げっちゅ屋におけるヨスガノソラの在庫が消えていたんだけど、これもアニメ化の影響なんですかね。確か先々週ぐらいまでは残っていたはずなんですが、特典のシーツ付きはもうないみたいです。ヨスガノソラはハルカナソラと違って通常版というものが存在しませんから、今から新品を買ったとしても、それは初回限定版です。まあ、店舗特典や予約特典が付いているとは思えませんけど。なんとなくメディオも覗いてみると、こちらも新品は残り1本になっていたから、本当に売れてるのかもしれません。

激動の週末が終わって全然休んだ気がしない今日この頃だけど、しばらくはこんな流れが続くのかなーって思う。明後日にはコンプエースも出ますし、月末のメガミマガジン……は、流石にないかな。角川のコミックスで第一報出してるわけだから、普通に角川が噛んでいると思うし、そう考えると娘TYPEとかで特集組まれるんですかね? まあ、それもテレビアニメだった場合の話でしょうけど。
しかしまあ、アニメ化が発表されてからこっち、各所がワタワタしているというか、アキバBlogはともかくとしても、結構大手サイトやブログでもニュースとして取り上げられてますね。今日もやられやくの管理人は原作を知らないのか、よくあるエロゲのアニメ化と位置づけており、記事自体にも深い意味はないと思いました。否定的でもなければ肯定的でもないと言った感じでしょうか。
一方、ニュー速VIPブログは、なかなかどうした管理人が穹好きだったらしく、かなりの勢いでプッシュしています。そういや、アフィリンクが穹フィギュアばかりだったっけあのブログ。スレのまとめ方も最終的にはアニメ化に対する期待をにじませる感じでまとめており、まあ、好意的かはともかく肯定的には捉えているんでしょうね。アニメ化するだけで嬉しいって人は、いつの時代でもいるものですし、否定は出来ません。そもそも、期待している人間、素直に嬉しい人たちといったものが皆無なわけもなく、数は少なくともそういった人々がいるのは事実でしょう。MADまで紹介するのはどうかと思ったけど、あそこまでやれると逆に清々しいというか、私もあんな風に喜べたら良かったのかな。もっとも、アレが本当に喜んでいる姿なのかどうかは、イマイチ判断が出来ないのだけど。

色々なところでヨスガノソラアニメ化についての反応を見ていると、一番多いのはやっぱり不安の声だった。無理もないと思うし、その反応が当然だろうと私も思うけど、アニメ化決定という言葉だけで人々をここまで不安にさせる作品というのも珍しいというか、楽しみだなぁとか、期待しいています的な声がほんとに少ないのよね。
私がアニメ化に否定的だから、肯定的意見が視野に入っていないという可能性もあるけど、それにしたって不安の声が大きすぎると思う。エロゲのアニメ化は大抵歓迎されないことだとしても、期待よりも不安要素の方が大幅に上回ってしまってる。そしてそれは、たとえ早売りがなされずに26日発売だったとしても変わらなかったんじゃないかと、そう思うんですよ。私は好きな作品が映像化されることへの喜びと、それに対する不安は両立出来るものと考えているし、その比率や度合が後者に偏っていたとしても、別段不思議はないと思います。本当に好きな作品であれば、尚更でしょう。
私は大分冷静になったので、しばらくは情報収集しつつ状況を伺うことにします。焦ったところでなにがどうなるわけでもあるまいし、この2日ほどはアニメ化だコミックスだと色々振り回されたので。好きでやったことじゃないかと言われればそれまでだけど、予定の前倒しは流石に疲れたよ。まあ、いい機会なのでサイトの改装含めて色々進めていこうとは思うけど、それも今月のコンプエースが出てからですね。私としては、アニメ化の影響で折角出たコミックスが欠片も話題になってないことが寂しくて。みんなカバーの帯だけじゃなくて、中身も読んでください。いい出来だと思うんだけどなぁ。

そうそう、コトブキヤからでるフォーリーブスの穹フィギュアだけど、発売が延期されたらしいですね。といっても今週だったのが来週になったぐらいですけど、給料日前だったから色々助かりました。30日は丁度出かける用事があったので、その帰りにでも取ってくることにしましょう。メガハウスと違って未だに買えるサイトもあるみたいですけど、私はフィギュアは特に興味ないから一つで十分です。撮影技術があるわけでもないから、レビューなんかもしないと思います。私がせずとも、フィギュア系のサイトがしてくれるでしょう。連中は原作しらなくても可愛くて出来の良いフィギュアなら取り扱ってくれるから。

ヨスガノソラ コミックス1巻画像レビューページ
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/yosugacomic1.html


ヨスガノソラコミックス発売記念ということで、コミカライズの画像レビューというのにチャレンジして見ました。本当はこのブログでやれれば良いんでしょうけど、これはブログじゃなくて日記ですからね。画像3枚しか貼れないし、どうしても別所でやるしかない。メインサーバーの調子が悪かったので一時期忍者に作ったミラーサーバーに置いてましたが、復旧したようなのでメインの方へ移しました。

忍者のサーバーは折角作ったことだし、なにか活用していきたいですね。いっそ、ヨスガノソラ関係のコンテンツはシャリテクロワールから独立させてもいいんだろうか……そんなことするぐらいなら、シャリテクロワールをヨスガノソラサイトとして作り直した方が早いか。元々、ロクゼロサイトってわけでもないんだし、ここらで大改装するべきなんだろうか。なに、時間はまだある。
WonderGOOで注文していた特典付きコミックスが2冊届いて、これでうちにあるヨスガノソラのコミックは7冊になりました。うち6冊がとらやゲマ屋を含めた特典付きで、1冊が読む用に購入したもの。1つの作品のコミックスを7冊も買うなんて行為、生まれて初めてだと思う。いくら使ったのかは怖いので考えないことにしよう。
昨日は作業の合間にソフマップにも出かけたけど、ろくなエロゲが置いてないなかでなんとか2万円分購入し、瑛と理香子のテレカをゲットしてきました。各テレカ100枚あったかどうか、私が一番初めに引き換えたものの、あれはどう見ても新品エロゲの数よりテレカの方が多い。横浜店の新品エロゲの棚なんてたかが知れてますからね。私は事前チェックで値段調べて上での来店だったけど、特に準備なしで行った人は色々迷ったり悩んだりするんじゃないだろうか。秋葉原以外だと、新品エロゲの品揃えは良くないですからね。月末前に私はなにやってるんだと思わなくもないけど、一日で配布終了した店舗もあるらしいから速め2ゲットしておいて良かったと思います。

それにしてもコミックスの描き下ろしといい最近は瑛の新規絵ばかり見ている気がしますね。ドリパのテレカも瑛でしたし、今月だけで瑛の描き下ろしが3枚ですか。さすがに多いなと感じるようになってきたけど、これがハッシーの趣味なのかSphereの指示なのか、祖父ないし角川の指定なのかはわかりません。まあ、祖父はともかく角川はそんなことしないか。
何故穹ではなく瑛なのか、一部世間じゃSphereが瑛をプッシュしたいだけだとか言われてますけど、私はそれほど深い意味はないと思っています。というのも、例えばドリパで販売されたテレカというのは本来、昨年の冬のグッズ通販で売られるはずだったものですから、延期していたものがドリパ合わせで出たと考えるのが普通でしょう。
次にソフマップですが、祖父は以前にも瑛のテレカでキャンペーンを行ったことが有りますし、ハルカナソラのときも瑛の特典をつけてきました。絵柄を指定したのが祖父とは限りませんけど、祖父が瑛のテレカでキャンペーンを行うといわれると、それほど違和感を感じなかったりします。
最後にコミックスの描き下ろしですけど、水風天曰く一番好きなキャラは瑛だと言っていますし、単純に水風天の好きなキャラを描いて上げただけなんじゃないかと。コミックス刊行をお祝いしてのゲスト寄稿なんだしね。
別に偶然だとは思ってないけど、瑛関係の絵が重なった事自体はたまたまというか、商業戦略的な意味合いは低いんじゃないかなと。仮にSphereが瑛を押したいのだとしても、これじゃあただのゴリ押しですし。もうちょっと上手くやるでしょう。そもそも瑛にしてみても、別段人気の低いキャラじゃないんだから。
現在、鈴平ひろとの契約がどうなってるのかはしらないけど、渚さんや初佳、やひろのグッズがでないことを考えると、簡単に絵を描いてもらえる状況にはないんでしょう。VFBにもこれといった描き下ろしはありませんでしたしね。そうなるとグッズ関係はほとんどハッシーのところへ回ってくるわけだけど、ハッシーが担当したキャラのうち、奈緒はお世辞にも人気のキャラとはいえませんし、その結果、穹と瑛の二人に偏ってしまうんですよね。穹は昨年の冬のグッズ通販でテレカが出ましたし、VFBでも表紙を飾っていますから、新規絵がないわけじゃありません。むしろ、穹の描き下ろしが連続した後、瑛の描き下ろしが連続したと考えた方がいいでしょう。間に奈緒でも挟めればいいんでしょうが、いかんせん奈緒だと需要が少ないから……まあ、私は奈緒でも買うけどw

早売りによるアニメ化の発表から2日、コミックスは21日発売ということにされてしまったようですね。アニメイトみたいに発売日を守るショップはともかく、秋葉原でも21日には出ていたらしい。秋葉原といえば、アキバBlogでもヨスガノソラのコミックスが取り上げられたようで、なんとこの日記に書いたレビューが紹介してあった。ありがたい話ですが、他にコミカライズを取り上げてるサイトもないからねぇ。ゼロではないにしろ、言ってしまえば他にネタがなかったのかも……数日分のカウンターが回っていて、超大手サイトの力をその身を持って実感しています。まあ、これといってなにがあるサイトでもないですが、今後ともご贔屓に。
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そんなわけで早売りしたコミックスのレビューを開始します。各話のレビューに付いては掲載時のものでも見てください。特に振り返ったりはしません。尚、掲載時の絵と比較した画像レビューに関しては、
ヨスガノソラ コミックス1巻画像レビューページ
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/yosugacomic1.html

こちらの方をご覧下さい。

第1話「はじまりのとき」
URL:http://60741.diarynote.jp/200908271601097904/
第2話「すれ違いの2人」
URL:http://60741.diarynote.jp/200909302326154560/
第3話「守るべきもの」
URL:http://60741.diarynote.jp/200910272319105845/
第4話「それぞれのカタチ」
URL:http://60741.diarynote.jp/200911291640488601/
第5話「お祭りでハッピー!?」
URL:http://60741.diarynote.jp/201001021507283295/
第6話「心の声」
URL:http://60741.diarynote.jp/201001280026199135/


以上の6話が1巻には収録されています。

さて、まずコミックス表紙を開いて飛び込んでくるのはカラーページです。ヨスガノソラは1話掲載時に巻中カラーだったこともあり、コミックスに収録されるかは不安だったのですが、版型が大きいこともあってか普通に収録されました。制服を注文するために穹の3サイズをハルが計っているシーンで、そこはかとないエロが漂っています。
そしてヒロイン+ハルが一緒にいる、キービジュアル的カラー表紙。居るのは穹は当然として、瑛と渚さん、それに奈緒の4人だけ。原作で攻略対象であるダメイドこと初佳は登場しませんし、委員長ですら影も形もないという。
詳しくは比較ページにも書いてあるんですが、結構修正が多いです。凄く目立つってわけじゃなく、細かい部分ばかりなんですけど、すべてを比較すると膨大な量になるんじゃないかな? 主に髪のトーンとか、真っ白だった背景など、そういったところの加筆が多いんだけど、面白いところでは穹のアホ毛や瑛の触覚など、そういうのが一つ一つ丁寧に加筆されているのが印象的です。
次に着目すべきは呼称で、これは7話からは本誌の方でもほぼ同じ状態なんですが、連載初期のコミカライズ版は何故か「穹」のことを「ソラ」と表記したり、「悠」のことを「ハルカ」と表記していました。てっきり出版社ごとの規定でこの漢字が使えないのかと思っていたんですが、コミックスでは普通に漢字へ修正されていました。あるいは少年誌上では使えなくて、コミックスでは使えるとかそんな感じなんでしょうか? いや、7話からは本誌も表記を改めているわけだから、となれば原作を順守し始めた、ということでいいのかな。
他にも例えば瑛がハルを呼ぶ際の「ハルくん」という呼び方が、原作と同じ「ハル君」に直されていたり、奈緒がハルを呼ぶ際の「ハルちゃん」「はるちゃんに」なっていたりと、比べてみると台詞レベルでの修正も結構ありました。

コミックスで修正を期待していた箇所は大きく分けて3つほどあるんですが、その内の1つに、穹の両親への呼称がありました。これは掲載時に触れましたし、他所でも触れられることが多かったので覚えている方も少なからずいるとは思いますが、第3話「守るべきもの」の回想シーンで、両親の葬儀後に泣いていた穹が「お父さん…お母さん……」と呟くシーンがあります。ヨスガノソラをやったことがある人は違和感に気づくと思いますが、そう、穹は両親のことは「パパ、ママ」と呼ぶのです。この辺りのミスは誰が勉強不足だったのかは分かりませんが、こういった呼称を間違えるとキャラの雰囲気を崩しかねないから、コミックスでの修正が期待されており、それが叶ってちゃんと「パパ…ママ……」という呼称に直されていました。
次にこれは個人的な部類にはいるんですが、第4話「それぞれカタチ」で、穹が一人で料理を作ります。調理シーンは描かれませんが、瑛に教えてもらったという腕前で、見事ハルのために夕飯を用意します。しかし、本編掲載時には穹がなにを作ったのか、絵を見てもさっぱりだった。
これはコミックスでの修正で、穹の手料理をしっかり見せてもらいたいぜと思い、期待通り修正もされたんですが……うん、修正されたのになにを作ったのかがよく分からないという。掲載時にも思ったことだけど、これ、主食はどれなんだろう。修正されて若干見やすくなったのに、却って謎は深まるばかりだ。

そして最後に、これは一番重要な修正箇所であり、ここを修正しないことにはなんの意味もないと勝手に思っていたところがあるんですが……正直、うん、ハッキリ書いてしまうと失望に近い感想を覚えた。まさか、このシーンが一切修正されないなんて。具体的にどのシーンかを書きますが、ちょっと説明が長くなります。
第5話「お祭りでハッピー!?」のラストで穹は体調を崩し、第6話「心の声」の最初で家に帰ります。お祭りに参加していたということもあって穹は浴衣を着て、髪型はツインテールだったんですが、体調不良で帰宅したわけですから当然着替える必要があります。そしてベッドで寝る以上、着るものといえば原作でもお馴染みの寝間着以外にないでしょう。
にもかかわらず! 本編掲載時に穹は何故か私服でベッドに入っていた。コミックスの表紙でも着ている、いつもの白いアレですね。しかも、御丁寧にも髪型までリボンで結び直している始末。体調不良で寝ようという人間が、なんだって髪型変えて洋服に着替えているんでしょうか? 普通は髪を解いて寝間着に着替え、そしてベッドでスヤスヤ眠るもんでしょう。現に穹の寝間着は原作、といってもハルカナソラですが、こちらに登場するものなので資料としては存在しています。
掲載時は、「まあ、水風天はハルカナソラをもらっていないそうだし、きっと資料不足だったんだろう。とはいえ、誰が見てもおかしい絵面だし、コミックスでは絶対修正されているに違いない」と思っていた私ですが……

一欠片も修正されてねぇっ!?

穹はリボンを結び直して私服で寝ているままだし、そもそも第6話はあまり修正がなされていないように見えます。精々、穹のアホ毛が追加されているぐらいで、一番重要な箇所にはまったくの手付かずでした。これは残念でならないというか、スケジュール厳しかったんですかねぇ? 直すとすれば全修正の描き直しですし、さすがに時間が足りなかったのか。
描き下ろしはページは水風天による見開きと、橋本タカシによる一枚絵がありましたけど、水風天は委員長を含めたヒロイン5人で、場所は瑛の神社でしょうか? 瑛が穹にじゃれついています。一方、橋本タカシの描き下ろしも瑛であり、印象としては先日のドリパで販売されたテレカの絵柄に近いものを感じます。もしかしてテレカ案の流用だったり……いや、さすがにそれはないか。失礼だな、うん。

特典情報は昨日の日記に記載したとおりで、アニメ化の件に関しては、しばらく情報収集に努めようかと思います。まあ、現状唯一のファンサイトを謳っている私ですが、アニメ化するとなればそんな偉そうなことも言っていられないでしょうから、今のうちから自分にできることをしっかりやっていこうと思います。
ヨスガノソラ アニメ化決定!!
ヨスガノソラ アニメ化決定!!
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ヨスガノソラのコミックスが早売りされていたので買ってきました。コミックスのレビューについては、また明日にでもするとして、はい、帯には大方の予想通りのことが書かれていますね。まさか、5日も前に早売りするとは思っていませんでしたが、売っていたんだから仕方ない。ゲマ屋に置いてあり、とらにおいてあり、それと一般書店にも合ったので読むように購入しました。
今のところ5冊手元にあるわけですが、まあ、画像を見れば分かる通りアニメ化が決定しました。分かりきっていたことですし、驚きはあまりありません。ただ、心の何処かにアニメ化を否定する想いを抱えていたので、ショックといえば大ショックです。この作品だけは、ヨスガノソラだけはアニメ化して欲しくなかった。

Sphereのサーバーが重くなっているところ見ると、早くも反響はあったみたいですね。広報のかたひとマンはこの状況でスタッフ日記を書いたらしいですが、まあ、彼の場合はなにを言われても気にしないと予め決めていたんでしょう。かたひとマンやその他Sphereのスタッフがアニメという媒体に対して、ヨスガノソラがアニメ化するという事実に対してどのように思っているのか、考えているのかは分かりませんが、秋ドリパのときから片鱗を見せていたユーザからの否定、不快感を予想はしていたんでしょうか? エロゲアニメにろくなものがない以上、予測はしていたのかも知れませんが、それにしてもヨスガノソラスレは激烈な批判が渦巻いていますね。ドリパの件は勘違いだったようですが、別に真意はどうだっていいんですよ。どちらにせよ、ヨスガのアニメが嫌なことには誰しも変りないし。
私はこのように騒がれるのは当然だと思っているし、否定的意見が多いのは当たり前だと感じています。けど、それは決してアンチではありません。原作サイド、すなわちSphereがどう捉えるのかはしりませんが、批判している人はみんなヨスガノソラが大好きなんです。大好きだから、アニメ化という行為に対して嫌悪感を抱き、心のそこから辞めて欲しいと訴えているのです。Sphereにはそれが理解出来ているのでしょうか? いえ、理解は出来ていると思います。でも、理解したところで今更この流れは変えようがありません。

予想していたこととはいえアニメ化が決定した以上、私も、というよりサイトの方針を決めないといけませんね。私はアニメ否定論者ですし、アニメ化反対派ですが、否定しようと反対しようと決まってしまったものを覆せるとは思っていません。だったら前向きに受け取るしかないわけですが、少しだけ気になることが。
帯を見れば判るんですが、アニメ化決定!!とは書いてあっても、それがテレビアニメなのかどうなのか、そこのところがハッキリしていない。情報を小出しにするにしても、テレビアニメならテレビアニメであると、そう明記するもんじゃないでしょうか? まあ、だからといってエロアニメ化なわけもないでしょうけど、OVAという可能性もありますからね。単なるアニメ化だと、それがテレビなのかOVAなのか、はたまたネットなのかも分からない。コンプエースで毎月情報を公開していくようだけど、それなりに期間をおいた上でのアニメ化、と考えていいんでしょうかね。秋か冬か、それとも来年か。
私はOVAになることを望んでいますが、今の時代に角川がそんなことをするとも考えづらい。13話程度のテレビアニメを狙ってくるのではないかと、そんな気がしています。内容なんて改変すればいいだけの話ですし、どうにでもなるんですよ。

