煉瓦の日記によるとまだ発売していないはずあきば浪漫ス!最終巻ですが、何故か先週の金曜日の時点で書店に並んでいました。横浜のとらのあなとメロンで見かけて、私はいつも特典付けているゲマ屋で買おうとしたんだけど、ゲマ屋にはなくて。店員に訊いたら「明日入荷です」と言われた。てっきり、とらやメロンが早売りしていたのかと思ったんだけど、書籍情報だけ見ると一週間以上も前から売ってることになるんだね。

まあ、私は貴島煉瓦大好きだから、この人の作品は大抵買ってしまうんだけど……この作品もダメだったかぁ。本当のところはどうだか知りませんけど、まあ、まず間違いなく打ち切りでしょう。角川の狙いとしてはらき☆すたでピークを迎えた、オタク系漫画の一角として売り出して行きたかったんでしょうけど、如何せん煉瓦の作風とは合っていなかったと思う。
煉瓦は絵描きとして人気はかなりある方ですが、それは商業ではなく同人世界においてです。ここ数年は常にシャッター前を維持している完全な大手サークルですし、毎回繰り出してくる奇抜な本やグッズの数々に惚れ込んだファンがドッと押し寄せることでも有名です。私も最近は煉瓦を始め行くことを前提に計画建ててますからね。
けれど、同人で圧倒的な人気を誇った人が、同じく商業でもその人気を発揮できるのかと言えば、実のところそうでもないわけで。この辺り、他の大手サークルにも言えることですが。煉瓦はなんて言うか、二次創作を独自にアレンジし、煉瓦流の世界観に組み替えてしまうことに関しては天才的才能を持っているんだけど、それが商業作品には組み込まれてこないと言いますか。
私が、というよりファンの大半が好きだったのは未完の放棄されてしまったブラフマンだと思いますが、後の伊吹にしろなににしろ、やりたいことは同じだと思うんですよ。表現方法、話の内容、そういうのを変えつつも色々やっていますけど、根本はそれほど変化していないんじゃないかなと。ガジェット的な意味でもね。

煉瓦の力は典型的な二次創作特化型というか、元からある作品の設定やキャラを弄って、独自の色合いや雰囲気を出すのは本当に巧いし、そのなんとも言えない空気に魅了される人も本当に多いんだけど、如何せん商業、つまりオリジナル作品では通用しないのですね。ブラフマンの受けがよかったのは、煉瓦作品にしてはまだしも判りやすい話だったからだと思うんだけど、そう考えるとあきば浪漫ス!はなんでダメだったんでしょうね。やっぱり、ラブコメは無理だったんだろうか。いや、話としては決してつまらなくはないんだけど、煉瓦にしては当たり障りがなさ過ぎたんじゃないかと。もうちょっとこう、開き直ってエロラブコメとかにすればなんらかの影響もあった気がするけど、秋葉原が作中で密接に関わってくるわけでもないし、主人公や想い人のオタク設定もそれほど強烈じゃないし、なんとも中途半端感が出てしまった気がする。
そもそも、煉瓦としては初めてのラブコメだったはずだし、もう少し奇抜な設定で挑んでも良かったんじゃないかなと。それまでの煉瓦作品にはない至って普通のキャラや内容だったわけだけど、それだと従来のファンは着いてこないし、平々凡々な内容だけに新規ファンも作りにくかったと思う。
私としてはいい加減ブラフマンを、同人誌でも良いから再開して欲しいんだけど……煉瓦は不本意かも知れないけど、あれが一番煉瓦らしさ出てたもの。だからこそ、伊吹とかその辺の作品が劣化版のように見えてしまうわけで。まあ、ブラフマンに関しては編集部と和解しない限り無理だろうけどさ。すっかり角川の人になっちゃったし。

あきば浪漫ス!はもう少しキャラと作品の流れに拘りを見せた方が面白かったと思う。金持ちのお嬢様も、たまーに出てくるだけじゃなくて積極的に三角関係のお相手にするとかさ。親友のキャラも良かったんだけど、色々キャラを活かせてなかった感じがする。
まあ、それでも完結させたこと自体は評価できるんだろうか。煉瓦本人も言ってますけど、とりあえずはきちんと終わらせたし、主人公と想い人の恋愛模様にもちゃんとした結末が付いたから。
この次は春風桜花を再開させるらしいですが、個人的には今までで一番微妙な作品なんだよね。ブラフマン、伊吹と来て、さらに下がった感じがする。もう角川に掛け合って、ブラフマンの版権をジャイブから取ってくればいいじゃないか……それが一番手っ取り早いよ。個人的には、鳴と佳弥の関係がどうなるのか凄く気になってます。
今日は秋葉で知り合いと会ってました。というのも、先日の土曜日にアニソン紅白のチケット先行受付がありまして、知人の援護で電話予約をしていたんですよ。知人は電話が繋がるも予定枚数に達していたので申し込めなかったんだけど、先に繋がった私は無事に1枚ゲットできて。電話切らないでよかったですよ。久しぶりにチケット取りなんてしてみたけど、やたらと面倒くさい手続きが必要で少し辟易してしまった。音声入力で名前や住所を言ったり、確認として録音された自分の声を聞くんですが、いやー、酷い声だ。どうして自分の耳に聞こえるそれと、あんなにも差異があるんでしょうか。全体的に低く聞こえた。

