C81参加情報 シャリテクロワール・ヨスガノソラ同人誌 最終更新
2011年12月28日 ヨスガノソラ
コミケ前の最後の更新です。基本的には前回と一緒なんですが、頒布物に一部変更があったので確認をお願いします。尚、更新の止まっている年忘れ企画についてはなんとかします。年内は無理かもしれないので、年明けにまとめてとかになるかもですが。先日のRococoWorksの一件は残念なことではあるけど、既に立ち直っています。しかし、それで躓いたのに加えて年末の忙しさやらなにやらに一杯一杯になってしまったので、どうにもね。気付いたらコミケに突入とか、まあ、毎年の話ではあるんだけど。とりあえず、以下がサークル・シャリテクロワールのC81冬コミ情報確定版になります。
12月30日追記:pixivにてハネさんが告知イラストをアップしてくれました!
URL:http://t.co/dA5fb3Ux
とまあ、要するにクリアファイルの頒布中止のお知らせなんですが……残念無念、予定していた原画家さんの方でマシントラブルが発生しまして。どうにも入稿日に間に合いそうもないというので、今回は無しという形になりました。こればっかりはさすがにどうにもならないと言うか、私がどうこうできる問題でもないですからね。もう少し頑張れたんじゃないだろうかとは思ってるんだけど、無理をして拗れても困りますし、悔しいですが中止とさせていただくことにしました。グッズ的なものを出すようになったのは去年の冬コミからですが、一年続かなかった計算になりますね。まあ、私は自分で絵を描く人ではないからグッズを出せていた事自体がありがたいことだったんだけど。
そんなわけで、当日は新刊及び既刊のみの頒布となりましたので、グッズ等は特に置いていません。夏に作ったタペストリーが飾られて入ると思いますが、個人用に保管していたのをポスター代わりに吊るすだけですから、頒布やプレゼントは出来ませんのであらかじめご了承ください。アンソロを増刷掛ける機会でもあれば、タペストリーをもう2~3枚作ることも可能だったんですけど、現状アンソロの在庫ってそれなりにありますから、増刷や重版をする予定がなくて……タペが欲しかった人は申し訳ないです。
後、新刊の部数についてですが、これはアンソロの在庫に毛が生えた程度だと思って下さい。小説本だから、というのもありますけど100部も刷っていませんから、確実に欲しいという方は午前中等にスペースまで来て下さることをお勧めします。午前中だと私がいませんけど。でもいいよね、売り子さんいるし。私なんか観ても面白くないよ。
釣銭に関しましてはそこそ持っていく予定ですが、やはり不足が予想されるので1万円及び5000円の使用を控え、なるべく小銭等を用意した上でピッタシ払っていただけると大変助かります。大きいお金が来ると、てんやわんやしてしまうので……よろしくお願いします。
こんな感じでしょうか? グッズ関係以外は前回と同じですが、新刊も既刊も冬コミで売れてしまえば再販する予定はございません。来年は来年でまた別の本をつくろうと思っていますし、余れば次のイベントにも持って行きますが、どちらも数が少ないのでそのこところはご了承いただければと思います。ロクゼロ本のDL頒布を始めてから、ヨスガ本は? と聞かれることもあるんですが、こっちに関しては今のところまったく予定もございませんので、ヨスガに関しましては是非イベントをご利用下さい。新刊の方は突貫作業だったので、やや読みづらい部分もあるかも知れませんが、いい作品に仕上がっている気がするので。気がするだけかも知れませんが。
兎にも角にも当日はよろしくお願い致します。皆で良い大晦日を迎えましょう!
12月30日追記:pixivにてハネさんが告知イラストをアップしてくれました!
URL:http://t.co/dA5fb3Ux
イベント名:コミックマーケット81
日時:2011年12月31日(土)
会場:東京ビッグサイト
スペース番号:西み-15b
サークル名:シャリテクロワール
新刊
マフユノソラ
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:1000円
総ページ数:140P
サイズ:A5判
ゲストイラスト:ハネ
備考:ヨスガノソラ同人誌第7弾。「ハルと穹の体育祭」及び、表題作「マフユノソラ」を収録。
pixivにてサンプル公開中。URL:http://t.co/FRjWYtuz
TINAMIでもサンプル公開中。URL:http://t.co/y72iOkVW
既刊
ハルカノソラ - Yosuga no Sora Anthology -
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:800円
サイズ:A5判
年齢制限:18禁
備考:総勢9名の豪華執筆陣によるハル×穹イチャラブアンソロジーです。漫画、イラスト、カラー口絵等を収録。詳しくは、アンソロ告知サイトもご覧下さい。
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index.html
注:新作グッズ「春日野穹」クリアファイルについて
予定していました穹の描き下ろしクリファイルは、諸般の事情で頒布中止となりました。ご了承ください。
とまあ、要するにクリアファイルの頒布中止のお知らせなんですが……残念無念、予定していた原画家さんの方でマシントラブルが発生しまして。どうにも入稿日に間に合いそうもないというので、今回は無しという形になりました。こればっかりはさすがにどうにもならないと言うか、私がどうこうできる問題でもないですからね。もう少し頑張れたんじゃないだろうかとは思ってるんだけど、無理をして拗れても困りますし、悔しいですが中止とさせていただくことにしました。グッズ的なものを出すようになったのは去年の冬コミからですが、一年続かなかった計算になりますね。まあ、私は自分で絵を描く人ではないからグッズを出せていた事自体がありがたいことだったんだけど。
そんなわけで、当日は新刊及び既刊のみの頒布となりましたので、グッズ等は特に置いていません。夏に作ったタペストリーが飾られて入ると思いますが、個人用に保管していたのをポスター代わりに吊るすだけですから、頒布やプレゼントは出来ませんのであらかじめご了承ください。アンソロを増刷掛ける機会でもあれば、タペストリーをもう2~3枚作ることも可能だったんですけど、現状アンソロの在庫ってそれなりにありますから、増刷や重版をする予定がなくて……タペが欲しかった人は申し訳ないです。
後、新刊の部数についてですが、これはアンソロの在庫に毛が生えた程度だと思って下さい。小説本だから、というのもありますけど100部も刷っていませんから、確実に欲しいという方は午前中等にスペースまで来て下さることをお勧めします。午前中だと私がいませんけど。でもいいよね、売り子さんいるし。私なんか観ても面白くないよ。
釣銭に関しましてはそこそ持っていく予定ですが、やはり不足が予想されるので1万円及び5000円の使用を控え、なるべく小銭等を用意した上でピッタシ払っていただけると大変助かります。大きいお金が来ると、てんやわんやしてしまうので……よろしくお願いします。
こんな感じでしょうか? グッズ関係以外は前回と同じですが、新刊も既刊も冬コミで売れてしまえば再販する予定はございません。来年は来年でまた別の本をつくろうと思っていますし、余れば次のイベントにも持って行きますが、どちらも数が少ないのでそのこところはご了承いただければと思います。ロクゼロ本のDL頒布を始めてから、ヨスガ本は? と聞かれることもあるんですが、こっちに関しては今のところまったく予定もございませんので、ヨスガに関しましては是非イベントをご利用下さい。新刊の方は突貫作業だったので、やや読みづらい部分もあるかも知れませんが、いい作品に仕上がっている気がするので。気がするだけかも知れませんが。
兎にも角にも当日はよろしくお願い致します。皆で良い大晦日を迎えましょう!
C81参加情報 ヨスガノソラ同人誌第7弾「マフユノソラ」
2011年12月19日 ヨスガノソラ
今年も残すところ2週間を切り、世間はすっかり年の瀬という感じですが、私にとって年末とはイコールで冬コミのことなので、1日伸ばしになりましたがサークル・シャリテクロワールの冬コミ情報を公開しようかと思います。お馴染みのヨスガ本なわけですけど、昨年と違って既刊もあることから新刊の数としてはあくまで一冊、一種類にしました。夏の頃から言ってるヴァニタスの羊本に関しても時間がなかったのでまたもや実現せず、1ヵ月以上も日記書かずに新刊作業していたのに時間がないとはどういうことだと思われるかも知れないですが、本当になかったんですよ。なかったと言うか、足りなかった? 実は、ヨスガ本に関しても落ちるか落ちないかの瀬戸際、ギリギリの勝負でした。
なんでそんなことになったのかというと、私が時間あるのを良いことに、いつもの倍のページ数を書いてしまったことが主な原因なんですけど、詳しくはまあ、下記の新刊情報を御覧下さい。
表紙はオトギノソラ以来のデザイン系になります。なんかもう、派手すぎでなにがなんだかわからない感じですが、決して本編の内容を表しているわけではないので、そこのところはご容赦下さい。いやね、冬っぽいイメージで発注したら、何故かこれが出来上がったんですよ。ラフの段階では、もうちょっと落ち着いた淡い感じだったはずなんですが、まあ、これもキラキラしてて綺麗だから良いよね。
ちなみに今回は個人誌としては初のゲスト様をお招きしています。上の詳細にも書いてありますけど、アンソロのときに漫画で参加してもらったハネさんに描き下ろしのハル×穹を描いて頂きました! いや、もう本当に素晴らしいイラストで、正直これだけでも凄い価値があると思います。ハネさんはpixivで多くのヨスガイラストを描かれている方なので、やっぱり安心感のようなものがありますね。私の堅苦しいプロットと、物凄い伝わりづらい例えを完璧に理解してくださり、思わず感動してしまいました。どのような絵柄かは当日までお楽しみですが、やっぱりハル穹は良いものだというのを私は再認識しました。
既刊のアンソロについては夏と同じなので特に書くことはありませんが、夏コミ及び自家通販の残部を持っていくだけなので、部数がそんなにないです。多分、20部もないと思うので、もしアンソロの方が目当てだという方は早めにスペースへ来ることをお勧めします。後、今回は昨年の冬から続いたタペストリーの頒布がなく、代わりにクリアファイル第2弾を予定しています。既に制作には入っているのですが、間に合うかどうかまだ分からない部分があるので、具体的な詳細等は冬コミ直前ぐらいになるかと思います。
兎にも角にも冬コミまで後10日ぐらい。皆様、よろしくお願い致します。
なんでそんなことになったのかというと、私が時間あるのを良いことに、いつもの倍のページ数を書いてしまったことが主な原因なんですけど、詳しくはまあ、下記の新刊情報を御覧下さい。
イベント名:コミックマーケット81今回はまあ、こんな感じでしょうか? 新刊情報読むと、何故こんなギリギリの作業になってしまったのか分かるかと思いますが、140ページとか、書いた人はなにを考えていたんでしょうね。いや、私自身のことなんだけど、春や夏、それに去年の冬みたいな切羽詰まった作業になるのが嫌だったから、2ヵ月も前から準備していたはずなんですけどね……時間に余裕が出来たと思ったら、いつの間にか100ページ以上書いているとか、私は本当にダメですね。でもまあ、おかげで書きたいものは全部書けた気はしてますが。
日時:2011年12月31日(土)
会場:東京ビッグサイト
スペース番号:西み-15b
サークル名:シャリテクロワール
新刊
マフユノソラ
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:1000円
総ページ数:140P
サイズ:A5判
ゲストイラスト:ハネ
備考:ヨスガノソラ同人誌第7弾。「ハルと穹の体育祭」及び、表題作「マフユノソラ」を収録。
pixivにてサンプル公開中。URL:http://t.co/FRjWYtuz
既刊
ハルカノソラ - Yosuga no Sora Anthology -
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:800円
サイズ:A5判
年齢制限:18禁
備考:総勢9名の豪華執筆陣によるハル×穹イチャラブアンソロジーです。漫画、イラスト、カラー口絵等を収録。詳しくは、アンソロ告知サイトもご覧下さい。
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index.html
新作グッズ(予定)
春日野穹クリアファイル
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:500円
サイズ:A5判
備考:現在製作中の春日野穹描き下ろしクリアファイル。詳細上がり次第、情報を更新していきます。
表紙はオトギノソラ以来のデザイン系になります。なんかもう、派手すぎでなにがなんだかわからない感じですが、決して本編の内容を表しているわけではないので、そこのところはご容赦下さい。いやね、冬っぽいイメージで発注したら、何故かこれが出来上がったんですよ。ラフの段階では、もうちょっと落ち着いた淡い感じだったはずなんですが、まあ、これもキラキラしてて綺麗だから良いよね。
ちなみに今回は個人誌としては初のゲスト様をお招きしています。上の詳細にも書いてありますけど、アンソロのときに漫画で参加してもらったハネさんに描き下ろしのハル×穹を描いて頂きました! いや、もう本当に素晴らしいイラストで、正直これだけでも凄い価値があると思います。ハネさんはpixivで多くのヨスガイラストを描かれている方なので、やっぱり安心感のようなものがありますね。私の堅苦しいプロットと、物凄い伝わりづらい例えを完璧に理解してくださり、思わず感動してしまいました。どのような絵柄かは当日までお楽しみですが、やっぱりハル穹は良いものだというのを私は再認識しました。
既刊のアンソロについては夏と同じなので特に書くことはありませんが、夏コミ及び自家通販の残部を持っていくだけなので、部数がそんなにないです。多分、20部もないと思うので、もしアンソロの方が目当てだという方は早めにスペースへ来ることをお勧めします。後、今回は昨年の冬から続いたタペストリーの頒布がなく、代わりにクリアファイル第2弾を予定しています。既に制作には入っているのですが、間に合うかどうかまだ分からない部分があるので、具体的な詳細等は冬コミ直前ぐらいになるかと思います。
兎にも角にも冬コミまで後10日ぐらい。皆様、よろしくお願い致します。
冬のCUFFS通販が開始されたので商品を買ったんですけど、遂にヨスガノソラグッズが消えましたね。カレンダーにハッシーのイラストぐらいは入っているかもしれませんが、ヨスガ発売前から展開されてきたグッズも、ここに来て打ち止めになりました。まあ、今月中にもイモウトノカタチのサイトが公開されるかされないか、という段階ですから、いつまでもヨスガノソラを引っ張っても……というのは分かるんですけどね。分かっているけど寂しいと言うか、残念と言うか、年内ぐらいはグッズも出るのかなと考えていただけに、逆に公式としてのヨスガノソラの終わりを突き付けられたようで。
ヨスガノソラのグッズがないから、じゃあ、なにも買わないのかといわれれば、前述の通りいくつかグッズは買いました。確かに一番好きなのはヨスガでありSphereですけど、CUFFSやCUBEが嫌いなわけではないし、スーロリことCAFE SOURIREはそれなりに気に入ってますからね。まあ、your diaryは残念ながらまだやってないので、評価のつけようもないし、グッズを買ってもいないんですけど、一応VFBだけは注文しました。布物は、実のところそこまでカントク好きでもないし、今回は回避の方向で進めました。夏ノ雨のときはどうしたのか覚えてないんですけど、個人的には兼清みわの方が好きなんでね。そこら辺の区別はつけていたと思います。
CAFE SOURIREにしても、私は☆画野朗こそ好きだけど、えれっとやなつめえりにはそこまで興味がないから、VFBは1冊買うにしても、抱き枕は美百合さんだけ買って後は控えることに。コミケ前でお金もないし、余分なものまで買っていられないですからね。カレンダーは実際に使用することを考えて、保存用も確保しましたけど、一番困ったのは5000円するティーセットでして。なにせ画像が上がってないからどんなものか分からないし、値段に見合ったものが来るのか、という不安があります。ティーセットなんてのはピンきりですから、5000円が必ずしも高いってことはないんですが、これで単純なプリントマグだったらと思うと、どうもね。
それに食器類は、過去に色々なところでグッズとして出ましたし、その度に後悔した記憶もありましたから、ここは一つにしておくべきだということで、一セットにしておきました。結局買うのかという人がいるかも知れませんが、買うに決まってるじゃないですか。悩んでいたのはあくまで個数ですよ個数。まあ、私自身、そんなに紅茶を飲む方でないから別にいいんだけど、後は美百合さんの抱き枕を一つにするか二つにするか決めないとな……これがまた迷うんだ。
グッズではないですが、ヨスガノソラで最近春日野穹の期間限定おまけボイスなるものが配信されていますね。新録ではなく、過去のボイスコンテンツ用に収録して、結局お蔵入りとなった没ボイスということですが、聴いてみるとなるほど、確かに没になるだけの理由があったのを理解できますね。どれも白波遥ボイスですし、可愛いことには違いないんですけど、穹っぽくないというのが致命的で、例えば既に配信が終了しているラーメンタイマーというやつ。これはカップ麺にお湯を入れたので、3分ほど穹に見ていて欲しいというシチュエーションで、面倒くさがりの穹が3分待てなかったり、最終的にカップ麺に興味を示したりするんですが、そもそも穹はラーメン嫌いですからね。正確にはカップ麺ですけど、ハルもそうした穹の嗜好を理解しているから、ハルがカップ麺を食べるというのも、なかなかに想像しづらい図なわけでして。後は単純に3分間が長すぎるとか、そういう理由で没になったのかなと思います。
3週間に分けて3種類配信されるとのことでしたが、現在配信されているのはその他ことetc.ボイスです。これは普通と言うか、システムボイスの未使用版だったり、携帯用の着ボイスみたいのが収録されています。可も不可もなく、という内容なので評価の付けようもないですけど、今度私が動かしているTwitterの春日野穹botにでも呟きとして追加してみましょうかね。結構、面白そうだ。
最後の一つは確か、一言占いとのことですけど、何故か配信ページからはバナーボタンが消えてるんだよね。その他が更新されるまではあったのに。まさか、配信予定をなかった事にしたわけではないんだろうけど、一言占いとはいったい。星座、血液型、他にも色々とあるわけだけど、穹のことだからハル専用に適当なことを言っているという可能性もあるという。まあ、ボイス自体は存在しているんだろうから、気長に待って見ることにしましょう。
明日の日記は冬コミ情報を更新します。何気にもう、2週間切ってますからね。月日の流れは早いものです。
ヨスガノソラのグッズがないから、じゃあ、なにも買わないのかといわれれば、前述の通りいくつかグッズは買いました。確かに一番好きなのはヨスガでありSphereですけど、CUFFSやCUBEが嫌いなわけではないし、スーロリことCAFE SOURIREはそれなりに気に入ってますからね。まあ、your diaryは残念ながらまだやってないので、評価のつけようもないし、グッズを買ってもいないんですけど、一応VFBだけは注文しました。布物は、実のところそこまでカントク好きでもないし、今回は回避の方向で進めました。夏ノ雨のときはどうしたのか覚えてないんですけど、個人的には兼清みわの方が好きなんでね。そこら辺の区別はつけていたと思います。
CAFE SOURIREにしても、私は☆画野朗こそ好きだけど、えれっとやなつめえりにはそこまで興味がないから、VFBは1冊買うにしても、抱き枕は美百合さんだけ買って後は控えることに。コミケ前でお金もないし、余分なものまで買っていられないですからね。カレンダーは実際に使用することを考えて、保存用も確保しましたけど、一番困ったのは5000円するティーセットでして。なにせ画像が上がってないからどんなものか分からないし、値段に見合ったものが来るのか、という不安があります。ティーセットなんてのはピンきりですから、5000円が必ずしも高いってことはないんですが、これで単純なプリントマグだったらと思うと、どうもね。
それに食器類は、過去に色々なところでグッズとして出ましたし、その度に後悔した記憶もありましたから、ここは一つにしておくべきだということで、一セットにしておきました。結局買うのかという人がいるかも知れませんが、買うに決まってるじゃないですか。悩んでいたのはあくまで個数ですよ個数。まあ、私自身、そんなに紅茶を飲む方でないから別にいいんだけど、後は美百合さんの抱き枕を一つにするか二つにするか決めないとな……これがまた迷うんだ。
グッズではないですが、ヨスガノソラで最近春日野穹の期間限定おまけボイスなるものが配信されていますね。新録ではなく、過去のボイスコンテンツ用に収録して、結局お蔵入りとなった没ボイスということですが、聴いてみるとなるほど、確かに没になるだけの理由があったのを理解できますね。どれも白波遥ボイスですし、可愛いことには違いないんですけど、穹っぽくないというのが致命的で、例えば既に配信が終了しているラーメンタイマーというやつ。これはカップ麺にお湯を入れたので、3分ほど穹に見ていて欲しいというシチュエーションで、面倒くさがりの穹が3分待てなかったり、最終的にカップ麺に興味を示したりするんですが、そもそも穹はラーメン嫌いですからね。正確にはカップ麺ですけど、ハルもそうした穹の嗜好を理解しているから、ハルがカップ麺を食べるというのも、なかなかに想像しづらい図なわけでして。後は単純に3分間が長すぎるとか、そういう理由で没になったのかなと思います。
3週間に分けて3種類配信されるとのことでしたが、現在配信されているのはその他ことetc.ボイスです。これは普通と言うか、システムボイスの未使用版だったり、携帯用の着ボイスみたいのが収録されています。可も不可もなく、という内容なので評価の付けようもないですけど、今度私が動かしているTwitterの春日野穹botにでも呟きとして追加してみましょうかね。結構、面白そうだ。
最後の一つは確か、一言占いとのことですけど、何故か配信ページからはバナーボタンが消えてるんだよね。その他が更新されるまではあったのに。まさか、配信予定をなかった事にしたわけではないんだろうけど、一言占いとはいったい。星座、血液型、他にも色々とあるわけだけど、穹のことだからハル専用に適当なことを言っているという可能性もあるという。まあ、ボイス自体は存在しているんだろうから、気長に待って見ることにしましょう。
明日の日記は冬コミ情報を更新します。何気にもう、2週間切ってますからね。月日の流れは早いものです。
コズエノソラへの想いと、抱く気持ち
2011年10月31日 ヨスガノソラ昨日話題にしたアニメ版ヨスガノソラ同人誌「コズエノソラ」に付いてですけど、私は基本的に肯定派ですよ。内容がまだ分かりませんので絶賛はしてませんが、少なくとも倉永梢編の同人誌として出すことについては賞賛してるといってもいいです。アニメ版に対する言い様のない気持ちは今も昔も変わりませんし、それを隠したことだってありませんけど、だからといってコズエノソラを否定するつもりない。それとこれとは話が別というわけじゃないし、アニメ版の延長線上に存在する時点で次元は同じわけだけど……ふむ、少し詳しく書きましょうか。
委員長こと倉永梢というキャラクターは、アニメ版ヨスガノソラで一番割を食ったキャラクターです。原作の彼女はサブキャラでありながらも、穹シナリオの後半においてシナリオへ密接に絡んでくる重要な人物であり、ある意味ではヨスガノソラの鍵を握るキャラクターの一人です。主人公であるハルに一目惚れし、その友人として双子の妹の穹とも仲良くなる。委員長のキャラ考察は以前にもやったと思いますが、彼女存在は大雑把に言うと作品における否定者です。つまり、双子の近親相姦という非道徳的で倫理上問題のある行為に対し、常識的な観点と普通人の感覚から、明確な拒否反応を起こす存在。それが委員長こと倉永梢の役割。
彼女は穹シナリオを作るにあたって用意されたキャラであり、最初からハルと穹に対して否定的な面を投げかるために誕生したといっても過言ではありません。では何故、そんな必要があったのか? 他ヒロインではなく、わざわざサブキャラを作ってまでハルと穹を否定させたのか。これはそれほど難しい話じゃなくて、偏にヨスガノソラという物語の仕組みにまつわることですね。ヨスガは御存知の通り、追加ヒロインである乃木坂初佳を除いて各ヒロインのシナリオが対になっています。瑛と渚さん、穹と奈緒のように、それぞれが互いのシナリオに密接な関わりを持っている。そして各ヒロインは対となるヒロインにとって、なんらかの意味合いで否定者であることが多いんですよ。例えば瑛シナリオにおける渚さんは、瑛の自らを犠牲にする性格を危ぶみ、それを理由にハルへ協力をしますし、逆に渚さんシナリオの瑛は、自分に拘り過ぎる渚さんを受け入れることで突き放し、背中を押してあげています。互いに相手の一部分を否定した上で、その行動をより良い方向に導こうとしているわけですね。
同じように穹もまた、奈緒シナリオにおいては明確な対立者として存在します。過去に起こった逆レイプの一件から、穹が奈緒を許せないのは当然ですし、それを持ってハルとの関係を否定し、拒絶するというのはもっともな話です。原作が発売された当時も、「どうして穹とバスに乗ったまま町を出るルートがないんだ」なんて言われたぐらいだし。じゃあ、奈緒もまた穹ルートでは他ヒロインと同様に否定者なのかと言われると、ここで一つの問題が発生します。即ち、奈緒にだけはその資格がないということです。
他ヒロインたちが抱える問題というのは総じて複雑そのものですが、瑛と渚さんが本人同士とは関係のないしがらみ、親や世間などの問題を抱えているのに対し、奈緒のそれはあくまで個人の過ちであり罪です。要因は両親の不仲にあるといっても、別に親に言われてハルを逆レイプしたわけじゃあるまいし、これについてはあくまで奈緒自身の問題でしかない。だからこそ、奈緒は作中で唯一対になるヒロインである穹を、否定することができないんです。過去に逆レイプという罪を犯した奈緒では、どの面下げてもハルと穹の性的な関係を批難する資格がないんですよ。穹も言っていたじゃないですか、「同じことをすれば」とか「同じことをしただけ」だと。穹自身、奈緒にだけは言われたくないという気持ちは、常に抱いていたと思います。
じゃあ、他ヒロインの場合はどうなのか? 本筋に絡まないダメイドは論外としても、瑛や渚さんならどうでしょうか。瑛は元よりハルと穹の関係性に肯定的であり、積極的に後押ししているといっても良いですし、渚さんはそもそも自分か瑛のルートでなければハルとそれほど絡むキャラではありません。もっと言うと、穹とほとんど絡まないキャラであるが故に、役回りとしては不適当なんですよ。
ここで必要となってくるのは、ハルと穹の双方と中が良く、それでいて二人を否定し、拒絶するだけの理由があるキャラです。奈緒や他ヒロインに求められない以上、新たに用意するしか方法はない。そうして作り上げられたのが、委員長というわけなんですよ。委員長は穹シナリオの後半における対となる存在だったわけです。最初から役割が決められていたキャラというのも、ある意味では悲しい存在なのかも知れませんが、委員長はその役割を見事にこなします。彼女は明確な拒絶を持って、ハルと穹を否定したのですから。