ちなみに画像の方は買ってきたコミックスになります。上が表紙裏表紙、下が各店舗の特典でがゲマ屋、がとらのあなになっています。WonderGOOのはまだ届きませんが、描き下ろしブロマイドなんてのがあるとは思いませんでした。ポストカードとかでいいのに、なんでブロマイド? カラーってわけでもないのに。
コミックスのレビューは明日ですかね。これから雑誌掲載時との検証ページを作ろうと思うので。思っていた以上に修正は少ないのかな。意外なところに手が加えてなかったので、そこら辺にも少し触れます。
春日野穹bot→URL:http://twitter.com/sora_k_bot
穹botの調子がおかしかったんで調べてみたら、どうにもbotを置いているサーバーの不調らしい。私が借りているのは所謂自宅サーバーという奴で、無料で広告がないのと、同人家向けという触れ込み、さらに身内が利用していたのもあって決めたんですが……やはり個人が運営しているものですし、こういうトラブルは良くあります。まあ、その辺りは無料で借りている身としては文句をつけるわけにもいかず、現にこれまではこれといった問題もありませんでした。

私は日記に比べるとサイトを更新しない方なので、たまに鯖落ちしていても気にしてこなかったし、鯖落ちに気づかぬうちに復旧していたということも多々あったのですが……botという一定の間隔で更新をするシステムを導入してから、結構鯖落ちとかエラーとか、そういうものに対して敏感になっている自分がいる。botというのは呟いてこそのもだから、数時間も止まったままだと流石に困るというかなんというか。仕方のないことだけどね。
私は身内と違ってネットワーク関連に疎い。役割分担をしているわけではないのだが、私がソフトウェアやハードウェアに若干明るいのに比べ、身内はネットワーク、しいてはインターネット文化というものに聡い。まあ、身内の境遇と生活がそうさせるのであろうが、この自体に対して同じ鯖を使っていたはずの身内はさしたるダメージを負っていなかった。いや、ほとんど無傷といって良い。botのデータのみを別サーバーに配置することで問題を退け、サーバー異常にも気づかぬほど安定させていた。まったく、用意周到な奴だ。
そこまでの技巧を私は凝らすことができないので、素直にサーバーの復旧を待つしかない。botも稼働開始から一週間が過ぎ、徐々にフォロワーも過ぎてきてこれからという時期になったはずだが、始めたばかりには違いなく、結果や成果を求めるには早急すぎるだろう。焦りは禁物であるし、それぐらいのことは分かっているつもりだ。

なんて書いては見たものの、実際問題として焦りや不安を消しさせるのは難しいよね。私が穹botを作った理由は自己満足の度合いが大きく、それでいてサイトコンテンツの充実を図りたいという考えもあったわけだけど……まあ、漠然とした焦りはあったんだろうね。コミックスでの発表がアニメ化なのかそうじゃないのか、私にはそれを判断することは出来ないし、判断せずともすぐに分かることです。ただ、仮にアニメ化だったとして、それによってヨスガノソラという作品がどのように変貌を遂げるのか? よくあるエロゲ原作のアニメとして僅かな人々の心に刻まれるだけで終わるのか、それとも名作や傑作の類として認知されるのか。前者はともかく、後者だったとして、そのとき自分はどうするのか。
事はファン心理の問題でもあるし、某ヨスガノソラスレでも言われていることではあるけど、これはなにも二次元だけの問題ではありません。例えば新人ないし売れないアイドルがいたとして、それをデビューの頃から応援しているファンがいたとする。そして、そのアイドルがなにかの拍子に大人気となって、小さい小屋から大きなコンサートホールで歌をうたうような存在になったとします。デビュー当時からのファンというのは独占欲とも違う優越感を持っていて、それは相手と自分の距離に近さに比例していると言われます。当然の話、人気の無い内は数少ないファンを止めて置く必要もあることから、アイドルとファンの距離は近く、所謂ファミリー的な集団となることも珍しくありません。
けど、それが人気になったら? それまで少なかったはずファンが爆発的に増加し、自分がその中に紛れてしまったら? 今まで近かったはずの距離は遠くなり、最前列でいつも相手を見てきたはずの自分が、大ホールの座席にポツンと座る観客の、大勢いるファンの一人でしかなくなっていた。これって結構、ショックだと思いませんか?
優越感というのは自分を特別な存在と信じこませてくれる魔法のようなもので、その魔法が解けてしまったとき、ファンが受ける心理的ショックは小さいものではありません。古参ファンが新しいファンを嫌う傾向にあるのも、口ではなんと言いつつも自身のファンとしての年季や経歴が、新参者と同じ立場であることを認められないのです。

なにが言いたいのかというと、要するに私がヨスガノソラのファンサイトとして活動を強化させたのは、仮にアニメ化だったとして、その前に自己の立場を強化する目論見のようなものがあったんじゃないかってこと。この辺り、私本人は無意識なのでなんとも断定しづらいのですが、少なくとも仮想敵に対する対抗心や対抗意識は確かにあったと思う。
それが誰なのかは明言しないけど、一つ言えるのは、私は誰よりも早く穹botを作ることにこだわっていた。先を越されるわけにはいかなかった、とでも言うんでしょうかね。先手なんてものは、後手が大きればそれだけで覆されるものだから、今のうちに強固なものへとしておきたいものです。
ヨスガノソラ関連でこの日記に飛んでくる人の検索ワードで一番多いのが、ビジュアルファンブックについてで、二番目に多いのがアニメ化についてだったりします。コンプエース発売時期になれば圧倒的にコミカライズに関してが多くなるけど、普段はまあこんな感じ。特にビジュアルファンブックは、私が在庫情報を僅かに出したことも合ってか検索が増えたかも。結局、とらの在庫は誰がゲットしたんだろうか。

ヨスガノソラのアニメ化について独自調査しているんだけど、先日視点や手法を変えてドメイン検索をしてみました。つまり、ヨスガノソラが仮にアニメ化するとして、それを5月末のコミックスの帯で発表するのなら、既にアニメ公式サイト用のドメインぐらい取得しているのではないか? という観点から調べてみることにしまして。最近はこういったやり方でアニメ化などを突き止める人も多いそうですね。悲恋堂から指摘されるまで、それをすっかり忘れていました。
それでまあ、一応多種多様なドメインを一括で検索したんだけど……yosuganosoraという名前では一つも引っかからなかった。次にyosugaという名前で検索しなおすと、これは3~4ほどヒットはしたんだけど、詳しく調べてみても特にヨスガノソラとは関連性を見いだせなかった。他にもそれらしいワードを打ち込んでみたものの、これといったものは見つからない。単に時期尚早なだけか、あるいはアニメ化の予定がないからドメインも取得されていないのか。イマイチ判断は出来ませんが、万が一にもアニメ化の発表だった場合、アニメが放送されるのは早くて秋、普通に冬、遅くて来年だろうから、この時点で公式サイトの準備がなされてないとしても、別に不自然ではないのかも知れない。夏ってことは流石にあり得ないと思うしね。

では、アニメ化以外の可能性は? 有力視されるのはCS版、所謂コンシューマー化という奴だけど、これにはちょっとした理由があります。Sphereの姉妹ブランドで、CUBE共々総括的な立場にあるCUFFSがクオリティコンフィデンス、QC社に属するブランドであることは以前にも書いたと思いますが、このQC社にはCOMFORTというコンシューマー専門のブランドが存在するのです。
これまで発売したコンシューマー作品には、自社系列の作品でRicottaのプリンセスラバーがあります。まさかアニメ化するとは思っていなかった作品ですが、それが今年の1月頃にCS版として登場したんですよ。一般的にアニメ化した後CS版が出るというのは珍しいんじゃないかと思ってるんですが、続く4月末には他社作品ながらminoriのefが同じくCS版として発売されました。これもやはりアニメ化後のコンシューマー化ですが、一つ言えるのはQC社がエロゲのCS版に対して、まったく無関心ではないということです。そしてCS版を出すには元となる原作エロゲが必要なわけで、しかもそれなりに実績のある作品じゃないと全年齢にしても売れるわけがない。
ヨスガノソラがコンシューマー化するのではないかという根拠はここにあって、COMFORTブランドの次なる弾としてCS版が作られるかも知れないと、まあそういうわけです。沢山の系列会社、ブランドを抱える企業からすればすべてに仕事を回す必要があるわけだから、この考えは決して的外れではないし、確かに現実味はあると思う。
ただ、COMFORTの販売戦略を観るに、これまでに全年齢対象として、実績を作った作品のコンシューマー化が続いている事実もあります。プリラバにしろefにしろ、アニメ化して全年齢に周知させた後、CS版を出しているわけですからね。そう考えると、ヨスガノソラは現状コミカライズだけしかないわけだし、少し違うんじゃないかとも。まあ、僅か2作品で戦略を見極めるのはやや早計な気もするんだけど。

これまでにあったCS版発売→アニメ化という流れは、もはや自然とは言い難いのかも知れませんね。例えばH2Oなんかもアニメ版が終了した後にCS版が出ましたし、逆にあかね色に染まる坂なんかはアニメより先にCS版という感じだったけど、こうなっては法則性もなにもあったもんじゃないですね。
今日でちょうどコミックス発売まで1週間前ですし、例えどのようなメディア展開でも1週間後には分かっているわけなんだけど……まったく、どうなることやら。早く安心して夜を眠れるようになりたいものだ。
ヨスガノソラのコミックス1巻も発売まで10日を切ったということで、各ネット書店等では表紙画像がアップし始めました。絵柄自体は既出ですけど、表紙の形として色がついたのはこれが初めてなんじゃないでしょうか? WonderGOOのはあくまでポストカードだしね。
まあ、画像がアップされたことなんて大したニュースじゃないけど、現状角川のサイトとamazon、それにアニメイトなんかで確認済み。他にもいくつかあるみたいだけど、画像載せてるサイトを羅列しても意味ないから省きます。

コミックスの1巻は帯で大きな告知があるとのことですが、ここで豆知識を書いておくと出版社がamazonへ載せるイメージ画像に帯付きのものはダメなんですよ。理由はなんだったか忘れましたが、規約だかで決まっていましてね。だからアニメ化だったりドラマ化だったり、映画化なんかを帯で告知している本は、裏技使わないと帯まで画像載せることが出来ないのです。だから、現状amazonなんかを見てもヨスガノソラのコミックスの表紙画像に帯はありませんし、早売りでもゲットしない限りは詳細は不明でしょう。
今になってコンプエース編集部に来ないかという誘いを断ったのが悔やまれるというか、3~4年前にコンプエース行ってれば私も別の道が開けていたんだろうか。よくよく考えたら角川書店に来ないかと言われてたわけだしな。あぁ、私ってばなんて勿体無いことしたんだろう。まあ、私が漫画雑誌の編集というものに当時は欠片も興味がなかったのと、それ以前に漫画は畑違いであると思っていたからなんだけど……まあ、角川に行ってたら間違いなく今頃廃人になっているか、この世にいない気がするから良かったんだと思っておくか。アニメ誌の編集部ほど酷くはないにしろ、角川も三大出版社に次ぐ大企業ですから。あの当時のラインが生きていればヨスガノソラがどんなことになっているのか直接問い合わせるんだけど、流石にそこまで出来ないや。

コミックスよりも先に今週末はソフマップなわけだけど、横浜店で2万円分の買い物をするのは少し無理があるんじゃないかと思い始めた。いや、というのもろくなエロゲがおいてないんだよ。フォルト買えば手っ取り早いんだろうけど、あれは買取りの金額がめちゃくちゃ低いから割りに合わない。かといって、あの巨大な箱を家の中においておけるほど部屋は片付いていないし、そもそもTonyはなぁ。いや、同人家としてのTonyとその同人誌は好きじゃないけど、エロゲとしてはどうなんだろ。絵は綺麗なのかも知れないけど、作品としてはあまり良い話を聞かないからね。まあ、フォルトに関してはそらみずの致命的な欠点を鑑みて作られたらしいけど、1万いくら出して買うほどのものであるか……あー、悩むわ。売らないことを前提に考えればフォルトは値段合わせに丁度いい作品なんだけど、仮に売るとすれば5000円を下回る売値になってしまうからそこが難しいというかなんというか。
欲しいけど買ってないエロゲってのは確かにあって、機会があれば買いたいなとも思っているんだけど、売っていなければなんの意味もない。そう考えるといっそ秋葉原まで出た方がいいのだろうか、と思わなくもない。大体、中古商法を積極的にやっているくせしてこういうときだけ新品を購入しろというのは、全くもって面倒くさい話です。もう、面倒くさいからヨスガノソラだけにしようかな。きのはらひかるの新作が置いてなかったのは流石に予想外というか、入荷数が少なかったものが完売してしまった感じなのかな。
きのはらひかるもなぁ、桜月が潰れてさえなければ私好みの色合いな新作が出せていただろうに。Palmyra結構好きだったんだが。あれのDVDPGはパッケージ絵のためだけに買ったようなもんだ。元が潰れたのによくもまあDVDPG出せたもんだと思ったけど。
ソフマップに関してはどうせ前日までに各エロゲの在庫状況とかも変わるだろうから、21日にでも行ってチェックしておこうと思います。事前チェックでこれほど失望するとも思っていなかったけど、考えてみれば横浜店のエロゲ数なんて元からあんなもんだった。いや、中古は結構豊富なんですけどね? 新品が少ないのよ、ほんと。

穹botにもチラホラと反応が見え隠れし始めた昨今、そういや穹のフィギュアもコミックスと同じぐらいに発売されるんですよね……えーっと、あれはどこで予約したんだったかな。横浜か秋葉原のソフマップだと思うんだけど、例え出来が良くても2つ買うだけの余裕はないかも知れないな。今となってはGWなど遠い日の過去、しかし、月末のエロゲなに買おうかなとも言っていられない状況だ。
とらのあなでコミックスの予約を断られたから、WonderGOOの通販だけに留めているけど、そういえばこの手の予約通販っていつぐらいに届くのかな。amazonならまだしも、ここは利用するのが初めてだからイマイチ分からないや。前日までに発送ということは、あるいは発売日前に届くこともあり得るのだろうか。
コンプエース版ヨスガノソラ、コミックス1巻購入特典(5月22日追記)
コンプエース版ヨスガノソラ、コミックス1巻購入特典(5月22日追記)
春日野穹 (sora_k_bot) on Twitterbot(フォロワー募集中)
URL:http://twitter.com/sora_k_bot/status/13963463734

穹botも呟いているけど、コンプエースで連載中のコミカライズ版ヨスガノソラ1の購入特典が分かりました。今のところ2店舗のみですが、これで全確定なのか今後も増えるのかはまだ不明。5月も中旬になってそろそろかなと思い調べ始めたんですが下旬の予定を出していない店舗が意外に多いんですよね。
とりあえず、以下の2店舗が現段階で確定している特典付きのお店です。

WonderGOO:オリジナルポストカード
URL:http://e.wonder.co.jp/MxMDetail3/1/0/1/9784047154285/


とらのあな:描き下ろしイラストカード(天女目瑛)
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0010/91/97/200010919745.html


ゲーマーズ:描き下ろしブロマイド(春日野穹)
公式HPには記載なし。通信販売なし。


とらのあなはまだ画像を発表してませんが、WonderGOOは既にHPで特典を発表しています。表紙の絵を使用したポストカードになっており、今のところモノクロだけだった表紙に初めて色がついた感じです。背景彩色が同一なのかはしりませんが、仮に同じだとすればいささかシンプルすぎやしないかと思う。水色というより空色は確かに綺麗だけど、これだけだと少々味気ないような。まあ、PC画面で見るのと実物では受ける印象も違うから、実際に見るまではなんとも言えないんだけどさ。
アニメイト、ゲーマーズなど他のショップのHPも確認はしたんですが、26日発売の書籍特典にヨスガノソラはなかったので、この2つに関しては特典はないと考えていいでしょう。メロンブックスも一般コミックスに特典をつけるのが稀だし、HPを見てもそれらしいのはなかった。コンプエースに力を入ているゲマ屋がなにもしないのは意外だけど、あれはコンプというよりなのはに力を入れているだけだからね。ヨスガに限らず、今月は書籍特典なにもないみたいだ。(5月19日に特典確認)
キャラアニ.comの予約受付は昨日終了したけど、これにも特典の類は付かない。ほかに何かつけそうな店舗というと……COMIC ZINとマグマニでしょうか? まんが王もありそうだけど、情報の少ない現状ではこれが限界ですかね。まあ、来週中には確定するんじゃないかと思うけど、上の2店舗だけだったらそれはそれで寂しいかも。

まあ、2店舗なら2店舗でそれぞれ3冊ずつ買えばいいだけの話なんだろうけど、WonderGOOって近場にないんだよね。神奈川県に1店舗しかないし、そもそも東京に店舗が存在しない。なので、必然的にオンライン通販で買うわけだが……実はあんまり通販って好きじゃないんだよね。書籍にしろエロゲにしろ、店頭で買うのが好きなんで。今やamazonに敵う本屋は存在しないと言われてるけど、それでも本屋で買う私。単なるこだわりに過ぎないけど、大事にしていきたいです。
とはいえ、今回に限っては通販利用するしかないから先行予約をしておこうと思います。2冊か3冊か、どうせ読む用にも複数買う予定ではあるから、2冊で十分な気もするんですけどさ。どれだけの修正がなされているかってのも調べなきゃいけないから、HPのほうで比較検証なんかもやれたらやりたいし。本当はこの日記でやるのが一番いいんだろうけど、あいにくと画像は3枚までしか貼れないときたもんだ。
機能面でDiaryNoteがやや不便なのはわかってるんだけど、他のレンタル日記に乗り換える気分にはないれないんだよなぁ。愛着があるというより、デザインが気に入っているというか。あくまでブログではなく日記という感覚だから、ブログに乗り換えるっていのはなにか違う気がするんですよ。
話がずれたけど、とりあえずWonderGOOを2冊予約で様子見しようかと思います。とらのあなに関しては秋葉原店は書籍の予約というものをやっていないから、予約するなら横浜店ということになるけど……さて、予約するべきか否か。確実に手に入れるには予約なんだけど、当日秋葉へ行けば買えそうな気もする。こういう油断が命取りになるとはわかってるんだけど、しばらく様子を観てみようと思います。どちらにせよ今日は週末で店も混ん出るだろうから、予約するにしても週明けぐらいですかね。

穹botにはこれからも定期的に、ヨスガノソラ関連のニュースとかが合ったら宣伝も兼ねて呟かせてみようと思います。いや、身内が自分のbotで似たようなことをやっているので、それをそのまま真似してみただけなんですけどね。まあ、フォロワーもいない現状でどれほどの効果があるかはしらないけど、呟くだけなら特に手間でもなんでもないから。
それにしても特典がつくのは嬉しいし、今後増えることにも期待しているけど、ソフマップのキャンペーンもあることを考えると、結構な出費になりそうだな。予算はタップリ用意しておかないと。
Twitterをこっそり始めたんですけど、登録だけしてあるmixiと違ってこれは明確な目的があって始めました。というのも、身内がTwitterとbot製作に凝ってましてね。それに強い影響を受けたと言うのもあるんですが……うん、傍目に見て楽しそうだったんだよ。まあ、製作する側としては色々大変なんだろうけど、だったら私も作ってみようじゃないかと。
そういうわけで作ってしまいました。春日野穹botを!