職場の近くと言っても、私が秋葉に行くことはあまりありません。横浜の方が好きだと言えばそれまでですが、なんか疲れるんだよね、あの街は。一昔前はいけば元気になるほど過ごしやすかったのに、今では服屋のビルが出来たり、すっかり街並みが変わってしまいました。変わっていくことに対する否定はしませんし、変われないものの終焉は寂しいそうなので、受け入れるしかないんでしょうかね。何気なく書いたけど、時系列上この言葉は未来の話なるんだろうか。まあ、どうでもいいけどさ。
電気街口が工事中だったので、ゲマ屋で知り合いと合流し、買っていなかったコミックスなどをその場で購入しましたが、ゲマ屋本店もまた少し変わっていましたね。レジの位置もそうですけど、なにより拡大したはずのスペースが閉じられてしまった。本当になんのために拡大したんだよというか、ブ社は後先を考えずに行動を起こし過ぎだと思う。あんな位置にスペースを拡大したところで客なんて入るわけないだろうに、どうして作る前に気づかないんだろうね。結局、拡大から1年持ったんですかね? やることなすこと、すべてにおいて失敗しいてるイメージしかない。
ゲマ屋と言えば、旧秋葉原店が入っていたミツウロコビルが取り壊されるらしいですね。あのころが一番良かったというのは、懐古なんでしょうか。デジキャラットも春スペ、夏スペ辺りが一番面白かった。ドラマCDでいうと、5~6の辺りね。クリスマススペシャルも、なんだかんだで好きだったなぁ。

とらのあなにも寄ったんですけど、Tonyの原画展だか版画展だかが開催されていました。Tonyといえば担当したエロゲの内容に恵まれないことで有名な原画家ですが、私はそんなに嫌いじゃありません。というか、結構好きな方だと思います。
当然のことながら、オリジナルが多くて、版権ものはなかったと思う。グッズも販売していたけど、売り切れている商品も多くて結構好調みたいですね。ただ、さすがとらのあなというか、T2 ART WORKSがこれまで出した同人誌の既刊を並べているのは笑った。1冊も買ったことないけど、こうして並べられてみると、見事に時流に沿ったジャンルというか、その時その時の流行に合わせてきていますね。同じようなやりかたで本を出している人を少なからず知っていますが、あちらと違ってこちらは必ず委託してますからね。委託されても買わないのが私なんですが、どうにも版権作品、二次創作だとあまりピンと来ないんですよ。Tonyはオリジナルを書いてこそというか、二次創作だとあまりにTony過ぎるタッチなため、元キャラとの間に大きな違和感が生まれてしまうというか。
個性の強い絵描きだと、なにかいてもその人の絵にしかならないからね。まあ、だからってあさぎ桜みたいなコピー能力が必ずしも良いとは言わないけど。それにあの能力は、凄まじ過ぎる。どうしてアクエリの漫画は終わってしまったんだろう……
でもまあ、Tonyならシャイニングシリーズか、そらのいろ、みずのいろが一番いいかな。後者はもう少し原作をひねった方が良かったというか、ひたすら主人公を奪い合い、尽し合うだけのゲームの方が成功したんじゃないかと。現に、その路線で行ったOVAは大成功したわけですし。まてよ、その反省があったからこそフォルト!!が作られたのか? 実はまだプレイしてないんだよね。OVAは買う予定ではあるけど。

とらのあなといえば、同人誌コーナーには未だ私の本が置いてありました。といっても、くろのとくろえさんとの合同誌の方ですけどね。残り3冊程度でしたが、通販分を店舗の方に回して補充しようかな……店舗に回した方が消費も早いだろうから。とっくに完売していると思っただけに意外でしたが、3冊という数字がリアルでいいねw
横浜店や秋葉原店を見ていると、急になのはコーナーの拡大化をしてきている気がするので、ここはこの両店舗に30冊ぐらいで送ればあるいは上手く行くかもしれない。在庫抱えてもいいことないしね。向こうに処分して貰うのは、なんか嫌ですし。入稿終わったら考えてみるかな。
今年の年末から来年にかけて、アニメの映画が数多く上映されるそうです。既にマクロスFの上映は始まっているのかな? まあ、マクロスの伝統にのっとり総集編に近い作品になっているらしいけど、どうせ劇中劇とかそういうオチなんでしょう。横浜では109シネマズMMでやっているらしいので、原稿の入稿が終わった辺りで観に行こうかなと。
遊戯王の映画もみたいけど、これは川崎か海老名に行かないと観れないっぽい。まだ公開前だから、どこで観るかはゆっくり決めるけどさ。

しかしまあ、角川の大攻勢と言うべきなのか、ほとんどが角川に関係するアニメ作品じゃないですね。ハルヒはそれなりに入るんだろうけど、やはり本命はなのはだろうか。文学少女とか、こっそりやってこっそり終わりそうなイメージしかない。ブレイクブレイドなんて、空の境界じゃあるまいし誰が6部まで観に行くんでしょうね。ガンダムならまだしも、それ以外のロボットものにそんなこと出来るんだろうか。
Fateの劇場版に関しては、情報特に集めてないですけどアーチャールートをやるということなんでしょうかね。タイトル的に考えればそうなんだろうけど、まあ、カッコよさでいえばあのルートなのかなぁ。劇場映えもするだろうし、話もそこそこしっかりしてるから。ただ、私は凛の中の人が大嫌いだから観に行くかは微妙。そもそも劇場作品として、完成度の高い物があのスタッフに作れるのかどうか……いや、ディーン好きだけどさ。
なのはの一人勝ちってことはないんだろうけど、なのはにしたところで所詮は無印の作り直しに過ぎないし、要するにノベライズの設定を映画化したいんでしょ? となれば、全体的に薄暗い話になるのかな。まあ、八神さんちのはやてさんが出ないから、安心して劇場に足を運べますけど。これがヒットすればA’sも映画化しそうだけど、すっ飛ばしてStSとか完全新作やってくれないかな。テレビシリーズは今更やってもヒットは望めないだろうから、映画にシフトしていくのもありではないかと。