委員長は前述のとおりハルに一目惚れをして、穹シナリオではなにかと距離を埋めるために行動を起こします。彼女は穹とも友人関係ではありますが、あくまでそれはハルに頼まれたからという部分も大きくて、実のところ打算的な感情も強いんですね。無論、彼女の性格からして穹を放っておけないという気持ちもあったんでしょうけど、どちらかと言えばハルとお近づきになるために、穹の世話を焼いていた感が強い。アニメではこの辺りが省略されてますから委員長が一方通行的に見られがちですけど、ハルも穹も十分に委員長を自分たちに巻き込んではいたんですよ。気の許せる友人として、だけどね。
恋焦がれていたハルと、良い友人になれると思っていた穹の関係を知ったとき、委員長は即座にそれを否定します。無理もないですし、当然のことだとも思うけど、これが作中における最後にして最大の、ハルカナソラにまで引きずる問題となるわけです。常識的に考えれば選択肢は肯定か否定の2つしかなく、瑛は既にそれを選んでいます。彼女の場合、自身の生い立ちや境遇故に、人間関係というものにある種達観していますし、非道徳的だからという理由で否定しては、不義の子である自分自身も否定しかねませんからね。またそれ以上に、瑛はハルと穹の双方が大好きで、一番の理解者でもあったから。
委員長だって、ハルと穹が好きだという気持ちは同じです。一方には愛を、もう一方には友好を示していたわけだけど、瑛と違うのは委員長が最後までハルへの恋愛感情を保ち続けていたということです。瑛は早い段階で、それこそ昔奥木染で会ったときから穹のハルに対する想いへ気付いていた節があり、自分のルートではこれを逆手にとって穹から攻略するという荒業でハルとの関係を成立させます。けど、穹のルートでは徹底的に裏方に回り、それとなく二人の想いや行いを肯定することで、背中を押そうとしているんですね。この辺りは、漫画版のほうがよりハッキリと書かれていますか。
委員長がハルと穹の関係を認めるということは、イコールで自分の恋愛の終わりを意味します。悲恋、失恋と言い方は色々ありますが、ハルカナソラで本人が言っていたように、委員長としてはその事実を許容することが出来なかったんでしょうね。なにせ彼女の感覚としては、それまでハルや穹とはいい関係を気づいてきたはずであり、自分とハルの関係もまさにこれからというときです。そんな彼女の純粋な想いが、あろうことが非現実的かつ非道徳的な関係性によって断ち切られようとしたのですから、混乱と動揺に足を取られ、悲鳴の一つだって上げたくなるでしょう。原作に関してだけ言えば、ハルと委員長、そして穹と委員長の関係を丁寧に書きましたから、彼女のそうした行動に唐突感がまるでないんですよね。
ハルと穹の関係はおよそ世間に認められるものではありませんし、本人達もその点に関しては意識しています。でも、せめて自分の身近な人たちには話しておく必要があると、ハルカナソラにおいて秘密を打ち明けるわけですが、当然その中に委員長も含まれます。既に事情を知っているというのもありますが、ハルや穹としては委員長に受け入れてもらえないことには、日常に復帰することができないんです。そして、それは委員長にしたところで同じでした。
委員長が単なる否定者として終わらないためには、作中においてハルと穹の関係を認めて、受け入れる必要がありました。ハルに恋をしていた彼女にとって、それは酷以上の何物でもありませんが、そうしないことには彼女自身、前に進むことができないのです。ヨスガノソラではまだ不十分だった。だからハルカナソラで決着を付けなければならなかった。そう考えると、蒼穹の果てにはある意味で、委員長のために、倉永梢という少女にとって必要な物語だった。
私がアニメ版ヨスガノソラで許せないのは、委員長が最後までハルと穹を否定したままラストを迎えてしまったことです。和解することも、歩み寄ることも出来ず、否定された二人はさっさと外国に逃げ出してしまった。原作と、そしてハルカナソラをなかったものとするような展開ですし、大した描写もないままにハルと穹の関係を拒絶して、物語の終盤を引っ掻き回すだけ引っ掻き回して、それで放置されてしまったのです。彼女の心は深く傷つき、癒えることもないままに、これからの一生を生きてかなければならないなんて、そんな馬鹿な話がありますか。不憫すぎるじゃないか。
アニメスタッフがなにを思って、ヨスガノソラという作品を否定の形で終わらせたのか、正直なところ私は分かりません。理解は多分出来てるんですけど、納得できない部分が大きくて、もっと言えばヒロインが辛い気持ちを抱えたままに終わるなんてあり得ないと思っています。どうしてラストを変えたのか、何故委員長こと倉永梢を救ってやらなかったのか。なにゆえ世界は、ハルと穹を受け入れなかったのか……前述のとおり、分かってはいるんですよ。穹シナリオに奈緒が多く出てきた理由とか、そういう細かい部分も含めて私は理解しているんだ。けれど、繰り返すように納得することができないんです。そんなことを剃る必要が、本当にあったのかと。誰かが泣いて終わるような話を、作らなければいけなかったのかと。私はそれを何度となく問うてきたけど、遂に明確な答えを得ることは出来なかった。
ヨスガノソラ同人誌「コズエノソラ」は、そうした不憫にして不遇な立ち位置でアニメ版の出演を終えた委員長の、救済シナリオとしての側面が強いものです。おおまかな事情はBD特典のブックレットにも書いてありますが、委員長は最初、もっと重要な役回りだったんですよ。でもそれが変更となってしまい、あんな形で終わったものだから、委員長好きである荒川稔久や一部スタッフに不満が溜まったんですね。彼としてはそもそもハル×穹×梢の三角関係話を望んでいたわけだし、あんなラストは不本意ではないにせよ、本意であるとも思えない。それ故に、同人誌を作ってまで梢編を書こうと、委員長を救済しようとしているのでしょう。
これ以上詳しい経緯は書けませんが、であるからこそ私も梢編の制作を認め、同人誌化することを賞賛するのです。倉永梢という少女には、そうさせるだけの資格があると確信しているから。この期に及んで梢編を書かずして、一体なにを出すというのか。
私はね、この発表に対して「どうして穹本じゃないんだ」とか、「なんで委員長なんだ」なんてことを平然と言っている輩を軽蔑するし、そういった人達には今回の同人誌を買って欲しくないとさえ思っています。委員長は本来、単独のOVAが作られたって不思議でないキャラなのに、数々の事情を理解しようともせず、ただ穹本を出せと騒いでいるような連中は湖の底にでも沈んでいればいいと思います。
長くなりましたけど、私のコズエノソラに対する想いと、今抱いている気持ちはこんな感じです。もしかすると、私は待っていたのかも知れないね。どういう形にせよ、委員長が救われるのを。同人誌という非公式な媒体であり、ルート分岐の法則に則っていけばパラレルでしかないのだけど、倉永梢が幸せになったっていいじゃないかと、そう思うんですよ。アニメ版の彼女には、救いの手が差し伸べられるべきだから。
委員長こと倉永梢というキャラクターは、アニメ版ヨスガノソラで一番割を食ったキャラクターです。原作の彼女はサブキャラでありながらも、穹シナリオの後半においてシナリオへ密接に絡んでくる重要な人物であり、ある意味ではヨスガノソラの鍵を握るキャラクターの一人です。主人公であるハルに一目惚れし、その友人として双子の妹の穹とも仲良くなる。委員長のキャラ考察は以前にもやったと思いますが、彼女存在は大雑把に言うと作品における否定者です。つまり、双子の近親相姦という非道徳的で倫理上問題のある行為に対し、常識的な観点と普通人の感覚から、明確な拒否反応を起こす存在。それが委員長こと倉永梢の役割。
彼女は穹シナリオを作るにあたって用意されたキャラであり、最初からハルと穹に対して否定的な面を投げかるために誕生したといっても過言ではありません。では何故、そんな必要があったのか? 他ヒロインではなく、わざわざサブキャラを作ってまでハルと穹を否定させたのか。これはそれほど難しい話じゃなくて、偏にヨスガノソラという物語の仕組みにまつわることですね。ヨスガは御存知の通り、追加ヒロインである乃木坂初佳を除いて各ヒロインのシナリオが対になっています。瑛と渚さん、穹と奈緒のように、それぞれが互いのシナリオに密接な関わりを持っている。そして各ヒロインは対となるヒロインにとって、なんらかの意味合いで否定者であることが多いんですよ。例えば瑛シナリオにおける渚さんは、瑛の自らを犠牲にする性格を危ぶみ、それを理由にハルへ協力をしますし、逆に渚さんシナリオの瑛は、自分に拘り過ぎる渚さんを受け入れることで突き放し、背中を押してあげています。互いに相手の一部分を否定した上で、その行動をより良い方向に導こうとしているわけですね。
同じように穹もまた、奈緒シナリオにおいては明確な対立者として存在します。過去に起こった逆レイプの一件から、穹が奈緒を許せないのは当然ですし、それを持ってハルとの関係を否定し、拒絶するというのはもっともな話です。原作が発売された当時も、「どうして穹とバスに乗ったまま町を出るルートがないんだ」なんて言われたぐらいだし。じゃあ、奈緒もまた穹ルートでは他ヒロインと同様に否定者なのかと言われると、ここで一つの問題が発生します。即ち、奈緒にだけはその資格がないということです。
他ヒロインたちが抱える問題というのは総じて複雑そのものですが、瑛と渚さんが本人同士とは関係のないしがらみ、親や世間などの問題を抱えているのに対し、奈緒のそれはあくまで個人の過ちであり罪です。要因は両親の不仲にあるといっても、別に親に言われてハルを逆レイプしたわけじゃあるまいし、これについてはあくまで奈緒自身の問題でしかない。だからこそ、奈緒は作中で唯一対になるヒロインである穹を、否定することができないんです。過去に逆レイプという罪を犯した奈緒では、どの面下げてもハルと穹の性的な関係を批難する資格がないんですよ。穹も言っていたじゃないですか、「同じことをすれば」とか「同じことをしただけ」だと。穹自身、奈緒にだけは言われたくないという気持ちは、常に抱いていたと思います。
じゃあ、他ヒロインの場合はどうなのか? 本筋に絡まないダメイドは論外としても、瑛や渚さんならどうでしょうか。瑛は元よりハルと穹の関係性に肯定的であり、積極的に後押ししているといっても良いですし、渚さんはそもそも自分か瑛のルートでなければハルとそれほど絡むキャラではありません。もっと言うと、穹とほとんど絡まないキャラであるが故に、役回りとしては不適当なんですよ。
ここで必要となってくるのは、ハルと穹の双方と中が良く、それでいて二人を否定し、拒絶するだけの理由があるキャラです。奈緒や他ヒロインに求められない以上、新たに用意するしか方法はない。そうして作り上げられたのが、委員長というわけなんですよ。委員長は穹シナリオの後半における対となる存在だったわけです。最初から役割が決められていたキャラというのも、ある意味では悲しい存在なのかも知れませんが、委員長はその役割を見事にこなします。彼女は明確な拒絶を持って、ハルと穹を否定したのですから。
委員長は前述のとおりハルに一目惚れをして、穹シナリオではなにかと距離を埋めるために行動を起こします。彼女は穹とも友人関係ではありますが、あくまでそれはハルに頼まれたからという部分も大きくて、実のところ打算的な感情も強いんですね。無論、彼女の性格からして穹を放っておけないという気持ちもあったんでしょうけど、どちらかと言えばハルとお近づきになるために、穹の世話を焼いていた感が強い。アニメではこの辺りが省略されてますから委員長が一方通行的に見られがちですけど、ハルも穹も十分に委員長を自分たちに巻き込んではいたんですよ。気の許せる友人として、だけどね。
恋焦がれていたハルと、良い友人になれると思っていた穹の関係を知ったとき、委員長は即座にそれを否定します。無理もないですし、当然のことだとも思うけど、これが作中における最後にして最大の、ハルカナソラにまで引きずる問題となるわけです。常識的に考えれば選択肢は肯定か否定の2つしかなく、瑛は既にそれを選んでいます。彼女の場合、自身の生い立ちや境遇故に、人間関係というものにある種達観していますし、非道徳的だからという理由で否定しては、不義の子である自分自身も否定しかねませんからね。またそれ以上に、瑛はハルと穹の双方が大好きで、一番の理解者でもあったから。
委員長だって、ハルと穹が好きだという気持ちは同じです。一方には愛を、もう一方には友好を示していたわけだけど、瑛と違うのは委員長が最後までハルへの恋愛感情を保ち続けていたということです。瑛は早い段階で、それこそ昔奥木染で会ったときから穹のハルに対する想いへ気付いていた節があり、自分のルートではこれを逆手にとって穹から攻略するという荒業でハルとの関係を成立させます。けど、穹のルートでは徹底的に裏方に回り、それとなく二人の想いや行いを肯定することで、背中を押そうとしているんですね。この辺りは、漫画版のほうがよりハッキリと書かれていますか。
委員長がハルと穹の関係を認めるということは、イコールで自分の恋愛の終わりを意味します。悲恋、失恋と言い方は色々ありますが、ハルカナソラで本人が言っていたように、委員長としてはその事実を許容することが出来なかったんでしょうね。なにせ彼女の感覚としては、それまでハルや穹とはいい関係を気づいてきたはずであり、自分とハルの関係もまさにこれからというときです。そんな彼女の純粋な想いが、あろうことが非現実的かつ非道徳的な関係性によって断ち切られようとしたのですから、混乱と動揺に足を取られ、悲鳴の一つだって上げたくなるでしょう。原作に関してだけ言えば、ハルと委員長、そして穹と委員長の関係を丁寧に書きましたから、彼女のそうした行動に唐突感がまるでないんですよね。
ハルと穹の関係はおよそ世間に認められるものではありませんし、本人達もその点に関しては意識しています。でも、せめて自分の身近な人たちには話しておく必要があると、ハルカナソラにおいて秘密を打ち明けるわけですが、当然その中に委員長も含まれます。既に事情を知っているというのもありますが、ハルや穹としては委員長に受け入れてもらえないことには、日常に復帰することができないんです。そして、それは委員長にしたところで同じでした。
委員長が単なる否定者として終わらないためには、作中においてハルと穹の関係を認めて、受け入れる必要がありました。ハルに恋をしていた彼女にとって、それは酷以上の何物でもありませんが、そうしないことには彼女自身、前に進むことができないのです。ヨスガノソラではまだ不十分だった。だからハルカナソラで決着を付けなければならなかった。そう考えると、蒼穹の果てにはある意味で、委員長のために、倉永梢という少女にとって必要な物語だった。
私がアニメ版ヨスガノソラで許せないのは、委員長が最後までハルと穹を否定したままラストを迎えてしまったことです。和解することも、歩み寄ることも出来ず、否定された二人はさっさと外国に逃げ出してしまった。原作と、そしてハルカナソラをなかったものとするような展開ですし、大した描写もないままにハルと穹の関係を拒絶して、物語の終盤を引っ掻き回すだけ引っ掻き回して、それで放置されてしまったのです。彼女の心は深く傷つき、癒えることもないままに、これからの一生を生きてかなければならないなんて、そんな馬鹿な話がありますか。不憫すぎるじゃないか。
アニメスタッフがなにを思って、ヨスガノソラという作品を否定の形で終わらせたのか、正直なところ私は分かりません。理解は多分出来てるんですけど、納得できない部分が大きくて、もっと言えばヒロインが辛い気持ちを抱えたままに終わるなんてあり得ないと思っています。どうしてラストを変えたのか、何故委員長こと倉永梢を救ってやらなかったのか。なにゆえ世界は、ハルと穹を受け入れなかったのか……前述のとおり、分かってはいるんですよ。穹シナリオに奈緒が多く出てきた理由とか、そういう細かい部分も含めて私は理解しているんだ。けれど、繰り返すように納得することができないんです。そんなことを剃る必要が、本当にあったのかと。誰かが泣いて終わるような話を、作らなければいけなかったのかと。私はそれを何度となく問うてきたけど、遂に明確な答えを得ることは出来なかった。
ヨスガノソラ同人誌「コズエノソラ」は、そうした不憫にして不遇な立ち位置でアニメ版の出演を終えた委員長の、救済シナリオとしての側面が強いものです。おおまかな事情はBD特典のブックレットにも書いてありますが、委員長は最初、もっと重要な役回りだったんですよ。でもそれが変更となってしまい、あんな形で終わったものだから、委員長好きである荒川稔久や一部スタッフに不満が溜まったんですね。彼としてはそもそもハル×穹×梢の三角関係話を望んでいたわけだし、あんなラストは不本意ではないにせよ、本意であるとも思えない。それ故に、同人誌を作ってまで梢編を書こうと、委員長を救済しようとしているのでしょう。
これ以上詳しい経緯は書けませんが、であるからこそ私も梢編の制作を認め、同人誌化することを賞賛するのです。倉永梢という少女には、そうさせるだけの資格があると確信しているから。この期に及んで梢編を書かずして、一体なにを出すというのか。
私はね、この発表に対して「どうして穹本じゃないんだ」とか、「なんで委員長なんだ」なんてことを平然と言っている輩を軽蔑するし、そういった人達には今回の同人誌を買って欲しくないとさえ思っています。委員長は本来、単独のOVAが作られたって不思議でないキャラなのに、数々の事情を理解しようともせず、ただ穹本を出せと騒いでいるような連中は湖の底にでも沈んでいればいいと思います。
長くなりましたけど、私のコズエノソラに対する想いと、今抱いている気持ちはこんな感じです。もしかすると、私は待っていたのかも知れないね。どういう形にせよ、委員長が救われるのを。同人誌という非公式な媒体であり、ルート分岐の法則に則っていけばパラレルでしかないのだけど、倉永梢が幸せになったっていいじゃないかと、そう思うんですよ。アニメ版の彼女には、救いの手が差し伸べられるべきだから。
アニメ版ヨスガノソラ 倉永梢編「コズエノソラ」発売決定
2011年10月30日 ヨスガノソラコミケの当落が発表され、私もなんとかスペースを確保するに至ったのですが、ここにきてアニメ版ヨスガノソラに動きがありましたね。アニメ関係者、正確に言うと神本兼利を始めとした主要スタッフが年末の冬コミに本を出すというのです。私は事前情報として、このような本が出ることを知っていましたが、今年の夏コミに出なかったので、てっきり立ち消えになったのだと思っていました。しかし、まさか放送終了から1年越しでこのような本を出してくるとは、正直言って虚を突かれたと言わざるを得ない。3日目にこういうヨスガ本が出るということは、私の当日における行動が大きく左右されるということですから。
コズエノソラ
URL:http://www.pixiv.net/member_illust.php?illust_id=22708471&mode=medium
SD穹の表情がとか、まあ、色々言いたいことはあるんですけど、物の見事に委員長本ですね。一応、名目上はヨスガノソラとまよチキ!のスタッフ本ということになっていますけど、神本兼利まで引っ張り出してきた時点で、どういう本になるのかは明白でしょう。荒川が念願叶えたのかは知りませんが、pixivのイベントページにあるサークル情報を見ると、こんなことが書いてあります。
参加サークルの兄さんへ・・・は、実のところ過去にもヨスガのスタッフ本を出していて、アニメーション制作会社feel.のスタッフが中心に運営している同人サークルとされています。私も一応、既刊は持っていますけど、単体のヨスガ本というにはこれまでの2冊はボリュームに欠けましたし、まあ、スタッフの小遣い稼ぎ程度だろうという認識でした。ヨスガファンの視点で言いうと、ぶっちゃけ大した本じゃなかったんですよね。まあ、今更ヨスガノソラをメインに持ってくるわけはないと思ってましたし、冬コミに参加するとしてもここは違うものを出してくるだろうと考えていたんですが……なんとまあ、ここに来て倉永梢本を出しますか。
まさか、荒川稔久と神本兼利が暇になるまで待っていたとでも言うんでしょうかね? だとしたら凄い忍耐力だと思うけど、かつてないヨスガ本が出るという現実は、私に言い様のない興奮と、言い知れぬ恐怖のようなものを与えてきます。同人誌という特性上、間違っても公式であるはずはありませんが、アニメ版ヨスガノソラのメインスタッフによる本であることには変わりありません。幻となった梢編を、同人誌という形で世に送り出そうという執念。まったく、荒川稔久はどれだけ委員長が、倉永梢が好きなんだという話ですね。まったく、ある意味で最高だよあの人は。
私は当然、冬コミ当日はこの倉永梢本を手に入れる方向で行動を進めていきますが、この本が出るということはイコールで一つの事実を浮かび上がらせますね。即ち、OVAとしての梢編はでないということです。ヨスガノソラは企画としてはまだ凍結も停止も休眠もしていないことを私は知っているけど、OVAを出せるような作品でもないし、ああいうラストにした以上、どの面下げてもハルカナソラは出来ません。だから、出す可能性があるとすれば梢編だったんですけどね……OVAか、最低でも同人誌で、そういう話だったのだけど、同人誌の方を選択しましたか。まあ、大人の事情とか色々あるのは知ってますが、とりあえず買いますよ。全力で、絶対に我が物にしようじゃないか。
コズエノソラ
URL:http://www.pixiv.net/member_illust.php?illust_id=22708471&mode=medium
SD穹の表情がとか、まあ、色々言いたいことはあるんですけど、物の見事に委員長本ですね。一応、名目上はヨスガノソラとまよチキ!のスタッフ本ということになっていますけど、神本兼利まで引っ張り出してきた時点で、どういう本になるのかは明白でしょう。荒川が念願叶えたのかは知りませんが、pixivのイベントページにあるサークル情報を見ると、こんなことが書いてあります。
ヨスガノソラのメインスタッフによる倉永梢編を書きおろし本を出す予定です。こうあるように、あくまでメインは書き下ろしの倉永梢編なんです。荒川稔久が書きたい、書きたいと言っていた委員長の救済話。同人誌でもいいから出したいと言い続け、神本兼利の協力も取り付けたと言われていたそれが、遂に実現するのです。まさかとは思いましたが、これは夢でもなんでもない、ただの事実です。
内容はシナリオ、コンテ、イラストを収録予定。
他、まよチキ!原画集も考えております。
参加サークルの兄さんへ・・・は、実のところ過去にもヨスガのスタッフ本を出していて、アニメーション制作会社feel.のスタッフが中心に運営している同人サークルとされています。私も一応、既刊は持っていますけど、単体のヨスガ本というにはこれまでの2冊はボリュームに欠けましたし、まあ、スタッフの小遣い稼ぎ程度だろうという認識でした。ヨスガファンの視点で言いうと、ぶっちゃけ大した本じゃなかったんですよね。まあ、今更ヨスガノソラをメインに持ってくるわけはないと思ってましたし、冬コミに参加するとしてもここは違うものを出してくるだろうと考えていたんですが……なんとまあ、ここに来て倉永梢本を出しますか。
まさか、荒川稔久と神本兼利が暇になるまで待っていたとでも言うんでしょうかね? だとしたら凄い忍耐力だと思うけど、かつてないヨスガ本が出るという現実は、私に言い様のない興奮と、言い知れぬ恐怖のようなものを与えてきます。同人誌という特性上、間違っても公式であるはずはありませんが、アニメ版ヨスガノソラのメインスタッフによる本であることには変わりありません。幻となった梢編を、同人誌という形で世に送り出そうという執念。まったく、荒川稔久はどれだけ委員長が、倉永梢が好きなんだという話ですね。まったく、ある意味で最高だよあの人は。
私は当然、冬コミ当日はこの倉永梢本を手に入れる方向で行動を進めていきますが、この本が出るということはイコールで一つの事実を浮かび上がらせますね。即ち、OVAとしての梢編はでないということです。ヨスガノソラは企画としてはまだ凍結も停止も休眠もしていないことを私は知っているけど、OVAを出せるような作品でもないし、ああいうラストにした以上、どの面下げてもハルカナソラは出来ません。だから、出す可能性があるとすれば梢編だったんですけどね……OVAか、最低でも同人誌で、そういう話だったのだけど、同人誌の方を選択しましたか。まあ、大人の事情とか色々あるのは知ってますが、とりあえず買いますよ。全力で、絶対に我が物にしようじゃないか。
コミックマーケット81に当選しました
2011年10月29日 ヨスガノソラ世間的に唐突ではないのかもしれませんが、冬コミに当選しました。私はなにを勘違いしたのか、冬コミの当落発表は11月に入ってからだと思い込んでいたので、Twitterでその日が近いと知ったときはびっくりして、なんの実感も沸かないままにその日を迎えてしまいました。いつもなら平日の金曜18時に発表されることもあり、私は会社のデスクで結果を待っていることが多いのですけど、今回は所用で休みをとっていたこともあり、久方ぶりに自宅で確認することとなりました。まあ、会社にいたところで緊張やらなにやらでソワソワしてしまい、仕事になんてならないんですけどね。
このところは連続で当選している私だけど、当落への緊張感は馴れることがないと思っていました。でも、不思議なことに結果を待つ場所が変わるだけで、こんなにもリラックスできるものなんですね。まあ、当日は忙しかったのと直前に発表日だと知ったことから気を回している余裕がなかったのかもしれないけど、システムの負荷から速報メールが届くのに時間が掛かっても、これといって動揺や焦りはなかったかなぁ。普通にアニメ見つつ、エロゲとかやってましたから。
それでまあ、おかげ様で4回連続のコミケサークル参加となりました。スペースはヨスガノソラで取っていますし、当日の出し物もヨスガ本第7弾になるわけですが、既に書き始めているのでどんなものになるかは大体の見通しが立っています。少し奇を衒った構成や手法を使おうと思っていたんですが、なにせ時間がもうほとんどない。11月発表だと思い込んでいたので、製作日数の計算を間違えたんですね。誰かにゲストを頼むとか、そういうのは一切決めてないんですが、仮にその場合は原稿が完成していないことには話になりませんから、ちょっとスケジュールに追われています。普通のヨスガ本でも別に構わないとは思うんですけど、流石に7冊も出しているとマンネリ化を心配してしまって……ネタだけはまだまだあるんですけどね。ネタだけあっても、それをどういう風に形にするかですべてが変わるから。個人的には一度ぐらい長編を出してみたいんですけど、執筆の時間がなかなかね。長編ともなればある程度のページ数も欲しいし、色々と拘りたい部分も多いから。
そんなわけで、当日は三日目 西1ホール「み」-15bに配置されました。なんかまた西館に戻ってしまいましたけど、ギャルゲジャンルは一開催ごとに東と西を行ったり来たりしなければいけない取り決めでもあるんですかね? 確か、去年の冬コミが西館配置でしたけど、あのときはアニメ版の放送終了直後ということもあって、それなりに盛り上がった記憶がある。ヨスガサークルも、あのときが一番多く参加していましたしね。
