨はと呆れられるかもしれないけど、実際のルートはともかくとしても、環を語る上でまず飛田の存在が欠かせないことは、他媒体でも示させれています。例えば、メモオフシリーズ恒例のノベライズ、これはまさにトビたま(飛田×環のこと)の為にあると言っていい話で、環の視点を中心に、飛田との関係性がクローズアップされ、ゲーム本編の主人公であるショーゴは、数えるほどしか登場しません。話自体も、飛田との出会いから始まり、飛田との一時的な別れで終わりますからね。
環にとって飛田扉とは、一種の道標のようなものです。環は飛田扉という存在の先に、新たな世界を観て、成長していきます。それは結局のところ、本編でもノベライズでも変わらないし、深歩とは違う意味で、飛田は環にとって必要な存在なのだと思う。下手をすれば依存になるけど、飛田はそこら辺の突き放しが上手いから、泥沼には陥らないんですよ。
ここまで書いて自分の書いたSSの話をまるでしなかったけど、今回の作品はツイッターにある露天組botに着想を得ました。というのも中の人が10年近くなってやっと見つけたトビたま好きの同士なので、最近はトビたまの会話をすることが出来て私は凄く嬉しいです。次の更新はいつになるか分からないけど、トビたまに関しては十年分溜め込んだネタがあるので、時間があるときにでもまた書いていこうと思います。
ゲーマーズ横浜店に立ち寄ったら、フルカラー版のViVidとForceの1,2巻が、それぞれ特典付きで置いてあったので購入しちゃいました。2巻の方は既に持っていたんだけど、特典が付くと言われると、ついつい手が伸びてしまいます。どうやら重版分らしいけど、都内の店舗では早くも完売が相次いでいるそうですね。なのは人気も流石に凄いといった感じだけど、横浜店は目立つんだか目立たないんだかわからない場所に積まれているせいか、減りはそんなに早くなかったと思う。
一度出たコミックスをフルカラーで出し直すなんて、まるでどこかの同人誌みたいな話ですけど、既存の漫画本をカラー化するのって、そんなに難しい話でもないのでしょうか? 私は漫画やイラストは専門でないのでよく分かりませんが、まさか最初からカラー版を刊行する予定があったとも思えないし、所謂着色用の線画ではない、今ある完成原稿に色を塗ったわけでしょ? 不可能ではないのだろうけど、よくやったものですね。
でも、例えばToLOVEる-ダークネス-なんかも、本誌に掲載されたやつをファンが独自にカラー化したものがアップされるなどしてるし、そう考えると割りと難しいことではないのかな? 思うにダークネスがカラー版を出し直したら、ViVidの比じゃない売上になると思うのだが……集英社さん、出してくれませんかね?w カラー版の魅力ってのは、なんといっても肌色でしょうし、それを考えればなのはよりも需要があると思う。
忙しかったので1巻はまだ読んでないのだけど、2巻を読む限りではそれほど質の高いカラーってわけでもないかな。塗りが汚いって程でもないが、思わず息を呑むような美麗さがあるってわけでもないし、言ってしまえば、単に色を塗ってみましたというレベルかもしれない。むしろ、色がついたせいで、却って迫力がなくなった部分などもあると思う。ViVidもForceも、戦闘がメインの回も多いですから、そこら辺の粗さが目立つとでも言うの? 所謂萌えエロなパートを楽しむ分には良いのかもしれないけど、バトルの格好良さとかをカラーで読みたいと思っている人だと、少しガッカリするかも。
元々数を刷っていないのか、カラー版は重版分もあまり市場に出回ってないみたいです。まあ、カラーのコミックスともなれば印刷代もバカにならないのだと思いますが、そんな中で特典付きを再販したゲーマーズは偉いよね。私も1巻が出たときは丁度持ち合わせがなくて買い逃した口ですが、無事に変えて良かったですよ。どうも特典の掛け替えカバーは余っていたらしいのだけど、肝心の本が売り切れてしまったという状態だったらしく、ゲマ屋も重版までに一ヵ月以上掛かるとは思ってなかったっぽい。
とらのあなの方でも特典付きを再販しているみたいだけど、こっちは自分の目で見たわけではないから不明確です。特典はイラストカードだったと思いますが、なのはシリーズは慣例的にゲマ屋へ良い特典が回っている感じがしますね。紆余曲折を経て角川書店の作品みたいになってしまいましたが、ViVidにしろ、Forceにせよ、学研やメガマガのことを思えば、当初はあまり好感情を持って迎えられてはいなかったような気がする。私自身、なんだって角川にと思ってましたし。
でも、巻数を重ねることViVidは7巻、Forceは5巻となり、カラー版まで発売され、すっかり角川作品として定着したんじゃないかな? 流石にもう思うところはありませんけど、紙媒体だけで、よくぞここまで持たせているものです。なのは規模のコンテンツなら映像化の話も少なくないと思いますが、映画はともかく、角川コミックスが原作だと、また色々な事情があるのかしらね。個人的にはViVidとForce、どちらがアニメ化しても興味ないのだけど、売上を無視するなら後者のほうがアニメ的には映えるんじゃないかなと。