個人的に一番楽しみにしているのは遊戯王で、次点が文学少女ですかね。遊戯王は果たして歴代の主役意外にもキャラが出るのか、その辺りが気になりますけど、やはり最新作のキャラが出るぐらいか……ライディングデュエルは映画で活かされるのかな。3D上映だというし、やらないことはないと思うんだけど。
文学少女はなにせIGクオリティに、あのキャスティングですからね。期待しないわけがない。原作はまあ色々思うところありますけど、最近はファミ通文庫も頑張っていますね。電撃文庫が軒並み停滞しているのはマンネリ化や新鮮味が薄れているからなのでしょうが、電撃文庫という存在そのものに飽きが来ているんだと思う。シリーズがどうというより、電撃自体がメディアミックスの乱発で微妙になってきた感がある。だからこそ、読者は他のレーベルを開拓することに新鮮さや刺激を求め、富士見やファミ通に光が当たり始めてるのでしょう。特に最近のファミ通の好調ぶりと来たらないよ。知り合いがあそこデビュー確定させたんですけど、本が出る前からそこそこ話題になっているようで。あのタイトルセンスは凄いとしかいいようがない。私にはとてもじゃないが、あれほどはっちゃけた作品は書けないだろう。なんか話がずれてきたけど、絵描き次第でも物凄いことになりそうな作品だ。一体どこのエロ漫画化を連れてくるつもりなのか……本人に聞いてみるか。
気づけば周囲がどんどんプロになっていくねぇ。まあ、プロになれずに散っていった人の方が多いんだけど、私は一体どうしたいのか。様々な仕事をこなしていく中で、創作性のある仕事も沢山やったし、売り物として未だに売られているものもあるけれど、私名義の作品というのは未だにないんだよね。シナリオとして名前が載っていても、著者として、原作者としての作品は一つもない。結構近しい人のデビューが決まっただけに、色々と考え込んでしまいますね。

でも、誰がデビューしたと聞いても最近は驚きはしても焦りとか感じなくなったなぁ。意欲が減退しているのか、物事に対しての考え方が変わっているのか。ライトノベルという媒体に魅力や可能性を感じなくなってきているのかも。どこも売り上げ落ちてますし、アニメ化したからと言ってなにがどうというわけでもない作品も多くなってきた。レーベルの乱立も沈静化したし、最後の金脈も遂に掘り尽くされたのでしょう。
個人的なことを言うと、最近ラノベが読めなくなってきてるんですよね。もう完全に年寄りの意見なんですけど、ああいう文章が読めなくなってきた。シャナとかさ、実は今の私だから楽しく思えないだけで、以前の私なら凄く面白く思えたのかもしれないじゃん。嗜好が変化してきているのかもしれない。まあ、変化したところで執筆には問題ないけれど。
寝て起きて仕事行って、帰ってきたら原稿やってという毎日だと日記を書く暇もないというか、気づけばかなりの日数をため込んでいますね。数日前のことなんて、もう記憶もあいまいですし、なにをしてたかなんて思いだすこともできないという。
特に三連休はなにしていたかと言えば、ひたすら原稿を書いていたので、これといったネタもないといいますか……

原稿についてしか話すことがないということで、既に印刷所と書店の方には連絡を取り、同人誌を出す方向でまとまりつつあります。今回は印刷所がやってる秋のフェアを利用するつもりなので、いつもより入稿日が早いんですよ。本当なら休みを取って月末30日入稿が一番いいんだけど、フェアを利用するには28日入稿じゃないといけないので、かなり忙しない作業になっています。せめて、もう1日ぐらいは原稿に充てる休みが欲しかったけど、仕事も忙しいですからね。自分の都合を優先させるわけにもいきません。
まあ、フェア自体はタダでグッズ作ってくれる類のものだから、イベントに落選した今となってはあまり必要もない気もするんですが、折角だし、作ってみたいじゃないですか。元々はイベントの会場特典として考えてたけど、書店での購入特典にしてもいいじゃないかと。なにせタダで作ってくれるというのだから。
しかも今回は納品日をイベント参加予定日に合わせる必要がなかったので、コミケ期間中の割と早い段階で私の手元と、そして書店の方に納品される予定です。もう少し早くすることも出来たんでしょうが、時期は合わせた方がいいかなと。納品され次第、各方面へ発送したりしなければいけませんね。書店に送る分とは別に、予備分というものが同人誌にはあって、まあ、一般書籍にしても著者や装丁者には見本が何冊か送られるものなんですが、同人にの場合は乱丁・落丁用に付いていたり、見本誌提出の際に使ったりと、色々な用途があるわけです。ただ、小説本の場合は何冊も付いてこないことが多いので、正直今回の部数でどれほど予備が刷られるのかは分からない。前回よりも印刷する部数を減らしていますからね。金はあったんですけど、まあ、そんなに売れないだろうと。
けど、小説本ってのは一般的な漫画本と違って印刷費が桁違いに高いので、ある程度は部数裁かないと割に合わないんですよね。私の利用している印刷所はそれなりに安い方ですけど、すれでも数百部刷るだけで数十万単位の金が飛んで行く。これが標準的なB5サイズの同人誌、ページ数にして24Pほどのものだったとしたら、1000部刷っても10万いかないのだから、小説本の制作事情というのも結構厳しいです。
でも、単純計算で1000部刷った漫画本を500円で売ったとして50万、印刷費に10万掛かってないなら、最低でも40万以上の儲けがあるわけか。となると、私と同じくあの印刷所を使っている大手サークルは……うわぁ、こう考えると同人誌も儲かりそうな錯覚を覚えてしまうから不思議。諸経費を考えれば、そんなわけもないんだろうけど、あそこほどの大手なら結構稼いでるんじゃないかな。