私は前述のようにいつも通りの小説本と、夏に出したハル穹アンソロの残部を持って行こうかと思います。その他、グッズ等の制作も予定はしているんですけど、具体的な話をまだ詰めていないので、詳細は12月に入ってからでしょうかね。実は、参加日である大晦日って、夜から牧野由依のカウントダウンイベントが予定として入っているから、そんなに会場へ長居もしていられないという事情がある。勿論、コミケに参加するというのは栄誉なことですから、妥協するつもりは一切無いんだけど……限られた時間の中で、一体どこまで出来るのか。意外と筆のノリがいいから、執筆自体は早い段階で終わらせることが出来るような、そんな気もしているんですけどね。こういうのは一度でも止まってしまうと、再び歩き出す、走り出すのに時間がかかりますから、なんとかペースを維持していきたいものです。
本当ならヨスガ以外にもヴァニタスの羊とか、色々出したい本はあるんですけど、現状ヨスガだけで手一杯だと思います。たまには複数ジャンルで新刊を何冊も、とかやってみたいんですが、こればっかりは私の実力が追いつかないことにはね。時間や資金だけの問題でも、ないでしょうから。
ちなみに、最近よく既刊についての問い合わせを貰うことが多いのですけど、シャリテクロワールが出している同人誌の既刊は、ヨスガ・ロクゼロ含めて一切ありません。残っているのはアンソロだけで、他はすべて個人用が1~2冊あるだけです。どちらも本としての再販予定はないですが、ロクゼロはメロンブックスDLでDL頒布しているから、興味のある方は是非。というか、未だにこの話を日記で書いてなかったな。うん、ロクゼロに関してはそのうち色々書こうと思います。今までのこととか、これからのこととか、書いておかなくてはいけないと思いますので。
このところは連続で当選している私だけど、当落への緊張感は馴れることがないと思っていました。でも、不思議なことに結果を待つ場所が変わるだけで、こんなにもリラックスできるものなんですね。まあ、当日は忙しかったのと直前に発表日だと知ったことから気を回している余裕がなかったのかもしれないけど、システムの負荷から速報メールが届くのに時間が掛かっても、これといって動揺や焦りはなかったかなぁ。普通にアニメ見つつ、エロゲとかやってましたから。
それでまあ、おかげ様で4回連続のコミケサークル参加となりました。スペースはヨスガノソラで取っていますし、当日の出し物もヨスガ本第7弾になるわけですが、既に書き始めているのでどんなものになるかは大体の見通しが立っています。少し奇を衒った構成や手法を使おうと思っていたんですが、なにせ時間がもうほとんどない。11月発表だと思い込んでいたので、製作日数の計算を間違えたんですね。誰かにゲストを頼むとか、そういうのは一切決めてないんですが、仮にその場合は原稿が完成していないことには話になりませんから、ちょっとスケジュールに追われています。普通のヨスガ本でも別に構わないとは思うんですけど、流石に7冊も出しているとマンネリ化を心配してしまって……ネタだけはまだまだあるんですけどね。ネタだけあっても、それをどういう風に形にするかですべてが変わるから。個人的には一度ぐらい長編を出してみたいんですけど、執筆の時間がなかなかね。長編ともなればある程度のページ数も欲しいし、色々と拘りたい部分も多いから。
そんなわけで、当日は三日目 西1ホール「み」-15bに配置されました。なんかまた西館に戻ってしまいましたけど、ギャルゲジャンルは一開催ごとに東と西を行ったり来たりしなければいけない取り決めでもあるんですかね? 確か、去年の冬コミが西館配置でしたけど、あのときはアニメ版の放送終了直後ということもあって、それなりに盛り上がった記憶がある。ヨスガサークルも、あのときが一番多く参加していましたしね。
私は前述のようにいつも通りの小説本と、夏に出したハル穹アンソロの残部を持って行こうかと思います。その他、グッズ等の制作も予定はしているんですけど、具体的な話をまだ詰めていないので、詳細は12月に入ってからでしょうかね。実は、参加日である大晦日って、夜から牧野由依のカウントダウンイベントが予定として入っているから、そんなに会場へ長居もしていられないという事情がある。勿論、コミケに参加するというのは栄誉なことですから、妥協するつもりは一切無いんだけど……限られた時間の中で、一体どこまで出来るのか。意外と筆のノリがいいから、執筆自体は早い段階で終わらせることが出来るような、そんな気もしているんですけどね。こういうのは一度でも止まってしまうと、再び歩き出す、走り出すのに時間がかかりますから、なんとかペースを維持していきたいものです。
本当ならヨスガ以外にもヴァニタスの羊とか、色々出したい本はあるんですけど、現状ヨスガだけで手一杯だと思います。たまには複数ジャンルで新刊を何冊も、とかやってみたいんですが、こればっかりは私の実力が追いつかないことにはね。時間や資金だけの問題でも、ないでしょうから。
ちなみに、最近よく既刊についての問い合わせを貰うことが多いのですけど、シャリテクロワールが出している同人誌の既刊は、ヨスガ・ロクゼロ含めて一切ありません。残っているのはアンソロだけで、他はすべて個人用が1~2冊あるだけです。どちらも本としての再販予定はないですが、ロクゼロはメロンブックスDLでDL頒布しているから、興味のある方は是非。というか、未だにこの話を日記で書いてなかったな。うん、ロクゼロに関してはそのうち色々書こうと思います。今までのこととか、これからのこととか、書いておかなくてはいけないと思いますので。
春日野穹オリジナルノートPCの特別収録音声について
2011年10月26日 ヨスガノソラ週明けになったということで、デジクラフト社にヨスガノソラ 春日野穹オリジナルノートPCのPremium Modelについて問合わせのメールを送りました。例の特別収録音声が遂にPC上から発見されなかったので、一体どこに保存されているのか確認したかったわけです。当然の話、あれはツン・デレ・ラブラブという3種類のシステムボイスに付属する特典ですから、PC内に存在しないとおかしいものであり、私としてはあくまで自分の探し方が悪くて見つけられなかったのだと、そう思っていました。少し白々しいですが、流石に存在しないことはないだろうと、まだデジクラフを信じていたんですね。それが裏切られることを、心のどこかで理解していながら。
結論から言っていしまうと春日野穹オリジナルノートPCの内部に特別収録音声は収録されていないということが判明しました。文章的になんか変ですけど、これが事実なんだから仕方がない。これは私の探し方が悪かったとかそういう問題ではなく、そもそもPCにデータが存在しないのです。デジクラフト側がそれを認めてしまっています。以下デジクラフトが寄越してきた返信メールを記載しますが、私は最初にこの文章を読んだとき、これが25万もの高額商品を売りつけた会社のすることかと思いました。
そもそも付属のマニュアルもどきからして、バックアップCDはあくまでバックアップCDであり、システムの再インストール時などにご使用くださいと明記しており、特別収録音声のことなど一切書いていないのです。PCの特典なのにPCには収録されておらず、何故かバックアップCDのみに入っているなんて、なかなか愉快な話だと思いませんか? たった49ファイルの音声を収録することすら、デジクラフトには難しい技術だったみたいですよ。
Premium ModelとNormal Modelの違いはなにかといわれれば、ほとんど特別収録音声が入っているか否かなんですよ。マイクロファイバータオルなんて大きいだけでクロスやカートンケースと絵柄は同じですし、PremiumとNormalにある10万円近い価格の差は音声にのみ存在しているといっても過言ではないんです。
にも関わらず、その特別収録音声がPremium Modelの中に入っていないとは一体どういうことなんでしょうか? 付属のCDには入っているけど、PCの中にはないんだそうです。まったく、冗談も馬鹿も休み休み言って欲しいですよね。入っているはずのデータが入ってなくて、CDから使用しなさいだなんて聞いたこともないよ。私は別に特典アクセサリCD付きノートPCを買ったんじゃないんだよ。10万円の付属ディスクに金を出したわけじゃないんだよ。PCの性能がNormalより良いとか、そんなものはキャラクターグッズに意味などなさない。重要なのはキャラクターグッズとしてどれだけ優れているかであって、必要なのはファングッズとしてどこまで心をつかむ商品であるかどうかでしょう! それがなんだ、このふざけた仕様は。
壁紙は穹の方が少なくて、音声特典はろくに収録されておらず、ケース等は穹以外のキャラで溢れ、描き下ろしは結局一枚ですよ。これが25万円もするヨスガノソラ 春日野穹オリジナルノートPC Premium Modelの中身なんだ。
購入したのはあくまで私の自己責任ですし、品物への不満や満足度の低さはある程度のレベルで許容しています。いや、妥協といったほうが良いのかな。とても25万の価値があるとは思えませんが、半分ぐらいは承知した上で買っているんだから、仕方ないとも言えるでしょう。だけど、それにしたってデジクラフトの対応は酷すぎます。壁紙やカートンケースの件もそうですが、特別収録音声にしたって収録ミスを謝罪するどころか、開き直って居直りましたからね。Premium Modelの特典が特別収録音声な以上、普通に考えれば入れ忘れるなんてことはありえないんですよ。敢えて断定的に書きますけど、そのくせ始めからそういう仕様だったかのように、CDから聴けと突き放す辺り、高額商品を取り扱う企業としての自覚が欠けまくっていると思います。
私は呆れ果てて、これ以上の抗議をする気も起きませんけど、大金払ってここまでいい加減なことをされたからには、なにかもう少しばかり行動を起こさねばダメなような気もしています。ハッキリ言うけど、この春日野穹PCは企画として成功してませんからね? どれだけ売れたのかはしらないし、システムボイスはたしかに可愛いけど、全体的な仕様と、会社の対応が失敗を超越したレベルに達してしまった。どうせSphereと言うかCUFFSは、今後共にここでグッズ製作を行うのでしょうけど、それをする度に自分の首を締めるだけだと思います。
今更、金を返せとは言いません。私が言いたいのは、払った額に見合うだけの対応やサービスしろ、ただそれだけです。100円や200円の話じゃないんだから、最低限の責任は果たしたらどうなのかと。まあ、それが出来ないからこんなことになってるんでしょうけど。
結論から言っていしまうと春日野穹オリジナルノートPCの内部に特別収録音声は収録されていないということが判明しました。文章的になんか変ですけど、これが事実なんだから仕方がない。これは私の探し方が悪かったとかそういう問題ではなく、そもそもPCにデータが存在しないのです。デジクラフト側がそれを認めてしまっています。以下デジクラフトが寄越してきた返信メールを記載しますが、私は最初にこの文章を読んだとき、これが25万もの高額商品を売りつけた会社のすることかと思いました。
○○様これだけです。まあ、事実だけ書けばこんな程度しかないんでしょうけど、既に色々な部分がおかしいですよね。まず、付属CDとか書いてますけど、この春日野穹PCに付いてくるのは音声と壁紙のバックアップCDであって、アクセサリCDではありません。あくまでPCの再インストール等で使用するために存在しているのであって、逆に言えばそういうことをしない限りは開ける必要もないはずなんです。だから私は開封しなかったし、本来であればするつもりもありませんでした。
いつもお世話になっております。デジクラフト社通販サポートです。
この度は『ヨスガノソラ』春日野穹オリジナルノートPCを御購入頂き、誠にありがとうございます。
さて、お問い合わせ頂いてます特別収録音声に関してですが、パソコン上では無く、付属のCDのみの収録となっております。付属CDより、ご使用して頂ければと思います。
それでは今後共、宜しくお願い致します。
そもそも付属のマニュアルもどきからして、バックアップCDはあくまでバックアップCDであり、システムの再インストール時などにご使用くださいと明記しており、特別収録音声のことなど一切書いていないのです。PCの特典なのにPCには収録されておらず、何故かバックアップCDのみに入っているなんて、なかなか愉快な話だと思いませんか? たった49ファイルの音声を収録することすら、デジクラフトには難しい技術だったみたいですよ。
Premium ModelとNormal Modelの違いはなにかといわれれば、ほとんど特別収録音声が入っているか否かなんですよ。マイクロファイバータオルなんて大きいだけでクロスやカートンケースと絵柄は同じですし、PremiumとNormalにある10万円近い価格の差は音声にのみ存在しているといっても過言ではないんです。
にも関わらず、その特別収録音声がPremium Modelの中に入っていないとは一体どういうことなんでしょうか? 付属のCDには入っているけど、PCの中にはないんだそうです。まったく、冗談も馬鹿も休み休み言って欲しいですよね。入っているはずのデータが入ってなくて、CDから使用しなさいだなんて聞いたこともないよ。私は別に特典アクセサリCD付きノートPCを買ったんじゃないんだよ。10万円の付属ディスクに金を出したわけじゃないんだよ。PCの性能がNormalより良いとか、そんなものはキャラクターグッズに意味などなさない。重要なのはキャラクターグッズとしてどれだけ優れているかであって、必要なのはファングッズとしてどこまで心をつかむ商品であるかどうかでしょう! それがなんだ、このふざけた仕様は。
壁紙は穹の方が少なくて、音声特典はろくに収録されておらず、ケース等は穹以外のキャラで溢れ、描き下ろしは結局一枚ですよ。これが25万円もするヨスガノソラ 春日野穹オリジナルノートPC Premium Modelの中身なんだ。
購入したのはあくまで私の自己責任ですし、品物への不満や満足度の低さはある程度のレベルで許容しています。いや、妥協といったほうが良いのかな。とても25万の価値があるとは思えませんが、半分ぐらいは承知した上で買っているんだから、仕方ないとも言えるでしょう。だけど、それにしたってデジクラフトの対応は酷すぎます。壁紙やカートンケースの件もそうですが、特別収録音声にしたって収録ミスを謝罪するどころか、開き直って居直りましたからね。Premium Modelの特典が特別収録音声な以上、普通に考えれば入れ忘れるなんてことはありえないんですよ。敢えて断定的に書きますけど、そのくせ始めからそういう仕様だったかのように、CDから聴けと突き放す辺り、高額商品を取り扱う企業としての自覚が欠けまくっていると思います。
私は呆れ果てて、これ以上の抗議をする気も起きませんけど、大金払ってここまでいい加減なことをされたからには、なにかもう少しばかり行動を起こさねばダメなような気もしています。ハッキリ言うけど、この春日野穹PCは企画として成功してませんからね? どれだけ売れたのかはしらないし、システムボイスはたしかに可愛いけど、全体的な仕様と、会社の対応が失敗を超越したレベルに達してしまった。どうせSphereと言うかCUFFSは、今後共にここでグッズ製作を行うのでしょうけど、それをする度に自分の首を締めるだけだと思います。
今更、金を返せとは言いません。私が言いたいのは、払った額に見合うだけの対応やサービスしろ、ただそれだけです。100円や200円の話じゃないんだから、最低限の責任は果たしたらどうなのかと。まあ、それが出来ないからこんなことになってるんでしょうけど。
ヨスガノソラ 春日野穹オリジナルノートPC 購入レビュー
2011年10月22日 ヨスガノソラ
ヨスガノソラ 春日野穹オリジナルノートPCが本日到着しました。本当なら20日の木曜日に着いてないとおかしいんですが、諸事情があったとかで23日の日曜日に延期されたのです……今日はまだ22日の土曜日じゃないかって? その通りなんですが、まあ、ただでさえ遅れているのだから早く欲しいじゃないですか。色々手を回した結果、配達予定日よりも1日早く手元に届けさせることに成功しました。おそらく、一般では誰よりも早く春日野穹PCに触れることが出来たんじゃないだろうか。到着したのは夕方前後といった感じでしたが、想像していたよりも遥かに大きいダンボールにしばらく圧倒。考えてみれば、ノーパソなんて今まで買ったことなかったですからね。
ダンボールを開けると、そこには特に梱包されているわけでもないカートンケースが剥き出しで入っていました。カートンケースだって立派な特典なんだから、紙で包むぐらいはして欲しかったかも知れない。ダンボールのテープをカッターとかで切ってたら、うっかり傷つきかねませんし。これから開ける人もその辺は注意したほうがいいですよ。
カートンケースはダンボールよりも数ミリ小さい程度なので、かなりガッチリと入っています。それを擦り傷作らないように大切に取り出して、取っ手付きの開け口を開けると、中に念願の? 春日野穹ノートPCがあるというわけです。まあ、ノートPC自体はごくごく平凡な衝撃吸収素材に挟まれて、PC自体も赤い透明なビニール袋に包まれていました。中には仕様書だの領収書だのと一緒に、特典のマイクロファイバークロスにマイクロファイバータオル、そして音声や壁紙等の入ったバックアップディスクがあります。私はディスクを開封するつもりはなかったのと、とりあえずPCの感触を確かめたかったので起動して見ることに。
設定自体は一般のものと大した違いはなく、春日野穹PCだから、なんてことは特になにもありません。普通にユーザー名とパスワードを設定すれば、後はデスクトップ画面が自動的に見えてくるという感じ。デフォルトの壁紙は天板やカートンケース、後は特典にも使われているもので、うさみみ穹尽くしさながらの光景ですね。これはこれで可愛いんだけど、25万近く払った割には、本当に描き下ろしは1枚しかないんだよなぁ……なんというか、まあ、仕方ないことなのかもしれないが。
壁紙及びシステムボイスは個人設定のテーマで管理されていて、壁紙はともかくシステムボイスはツン、デレ、ラブラブの3パターンが用意されています。私は即座にラブラブモードにしましたが、例えば通常の状態でツンとデレを同期させたり、このボイスだけはラブラブを使用みたいなことは出来ないみたい。それをする場合は、個別に設定しないとダメっぽいね。まあ、音声ファイル自体はPCの中は勿論、付属のバックアップディスクにも入っていますから、必要な人は使ってみるといいでしょう。私はディスクを開けるつもりがないので、PC内のデータをコピーして、メインマシンの方にバックアップも兼ねて移しておくことに。起動はしましたけど、継続的にノートPCを使うつもりはないですしね。壊れたりしたら大変だし、まあ、なにかの時にでも使いますよ。
レビューを続けますが、壁紙は全部で55枚収録されていました。この壁紙やカートンケースの絵柄に関しては以前の日記で問題として取り上げて、その際にデジクラフトから貰った回答は特に穹の壁紙が少ないわけではない、とのことでしたが、それが実際どんなもんなのか分かるときがきたというわけです。
そんな訳で早速結果発表、まず春日野穹単体の壁紙ですが、これは全部で17枚でした。正確には18枚なんですけど、1枚ちょっと単体といえるかは微妙だったので。この時点で、あれ? 55枚中17,8枚しかないよ?という感じだったのですが、次に春日野穹と他キャラクターの壁紙で、これは全部で9枚となります。穹単体の壁紙を18枚として、計27枚になるわけなんですが、もう皆さんお分かりですよね? 残り28枚、つまり、55枚中、28枚という半分以上の壁紙が穹以外のキャラクターの壁紙ということになるわけですね。
図式で分けると、穹単体:17,8枚、穹以外:28枚、その他:9枚であり、結局、穹の壁紙は多いどころか単体と複合を足しても、他キャラより少ないという結果になりました。確かに、特に少ないわけではないのかもしれませんが、ハッキリ言って舐め腐っているとしか思えないですよね。だって、最終的に半分以上が穹ではない壁紙になったんだから。なんだって他キャラの個別壁紙が1人につき3枚も入ってなければいけないんだよ。これは春日野穹オリジナルノートPCだというのにさ。
壁紙の内容自体も、必ずしも良いものとは言えません。初期のキービジュアルや、ゲームのパッケージを除けばほとんどが立ち絵を使ったもので、所謂グッズ版権イラストの類は一切入っていませんでした。穹だけで何枚もあるはずなのに、1枚も入っていないんです。勿論、量販店など企業向けに描いたものは色々制約もあるのでしょうが、コミケグッズ等に使用したものなら、そういう訳でもないだろうに。ましてや、穹は立ち絵のイラストすら全部使ってないですからね。というのも、穹の立ち絵イラストの壁紙は何枚かあるんですが、各種私服のが5枚ほどあり、後はそれ以外となります。普通に考えれば制服のはずですが、まず制服の壁紙はないです。キービジュアルのはありますが、立ち絵としては存在しません。次にスク水もありません。あるのは体操服と海に行った際の水着だけで、なんと制服&スク水の立ち絵は壁紙が作られていないのです。これは春日野穹オリジナルノートPCだというのに!
大体、同じイメージイラストで2枚も壁紙を作っている暇があったら、立ち絵ぐらいは全部入れてくれよ。CGや版権イラストも使った欲しかったというのは本音だけど、まさか立ち絵すら使い切ってないとは思いませんでしたよ。差分ならまだわかるけど、服装レベルの話ですよ、これは。確かに穹は可愛いけど、それで納得していいような問題なんだろうか。最初から期待するだけ無駄だというのは、デジクラフト社からの回答をもらった時点でわかりきっていたことではあるんだろうけど、少しぐらい改善されてるかもしれないとか、思っちゃうじゃないですか。まあ、そういうファン心理をデジクラフトが汲むわけないんだけどさ。うん、分かってたよ。
後、一通りデータ等のチェックをしていたときに気付いたんですけど、Premium Modelの特典である特別収録音声49ファイルが、どこを探しても入っていませんでした。検索機能を使って拡張子単位で隅から隅まで探したんですが、これっておかしいと思いませんか? バックアップCDの方には入っているそうなんだけど、あれはあくまでマシンの方になんかあった場合、もしくは再インストールしたときとかに使用するものでしょ? 特別収録音声に関しては、現時点でノートPC内に入っていないとおかしいんですよ。まあ、私の探し方が悪いという可能性もありますけど、仮に他も似たような感じであるのなら、週明けにでもデジクラフト社へとメールですかね。
結論から言ってしまうと、春日野穹オリジナルノートPCは必ずしも25万近くの価値があるファンアイテムではありません。勿論、物の価値観なんてのは個人の自由ですから、私が決めつけられることでもないんですけど、春日野穹PCとしての内容は前述ないし、上記の通りです。発表当初から色々あり、情報が更新されていくに連れて暗雲立ち込めていたPCも、届いてしまえばお終いですね。高スペックPCですから起動とか動作は速いですけど、私は実用機として使用するつもりが無いですから、謂わば宝の持ち腐れという感じです。特別収録音声に対する決着を付けなくてはいけないから、それによってはもう一度ぐらいは起動するかもしれませんが、しばらくは様子を見ようと思います。
ダンボールを開けると、そこには特に梱包されているわけでもないカートンケースが剥き出しで入っていました。カートンケースだって立派な特典なんだから、紙で包むぐらいはして欲しかったかも知れない。ダンボールのテープをカッターとかで切ってたら、うっかり傷つきかねませんし。これから開ける人もその辺は注意したほうがいいですよ。
カートンケースはダンボールよりも数ミリ小さい程度なので、かなりガッチリと入っています。それを擦り傷作らないように大切に取り出して、取っ手付きの開け口を開けると、中に念願の? 春日野穹ノートPCがあるというわけです。まあ、ノートPC自体はごくごく平凡な衝撃吸収素材に挟まれて、PC自体も赤い透明なビニール袋に包まれていました。中には仕様書だの領収書だのと一緒に、特典のマイクロファイバークロスにマイクロファイバータオル、そして音声や壁紙等の入ったバックアップディスクがあります。私はディスクを開封するつもりはなかったのと、とりあえずPCの感触を確かめたかったので起動して見ることに。
設定自体は一般のものと大した違いはなく、春日野穹PCだから、なんてことは特になにもありません。普通にユーザー名とパスワードを設定すれば、後はデスクトップ画面が自動的に見えてくるという感じ。デフォルトの壁紙は天板やカートンケース、後は特典にも使われているもので、うさみみ穹尽くしさながらの光景ですね。これはこれで可愛いんだけど、25万近く払った割には、本当に描き下ろしは1枚しかないんだよなぁ……なんというか、まあ、仕方ないことなのかもしれないが。
壁紙及びシステムボイスは個人設定のテーマで管理されていて、壁紙はともかくシステムボイスはツン、デレ、ラブラブの3パターンが用意されています。私は即座にラブラブモードにしましたが、例えば通常の状態でツンとデレを同期させたり、このボイスだけはラブラブを使用みたいなことは出来ないみたい。それをする場合は、個別に設定しないとダメっぽいね。まあ、音声ファイル自体はPCの中は勿論、付属のバックアップディスクにも入っていますから、必要な人は使ってみるといいでしょう。私はディスクを開けるつもりがないので、PC内のデータをコピーして、メインマシンの方にバックアップも兼ねて移しておくことに。起動はしましたけど、継続的にノートPCを使うつもりはないですしね。壊れたりしたら大変だし、まあ、なにかの時にでも使いますよ。
レビューを続けますが、壁紙は全部で55枚収録されていました。この壁紙やカートンケースの絵柄に関しては以前の日記で問題として取り上げて、その際にデジクラフトから貰った回答は特に穹の壁紙が少ないわけではない、とのことでしたが、それが実際どんなもんなのか分かるときがきたというわけです。
そんな訳で早速結果発表、まず春日野穹単体の壁紙ですが、これは全部で17枚でした。正確には18枚なんですけど、1枚ちょっと単体といえるかは微妙だったので。この時点で、あれ? 55枚中17,8枚しかないよ?という感じだったのですが、次に春日野穹と他キャラクターの壁紙で、これは全部で9枚となります。穹単体の壁紙を18枚として、計27枚になるわけなんですが、もう皆さんお分かりですよね? 残り28枚、つまり、55枚中、28枚という半分以上の壁紙が穹以外のキャラクターの壁紙ということになるわけですね。
図式で分けると、穹単体:17,8枚、穹以外:28枚、その他:9枚であり、結局、穹の壁紙は多いどころか単体と複合を足しても、他キャラより少ないという結果になりました。確かに、特に少ないわけではないのかもしれませんが、ハッキリ言って舐め腐っているとしか思えないですよね。だって、最終的に半分以上が穹ではない壁紙になったんだから。なんだって他キャラの個別壁紙が1人につき3枚も入ってなければいけないんだよ。これは春日野穹オリジナルノートPCだというのにさ。
壁紙の内容自体も、必ずしも良いものとは言えません。初期のキービジュアルや、ゲームのパッケージを除けばほとんどが立ち絵を使ったもので、所謂グッズ版権イラストの類は一切入っていませんでした。穹だけで何枚もあるはずなのに、1枚も入っていないんです。勿論、量販店など企業向けに描いたものは色々制約もあるのでしょうが、コミケグッズ等に使用したものなら、そういう訳でもないだろうに。ましてや、穹は立ち絵のイラストすら全部使ってないですからね。というのも、穹の立ち絵イラストの壁紙は何枚かあるんですが、各種私服のが5枚ほどあり、後はそれ以外となります。普通に考えれば制服のはずですが、まず制服の壁紙はないです。キービジュアルのはありますが、立ち絵としては存在しません。次にスク水もありません。あるのは体操服と海に行った際の水着だけで、なんと制服&スク水の立ち絵は壁紙が作られていないのです。これは春日野穹オリジナルノートPCだというのに!