現在、テレ東でStSの再放送がやってますけど、あれも5年ほど前の作品になりますか。私はあの作品、登場キャラクターとかは結構好きなんだけど、内容的にはなんか違和感の残るものだったというか、もう少しハードなものを期待してたんだよね。主人公たちもギリギリ十代だけど、もう立派な大人、戦士といえるだけの年齢になって、舞台も地球から魔法世界に移ったじゃないですか? 敵は狂気の天才科学者で、戦闘マシーンともいうべき部下まで揃ってたのに、蓋を開けてみれば敵が僅かに二人死んだだけで、大半は皆仲間になりましたーって、A’sを超える甘ったるい展開と結末と展開が待っていた。別に誰かの死を積極的に望んでいたわけじゃないけど、ナンバーズとかViVidみる限り気の良いお姉さんになっちゃってますからね。昨日の敵は今日の友にも限度ってものがあるだろうと。
私のルーテシアも、あんなに可愛かったのになぁ……どうしてこうなったと、カラー版の2巻を読んで深々とため息をつきました。勿論、感嘆ではなく悲嘆の方で。
一度出たコミックスをフルカラーで出し直すなんて、まるでどこかの同人誌みたいな話ですけど、既存の漫画本をカラー化するのって、そんなに難しい話でもないのでしょうか? 私は漫画やイラストは専門でないのでよく分かりませんが、まさか最初からカラー版を刊行する予定があったとも思えないし、所謂着色用の線画ではない、今ある完成原稿に色を塗ったわけでしょ? 不可能ではないのだろうけど、よくやったものですね。
でも、例えばToLOVEる-ダークネス-なんかも、本誌に掲載されたやつをファンが独自にカラー化したものがアップされるなどしてるし、そう考えると割りと難しいことではないのかな? 思うにダークネスがカラー版を出し直したら、ViVidの比じゃない売上になると思うのだが……集英社さん、出してくれませんかね?w カラー版の魅力ってのは、なんといっても肌色でしょうし、それを考えればなのはよりも需要があると思う。
忙しかったので1巻はまだ読んでないのだけど、2巻を読む限りではそれほど質の高いカラーってわけでもないかな。塗りが汚いって程でもないが、思わず息を呑むような美麗さがあるってわけでもないし、言ってしまえば、単に色を塗ってみましたというレベルかもしれない。むしろ、色がついたせいで、却って迫力がなくなった部分などもあると思う。ViVidもForceも、戦闘がメインの回も多いですから、そこら辺の粗さが目立つとでも言うの? 所謂萌えエロなパートを楽しむ分には良いのかもしれないけど、バトルの格好良さとかをカラーで読みたいと思っている人だと、少しガッカリするかも。
元々数を刷っていないのか、カラー版は重版分もあまり市場に出回ってないみたいです。まあ、カラーのコミックスともなれば印刷代もバカにならないのだと思いますが、そんな中で特典付きを再販したゲーマーズは偉いよね。私も1巻が出たときは丁度持ち合わせがなくて買い逃した口ですが、無事に変えて良かったですよ。どうも特典の掛け替えカバーは余っていたらしいのだけど、肝心の本が売り切れてしまったという状態だったらしく、ゲマ屋も重版までに一ヵ月以上掛かるとは思ってなかったっぽい。
とらのあなの方でも特典付きを再販しているみたいだけど、こっちは自分の目で見たわけではないから不明確です。特典はイラストカードだったと思いますが、なのはシリーズは慣例的にゲマ屋へ良い特典が回っている感じがしますね。紆余曲折を経て角川書店の作品みたいになってしまいましたが、ViVidにしろ、Forceにせよ、学研やメガマガのことを思えば、当初はあまり好感情を持って迎えられてはいなかったような気がする。私自身、なんだって角川にと思ってましたし。
でも、巻数を重ねることViVidは7巻、Forceは5巻となり、カラー版まで発売され、すっかり角川作品として定着したんじゃないかな? 流石にもう思うところはありませんけど、紙媒体だけで、よくぞここまで持たせているものです。なのは規模のコンテンツなら映像化の話も少なくないと思いますが、映画はともかく、角川コミックスが原作だと、また色々な事情があるのかしらね。個人的にはViVidとForce、どちらがアニメ化しても興味ないのだけど、売上を無視するなら後者のほうがアニメ的には映えるんじゃないかなと。
現在、テレ東でStSの再放送がやってますけど、あれも5年ほど前の作品になりますか。私はあの作品、登場キャラクターとかは結構好きなんだけど、内容的にはなんか違和感の残るものだったというか、もう少しハードなものを期待してたんだよね。主人公たちもギリギリ十代だけど、もう立派な大人、戦士といえるだけの年齢になって、舞台も地球から魔法世界に移ったじゃないですか? 敵は狂気の天才科学者で、戦闘マシーンともいうべき部下まで揃ってたのに、蓋を開けてみれば敵が僅かに二人死んだだけで、大半は皆仲間になりましたーって、A’sを超える甘ったるい展開と結末と展開が待っていた。別に誰かの死を積極的に望んでいたわけじゃないけど、ナンバーズとかViVidみる限り気の良いお姉さんになっちゃってますからね。昨日の敵は今日の友にも限度ってものがあるだろうと。
私のルーテシアも、あんなに可愛かったのになぁ……どうしてこうなったと、カラー版の2巻を読んで深々とため息をつきました。勿論、感嘆ではなく悲嘆の方で。