けどまあ、あそこが大手で居続けられるのも単に描いてるジャンルにまだ勢いがあるだけだからな……あればっか描いていたせいか、逆にそれ以外の需要が全くなくなってしまった。色々と人気ジャンルを描いてみてはいるようですが、メインほどに売れていないのが現状。知り合いがよく買ってるんですが、どうにもあのジャンルで固定するしかない状況にまで追い詰められてるらしいですね。
あのジャンル、まあ、リリカルなのはですけど、これが未だに勢いがある理由ってのは主にアニメジャンルにおける後継が育っていないというか、ここ数年同人誌のジャンルとして流行るようなアニメ作品がないのが原因なんだろうな。禁書にしろ電磁砲にしろ一大ジャンルを形成するほどの勢いはないし、けいおんや化物語も同人ではサッパリです。唯一、ゲームジャンルではラブプラスが登場したことで活性化されてきましたが、それもいつまで続くことやら。
しかし、けいおんは本当に流行りませんでしたね。咲もそうですけど、ここ1、2年はアニメ系の同人ジャンルは不作ですね。なのはだってコミケのジャンルコードでいえばギャルゲに位置するわけですし、そう考えるとまともなアニメジャンルで流行ったのは……ハルヒまで遡らないといけないのだろうか。なのはStSが2007年で、ハルヒが2006年だからそうなるか。別ジャンルでいえば初音ミクが一過性のブームを見せていましたけど、これも今では完全に流行が過ぎ去りましたからねぇ。

要するに移るジャンルがないんでしょうね。同人界隈にはジャンル移行という現象というか言葉があって、あるジャンルの本を書いていたサークルたちが、こぞって同一の新しいジャンルに流れるという、腐女子にはお馴染みのあれです。
つまり、なのは系サークルが移行してしまうような同人向け作品がまだ登場していないというわけだ。それほど高い壁なのか、来年の映画でまた勢いづいてくるのかなぁ。
くろのとくろえさん夏コミ新刊自宅通販再開のお知らせ
くろのとくろえさん夏コミ新刊自宅通販再開のお知らせ
くろのとくろえさん夏コミ新刊自宅通販再開のお知らせ
昨日から今朝にかけて、くろのとくろえのくろのさんと色々話していたんですが、その際インストゼロの再販についても詳細を訊きました。許可を貰ったので、この日記でも告知の方をしようかと思います。くろのさんのブログを見るのが一番手っ取り早いんだろうけど、私も作品の元ネタの一つにさせて貰ったり、度々日記の話題にしてますからね。再販の要望も結構多いらしいです……まさか、私は散々日記で書いたからなんてことはないよね?

基本的には前回と同じで、インストールゼロ&1.5のセット販売、自宅通販です。1冊ずつの購入は出来ません。セットじゃないと効率悪いですからね。残部も同じぐらいしかないはずだから。
商品内容は以下の通りで、

・インストールゼロ1サブタンク
・インストールゼロ1.5サブタンク
・ペーパー(夏コミ時の物のコピー)
・逆襲おまけ小冊子(少数)
・お礼ペーパー(変更なし)
・領収書


夏コミのペーパーというのは、今回の画像に使っているものです。ギンガ、シエル様、ルールーに穹と、最後だけ全然繋がりのないキャラですけど、これは私のわがまま&ノリと勢いの結果だったと思います。でも、可愛いから良いよね、くろのさんの描いた穹。
次に逆襲おまけ小冊子というのは、確か私が夏コミの前日ぐらいに作った会場特典用の小冊子ですね。全部が全部私の手作りです。頑張ってホッチキス止めましたw これには色々裏話があって、初めは全然違う画像を表紙にするつもりだったんですが、熱情あふれるくろのさんが一晩か二晩ほどで描き下ろしてくれました。あれには感動したなぁ。収録内容としてはプリクリによる逆襲の救世主解説と、各種設定資料。ルクリュの設定画なども、確か初出しだった思います。
ルクリュの設定画にも秘密があって、持っている人は是非虫眼鏡を使って見て欲しいですね。私とくろのさんが各種設定よりも先に決めたものがあるのでw うん、今にして思うともっと大事なことがあったんじゃないだろうか。でもいいや、楽しいからw

商品代金も前回と同じで、
商品代金900円+送料290円=計1190円となります。

メールのほうに「自宅通販希望」と書いて

郵便番号:
住所:
氏名:
連絡用電話番号:
注文個数:
備考;(ありましたら)

くろのとくろえのメールアドレスに送れば良いみたいです。
期間は11月末日までになっております。


前回と同じく、この日記にくろのさんのメールアドレスを書くわけにもいかないので、詳しくは
http://kuronokuroe.blog106.fc2.com/blog-entry-304.html(くろのとくろえブログ)
ここで確認してください。
両方とも10部程度しか残っていないようなので、このチャンスを逃すと当分買う機会はなくなると思います。以前も書きましたが、同人誌ってのはそんなに再販するものじゃないですからね。自宅通販に抵抗ある方もいるかと思いますが、どうか機会を逃さぬようお願いいたします。これを読めば貴方逆襲の救世主におけるシエル様の設定が判る! そんな一冊になっていますw