大体、同じイメージイラストで2枚も壁紙を作っている暇があったら、立ち絵ぐらいは全部入れてくれよ。CGや版権イラストも使った欲しかったというのは本音だけど、まさか立ち絵すら使い切ってないとは思いませんでしたよ。差分ならまだわかるけど、服装レベルの話ですよ、これは。確かに穹は可愛いけど、それで納得していいような問題なんだろうか。最初から期待するだけ無駄だというのは、デジクラフト社からの回答をもらった時点でわかりきっていたことではあるんだろうけど、少しぐらい改善されてるかもしれないとか、思っちゃうじゃないですか。まあ、そういうファン心理をデジクラフトが汲むわけないんだけどさ。うん、分かってたよ。
後、一通りデータ等のチェックをしていたときに気付いたんですけど、Premium Modelの特典である特別収録音声49ファイルが、どこを探しても入っていませんでした。検索機能を使って拡張子単位で隅から隅まで探したんですが、これっておかしいと思いませんか? バックアップCDの方には入っているそうなんだけど、あれはあくまでマシンの方になんかあった場合、もしくは再インストールしたときとかに使用するものでしょ? 特別収録音声に関しては、現時点でノートPC内に入っていないとおかしいんですよ。まあ、私の探し方が悪いという可能性もありますけど、仮に他も似たような感じであるのなら、週明けにでもデジクラフト社へとメールですかね。
結論から言ってしまうと、春日野穹オリジナルノートPCは必ずしも25万近くの価値があるファンアイテムではありません。勿論、物の価値観なんてのは個人の自由ですから、私が決めつけられることでもないんですけど、春日野穹PCとしての内容は前述ないし、上記の通りです。発表当初から色々あり、情報が更新されていくに連れて暗雲立ち込めていたPCも、届いてしまえばお終いですね。高スペックPCですから起動とか動作は速いですけど、私は実用機として使用するつもりが無いですから、謂わば宝の持ち腐れという感じです。特別収録音声に対する決着を付けなくてはいけないから、それによってはもう一度ぐらいは起動するかもしれませんが、しばらくは様子を見ようと思います。
春日野穹オリジナルノートPC、各社の対応と回答
2011年8月24日 ヨスガノソラ春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」自家通販ページ
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/cgi-bin/order/index.cgi
夏コミ前に問題提起した春日野穹オリジナルノートPCの特典壁紙及びケースについてですが、その後色々と動きがありましたので、現状どうなっているのかを改めて書かせていただきます。正直、あまり面白い話ではないですし、私としては未だに信じられないといった感じなんですけど、一応の対話と対応、それによる結果は出ましたので、後は今回の話を読んだ上で、各人に判断して貰うことになると思います。私自身、まだ最終的な判断は決めかねていますから。
最初に、今件がどういう問題だったのかを振り返ると、以下の過去日記に詳細が明記してあります。
春日野穹オリジナルノートPC、特典サンプルの違和感(8月6日)
URL:http://mlwhlw.diarynote.jp/201108071641438089/
前日の更新で、専用壁紙やカートンケースにまさかの穹以外のヒロインが収録されることが発覚した穹PCに対して、私が強い違和感や疑問点を唱えたときの日記ですね。春日野穹のオリジナルノートPCを買ったはずなのに、どうして他ヒロインの壁紙が特典としてつき、あまつさえ専用ケースにまで描かれるのか? 私はそんなものに25万も払ったわけではないと思い、率直な不快感を示したわけですが、このときは夏コミ準備で忙しかったこともあり、行動を起こすにしてもすべては夏コミ後の状況を判断した上でと考えていました。これは単純に時間がなかったのと、あるいは事態に気付いた制作側がなんらかの対応を期待してのことだったんですが……まあ、なんでしょうね、私がヨスガノソラに対して抱く期待や願望なんてものは、常に裏切られるものですから、今回も例外なく、それも酷い方向に流れてきました。
それが先週、8月19日付で更新された壁紙サンプルページの中身です。
春日野穹オリジナルノートPC壁紙サンプルページ
URL:http://www.digi-tsuhan.jp/shop/2361-27/imagelist.html
いやもうホントなんていうか、舐めてんのかと言いたくなるような内容であり、ここに至って事態を察知した人たちが騒ぎ始めたのも無理はないと思います。どこをどうみても、春日野穹PCではなくヨスガノソラPCとなってしまったんですから。15万、25万も払っているのなら、誰だって怒るでしょうこれは。
某スレは炎上の傾向にあったようですが、私はそれには乗っからずに黙々と問い合わせメールを書いていました。何故、春日野穹PCにも関わらず、瑛や奈緒といったキャラクターの壁紙が作られ、カートンケースの絵柄になっているのか? どうして春日野穹PCなのに、ヨスガノソラPCみたくなっているのか? これらを問い合わせるために、デジクラフト社とCUFFS社、そしてSphereの3つに以下の5点を問いただすメールを送らせてもらいました。
1.何故、春日野穹PCなのに他キャラの壁紙が特典として収録されるのか?
2.カートンケースの裏面にどうして他キャラの絵柄が描かれているのか?
3.上記の事をどうして販売開始後に明かし販売前に公表しなかったのか?
4.今後、特典内容の修正や今件に関するHPでの公式説明はなされるのか?
5.仮に修正等が為されないとして、キャンセルや返金は受け付けて貰えるのか?
複数に同時送信したのは、たら回しにされるのが嫌だったのと、対応をする者と責任の所在を明確にしておきたかったからですが、先週の土曜に送って、まずは昨日CUFFSのユーザーサポートから返信を頂きました。
まず最初に、
>今回の企画は『ヨスガノソラ』春日野穹オリジナルノートPCという形で進行させて頂いておりまして、『ヨスガノソラ』に登場する他キャラクターの要素も壁紙やカートンケースでは少しだけ含ませて頂いております。
という、この部分。
あたかも最初からヨスガノソラPCとしての要素が周知されていたかのように、『ヨスガノソラ』という部分を強調していますけど、この言い訳はどうしたって無理があります。だって、公式サイトを観て下さい。ちゃんと、『ヨスガノソラ』から春日野穹オリジナルノートPCが登場!!と書いてあるじゃないですか。分けて書いてある時点で、ヨスガノソラと春日野穹は切り離して考えられるべきであり、上記のような言い分は通用しないんですよ。
次に、>また春日野穹の壁紙が特に少ない訳ではございませんのでご安心頂ければと思います。という部分。既に収録される3分の1が穹オンリーの壁紙でないにも関わらず、特に少ないわけではないとはどういうことでしょうか? 私は版権イラストはともかくとして、春日野穹PCなのだから、壁紙は穹オンリーであるべきではないか? と言っているのであって、穹の壁紙が多いか少ないかなんて、そもそも問題ではないのです。多いことは当たり前どころか、大前提ではないですか!
>壁紙やカートンケースに『ヨスガノソラ』に登場する他キャラクターを入れることに関し、お問い合わせ受ける事を想定しておりませんでした。
というのは、グッズ制作会社としてデジクラフト社が如何にダメかを露呈したようなものでしょう。ファン心理というか、この手のグッズを買う購入層のことをまるで意識していない。考えなしに高いグッズを作って、穹の名前をつけておけば売れると思っている。穹PCへ瑛や他のヒロインの壁紙を入れることに、なんの疑問も抱いていないんですから笑ってしまいますよね。悪質なことこの上ないですが、真に問題なのは対応の仕方が修正ではなくキャンセルのみだということでしょう。
当然のことながら、音声特典も収録される時点で私は穹PCの購入自体を撤回するつもりはありません。おそらく注文した殆どの人も、不満はあれどキャンセルは出来ないという感じだと思います。ハッキリ言って、私も別にキャンセルをしたいわけではありません。こんな特典付けやがって金返せとは思いますけど、実際は修正をしてもらいたいのであって、穹PC自体は欲しいんです。
おそらくデジクラフトにはそれが分かっているんでしょう。「文句を言いつつ、こいつは買うぞ」というのが分かっているからこそ、敢えてキャンセル受付という自分が一番損する対応を、平然と行うことが出来るのです。これに関しては、正直上手なやり方だと言わざるを得ない。
私は曲がりなりにも、一応の回答を貰った立場ですので、当面は様子を見つつ次の対応を考えることにします。今の時点ではまだ、個人の問題に過ぎませんし、一購入者として疑問をぶつけただけですから、これによってなにがどうというわけではありませんが、他の購入者ないし購入予定者はもう少し慎重に物事を判断したほうが良いかも知れません。壁紙とカートンケースを修正しないならキャンセルすると迫るもよし、今のままでは買う気が起きないと正直な気持ちを伝えるよもし、それは各人に任せます。
元から10万円は高い値で売られているボッタクリ商品なんですから、どのように考え、判断し、行動を起こすのかはそれぞれの自由です。ただ、結論や決着をつけるには、まだ早いような気もするのが、今の私の心境です。
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/cgi-bin/order/index.cgi
夏コミ前に問題提起した春日野穹オリジナルノートPCの特典壁紙及びケースについてですが、その後色々と動きがありましたので、現状どうなっているのかを改めて書かせていただきます。正直、あまり面白い話ではないですし、私としては未だに信じられないといった感じなんですけど、一応の対話と対応、それによる結果は出ましたので、後は今回の話を読んだ上で、各人に判断して貰うことになると思います。私自身、まだ最終的な判断は決めかねていますから。
最初に、今件がどういう問題だったのかを振り返ると、以下の過去日記に詳細が明記してあります。
春日野穹オリジナルノートPC、特典サンプルの違和感(8月6日)
URL:http://mlwhlw.diarynote.jp/201108071641438089/
前日の更新で、専用壁紙やカートンケースにまさかの穹以外のヒロインが収録されることが発覚した穹PCに対して、私が強い違和感や疑問点を唱えたときの日記ですね。春日野穹のオリジナルノートPCを買ったはずなのに、どうして他ヒロインの壁紙が特典としてつき、あまつさえ専用ケースにまで描かれるのか? 私はそんなものに25万も払ったわけではないと思い、率直な不快感を示したわけですが、このときは夏コミ準備で忙しかったこともあり、行動を起こすにしてもすべては夏コミ後の状況を判断した上でと考えていました。これは単純に時間がなかったのと、あるいは事態に気付いた制作側がなんらかの対応を期待してのことだったんですが……まあ、なんでしょうね、私がヨスガノソラに対して抱く期待や願望なんてものは、常に裏切られるものですから、今回も例外なく、それも酷い方向に流れてきました。
それが先週、8月19日付で更新された壁紙サンプルページの中身です。
春日野穹オリジナルノートPC壁紙サンプルページ
URL:http://www.digi-tsuhan.jp/shop/2361-27/imagelist.html
いやもうホントなんていうか、舐めてんのかと言いたくなるような内容であり、ここに至って事態を察知した人たちが騒ぎ始めたのも無理はないと思います。どこをどうみても、春日野穹PCではなくヨスガノソラPCとなってしまったんですから。15万、25万も払っているのなら、誰だって怒るでしょうこれは。
某スレは炎上の傾向にあったようですが、私はそれには乗っからずに黙々と問い合わせメールを書いていました。何故、春日野穹PCにも関わらず、瑛や奈緒といったキャラクターの壁紙が作られ、カートンケースの絵柄になっているのか? どうして春日野穹PCなのに、ヨスガノソラPCみたくなっているのか? これらを問い合わせるために、デジクラフト社とCUFFS社、そしてSphereの3つに以下の5点を問いただすメールを送らせてもらいました。
1.何故、春日野穹PCなのに他キャラの壁紙が特典として収録されるのか?
2.カートンケースの裏面にどうして他キャラの絵柄が描かれているのか?
3.上記の事をどうして販売開始後に明かし販売前に公表しなかったのか?
4.今後、特典内容の修正や今件に関するHPでの公式説明はなされるのか?
5.仮に修正等が為されないとして、キャンセルや返金は受け付けて貰えるのか?
複数に同時送信したのは、たら回しにされるのが嫌だったのと、対応をする者と責任の所在を明確にしておきたかったからですが、先週の土曜に送って、まずは昨日CUFFSのユーザーサポートから返信を頂きました。
お客様へまあ、予想通りというか、対応自体は昨年のタペストリーと同じですから、別段不思議はありません。今件についてスタッフが一切口を噤んでいたのも、これが理由だったのでしょう。そういうことなら後はデジクラフト社からの返信を待つだけだということで、待つこと僅か1日、本日の朝9時半頃に返事のほうが届きました。以下が、そのほぼ全文となります。
CUFFSユーザーサポートです。
この度はお問い合わせ頂き、誠に有難うございます。
ご質問頂いた『ヨスガノソラ 春日野穹オリジナルノートPC』についてですが、こちらの商品は(株)デジクラフト社の企画・制作・販売のため、弊社からはご回答差し上げることが出来ません。
誠に申し訳ございませんが、(株)デジクラフト社よりご回答させて頂きますのでご了承下さいますようお願い申し上げます。
この度は貴重なご意見を頂き、誠に有難うございます。
今後はより多くのお客様にご満足頂けるよう、いっそうの努力をして参ります。
これからも『ヨスガノソラ』ならびにSphereをお引き立てくださいますようお願い申し上げます。
○○様まあ、これも予想通りと言えば、予想通りの回答だったんだけど……いやー、酷いですね。
いつもお世話になっております。
デジクラフト社通販サポートです。
ご返信が大変遅くなりまして失礼致しました。
この度は『ヨスガノソラ』春日野穹オリジナルノートPCをご予約頂き、誠にありがとうございます。
お問い合わせ頂いてますご質問に関してですが、下記の通りご返答させて頂きますのでご確認ください。
> 1.何故、春日野穹PCなのに他キャラの壁紙が特典として収録されるのか?
> 2.カートンケースの裏面にどうして他キャラの絵柄が描かれているのか?
今回の企画は『ヨスガノソラ』春日野穹オリジナルノートPCという形で進行させて頂いておりまして、『ヨスガノソラ』に登場する他キャラクターの要素も壁紙やカートンケースでは少しだけ含ませて頂いております。
また春日野穹の壁紙が特に少ない訳ではございませんのでご安心頂ければと思います。
> 3.上記の事をどうして販売開始後に明かし販売前に公表しなかったのか?
壁紙やカートンケースに『ヨスガノソラ』に登場する他キャラクターを入れることに関し、お問い合わせ受ける事を想定しておりませんでした。
弊社の配慮が足りなかった事をお詫び申し上げます。
> 4.今後、特典内容の修正や今件に関するHPでの公式説明はなされるのか?
特に予定はございません。
商品仕様に関して○○様がご納得頂けてない部分が多く、大変申し訳なく思います。弊社の方で○○様のご注文を取消させて頂き、御返金させて頂くことも可能ですので、ご希望であればその旨お申し付けください。
それでは今後とも宜しくお願い致します。
まず最初に、
>今回の企画は『ヨスガノソラ』春日野穹オリジナルノートPCという形で進行させて頂いておりまして、『ヨスガノソラ』に登場する他キャラクターの要素も壁紙やカートンケースでは少しだけ含ませて頂いております。
という、この部分。
あたかも最初からヨスガノソラPCとしての要素が周知されていたかのように、『ヨスガノソラ』という部分を強調していますけど、この言い訳はどうしたって無理があります。だって、公式サイトを観て下さい。ちゃんと、『ヨスガノソラ』から春日野穹オリジナルノートPCが登場!!と書いてあるじゃないですか。分けて書いてある時点で、ヨスガノソラと春日野穹は切り離して考えられるべきであり、上記のような言い分は通用しないんですよ。
次に、>また春日野穹の壁紙が特に少ない訳ではございませんのでご安心頂ければと思います。という部分。既に収録される3分の1が穹オンリーの壁紙でないにも関わらず、特に少ないわけではないとはどういうことでしょうか? 私は版権イラストはともかくとして、春日野穹PCなのだから、壁紙は穹オンリーであるべきではないか? と言っているのであって、穹の壁紙が多いか少ないかなんて、そもそも問題ではないのです。多いことは当たり前どころか、大前提ではないですか!
>壁紙やカートンケースに『ヨスガノソラ』に登場する他キャラクターを入れることに関し、お問い合わせ受ける事を想定しておりませんでした。
というのは、グッズ制作会社としてデジクラフト社が如何にダメかを露呈したようなものでしょう。ファン心理というか、この手のグッズを買う購入層のことをまるで意識していない。考えなしに高いグッズを作って、穹の名前をつけておけば売れると思っている。穹PCへ瑛や他のヒロインの壁紙を入れることに、なんの疑問も抱いていないんですから笑ってしまいますよね。悪質なことこの上ないですが、真に問題なのは対応の仕方が修正ではなくキャンセルのみだということでしょう。
当然のことながら、音声特典も収録される時点で私は穹PCの購入自体を撤回するつもりはありません。おそらく注文した殆どの人も、不満はあれどキャンセルは出来ないという感じだと思います。ハッキリ言って、私も別にキャンセルをしたいわけではありません。こんな特典付けやがって金返せとは思いますけど、実際は修正をしてもらいたいのであって、穹PC自体は欲しいんです。
おそらくデジクラフトにはそれが分かっているんでしょう。「文句を言いつつ、こいつは買うぞ」というのが分かっているからこそ、敢えてキャンセル受付という自分が一番損する対応を、平然と行うことが出来るのです。これに関しては、正直上手なやり方だと言わざるを得ない。
私は曲がりなりにも、一応の回答を貰った立場ですので、当面は様子を見つつ次の対応を考えることにします。今の時点ではまだ、個人の問題に過ぎませんし、一購入者として疑問をぶつけただけですから、これによってなにがどうというわけではありませんが、他の購入者ないし購入予定者はもう少し慎重に物事を判断したほうが良いかも知れません。壁紙とカートンケースを修正しないならキャンセルすると迫るもよし、今のままでは買う気が起きないと正直な気持ちを伝えるよもし、それは各人に任せます。
元から10万円は高い値で売られているボッタクリ商品なんですから、どのように考え、判断し、行動を起こすのかはそれぞれの自由です。ただ、結論や決着をつけるには、まだ早いような気もするのが、今の私の心境です。
春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」自家通販のお知らせ
2011年8月21日 ヨスガノソラサークル・シャリテクロワールの夏コミ新刊、ヨスガノソラ同人誌春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」の自家通販を開始致しました。本日8月21日から2週間程度行われます。以前の日記にも書いた通り、書店委託はまったく予定しておりませんので、夏コミに行けなかった、行ったけど買いそびれてしまったという人は是非この機会をご利用ください。
以下、通販の詳細となります。
ところで、自家通販のことを自宅通販という呼称で覚えていたんですけど、どうやらこれは間違いらしいですね。確か身内の影響でそう呼び始めたと思うんだが、15年越しに勘違いを訂正したというかなんというか。私自身、利用することはあっても使用することは初めてだし、どんな具合になるかはまだ分かっていません。一応、専用のCGIを借りてきて通販フォームを組んでみましたけど、少し仰々しかったですかね? 料金や送料の計算に便利なんですけど、本来であれば何種類ものジャンルや本を扱うサークル向けのシステムですし、アンソロ1冊売るのには勿体なさ過ぎたかな。
別にメールフォームでの個別対応でも良いと思ったんですけど、なにせ冊数がそれなりにある関係上、システム化してしまった方がなにかと都合が良くて。後はまあ、不具合が起きなければそれでいいって感じでしょうか。仮にそういった自体が起きた場合は、通販を一時中断させていただくこともありますが、その点は予めご了解頂ければと思います。まあ、なにも起きないに越したことはないんですけどね。
後、微妙にイベント価格から値上げしているのは、単純に梱包費が掛かるからです。まさか素のままで発送するわけにも行きませんし、そもそも出来ないので、封筒代等が必要になるというわけですね。それでも、書店通販の送料・手数料を考えれば、まだこっちの方が安いんじゃないだろうか? まあ、店頭購入価格には負けるでしょうが。
自家通販の期間は2週間を予定していますが、仮に余った場合は通販を継続せずに、そのまま冬コミ用の在庫として確保することになると思います。もし、仮に「今はお金が無いんですけど」という方がいらした場合でも、申し訳ありませんが冬コミまで待ってくださればと……さすがにそんな人はいないか。ちなみに1度の注文で購入できるのは5冊までですが、もっと欲しいという人は再度注文してください……いや、さすがにこんな人もいないか。
それでは、春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」の自家通販を、よろしくお願い致します!
以下、通販の詳細となります。
春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」自家通販ページ
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/cgi-bin/order/index.cgi
アンソロ仕様
タイトル:ハルカノソラ - Yosuga no Sora Anthology -
発行日:2011年8月14日
通販価格:850円
サイズ:A5判
年齢制限:18禁
備考:総勢9名の豪華執筆陣によるハル×穹イチャラブアンソロジー。詳細については告知サイトにてご確認ください。
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index.html
※注意事項
当然のことながら18禁本ですので、18歳未満の購入は出来ません。それが判明した場合はキャンセルさせて頂きます。
発送方法について
大きく分けて2種類の発送方法があります。また、発送は入金確認が行われ次第、随時していくつもりです。
・メール便
クロネコヤマトがやっている冊子配達サービスです。料金は80円、160円と低価格ですが到着までの日数が掛かります。通販時に住所等を明かしたくないという人は「営業所止サービス」の利用が可能です。
・ゆうメール
日本郵便がやっている旧冊子小包と同等のサービスです。特に保証などはありませんが、メール便よりも早く郵送してくれます。通販時に住所等を明かしたくないという人は「局留め指定」を行うことが可能です。
入金について
今回の自家通販では、以下の入金方法を選択することが出来ます。尚、振込手数料は各自のご負担でお願い致します。
・郵便振替
郵便局にある青色の振替用紙で入金する方法。手数料は一律ですが、入金確認まである程度の時間を要します。
・ゆうちょ銀行
郵便局の総合口座から振り込む方法。手数料は無料ですが、ゆうちょ銀行の口座を持っていることが必須となります。
・他行振込
郵便局以外の銀行等、金融機関から振り込む方法。手数料割高で振替と同じく入金確認まで時間が掛かります。
流石に入金の仕方がよく分からないという人はいないと思いますが、仮にそういう場合は告知サイトのメールフォームからメールを送ってくだされば対応致します。また、それなりに数は残っていますが、完売後の再販補充等は今のところ行わない予定なので、その点に関してはご了承ください。
注文後は自動返信にて振込先の詳細メールを送るシステムになっていますが、仮にいつまで経ってもメールが届かないという方は、お手数ですが告知サイトのメールフォームからお問い合わせください。
※キャンセル又は変更について(8月24日追記)
基本的に一度注文された場合のキャンセルには応じられませんが、例えば振込先や発送方法を変更したいということがあれば、「注文№」及び「氏名」を明記の上、告知サイトのメールフォームからメールを送ってください。尚、冊数の変更は難しいため予めご了承下さい。
ところで、自家通販のことを自宅通販という呼称で覚えていたんですけど、どうやらこれは間違いらしいですね。確か身内の影響でそう呼び始めたと思うんだが、15年越しに勘違いを訂正したというかなんというか。私自身、利用することはあっても使用することは初めてだし、どんな具合になるかはまだ分かっていません。一応、専用のCGIを借りてきて通販フォームを組んでみましたけど、少し仰々しかったですかね? 料金や送料の計算に便利なんですけど、本来であれば何種類ものジャンルや本を扱うサークル向けのシステムですし、アンソロ1冊売るのには勿体なさ過ぎたかな。
別にメールフォームでの個別対応でも良いと思ったんですけど、なにせ冊数がそれなりにある関係上、システム化してしまった方がなにかと都合が良くて。後はまあ、不具合が起きなければそれでいいって感じでしょうか。仮にそういった自体が起きた場合は、通販を一時中断させていただくこともありますが、その点は予めご了解頂ければと思います。まあ、なにも起きないに越したことはないんですけどね。
後、微妙にイベント価格から値上げしているのは、単純に梱包費が掛かるからです。まさか素のままで発送するわけにも行きませんし、そもそも出来ないので、封筒代等が必要になるというわけですね。それでも、書店通販の送料・手数料を考えれば、まだこっちの方が安いんじゃないだろうか? まあ、店頭購入価格には負けるでしょうが。
自家通販の期間は2週間を予定していますが、仮に余った場合は通販を継続せずに、そのまま冬コミ用の在庫として確保することになると思います。もし、仮に「今はお金が無いんですけど」という方がいらした場合でも、申し訳ありませんが冬コミまで待ってくださればと……さすがにそんな人はいないか。ちなみに1度の注文で購入できるのは5冊までですが、もっと欲しいという人は再度注文してください……いや、さすがにこんな人もいないか。
それでは、春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」の自家通販を、よろしくお願い致します!