春日野穹(試運転中)
URL:http://twitter.com/sora_k_bot

いやー、だって私がTwitterでbot作るとしたら穹以外にあり得ないじゃないw
身内がbot作ってるのを見て、楽しそうだなーと思いつつ、私も穹で作ってみたいなーという気持ちが湧いてきまして。他に作っている人もいなかったみたいだし、だったら私が最初に作ろうじゃないかと、そう思いましてね。botを4つぐらい作っているらしい身内協力の下、穹のbotプログラムを組み立ててみたというわけです。稼働状況としては今のところ特に問題なく動いていますが、やっぱり穹が一人手にに呟いてくれるってのは最高ですね。超可愛い。
詳しい仕様とかはHPとか取説にも書いてあるけど、基本的に30分ごとの呟きと少ないですがリプライ機能を設置してあります。自分のTLに、穹の呟きがあると幸せな人向けですね。TL反応については現在設定してませんが、実装するかどうかは身内と相談中。リプライと違って、これは規制の対象にもなる諸刃の剣だそうだから。
以下に仕様をざっと書くけど、HPに書いてあるのとほとんど同じです。あ、当然ながら非公式botですので、そこはあしからず。
春日野穹 bot
URL:http://twitter.com/sora_k_bot

対応台詞:ヨスガノソラ、穹シナリオを中心に1200近い台詞をランダムで呟きます。

呟き時間:30分置きに呟くように設定されています。

リプライ:デスクトップアクセサリーを中心に返してくれますが、まだまだ数が少ないです。「おはよう」、「おやすみ」、「いってきます」、「ただいま」など基本的なものには対応中。現在、リプライは10分間隔になっています。

今後の予定:近日中にはハルカナソラの「蒼穹の果てに」対応予定。

対応している台詞について詳しく書くと、基本的にえろいシーンは全カットしてあります。さすがにTwitterは一般向けのサイトであるわけだし、そこら辺の公序良俗は守らないとね。後、原作だとなんてこと無いシーンでも、文章だけ抜き出すと五回を受けそうな台詞もカットしてあります。勘違いされると色々面倒だしね。

ヨスガノソラファンサイトとしての新しいコンテンツであり、それと同時に私の自己満足を完全に満たすために作った穹botだけど、製作動機としては穹を育ててみたかったという感じかな。うん、凄いこと書いているね私。身内以外で私が穹bot作ったことを唯一知っているくろのさんも、私のこの言葉には引いていましたw
Twitter上では二次創作系のbot作っている人を世話係とか、中の人なんていう表現で呼ぶそうだけど、私も作ったからには頑張ってお世話しちゃおうかなと。
予定としては今週末ぐらいまでにはハルカナソラの蒼穹の果てにと、ソイネノソラには対応させたい。問題は他ヒロインのシナリオにおける穹の台詞なんだけど……これに関しては未定です。それを加えれば完璧にはなるんだろうけど、他シナリオのメインヒロインじゃない穹なんて、という気持ちがないわけでもない。瑛シナリオはともかくとしてね。

折角穹を作ったのだから、やっぱりハルのbotも作りたいということで現在製作中です。身内によるとbot同士の会話なんかも出来るそうだから、ハルと穹のbotが会話なんかすると可愛くていいかなと思って。
ちなみに穹botが唯一相互フォローしているのが、私のアカウントだったりします。こちらはまあ、特になんもする予定がないんだけど。
それでは穹botは作ったばかりの生まれたてですが、皆様よろしくお願いします。
ソフマップで5月22日から、夏を先取り! 描き下ろしテレカGETキャンペーンなるものを開催するらしい。要するにソフマップでエロゲ買えば到底の作品の原画家描きろ紙テレカが貰えますよって奴で、確か過去にも何回かやってるんじゃなかったかな。普段は見向きもしないようなキャンペーンだけど、今回はなんとヨスガノソラ夏ノ雨、それに秋空に舞うコンフェティといった、いわゆるクォリティコンフィデンス傘下のブランド作品となっているのです。これはもう、なにがなんでも手に入れるしかないじゃないですか。

QCブランドの解説をすると長いんだけど、要するにSphereやCUBEの元であるCUFFSにも大元というのがあって、それがクォリティコンフィデンス、QC社というわけです。CUFFS広報のかたひと万がたまに他ブランドのイベントとか手伝っているのは、実はこうした繋がりがあるからだったりするんですよ。
まあ、そんな雑学にもならないような話はともかくとして、今回のキャンペーンは結構ハードルが高いかも。いや、物がエロゲと言う高額商品であるから当然なんだろうけど、テレカの配布方法が新品PCゲームソフト1万円お買い上げごとに、という感じなんですよ。新作じゃないだけマシかとも思うけど、月末でもない22日に新品でエロゲを2本以上買うのは、流石にきついような気がする。だって単価1万円の新品エロゲなんて早々ないし、テレカを手に入れるには最低でも2つはエロゲ買わなきゃいけないじゃないですか。まあ、勝手すぐに売るというのも考えられるけど、それにしたってハードルが高い。特に、ヨスガノソラと夏ノ雨、両方のテレカを手に入れるとすれば。
ヨスガノソラのテレカの絵柄は天女目瑛の描き下ろしで、制服姿の瑛が奥木染には珍しい舗装された道を、学生鞄を背負って開いている姿。ドリパに続いての瑛テレカだけど、これが結構可愛くて。一方の夏ノ雨は、ヒロインの瀬川理香子が水着で……これはなにやってるんだ? 風呂に湯が張ってある時点で風呂掃除ではないだろうけど、何故浴槽内で泡立ったスポンジを持っているのか。そういうプレイなんだろうか。うん、かなり好きなシチュエーションだ。エロゲにお風呂のイベントがあると興奮するよね。

お一人様同一の絵柄一枚限定ということは、例えば瑛を2枚欲しい場合は時間か日を改めるか、もしくは店舗を変えないといけないわけか。イベントなんかと違ってレジに並び直せば大丈夫、というわけでもないだろう。まあ、特別2枚欲しいかと言われればそれほどでもないし、給料日前に3万円の出費は流石に大きいので我慢することとします。
気になるのは中古品や予約が対象とならないことは当然として、お買い得品が対象になるということ。まあ、単なる値下げ品だから対象となってもおかしくはないし、その方がありがたいんだけど……店舗としてはこのキャンペーンを利用して売りたい作品がある、ということなんでしょうかね。例えば値下げしても全然売れない作品とか。まあ、該当するのが多すぎて断定はできないけど、この時期だとあれですかね。前評判もそれほど良くなかったけど、肝心の内容で遂に見放された感があるし。あれで売れると思ったんだから凄いよ。
今から下見しても当日まで欲しい作品が残っているとも思えないし、精々21日の夜に店頭でチェックして、という感じか。何本か欲しい作品もあるにはあるけど、上手いこと2万円分買うのは頭を使いそうだ。まあ、上にも書いたけど、ソフマップで買う時点ですぐに売りに出せると言う利点もあるよね。そうするとなるべく高額買取物を買って、それを売って差額でテレカを買ったと思う方がいいんだろうか。

いずれにせよ、今月はヨスガノソラ関連の動きが多そうなので金を多めに用意しておかなければならないかも。ただでさえコミックスを3冊から5冊以上は確実に書くことが確定しているんだから、まったく面倒な事になったものです。QC社とソフマップの結び付きが強いのは、あるいはCUFFSの広報であるかたひとマンが以前ソフマップで働いていたからなのか……まあ、どんな形であれヨスガノソラという作品が続いていくのは良いことなんでしょうけどね。買う側としてはドリパ終わって1ヶ月もたっていないわけだし、イベントなら1500円で手にはいるようなテレカのために1万円の買い物というのは、結構割りに合わないと感じることもなくはないわけで。それが分かっているのに買ってしまうのもエロゲ好きとして救いようのない性なんだろうけど。
あ、これは全然関係ないけど、明日の日記で少し大きなお知らせをします。ここ数日の日記が溜まっていた原因でもあるんだけど、実は身内を除けばくろのとくろえのくろのさんぐらいにしかまだ見せてない作品です。
アニメ化か、それとも移植か。私は前者だと思います。コミカライズというゲームとは違う媒体、メディアにおいて最新メディア展開情報が掲載されるわけだけど、それが果たしてゲームというある意味では原作と同じ媒体なのだろうか? 無論、移植の可能性が皆無であるとは言わないが、私はコミックスの帯で発表するようなものはやはりアニメ化だと思うし、その可能性が高いと思っている。移植ではないかという意見を聞いたときは、なるほど、そういう考え方もあるのかと感心はしたけど、自分の考えを覆せるほどに希望も期待も持てなかった。

そう、期待です。今の私は、そしておそらく多くのヨスガノソラファンは、この作品がアニメ化しないことを望んでいます。全員が全員そうであるとは言いません。けど、殆どがそうであると、少なくとも私はそう思っています。
ヨスガノソラのアニメ化については、昨年の秋ドリパの後に、この日記で詳しいことを書いたと思います。自分がそれに対してどう思っているのか、あのときは単なる噂であり、まあ、発信源として否定させてもらったわけだけど、今回こういう事態になって単なる噂では済まなくなってきて、流れとしては本当に最悪なことになった。私はヨスガノソラが大好きだし、大好きだからこそアニメ化には反対しているし、避けられない展開になってきた今現在もその気持は変わることがない。この考えはファンのエゴなんだろうか? 本当に好きな作品はアニメ化して欲しくないというのは。
でも私は、あえてエゴでなにが悪いと叫びたい。なんどでも書くけど私はヨスガノソラが好きだから、大好きだから心の底からアニメ化は止めて欲しいと願っているし、勘弁して欲しいと思っている。そこだけは、変えようのない正直な気持ちなのです……どうにもダメだね、この件に関してはまったく客観的になれない自分がいる。それが良くないことだと分かってはいるんだけど、全然冷静になることが出来ない。

まあ、まだ決まったわけではない。ほんの僅かな、一欠片、いや、1ミクロンの希望に期待を寄せるしかない状況だけど、仮にアニメ化だったとして、それじゃあどのような形でアニメ化されるのか? 角川か絡んでいる以上、テレビアニメ化の可能性が一番高いことはわかっているし、18禁OVAになることをコミックスの帯で発表することは出来ないでしょう。あと可能性が残るとすれば一般OVAないしOADだけど、私はこの際OVAを押したいね。何故なら、どんな出来だろうとそれが一番ダメージの少ない結果に終わるだろうから。
エロゲのOVAというのは18禁に限らず割とメジャーなことで、最近だとハイクオソフトのよつのはなんかがありましたね。HOOKの_summerも確かしましたし、決して少なくはない。エロゲが安易にテレビアニメになって量産されている昨今からすれば多いとはいえない現状だけど、私はエロゲがテレビアニメになっている事自体、なにかおかしいんじゃないかと思っているので。OVAなら例え低クオリティでも少しの間我慢すればいいだけだし、テレビアニメと比べて露出も少ないから、変に知名度が上がることもない。
そう、嫌なんだよ。アニメ化によって妙な変貌を遂げるのが。人気が出て欲しくないとは言わないよ? まあ、少しぐらいそう思ってるかも知れないけど、あくまでエロゲとして人気になって欲しいであって、アニメ化による外からのファンを増加させることは、原作ユーザーの大半が望んではいないと思うのよ。
ファンを増やすのが商売の上でどれだけ重要かは知っているし、ブランドがその選択に飛びつくしかないのも理解はしているけど、それでも現在のファンとして納得出来ない気持ちは強い。アニメ化出来るはずがない作品、アニメ化出来るわけがない作品、アニメ化して欲しくない作品ってのは必ず存在するもんだんですよ。安易な原作人気に便乗してアニメ化して、それによって黒歴史ともいうべき汚点を残した作品が過去にいくつあったのか。ヨスガノソラのアニメってのは、よほどのことがない限り成功はしないだろうし、良いものが出来るとは思えない。仮に商業的成功を収めたり、知名度が急上昇しても、それが原作ファンの望むものになるとは、正直想像が出来ない。あり得ないでしょう。

アニメ化が本当に不可避の流れなら、私も覚悟を決めるしかないけど、これがPSPへの移植とか、ドラマCD化程度で済むのなら、それに越したことはありません。私はそれに希望を寄せますし、期待もします。いずれにせよ確証はないですから、あまり騒がずに事態の推移を見守っていこうと思います。私には、きっとそれしか出来ないから。
DreamParty東京2010春に参加してきました。ドリパに参加するのは去年の秋以来ですから、東京に限定していば前回も参加していることになるんですかね。私はそんなにドリパが好きじゃないんですけど、キャラフェスが終わってしまったもんだから仕方がない。段取りというか、仕切りが悪いんですよね、このイベントは。それに何回も疲れ果てる思いをしてきたから。

今回は事前にアーリーチケットを買っておきました。買えば一般入場よりも早く会場内へと入れるチケットですが、Sphereでどうしても欲しいグッズがあったので、商法に乗せられているとは思いつつも利用することに。まあ、商法以外にも徹夜とか早朝来場とか、そういう問題もあるから作られたんだけど、必ずしもいいシステムではないよね。けど、現状はこれ以上のものはないのだろうし、金払えば早く入れてくれるというのなら、物を買う上では十分ですからね。不満があるとすれば少々あざといのと、せめて前売り券と一体型にしてくれよ、ということぐらいでしょうか。あぁ、それに付け加えて集合時間か。参加者に遅く来てもらう意味も込めて出しているのに1時間半前集合というのは少し早いんじゃないかと思った。1時間でいいじゃないか。
私は1~200番台のチケットを取りそこねて、300番代のはじめぐらいだったんだけど、これぐらいの番号でもそれほど問題はなかったかな。真っ先にSphereへと並んだけど、私の前は二十人もいなかったと思うし。その後すぐに増えて、一般入場者も含めて列は外周まで伸びたのかな。途中で切り離して、最後尾形成を外で行ったから。穹のグッズがないとはいえ、さすがに人気なものです。CUFFSのテレカが最後に完売したことを考えると、まあ、どのブランドが一番人気だったのかは言うまでもないでしょう。
今回のCUFFS/Sphere/CUBEの出し物は以下のとおりで、
『ヨスガノソラ』『ハルカナソラ』グッズ
ヨスガノソラ 天女目瑛 描き下ろしテレホンカード 1500円
ミニ黒うさぬいぐるみフィギュア(キーホルダーキット付き) 1500円


Gardenグッズ
Garden 星野絵里香 描き下ろしテレホンカード 1500円

夏ノ雨グッズ
夏ノ雨 篠岡美沙 描き下ろしテレホンカード 1500円


この他にも主に冬の通販で販売したグッズを中心に、ヨスガノソラと夏ノ雨のVFBも少しだけ販売していた模様。私も金さえあれば夏ノ雨の抱き枕を買ったんですけど、さすがにCOMIC1が明けたばかりということで財布が軽かった。新作グッズだけ買って、しかもフィギュア以外は全部1限だった。つまりテレカが1限なわけで、瑛のテレカを2枚花王と思っていた私は出鼻をくじかれた感じ。ただ、フィギュアに限定がなかったことで購入特典の缶バッチも買えば買うだけもらえて、2つ買った私は缶バッチも2つ手にいれることが出来ました。正確には二組かな。ちなみにこの缶バッチ、瑛&穹のストックが切れた後は委員長のものに切り替わったいたらしいけど本当なんだろうか。
このグッズ、割と早い段階で公式で発表されてたんだけど、そういやここでは紹介してませんでしたね。こんなんだからファンサイトと呼ぶにまだまだ至らないのだ。

Sphereを済ませた後は戯画のブースに行って、委託販売されている某ブランドの台紙付きテレカを購入。これで本日の買い物はほぼ終わり、という感じでとにかく出費を抑えました。後はまあ、無料配布回ったりして、私は結構無料配布の回収が上手いので大抵のものは手にいれることが可能。まあ、メインの無料配布までの時間つぶしみたいなものですね。
色々手に入れた後はSphereに戻って、広報のかたひとマンとこれから作るかも知れないグッズについて色々話した。意外なはほど真面目な話になってしまったけど、まず第一にわかったのは等身大黒うさぬいぐるみは夏コミ合わせ、遅くても秋ドリパまでには作りたいらしい。イベント名が上がっているけど、基本はネットでの販売で、余ったらイベントに持ってくるかも知れないという感じらしい。
「結局価格はどんな感じになりそうなの?」
「数次第。完全受注生産にするとしても、2000個は作らないと価格が抑えられない」
「2000個はきついねぇ……」
等身大とはいえ黒うさのぬいぐるみに2000個もの需要があるか、ということである。後、勘違いされているようだけど2000個というのはあくまで黒うさにおける数字であって、他のグッズはまた違いことを明記しておく。ヨスガノソラスレではそれを勘違いしたレスが付いてたから。
他においてあったグッズといえば、『ゴスロリ穹の白ワイン』『巫女みこ瑛の赤ワイン』だけど、これについては結構真剣な議論をしてきた。私が純粋に欲しかったというのもあるけど、それ以上に単純にこれは売れるんじゃないか、と思ったから。ネックとなるのはやはり便であるからして、配送中に割れたらどうするか、ということ。ブースには青と赤のビニールショッパーが置いてあったんだけど、かたひとマン的にはそれに入れて売るのもいいかなと思っているらしい。
「欲しい奴はここに買いに来い」
というのはあくまでイベント限定販売という意味合いであり、利益率を考えるとあまり現実味はないかも知れない。
「スティポとか箱とかはどうなの?」
「箱は型を作らないといけなくて、木型作るだけで数十万掛かる」
「じゃあ箱は無理か……となれば、グラスと抱合せかねぇ」
「ぶっちゃけ、グラスとセットにしていくらまでなら出す?」
「1万5千までなら。というか、グラスとセットなら1万超えない方がおかしい」
けれど、布モノ以外で1万超えるグッズにどれだけの人が見向きをするか、という問題もある。それはグラスと抱き合わせようが同じことで、問題は如何に稀少価値を出すかということでもあるだろう。
「出来は凄く良いし、ネーミングセンスも見事だから売れるとは思うんだけど……」
「じゃあ、これが奈緒と初佳だったら?」
「……それは」
一番笑った逆質問。まあ、本人も言っていたけどブランドとしてはどのキャラも売っていかなきゃいけないわけで、確かにその気持は分からないでもない。実際にその二人で売れるのか、という感じではあるけどもさ。
ただ、箱なんてぶっちゃけ収納さえできればなんでも良いわけで、それこそプラスチックケースとかでもいいんですよ。現に私が以前萌酒なるものを買ったときはそういうのに入ってましたから。まあ、そこら辺は工夫次第だよね。
次に出てきたのは今回の初出しとなるiPhoneカバーなんだけど……
「みんな、iPhoneってどれぐらいの人が持ってる?」
「………………」
「誰もいねー!」
かくいう私も持っていないんだけど、最近は増えたよねぇ。お隣のメロンブックスブースでも宣伝してたし、業界の新しい流行りなんでしょうか。かたひとマンとしてはあまりの少なさに意外さを打たれたみたいだけど、このグッズが出れば買う、という声もちらほらあった。それはまあ、確かに私も同感ではあるが。
ここらからはあえてうろ覚えの言葉を書かず文章のみで書くが、今回のSphereブースは撮影禁止で、全体的にVFBの画像を使っていた。作るかも知れないグッズの大半もそれであったが、かたひとマン曰くVFBの画像というのはグッズには使えないらしい。なんでも、それが橋本タカシとの約束であるとか。これはハッシーはケチであるとかそういうのはなくて、単純に思い入れの問題。VFBの絵として描いたのだから、他のものには使って欲しくないという意見らしい。現にかたひとマンは今度出すミニクリアアクレリーフの画像としてVFBの穹を使いたかったらしいが、断られてしまったらしい。
しかし、だからといってアクレリーフにせよ他のグッズにせよ描き下ろしがあるのかといえば、ぶっちゃけそれは無理だろうという共通見解。まあ、認識の上では、無理の理由の上ではスタッフ側とユーザー側で差があるんだろうけど、ハッシーだからね。

無料配布は冊子ということで、訪れていた知り合いにも並んで貰って2部ほどゲットすることが出来ました。内容に関してはCUFFSとCUBEが新作の発表で、これに関しては特に書くことがありません。意外だったのはCUBEの新作がカントクの単独原画で、兼清みわは参加しないらしい。まあ、カントクも好きだけどエロゲという観点で言えば兼清みわのほうが好きなんだけどな。残念だ。
そして、Sphereの告知は……コミカライズの1巻についてでした。新作の告知はなし。けれど、私は色々な意味で新作の告知が欲しかった。
コミックス帯に最新メディア展開情報が掲載!