くろのさんと明け方近くまで話している中で、当然のごとくプリクリの話題になったんだけど、何故だか最近の私たちはプリクリが書きたくて仕方ないらしい。そこで私が前々から考えていたプリエネタを披露することにしたんだけど、
「プリエが○○されちゃうとか、そんな話ですか?」
「え、いや……××だけど」
「ちぇっ……××か」
「ちぇってなんだw」
「てっきりプリエが○○にされて、△△な目にあわされるんだとばかり」
「いや、××された挙げ句、□□な展開になるけど」
なんというかこう、双方のイメージを守るために伏せ字にしてみました。くろのさん的には不本意な言われようだったらしいけど、やっぱり本職の方は違うなぁと痛感したw いきなり私が考えているよりもハードなネタを振られたときはびびった。
その後、ここはオメガらしくないとか、プリエはこれぐらい酷い目に合わせたほうが良いみたいな話になって、なんとか形にした後、最終的には何故かゼロ批判の会話をしていました。最近、自分がゼロのことを好きだという自信がなくなってきた……暴走というか、ゼロに内在するものについて深く考えさせられる話だったな。くろのさんはインストゼロでそこら辺を詳しく書くらしいので、今から楽しみにしています。私の方もそこら辺は描きたい部分ではあるのですが、今書いている逆襲では無理なので、別の機会を探しましょう。
久々に話したけどお互いに修羅場で忙しいから、年内は話す機会というのも減るんだろうな。私は11月で同人の作業は終わるけど、すぐに逆襲を再開させないといけないし、くろのさんは2冊目に取りかからないといけないからね。それが終わったら来年の予定を建てなきゃいけないし、年明けぐらいはゆっくり休みたいものです。先は長いけど。
私はムスカよりドーラが好きなんですよ。
「40秒で仕度しな!」とか「女は度胸だ!」など、台詞の一つ一つに迫力や凄みがあって、肝っ玉母さんとはあの人のことを言うんだと思う。魔女の宅急便のおソノさんの気っ風の良さとかもそうだけど、ジブリの女性はたくましい人が多いよね。

天空の城ラピュタは私がジブリでもっとも好きな作品の一つで、紅の豚やとなりのトトロといった作品よりも気に入っています。今回はほぼノーカットでの放送で、金曜ロードショーには珍しく23時40分まで放送していました。身内の話ではセンター試験が近くなると、何故だかその時期に放送するみたいです。やっぱり、縁起を担いでるんですかね? ほら、ラピュタって上に上がっていくじゃない。ムスカ他は海に落ちるけどさ。
完全なアクション作品としてはナウシカやもののけ姫には勝てないんだろうけど、私はラピュタぐらいが丁度良いと思うんですよ。人と人のぶつかり合いでもあるしね。だからこそ、ラムダのような存在が異質に映るわけで……いや、ラピュタではラムダじゃないんだっけ? あれが最初にやられるシーンとか、凄く切ないよね。シータが唱えた呪文の意味から察するに、彼女を守るために再起動したんだから。
歩兵銃や機関銃、信管抜きとはいえ要塞砲の直撃にまで耐え抜いたけど、ゴリアテの一斉射撃の前に敗れ去った。あれは要塞砲の砲撃で凹んだ部分に再度攻撃されて、それで貫かれたのかな。私は結構ゴリアテのデザインとか好きな方だから、ロボットの襲撃によって撃沈したときは唖然としましたね。それまでゴリアテというのはあの作品の中で最強に位置する存在で、海賊船が為す術もなく敗れたようにあの世界の科学力では最高位の兵器なんだと思います。それをあっさり破ったからこそラピュタの力の恐ろしさが伝わるというか、まあ、引き立て役にされたわけだよね。
しかし、時間を延長しての放送だったはずなのに、時間が経つのが凄く早く感じた。それだけテンポや流れが良い映画なんだろうけど、やっぱりジブリは凄いなぁと思ってしまう。最近のジブリ作品はよく知らないけどさ。

某大型電子掲示板の実況スレとか見てて思うけど、ドーラに限らずラピュタは何気ない言葉の一つ一つが名台詞になりうると言うか、その気になれば「誰がそのシャツを縫うんだい?」みたいな台詞でさえ、素晴らしいものに思えてくるから不思議。いや、この台詞は普通に名台詞か。おかみさん格好いいです。
後、食事シーンが良いよね。何気に食べ物に関するシーンが多いというか、最初の肉団子のスープもそうだし、パズーが作る朝食、海賊たちが飯食ってるところとか凄く美味しそうじゃないですか。しかも、ドーラがテープの上ものを払いのけたとき、普通に勿体ないなとか思っちゃったしw
ジブリ的な食事って言うのはどこか憧れるものがあって、一度は食べてみたいと思えるジブリ作品の代名詞ですよね。その対極に位置するのがドラえもんの映画における食事シーンだと思うんだけど、どっちも美味そうなことに変わりはない。三鷹の森のジブリ美術館に行けば食べられるのだろうか……そんなレストラン合ったら名物になってるか。ニシンのパイすらありそうにないしな。桜田麩ご飯が主食の定食とかでも良いんだけど。
千と千尋とはその食事シーンを逆手に取ったというか、食事シーンである種の恐怖感を与えることに成功している気がする。まあ、真面目に見たことはないんだけど、あの作品はどうにも毛色が合わない。
厳密に言えばジブリではないけど、カリオストロの城なんかも有名だよね。血が足りないときは飯を食う、正しいのかはともかく、それが一番効果的なんでしょう。ドラゴンボールにも仙豆とか言う一粒で10日分の食事に相当すると言われる豆がありますけど、いつの間にかあらゆる怪我やダメージに効く設定になっていた。それとも最初からそうで、私が理解していなかっただけなのだろうか。