春日野穹オリジナルノートPC、特典サンプルの違和感
2011年8月6日 ヨスガノソラ先日、春日野穹オリジナルノートPCのページが更新され、特典である壁紙のサンプルと、オリジナルカートンケースの裏面の絵柄が追加公開されました。私は当然、春日野穹PCであるのだから壁紙は全部穹か、もしくは穹が一緒に載っているものであろうと考えていましたし、カートンケースに至っては裏面なんて無地だろうと思っていました。だからこそ、今回の追加には驚いたし、意外さを禁じえないどころか、言いようのない違和感や、ある種の怒りのようなものまで感じてしまった。自分はなんのために大枚叩いて穹PCを購入したんだろうと、思わず考え直してしまうほどに。
まあ、百聞は一見しかずということで、具体的にどんな追加があったのか見てみましょう。
春日野穹オリジナルノートPC壁紙サンプルページ
URL:http://www.digi-tsuhan.jp/shop/2361-27/imagelist.html
ケースサンプルページ
URL:http://www.digi-tsuhan.jp/shop/2361-27/casesample.html
どうして追加の壁紙が、瑛、奈緒、渚さん、委員長の個別壁紙なんでしょうか? 何故、カートンケースの裏面に、穹以外のキャラクターの絵がビッシリと載っているのでしょうか? 私は更新されたページを見たとき、思わずポカンとしてしまいましたし、これはなにかの間違いではないかと目を疑ったほどです。
だってそうでしょう? 私が買ったのは春日野穹オリジナルノートPCであって、ヨスガノソラノートPCではないんですから。なんで、穹のPCを買って瑛やら渚さんやらの壁紙を貰わねばならないのですか。そんなものをつけるぐらいなら、1枚でも多くの穹イラストを収録してくださいよ。別に瑛や渚さん、それに委員長といったキャラが嫌いだとは言いません。むしろ好きだと言ってもいいでしょう。
けど、これがヨスガノソラノートPCではないんです。春日野穹ノートPCなんです。穹単体の、穹一色のパソコンだというから買ったのに、蓋を開けてみれば別キャラの壁紙や他キャラのイラストが描かれたカートンケースになるとか、詐欺とは言わないまでも看板に偽りありじゃないですか。私は決して、瑛や渚さんに25万もの大金を払ったわけじゃないんです。
これが事前にわかっていたことならまだしも、追加の発表で公開するなんて酷い話だと思いませんか? 最初からわかっていれば、もっとじっくりと購入を検討しましたし、後から他キャラのイラストも特典にすることを明かすなんて、アンフェアもいいところです。誰かが言いました。「Sphereは後出しジャンケンが上手い」と。私はまったくもってその通りだと思うし、これに関しては完全にSphereから、CUFFS社から騙されたと言っていいでしょう。
大げさでもなんでもなく、おかしいでしょう? 春日野穹ノートPCを買ったはずなのに、特典が渚さんの壁紙とかだったら。かつてのRewriteは作品単位のグッズとして作成されていたからいいとしても、これは作品に登場するキャラクターの、単一のグッズとして作られている、作られていなきゃいけないはずのグッズなんですよ! 謂わば、単一ヒロインのオンリーFDを出すのと似たようなもので、春日野穹ノートPCを謳う以上、まるごと一色穹でなくてはいけないという、その前提を崩してはいけないのです。
それを徹底せずに瑛や渚さんの壁紙を特典にして、あまつさ貴重なカートンケースにまで出張ってくる始末。ヨスガノソラノートPCが作りたかったなら、最初からそう言ってくださいよ。ヨスガノソラの春日野穹ノートPCだから買った人がほとんどだというのに、Sphereは一つのキャラだけを追求することのプレミア感というものを理解していないんじゃないでしょうか?
既に私の眼と耳には、何人かが購入を再検討すると早くも考え直し始めた姿や声が届いています。当たり前の結果でしょうし、穹PCを買おうとした人にとって、今回の追加発表は嬉しくもなんともないし、むしろグッズとしての価値を下げる行為でしかないのです。私も含めて、彼らは別に他キャラが嫌いなわけじゃありません。勿論、個々の好き嫌いはあるにせよ、ヨスガノソラのキャラクターで心の底から嫌いになれるキャラクターなんてほとんどいません。でも、この場合は好きか嫌いかという話じゃないし、「好きならそれでいい」という問題でもないんです。
考えても見てください。今回のノートPCは、特典として30枚以上の壁紙が付くと言われています。仮にこれをぴったしの30枚であると仮定して、現在公式ページで公開されている壁紙数は11枚であり、そのうち、穹単体じゃない、又は穹以外のキャラの壁紙は8枚にも及びます。既に3分の1近くの壁紙が穹ではないというこの事実、どう考えたっておかしいでしょう? パッケージイラストや集合絵は、まだしも穹が載っている絵であるから納得も出来なくもないですけど、たった30枚しかない特典壁紙が、どうして奈緒や委員長で埋められなければいけないのですか。
確かに穹のこれまでの版権イラストを全部使っても、30枚には届かないかも知れない。しかし、いくら足りないからと言って他キャラのイラストで水増しを行うなんてのはもっての外だし、それは穹のCG・立ち絵差分もすべて使い尽くした上で、初めて出きることでははないんでしょうか? 穹には私服×2、制服、体操服、スク水、水着といった6パータンもの立ち絵と表情・ポーズ差分が存在しますし、当然のことながらこれらを全部使って、それでも足りない場合にのみ他キャラによる水増しが許されるはずなんです。
そもそも、15~25万もする高額商品なのだから、他キャラのイラストを入れる暇があったら1枚でも多くの穹を描き下ろすのが筋ってものじゃないですか? 何度だっていいますが、これは春日野穹ノートPCであって、ヨスガノソラノートPCではないのだから。なに、さも当然のように瑛たちの壁紙が特典サンプルとして入ってるんだよと。
そんなわけだからSphereには、今までのテレカやタペストリー含めた穹グッズイラストや、今回の夏グッズタペストリーのイラストも収録することを望んでみることにします。だって、この更新によって穹PCらしさというものがほとんど消え失せちゃったんだもの。現状、どうみても穹メインのヨスガPCって感じだし、個人グッズとしての独立感が全然ないんですよ。なにからなにまで穹、おまけでハル穹があるかもぐらいの穹一色だと思ったから買ったのに、他キャラも普通に収録されていますなんて冗談じゃない。しかも、それを発売開始後に明かすとはどういうつもりだ!
あるいはSphereは他キャラの壁紙も入れることで、そのファンにも興味を持ってもらえるようにしたかったのかも知れませんが、そんな浅知恵が成功するわけもなく、逆に穹ファンが関心を失わせる結果を作ってしまった。もう、馬鹿をやったとしか言いようのない事態でしょう。私だって、予めこうなることがわかっていたのなら、購入についてもう少し慎重に考えましたよ。後出しジャンケンで、実は単なるヨスガノソラPCですだなんて、人を小馬鹿にするにも大概にして欲しい。
キャンセルしようにも注文確定後のキャンセルは出来ないと明記されていますし、私としては手出しのしようもありません。ですが、このまま黙っていられるほど安い買い物をしたわけでもないので、こうして日記を書いているわけです。正直、これだけの高額商品でこんなことをされて、それでなにもしないってのはあり得ないと思うし。
かつて私は、ヨスガノソラのアニメBDの全巻購入特典がすべて穹であったことに腹を立て、穹を金のなる木のように扱うなと苦言を呈したことがあります。アニメ版ヨスガの内容を思えば、それも納得出来るというものですが、今回のノートPCでも同じようなことを感じてしまった。穹一色でない春日野穹PCに、一体どれだけの価値があるというのか。描き下ろしについては、ハッシーの遅筆を知ればこそ、1枚でもあったほうがマシだと思うことで理解も出来ますが、描き下ろしは1枚なのに他キャラの壁紙は10枚ぐらい入るよなんて、納得出来るわけもない。今更金返せとは言えませんし、他キャラの壁紙を削除しろとも言いませんが、どうしても載せたいというのなら、それらがオマケと化すぐらいの穹イラストを収録してこそでしょう。
まあ、カートンケースに関しては今からでも遅くないから裏面無地に変更しろと思いますけどね。あれが一番、買う気が削げる原因だから。SphereというかCUFFSに、それが理解出来るかはわかりませんが。いや、多分無理だろうな、あそこには絶対。
まあ、百聞は一見しかずということで、具体的にどんな追加があったのか見てみましょう。
春日野穹オリジナルノートPC壁紙サンプルページ
URL:http://www.digi-tsuhan.jp/shop/2361-27/imagelist.html
ケースサンプルページ
URL:http://www.digi-tsuhan.jp/shop/2361-27/casesample.html
どうして追加の壁紙が、瑛、奈緒、渚さん、委員長の個別壁紙なんでしょうか? 何故、カートンケースの裏面に、穹以外のキャラクターの絵がビッシリと載っているのでしょうか? 私は更新されたページを見たとき、思わずポカンとしてしまいましたし、これはなにかの間違いではないかと目を疑ったほどです。
だってそうでしょう? 私が買ったのは春日野穹オリジナルノートPCであって、ヨスガノソラノートPCではないんですから。なんで、穹のPCを買って瑛やら渚さんやらの壁紙を貰わねばならないのですか。そんなものをつけるぐらいなら、1枚でも多くの穹イラストを収録してくださいよ。別に瑛や渚さん、それに委員長といったキャラが嫌いだとは言いません。むしろ好きだと言ってもいいでしょう。
けど、これがヨスガノソラノートPCではないんです。春日野穹ノートPCなんです。穹単体の、穹一色のパソコンだというから買ったのに、蓋を開けてみれば別キャラの壁紙や他キャラのイラストが描かれたカートンケースになるとか、詐欺とは言わないまでも看板に偽りありじゃないですか。私は決して、瑛や渚さんに25万もの大金を払ったわけじゃないんです。
これが事前にわかっていたことならまだしも、追加の発表で公開するなんて酷い話だと思いませんか? 最初からわかっていれば、もっとじっくりと購入を検討しましたし、後から他キャラのイラストも特典にすることを明かすなんて、アンフェアもいいところです。誰かが言いました。「Sphereは後出しジャンケンが上手い」と。私はまったくもってその通りだと思うし、これに関しては完全にSphereから、CUFFS社から騙されたと言っていいでしょう。
大げさでもなんでもなく、おかしいでしょう? 春日野穹ノートPCを買ったはずなのに、特典が渚さんの壁紙とかだったら。かつてのRewriteは作品単位のグッズとして作成されていたからいいとしても、これは作品に登場するキャラクターの、単一のグッズとして作られている、作られていなきゃいけないはずのグッズなんですよ! 謂わば、単一ヒロインのオンリーFDを出すのと似たようなもので、春日野穹ノートPCを謳う以上、まるごと一色穹でなくてはいけないという、その前提を崩してはいけないのです。
それを徹底せずに瑛や渚さんの壁紙を特典にして、あまつさ貴重なカートンケースにまで出張ってくる始末。ヨスガノソラノートPCが作りたかったなら、最初からそう言ってくださいよ。ヨスガノソラの春日野穹ノートPCだから買った人がほとんどだというのに、Sphereは一つのキャラだけを追求することのプレミア感というものを理解していないんじゃないでしょうか?
既に私の眼と耳には、何人かが購入を再検討すると早くも考え直し始めた姿や声が届いています。当たり前の結果でしょうし、穹PCを買おうとした人にとって、今回の追加発表は嬉しくもなんともないし、むしろグッズとしての価値を下げる行為でしかないのです。私も含めて、彼らは別に他キャラが嫌いなわけじゃありません。勿論、個々の好き嫌いはあるにせよ、ヨスガノソラのキャラクターで心の底から嫌いになれるキャラクターなんてほとんどいません。でも、この場合は好きか嫌いかという話じゃないし、「好きならそれでいい」という問題でもないんです。
考えても見てください。今回のノートPCは、特典として30枚以上の壁紙が付くと言われています。仮にこれをぴったしの30枚であると仮定して、現在公式ページで公開されている壁紙数は11枚であり、そのうち、穹単体じゃない、又は穹以外のキャラの壁紙は8枚にも及びます。既に3分の1近くの壁紙が穹ではないというこの事実、どう考えたっておかしいでしょう? パッケージイラストや集合絵は、まだしも穹が載っている絵であるから納得も出来なくもないですけど、たった30枚しかない特典壁紙が、どうして奈緒や委員長で埋められなければいけないのですか。
確かに穹のこれまでの版権イラストを全部使っても、30枚には届かないかも知れない。しかし、いくら足りないからと言って他キャラのイラストで水増しを行うなんてのはもっての外だし、それは穹のCG・立ち絵差分もすべて使い尽くした上で、初めて出きることでははないんでしょうか? 穹には私服×2、制服、体操服、スク水、水着といった6パータンもの立ち絵と表情・ポーズ差分が存在しますし、当然のことながらこれらを全部使って、それでも足りない場合にのみ他キャラによる水増しが許されるはずなんです。
そもそも、15~25万もする高額商品なのだから、他キャラのイラストを入れる暇があったら1枚でも多くの穹を描き下ろすのが筋ってものじゃないですか? 何度だっていいますが、これは春日野穹ノートPCであって、ヨスガノソラノートPCではないのだから。なに、さも当然のように瑛たちの壁紙が特典サンプルとして入ってるんだよと。
そんなわけだからSphereには、今までのテレカやタペストリー含めた穹グッズイラストや、今回の夏グッズタペストリーのイラストも収録することを望んでみることにします。だって、この更新によって穹PCらしさというものがほとんど消え失せちゃったんだもの。現状、どうみても穹メインのヨスガPCって感じだし、個人グッズとしての独立感が全然ないんですよ。なにからなにまで穹、おまけでハル穹があるかもぐらいの穹一色だと思ったから買ったのに、他キャラも普通に収録されていますなんて冗談じゃない。しかも、それを発売開始後に明かすとはどういうつもりだ!
あるいはSphereは他キャラの壁紙も入れることで、そのファンにも興味を持ってもらえるようにしたかったのかも知れませんが、そんな浅知恵が成功するわけもなく、逆に穹ファンが関心を失わせる結果を作ってしまった。もう、馬鹿をやったとしか言いようのない事態でしょう。私だって、予めこうなることがわかっていたのなら、購入についてもう少し慎重に考えましたよ。後出しジャンケンで、実は単なるヨスガノソラPCですだなんて、人を小馬鹿にするにも大概にして欲しい。
キャンセルしようにも注文確定後のキャンセルは出来ないと明記されていますし、私としては手出しのしようもありません。ですが、このまま黙っていられるほど安い買い物をしたわけでもないので、こうして日記を書いているわけです。正直、これだけの高額商品でこんなことをされて、それでなにもしないってのはあり得ないと思うし。
かつて私は、ヨスガノソラのアニメBDの全巻購入特典がすべて穹であったことに腹を立て、穹を金のなる木のように扱うなと苦言を呈したことがあります。アニメ版ヨスガの内容を思えば、それも納得出来るというものですが、今回のノートPCでも同じようなことを感じてしまった。穹一色でない春日野穹PCに、一体どれだけの価値があるというのか。描き下ろしについては、ハッシーの遅筆を知ればこそ、1枚でもあったほうがマシだと思うことで理解も出来ますが、描き下ろしは1枚なのに他キャラの壁紙は10枚ぐらい入るよなんて、納得出来るわけもない。今更金返せとは言えませんし、他キャラの壁紙を削除しろとも言いませんが、どうしても載せたいというのなら、それらがオマケと化すぐらいの穹イラストを収録してこそでしょう。
まあ、カートンケースに関しては今からでも遅くないから裏面無地に変更しろと思いますけどね。あれが一番、買う気が削げる原因だから。SphereというかCUFFSに、それが理解出来るかはわかりませんが。いや、多分無理だろうな、あそこには絶対。
コミケ開催まで気づけば10日を切っていて、サークル参加で数えるなら丁度10日前になりました。月日が経つのは早いというか、アンソロの原稿を入稿したのが遠い過去のように感じられます。恒例のサークル参加情報と当日の出し物について書くんですけど、今回同人誌は新刊1冊のみ、春日野兄妹アンソロジーだけの頒布となります。コミケのときは大抵2冊ほど新刊を用意する私だけど、今回はどうしても時間が足りなかった。本当はヴァニタスの羊本とか作りたかったんですが、これに関してはまたの機会を狙うしかないですね。
まあ、新刊1冊だけではありますが、2冊、3冊分の力を込めて作ったつもりなので……と、なんか最初から終わりの文章みたいな感じですね。個人的にアンソロという初めての取り扱う同人誌を前に緊張がないわけじゃないんだけど、それ以上に楽しみな気持ちが強い。なにせ、どんな本に仕上がっているかは、私でさえ当日まで分からないのだから。
他にもCOMIC1で頒布したクリアファイルとか、グッズはそれなりの数を持っていく予定です。なんだ余り物かよと言われそうですが、新しくなにか作るだけの時間がなくって。まあ、タペストリーとかは未仕様ですが私物からの蔵出しなので、実は再販したわけではないんだよね。色々合って手放すことにしたので、欲しい人がいたら貰ってやって下さい。既刊共々、再販の予定は一切ありませんので。
色紙に関しては当日までのお楽しみということで。絵柄2枚とも穹のみで、あいにくとハルは描かれてないんですが、どちらも1枚物の限定品で、再販したくても出来るはずがないから、どうしても欲しいという方は早めにスペースへ来て下さい。当日、机の広さによっては色紙を飾ってない場合があるかと思いますが、そこは在庫の方を売り子に確認してください。タペストリーも色紙も、在庫がある限りは出してくれると思うので。ただ、本当に完売してしまったときはご了承下さい。
尚、新刊に関しては十分な数を用意していますので、午後になってからスペースを訪れても多分大丈夫だと思います。正直、自分でも刷り過ぎたんじゃないかと感じているほどなので……まあ、様々な事情から今回の部数にするしかなかったというのもあるんですけどね。カラー口絵4枚とか、本文用紙の紙替えとか、ちょっと拘りすぎましたw それだけのことをする価値はあったと確信はしてますけど。
当日の諸注意は大きく分けて二点。今回はいつもと違い新刊の値段が800円と切りの良い数字ではありません。こちらでも釣銭は沢山用意するつもりですが、釣銭不足に陥る可能性もありますので、皆様小銭の準備を忘れずにお願いします。1000円程度ならまだいいのですが、稀に5000円や1万円で1冊買っていく人が、一回のイベントに1人はいるので。タペや色紙の場合は仕方ないですが、新刊1冊の万札とかはやめてくださると幸いです。
次にスペースの主であるMLWは、毎度のことながら午前中はいません。午後から売り子していると思いますので、なにかしら御用のある方は午後になってから来ていただくか、直接の知り合いであれば事前にメール等で連絡をして下さい。アポではありませんが、会場内で連絡とって呼び出すよりはずっと楽だと思うので。けれど、当日どうしても急用が出来たとかなら、売り子に言って頂ければ可能なかぎりは駆けつけます。絶対ではありませんが。
後はそうですね、当日はアンソロに参加して下さった白猫一族のまうめんさんと、ねこまんまの清木場みよもサークル参加しています。それぞれ新刊を出されるそうなので、興味のある方は確認してみてください。
サークル・白猫一族
URL:http://shironekoichioku.blog133.fc2.com/
サークル・ねこまんま
URL:http://nekomanma.ongaeshi.biz/index.html
とりあえずは、こんなところでしょうか。新刊1冊だからそんなに書くこともないだろうと思っていたのですが、意外と沢山ありましたね。まあ、アンソロジーを出したり、色々グッズを用意していたりもしますけど、基本的にはいつものコミケ、同人誌即売会と同じなので、会場にいらした際はシャリテクロワールのスペースもよろしくお願いします。
まあ、新刊1冊だけではありますが、2冊、3冊分の力を込めて作ったつもりなので……と、なんか最初から終わりの文章みたいな感じですね。個人的にアンソロという初めての取り扱う同人誌を前に緊張がないわけじゃないんだけど、それ以上に楽しみな気持ちが強い。なにせ、どんな本に仕上がっているかは、私でさえ当日まで分からないのだから。
イベント名:コミックマーケット80
日時:2011年8月14日(日)
会場:東京ビッグサイト
スペース番号:ポ-53a
サークル名:シャリテクロワール
新刊
ハルカノソラ - Yosuga no Sora Anthology -
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:800円
サイズ:A5判
年齢制限:18禁
備考:総勢9名の豪華執筆陣によるハル×穹イチャラブアンソロジーです。漫画、イラスト、カラー口絵等を収録! 詳しくは、アンソロ告知サイトもご覧下さい。
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index.html
会場限定グッズ 先着1名様限定
ハル×穹タペストリー
価格:6000円
原画:サークル・白猫一族
サイズ:約900mm×600mm
備考:ハルカノソラの表紙イラストを使用した特製タペストリーです。サイズはどれぐらいなのかと訊かれたので大体のサイズを記載してみました。相変わらず限定1枚のみの頒布ですが、スペースには展示用もありますので、興味のある方は覗きに来て下さい。
会場限定蔵出しグッズ 各限定1~2枚
サクラノソラタペストリー
価格:6000円
原画:サークル・くろのとくろえ
サイズ:約900mm×600mm
備考:COMIC1☆5で発行した同人誌、「サクラノソラ」の表紙イラストをあしらった特製タペストリーです。1名様限定ですが、前回買い逃したという方は本当に最後の機会なので是非ご利用下さい。
オカシノソラタペストリー
価格:6000円
原画:サークル・くろのとくろえ
サイズ:約900mm×600mm
備考:C79の冬コミで発行した同人誌、「オカシノソラ」の表紙イラストをあしらった特製タペストリーです。上と同じく1名様限定ですが、再販の予定は一切無いのでクリームまみれの穹が欲しいという方にオススメです。
春日野穹描き下ろし色紙
価格:未定
枚数:2枚(それぞれ絵柄は違います)
備考:再販不能の完全なる限定グッズ、春日野穹描き下ろし色紙です。詳細な絵柄は当日までの秘密で、価格は1枚5000円程度を予定。本当に2枚しかないコミケ限りの限定品ですが、結構可愛い絵柄なので気になる方はどうぞよろしくお願いします。
他にもCOMIC1で頒布したクリアファイルとか、グッズはそれなりの数を持っていく予定です。なんだ余り物かよと言われそうですが、新しくなにか作るだけの時間がなくって。まあ、タペストリーとかは未仕様ですが私物からの蔵出しなので、実は再販したわけではないんだよね。色々合って手放すことにしたので、欲しい人がいたら貰ってやって下さい。既刊共々、再販の予定は一切ありませんので。
色紙に関しては当日までのお楽しみということで。絵柄2枚とも穹のみで、あいにくとハルは描かれてないんですが、どちらも1枚物の限定品で、再販したくても出来るはずがないから、どうしても欲しいという方は早めにスペースへ来て下さい。当日、机の広さによっては色紙を飾ってない場合があるかと思いますが、そこは在庫の方を売り子に確認してください。タペストリーも色紙も、在庫がある限りは出してくれると思うので。ただ、本当に完売してしまったときはご了承下さい。
尚、新刊に関しては十分な数を用意していますので、午後になってからスペースを訪れても多分大丈夫だと思います。正直、自分でも刷り過ぎたんじゃないかと感じているほどなので……まあ、様々な事情から今回の部数にするしかなかったというのもあるんですけどね。カラー口絵4枚とか、本文用紙の紙替えとか、ちょっと拘りすぎましたw それだけのことをする価値はあったと確信はしてますけど。
当日の諸注意は大きく分けて二点。今回はいつもと違い新刊の値段が800円と切りの良い数字ではありません。こちらでも釣銭は沢山用意するつもりですが、釣銭不足に陥る可能性もありますので、皆様小銭の準備を忘れずにお願いします。1000円程度ならまだいいのですが、稀に5000円や1万円で1冊買っていく人が、一回のイベントに1人はいるので。タペや色紙の場合は仕方ないですが、新刊1冊の万札とかはやめてくださると幸いです。