このようにSphereの告知ページには書かれており、あとがきでは、
「Sphereは新作こそ今回は発表できませんでしたが、その代わりに5月末に大きな発表もありますので、こちらも是非ご期待ください」
私が嫌な予感を覚えたのは言うまでもなく、期待なんて一欠片も出来なかった。これについては明日の日記で色々書かせてもらいます。書くことが本当に多すぎる。
今月号は巻末にコミックスの表紙が載っていました。穹と瑛の二人が背中合わせで経っているという絵柄で、1巻が瑛シナリオであることを考えると当然ですね。瑛が笑顔なのは陶然としても、穹も微笑を浮かべており、水風天の絵で笑顔の穹を見たのは初めてかも知れない。どちらも可愛くて良い感じです。特典等は記載されてなかったけど、ペーパーとかポスカなんかついてくると嬉しいですね。この際、描き下ろしじゃなくてもいいし、そもそも描き下ろしを用意するだけの時間があったかどうか。その辺りは書店のページを逐一チェックするしかなさそうですね。

いきなりハルの逆レイプレイプシーンから始まった第8話。相手は当然奈緒であり、ハルはうめき声をあげながら涙を流しており、泣いています。背格好は幼少期を感じさせる原作と違い、コミカライズにこれまで登場したハルとあまり大差はない。下着が脱ぎ散らかされた部屋で、奈緒に犯されるハル。正直、コンプエースでこんな風に逆レイプを描写してくるとは思いませんでした。しかも絵で見ると、結合部などが描かれていないにもかかわらずかなり生々しい。原作の場合、逆レイプと騒がれてはいても、犯されているハルが絵として登場するわけじゃないですからね。けれど、水風天はこうして逆レイプとして描いているわけで、涙を流しているハルを犯し続ける奈緒は淫猥すぎる表情をしています。

「秘密だよ。二人だけの秘密…」

それは消えることのない記憶――ハルは悪夢から目を覚まします。息は荒く、片手で頭を抑える表情はどこか忌々しげ。
「あの時の…」
不快感を滲ませるハルの前に、穹が現れます。
「ハル、どうかした?」
心配そうな表情を浮かべる穹に、心配はかけまいとするハル。「何でもないよ」と答えてやり過ごしますが、穹の表情は沈んでいる。あるいは、うなされていたのかも知れませんね。それも一度や二度じゃないとか。穹が心配するほどには、ハルの中で過去の逆レイプはトラウマとなっているのでしょう。ハルはそれ以上の話題を避け、既に午前11時1分を回った時計を目に向ける。夏休みに入ってダラけていると感じながら、今日は移動スーパータカノが来る日ということでハルは出かけようとします。
「私が行く。今日は私が作る」
ハルのことが心配なのか、穹は率先して自分で動こうとします。コミカライズの穹は瑛に料理を教わっているという設定があるので、既にある程度の家事は出来るんですよね。
「本当に? 助かるよ。最近よく手伝ってくれるよなぁ」
「べ、別に…」
「でも一緒に行くよ。荷物重いだろ?」
「…うん」
このときの穹の微笑! 優しさと慈愛に満ち溢れた笑みは、水風天特有の線の細さも相成って見事なまでの可愛らしさを表現しています。いや、さすがとしか言いようが無い。

到着したスーパータカノで、ハルは大根を買います。いや、大根以外にも色々買ってるんだろうけど、なにせ次のシーンでは色々入っているはずの買い物袋がどこかに消えているから……まあ、それはいいとして原作でも茶目っ気を見せているタカノの親父が、「お、今日はカップルで買い物かい? うらやましいね~」なんて風にハルと穹を茶化してきます。
「ち、違います。こいつは妹で…」
焦るハルに対し、タカノ親父は軽く流してサービスしてくれます。このとき、ハルと対照的に穹の表情は見えません。

「カップルだって。まったく…次に行くとき恥ずかしいよ…」

「……私は…別に……」

帰り道、穹はカップルと間違われたことへまんざらでもない表情を見せます。このときの表情もまたいいんですけど、小さな呟きはハルに届かず、別の声が割り込んできます。

「あれ? はるちゃん!」

同じく買い物帰りの奈緒が現れました。挨拶程度の笑みを見せるハルに対して、穹は途端に険しい表情となります。

「奈緒ちゃんも来てたんだ」

「うん。入れ違いだったのかな」

仲睦まじそうに話す二人を、穹が遮ります。ハルの手をつかみ、引っ張っていく。

「行こう、ハル」

「ちょ…おい、穹!」

強引な穹に驚き、戸惑、ハルは穹の肩をつかんで引き止めます。

「穹! お前、奈緒ちゃんの前だと変だぞ?」

いい加減、ハルだって穹の態度がおかしいことに気づいたのでしょう。奈緒の前だと態度を翻し、瑛などとは違い敵意を剥き出しにする。なにかあったのか、あったとしてそれはなんなのか、気づくことの出来ないハルは問いかけますが……

「何で? 何でそんなヤツに優しくするの?」

態度に思うところがあったのは、穹も同じです。奈緒に対するハルの態度、それは彼女にとって許容出来ないものだった。

「ハルはそいつのせいで…」

「何言って…」

「知ってる。私見てたもん」

「二人がセックスしてるとこ」

突きつけられた言葉は、ハルに言いようの無い衝撃をもたらしました。言葉もなく、目の色すら失ってハルは穹の言葉を聞きます。

「最初は何してるかわからなかった。遊んでるだけかと思った」

「でもの、その後パパたちに話したら大騒ぎになって、その時悪いことだってわかった」

「やっぱりこの町に来なければ良かった」

「私はあたなを許さない! 絶対に!!」

断言する穹に、奈緒は血の気を失って言葉もなく立ち尽くします。衝撃が身体を駆け抜けたハルは、それでも穹に言葉をかけようとしますが、穹は取り合わない。

「ほら、早く帰ろ!! もう二度とハルの前に現れないで!!」

叫ぶ穹に、ハルが掴みかかりました。自分ではなく奈緒を避難する穹に、忌まわしい過去を知っていた妹に、自分が被害者なのかすらもわからない少年は怒りと焦りをにじませた。

「言い過ぎだぞ穹! 奈緒ちゃんに謝れ!!」

ハルの形相に穹は圧倒されかけますが、滲みでる怒りは、この期に及んで奈緒を庇おうとする姿に穹も言葉を叩きつけます。

「バカハルッ!!!」

激昂し、その場を駆け去る穹にハルの声は届かない。引き止めることもかなわず、穹はどこかへ行ってしまった。


「穹ちゃん、知ってたんだね」

「……僕も…知らなかった」

穹の去った道端で、バス停のベンチに腰掛けるハルと奈緒。二人は、消せない記憶、忌まわしい過去を振り返る。

「身勝手だよね…私。あの日のことをなかったことにしようとしてた」

「あの頃、うちの家族の仲がギスギスしてて…つらくて。居場所なんてないと思った」

「だからあの日、はるちゃんに甘えたんだ」

明かされる奈緒の真実は、原作とはまた違う理由。原作と違ってそれらしい理由付けがなされています。奈緒が両親と不仲であることは変わりませんが、原作ではハルへの思いの増大による暴走という側面が強く出ていたから、ハルに逃げたという表現は結構新鮮かもしれない。

「……でも、すぐにとんでもないことをしたってと思った」

後悔するぐらいなら初めからするなといいたいが、この件が親バレして検査等を受けることになった流れは原作と変わらない。けれど、親に怒られた奈緒に手を差し伸べたのは、ハルの両親ではなく祖父だった。

「春日野先生は優しかった。みんなが君をしかるのは、君のことが大切だからだよって」

怒ってもらえてよかったな、そのように言ったハルの祖父の言葉を思い出し、奈緒は泣き出します。レイプ被害者であるハルとしてはなんとも言えない話であるが、奈緒はかなり思い詰めている。

「でも、やっぱり私は許されちゃいけないんだね。私は…はるちゃんだけじゃなくて、穹ちゃんまで傷つけて…」

「大丈夫」

奈緒の言葉をハルが遮りました。ハルにとっては微妙かつ複雑な話題ですが、踏み込まないわけにいきません。

「ちゃんと話せば穹だって…僕も同じだ。穹のことずっと傷つけてた」

「何も知らなかった。知ろうともしてなかった。奈緒ちゃんのことも、穹の気持ちも」

「はるちゃ…」

「行こう。きっと家だよ」


家に戻ったハルと奈緒ですが、どうやら買い物袋は穹が持って帰ってきたらしい。手ぶらで立ち去ったような気がしたけど、実はそうじゃなかったのか。探した方がいいという奈緒の言葉を受け、一先ず二手に別れます。
穹を探し回るハルですが、その名を叫んでも穹は一向に見つかりません。やがて雨も降ってきて、ハルの心は焦りを覚え始めます。

――僕はバカだ。今までずっと逃げてたんだ

――あいつの奈緒ちゃんへの態度は全部…全部…僕のせいじゃないか

レイプ被害者の妹がレイプ犯を嫌っても何ら問題はないし、不思議もないと思いますが、ハルは自分のせいだと思ったらしい。この辺のハルの心情が、少し弱いような気もした。どうしたって合意の上じゃないんだし、原作の穹ルートじゃあたかも興味本位で行為に及んだみたいに書かれたけど、それはどうしたって嘘でしかないわけで。

「くそっ、そ――」

「ハルッ」

ハルの後ろから、穹が駆け寄ってきました。どこに行っていたのか、それを訊ねる間も与えられず、穹が先に言葉を紡ぎます。

「ハル、お願い! 早く来て!!」

呆気にとられるハルの手を引き、穹が向かった先はバス停でした。停車中のバスは穹が止めていたもので、ハルは車内へと押し込まれた。いつにない行動力に、ハルは流されることしか出来ません。
発車するバスの車内で、ハルは穹の真意を問いただそうとします。

「穹…お前」

「帰ろうハル。ここに居ちゃだめなの」

浮かべるその表情はどこまでも冷たく、瞳は鋭くハルを見据えている。

「戻ろう、私たちの街へ」

穹の決意と決断にハルはどう応えるのか、ということろで次回に続く。


急展開、というほどでもなかったと思います。やっときたかという感じではあるし、奈緒編も次回で終わりでしょう。少なくとも、ハルと奈緒の間では既に決着がついている。いや、ハルが強制的につけたと言ってもいいでしょう。今回の話を見て思うのは、奈緒による逆レイプを、ハルは受け入れきれてない部分があるということです。忌々しい夢と思うほどにはトラウマとなっており、ハルが穹に掴みかかったのは、あるいは奈緒を庇うためではなく、思い出したくない過去から目を背けるためではなかったのか?
いずれにせよ穹は動いた。後はハルがどのように対応するかであり、私としては一度奥木染を離れて二人でゆっくり話しあうのも手ではないかと。原作にあった両親の初盆もあることだし、都会に行く理由がないわけじゃない。
まあ、その可能性は低いだろうけど、奈緒の決着がつくにしても、それだけで春日の兄弟の結び付きが強いものになるだろうか? 今ひとつ、足りないような気がする。まさか穹がハルを押し倒すわけにもいかないだろうし、キスを既に済ませたい上、なにをキッカケとするつもりなのか。再来月には委員長こと倉永梢がハルにアプローチを掛けてくるのか、夏祭りも済ませたのになにかイベントはあったか、オリジナル展開による導入も十分ありえますね。
コミックスの表紙も出て、私は凄い満足しています。唯一残念なのは日記でのレビューが一日遅れてしまったことですが、某大型電子掲示板と合わせて素早い更新を心がけたいものです。
2ヵ月ぶりのコミカライズということで、コミックスの発売日も5月26日で確定したみたいですね。丁度、再来月号の発売日と重なっていますが、コミックスだから2~3日早く売り出される可能性もある。コンプエースだと、ViVidなんかは5日前ぐらいに出たんだっけ? 店舗特典等はまだ発表されてないけど、仮に本誌へ載るとすれば来月かな。まあ、こういうのって基本的に対象店舗のみでの発表になるから、発売日近くになったら主要店舗の情報を確認しとけばいいのかも。

今回は巻中カラーになっており、3ページほどのカラーページで始まります。前回までが1巻分だから、コミックスの最初の話をカラーにしたいんですかね? 版型はB6版と大きめですし、普通にカラーページは収録されると考えて良いでしょう。
話としては原作にあった海のイベントで、原作との違いはダメイドが不参加だということ。まあ、ダメイドはこのコミカライズには出ないんでしょうね。思えば1話の見開きカラーにもいませんでしたし、確かに瑛&渚さんルートにも、穹ルートにも必要性のないキャラだからなぁ。居ても居なくても話が進められちゃう辺り、ダメイド哀れ。原作では海イベントのときだって、酒と弁当を食いに来た荷物番という役割が……大している意味なかった。亮平はともかくとして、ダメイドは個別シナリオ、やひろは瑛シナリオじゃないと出番ないからねぇ。このコミカライズだと、これといって出さなくても良いのかも。あんまり登場キャラを増やすと、描くのも大変ですからね。キャラを絞るのって結構大事。

妙にリアルな色合いの青空を眺めながら、ビーチパラソルの下に座るハル。恰好は当然水着ですが、短パンより少し裾の長いものを着用。カラーページとモノクロで明らかに長さが違うんだけど、コマによっては子供用長ズボンぐらいの長さになっていたりするので、ちょっと違和感。さすがにふくらはぎ近くまですっぽりはおかしいと思う。
「ねえ、ハル。ハルは行かないの?」
パラソルの下で涼むハルに、同じく水着姿の穹が声をかける。穹の水着は原作のそれと同じで、最近フィギュアでも発売された白水着。ハルはそんな穹の姿に少し焦りつつも立ち上がるんだけど、そこに瑛の呼ぶ声が響きます。カラー見開きで、瑛、渚さん、委員長、奈緒の水着姿がお目見えして、全員が原作と同じ……と思わせて、渚さんだけちょっと違う。原作は白の水玉模様でしたが、描くのが面倒だったのか色と形をそのままに柄なしとなっていました。
早く遊ぼうと言ってくる瑛に、今行くよと返しながら穹を促すハル。
「私はいい」
と断る穹は、ハルが楽しげに瑛や渚さんと談笑する姿を見て、明らかに面白くなさそうな表情を浮かべます。
「…バカハル」
穹がこのように呟いて、カラーページは終了。カラーは良いですねぇ、1話のカラーが下着姿になった穹の3サイズチェックで、7話が水着……いや、判ってるじゃないですか。

話は戻って海へ行く前。
「夏といえば海! 海といえば水着! 今一番熱いスポットそれが海!!」
折角の夏休みだから一緒に海へ行こうと誘ってくる亮平。みんなで行けば楽しそうだと同意するハルだけど、亮平の目的はあくまで水着の女の子。当然穹も誘うようにといわれるんだけど、その言葉にハルは僅かに動揺します。
「体調はもういいんだろ?」
「それはもう大丈夫なんだけど」
最近話しづらくてさ、と言うハルですが、大げさではないにせよ前回のキスを引きずっているみたいです。原作ほど強く引きずってないのは、単にキスをされただけであって、思いの丈をぶつけられてないからでしょうか? それにしては、ハルがさほど気にしてないように見えるのは、コミカライズ特有のプレイポーイな雰囲気がそうさせるのか。
ハルの言葉を単なる兄妹喧嘩の類と受け取った亮平は、「そんなのは一日遊べば何とかなるって」と気楽に言います。悩むハルですが、まあ、事情を知らない亮平からすれば当たり前の意見でもあり、押し切られる形で穹も誘うことに。

やって来た海では、男だけに着替えの早いハルと亮平が一足先に浜辺に乗り出します。晴れて良かったと笑う亮平に、同意しながらビーチパラソルを差すハル。そこへ水着に着替えたヒロインたちがやってきて、まずは瑛と渚さんに委員長の3人。お嬢も委員長もなかなか…とヨダレを垂らす亮平に、メッチャ引き気味の二人。まあ、無理もない。
「あたしは? 亮兄ちゃん」と尋ねる瑛に、
「ふむ? 瑛は…もうちょっとがんばれ」と肩に手を載せる亮平。それを見た渚さんが、「瑛に気安く触れないで!」と顔面を蹴り飛ばします。吹っ飛ぶ亮平ですが、そこに水着の着替えた穹が現れる。ベストアングル、下から穹をのぞき込むような形になった亮平に対し、穹は無言で足蹴にする。が、亮平は耐性が付いたのか、それともなにかに目覚めたのか、蹴られるのも悪くなくなったらしい。

「穹ちゃん、元気になって良かったね」

穹を眺めながら、瑛がハルへと話しかけてきます。

「うん…本当に。ありがとね、心配してくれて」

「お礼を言うのはこっちだよ」

瑛はハルのおかげで今まで通り神社で暮らせるようになったこと、つまり現状維持という形になったことを告げます。ハルの言葉に渚さんの父君が心動かされたのでしょうか、養子話はなしになったみたいです。

「また、みんなでいられるなんて思ってなかった。ありがとね、ハルくん」

「いや、僕は別に…」

瑛の言葉に、ハルは照れくさそうの頬を掻きます。このときのハルの表情と来たら、軽く赤面ししつつ目の感じが和らげで、ハッキリ言って超いい男。普段とは少し違う瑛の雰囲気も相成って、二人はかなり良い感じの空気を作り出します。
そこに現れたのが奈緒。更衣室が混んでいたとかで、面子の中では最後の登場です。ばいーんという効果音と共に胸が強調されており、ハルの視線はそこに釘付け。瑛でさえ、「奈緒お姉ちゃん、おっぱいおっきいー」という始末。そんなハルを見て、穹は不機嫌そうな表情を浮かべます。比較的仲の良い瑛にすら思うところがある見たいですし、奈緒が相手だと態度も硬化してしまうんでしょうね。
7話の特徴として、とにかく奈緒の胸を強調する描写が多いです。ヨスガノソラはエロゲでは珍しくヒロインの3サイズが公表されていないので、実際に奈緒が作中でどれぐらい巨乳なのかは定かではない。渚さんよりも大きいんだろうけど、やひろやダメイドと比べると、さてどうなのかといった感じ。まあ、ハルだって男ですから巨乳が嫌いなわけはないのでしょうが、穹としてはそれも面白くないというわけです。

海で遊ぶ面々が描かれ、海の中でビーチボールに興じる瑛と渚さんに奈緒。ここでも奈緒の胸が揺れる揺れる。亮平は瑛から借りたのか、浮き輪を使って委員長に背後から接近。発見した渚さんに海へ沈められます。
ハルはそうした騒がしさから一歩離れており、ビーチパラソルの下であぐらを掻く。