久しぶりにラピュタを見て、パズーの生き方やドーラ一家の気持ちよさに良い具合に刺激されています。ムスカはネタキャラとしては、それこそラピュタ関連のキャラでは唯一ウィキペディアに項目があるほどだけど、個人的にはやはりネタキャラとしてのイメージが強すぎて微妙。いや、良いキャラなんだけどさ。嫌いじゃないし、そもそもラピュタに嫌いなキャラなんていないんだけど……ムスカか。アンサイクロペディアとか朝目のムスカは良いよね。
しかし、なんだかんだ言ってジブリ作品がやると金曜ロードショーを見てしまう自分がいるな。ゲド戦記は見なかったけど、今年だけで何本放送されたのか。魔女の宅急便を見た記憶はあるけど、となりのトトロは去年だったかな? 来年はもののけ姫なんかを久しぶりに見たいですね。
この作品を見ると、その設定のほとんどをロクゼロに流用したくなってきます。オリジナルとコピーなんて聞くと、どうしてもゼロとオメガのことが頭に浮かぶんだよね。
私の中には、妄想に過ぎないけどゼロとオメガの関係性、コピーたるゼロの出自というのが明確な設定になって頭の中にあるんだけど、そのほとんどが史上最強の敵に似通ったものです。あまりに当て嵌まりすぎているというか、これなら辻褄が合うような気がするんだよ。

まあ、深くは語りません。というか、書くとすれば作品で書きたいんだよね。逆襲の救世主ではもう無理だけど、ゼロとオメガの過去から続く因縁にはちゃんとした決着を付けたい。エックスのこと、マザーエルフのこと、そしてプリクリのこと。シエルやバイルのこともあるし、だけど、それは逆襲で出来ることじゃない。くろのさん以外には言ってないけど、逆襲の救世主というのはゼロやオメガの話じゃなくて、実は主役は別にいるんですよ。詳しくはもちろん言わないし、言わなくても判るような気はしますが、そういうことなんですよ。
今は同人の作業が忙しくて全然欠けてないけど、11月中にもう一度ぐらいは更新したい。なんでも書くけど、私は逆襲の救世主のプロットが本当に気に入ってて、あんまり妥協したくないんですよ。この前の更新文も急遽書き直したけど、赤き閃光の英雄以上に書いては消し、書いては消しというのが増えた気がする。21話も何度か書いてみたんですが、なかなか上手いものが書けないというか、文章に迫力が出ない。
上巻原稿が返ってきてからこっち、文章にメチャクチャ気を使うようになったというか、前以上に妥協が出来なくなった気がする。それは基本的に良いことなんだろうけど、凄まじく精神を磨り減らしながらの執筆になってます。このまま行くと、下巻の原稿も彼に見て貰うことになりそうだし、今から手は抜けないんですよ。あぁ、疲れる。本当に疲れるw
今週から来週に掛けての連休は同人誌作業に費やす予定だけど、出来れば逆襲も書きたい。後少しというか、次の話が終われば後は流れるように進む気がするんですよ。役者も全部揃いますし、一つ二つ配役と配置が決まっていないキャラもいるんだけど、それはあまり重要ではないから。もっとこう、熱く燃えたぎるような迫力満載の文章を書ければ良いんだけど、いや、それを書かないと次の話は面白くないんだけど……私の文章って軽いからな。深みを付けたいのに、軽いからあっさりしてしまう。読みやすいという意味ではいいのかもしれないけど、もう少し重厚感が欲しい。

最近、身内と和解しました。和解というか、普通に話すぐらいに回復したってだけなんですが、まあ以前とそれほど大差ない関係に落ち着いています。急に和解することにしたのは色々と理由があって、実は今週祖母の誕生日でして、日曜に私の仕切りで誕生会をやったんですよ。この話はまだ書いてないよね? これは1ヵ月以上前から決めていたことで、孫で経済的に余裕あるのが私ぐらいだったのと、年齢的に区切りが良かったから少し盛大にやってあげようかなと思いまして。まあ、店選びとかは完全に私の趣味だったけど。
それでまあ、折角の祖母の誕生会なのに、私と身内が険悪ムードじゃ祖母にも悪いじゃないですか? いい加減、私の熱も冷めてきたし、身内も少なからず生活態度を改めるようになってきたから、ここらで休戦しておこうかなって思いまして。
必要以上に干渉するつもりはもうないし、私の仕事が忙しすぎるので気も使わないつもりだけど、なんとか年内に解決することが出来た。この問題に関しては、私事にもかかわらずくろのさんとかに相談に乗って貰ったりして、本当に迷惑掛けっぱなしで。なんというか長い付き合いすぎて逆にどうして良いか判らなくなることってあるよね。悲恋堂に言わせれば、「貴方に勇気と根性がないだけです」になるらしいけど、切り捨てることは果たして勇気や根性の問題なのかどうか。それすらも私には判断できなくなっていた。

なんか後半話をガラリと変えたけど、どうやらこの日記は身内の知り合いも見ているらしいので。そんなに荒んだ関係ではないですよアピールをしておこうかと。知らない間に色々な人が見ていますよ。私の中では誰も見ていないことを前提に書いている日記なので。見ていたとしても、私が個人的に付き合いのある数名だけってイメージ。まあ、アクセス数から考えてそんなはずはなんだけどさ。楽しいかな、この日記って。
あくまで日記であってブログではないから、本当に好き勝手なことを適当に書いているだけなんだけど、まあ、そんなに反応あるわけでもないから良いのかな。いつだったか精神的に参っていた時期は古い物語を集中的に載せていたけど、実はあれについての感想を少しだけ期待していたことがある。自分の作品じゃないからこそ、人からどういう感想を抱かれるのか興味があったんだよね。でも、叩かれるのは嫌だし、否定もされたくないから、あれはあれで良かったのかも。
これがロックマンであり、それがロックマンだ。
この動画はネタバレ動画です。原作を読んだことがない人は、先に原作読むことをお勧めします。最近、新装版が復刊されたので、本屋かネット書店に行けば普通に買えます。今すぐ買いに行きましょう。
私にとってのロックマンとは、この作品を初めとした主にコミックボンボンで連載されていたものを指します。