次にスペースの主であるMLWは、毎度のことながら午前中はいません。午後から売り子していると思いますので、なにかしら御用のある方は午後になってから来ていただくか、直接の知り合いであれば事前にメール等で連絡をして下さい。アポではありませんが、会場内で連絡とって呼び出すよりはずっと楽だと思うので。けれど、当日どうしても急用が出来たとかなら、売り子に言って頂ければ可能なかぎりは駆けつけます。絶対ではありませんが。
後はそうですね、当日はアンソロに参加して下さった白猫一族のまうめんさんと、ねこまんまの清木場みよもサークル参加しています。それぞれ新刊を出されるそうなので、興味のある方は確認してみてください。
サークル・白猫一族
URL:http://shironekoichioku.blog133.fc2.com/
サークル・ねこまんま
URL:http://nekomanma.ongaeshi.biz/index.html
とりあえずは、こんなところでしょうか。新刊1冊だからそんなに書くこともないだろうと思っていたのですが、意外と沢山ありましたね。まあ、アンソロジーを出したり、色々グッズを用意していたりもしますけど、基本的にはいつものコミケ、同人誌即売会と同じなので、会場にいらした際はシャリテクロワールのスペースもよろしくお願いします。
春日野穹ノートPC&夏グッズ発売中
2011年8月2日 ヨスガノソラ春日野穹オリジナルノートPCというのがSphereから、正確にはCUFFS系グッズの制作を担当しているデジクラフト社から発売されます。夏グッズの通販日に隠し玉として公開された、所謂痛PCに属するグッズですけど、私は特に躊躇うことなく購入を決めました。勿論、25万近くするPremium Modelの方を。先日パソコンを買い換えたばかりの私としては、正直どうなんだろうという買い物ではあったけど、個人用のノートPCは持っているわけではないし、スペックもノートにしてはそれなりのものだったから、まあ、損ではないのかなと、そう思いまして。
春日野穹オリジナルノートPC
http://www.digi-tsuhan.jp/shop/2361-27/
もっとも、どれだけハイスペックでも、実際に私がこれを使うのかといえば、多分使わない気がするんだけどねw だって、音声と壁紙を除けば、このPCの魅力って天板の描き下ろしでしょ? でも、ノートPCである以上、使用時は天板が見えないわけだし、だったら見える形で飾っていたほうがまだしもグッズとしての価値があるかなって。なにかあったらと思えば、持ち歩くことなん出来るはずもないしね。
ただ、その天板の描き下ろしにしたところで壁紙の一種として収録されるみたいだから、そう考えるとちょっと微妙かも知れない。いや、壁紙として収録されること自体は嬉しく思うんですけど、仮にこれがネット等で流失すれば、25万円のグッズにおける唯一の描き下ろしがなんの意味もなくなるわけじゃないですか? 同じく特典として収録されるシステムボイスも同じことで、ネット住民には自分の持ち物を他者に配り、それに対するお礼や称賛の声をもらうことが生き甲斐であるという酔狂な人間が多いから、私は絶対に流失すると思うんですよ。であるならば、最初からPCではなくデスクトップアクセサリーにでもしてくれたほうが、まだしもダメージは少ないかなって。
だって、考えても見てくださいよ? 25万近く出して購入して、目的はほとんど壁紙やシステムボイスのため。それが届いた翌日にはネット等に流れているかと思えば、やってられないでしょう。やはり金をかけるからには特別性や絶対性というものが欲しいわけで、そこら辺をSphereがどう考えているのかが、ちょっと気になる。金額がいつもと段違いなだけにね。そういや、意外なことに私の購入番号は1番じゃなかった。限りなく1番に近かったけど、先に夏コミグッズの購入を優先したからかな。最近見た情報だとそんなにPCも売れてないって話だから、なにか複製の難しい描き下ろしグッズを付けるとか、追加が欲しいところです。
夏グッズに関しては、今回CUFFS系ブランドは夏コミに落選したということなので通販のみになっています。私はヨスガノソラ以外の作品に興味がないとは言いませんが、それほど魅力を感じなかったので、今回はセットとテレカのみにしました。描き下ろしテレカが奈緒だったことは少なからず意外なことで、冬のグッズでも描いたことを考えると、次は瑛とかかなと思っていた。ただ、セットに穹のグッズがあることを考えれば、妥協案的な意味で奈緒を描いた、いや、描かせてもらったのかも知れないね。私は正直な話、奈緒というキャラクターが好きじゃないし、明確に嫌いだという人もヨスガファンの中には少なくないと思うんですよ。でも、ハッシーからすれば大切な自分のキャラクターですし、いくら穹が人気キャラクターと言っても、穹ばかりでは飽きが来るしネタも尽きる。なれば、グッズセットで穹を描く代わりに、個人的に描きたかった奈緒をテレカで描くという妥協案がSphere内で成立したのかも知れない。でなければ、奈緒のテレカなんて描けないでしょう。特別人気ってわけでもないのだから。
グッズセットの穹タペストリーはB3サイズであり、前回のB0と比較してかなり小ぶりな感じになっています。それでもハルカナソラの特典よりは大きいし、それなりのサイズではあると思うんだけど、絵柄に関しては完全に自分の予想があたったので満足です。最初のラフが公開された当時は温泉ではないかと言われてたのですが、私としては「ハルとの混浴露天風呂は嬉しいけど、ツインテールのまま風呂には入るまい」と思い、海水浴場のシャワーかなにかだろうと予想しました。夏だし、その方が自然だと思ったから。今では色も付いたものが公開されてますけど、一緒にいるであろうハルに向けたいたずらっぽい表情がたまりませんね! ラフの時点で素晴らしい一枚であったのに、Sphereのグラフィックチームが更に素晴らしい物に仕上げてくれて、普通に2個注文しといてよかったと思います。
惜しむらくは印刷媒体が布であるということですが、3500円のセット内で作れるタペストリーはさてどれぐらいのクオリティなのか。実はタペって意外と安く作れるもので、私もイベントの度に作成してるからよく分かるんだけど、A&Jのクロスポスターとかを期待するのはやっぱり無理かな。というか、仮にA&J製ならそれを記載すると思うんですよ。あそこはもう、名前にブランドイメージがついてますから。
私としては、是非こういうイラストを萌えアクレリーフにしてもらいたいのですが、絵柄が性的なものだとやっぱりダメですかね? その辺りのところ、是非とも広報の御仁に聞いてみたいものだ。
春日野穹オリジナルノートPC
http://www.digi-tsuhan.jp/shop/2361-27/
もっとも、どれだけハイスペックでも、実際に私がこれを使うのかといえば、多分使わない気がするんだけどねw だって、音声と壁紙を除けば、このPCの魅力って天板の描き下ろしでしょ? でも、ノートPCである以上、使用時は天板が見えないわけだし、だったら見える形で飾っていたほうがまだしもグッズとしての価値があるかなって。なにかあったらと思えば、持ち歩くことなん出来るはずもないしね。
ただ、その天板の描き下ろしにしたところで壁紙の一種として収録されるみたいだから、そう考えるとちょっと微妙かも知れない。いや、壁紙として収録されること自体は嬉しく思うんですけど、仮にこれがネット等で流失すれば、25万円のグッズにおける唯一の描き下ろしがなんの意味もなくなるわけじゃないですか? 同じく特典として収録されるシステムボイスも同じことで、ネット住民には自分の持ち物を他者に配り、それに対するお礼や称賛の声をもらうことが生き甲斐であるという酔狂な人間が多いから、私は絶対に流失すると思うんですよ。であるならば、最初からPCではなくデスクトップアクセサリーにでもしてくれたほうが、まだしもダメージは少ないかなって。
だって、考えても見てくださいよ? 25万近く出して購入して、目的はほとんど壁紙やシステムボイスのため。それが届いた翌日にはネット等に流れているかと思えば、やってられないでしょう。やはり金をかけるからには特別性や絶対性というものが欲しいわけで、そこら辺をSphereがどう考えているのかが、ちょっと気になる。金額がいつもと段違いなだけにね。そういや、意外なことに私の購入番号は1番じゃなかった。限りなく1番に近かったけど、先に夏コミグッズの購入を優先したからかな。最近見た情報だとそんなにPCも売れてないって話だから、なにか複製の難しい描き下ろしグッズを付けるとか、追加が欲しいところです。
夏グッズに関しては、今回CUFFS系ブランドは夏コミに落選したということなので通販のみになっています。私はヨスガノソラ以外の作品に興味がないとは言いませんが、それほど魅力を感じなかったので、今回はセットとテレカのみにしました。描き下ろしテレカが奈緒だったことは少なからず意外なことで、冬のグッズでも描いたことを考えると、次は瑛とかかなと思っていた。ただ、セットに穹のグッズがあることを考えれば、妥協案的な意味で奈緒を描いた、いや、描かせてもらったのかも知れないね。私は正直な話、奈緒というキャラクターが好きじゃないし、明確に嫌いだという人もヨスガファンの中には少なくないと思うんですよ。でも、ハッシーからすれば大切な自分のキャラクターですし、いくら穹が人気キャラクターと言っても、穹ばかりでは飽きが来るしネタも尽きる。なれば、グッズセットで穹を描く代わりに、個人的に描きたかった奈緒をテレカで描くという妥協案がSphere内で成立したのかも知れない。でなければ、奈緒のテレカなんて描けないでしょう。特別人気ってわけでもないのだから。
グッズセットの穹タペストリーはB3サイズであり、前回のB0と比較してかなり小ぶりな感じになっています。それでもハルカナソラの特典よりは大きいし、それなりのサイズではあると思うんだけど、絵柄に関しては完全に自分の予想があたったので満足です。最初のラフが公開された当時は温泉ではないかと言われてたのですが、私としては「ハルとの混浴露天風呂は嬉しいけど、ツインテールのまま風呂には入るまい」と思い、海水浴場のシャワーかなにかだろうと予想しました。夏だし、その方が自然だと思ったから。今では色も付いたものが公開されてますけど、一緒にいるであろうハルに向けたいたずらっぽい表情がたまりませんね! ラフの時点で素晴らしい一枚であったのに、Sphereのグラフィックチームが更に素晴らしい物に仕上げてくれて、普通に2個注文しといてよかったと思います。
惜しむらくは印刷媒体が布であるということですが、3500円のセット内で作れるタペストリーはさてどれぐらいのクオリティなのか。実はタペって意外と安く作れるもので、私もイベントの度に作成してるからよく分かるんだけど、A&Jのクロスポスターとかを期待するのはやっぱり無理かな。というか、仮にA&J製ならそれを記載すると思うんですよ。あそこはもう、名前にブランドイメージがついてますから。
私としては、是非こういうイラストを萌えアクレリーフにしてもらいたいのですが、絵柄が性的なものだとやっぱりダメですかね? その辺りのところ、是非とも広報の御仁に聞いてみたいものだ。
流れに任せて、いざ進め
2011年8月1日 ヨスガノソラさて、そんなわけで8月になりました。早いですね。2週間後にはコミケなんて信じられないぐらいです。今年に入ってから色々ありすぎて、1ヵ月まともに日記を更新できた月がないような気がするんですが、先月はなにをしていたのかといえば夏コミ原稿をずっと書いてました。いや、書いていたというのは語弊があるかな。書くと同時に編集していたというか、作っていたというか……兎にも角にも、お陰さまでなんとかヨスガノソラアンソロジーを完成させることが出来ました。
春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index.html
具体的な本の内容などは後日、コミケ情報を公開するときに書きますが、いやはやなんともはや、本当に様々ことがあった。嬉しいこと楽しいこと、嫌なことに悲しいこと、入稿し終わった今では全部ひっくるめていい想い出で済ますことが出来るのかも知れないけど、一つ一つの問題が発生した当時は、何度も挫けそうになりました。今回のアンソロは私を含めて9人の執筆者がいるわけですが、そのほとんどは直接参加依頼をした方ばかりです。まあ、参加募集を見て連絡下さった方もいるに入るんですが、大体は自分でお声がけさせてもらった人たちで、当然のことながら中には断られた人も幾人かいます。忙しい、時間ない、まあ、無難な理由がほとんどでしたし、そういった場合は残念ながら諦めるしかありませんでした。
逆にこれも心残りというか、悔やんでいることなんですか、こちらから参加をお断りしなければならない場合も割とあって、折角参加したいと言って下さった人たちに対応しきれなかった自分が不甲斐ない。まあ、18禁の同人誌ですから未成年の同人家を参加させることは出来ないというのは当たり前なんですが、他にも枠の問題だったり、こちらの技術的な問題から対応できないケースがあって、そこら辺はもう少し上手くやれたんじゃないかなと思ってみたり。
今回、私は初めてアンソロジー本を作っているわけだけど、初めてだからってのはこの際言い訳にならないと思うんですよ。仮にも主催がそんなことを言ってはおしまいだし、ずっとそう考えながら作業してきた。でも、如何せん実力以上のことをやっているだけに、無茶な部分ってのは色々出てくるんですよね。勿論、全力は出したつもりですけど、その全力が届かなかったというかなんというか……まだ発行していないから不完全燃焼だったというつもりはないけど、自分のことだけで言えば現状満足していないのかも知れない。
もっとも、私以外の人たちは本当に良いものを描いてくれたというか、他の執筆者さんたちの原稿が私の励みになったのは疑いようもないですね。例えば、今回表紙の方はサークル・白猫一族のまうめんさんに描いていただいたのですが、最初は本文だけだったところを、無理言ってお願いしたという経緯があります。というのも、以前の日記にも書いたと思うのですが、私はあの人のカラーイラストがとても好きだったから、折角参加してくれるのならこれはもう頼むしかないなと、そう結論づけまして。おかげさまで快く引き受けて頂き、最高の表紙が出来ました。既にアンソロ告知サイトやTINAMIの方では公開しているので、そちらで確認して頂けるとありがたいです。
TINAMI
URL:http://www.tinami.com/view/247878
サークル・ねこまんまの清木場みよさんには、アンソロ作るよーっていう正式な発表以前から色々相談に乗ってもらったりして、今回も最後の最後、土壇場のところで助けていただいたりと、本当にお世話になりました。私と同じ、数少ないヨスガサークルの仲間ですし、今後とも宜しくお願いしますですね。
漫画と目次イラストで参加していただいたハネさんは、元々はpixivで知り合い、現在はTwitter等でも交流のある方です。pixivでは穹がメイドに着替えたらシリーズで有名なですけど、私はこの方の描かれるハル穹が大好きでね。同人未経験というのを知りつつも、今回お誘いした次第です。いや、本当に素敵なハル穹をありがとうございました。
カラー口絵を描いてもらったにゃべさんは、数年前からpixivでヨスガイラストを投稿されている人で、今回は無理言って「ハルも描いて下さい」というお願いに応じて頂きましたw 穹はともかくハルを描くのは初めてという人が参加者の中にも結構いて、それでも描いて下さった辺りは本当に感謝感謝です。
イラスト参加のローゼンクロイツさんは、アンソロのために多くのハル×穹イラスト及び穹イラストを描き下ろしてくださいました。最近だと珍しいかも知れない鉛筆画による作品はとても綺麗で見応えがあり、ふんだんに使用させて頂きました。pixivにサンプルも1枚アップされているので、ご覧になってみてください。
漫画とイラストで参加されている砂塚さゆさんは、Twitterでの告知に興味を示してくれた方で、この人も長くTINAMIやpixivで扇情的な穹のイラストを描かれている方です。単純な枚数では、一番多いんじゃないかな? てっきり、しぃしーネタが来るもんだとばかり思っていたのですが、かなり可愛らしい内容の漫画になっているので、そっち系が好きな人は期待大ですね。
2枚目のカラー口絵を描いて下さったあるかさんは、本当に最初の最初、それこそ情報公開直後にアンソロ参加を検討してくれた方で、多分この人がいなければ私は企画に対する自信が得ることが出来なかったと思う。色々と大変な中での作業となってしまいましたが、なんとか間に合わせることができてよかったです。
小説参加のけいえすさんは、HPの告知を見て参加メールを下さった方で、春日野兄妹アンソロジーとしてはかなり異色の作品になっています。私自身、自分が書いたもの以外のヨスガ小説というものを読む機会が全くなかったので、酷く新鮮でした。少なくとも、私には書くことが不可能な作品に仕上がっているので、いつもうちの本を買ってくれている人には、ギャップが面白いかも知れません。
なにやらお礼状の羅列みたいになってしまいましたが、実のところ今回のアンソロはあとがきページがほとんど取れなかったんですよね。時間がなかったのとページ配分の問題から、いつもは3~4ページあるところがそれ以下になってしまったという感じで、だから執筆者へのお礼も満足に記載できず、この場を借りて少しだけ書かせて頂きました。勿論、もっとちゃんとしたものを別の機会で書くつもりではありますけど。
まあ、アンソロの詳しい話等は前述のとおりコミケ情報と同時に書きますが、かなりいいものに仕上がっているとは思うので、コミケのときは是非手にとって頂けると幸いです。
春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index.html
具体的な本の内容などは後日、コミケ情報を公開するときに書きますが、いやはやなんともはや、本当に様々ことがあった。嬉しいこと楽しいこと、嫌なことに悲しいこと、入稿し終わった今では全部ひっくるめていい想い出で済ますことが出来るのかも知れないけど、一つ一つの問題が発生した当時は、何度も挫けそうになりました。今回のアンソロは私を含めて9人の執筆者がいるわけですが、そのほとんどは直接参加依頼をした方ばかりです。まあ、参加募集を見て連絡下さった方もいるに入るんですが、大体は自分でお声がけさせてもらった人たちで、当然のことながら中には断られた人も幾人かいます。忙しい、時間ない、まあ、無難な理由がほとんどでしたし、そういった場合は残念ながら諦めるしかありませんでした。
逆にこれも心残りというか、悔やんでいることなんですか、こちらから参加をお断りしなければならない場合も割とあって、折角参加したいと言って下さった人たちに対応しきれなかった自分が不甲斐ない。まあ、18禁の同人誌ですから未成年の同人家を参加させることは出来ないというのは当たり前なんですが、他にも枠の問題だったり、こちらの技術的な問題から対応できないケースがあって、そこら辺はもう少し上手くやれたんじゃないかなと思ってみたり。
今回、私は初めてアンソロジー本を作っているわけだけど、初めてだからってのはこの際言い訳にならないと思うんですよ。仮にも主催がそんなことを言ってはおしまいだし、ずっとそう考えながら作業してきた。でも、如何せん実力以上のことをやっているだけに、無茶な部分ってのは色々出てくるんですよね。勿論、全力は出したつもりですけど、その全力が届かなかったというかなんというか……まだ発行していないから不完全燃焼だったというつもりはないけど、自分のことだけで言えば現状満足していないのかも知れない。
もっとも、私以外の人たちは本当に良いものを描いてくれたというか、他の執筆者さんたちの原稿が私の励みになったのは疑いようもないですね。例えば、今回表紙の方はサークル・白猫一族のまうめんさんに描いていただいたのですが、最初は本文だけだったところを、無理言ってお願いしたという経緯があります。というのも、以前の日記にも書いたと思うのですが、私はあの人のカラーイラストがとても好きだったから、折角参加してくれるのならこれはもう頼むしかないなと、そう結論づけまして。おかげさまで快く引き受けて頂き、最高の表紙が出来ました。既にアンソロ告知サイトやTINAMIの方では公開しているので、そちらで確認して頂けるとありがたいです。
TINAMI
URL:http://www.tinami.com/view/247878
サークル・ねこまんまの清木場みよさんには、アンソロ作るよーっていう正式な発表以前から色々相談に乗ってもらったりして、今回も最後の最後、土壇場のところで助けていただいたりと、本当にお世話になりました。私と同じ、数少ないヨスガサークルの仲間ですし、今後とも宜しくお願いしますですね。
漫画と目次イラストで参加していただいたハネさんは、元々はpixivで知り合い、現在はTwitter等でも交流のある方です。pixivでは穹がメイドに着替えたらシリーズで有名なですけど、私はこの方の描かれるハル穹が大好きでね。同人未経験というのを知りつつも、今回お誘いした次第です。いや、本当に素敵なハル穹をありがとうございました。
カラー口絵を描いてもらったにゃべさんは、数年前からpixivでヨスガイラストを投稿されている人で、今回は無理言って「ハルも描いて下さい」というお願いに応じて頂きましたw 穹はともかくハルを描くのは初めてという人が参加者の中にも結構いて、それでも描いて下さった辺りは本当に感謝感謝です。
イラスト参加のローゼンクロイツさんは、アンソロのために多くのハル×穹イラスト及び穹イラストを描き下ろしてくださいました。最近だと珍しいかも知れない鉛筆画による作品はとても綺麗で見応えがあり、ふんだんに使用させて頂きました。pixivにサンプルも1枚アップされているので、ご覧になってみてください。
漫画とイラストで参加されている砂塚さゆさんは、Twitterでの告知に興味を示してくれた方で、この人も長くTINAMIやpixivで扇情的な穹のイラストを描かれている方です。単純な枚数では、一番多いんじゃないかな? てっきり、しぃしーネタが来るもんだとばかり思っていたのですが、かなり可愛らしい内容の漫画になっているので、そっち系が好きな人は期待大ですね。
2枚目のカラー口絵を描いて下さったあるかさんは、本当に最初の最初、それこそ情報公開直後にアンソロ参加を検討してくれた方で、多分この人がいなければ私は企画に対する自信が得ることが出来なかったと思う。色々と大変な中での作業となってしまいましたが、なんとか間に合わせることができてよかったです。
小説参加のけいえすさんは、HPの告知を見て参加メールを下さった方で、春日野兄妹アンソロジーとしてはかなり異色の作品になっています。私自身、自分が書いたもの以外のヨスガ小説というものを読む機会が全くなかったので、酷く新鮮でした。少なくとも、私には書くことが不可能な作品に仕上がっているので、いつもうちの本を買ってくれている人には、ギャップが面白いかも知れません。
なにやらお礼状の羅列みたいになってしまいましたが、実のところ今回のアンソロはあとがきページがほとんど取れなかったんですよね。時間がなかったのとページ配分の問題から、いつもは3~4ページあるところがそれ以下になってしまったという感じで、だから執筆者へのお礼も満足に記載できず、この場を借りて少しだけ書かせて頂きました。勿論、もっとちゃんとしたものを別の機会で書くつもりではありますけど。
まあ、アンソロの詳しい話等は前述のとおりコミケ情報と同時に書きますが、かなりいいものに仕上がっているとは思うので、コミケのときは是非手にとって頂けると幸いです。
マジキュー4コマ ヨスガノソラ (2) (マジキューコミックス)
2011年7月25日 ヨスガノソラ
これの感想日記みたいの書いてたんですけど、書き上がる直前に吹っ飛んだのでやる気を無くしました。なつめえりの表紙はそこそこだと思いましたが、それ以外には特に読むべきところもない不安定な感じがした。こういうのは2巻までは出るものだから、刊行されたこと自体は意外であっても不思議ではないのかも知れませんね。私は基本的にアニメ版が大嫌いなのだけど、それを差し引いても面白くなかった気がする。まあ、1巻にしても別段つまらないわけではないが、特別面白いわけでもないって感じだったから……ねぇ?