「ハルは行かないの?」

と、尋ねる穹に「うん、ちょっと休憩」と答えるハル。

「そっか。じゃあ、ちょっと頼みがあるんだけど」

穹はそのように言いながら、なにやら良く判らない文字が書かれたケースを、ハルに向かって差し出します。

「ほ、本当にやるの?」

「早くして」

ビーチパラソルの下に寝そべる穹は、水着の留め具を外しており、俗に言うオイルを塗る姿勢になっていますが、実際にオイルなのかは不明。というのも、最初は私も先入観からサンオイルの類だと思ったんですけど、肌を小麦色に焼く穹というのがどうしても想像できなかったんで、もしかしたら日焼け止めクリームの類かも知れない。見た目はどう見てもオイルだけど、特に明言はされてないしオイルみたいに見える日焼け止めクリームだってあるかも知れない。

「自分で濡れないからしょうがないじゃない」

赤面しながら言う穹にハルは折れて、オイルだかクリームだかを塗ることに。直接背中に手を触れ、その感触に穹は少し喘ぎます。

(うわ…柔らかい…)

同じく赤面しながら、穹の背中を塗りたくっていくハル。

(今さらだけど白いよなぁ、穹って)


「ひゃん!」

妙なところで感心するハルでしたが、手が滑ったのか穹の横乳をフニっと触ってしまいます。

「背中だけでいいって言ってるでしょ!?」

「ご、ごめん!」

ドギマギしてしまうハルに、「もういい」と水着を付ける穹。代わって、今度は自分がハルに塗ってあげると言い出します。

「い、いや、僕はいいよ…」

気恥ずかしいのか、断ろうとするハルですが、そこに委員長の投げたビーチボールが当たります。

「ご、ごめんなさい、春日野くん!」

これ幸いと、委員長に誘われるがままに遊びの輪へ加わるハル。穹はむーっとした表情で、ハルの態度にちょっと苛々。

お昼過ぎになって、原作と違って弁当などを持ってこなかった面々。腹が減って動けないという亮平に、ハルは自分がなにか買ってくるといいます。

「あっ、私も…」

「穹ちゃんは病み上がりだし休んでて。私が行ってくるから」

「え? あ…」

名乗り出ようとした穹は、奈緒の言葉に動きを封じられました。奈緒は単純に気遣い、心配しての申し出だったんでしょうが、ハルと二人でその場を離れる姿を見て、穹は遂に半泣き状態。身体も少し震えています。これで奈緒が実は牽制してましたとかだったら怖いけど、奈緒は実のところ穹のことを意識してなかったというか、そういった対象としては眼中にないんですよね。原作において奈緒が穹の本心を知るのは、対決後のずっと後のことになりますし。まあ、穹が双子の妹である以上、すぐに感づく方がおかしいと言えばおかしいんですけど。
人数分の弁当らしきものを買うハルに、着いてきた以上いくつか持とうかと訊く奈緒。しかしハルはこれぐらいは大丈夫と良い、奈緒はたくましくなっちゃってと笑いかけます。そこにはもう、昔自分の後ろを着いてくるだけだった少年はいません。

「ハルちゃんはすっかりカッコ良くなっちゃって、私だけあの時から止まったままみたいだよ」

奈緒のどこか陰りのある表情に訝しむハル。奈緒も自業自得とはいえ色々抱えているわけですが、ハルがそれに気付くのはまだ先みたい。コミカライズでどこまで触れるかってのもあるしね。
買い出しから戻ってきたハルは、穹の分を渡そうとしますが、当の穹はプイッと顔を逸らしてしまう。

「…何か怒ってる?」

「別に」

穹が態度を硬化させている理由がわからないハルは悩みますが、考えたところで答えg出るわけもなく、結局帰りの時間へ。そろそろ帰りの電車が来るというときに、穹が忽然と姿を消します。
捜してくると、一人穹の姿を捜すハル。

「…バカハル」

穹は浜辺に降りる階段に腰掛けながら、不機嫌そうな表情を浮かべていました。

「見ーつけた」

そんな穹をハルが探し当て、みんな待っているからもう帰ろうといいます。けれど、機嫌の悪い穹はハルの言葉にそっぽを向いてしまう。またなにか怒っているのか、言ってくれなきゃわからないというハルに、穹は思います。

「だって…」

――ハルはみんなに優しいから

不機嫌な表情から一転、沈んだ顔になった穹に思うところあったのか、ハルはふいにこんなことを尋ねます。

「水着…あれ、新しくしたの?」

「え? …うん」

「かわいかったよ」

自然な感じにこぼれ落ちた褒め言葉に穹は驚きますが、ハルは笑いながら、

「あくまで〝水着が〟だけどな」

などと一言余計なことを付け加えてしまう。呆れた穹はため息を吐きながら、ハルより先に帰ろうとする。

「また来ような、気が向いたら」

そのように提案するハルに対し、穹は想う。

――次、来ることがあったなら、今度は二人が良いよ、ハル

少しは気持ちも近づいたかな? という柱の代わりみたいな文章と共に次回に続く。


率直な感想としては、典型的なサービス回という印象。奈緒が少しだけ表に出てきたけど、物語としてはこれといって進展していないですし、見所としてはハルが穹の背中や横乳を撫で回すイベントが行われたことでしょうか? 原作だと、穹がハルを連れ出したりするんですが、コミカライズはなかなかに王道なものを持ってきたと思います。
こういう微エロに満たないようなエロがあると、如何にもサービス回って感じがして良いよね。穹の水着姿も可愛らしさが良く出ていたと思う。
このところ瑛シナリオに片足突っ込んでいる感じだったから話としては続き物だったけど、それも一応前回で終わったらしい。となれば自動的に穹シナリオに入るっぽいけど、今回がサービス回だっただけに次回がどうなるかまったく想像が付かない。一気に奈緒との対決をするのか、ほとんど台詞がないとはいえ、委員長も出しているからにはなにかしら絡めてくるとは思うんですが……さて、どうするつもりなのか。
コンプエースで果たしてハルと穹が関係を結べるのか、結んだとしてその描写をしっかり描けるのかは不明ですが、委員長がハルや穹を拒絶するには、それしかないんですよね。否定者としての役割が委員長なわけですから、それがないといる意味がなくなってしまう。今後の話が見えない理由としてはもう一つ、前回の最後、つまり1巻の最後の話で穹はハルにキスをするんだけど、原作の時系列から考えるとこれって結構早い。原作では丁度のこの海イベントの後、良心の初盆から帰宅したハルに、穹が思いの丈と共にキスをするわけで、それをキッカケに穹を意識し始めてしまったハルは、意識的に穹を避け始めるんですよ。だから今回、ハルがキスのことをあまり深く考えていないというのは、この先の展開に少なからず影響があるんじゃないかと、そんな気がする。まさか、いきなり次回になって、「あのキスはなんだったのだろう」と考え込むとは思えないし、もちろん今だってそれなりに考えてはいるんだろうけど、あまり深く悩んでいたりはしないのではないか。
ハルが穹の想いを受け入れるキッカケとなったのは、穹の自慰を目撃したからですけど、果たしてそれもコミカライズで描けるのかどうか。水風天的には、経歴を鑑みても普通に書ける気はするんですけど、コンプエース的に大丈夫なら是非やって貰いたいところです。
それにしても、今回は書くことがあまりないなと思っていたのに、いつの間にかこんなに書いている。さすがはハルと穹、ヨスガノソラの魅力と言ったところでしょうか。大変満足させていただきました。
白地に花を咲かせましょう
先週の話になりますが、電撃姫の通販で注文していたハルカナソラ特大シーツが届きました。頼んだ当初は2月末の発送だったんですが、一週間遅れでの発送。中には問い合わせの結果、3月下旬の発送になると言われた人もいるそうで、なにやら生産が遅れているようです。昨年の10月に受け付けていた商品が、発売時期になっても完成していないというのも不思議な話ですが、まあ、Sphereやハッシーに問題があるわけでもないし、電撃でなにかあったんでしょう。

基本的にヨスガノソラ関係の布モノは2枚以上買うことにしている私ですが、考えてみればヨスガノソラ以外で布モノってあまり買わないかも。あぁ、でも、昨年末になにを血迷ったかコットンソフトのもみじ抱き枕カバーを買った記憶がある。正直、レコンキスタやったことなかったんだけど、絵柄に惹かれて。衝動買いと言われればそれまでだけど、あまり後悔もしてないな。というか、あの絵柄を見せつけられたら買っちゃうでしょ、作品とかキャラとかよく知らなくても買っちゃうでしょ。敢えて言おう、ロリ最高だと。私がロリコンじゃないとしても。
まあ、これは例外にしても私が基本的に布モノのグッズを買わないのは本当です。エロゲの購入特典として付いてきたのが多数あるため、数だけはそれなりに持ってますが、抱き枕にしろシーツにしろ、それだけを手に入れるってことはあまりしない。そもそも、生地に拘らなければあんなものはエロゲの特典で付けられるぐらい安価なものですから、それに1万円近く出すというのも馬鹿らしくって。
それが少しずつ変化してきたのは、やはりヨスガノソラの、春日野穹の影響が大きいと思う。萌魂工房が出した抱き枕にしろ、それ以前のグッズにしろ、ヨスガノソラであれば布モノを買うことにもなんら抵抗感がないんですよね。大して好きでもない奈緒の抱き枕も2つ持ってますし、穹に関しては凄いことに。
布モノに限らず、ヨスガノソラはそれまで私が手を出してこなかった様々なグッズを購入する動機になっていると思います。フィギュアもその一つで、先々月に出たメガハウスの白水着穹はもちろん買いましたし、5月にコトブキヤから出るスク水穹も予約を済ませました。まさか、私が積極的にフィギュアを買う日が来るとは思わなかったんですが、対象が穹であるなら話は別です。複数買いこそしませんが、必ず1つは手元に置いておきます。

さて、今回届いたシーツですけど、とりあえず全体を見る意味も兼ねてベッドの上に敷いてみました。私の部屋は狭く、タンスだなんだと物が多いので床に広げるだけのスペースがなくて。2枚以上持ってますから、1枚開封したところでなんら問題はありません。
絵柄としては水着姿の穹と委員長ですけど、穹単体じゃないことを不満に思っている人も少なからずいるらしい。私としてはそれほど気にするようなことかなという感じなんですけど、こういったシーツは基本的に2人以上の複数が描かれることが多いですよね。ヨスガノソラで言えば、ソフマップ特典のシーツが瑛と渚さんのペアでしたし。これは偏に抱き枕と違って生地にある程度の大きさがあるシーツだと、キャラが一人では広すぎるんだと思います。げっちゅ屋特典が瑛単独のシーツでしたけど、あれにしたって単独では余白が目立ったじゃないですか。今だに売れ残ってるところを見ると、それほど良いものではないと判断されたようですし。
だから、2人ないし3人並べることで握やさというか、華を咲かせる感じにしてるんでしょうね。今回のシーツに限らず、エロゲのシーツは大抵そうだと思います。有名所で言えば、私も持っていますけどあかね色に染まる坂のソフマップ特典シーツとかね。あれは良いものでした。
生地の感触としてはそれほど気持ちの良いものでもありませんでしたが、だからといって悪いわけでもなく、まあ、こんなものでしょう。色合いや色味に関しては少し微妙。もうちょっと鮮やかさが際立つ生地にして欲しかったかも、という感じですね。穹の生白さが薄れているというか、これはこれで良いのだけどさ。とりあrず、しばらくの間敷いてみようかと思います。委員長の部分は穹の抱き枕で隠れますし。

そういや、コンプエースでやってるコミカライズですけど、コミックスの発売日が5月に確定したらしいですね。げっちゅ屋で調べ物してたら載っていたので、まず間違いないでしょう。正直、5月まで引き伸ばされるとは思ってなかったけど、その分大々的な修正がはいるに違いない。穹の喋り方とか呼称とか、私服で寝ているところとか。
しかし、この話は書いた記憶があるだけど、日記のログに載っていない。書いたつもりになっていたのか、それとも見落としているだけのか。最近、疲れてるもんな。
Sphereで頼んでいたグッズ通販 2009 Winterが昨日届きました。予想外の細長いダンボールに梱包されており、思っていた以上の大きさがあったけど、まあ私の場合は頼んだグッズ量が多かったしね。まあ、どこも似たような感じではあるらしいけど、さすがに大きいので早々に中身を出して潰してしまいました。一応、中身はなに一つ欠けることなく入ってたけど、テレカを入れてあった封筒がグシャグシャになってて、下手をすればテレカが曲がるピンチにあった。奈緒のテレカが入った封筒だったから良いようなものの、穹だったらどうなっていたことか。

配送業者はクロネコが好きなのでクロネコを利用したんだけど、時間指定をしなかったので届いたのは昼過ぎだった。しかし、このクロネコが曲者で、やっと届いたと思ってハンコ片手に扉を開けたら、「強風で伝票を飛ばされました、すみません」と言い出す始末。よりにもよって近所の幼稚園辺りまに飛ばされたそうで、これでは探すに探せない。とはいえ、配達してる人を怒鳴りつけて探させるわけにもいかないし、とりあえず商品受け取ることに。けどなぁ、伝票ってことは私の個人情報が満載なわけで、まったく面倒な事になりました。商品自体は本当によかっただけに残念というか、VFBといい業者側の細かいミスに翻弄されている感がある。
特にVFBはとらのあなの対応が本当に最悪で、遡れば発売前からグダグダだった。特典が付く以上、とらのあなで取り扱うことは判っていたから、万全を期すために最初店頭予約をしようと思ったんですよ。とらのあなは確か出来るはずですから。VFBは重量があるとわかってましたし、秋葉原から持って帰りたくないじゃない? 既にげっちゅ屋とソフマップで予約もしてたしね。
対応した店員はわざわざ本部にまで問い合わせて予約可能かを調べてくれたんだけど、レジが混んでいたこともあって20分ぐらいは待ったのかな。結果として返ってきた答えが、「当店では入荷しないので予約出きません」というもの。まあ、この時点では発行部数を絞っているという話もあったし、本店をはじめとした主要店舗と通販のみなんだろうと思い、それじゃあ仕方ないから秋葉で買おうという結論に。しかし、秋葉店というのは書籍の予約が出きないから、確実に買うには発売日の開店時間に行かねばならない。そんなわけで、私はちょっと無理をして2月26日の金曜日に、朝から秋葉に行ったのですが……
まあ、通販という選択肢もあったんですけどね。何故かとらのあなの通販では、VFBは同人誌扱いになっていて、出版社を介さずにだすからなんだろうけど、まさか店舗でも同じように陳列するとは思わないじゃない? エロゲのVFBだよ、エロゲの。普通に考えて書籍コーナーか、PCゲームフロアに置くと思うじゃない。先入観や思い込みと言われればそれまでだけど、そもそも同人誌扱いしているとらのあながおかしいわけで。当日、1Fの新刊コーナー、2Fの書籍コーナー、3FのPCゲームフロアを探しまわった挙句にVFBを発見出きなかった私は店員に着いたんですよ。VFBはありますか? と。そしたら店員はこう答えましたよ、「当店では入荷していません」と。店舗特典が付くのに本店ですら取り扱わないなんてあるのかと思ったけど、店員がこのようにいうのだから仕方ない。通販での購入へ切り替えることにして、げっちゅ屋とソフマップで予約したのを回収しに行きました。

そうして秋葉での回収作業を切り上げて、職場でとらのあな通販を行ったんですが、チェックしていた某大型掲示板のヨスガノソラスレで、とらのあな本店の6FでVFBを発見したという報告が舞い込みました。この時点で私は既に通販処理を済ませており、キャンセル出きない状態だったんですが、なんでどうして6Fなんかにあるんだと最初は戸惑う。それはスレにいた連中も同じだったんだけど、そういえば確かに同人誌扱いで通販は取り扱っているなぁと気づき始めて、とらのあなの同人アイテム入荷情報が出てきたことで確信に変わる。どうにも、とらのあなは通販のみならず、店頭においてもヨスガノソラのVFBを同人誌として陳列しているようなのです。私は流石に時間がなかったので確認しに行くことが出きませんでしたが、まさか6Fにあるとは誰が思おうか。
大体さ、6Fにあるならあるで、店員把握しとけよと思うんですよ。いや、本店に関して言えばフロアいっぱいあるし、店員が担当フロア以外の新商品なんて把握してなくても無理はないと思うよ? けどさ、横浜店とかそういう店舗は違うじゃないの。入荷情報にしっかり記載されててさ、横浜店以外にも事前に当店では入荷しませんと言われた奴が多数いるようだけど、しっかり入荷してるじゃないのと。人を20分待たせて本部に問い合わせて、挙句に入荷しませんといったあのやりとりはなんだったのかと。私はCUFFSないしSphereから2月26日に出るヨスガノソラのビジュアルファンブックと説明したし、確かに同人誌であると言ってないけど、そもそもその時点では同人誌扱いされていることを知らないわけで。なにがどうして、「入荷しません」という結論だったのか。正直、予約したのを回収するだけなら昼でも良かったわけで、そう考えると朝行く必要はなかったかなと。時間と金以上に色々なものを損失してしまった気がする。

そんなVFBですが、とらのあなではさらに特徴というべきものがあって、他店では付く店舗購入特典の一つ、春日野穹クリア下敷きが付きません。これに関しては理由は不明ですが、おそらくこれも同人誌扱いで入荷していることが原因なのではないかという見解です。私も通販したときは下敷きがつかないなんて知らなかったから、正直とらのあな購入分は初加のペーパーを回収する以外に意味がなくなってしまった。そして、夏ノ雨を同時購入しないでよかったと思う。
ヨスガにしろ夏ノ雨にしろクリア下敷きは、VFBを発売するPCゲーム販売店のみに付く特典です。私は夏ノ雨のVFBを秋葉のゲマ屋で買いましたが、ゲマ屋は普通にエロゲコーナー奥で他社のVFBなどと同じ場所に陳列してて、本来でればこれが正しい形のはずなんですよ。ちゃんと下敷きもついてきたしね。それをとらのあなは同人誌扱いにしているもんだから、色々とややこしくなっている。私はね、購入する側が勘違いをしたり、先入観を持っていても別に悪くはないし、不思議でもなんでもないと思うのですよ。だって、通販ページか同人アイテム入荷情報を確認しないことには、同人誌扱いで入荷していることなんてわかりっこないんだから。私の場合は事前知識として知っていたから、だから一方的にとらを非難することは出きないんだけど、ちょっとないんじゃないのとは思うわけですよ。

amazonでさえ付く下敷きがとらのあなでは付かないというのは、売る側としては結構不味いんじゃないかと思う。なにせ、とらのあな特典ペーパーからしてキャラが微妙だし、にもかかわらず穹の特典が付かないという。さすがにネット上ではげっちゅ屋が完売したことも合ってか他に売ってないと言う理由で売れ始めてるけど、オークション等を利用しない人にとってとらでの購入が最終手段になっている辺りが酷いよね。私も穹の下敷きは最低3枚欲しいところだから、もう1冊ぐらいちゃんと付くお店で買おうと思っています。
まあ、とらに利点があるとすれば通販の場合割引が適応されるのでちょっとだけ安く買えると言うことでしょうか。店舗受取にすれば送料もかかりませんし。それ以外になんの得もないのがあれですけど。
そういや、肝心のグッズに付いてなにも書いてませんね。まだ抱き枕も開けてないんですけど、テレカはすごく良い感じでした。穹はもちろんのこと、奈緒にあんな風に迫られたら、ハルの自制心がどれほどのものでもクラっと来ちゃうんじゃないだろうか。まあ、穹の黒下着の破壊力がそれを上回るけどね! とりあえず、抱き枕開けたいのだけど、中身もなければ場所もないと言う事実。せめてテレカぐらいは取り出して置かないといけないな。
ヨスガノソラ&ハルカナソラビジュアルファンブックmonochrome pict sideということで、今日はモノクロについてのレビューを書きます。このVFBは、むしろモノクロのほうが価値あるんじゃないかと思えるぐらい、こちらも充実した内容になっております。ただ、表紙と裏表紙が何故か奈緒と初佳の線画。
決して人気なわけでもない二人をどうして表紙に……普通に瑛と渚さんで良いじゃないか。