仕事と同人作業に追われる毎日だと、日記に書くネタというのがない。昨日なんて作業に熱中するあまり、危うくラジオを聞き逃すところでしたよ。聖マリオン学院なんですけど、まさか忘れるとは思わなかった。家族が観ていたテレビが火曜にやってる番組だったので、「何か変だな」と思って、慌てて部屋に戻る。結局1時間も放送聞けませんでしたよ。
チャットの面子には「仕事が忙しいのかと思った」と言われる始末。いや、間違ってはないんだけど火曜は生放送聞くために早上がりにしてるんだよね。それぐらいの無理が通るから今の仕事をやってるんだけど……素で放送忘れたのはこれで2回目かな。昔も一度やった気がするんだけど、あれはいつのことだったか。いつも通り内容のない番組だったらしいから、別に聞き逃したところでダメージはないんだけど、結構悔しい。隔週放送とはいえ思い入れがないわけじゃないから。私はラジオっ子なので、ラジオは全てにおける原動力になっています。だからこれを聞き逃したりすると、途端にテンション下がってしまうから困る。だったら聞き逃すなよと言う話ですが、忘れちゃったんだからしょうがないじゃん!
まあ、どちらかといえばラジオよりもチャットの時間削られことの方が堪えてるんですけどね。私はチャット全盛期の人間だから、チャットというものが割りと好きで。もう6年は前の話になりますが、某ネットラジオのサイトにあったチャットは大好きでした。あの頃は私も若かったというか、若すぎたなぁ。あれから6年、今も青二才には変わりないけど、数々の出会いと別れを経験して、私も少しは成長したのではないかと、そんな気がします。気がするだけかも知れないけどさ。

でも、出会いや別れを繰り返しているとはいっても、昔から続いている仲というのもやはりあって、私のチャットに来ている人の半分は前述のネトラジサイトから続く付き合いです。もう半分は、文化放送時代からの付き合いですね。大半はリアルでも面識ある相手となりましたが、思えば長い付き合いになったものだ。
昔は結構馬鹿やったなぁ。いや、今も十分馬鹿なんだけどさ、昔はなんでも出来ると、この人ならなんでも出来ると思っていた時期があったのよ。自分のことじゃないよ? 知り合いにね、個性というかアクの強い人がいたのよ。イベンターだったけど、強烈な人でさ。若造だった私は純粋に尊敬していたというか、行動力だけなら人並み外れていたし。凄いという意味では、今でも凄い人だとは思う。
けど、段々と価値観の相違が出てきたというか、感性や感覚にズレが生じてきたというか、決裂したときは本当に色々あった。若かったなぁ……便利な言葉だよね、若かったって言うだけで、全ての過ちがなかったことに出来るんだから。
昨年か、一昨年か、どちらだったかに年越しイベントに参加したんですけど、そのときにあの人と再会した。喧嘩別れしてから、実に数年ぶりの再会で、もちろん話なんてしなかったし、半径1メートル以内にも近寄らなかったけど、お互いに気付いていたとは思う。あれはびびったというか、嫌な偶然もあったもんだよねw 年越しイベントなんて参加するものじゃないと、しみじみ思いましたよ。
年越しイベントと言えば、今年も色々あるらしいですね。個人的に興味があるのはアニソン紅白だけど、これは家にいても超A&G+で視聴できるらしいので、普通に家で観ることにします。なにせ今年は大晦日コミケですし、年越しイベントなんて参加している余裕ないと思うから。まあ、上記に書いた年越しイベに参加したときも、普通にコミケと被ってはいたんだけどさ。
アニソン紅白については知り合いから援護射撃頼まれてるので、それを頑張ろうかと思います。

私は過去に色々あって、様々な出来事を経た上で存在しています。中には昔なにがあったのかを知っている人もいるし、知った上で付き合ってくれている人もいて、私はそういった人たちとの関係を大事にしていきたいと思う。もちろん、関係とは無限に続くものでも、永遠に継続するものでもないけど、だからこそ今というものは大切にするべきなんじゃないかと思う。
今年も残すところあと1ヵ月半を切りました。早いものですが、月日というのは否応に流れていくものですからね。受け入れた上で精一杯生きる、それが自分と、自分の周囲にいる人にとって一番良いことなのだと、私はそう感じます。
図書館の写真集なるものが発売されているらしいです。どっかの国の著名な写真家が、世界中の図書館を渡り歩いて撮影したらしい。
私は偶然、下記のHPを見て知ったんですけど、
http://www.hiroburo.com/archives/50913113.html
いやはや、凄いじゃないですか。美麗で壮大、図書館そのものが一種の芸術作品になっている。
これは是非一冊手元に……と思ってみたら、価格はなんと1冊80万円。さすがにこれは買えないやw