個人的に興味深かったのは、ハルがメイド服を着るネタがあったことですかね。某所でよく似たものを読んだことがあるだけに、新鮮味の欠片もなかったのだけど、どっちが良かったなど言うまでもないこと。同じネタが続くのはダメだよ、やっぱり。まあ、1巻のときはヨスガノソラの4コマという物珍しさがあったけど、2巻ともなればそれもなくなり、さてこれが3巻に続くのかどうか。私は特に期待してないし、欲しいとも思わないけど、全体的にクオリティが下がったという印象だったかな。うん、そんなところです。
個人的に興味深かったのは、ハルがメイド服を着るネタがあったことですかね。某所でよく似たものを読んだことがあるだけに、新鮮味の欠片もなかったのだけど、どっちが良かったなど言うまでもないこと。同じネタが続くのはダメだよ、やっぱり。まあ、1巻のときはヨスガノソラの4コマという物珍しさがあったけど、2巻ともなればそれもなくなり、さてこれが3巻に続くのかどうか。私は特に期待してないし、欲しいとも思わないけど、全体的にクオリティが下がったという印象だったかな。うん、そんなところです。
ヨスガノソラ同人誌「春日野兄妹」アンソロジー参加者募集お知らせ
2011年6月5日 ヨスガノソラ皆様、お久しぶりです。5月中は原稿やら仕事やらで手一杯だった私ですが、6月になったので帰ってきました。アクセス解析を見る限り、こんな1ヵ月も更新していなかったような日記に毎日来てくださっていた方が何人もいるようで、まったく申し訳ないです。おかげさまで原稿も無事に完成し、次の作業にとりかかることができそうです。そんなわけで、再開後一回目の日記は告知になります。告知というよりは宣伝で、宣伝というよりは募集になるんですが、以前から温めていた企画をいよいよ始動させることにしました。
春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」(仮)
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index.html
企画構想自体はこの日記とか、同人誌の後書きなんかで書いたこともあるから知っている方も結構いるかと思うんですが、ヨスガアンソロを作ります! 前々からやりたいやりたいとは言っていたものの、なかなか切っ掛けというか、踏ん切りみたいのが付かなくて足踏みしていたんですが、今回一つの機会に恵まれまして、制作することを決心致しました。というのも、先日当落の発表があった夏コミことコミックマーケット80にシャリテクロワールが受かりまして、3日目なんですがスペースを頂けることになりました。去年の夏から3連続でサークル参加となり、それだけでもとても光栄なことなんですが、配置場所を調べてみると、どうにもお誕生日席っぽいことが発覚しまして。
お誕生席ってのは、俗にいう島角と同じ意味を持つ同人用語ですね。即売会に参加しない人には分かりにくいと思うんだけど、各島の両端にある机を二脚ほど並べた独立スペースのことで、壁ほどじゃないですが待機列作りをし易いことから、主に中堅サークルが多く配置される場所になっています。で、そんなお誕生日席に何故か大手どころか中堅でもないうちのサークルが配置されまして……通算5回目とはいえ、細々と活動しているような私が何故? と思ったんですが、折角コミケの3日目にこんな良いスペースを頂いたのだから、これはもう今までやったことのないようなことをしないと勿体無いかなと思い、前述の企画をスタートさせるに至りました。
勿論、これだけが理由じゃないんですが、切っ掛けとしては大きかったかなと。こんな機会、もう二度とないかも知れませんし。
ヨスガノソラアンソロ、いえ、ハル×穹アンソロに関する詳細は上記URLからサイトへと飛んで頂ければと思うのですが、一応ここでも参加者募集の告知をした方がいいですかね? ただ、その前に私が今回のアンソロを企画するに至った経緯みたいのを少し書いておきましょうか。こういう踏み込んだ話は、サイトに載せるには適していませんし。
私がヨスガノソラの同人誌を初めて発行したのは一昨年の夏コミで、原作自体は2008年の12月にでていたわけですから、翌年の夏にはもう発行していたということになります。私はヨスガノソラという作品、そしてハルと穹というキャラクターに特別な想い入れがあって、それは言葉にするにも、文章とするにも難しいことです。ただ、好きという言葉を並べたり、大好きだと繰り返すことは簡単だったけど、本当はそんな程度では収まりが付かないぐらい、表現できないぐらいの強い気持ちが、私の中には常にありました。
十数年エロゲをやってきた中で、どうして2年前にぽっと出たヨスガなのか? 名作や傑作は他にも沢山あるのに何故ハルと穹なのか? 色々な人から言われたことですし、私自身、何回も考えてきたことです。前述のようにヨスガと、ハルや穹を好きだという気持ちは当たり前のように持っていて、だけどそれ以上のなにかを、私はこの作品に見出したんだと思います。少なくとも、「この2人のためになにかをしてあげたい」と私が考えたのは、ハルと穹が初めてでした。愛する言葉でさえ、この際、適当かは分からないのですけど、私は自分の中にある表現できない気持ちをなんとか表したくて、今まで同人誌を書いてきたのかも知れません。
私はこれまでヨスガノソラの同人誌を、所謂ハル×穹本を6冊出してきました。そのうち1冊はコピー誌ですけど、HPで公開しているSSも含めれば、自分で言うのもなんですが結構な数を書いてきたんじゃないかと。そして同人活動の中でpixivやTwitterも始めるようになり、そこで自分以外にもヨスガノソラを好きだという人に沢山出会いました。さすがに友人と言うには憚かられますが、それなりに仲良くさせてもらっているし、2年前に比べると随分とヨスガの知り合いも増えたと思います。
同人誌の、サクラノソラの後書きでは、私個人でやられることはやり尽くしたから、だから次は合同誌とかアンソロを作りたいみたいなことを書いたと思いますけど、本当のところは少し違います。いや、勿論、それもあるといえば、あるんですが、本音を言うとヨスガノソラという作品で大掛かりな企画とかを行えるのも、これが最初で最後だと思うんですよ。私はなにせヨスガメインで活動しているサークルですが、ネタさえあれば続けることも出来るんですけど、周りの人はそうもいかないでしょう? 今、ヨスガないしハルや穹を描いている人も、明日になれば違うジャンルに移っているかも知れないし、こういう世界ですし、いつまでも一つの作品で活動するってわけにもいかないですから。
まあ、なんか寂しい話になってしまうんですけど、ヨスガノソラが発売したのも2008年の12月ですし、今年で3年になってしまいます。3年ともなれば結構な月日、いや、年月が経ったことになりますが、その中でヨスガはFDが出て、VFBが発売し、アニメ化もしました。私がやることをやり尽くしたというなら、ヨスガという作品自体もそれは同じだと思うんですよ。ファンの中では2本目のFDという声もありますが、期待はともかく、実現性があまり高いとは言えないでしょう。
そして、予定通りなら今年はSphereの第2弾であるイモウトノカタチが発売されます。私は勿論イモウトノカタチにも期待しているし、絶対買おうと思っている作品ではあるんですけど、それは同時に、ヨスガノソラやハルと穹といったキャラクターが、どんどん過去のものになっていくことを意味します。多分、私はそれが耐えられないというか、寂しいんでしょうね。
だからこそ、イモウトノカタチが出る前に、私はもう一度、ヨスガノソラという作品でなにかをやりたいんだと思います。アンソロというのは私が同人家であるからこそのアプローチになるんですけど、折角ヨスガノソラで同人家や絵描きさんの知り合いも増えましたし、そういった人たちと一緒に記念になるものを作れたらと、そう考えている次第です。夏のコミックマーケットという、大舞台も用意されていることですし。
現在、告知サイトの方ではアンソロジー企画の参加者を募集しています。
漫画、イラスト、小説など幅広い形式での参加が可能ですが、何人かには自分で直接声を掛けようかなと思っています。Twitterで早くも反応してくださった方もいるんですけど、参加表明というまでには至ってませんし、やっぱり自分で言い出したことだから、ある程度は自分で当たってみないとね。まあ、当たって砕けたら怖いのでイマイチ勇気が出なかったんだけど、時間がそんなにあるわけでもないですし、足踏みばかりもしたいられない。だから、決断のときは来たんだと思います。
まあ、なんか重苦しいことばっかり書いてきましたけど、簡単にまとめてしまうとヨスガノソラで記念になるような本を出しませんか? って話なので、そんなに堅苦しく考えられると少し困ってしまいますw 作るからにはいいものをと思ってますけど、人が集まらなければ計画は当然頓挫しますし、先のことはまだ分からないんですけど、要は決意表明みたいなものですね。ヨスガノソラという作品に、イモウトノカタチが一区切りをつければ、私の中の心境も変化するかも知れないし、その前にパーッと一華咲かせとようじゃありませんかと!
これからpixivとか色々なところで告知や宣伝を始めるので、皆様には少しご迷惑をおかけするかも知れませんが、どうか温かく見守ってくだされば幸いです。そして、重ね重ねになりますが、ヨスガノソラ、そしてハルと穹を愛する同人家、絵描き様のアンソロ参加をお待ちしております。
それでは改めまして、ヨスガノソラ同人誌「春日野兄妹」アンソロジーを、よろしくお願い致します!
春日野兄妹アンソロジー「ハルカノソラ」(仮)
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index.html
企画構想自体はこの日記とか、同人誌の後書きなんかで書いたこともあるから知っている方も結構いるかと思うんですが、ヨスガアンソロを作ります! 前々からやりたいやりたいとは言っていたものの、なかなか切っ掛けというか、踏ん切りみたいのが付かなくて足踏みしていたんですが、今回一つの機会に恵まれまして、制作することを決心致しました。というのも、先日当落の発表があった夏コミことコミックマーケット80にシャリテクロワールが受かりまして、3日目なんですがスペースを頂けることになりました。去年の夏から3連続でサークル参加となり、それだけでもとても光栄なことなんですが、配置場所を調べてみると、どうにもお誕生日席っぽいことが発覚しまして。
お誕生席ってのは、俗にいう島角と同じ意味を持つ同人用語ですね。即売会に参加しない人には分かりにくいと思うんだけど、各島の両端にある机を二脚ほど並べた独立スペースのことで、壁ほどじゃないですが待機列作りをし易いことから、主に中堅サークルが多く配置される場所になっています。で、そんなお誕生日席に何故か大手どころか中堅でもないうちのサークルが配置されまして……通算5回目とはいえ、細々と活動しているような私が何故? と思ったんですが、折角コミケの3日目にこんな良いスペースを頂いたのだから、これはもう今までやったことのないようなことをしないと勿体無いかなと思い、前述の企画をスタートさせるに至りました。
勿論、これだけが理由じゃないんですが、切っ掛けとしては大きかったかなと。こんな機会、もう二度とないかも知れませんし。
ヨスガノソラアンソロ、いえ、ハル×穹アンソロに関する詳細は上記URLからサイトへと飛んで頂ければと思うのですが、一応ここでも参加者募集の告知をした方がいいですかね? ただ、その前に私が今回のアンソロを企画するに至った経緯みたいのを少し書いておきましょうか。こういう踏み込んだ話は、サイトに載せるには適していませんし。
私がヨスガノソラの同人誌を初めて発行したのは一昨年の夏コミで、原作自体は2008年の12月にでていたわけですから、翌年の夏にはもう発行していたということになります。私はヨスガノソラという作品、そしてハルと穹というキャラクターに特別な想い入れがあって、それは言葉にするにも、文章とするにも難しいことです。ただ、好きという言葉を並べたり、大好きだと繰り返すことは簡単だったけど、本当はそんな程度では収まりが付かないぐらい、表現できないぐらいの強い気持ちが、私の中には常にありました。
十数年エロゲをやってきた中で、どうして2年前にぽっと出たヨスガなのか? 名作や傑作は他にも沢山あるのに何故ハルと穹なのか? 色々な人から言われたことですし、私自身、何回も考えてきたことです。前述のようにヨスガと、ハルや穹を好きだという気持ちは当たり前のように持っていて、だけどそれ以上のなにかを、私はこの作品に見出したんだと思います。少なくとも、「この2人のためになにかをしてあげたい」と私が考えたのは、ハルと穹が初めてでした。愛する言葉でさえ、この際、適当かは分からないのですけど、私は自分の中にある表現できない気持ちをなんとか表したくて、今まで同人誌を書いてきたのかも知れません。
私はこれまでヨスガノソラの同人誌を、所謂ハル×穹本を6冊出してきました。そのうち1冊はコピー誌ですけど、HPで公開しているSSも含めれば、自分で言うのもなんですが結構な数を書いてきたんじゃないかと。そして同人活動の中でpixivやTwitterも始めるようになり、そこで自分以外にもヨスガノソラを好きだという人に沢山出会いました。さすがに友人と言うには憚かられますが、それなりに仲良くさせてもらっているし、2年前に比べると随分とヨスガの知り合いも増えたと思います。
同人誌の、サクラノソラの後書きでは、私個人でやられることはやり尽くしたから、だから次は合同誌とかアンソロを作りたいみたいなことを書いたと思いますけど、本当のところは少し違います。いや、勿論、それもあるといえば、あるんですが、本音を言うとヨスガノソラという作品で大掛かりな企画とかを行えるのも、これが最初で最後だと思うんですよ。私はなにせヨスガメインで活動しているサークルですが、ネタさえあれば続けることも出来るんですけど、周りの人はそうもいかないでしょう? 今、ヨスガないしハルや穹を描いている人も、明日になれば違うジャンルに移っているかも知れないし、こういう世界ですし、いつまでも一つの作品で活動するってわけにもいかないですから。
まあ、なんか寂しい話になってしまうんですけど、ヨスガノソラが発売したのも2008年の12月ですし、今年で3年になってしまいます。3年ともなれば結構な月日、いや、年月が経ったことになりますが、その中でヨスガはFDが出て、VFBが発売し、アニメ化もしました。私がやることをやり尽くしたというなら、ヨスガという作品自体もそれは同じだと思うんですよ。ファンの中では2本目のFDという声もありますが、期待はともかく、実現性があまり高いとは言えないでしょう。
そして、予定通りなら今年はSphereの第2弾であるイモウトノカタチが発売されます。私は勿論イモウトノカタチにも期待しているし、絶対買おうと思っている作品ではあるんですけど、それは同時に、ヨスガノソラやハルと穹といったキャラクターが、どんどん過去のものになっていくことを意味します。多分、私はそれが耐えられないというか、寂しいんでしょうね。
だからこそ、イモウトノカタチが出る前に、私はもう一度、ヨスガノソラという作品でなにかをやりたいんだと思います。アンソロというのは私が同人家であるからこそのアプローチになるんですけど、折角ヨスガノソラで同人家や絵描きさんの知り合いも増えましたし、そういった人たちと一緒に記念になるものを作れたらと、そう考えている次第です。夏のコミックマーケットという、大舞台も用意されていることですし。
現在、告知サイトの方ではアンソロジー企画の参加者を募集しています。
漫画、イラスト、小説など幅広い形式での参加が可能ですが、何人かには自分で直接声を掛けようかなと思っています。Twitterで早くも反応してくださった方もいるんですけど、参加表明というまでには至ってませんし、やっぱり自分で言い出したことだから、ある程度は自分で当たってみないとね。まあ、当たって砕けたら怖いのでイマイチ勇気が出なかったんだけど、時間がそんなにあるわけでもないですし、足踏みばかりもしたいられない。だから、決断のときは来たんだと思います。
まあ、なんか重苦しいことばっかり書いてきましたけど、簡単にまとめてしまうとヨスガノソラで記念になるような本を出しませんか? って話なので、そんなに堅苦しく考えられると少し困ってしまいますw 作るからにはいいものをと思ってますけど、人が集まらなければ計画は当然頓挫しますし、先のことはまだ分からないんですけど、要は決意表明みたいなものですね。ヨスガノソラという作品に、イモウトノカタチが一区切りをつければ、私の中の心境も変化するかも知れないし、その前にパーッと一華咲かせとようじゃありませんかと!
これからpixivとか色々なところで告知や宣伝を始めるので、皆様には少しご迷惑をおかけするかも知れませんが、どうか温かく見守ってくだされば幸いです。そして、重ね重ねになりますが、ヨスガノソラ、そしてハルと穹を愛する同人家、絵描き様のアンソロ参加をお待ちしております。
それでは改めまして、ヨスガノソラ同人誌「春日野兄妹」アンソロジーを、よろしくお願い致します!
可憐な少女は傷つきやすい
2011年4月22日 ヨスガノソラ
長く日記を休んでいた割には、アクセス数は結構安定いるんですね。それなりに覗いている人がいるということか、もう少しがくっと落ちているかと思ったので意外でした。まあ、こんな日記で楽しんでもらそれに越したことはないですけど、空白期間については少しずつ更新していこうかなと。なにせ、原稿の修羅場が終わった反動で、文章を書く気力がまだ回復していなくて。日記はまだしも、使う筋肉が違うから掛けるんですけど、ある程度ネタ要素が強いものになるとね。
まあ、同人原稿をやっていてと言っても、それ以外なにもしていなかったわけでは当然なく、仕事はともかくとして、アニメを観たり、エロゲをプレイしたりということは、ちゃんとやっていました。アニメは震災の影響で前期の最終回がズレこんで、新番組の開始が遅くなるなんてこともありましたけど、それは仕方のないことでしょう。むしろ、放送されることに感謝しないといけません。
私は今期のアニメをひと通り見て、その中で一番評価が高いのはノイタミナ枠のCですね。私がノイタミナを評価するってのは珍しいどころか、これまで一度もないことなんだけど、さすがはタツノコプロといったところでしょうか? 動きや話し作りが見事なものだと思った。つかみ、とでもいうのかな、1話における物語への引き込み方が新番組の中で一番上手いような気がした。主人公が望まない戦い等に引きずり込まれるというのは、実のところ今期のアニメには多くて、デッドマンワンダーランドなんかもそんな感じですね。私は基本的に刑務所ものというのが好きでないから、あのアニメは1話だけ観て切るつもりなんですけど、今期は他にも異世界モノが多い印象。
ミステリ系ではシュタゲ一辺倒なんでしょうけど、あれの存在感が強いせいで、同じような要素のある俺つばが影に隠れているよね。結構、俺つばの作り気に入ってるんだけど、如何せん分かりにくいというかなんというか、あの話を13話足らずでまとめることは可能なんだろうか。
萌え系では星架かなんだろうけど、私はどうもあの作品が原作共々好きではないので……アニメのキャラデザもちょっとねぇ。そふてにもなんか、原作と絵が違いすぎるし、そっち方面は不作かな。前期がすごかったといえばそれまでなんだろうけど、そういや、あの花は分類的にどうなるんだろう。見た目、ノイタミナには珍しいタッチで描かれているけど、感動物という部類でいいのかな。
エロゲはそろそろ月末のが発売されますけど、月の初め頃にねこねこソフトの新作であるWhite~blanche comme la lune~を買いました。見たまんまのロリゲーだったけど、まあ、実にねこねこらしい話づくりだったね。キャラの設定は今時それで通用するのかと思ったけど、審査を通ったということは大丈夫なのでしょう。まあ、こんなご時世ではありますけど、見た目10歳児はまだ大丈夫な表現方法だと知って少し安心しました。
妹ルートで少し荒れてしまったようだけど、特に私は気にならなかったな。ねこねこ系は元々そういう感じだし、別に実の妹であろうと義理の妹であろうと、必ずしも主人公とくっつかねばならない理由はないわけで。それにまあ、えーっと、なんだっけ、そうレンだ。レン君はサブキャラかも知れないけど、別に正確がうざい訳でも、影で悪人だったりするわけでもなく、生真面目な少年じゃないですか。歳相応とは言いがたい面もあるけど、これといって不快感を刺激させられるようなキャラではない。それが特定のヒロインと恋愛をして、結ばれることになにか問題でもあるというのか。
発売当初、一連の事件に関する抗議運動が起こりかけました。何故、たかが実妹を主人公が攻略できないことぐらいで抗議にまで発展するのかというと、おまけであるスタッフコメントのページで、ヨスガノソラが揶揄されたことにあります。ねこねこ的には実妹作品として近年何かと話題になったヨスガを引き合いにだし、ネタとして触れた程度だったんでしょうが、これに対してヨスガを馬鹿にされたと思い込んだ一部ファンが怒り始めたんですね。他者であるねこねこにヨスガというかハルや穹を馬鹿にされるとは何事かと、まあ、気持ちは分からんでもない。
それで、私のもとにこれは由々しき事態であり、絶対に抗議すべきだみたいな要請が来て、なんか私を担ごうとしていた人がいるんだけど、私は一切無視させていただきました。だって、理由がないもの。
この程度のことで怒り狂うというのも理解できなければ、そもそも私は実妹が好きなわけではないと何度言えば分かってもらえるんですかね? 私が好きなのはあくまで双子の兄妹であって、妹なんてものは実だろうが義理だろうが、どうでもいいのです。
まあ、それに私はねこねこが嫌いじゃないですからね。特別大好きってほどじゃないんですけど、一回解散したときは衝撃を受けましたし、コミケ等に行くとなんだかんだでグッズを買ってしまう。長い付き合いというのもあるけど、捨てきれないものがあるんでしょうね。なんだかんだ言って、あの世代のブランドはもうほとんど残っていないから。
そういや作品の感想を書いてなかったけど、良いエロゲでしたよ。ロリ好きにはたまらないんじゃないかな。私は、夏野こおりの声が可愛かっただけで元は取ったと思うんだけど。
まあ、同人原稿をやっていてと言っても、それ以外なにもしていなかったわけでは当然なく、仕事はともかくとして、アニメを観たり、エロゲをプレイしたりということは、ちゃんとやっていました。アニメは震災の影響で前期の最終回がズレこんで、新番組の開始が遅くなるなんてこともありましたけど、それは仕方のないことでしょう。むしろ、放送されることに感謝しないといけません。
私は今期のアニメをひと通り見て、その中で一番評価が高いのはノイタミナ枠のCですね。私がノイタミナを評価するってのは珍しいどころか、これまで一度もないことなんだけど、さすがはタツノコプロといったところでしょうか? 動きや話し作りが見事なものだと思った。つかみ、とでもいうのかな、1話における物語への引き込み方が新番組の中で一番上手いような気がした。主人公が望まない戦い等に引きずり込まれるというのは、実のところ今期のアニメには多くて、デッドマンワンダーランドなんかもそんな感じですね。私は基本的に刑務所ものというのが好きでないから、あのアニメは1話だけ観て切るつもりなんですけど、今期は他にも異世界モノが多い印象。
ミステリ系ではシュタゲ一辺倒なんでしょうけど、あれの存在感が強いせいで、同じような要素のある俺つばが影に隠れているよね。結構、俺つばの作り気に入ってるんだけど、如何せん分かりにくいというかなんというか、あの話を13話足らずでまとめることは可能なんだろうか。
萌え系では星架かなんだろうけど、私はどうもあの作品が原作共々好きではないので……アニメのキャラデザもちょっとねぇ。そふてにもなんか、原作と絵が違いすぎるし、そっち方面は不作かな。前期がすごかったといえばそれまでなんだろうけど、そういや、あの花は分類的にどうなるんだろう。見た目、ノイタミナには珍しいタッチで描かれているけど、感動物という部類でいいのかな。
エロゲはそろそろ月末のが発売されますけど、月の初め頃にねこねこソフトの新作であるWhite~blanche comme la lune~を買いました。見たまんまのロリゲーだったけど、まあ、実にねこねこらしい話づくりだったね。キャラの設定は今時それで通用するのかと思ったけど、審査を通ったということは大丈夫なのでしょう。まあ、こんなご時世ではありますけど、見た目10歳児はまだ大丈夫な表現方法だと知って少し安心しました。
妹ルートで少し荒れてしまったようだけど、特に私は気にならなかったな。ねこねこ系は元々そういう感じだし、別に実の妹であろうと義理の妹であろうと、必ずしも主人公とくっつかねばならない理由はないわけで。それにまあ、えーっと、なんだっけ、そうレンだ。レン君はサブキャラかも知れないけど、別に正確がうざい訳でも、影で悪人だったりするわけでもなく、生真面目な少年じゃないですか。歳相応とは言いがたい面もあるけど、これといって不快感を刺激させられるようなキャラではない。それが特定のヒロインと恋愛をして、結ばれることになにか問題でもあるというのか。
発売当初、一連の事件に関する抗議運動が起こりかけました。何故、たかが実妹を主人公が攻略できないことぐらいで抗議にまで発展するのかというと、おまけであるスタッフコメントのページで、ヨスガノソラが揶揄されたことにあります。ねこねこ的には実妹作品として近年何かと話題になったヨスガを引き合いにだし、ネタとして触れた程度だったんでしょうが、これに対してヨスガを馬鹿にされたと思い込んだ一部ファンが怒り始めたんですね。他者であるねこねこにヨスガというかハルや穹を馬鹿にされるとは何事かと、まあ、気持ちは分からんでもない。
それで、私のもとにこれは由々しき事態であり、絶対に抗議すべきだみたいな要請が来て、なんか私を担ごうとしていた人がいるんだけど、私は一切無視させていただきました。だって、理由がないもの。
この程度のことで怒り狂うというのも理解できなければ、そもそも私は実妹が好きなわけではないと何度言えば分かってもらえるんですかね? 私が好きなのはあくまで双子の兄妹であって、妹なんてものは実だろうが義理だろうが、どうでもいいのです。
まあ、それに私はねこねこが嫌いじゃないですからね。特別大好きってほどじゃないんですけど、一回解散したときは衝撃を受けましたし、コミケ等に行くとなんだかんだでグッズを買ってしまう。長い付き合いというのもあるけど、捨てきれないものがあるんでしょうね。なんだかんだ言って、あの世代のブランドはもうほとんど残っていないから。
そういや作品の感想を書いてなかったけど、良いエロゲでしたよ。ロリ好きにはたまらないんじゃないかな。私は、夏野こおりの声が可愛かっただけで元は取ったと思うんだけど。
COMIC1☆5参加情報 ヨスガノソラ同人誌第6弾「サクラノソラ」
2011年4月21日 ヨスガノソラ
通常更新はお久しぶりということで、やっとコミ1の原稿が終わりましたー。日記ではタイミングを逃し、参加すること事態触れていなかった気もしますが、実は当選していまして。通算4度目のサークル参加と洒落込みます。これまではずっとロクゼロで出ていた気がするから、ヨスガノソラで参加するのは初めてになるのかな。最初からうちを知ってる人は、なんでロクゼロサークルがヨスガサークルになってるんだよとツッコミを入れるかもしれないけど、最近じゃすっかりヨスガメインだね。今回の新刊で、これまで発行したロクゼロ本と冊数並ぶもの。
当日の諸注意としてはなんといっても小銭を持って来て欲しいということですが、今回は新刊もグッズも計算しやすく設定してあるので、タペストリー狙いでない方は1000円札1枚ないし、500円玉をご用意していただければと思います。また、コミケと比べて冊数及び枚数は少な目にしているので、特に限定を掛けるつもりはありませんが、大量購入等はお断りする場合がありますので、予めご了承下さい。
それから、これも毎度おなじみの話ですが、サークル主であるMLWは当日の午前中はスペースにおりません。御用の方は午後にでも訪れていただくか、火急の用件ならば売り子さんに言って呼び出してもらってください。その際、私との間柄を言って頂けると、スムーズに事が運ぶと思います。午後からは私もスペースで売り子をしていると思いますので、確実に会いたいという方は、そのときを見計らったりしてください。
また、以前の日記やイベント等で委託の告知していた、サークル・くろのとくろえのヨスガノソラ新刊「sola-kan」ですが、諸事情により制作が間に合わず、今回のイベントでの委託は中止となりました。現在、書店委託に向けて頑張っているようなので、楽しみにされていた方には申し訳ありませんが、そちらの方をお待ち下さい。(4月22日追記:無期限で製作延期となったそうです)また、この件についてのお問い合わせは、当然のことながら私ではなく、くろのとくろえさんの方にお願いします。