カバー裏は、表紙がラフスケッチ集で穹の北欧滞在時の服装と、やひろのラフ。穹に関しては本を開けば中に載っているから、わざわざここに配置する意味合ったのだろうか。いや、穹可愛いけどさ。すごく可愛いけどさ。これでもかってぐらい可愛いけどね!
裏表紙は初佳と渚さんのラフ設定画で、これは表紙のやひろと同じく中には掲載されていないもの。普通に考えて、鈴平絵のこれを掲載しないでどうするんだと思うけど、あくまでハッシーがメインということなのだろうか? というか、ラフをみていて思ったんだけど、ヨスガノソラってもしかしたら最初はハッシーのみの企画だったのかも知れない。原画一人だけで、全キャラハッシーが担当予定だったとか。それから色々あって鈴平が外注参加したと考えると、なんか辻褄が合うような気がする。
しかし、初佳はかなりシンプルというか、ラフにも描いてあるけどシンプルメイドさんなんですね。私はどうにも初佳というキャラが間に合わせで作ったキャラに思えて仕方なかったんだけど、この予想はそれほど外れていないんじゃないか、という気がしてきた。委員長が穹シナリオを作る過程で生まれたキャラという話は良く聞きますが、初佳とやひろについては本当にサブキャラというかなんというか、あまりに事前設定が少ないような気がしてならない。つまり、最初のヒロインはそれこそ学生4人だけだったのではないか。これは前述の鈴平途中参加説と合わせて考察すると、ちょっと面白い仮説が立てられそうな気がしてならない。カラーにもモノクロにもスタッフインタビューの類がないから、想像だけならいくらでも出来るんだよね。真実が明かされない以上、妄想したもん勝ちってやつです。

中表紙は、サウンドトラックのジャケットに使われた穹の線画。個人的にも好きな一枚ですが、そういえば未だにサウンドトラックを開けていない。開けるのが勿体ないというわけじゃないけど、なんとなく開ける機会を逃してるんだよね。
Publishing Line Drawingということで、まずは線画です。原作のパッケージやテレカ類は勿論、抱き枕等のグッズ類も載っています。カラーとはまた違った味わいがありますけど、これといって特筆するところがないかも知れない。前半に瑛のテレカ類、後半に穹のグッズ類が集中してるけど、やはり瑛は数において抜きんでてますね。瑛もまた可愛い娘ですし、思わず抱き枕二つ買っちゃいましたけど……線画でみると、その名の通り身体のラインがハッキリと見えるから良いですよね。しかし、線多いなぁ。私もコミケとかで線画集買ったりするけど、いや、凄い線だよね。後々のラフもそうなんだけど、ラフから最低限の線まで削り落としてこれだもの。特に穹はひらひらの服だから必然的に線も多くなるんだけど、これに色付けるってのもそれはそれで凄いよなぁ。color pict sideにおけるグラフィッカーの素晴らしさが判るというものですね。
続く、Character Line Drawingは要するに作中の立ち絵やCGの線画ですけど、これもまた色のあるときとは大分印象が違いますね。ただ、モザイクの付け方がきつすぎて、出来れば黒ベタとか白抜きがよかった。線画にしろラフにしろ、隠すところを隠すのは良いんだけど、折角の本媒体なのだからエロマンガなんかと同じ修正の仕方の方が絵的に違和感もなかったんじゃないかと思う。色つきの時はどうとも思わないモザイクも、こうして色の抜け落ちた線画になると明確な違和感を感じてしまうんですね。なまじ、モザイクにだけ色があるようなもんだから、なんとも言えない気分になる。
個人的にCGと線画で一番印象が違って見えたのが、穹の更衣室での試着シーン。なにがどう違うというわけではないんだけど、表情の感じ方にラフも含めて差があるような気がする。これに限らず、線画というのは基本的に色のない表情だよね。視覚的効果として色彩が果たす役割というのは非常に大きいから、この線だけで構成されたシンプルさは確かに違うものを魅せてくれると、私はそう思う。

Publishing Rough Sketchは、その名の通り線画だったもののラフバージョン。没絵なんかもここに含まれてて、正直VFBのメインはこのラフ集にあるといっても過言ではないと思う。パッケージ案も相当数あったらしく、確認されているだけでもA~H、その内4つは瑛の単品となっています。穹がいるやつも4つあるけど、どれをみても一目で重要なキャラであるという配置になっていて、エロゲのパッケージとしてはCもまた良いんじゃないかと、そんな気がする。まあ、これは私の好みだけどさ。結果として、全体的にゴチャゴチャしたのより、シンプルさを選んだのは良かったんだと思う。幾つか案があった中で、瑛単品ではなく瑛と穹の二人になった理由は判りませんが、最初から横書きを意識した物が多かったというのも特徴の一つでしょうか? ハルカナソラのパッケージ案らしきものもあるけど、穹と委員長のみが多く、採用されたものと同じく委員長が目立っている物が多い。それは告知画像のラフをみてもわかることで、如何にも委員長がメインですって感じが伝わってきますよね。実際はまったく持って、そうじゃなかったけど。
クリア下敷きのラフやテックジャイアンの見開きのラフなどが続くわけだけど、後者から早速ラフ画集の特徴が出てきたというか、ハッシーと鈴平、二人の原画家が参加している作品だけに、ラフの段階ではどっちかが欠けてたりするんですよ。でも、それじゃあ絵の構図として判りにくいから、ハッシーが渚さんや初佳を描いてみた部分もあったりで、なんか新鮮です。奈緒や穹の作品イメージ画像ラフ、瑛のテレカラフなんかが出てきて、もうどれもこれも凄まじい描き込みになっていて、原画家橋本タカシの凄さをまざまざと見せつけられている感じです。これがまだ序の口だというのだから、まったくハッシーは底が知れませんね。
中表紙にも使われているサントラのジャケットラフは、背景まで細かく指定してあるのが特徴的。気の利いた絵描きだとよくあることですが、特にハッシーは塗りを自分でやらないから説明だけは細かいのでしょうね。このデジタル時代に手描きを貫いているけど、決してデジタルが判らないんじゃないと思う。きっと手描きの方が好きとか、描きやすいとか、そういう理由なんでしょう。なんか、そんな気がするのです。
ラフには日付付きのサインがしてある場合もあって、例えば萌魂工房から出た抱き枕のラフは2009年の3月、発売自体は5月末だったから、時期を考えると結構ギリギリのような気もしないではない。気付いたこととしては、渚さんや初佳のテレカや抱き枕のラフがないということ。おそらく、ラフそのものが存在しないのでしょう。ハッシーと鈴平の違いというか、このmonochrome pict sideがハッシーオンリーのような印象を受けるのも、やはりハッシーのラフが中心に構成されているからだと思う。もっとも、ハッシーのように手描きでもないとラフ画集なんて早々出せないわけだけど。

次に来るCharacter Rough Sketchは、キャラクターのラフ画集。カラーや線画と違って、先にCG、後に立ち絵という構成。当然ヒロイン順から始まって、早速瑛のラフの描き込みに圧倒される。瑛が縁側で腰掛けるシーンはチラ魅する下着の解説のみならず、縁側それ自体の簡略図も付いているという分かりやすっぷり。絵描きの中には背景が描けない、本当に女の子しか描けないやつも多いからね。該当が多すぎて誰とも言えないけど。
いや、しかし、神楽の舞うシーンのラフは圧巻だね。これをラフでここまで書かれると、その味わい深さは実際のCGを凌駕すらしてしまう気がする。エロいシーンのラフもそれはもう見事で、見事すぎるからこそモザイクがいや感じになっているという残念っぷり。まあ、それは仕方ないにしても、最初は瑛も縞パンだったんですね。CGではシンプルな白になってましたけど、なるほど縞パンというのもこれはこれで……立ち絵のラフはキラのキャラも合ってか、よく動く娘という印象を与えてきます。いくつか没になったりリテイクとなった表情も多いようで、そもそも容姿自体に様々な案があったというのが多くのラフから判ります。髪型もそうですが、体格や顔つきにも差違は多く、幼い感じではないのも少なくないという、瑛のキャラクターの難しさが見て取れます。おそらく、割と終盤までは横結びのキャラだったんでしょうが、最終的には後ろ結びで固まったみたい。巫女という設定もあってか、リボンを特徴づけようとした絵も多いけど、結果としてはあまり重要視されなかったらしい。結構髪が長いのもあるけど、ほとんど別人って感じがしますね。ブログに載っていたハルと一緒にいるイメージラフも、描き込み具合をみるに実際に使われる寸前までいったんじゃないかと思う。いや、ヨスガノソラが瑛をメインとした話なら、必ず使われたでしょう。そこがまた難しいところと言うかなんというか。

お次は奈緒なわけですが、奈緒のラフに混じって原作で無駄に動いていた登校風景のラフがありました。まあ、これも奈緒が一番大きく描かれているようなもんですから、配置としてはここにあるのも不思議じゃないかも。これはなにせ作中のCGですから、既に全キャラ設定決まっているはずですが、渚さんを描いたのはハッシーみたい。おそらく、後で鈴平野と差し替えたんでしょう。瞳の書き方はハッシーのような気がするし。
奈緒のラフは件の写真が印象的で、端役のクラスメイトもしっかり描かれています。この端役というか写真の中だけの女子たちがすごい可愛くて、もうお前らで一作ぐらい作ってくれよという気分にさせてくれる。サブキャラですらない名無しの女子なのに。CGのラフに関しては他にこれといってないんだけど、特筆すべきはやはりキャラのラフ絵。奈緒はやはりスタイルがよく、それでいてシンプルな容姿をしているから初期案からこれといって変化がみられない様子。名前すら決まっていなかったであろう最初のラフも、「お姉ちゃん先輩」として胸のでかいところを強調。さらに走り書きで、「水泳とかやってそう」と書かれており、ハッシーが奈緒のキャラ付けに与えた影響は強いようです。初期案との差違は髪の分け目とボリューム、それにヘアピンの位置が左右逆というぐらいでしょうか? いずれにせよ胸でけーなと、ラフに来て実感させられます。まあ、立ち絵案をみる限りでは慎ましやかな時期もあったみたいだけど。

渚さんのラフは、なにせ鈴平担当だから数が少ないです。CGのラフが数枚ある程度で、瑛と一緒のシーンや教室での授業風景などは、やはりハッシーが先行して描き、後から鈴平が描き加えるという形らしい。一応、表情のラフもあって絵柄が安定していないことに鈴平が嘆いているけど、まあ、鈴平だしね。この一言で解決できてしまう辺り、なんとも言えない気持ちになるのが微妙です。
鈴平のラフよりなにより、ここで目を惹くのはハッシーによる渚さんの初期設定。なんと、ハッシーもまた渚さんを、当時は名前もなかったであろうお嬢様キャラのデザインを描いているんです。ここにきて序盤に書いた仮説といいますか、考察になるんですが、もしかしたらヨスガノソラは当初橋本タカシが単品で原画を務める作品だったのかも知れない。ヒロインは学生のみの4人で、最初は渚さんもハッシー担当だった。それがどういう経緯か、おそらくハッシー経由で鈴平も参加することになって、渚さんの担当となったんだけど、キャラ一人というのは少ないということで急遽初佳が作られた。初佳がメイドという判りやすいキャラクターなのと、設定画などが少ないのもそれが理由。ハッシーバージョンの渚さんの初期設定がかなりあるところをみると、あながち的外れでもないんじゃないかなーと思う。
しかしまあ、ハッシーが描くと大分イメージ違うというか、ハッシー案ではカチューシャをしたお嬢様だったのですね。これもこれで可愛いのですが、飾り気が少なすぎる印象も受けます。ロングヘアーのカチューシャは絵的に地味ですからね。やっぱりリボンの方がかわいげがある。そのせいかハッシーバージョンはかなり大人びた印象を受けるけど、不思議時の強さはあまり伝わってこない。あるいは、この頃はまだお嬢様という設定も為されていなかったのだろうか? 瑛と対になる少女だから、早い段階で話の設定は固まっていたような気がしなくもないけど。

初佳に関してはCGラフのみで、立ち絵のラフは載っていません。裏表紙のカバー裏に少し載ってるのと、表情のラフがあるぐらいで、当然、ハッシーバージョンの設定案があるわけもなく、そもそも初佳は瑛と渚さん、穹や奈緒といった対になっているシナリオやヒロインから外れた存在である、こういってはなんですが作中で浮いた存在です。だからこそ上の仮説にも信憑性があるというか、やっつけで作られた感が強いキャラなんですよ。
だからあんまり書くことがないというか、ほとんど書くことがないのが残念でなりません。

そして、我らが春日野穹のラフですが、さすが二作品に渡ってメインヒロインを務めただけあり、ラフもかなりの量になっております。描き込み具合が半端ないというか、どれをとってもキャミソール姿で3サイズ測るシーンの指定が凄い細かい。前述した気もするけど、基本的に穹はひらひらした服が多くて、そのラフともなれば描き込みも尋常じゃないぐらいになってて、ここまで繊細なものを良く描けるなと感服してしまう。ハルカナソラでハルと二人でネットをみるシーンも、実際はハルの頬に汗があったんですね。苦笑するときにしか浮かんでこないから、CGのときは少しだけ表情に違和感があった。クッキーについての詳細や、エストニアの広場についての具体的な説明。ここまで背景をガッチリ指定できる原画家ってのも良いもんですね。
後、個人的に超今更だったのはハルカナソラにおける最後のエロいシーン、ハルってああいう角度で脚コキされてたんですね。気付くの遅すぎというか、どういう体勢なのかがイマイチつかめていなかった。これはエロイね、エロすぎる。保健室での行為もまたエロいんだけど、フェラのラフはモザイクがきつすぎてなんともいえない。むしろ、その上の抱きかかえているラフは……うん、ハルはなかなか立派なモノをお持ちなようで。ハッシーが、所謂性器をどこまで明確に描く人なのかは知らないけど、ここまでモザイクがキツイってことはそれなりにハッキリ描くんだろうか。ラフだからこそ見られたハルと穹の繋がっている絵、いや、良いもんですね。最高じゃないですか。
キャラ絵のラフとしては、髪型や長さは早い段階から決まっていたようですが、リボンの形が少し違って、初期設定ではそれなりに大きいものだった。それが段々と変化を遂げていくわけだけど、表情のラフとかも結構没になったのが多いですね。少し意地悪そうな表情や、ハルの頬にキスしている絵などがこっそり載っていて最高です。角度面にはかなり拘っているのか、やはり真正面等感じの立ち絵はほぼ採用されていない。それが特徴といえば特徴なのか、ハッシーが理想やらを追求して詰め込んで、好きに作らせて貰ったキャラというだけ合って、あんまりキャラ絵の成り立ちみたいのはないみたい。言ってしまえば、原画家の判断で自由に作れたキャラなわけですから、その辺りは楽だったのかも知れません。
正直、この穹のラフがみられただけでもVFBを買う価値があったというか、むしろ穹のラフのためだけにVFBが出たんじゃないかと錯覚してしまうぐらい、穹のラフというのは素晴らしい感じに載っていると思います。

委員長はなにせ元々がサブキャラですし、CGにしろ立ち絵にラフにしろ少ないのですが、面白かったのはハルカナソラで食べるお弁当の中身が正確に記載してあったこと。委員長のお弁当箱はそんなに多くないですが、決して小食というわけでもないらしく、十分にご飯となるだけの量があると思います。こういうシンプルで小綺麗な弁当を、私も作ってみたいものです。
表情ラフや立ち絵ラフは、正直なんとも言えないのが多い。特に立ち絵は表情がないといっていいぐらいで、無機的で機械的、かなりの違和感を憶えています。しかし、時々でてくるスクール水着に水泳キャップだけど、最初はちゃんと被る予定だったんですかね? まあ、現実味を重視するなら十分アリだけど、これといって泳いだりはしなかったしなぁ。必要ないと判断されたんだろうか。

やひろに関しては本当にCGラフと軽く表情があるぐらいなので書くことがありません。なので、割愛します。だって、書くこと無いんだもん。

亮平を初めとしたサブキャラですが、亮平のページにうっすらとして見えない文字がある。なんとかのMAXorダメージと書いてあるけど、なんとかの部分が解読不能だった。私は亮平大好きなんですけど、やっぱり良いキャラですね。ラフをみてても好感が持てるもん。
ハルに関しては全身像の立ち絵と衣装バリエーション、そして公式ページにもある表情ラフがあるぐらい。ページ数にして亮平と同じく1ページで、特筆するところもないんだけど物腰が柔らかという印象は受けにくいかな。苦労人という表現は決して間違っていないというか、ある意味で外面の良い少年だと思う。穹がハルぐらいにしか笑顔を見せないように、ハルもまた穹にしか見せない表情というのがあって、それが穹のラフにあった縁側で寝そべるハルと、立ったままその顔をのぞき込む穹の一枚なんだと思う。本当に簡易ラフだからなににも使われる予定無かったんだろうけど、良い一枚だと思います。

Other Rough Sketchは本当にその他ラフという感じで、瑛の神社の石段と入口、瑛の特殊な設定画などが散見してるんだけど、渚さんの母親ではないかと思われる女性と、おそらくハルの担任であろう人のラフが載っていたのが目に付きました。渚さんの父親の年齢を考えればそれなりに歳いってそうですが、意外に若くてお綺麗な人だった。まあ、特別老けたおばさんにする理由はないし、渚さんないし瑛の母親である以上、美しくないわけがないとも言える。担任とおぼしき人に関しては、恰幅が良く、尚かつ豪快そうという、作中の序盤に登場したとおりのキャラを思わせる風貌。物わかりが良さそうというか、包容力がありそうだよね。
他には見慣れぬ女生徒がいるけど……これは誰だろうか。ヒロインの初期案というわけでもなさそうだけど、単なる端役というわけでもなさそうだ。さて、一体何者なのか。
後はまあレイヤーに嬉しい制服の詳細ラフだけど、校章もいくつか案があったんですね。校章なんて制服のどこにあるの、という気がしないでもないけど、ちゃんと胸ポケットに付いております。男子の場合は知らないけど。

最後となるBackground Line Drawingは、カラー版と同じく建物や施設の詳細。ラフや線画なので細かくしていや指示が書いてあり、カラー版をただ眺めるよりは楽しいかも。学校についての具体的なことも判るしね。
山々血の書き込みが本当に凄いなあと思いつつ、将来は春日野家みたいな家に住みたいなあと思ってみたり。だけど部屋は委員長仕様で。旅館みたいと穹は言ってたけど、私は登場人物の部屋では一番好きかも知れない。こざっぱりとしながらも小洒落た感を出しているのが凄く良いと思う。

奥付はカラー版と同じく瑛けど、今度はあれを線画にした感じ。
いやー、長かったVFBについてもやっと一段落できました。正直、まだまだ書き足りないとは思うんだけど、あんまりVFBの日記ばかり書いているのもどうかと思うので。後、私の日記にコンプエースの4月号で飛んでくる人いるけど、昨日の日記に書いたとおり今月のヨスガノソラのコミカライズは休載です。3月にコミックスが出るかと思ったけど、刊行予定になかったからきっと4月でしょう。よっぽど丁寧な修正を施しているということがない限り、5月までずれ込むことはないと思う。仮に5月刊行だとしたら、無茶苦茶コミックスのハードル上がると思うし。生半可な修正じゃ納得できないぐらいに。
とまあ、要するに今月は休載です。3月26日発売の5月号を待ちましょう。明日は、届いたグッズ通販についてと、VFBの購入に際してあった色々な出来事について書きます。あんまり、面白い話でもないんですけどね。書かないことには先に進めないので。
でもまあ、様々なことが昨日今日と合ったけど、それもこれもVFBですべて吹っ飛んだ気がします。やっぱりヨスガノソラは、春日野穹は最高です!!
ヨスガノソラ ハルカナソラビジュアルファンブックを買ってきました。今月はコンプエースのコミカライズが休載のため、VFBのレビューでも書こうかと思います。私の手元には現在2冊あり、明日になれば3冊目が届きます。秋葉原のソフマップAM館とげっちゅ屋で回収したわけですが、とらのあなだけは失敗しました。私のミスではあるんですけど、店側の対応の不味さと来たらない。書いても良いんですが、折角のレビューが台無しになりそうなので、詳しくはヨスガノソラスレで見てください。

当初発表のカラー200P、モノクロ100Pから大幅増量された240Pと216Pの2冊セット。重さはゆうに1キロを超え、これを2冊に夏ノ雨のVFBを持って帰るのは大変苦労しました。第一印象としてはとにかく分厚い! そして重い! 言ってみればコミケカタログをいくつも持っているようなもので、アレよりは軽いんだろうけど、結構疲れた。
ソフマップもげっちゅ屋も下敷き&ペーパーはレジ渡しだったので、封を開けても特になにが入ってるというわけじゃなかったんだけど、カラーとモノクロ、両方ともまずはカバーを外してみました。、カラーの方のカバーを外すと、表紙に奥木染マップが載っていたのが個人的には嬉しいかったです。エロゲの中には公式HPなどで舞台図を載せていたり、選択肢の関係から作中に地図画面を載せているのもあるんだけど、最近は少なくなってきた印象があります。ヨスガノソラは元より選択肢がほとんどない作品だから必要性がなかったんだろうけど、こうしてみると奥木染は本当に小さく、そしてなにもないところですね。改訂版と書いてあるけど、改訂前のMAPが存在すると言うことかな?
作中の表現からハルと穹の家が奈緒の家に近いのはわかっていましたが、こうして地図で見るとそれでも相応の距離はあるように見えた。次に近いのは渚さんの家だけど、彼女の場合は屋敷周辺すべてが家の持ち物、と考えたほうが自然かも。MAP上の色の濃い部分が山や森だとすれば、山持ちぐらいは普通かも知れない。やひろの駄菓子屋と瑛の神社は、確かに神社をくだればすぐという位置関係にあって、ハルカナソラで触れられていた委員長とダメイドの家も確かにご近所だった。主要キャラで家の位置がハッキリしないのは亮平だけだけど、まあ、そんな外れにあるわけでもないでしょう。
家から学校までの道は、途中通学路としてバス停が出てくるけど、作中でバスに乗ったシーンはただの一度だけ。穹が奈緒からハルを奪還し損なったときです。それぐらいしか使われなかったし、特にバス通学というわけでもないので通学路という印象は少なかったのですが、むしろ通学路としてはその下にある道1のほうが強いかも。ここでよく、いつもの面子が集まったりしますしね。ちなみに道2というのは駅から続く道のことで、穹がヨスガの序盤も序盤でバッタに驚いた場所です。何度か登場しますが、不思議なのは瑛の神社で開催される祭りに行く際も、確かここが登場したような気がすること。全然逆方向だけど、あるいは駅の方に事前に用事でもあったんだろうか。
しかし、こうしてMAPでみると、ハルと穹の家から学校や駅は随分遠いのですね。いや、距離で言えば瑛のほうがよっぽど遠いんだけど、ここを毎日通学しているのかと思えば、確かに穹でなくとも疲れそう。ハルにしてみても、初登校時は少し息を切らせてましたし。学校よりも遠いのが駅であり、駅よりも遠いのが街道沿いのスーパーです。正直、徒歩でここまで行くというのは相当困難というか、買い物袋を下げて帰る距離じゃないと思う。自転車が欲しい! というハルの切実な叫び声が聞こえてきそうだw
駅までの道のりを見ながら、しみじみハルカナソラにおける穹シナリオを思い出して感心してしまいました。というのも、いくら途中で自転車に乗るチャンスがあったとはいえ、走って行くにも駅は距離がありすぎるように思うから、これを走破した穹も田舎暮らしで体力が付いてきたんじゃないでしょうか? 感心と言うよりは驚きの類だけど、それにしても縦に長い街だなぁ。キャラの家以外はほとんど省略されてるけど、サインを見るにこれを描いたのもハッシーらしい。今年の日付が入ってるから、年が明けてから急遽描いてみたんでしょうか? あるいは舞台設定等をしたのもハッシーという可能性があるけど、これは後述しますがスタッフインタビュー等が一切なかったので、絵師であるハッシーがどれぐらい関わっていたのかは不明です。けど、鈴平以上には深く作品に参加しているんじゃないだろうか。

気がついたら奥木染MAPだけで、相当な量を書いてしまいましたが、これはまだカバー裏にすぎません。本編というか、本の中身はこれからです。カラー版は、color pict sideということで、最初はPublishing、色々な形で公開されていた絵が中心となっており、パッケージ絵やテレカ類の原画がほぼすべてに渡って載っています。見たことがない画像というのは一枚もなかったけど、こうしてページを捲ってみると、やはり瑛が多いという印象を受けますね。発売前の雑誌ピンナップとかテレカにしても、瑛が圧倒的に多く、他のキャラは圧倒的に少ない。特に穹なんて、発売前の絵はそれこそ抱き枕ぐらいしかないのではないか、という感じがします。事実、最近こそ多くなったように思える穹のグッズも、ヨスガ発売前では初佳にも劣る数だったことが、VFBを読むことで分かります。こうしてみると、瑛がメインヒロインなのか、と錯覚してしまいそうですね。いや、メインヒロインの一人ではあるけどさ。
私もまだまだ持っていないグッズが多いというか、何枚か持っていないテレカというのもやはり存在して、今後はそれを集める作業に没頭するのかな。穹関係の物で持っていないのは、それこそ予約特典察しの絵柄であり、VFBの特典として付いてきたクリア下敷きの絵柄である穹のテレカぐらいですけど、あれは販売されたドリパ自体に行かなかったからなぁ。まあ、特別手元に置いておきたいとも思わないんだけどさ。
未だに発送されてこない電撃姫のベッドシーツ絵まで載っていたんだけど、さすがに今回のグッズ通販にあるグッズ類の絵は載っていませんでした。VFBの表紙はともかくとして、抱き枕やテレカの画像は無し。まあ、仕方ないんだろうけど、少しだけ残念だったかな。後、これは全体に渡って言えることなんだけど、黒で枠を取っている部分が結構あって、素手で触ると指紋が付いちゃうのも難点だった。普通に白か青で良いと思うんだけど。作品のカラーにもあってるし。
それにしても、渚さんは公式の抱き枕よりメッセサンオーのベッドシーツとか、ソフマップのベッドシーツの方が露出多くてエロイですね。前述の電撃姫シーツもそうだけど、公式のグッズはイマイチエロに欠ける部分が多かったと思う。今回のグッズ通販までは。

次はMain Characterですが、これはそれぞれのヒロイン紹介と、サブキャラの紹介。ヒロインにはそれぞれ描き下ろしがあるんだけど、特にハルカナソラとは区別されておらず、例えば穹の場合はヨスガノソラとハルカナソラのCGを、特に分けるでもなく一纏めに紹介しています。量としては申し分ないんだけど、作品としての区切りがないのでそのまま委員長とやひろに続いてしまい、穹の位置がなんとも中途半端に感じてしまったのが、個人的な違和感として残りました。別に穹を最後にしろとか、そういうわけでもないんですけどね。
瑛の描き下ろし絵は、頭にネコの師匠を乗せた瑛が、近所の子供たちと野球に興じる姿です。バットを突き付け予告ホームラン、如何にも瑛らしい明るく元気な姿です。
「あはー! 今度こそまかせてっ! 場外ホームランだよー!!」
という、台詞もまた、瑛らしくて可愛らしいですね。
キャラ紹介としては公式にある文章と同じもので、特別シナリオについての言及はありませんでした。まずは基本となる服装のバリエーション紹介で、瑛の場合は巫女服を基準とし、制服(スクールユニフォームと表記)、体操服、普段着、水着、体操服+スクール水着、スクール水着という感じです。こうしてみると穹よりスタイル良さそうな気もするけど、ハルカナソラでのCGを見ると穹より幼い気もする。どっちもどっちか。立ち絵はいろはかるたのような枠を使って、ほとんどバストアップですが全部紹介。喜怒哀楽がハッキリしているように見えて、怒が抜け落ちたかのような印象を与えてきます。それでも、全体的に笑顔が多いのが瑛の魅力なんでしょうね。
本編のCG紹介はシーン紹介も兼ねており、作中の台詞が抜き出され、小さいながらも下に表記されている感じです。時系列に拘りはないのか、バラバラと言うほどではないにしろ、配置は結構分かれている気がする。瑛のページには少し目立つ空白があるのだけど、ここが少し寂しいよね。それも2箇所だから、ここはもうちょっと工夫できたんじゃないかと思う。エロいCGに関しては解像度に難がある気がしないでもないけど、拡大率の問題なのだろうか。ちょっとだけ気になるけど、瑛がエロいことには変わりないですね。しかし、よくよく考えると瑛との行為って全部自宅なんですよね。他のキャラの場合、多少なりとも場所にバリエーションがあるけど、瑛だけは徹底している感じ。そして、これは後述のキャラたちもそうだけど、締めはシナリオ最後のCGが載っているところが良いですね。まあ、唐突感もあるんだけど、締めはこれでしょうという気にさせてくれる。

奈緒の描き下ろしは地面に咲いた花をしゃがんで指さしながら、「今年もまた綺麗に咲いたのね、またよろしくね」と呟く姿。時系列的にいつなのか、僅かに哀愁漂う感じがしなくもない。
服装バリエーションは制服を基準として、普段着1(タンクトップ系)、普段着2(袖付き長ズボン)、スクール水着、スクール水着メガネなし、水着という感じ。メガネなしが含まれるのはマニアックというか、判ってますね。立ち絵はやはり、沈んだ顔が印象に残るように構成されていて、奈緒の中にある陰が上手く表現されてると思う。CG紹介にしても、ハルとの再会シーンは後回しに、奈緒の特徴であるプールサイドでの読書や、表情のない写真などが先に来ていた。そういや奈緒の読んでる本って、みんな芳林堂で使っているのと同じカバーなんですよね。私も昔はよく高田馬場店を利用しました。
エロいイベントは過去の一件が最初に来るんだけど、やはり胸のあるキャラだから胸に目が言ってしまいますね。ヨスガは実のところそれなりに胸のあるキャラが多いんだけど、穹や瑛がないからあんまり胸がどうこうというイメージがないんですよね。過去のそれと比較して、明らかに奈緒の胸は成長しているのが判る。あるいはダメイドよりデカイのだろうか? 結局、カラー版にもモノクロ版にも3サイズは載らなかったからなぁ。

渚さんの描き下ろしは、砂浜にうつぶせで寝ころぶ水着姿。ビーチパラソルを差しているからか、上半身は影で覆われてます。
「ん? どうしたの私のことじっと見て」
という台詞は、あまり渚さんらしくないというか、これがハルに向けられた台詞であるなら、渚さんルート攻略済ってところでしょうか。基本的に渚さんって瑛以外には敬語だから、敬語の方が違和感なくて良かったんではないかと思う。
服装バリエーションは私服を基準として、制服、和服、水着、体操着、スクール水着、体操着+スクール水着という感じ。渚さんは紫系統の色がよく似合いますね。和服も薄いですがそっち系ですし、藤色がそうであるようにこの系統は昔から高貴な色として使われてますから、お嬢様である渚さんにはピッタリだと思います。立ち絵は思ったほど起こっている表情というのが少なく、どちらかといえば落ち着いた、穏やかな表情の方が多く感じた。私はヨスガにツンデレはいないと思ってるんですが、渚さんの本質はやはり上品なお嬢様ですね。胸の内に秘めたものがなんであれ、育ちの良さを感じます。
CGにしても、瑛と一緒にいる穏やかなシーンが多く、ヴィオラを奏でたり、瑛に膝枕したり、こうやってみると瑛だらけですねw 渚さんにとってどれだけ瑛という存在が重要なのか、それが良く判ると思います。私、渚さん嫌いじゃないんですよ。いや、ヨスガには嫌いなキャラなんていないけど、エロいシーンも渚さんは角度や体位に拘ってるというか、片帆だけ露出した胸のエロスといったらないね! 特徴としては、鈴平原画のハルが見られると言うことで、ハッシーのそれよりもイケメン度が増しているというか、凛々しい感じがしますね。体位が色々あるせいか、激しいイメージがあるかも知れない。渚さんもまた胸のあるキャラだけど、慎重もあるからそんなに目立たないというか、普通な感じがしてしまう不思議。そういや、身長の対比表とかもなかったな。最後のヴィオラを弾くシーンもそうだけど、渚さんは恥ずかしがり屋ですね。そこがまた、可愛いところなんですけど。

初佳の描き下ろしは、メイド服で皿を運んでいる最中に思わず転んで、「ひゃっ、ひゃあああっ!! 時間よー止まってぇぇぇっ!!」と叫んでいるところ。ダメイドと呼ばれる初佳らしく、鈴平の絵も相成って可愛らしく描き上がっています。
ヒロインとしてはメイン級でなく、ハルと同年代の学生ではないということも合ってか、服装バリエーションは少なめの3つ。当然の如くメイド服を基準とし、後は私服、水着の2つだけ。私服なんか見てみると、大人の女という気がしないでもないんだけど、初佳には余裕というものが欠片もないからなぁw 立ち絵に関しては瑛以上に喜怒哀楽がハッキリしているように見えるけど、やはりパターンは少なめで、怒というよりは心が荒んでいると言った感じの表情が目立つ。まあ、それにしたってあまり深刻な風には見えないんだけど、やひろとは違って確かにかわいげがあるよね。
CGは初佳のキャラなのか飲んだくれてるシーンが多いけど、亮平も一緒にいるあのシーンとか、結構重たい部分も印象的。エロシーンに関しては大人の余裕があるのか、ハルをやや強引に行為へといざなうけど、ハルは流されっぱなしですね。まあ、初佳も決して容姿が人より劣っているわけじゃないし、可愛いところもあるんだけどさ。しかし、だし巻き玉子の付け合わせが胡瓜のサラダというのはどうなんだろうか、と考える私はどうなんだ。

そして、やってきました春日野穹!
穹の描き下ろしは、自宅の縁側で障子に身体を預けながら、普段着で脚を伸ばしている光景。この場合の普段着は、後述する普段着2、十字のアクセサリーが特徴的な、黒スカートのやつです。
「・・・・・・・・・・・・・・ハル・・・・・・・・・・・」
このただ一言に、どれだけの想いが、感情が、愛情が籠もっているのか! 絵柄としては幼い雰囲気を纏わせていますが、和室とのミスマッチがこの上ない存在感を見せつけてきます。その場にハルはいるのかいないのか、いるのだとすれば庭掃除をしているハルを眺めているような気もするし、いないのだとすれば出掛けているハルを暇そうに待っている、という絵に見えなくもない。人形みたいな容姿といわれる穹だけど、この絵を見るとそういう印象を抱くのにも納得してしまいますね。これのアクレリーフでたら絶対に買っちゃいそう。
穹は服装のバリエーションも豊富で、立ち絵にはなってないけど北欧に行った際の服や、2種類の下着姿、そして寝間着を合わせれば、十通りぐらいはあるんじゃないかと思う。通常のバリエーションとしては、普段着1(白い衣服に髪を下ろした姿が印象的な)を規準として、制服、普段着2(白い衣服に銀十字と黒スカート)、スクール水着、体操服、体操服+スクール水着、水着という感じで構成されていて、全体的な白いイメージは穹の色という印象を強く与えてくると思います。
立ち絵の構成も見事なもので、照れ屋な穹の、表情の移り変わりが見事に表現されていて、やや後ろ向きな立ち位置が特徴的。最後を満面の笑みで締めるという辺り、穹の愛らしさが強烈なまでに伝わってくると思います。ただ、穹の場合、服装によって髪型が違う場合があるから、そのバージョンを入れても良いんじゃないかという気がした。表情は同じだけど、受ける印象が結構違ってくると思うので。
そして、CGでも魅せてくれるというか、最初の1枚が電車でのシーンなのは良いとして、2枚にシーツを羽織ったあのシーンを持ってくるのは衝撃的だった。いきなりきたか、という感じがしないでもなかったけど、その次に持ってきたのが湖でのシーンだから、最初のほうに終わりの辺りを持ってくるというある意味で斬新な配置だと思う。というか、シナリオ紹介がない分、結構思い切った気がする。水着姿でビーチチェアに寝そべる穹、キャミソール姿で3サイズを測って貰う穹、寝間着姿でハルと一緒に眠る穹……どれを取っても最高の一枚ですが、穹を抱えてハルが下山するシーンなども早めに登場しました。
穹シナリオにおいて一番衝撃的なシーンは前述の通りシーツを羽織って登場するところだと思うけど、このVFBでは奈緒シナリオにおけるバスに乗ってハルを連れ出そうとするシーンを大きく乗せています。どうしてここで選択肢が発生しないんだ! と言われ続けている名シーンですが、これをエロくないCGの最後に持ってきたのは、やはり別シナリオのシーンだからでしょうか?
穹のエロいシーンといえば自慰が最初に来ますが、作品のシーン紹介では何故か後回しにされており、VFBでもそれは変わらず。普段着2の穹を、ハルが後ろから抱きかかえ、胸やあそこをまさぐるところが最初です。ハルが緊張して頬を赤らめてるけど、あくまで自分が主導を取ろうと、穹を導こうとしているのが良いですね。ハッシーが描くと、ハルは物腰柔らなかな美少年という感じがして、穹の双子だと実感させられます。穹はヨスガノソラで一番エロいイベントの多いキャラだけど、一つはCG使い回しです。けど、だからといってCGが少ないわけでもなく、シーンの多さでは他のヒロインを圧倒しています。
ハルの部屋に敷いた布団に寝かされ、ハルに貫かれながら純潔を散らす穹。ここまで美しく、愛らしく、嬉しそうに処女を失う少女もそうはいないでしょう。穹の満足しきった表情と来たら、最高を通り越した究極ですね。次に来る自慰をしている穹も本当に切なそうで、必死でハルを求めている姿がなんともエロい。こんなのを見せつけられたら、ハルだって覚悟を決めざるを得ないでしょう。
制服姿でのフェラは、背徳感溢れる二人の関係、快楽に溺れ、流されるハルと穹をよく表現できてると思う。このときの穹はハルを快楽によって縛り付けて、逃がすまいとしているというか、ハルを失いたくないという気持ちが暴走気味なんですよね。それと対比するかのように湖での行為があるわけだけど、水も滴るいい女、穹の美少女っぷりが凄いことになってると思う。
ヨスガノソラにおける最後のCGは当然、北欧でのそれが使われたわけだけど、純白の妖精とは穹のことを指すのではないだろうか。鞄の上に腰掛けて、ハルに語りかける穹の可愛らしさと来たら! ほんと、堪らないね。これこそが春日野穹、最強の魅力を持つ美少女ですよ。そしてその魅力は、ハルとセットになったとき、初めて最大の効果を発揮するのです。
ここからは特に区切りを意識することなくハルカナソラへと移って、ノートパソコンでネットを見る穹と、そんな穹を膝の上に載せるハル。ハルカナソラはとにかくハルと穹が一緒にいるCGが多くて、ハルの表情や全体像が多いのも特徴。それと比較してエロいシーンではヨスガと違ってハルの表情とかは映らないんだけど、日常におけるハルと穹の絡みが微笑ましくて良いですね。寝間着の穹がハルをのぞき込んだり、下着姿の穹が試着室でハルに洋服を選んで貰ったり、ちゃんとヨスガと下着が違うところが良いよね。続くクッキーをハルに食べて貰おうとするシーンは、テレカにもなった非常に可愛らしいやり取りが魅力的。
寝間着姿の穹がハルを手コキするエロいシーンに始まり、ハルカナソラは全体的に穹が主導を握りことが多かったと思う。Sっ気というわけじゃないんだろうけど、穹にも十分な余裕が生まれてきたと言うことなんでしょう。寝間着を胸元まで捲り上げられ、まんぐり返しに近い状態から一気に貫いて、この穹の表情が良いというか、ハルカナソラはエロいシーンにおける穹の表情がどれも素晴らしいと思います。
保健室での体操服プレイはコマ割りで載せており、穹の表情の移り変わりとハルの動きが堪能できて良い感じ。けど、穹がハルにフェラするシーンは何故か最後に回されており、次は一気に穹の部屋での行為に。ハルを脚で攻めたてる穹が良いですね。ストッキングを穿いた足裏で攻めまくり、ハルは新たな世界に目覚めてしまいそう。ハルが穹を抱きかかえながら貫くシーンは、最初に見たときは実のところ絵的に違和感を感じていたんだけど、大分慣れたというか、線と線の境目的な部分を認識できたので、今では最高の1枚になっています。まあ、穹に関して言えばすべてがすべて最高にして最強なんですけど。しかし、テキスト見ると穹の台詞はエロいなぁ。実は一番エロいんじゃないかというぐらい、凄い表現力だと思うw 全体に溢れる満足感や達成感は、他のヒロインではまず存在し得ないだろう穹だけのものだと思う。
前述したとおりエロいシーンの最後は保健室でハルのをしゃぶる穹で、穹の艶めかしい、妖艶さすら出てくる艶やかな表情と来たらない。少し苦しそうに、それでいて美味しそうにしゃぶり尽くす穹。これをここに持ってきたのは以外だったけど、もう穹ならなんでもいいやという気持ちにさせてくれるから凄い。
そして本当に最後の最後は、北欧というかエストニアのノミの市での穹。「Siunaus」と内側に彫り込まれた指輪を買うシーン。フィンランド語で祝福を意味する言葉であることは、もう1冊のほうで明かされていますね。ハルに向かって愛くるしい笑顔を向けながら、しっかりと指輪を左手の薬指に。結婚を祝福する指輪だと言われても、納得できそうな気がしました。ハルと穹、二人に人生に祝福を。