他に特筆すべき点があるとすれば、初めて小物グッズを作成したことでしょうかね? 布モノとか大型グッズはこれまでも何度か作ってきたんですが、今回は委託本が中止になったということもあって、なにか代わりを用意しなければと思いまして。まあ、それ以外にも色々理由はあったんですけど、クリア系のグッズって一度作ってみたいと考えていたから、いい機会かなって。クリアファイルなんて無料配布の基本みたいなものだから、同人とは言えグッズで売れるのかどうかという疑問はあるんですが、まあ、物は試しと言いますし、現在クリアファイル専門のグッズ屋さんに製作してもらっています。
ただ、このクリアファイルを作ってくれるところを探すのが本当に大変で、同人グッズとして作っているグッズ屋さんは沢山あったのだけど、基本的に少数ロットへ対応していないんですよね。最低100枚から始まって、それ以下を作ることは不可能じゃないけど値段は100枚から据え置きってのが大半だった。私はなにせ小規模サークルですから、100枚どころかその半分だって多いと思っているぐらいなので、まずは少数ロットでの製作を請け負ってくれるところから探さねばなりませんでした。次に重要なのが値段で、例えばクリア系のグッズ製作で有名なクリア工房なんかは、A5サイズのミニクリアファイルが100枚で12万円以上と、かなり高額ですよね。同人ファクトリーもやはり10万円ぐらいかかりますし、いくらうちが赤字サークルでも割りに合わない。まさか、頒布価格を上げるわけにもいきませんしね。
そこで、敢えて同人グッズ専門という要素を排除して、そういうの関係なしに探したのが今回製作をお願いしているところになります。特に同人とは無縁そうなところなんですが、クリアファイル専門というのに興味を惹かれ、なにより製作料が馬鹿に安かったのが決め手となった。対応も物凄い丁寧でしたし、後は値段に対してどれほどのクオリティで仕上がるかということぐらいかな。
サイズをA5にしたのは最近の流行りというのもありますが、経験上A4以上の大きさを持つクリア系のグッズって、あんまり嬉しくないんですよね。一時期、クリア系のスティックポスターが流行りましたけど、横幅はともかく縦長すぎて、持ち運びが不便ったらなかった。同じようにA4クリアファイルも、不便というほどではないにせよ、大きければそれだけ折れやすく、傷みやすいということもあってか、便利とは言い辛いのではないかなと。A5なら丁度自分の本がすっぽり入る大きさだし、カバンの中で折れ曲がるなんてこともないだろうから、今回はこのサイズで制作してみた次第です。まだ手元には来てませんが、良いものが出来ることを期待しましょう。
後、当日はお隣にサークル・ねこまんまさんが配置されています。2月のCUFFSオンリーで一緒になった方なのですが、冬に出したハル×穹本の続篇を出されるということで、個人的におすすめのサークルさんです。続編と言っても、新刊から読むことが出来る作りとなっているそうなので、既刊を持っていない方も安心して買えますね。既にとらのあなで委託予約が始まっているみたいですが、詳しいことはねこまんまさんのHP等でご確認下さい。ちなみに、pixivにサンプルがあります。
URL:http://t.co/tiQk5mQ(とらのあなへのリンク有)
まあ、私は会場で買う人ですけど、他にもヨスガサークルやヨスガ本を出すところは複数あるみたいですね。原稿の修羅場でサンクリに行けなかった分、コミ1で回収したいところなんだけど、そこまでの時間があるかが心配だ。
それではまあ、イベント当日はよろしくお願いします。HPの方にもページは作ると思いますけど、日記での更新は前日に軽く触れる程度になるでしょうから。
イベント名:COMIC1☆5
日時:2011年5月1日(日)
会場:東京ビッグサイト
スペース番号:に-53a
サークル名:シャリテクロワール
当日のお品書き:http://t.co/TxVaXB2
新刊その1
サクラノソラ
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:500円
総ページ数:60P
サイズ:A5判
備考:ヨスガノソラ同人誌第6弾。ハル×穹中心の小説2本、「ハルと穹の料理勝負」及び「サクラノソラ」を収録。現在、pixivにてサンプル公開中。
URL:http://t.co/x57swhs
新作グッズ
両面クリアファイル
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:500円
絵柄:ハル×穹(表)、穹(裏)
サイズ:A5判
備考:ラノベ風表紙バージョン仕様
会場限定グッズ 先着1名様限定
「春日野穹」タペストリー
価格:6000円
原画:サークル・くろのとくろえ
備考:冬コミに続いてまたまた登場の新刊表紙タペストリーです。印刷所の都合で今回も頒布数は限定1枚のみですが、展示用もあるのでスペースに来れば観ることは出来ます。
当日の諸注意としてはなんといっても小銭を持って来て欲しいということですが、今回は新刊もグッズも計算しやすく設定してあるので、タペストリー狙いでない方は1000円札1枚ないし、500円玉をご用意していただければと思います。また、コミケと比べて冊数及び枚数は少な目にしているので、特に限定を掛けるつもりはありませんが、大量購入等はお断りする場合がありますので、予めご了承下さい。
それから、これも毎度おなじみの話ですが、サークル主であるMLWは当日の午前中はスペースにおりません。御用の方は午後にでも訪れていただくか、火急の用件ならば売り子さんに言って呼び出してもらってください。その際、私との間柄を言って頂けると、スムーズに事が運ぶと思います。午後からは私もスペースで売り子をしていると思いますので、確実に会いたいという方は、そのときを見計らったりしてください。
また、以前の日記やイベント等で委託の告知していた、サークル・くろのとくろえのヨスガノソラ新刊「sola-kan」ですが、諸事情により制作が間に合わず、今回のイベントでの委託は中止となりました。
他に特筆すべき点があるとすれば、初めて小物グッズを作成したことでしょうかね? 布モノとか大型グッズはこれまでも何度か作ってきたんですが、今回は委託本が中止になったということもあって、なにか代わりを用意しなければと思いまして。まあ、それ以外にも色々理由はあったんですけど、クリア系のグッズって一度作ってみたいと考えていたから、いい機会かなって。クリアファイルなんて無料配布の基本みたいなものだから、同人とは言えグッズで売れるのかどうかという疑問はあるんですが、まあ、物は試しと言いますし、現在クリアファイル専門のグッズ屋さんに製作してもらっています。
ただ、このクリアファイルを作ってくれるところを探すのが本当に大変で、同人グッズとして作っているグッズ屋さんは沢山あったのだけど、基本的に少数ロットへ対応していないんですよね。最低100枚から始まって、それ以下を作ることは不可能じゃないけど値段は100枚から据え置きってのが大半だった。私はなにせ小規模サークルですから、100枚どころかその半分だって多いと思っているぐらいなので、まずは少数ロットでの製作を請け負ってくれるところから探さねばなりませんでした。次に重要なのが値段で、例えばクリア系のグッズ製作で有名なクリア工房なんかは、A5サイズのミニクリアファイルが100枚で12万円以上と、かなり高額ですよね。同人ファクトリーもやはり10万円ぐらいかかりますし、いくらうちが赤字サークルでも割りに合わない。まさか、頒布価格を上げるわけにもいきませんしね。
そこで、敢えて同人グッズ専門という要素を排除して、そういうの関係なしに探したのが今回製作をお願いしているところになります。特に同人とは無縁そうなところなんですが、クリアファイル専門というのに興味を惹かれ、なにより製作料が馬鹿に安かったのが決め手となった。対応も物凄い丁寧でしたし、後は値段に対してどれほどのクオリティで仕上がるかということぐらいかな。
サイズをA5にしたのは最近の流行りというのもありますが、経験上A4以上の大きさを持つクリア系のグッズって、あんまり嬉しくないんですよね。一時期、クリア系のスティックポスターが流行りましたけど、横幅はともかく縦長すぎて、持ち運びが不便ったらなかった。同じようにA4クリアファイルも、不便というほどではないにせよ、大きければそれだけ折れやすく、傷みやすいということもあってか、便利とは言い辛いのではないかなと。A5なら丁度自分の本がすっぽり入る大きさだし、カバンの中で折れ曲がるなんてこともないだろうから、今回はこのサイズで制作してみた次第です。まだ手元には来てませんが、良いものが出来ることを期待しましょう。
後、当日はお隣にサークル・ねこまんまさんが配置されています。2月のCUFFSオンリーで一緒になった方なのですが、冬に出したハル×穹本の続篇を出されるということで、個人的におすすめのサークルさんです。続編と言っても、新刊から読むことが出来る作りとなっているそうなので、既刊を持っていない方も安心して買えますね。既にとらのあなで委託予約が始まっているみたいですが、詳しいことはねこまんまさんのHP等でご確認下さい。ちなみに、pixivにサンプルがあります。
URL:http://t.co/tiQk5mQ(とらのあなへのリンク有)
まあ、私は会場で買う人ですけど、他にもヨスガサークルやヨスガ本を出すところは複数あるみたいですね。原稿の修羅場でサンクリに行けなかった分、コミ1で回収したいところなんだけど、そこまでの時間があるかが心配だ。
それではまあ、イベント当日はよろしくお願いします。HPの方にもページは作ると思いますけど、日記での更新は前日に軽く触れる程度になるでしょうから。
ヨスガノソラ OFFICIAL CHARACTERBOOK
2011年3月29日 ヨスガノソラ
秋葉原で探したら、アニメイトに置いてあったので買ってみました。ソフトカバーというから、もう少し小さい判型で来るかと思ったんだけど、サイズ的にはそこそこでしたかね。まあ、2300円もするんだから、これぐらいの大きが自然なのかも知れませんが、総ページ数が100P以下という薄さを考えると、少々値段が高い気がしなくもない。ボリュームという意味ではやや不足がちな面が目立ち、完全に既存のイラストや設定資料等を目的とした、所謂資料本の一種と割り切ったほうがいいかも知れません。全体通して読んでも、これといって新しい発見はないし、描き下ろしにしても表紙の一枚だけですからね。
本の構成としては、まずはILLUSTRATION GALLERYとして、これまでにアニメ雑誌、ゲーム雑誌等で掲載されてきた版権イラストが収録されています。まあ、イラスト集なわけですけど、メガミマガジンは当然として、娘TYPEにコンプティーク、電撃G’smagazineにアニメージュまで載せていた辺り、かき集めてきたという感じはするかな。珍しいところではアニメイトのフリーペーパーであるきゃらびぃに掲載されたものだろうけど、イラスト自体はクリアファイルの絵柄として販売されていたから、知っている人も多いんじゃないでしょうか? コンプエースの付録ポスターや、4種類あるキービジュアルまで載せていたのは評価できるけど、気になったのはここに載っているのがすべてではないということです。メガミマガジンや娘TYPEに掲載されていた、比較的新しい版権イラストが一部収録されておらず、ギャラリーページとしては完全ではありません。単なる収録し忘れか、もしくは早くから製作していたので間に合わなったか、それとも権利の関係は分かりませんけど、少なくとも穹のイラストが2つ載っていないことになりますから、なんとも微妙な気分です。後、放送連動特典の壁紙とかもありませんでしたね。まあ、あれは視聴者へのおまけみたいなものだから、載せる必要はないといやないんですけど……イラスト総数17枚ですか。もう少し充実感が欲しかった、というのが本音ですかね。2冊目が出ることはないんだから、収録されなかったイラストはそれまでってことだし。
イラストの次はCHARACTER&STORY DIGESTということで、まあ、キャラの設定資料ですね。主人公の春日野悠から始まって、次に穹が来たのは少なからず意外だった。というのも、キャラ紹介とストーリーの振り返りを同時にやる構成だったから、放送順では最後だった穹の話が最初に紹介される形なんですよ。穹がメインヒロインである以上、不自然ってことはないのかも知れないけど、まさしく最初にして最後って感じがしたのも否定出来ない。キャラ紹介はあくまで表情とか服装を見るためのもので、エロゲで言うところの立ち絵&表情集と大差ありません。特にラフやコンテが載っているわけではないし、なにかここだけのイラストや資料があるわけでもないから、普通といえば普通ですかね。ストーリーダイジェストにしてもそうで、改めてヒロインごとに1話1話解説されても、特に新しい発見があるわけでもないし、大体が放送中に気付いた点ばかりでした。無難であり有り体とした内容と言い切ってしまうことも可能で、隅から隅まで読んだとしても、なにかを得るといったことはないと思います。
気になった点があるとすれば、ハルカナソラへの解説が含みを持たせたものになっていたことぐらいですけど、これは単なるブラフの類ですね。深い意味を持たせようとしているだけで、特別な理由なんて何一つない感じ。個人的に目を引いたのはOP、挿入歌、EDの映像についての画像付き解説があったことだけど、判型の問題から、一コマごとの大きさはそれほどでもなかったのが残念だった。Cパートにページを割き過ぎなんですよ、ほんと。
面白いところではまったく登場する機会がなかった悠のクラスメイトたちなども載っていますけど、単なるモブキャラの過ぎないから無視していいレベルだと思います。私としては、むしろ穹のクラスメイトに付いて知りたかったんですけどね。体育の授業でちょっと映っただけだったし、手持ちの資料には載っていないキャラなので。
EXTRAは春日野医院を始めとした各キャラの自宅や、穂見学園などの美術設定に、パソコンや携帯等、小物の設定資料が載っていました。自宅に関しては室内のラフ画などもあったんですが、肝心の間取りは存在しなかった。まあ、同人等でヨスガの漫画同人誌を描いている人には使えそうな資料ですけど、これにしたって映像から大体分かることばかりなので、新たな発見とかそういうのはなかったかな。最後の載っていた監督インタビューに関してはノーコメントです。正確には色々言いたいこともあるし、書きたいことも山のようにあるんだけど、自分の中でまだまとまりが付いてないんですよ。一言で言うなれば、要するに『人間性の違い』ってことなんだろうけど、私にはその違いが理解出来ないし、納得する気もさらさらありません。まあ、最初から理解したいとさえ思ってないんだけど。
アニメ版ヨスガノソラが好きで、既存のイラストとかキャラの設定資料が見たいという人は買えばいいですけど、本当にそれだけしかない本なので、多くを望む人にはあまりオススメできません。ただ、アニメ関連の書籍は最初で最後でしょうし、今後なにが出るってこともないはずなので、そういった意味で買っておくのは悪くないかも知れないですね。保存用にもう1冊買いたいとは思いませんが。
本の構成としては、まずはILLUSTRATION GALLERYとして、これまでにアニメ雑誌、ゲーム雑誌等で掲載されてきた版権イラストが収録されています。まあ、イラスト集なわけですけど、メガミマガジンは当然として、娘TYPEにコンプティーク、電撃G’smagazineにアニメージュまで載せていた辺り、かき集めてきたという感じはするかな。珍しいところではアニメイトのフリーペーパーであるきゃらびぃに掲載されたものだろうけど、イラスト自体はクリアファイルの絵柄として販売されていたから、知っている人も多いんじゃないでしょうか? コンプエースの付録ポスターや、4種類あるキービジュアルまで載せていたのは評価できるけど、気になったのはここに載っているのがすべてではないということです。メガミマガジンや娘TYPEに掲載されていた、比較的新しい版権イラストが一部収録されておらず、ギャラリーページとしては完全ではありません。単なる収録し忘れか、もしくは早くから製作していたので間に合わなったか、それとも権利の関係は分かりませんけど、少なくとも穹のイラストが2つ載っていないことになりますから、なんとも微妙な気分です。後、放送連動特典の壁紙とかもありませんでしたね。まあ、あれは視聴者へのおまけみたいなものだから、載せる必要はないといやないんですけど……イラスト総数17枚ですか。もう少し充実感が欲しかった、というのが本音ですかね。2冊目が出ることはないんだから、収録されなかったイラストはそれまでってことだし。
イラストの次はCHARACTER&STORY DIGESTということで、まあ、キャラの設定資料ですね。主人公の春日野悠から始まって、次に穹が来たのは少なからず意外だった。というのも、キャラ紹介とストーリーの振り返りを同時にやる構成だったから、放送順では最後だった穹の話が最初に紹介される形なんですよ。穹がメインヒロインである以上、不自然ってことはないのかも知れないけど、まさしく最初にして最後って感じがしたのも否定出来ない。キャラ紹介はあくまで表情とか服装を見るためのもので、エロゲで言うところの立ち絵&表情集と大差ありません。特にラフやコンテが載っているわけではないし、なにかここだけのイラストや資料があるわけでもないから、普通といえば普通ですかね。ストーリーダイジェストにしてもそうで、改めてヒロインごとに1話1話解説されても、特に新しい発見があるわけでもないし、大体が放送中に気付いた点ばかりでした。無難であり有り体とした内容と言い切ってしまうことも可能で、隅から隅まで読んだとしても、なにかを得るといったことはないと思います。
気になった点があるとすれば、ハルカナソラへの解説が含みを持たせたものになっていたことぐらいですけど、これは単なるブラフの類ですね。深い意味を持たせようとしているだけで、特別な理由なんて何一つない感じ。個人的に目を引いたのはOP、挿入歌、EDの映像についての画像付き解説があったことだけど、判型の問題から、一コマごとの大きさはそれほどでもなかったのが残念だった。Cパートにページを割き過ぎなんですよ、ほんと。
面白いところではまったく登場する機会がなかった悠のクラスメイトたちなども載っていますけど、単なるモブキャラの過ぎないから無視していいレベルだと思います。私としては、むしろ穹のクラスメイトに付いて知りたかったんですけどね。体育の授業でちょっと映っただけだったし、手持ちの資料には載っていないキャラなので。
EXTRAは春日野医院を始めとした各キャラの自宅や、穂見学園などの美術設定に、パソコンや携帯等、小物の設定資料が載っていました。自宅に関しては室内のラフ画などもあったんですが、肝心の間取りは存在しなかった。まあ、同人等でヨスガの漫画同人誌を描いている人には使えそうな資料ですけど、これにしたって映像から大体分かることばかりなので、新たな発見とかそういうのはなかったかな。最後の載っていた監督インタビューに関してはノーコメントです。正確には色々言いたいこともあるし、書きたいことも山のようにあるんだけど、自分の中でまだまとまりが付いてないんですよ。一言で言うなれば、要するに『人間性の違い』ってことなんだろうけど、私にはその違いが理解出来ないし、納得する気もさらさらありません。まあ、最初から理解したいとさえ思ってないんだけど。
アニメ版ヨスガノソラが好きで、既存のイラストとかキャラの設定資料が見たいという人は買えばいいですけど、本当にそれだけしかない本なので、多くを望む人にはあまりオススメできません。ただ、アニメ関連の書籍は最初で最後でしょうし、今後なにが出るってこともないはずなので、そういった意味で買っておくのは悪くないかも知れないですね。保存用にもう1冊買いたいとは思いませんが。
マジキュー4コマ ヨスガノソラ(1) (マジキューコミックス)
2011年3月23日 ヨスガノソラ
メロンブックス横浜店を覗いたら早売りをしていたので買ってみました。特に新刊コーナーに平積みされてなかったから、マジキュー4コマの棚を探したら1冊だけ置いてあった。ゲマ屋が平積みで結構捌けも良かったことを考えると、あるいはさっさと売れてしまったという可能性もなくはないんだけど、元よりメロンはヨスガと相性の悪い店ですからね。とある理由で原作もあまり売れませんでしたから、入荷数がそれほど多くなかったのではないかと思う。店舗特典はこれといって付かないみたいだし、あるところで買ったほうが早いと思います。
マジキューコミックスとしては非常にありがちな、アンソロ形式の4コマ漫画集ですけど、事前情報がまるでなかったので参加している漫画家が誰なのかとか、そういうのは実際に読んでみるまでほとんど分かりませんでした。唯一の例外として、こすもすきゅーぶでお馴染みの同人作家すめらぎこうが、自分のHPやブログで参加した旨を書いていたけど、あの人の場合はヨスガに限らずマジキュー4コマを仕事の場にしているから、数ある仕事の一つと考えたほうがよさそう。4コマのネタもアニメのイメージを中心とした無難なものばかりだし、まあ、取り立ててどうということはないですね。
私は漫画家にそれほど詳しいわけではないし、ましてや商業系のアンソロなんて滅多に買わないから、目次で参加者の一覧を見てもさっぱりだったんだけど、すめらぎこうを除いて一人だけ知っている人がしました。「双子と愉快な仲間たち」というタイトルで描いている、まうめんさんです。この方は白猫一族という同人サークルを主催されており、冬コミではヨスガノソラで同人誌も発行していました。一応、私の知り合いなんですけど、この手のアンソロは同人系から書き手を引っ張ってくることも珍しくないので、驚きはしたけどそれほど意外な話ではなかったのかもしれない。すめらぎこうがそうであるように、まうめんさんの場合はヨスガで同人活動をしていたのだから尚更でしょう。
丁度本人と話す機会があったんで経緯的なものを簡単に訊いてみたんだけど、話自体は冬コミの直前ぐらいに来たらしく、実は同人誌を発行する前だったとか。まあ、考えて見れば当初の発売日は2月25日だったんだし、年明けに依頼してたんじゃ少し遅い気もするよね。まうめんさんは同人誌発行前、それこそアニメ化前からpixivで穹のイラストとかを描いていましたから、担当辺りがチェックしてたというところかな。
アンソロ形式の4コマ集ですし、作品を一つずつ解説していくのは難しいんだけど、全体の傾向としてはアニメ寄りのネタが多いですかね。表紙のタイトルロゴがアニメ版ですし、このアンソロ自体アニメ版のコミカライズみたいな感じだから、内容がそっちに偏っていてもおかしくはないんだけど、まうめんさんの話ではボツ等もあったようなので、チェックはそれなりにしていたみたいです。だからか、どの作品も大きく原作やアニメ版を逸脱しているということがなく、読める方ではありました。あくまで既存のファン向けに出されたものなので、原作のヨスガノソラやコミカライズ版、アニメ版に関する事前知識は要求されるものの、知っている人ならそこそこ楽しめるレベルには、どの作品も仕上がっているのではないかと。
まあ、可も不可もないというよりは、可もあるが不可もあるといった感じなんですけど、全体的にハル×穹を基本とした作品が多いから、読んでいて不快になるとか、そういう要素はほとんどないと思います。こういったアンソロの残念なところに、原作や元ネタを欠片も知らない人が描いてお茶をにごすなんてのがあるんですけど、この4コマからはそういうのがあまり感じられなかったので。ただ、特別ここが面白いとか、凄く良かった点があるかといえば……どうなんだろう、私は4コマというものをあまり読まない人で、まともに読んでいるのはスケッチブックとWORKINGぐらいなものなんだけど、所謂萌え4コマが好きな人には十分なんじゃないかな。最後に載っていたちび穹ちゃん以外は、それほど奇抜なネタもありませんでしたしね。というか、最後のあれは卑怯だよ。ちび穹の可愛さに勝てるわけないじゃないか。
折角だから、まうめんさん辺りが表紙描いても良かったんじゃないかなと思ってみたり。いや、あの人の描くカラーイラストの穹が私は好きでね。作品の表紙では、穹が瑛と一緒にミコミコしていましたけど、ハルと穹でミコミコするのは自重してしまったらしい。ハルのメイド服姿は観たことあるので、巫女姿が見られなかったのは実に残念です。何気に1巻という表記がありますけど、売れたら続刊が出るってことですかね? まあ、この手のアンソロは大抵2~3巻程度は出るものだけど、次があるのならもう少し原作ないしFDのネタとかも欲しいところかな。
マジキューコミックスとしては非常にありがちな、アンソロ形式の4コマ漫画集ですけど、事前情報がまるでなかったので参加している漫画家が誰なのかとか、そういうのは実際に読んでみるまでほとんど分かりませんでした。唯一の例外として、こすもすきゅーぶでお馴染みの同人作家すめらぎこうが、自分のHPやブログで参加した旨を書いていたけど、あの人の場合はヨスガに限らずマジキュー4コマを仕事の場にしているから、数ある仕事の一つと考えたほうがよさそう。4コマのネタもアニメのイメージを中心とした無難なものばかりだし、まあ、取り立ててどうということはないですね。
私は漫画家にそれほど詳しいわけではないし、ましてや商業系のアンソロなんて滅多に買わないから、目次で参加者の一覧を見てもさっぱりだったんだけど、すめらぎこうを除いて一人だけ知っている人がしました。「双子と愉快な仲間たち」というタイトルで描いている、まうめんさんです。この方は白猫一族という同人サークルを主催されており、冬コミではヨスガノソラで同人誌も発行していました。一応、私の知り合いなんですけど、この手のアンソロは同人系から書き手を引っ張ってくることも珍しくないので、驚きはしたけどそれほど意外な話ではなかったのかもしれない。すめらぎこうがそうであるように、まうめんさんの場合はヨスガで同人活動をしていたのだから尚更でしょう。
丁度本人と話す機会があったんで経緯的なものを簡単に訊いてみたんだけど、話自体は冬コミの直前ぐらいに来たらしく、実は同人誌を発行する前だったとか。まあ、考えて見れば当初の発売日は2月25日だったんだし、年明けに依頼してたんじゃ少し遅い気もするよね。まうめんさんは同人誌発行前、それこそアニメ化前からpixivで穹のイラストとかを描いていましたから、担当辺りがチェックしてたというところかな。
アンソロ形式の4コマ集ですし、作品を一つずつ解説していくのは難しいんだけど、全体の傾向としてはアニメ寄りのネタが多いですかね。表紙のタイトルロゴがアニメ版ですし、このアンソロ自体アニメ版のコミカライズみたいな感じだから、内容がそっちに偏っていてもおかしくはないんだけど、まうめんさんの話ではボツ等もあったようなので、チェックはそれなりにしていたみたいです。だからか、どの作品も大きく原作やアニメ版を逸脱しているということがなく、読める方ではありました。あくまで既存のファン向けに出されたものなので、原作のヨスガノソラやコミカライズ版、アニメ版に関する事前知識は要求されるものの、知っている人ならそこそこ楽しめるレベルには、どの作品も仕上がっているのではないかと。
まあ、可も不可もないというよりは、可もあるが不可もあるといった感じなんですけど、全体的にハル×穹を基本とした作品が多いから、読んでいて不快になるとか、そういう要素はほとんどないと思います。こういったアンソロの残念なところに、原作や元ネタを欠片も知らない人が描いてお茶をにごすなんてのがあるんですけど、この4コマからはそういうのがあまり感じられなかったので。ただ、特別ここが面白いとか、凄く良かった点があるかといえば……どうなんだろう、私は4コマというものをあまり読まない人で、まともに読んでいるのはスケッチブックとWORKINGぐらいなものなんだけど、所謂萌え4コマが好きな人には十分なんじゃないかな。最後に載っていたちび穹ちゃん以外は、それほど奇抜なネタもありませんでしたしね。というか、最後のあれは卑怯だよ。ちび穹の可愛さに勝てるわけないじゃないか。
折角だから、まうめんさん辺りが表紙描いても良かったんじゃないかなと思ってみたり。いや、あの人の描くカラーイラストの穹が私は好きでね。作品の表紙では、穹が瑛と一緒にミコミコしていましたけど、ハルと穹でミコミコするのは自重してしまったらしい。ハルのメイド服姿は観たことあるので、巫女姿が見られなかったのは実に残念です。何気に1巻という表記がありますけど、売れたら続刊が出るってことですかね? まあ、この手のアンソロは大抵2~3巻程度は出るものだけど、次があるのならもう少し原作ないしFDのネタとかも欲しいところかな。