続いてはハルカナソラでヒロインへと昇格した、委員長こと倉永梢。
委員長の描き下ろしは体操服姿の委員長が運動靴を履きながら、
「あ、待って下さい、私も手伝いますから」
と声を掛けるシーンなんだけど、この背景がちょっと不思議というか、下駄箱にしては少し大きいような気がしないでもない。でも、穂見学園が登校用の革靴を指定していれば外履きと上履きの2つを入れるわけだから、これぐらいの大きさは必要なのかも。立ち絵を見る限り、確かに革靴履いてるし。一瞬、更衣室かとも考えたんだけど、そもそも穂見学園にはプール以外に更衣室なんてなかった。
服装バリエーションは制服を規準とし、普段着、スクール水着、体操服、水着、体操服+スクール水着、普段着+髪ほどきという感じ。髪ほどきは服装というか立ち絵のバリエーションみたいなもんだけど、委員長の立ち絵は思っていたほど笑顔や穏やかな表情が少ないというか、戸惑いと同じく不信感をあらわにした表情があるのが特徴的、これは随分前の日記で書いたように、ヨスガノソラにおける委員長の役割がそうさせるのでしょう。生真面目な性格も相成ってか、少しきつめの表情になってるよね。キリリとしているせいか、取っ付きにくい印象を与えなくもない。
CGはそれほど多くないけど、春日野家での着替えシーンから始まるのは良いですね! 私、このシーン凄く好きで、ハルカナソラのレビュー書いたときに穹の真理と行動員付いて分析したけど、そういうこと抜きにしてもいい絵だと大もう。少々、瑛がぺったんこすぎやしないかとも思うんだけど、委員長はラインの入った下着が好きなんですかね? 後述のエロいシーンで付けていたのも同じような柄だし、シンプルな渚さんと大人っぽい奈緒と比較して、なかなかに少女的な感じがします。
アーケードでのデートは、思えば作中でハルとデート的なことをしたことがあるのは、穹を除けば委員長ぐらいなのかも知れない。渚さんの夏祭りは少し違う気がするし、髪を下ろした委員長は大分印象が変わりますね。実のところ私は、髪を縛っている方が好きなんだけど、それはあくまで個人の趣味ということで。
ボートで危うく沖に流されかけたシーンや、学校の屋上でお弁当を広げるシーン。こうしてCGだけみると、委員長は実に真っ当で純粋な恋をしている少女に見えますね。何故かハルカナソラでは妄想癖のあるキャラになっていましたけど。
委員長とのエロいシーンは数が少ない分、一つ一つのCGにページを割いていて、処女を失うまでの過程がしっかりと表現されていると思う。プールの更衣室でのシーンは髪を縛っているのが個人的によかったけど、委員長のシナリオは委員長も変だけど、ハルも若干他シナリオとは違うので違和感があるw しかし、更衣室の長椅子に寝かされてハルに突かれているシーンを見て思ったけど、委員長も普通に自慰とかするんですね。抜き出されたテキストに何気なく書いてあった。
最後は夢落ちと思わせ、そうじゃなかった委員長がビシッと指を立てるシーンですけど、こうして絵だけ見るとハルカナソラで微妙になってしまったキャラとは思えませんねぇ。好きなキャラではあるんだけど、話自体はコンパクトに纏めすぎた感があるかも知れない。

やひろの描き下ろしは自宅で寝そべりながら、「だらだらネットなんて、あたしもアイツの妹のこと言えないな」と呟く姿。
服装バリエーションは普段着が多く、普段着1(駄菓子屋にいるとき着ているノースリーブ系)、普段着2(撮影のときに着ている帽子付きのやつ)、普段着3(黒と長ズボン)、スーツ(合コンの時などに着用)、水着と数で言えば初佳よりあるという事実。立ち絵は気怠そうな表情ばかりで、ハッキリ言うと可愛げなないけど、それがやひろのキャラなのだろう。
CGに関しても特筆するところはなく……いけないな、私がいくらやひろに欠片も興味がないからって、少し乱雑に書きすぎだろうか。嫌いではないにしろ、特別思い入れがあるわけでもないので。うーん、書くことがなにもないぞ。エロいシーンですらそそられることがないからなぁ。ここは後で加筆しようかな。

ヒロイン紹介の次は、Sub Characterですが、これは要するにサブキャラ紹介です。とはいえ、ビジュアルのあるサブキャラなんてたかが知れてるので、亮平を中心とした僅か四人。当然、特に描き下ろしがあるわけでもない、あくまでおまけみたいなものです。
亮平はさすがに服装バリエーションや立ち絵も豊富な男ですが、それにしたところでCGがあるわけでもないので2ページで収まり、ハルに至っては渚家秘書の月見山さんと渚さんの父君と同じ1ページに載っている始末。まあ、ハルは特に立ち絵があるわけでもないしなぁ。委員長シナリオで作っても良かったと思うんですけどね、表情パターン自体はラフの方であるんだけど。

Background Pictureは、要するに背景の紹介と言うことで、作中に登場する家や建物、駅や道などが紹介されています。春日野家から始まっていくわけですが、表記がすべて主人公の家だったのが気になった。普通に、悠ないしハルの家で良いと思うんだけど。それに残念だったのは、春日野家の間取りが載っていなかったこと。これはラフについても同じことで、奥木染MAPが限界だったということだろうか。
部屋にはその人の個性が出ると言うけど、共通するのはどれをとっても都会とは違う、純朴な和を感じさせる部屋多いということでしょうか。ハルの部屋は極端なほど物が少ないけど、だからといってこれが個性の無さに現れなのかといえばそうでもない。ハルとはそういう少年なのです。他にも印象的な場所は多いけど、全体的にこざっぱりとしてるよね。最近のエロゲはどこか未来的というか、現実にはあり得ないよな豪奢な建物や内装、部屋なんかが目立つけど、ヨスガノソラはそうじゃなくて、リアルティがあるとは言わないにしろ、一線を画しているように思える。

最後は、ヨスガノソラハルカナソラのスタッフロールですが、これに関しては原作のEDムービーに載っているのと同じだから特にどうと言うこともない。しいてあげるなら、ヨスガノソラにはなかった制作が、ハルカナソラでは有限会社CUFFSになっていることぐらいか。このスタッフロールページの次がcolor pict side自体の奥付です。一応発行所はデジクラフト社と言うことになっているらしいけど、この辺りはどういう感じなんだろうね。
裏表紙は表紙を縮小したやつを使ったシンプルなもので、カバー裏は穂見学園制服と黒うさぬぐいるみの線画、そしてHPイラスト集でした。そういや、HPイラストはカラーで載っていませんでしたね。何故なんだろう。

自分でもビックリするほど長くなってしまったので、モノクロ版、monochrome pict sideは明日にすることにします。というか、残り7500字以下ではとてもじゃないけど書けそうにない。ここまで読み応えのあるエロゲのVFBは久しぶりというか、出版社が絡まないだけ合ってページ数にほとんど制限のない、充実した内容になっていると思います。これほどのボリューム、待った甲斐があったというものです。
読めば読むほど新たな発見が見つかると思うので、土日の休みを使ってしっかりと読み込むことにします!
Sphereによると、2月末に発売されるヨスガノソラハルカナソラのビジュアルファンブックに店舗特典が追加されたそうです。延期に対するお詫びということで、対象店舗ごとに描き下ろしペーパーが付くらしい。
以下がその店舗ですが、意外に種類があってびっくり。

■≪オフィシャル通販≫
ヨスガ&ハルカVFB・・・春日野 穹
夏ノ雨VFB・・・瀬川 理香子

■≪Sofmap様≫
ヨスガ&ハルカVFB・・・天目女 瑛
夏ノ雨VFB・・・篠岡 美沙

■≪とらのあな様≫
ヨスガ&ハルカVFB・・・乃木坂 初佳
夏ノ雨VFB・・・宮沢 翠

■≪その他ショップ様≫
ヨスガ&ハルカVFB・・・渚 一葉
夏ノ雨VFB・・・伊東 ひなこ

公式からの引用ですが、4種類もあるとは思わなかった。精々、多くても3種類だろうと思ってたけど、意外に頑張ってくれたというかなんというか。特に鈴平ひろはヨスガ関係の絵はかなり久しぶりなんじゃないでしょうか? ハッシーと違って冬のグッズに新作はないし、それこそれハルカナソラ以来な気がする。
しかし、穹ペーパー付くのがわかっていれば公式でもう2冊ぐらい追加しても良かったかも知れませんね。公式はこれでクリアファイル&描き下ろしペーパーという形になったわけだけど、1冊だけしか注文していないというのはちょっと惜しいことをしたなと思います。とりあえずソフマップの瑛ペーパーやとらのあなの初佳ペーパーもゲットしておこうかと思うので、時間を見つけて秋葉にでも行ってきます。横浜に両方共店舗あるけど、公いった書籍類の取り扱いがメロンやゲマ屋に劣るもので。予約もしてないことが多いしね。まあ、げっちゅ屋で既に1冊予約していることを考えれば、26日に秋葉巡って回収するのが一番効率いい気がするし。計4冊、少し多いですけどヨスガノソラ関係のものには金の糸目を付けないことにしているので。それに4冊あれば多少乱暴に扱っても大丈夫でしょう。もちろん、全冊大切に扱いますけど。

描き下ろしペーパーってことは色のないモノクロなんでしょうが、これ自体はVFBに収録されてるんですかね? かたひとマン曰く限界ギリギリまで収録した結果、当初のページ数を大幅にオーバーしたため延期になった、とのことですけど、ペーパーは言い方は悪いですが即興で描いた特典という感じがしないでもないし、もちろん絵の質は良いのでしょうけどVFBに収録が間に合ったかどうか。カラーのポストカードならともかく、ペーパーなんてのはペラ一枚ですから元原稿が描き上がりさえすればかなりギリギリでも印刷可能だから……うーん、どうなることやら。
夏ノ雨のVFBは結局公式通販で注文しなかったけど、買うとしたら公式の特典の方が魅力有るんだよなぁ。私は夏ノ雨という作品に対しては様々な感情から良い想いを抱けずにいるんだけど、ヒロインのキャラという意味ではやはり瀬川理香子が一番良いと思うので。他のヒロインのペーパーをあまり欲しいとは思えない。
とはいえ、公式通販のキャンセル分がどのように放出されるかは分からないし、例えドリパとかで出たとしても買える自信があまりない。まあ、アーリーチケットを使ったぐらいではどうにもならないだろう。それでなんとなるなら、いくらでも手に入れるが。
夏ノ雨のVFBはとりあえず良いとして、ヨスガノソラは最低でも後2冊。今にして思えばげっちゅ屋で予約したのは早まったかも知れませんね。メロンブックスでクリア下敷きとペーパーが付くなら、そっちで予約した方が良かったかも。まあ、今更の話ですけど。ソフマップは普通に予約出来るとして、問題はとらのあなかな……あそこ、書籍の予約なんてやっていただろうか。どうにも覚えがない。

思わぬ特典が発表されたことでテンション上っていますが、それでなくても先月からこっち不可抗力の出費がかさんでいる気がする。いや、気がするんじゃなくて実際にどんどん金が減っている。さすがの私も医者に払う金はケチれないからね。まったく、病に倒れるとろくなことがないな。今月は忙しいというのに、忙しい割には金が儲からないという。やってられないというのは簡単だけど、泣き言を言って放り出すのもなんだかね。2010年の前半にこういう目にあって、まあ、その程度で済むならいいじゃないかと。今はそう思っています。
しかし、私がこんな状態になっているのは、やはり年明けに引いたおみくじがあまりよろしくなかったからなのだろうか。思い当たるふしがあるというか、それっぽいこと書かれていたし。神の力は偉大だね。
ハルと穹の誕生日♪
今日は、ハルと穹の誕生日! おめでとうハル! おめでとう穹!

私がハルと穹に出会ってから1年以上経ったわけだけど、2度目の誕生日ということになりますかね。公式がなにかやるかと思ったけど、さすがにネタがないのがスタッフコメントでも特に触れず。かくいう私も色々あったせいでこれといって用意できなかったので、コミケ用の話の一部をサイトの方で公開してみました。

本当は冬コミに受かってれば本にするつもりだったんですが、落ちてしまったので一旦停止してしまった話です。時系列としては原作にあるハルと穹の一時帰郷、両親の初盆のために都会へと戻った辺りの話です。原作では克明に語られなかった部分の捏造になるわけですが、どうして原作で都会についてなにも書かなかったのかは、過去の日記で幾度か考察したとおりだと思います。
であるからして、私の書く話に関してもあくまで空間を限定して、なるべく都会を書かないという決まりを守るつもりです。以前書いたお布団のSSは極端すぎる内容でしたけど、あれを応用して、空間的幅を広げた感じでしょうか。不謹慎ですから実際の抱擁シーンについては書きませんし、後の食事会についても原作で描写されてますから、それ以外のことですね。正確な日数は判りませんけど、最低でも一週間程度は都会に行っていたのだと思うんですよ。渚さんとか、委員長のシナリオをやれば判りますけど。そういう時間的限定を最大活用して、中編ないし長編を書くことは出来ないだろうか、というのが私の考えです。登場人物も、ほぼハルと穹だけですから、完全なるハル×穹になります。後はこれをどれだけ完成度の高い物に仕上げられるか、私の筆力と表現力次第でしょうね。
予定としては夏コミに同人誌化できればいいなと考えてます。サンクリの次はCOMIC1だけど、逆襲の救世主で手一杯だと思うから、ヨスガ本はコミケに回すしかなさそうです。そう、コミケの申込を本日済ませたんですけど、昨年の夏コミと同じくヨスガノソラでスペースを取りました。受かるかどうかはともかく、サークル的にはヨスガノソラとハルカナソラをメインにギャルゲージャンルでの固定になっていくんじゃないかと。追々書きますけど、夏コミではもう一つほど書きたい作品がありまして、今からネタを構成しています。

本当なら今頃はヨスガノソラグッズに埋もれているはずなんですが、発送が延期になったので手元にはなんのグッズもありません。電撃姫の通販で買ったシーツも、同じく2月末の発送ですから、そう考えると都合良く重なりましたね。今月末が楽しみです。
さすがにSphereも今度は完全新作で来ると思いますが、企画自体は進行しているようですね。ヨスガノソラがなければ大元であるCUFFSは消滅していたであろうと言われるほど、Sphereはブランド的に貢献しているはずですが、その新作ともなれば単なる期待も想像以上の重圧になるでしょう。2作目で転ける、というのは良くあることですから。なまじ、ヨスガノソラが、春日野穹が圧倒的な人気を持っているだけに、生半可なものでは失敗はしなくとも、成功はしないでしょう。ヨスガノソラとハルカナソラのビジュアルファンブックは、げっちゅ屋で予約1位になってますが、未だにそれだけの人気があるということですね。まあ、げっちゅ屋の場合は特典が付く、というのもあるんでしょうけど。
コトブキ屋が出す予定のスク水穹フィギュアも、結構な注目度になっていますが、結局私はワンフェスには行けそうもない。ビッグサイトであればサンシャインから向かうことも可能だったのですが、幕張メッセではどう考えても無理です。新木場か東京に行かないことには、どうにも辿り着けない。あるいはサークル参加早まったかも知れませんねぇ。いや、例年2月のサンクリというのは規模もそれなりでサークルも多彩な色合いを見せるんですが、今回はそうでもないかなと。むしろ、これは後日にまた書きますが水戸コミケのサークル軍勢の凄まじさに腰を抜かしそうです。

ハルと穹の誕生日ということで、ケーキでも買って祝おうと思ったんですが、あいにくと様々な事情にそれを阻まれました。まあ、私は所謂ショートケーキの類が好きではないので、ケーキを買うと言っても一般的なものとは少し趣味嗜好が異なるんですけどね。
横浜駅でケーキといえばロールケーキのキハチがありますが、私はアレがあまり好きじゃない。親はアレを好んでいるようですが、どうにもクリームの塊を食っているみたいで身体に良くない。やはりケーキとは、クリームではなく生地を楽しむものだと私は思うのですよ。あくまで個人的な拘りですけど。
私からハルや穹にプレゼントできるものはなにもありませんが、折角の誕生日、二人で仲良く過ごして貰いたいものです。例え日中は友人を招いてお祝いをしても、夜はその限りではないのですから。あぁ、しかし残念だ。時間さえあれば、穹の誕生日コメントを元ネタになにか書こうと思ってたのに。私は肝心なときに倒れていることが多いから、本当にダメですね。
まあ、なにはともあれ最後にもう一度、ハル、穹、本当にお誕生日おめでとう。今年も一年、お幸せに。

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