でも、通販サイトを見る限り、日本円だと65万ぐらいなんだよね。80万は無理だけど、65万といわれると買えそうな気がするから困る。
だって、65万でこの本買えるんでしょ? 今手元にあって動かせる金は30万ぐらいだけど、もう35万ぐらいなら出せちゃう気がするよ。エロゲ70本分ぐらいだけど、これはメチャクチャ欲しい。図書館学に興味があるから、というのも理由の一つだけど、単純に綺麗じゃないですか。日本の図書館だとこうはいかないよ。別に私は日本の図書館に芸術性なんて求めてないけど、この様式はやはり海外ならではのものだと思う。
私は仕事で稀に国会図書館を利用するんですが、あれはあれで良いんですよ。芸術性よりも機能性、それが日本だと思ってますから。待ち時間がいつも長いのはともかく、食堂とかも安くて美味しいじゃないですか。滅多に利用しないけど。ケチだから。
話を戻して、私は海外芸術というものに少なからず関心を持っていて、一度は欧州、特にイギリスへ行ってみたいんだけど、海外旅行嫌いなので未だに実現してません。言語能力がないから、不安なんだよね。片言ですら外国語話せないし。
死ぬまでに大英図書館と大英博物館に行って、特に後者の世界で2番目に不味いといわれるサンドウィッチを食べてみたいんだけど……この調子じゃ、いつになることか。日本どころか、関東圏内から出るのも嫌だからなぁ。決して旅行嫌いではないはずなんだけど、遠出が嫌なのかな。私の周りにはほいほいと遠くまで出掛ける人が多いので、いつも悲恋堂の店主と「なにが良いんだろうねぇ」と茶を啜ってます。でも、そうすると私はあの世捨て人と同じになってしまうのだろうか。それはそれで嫌だなw

しかし、400冊札しかないとはいえ80万というのは相当な価格ですね。取材費が掛かった考えれば妥当な気もしますけど、それでも個人が所有するには高すぎる。手が出ないよ。
例え、65万だとしてもエロゲ1年分に相当するし……1年間エロゲを我慢するなんて出来ないな。
そういやいつだったか、銀英伝の版画展とやらが秋葉で開催されていて、悪名高きあの店まで行ってきたんですが、版画一枚50万とか、ケチな私の感覚では目玉が飛び出さんばかりの高額な品々が揃ってたっけ。私に版画の相場や価値なんて判りませんが、芸術と言われるだけで財布の紐が緩くなる人も、確かにいますからね。私はケチな上に年甲斐もなく学生という身分で版画展に潜入したのでスタッフの商談に巻き込まれずに済みましたが、ああいう店は品がなくて困る。巧みな話術で如何に絵やら版画やらを買わせるか、それしか考えてない。もう少し、静かに出来ないものなのか。
1冊の本に数十万円払うことは今の私には出来ませんし、この先もそういった機会はないでしょう。それこそ、どこぞの図書館が購入してくれたら館内専用ないし、閲覧不可本であってもコピーを求めてはせ参じるんだけど……さすがにこれはマイナーかなぁ。
海外に対する憧れとか、芸術や建造物に対する興味ってのは尽きることがありませんからね。最近のお気に入りは、Googleの地図機能を使って、海外に行った気になる旅行。あれ便利だよね、ストリートビューでアメリカの街をグルグルするのとか、凄い楽しいよ。日本にいるのに海外見放題だもん。

まあ、後学のためにも一度は海外に行ったほうが良いのかな。海外というか、日本を出ること? 昔、知り合いの作家がことあるごとに言っていたんですが、世界を見て視野を広げることと、語学を死ぬ気で勉強すること、この二つは作家にとってもっとも重要だろうと。良く憶えてないけど、あの人はしょっちゅう海外とか行ってたし、向こうの民俗学や神話にも詳しいから、まさに経験談とも言える言葉でしょう。
案外、言葉なんて通じなくてもなんとかなるらしいしね。とりあえず行ってみて、そこから全てを始めるのも悪くないらしい。私にも穹みたいな旅の連れがいれば、いつでもどこでも飛んでいくんですけどね……一人で海外はさすがに怖いや。古い話になりますが、高校の時の修学旅行が海外だったんだけど、家庭に金銭的余裕がないという嘘を付いてまでけっ飛ばしたんだよね。いや、決して嘘ではないんだけど、特別余裕があったわけでもないし。どうにも海外には抵抗を感じてしまう。
昨日は所用があってみなとみらいのほうに行っていたんですが、帰りにメロンブックスへ寄りました。来週発売となるエロゲを予約するためだったんですが、ギリギリまでソフマップと迷ってた。メロンで予約終了していたらソフマップと考えていたんだけど、特典付きの予約券がまだ残っていたのでメロンでしてしまいました。珍しく、2大特典だったしね。
ついでに身内が買いたがっていたエロゲも予約して、内金が必要ないと気楽に出来て良いですね。まあ、その気楽さ故に沢山予約しちゃんだけど。

そんな私が予約したエロゲ、airy[F]airyですが……うん、今日になって延期が発表されたね。噂程度では訊いてたけど、ほぼ完成しきっている状態で延期するとは思わなかった。なにかを作り直しているのか、機能を追加しているのか、2ヵ月延期というのは残念です。マスタ作業中に致命的な欠陥が見つかった、というのなら判りますが、どうもそうじゃないらしい。
友人は絵柄と雰囲気が合わないのでパスするそうですが、私は逆に絵柄やキャラクターに惹かれた。あのちっこい感じは実に可愛らしいと思うんだけど、そんなに人を選ぶ絵柄かな? 悲恋堂で世界の童話や児童文学ばかり漁っている身としては、こういうそれっぽい作品には食指が動くんだよね。
延期になったのは残念だけど、気を取り直した体験版をダウンロードしてみました。最近はなんて言うか、体験版に騙されて地雷を踏むことも多くなってきたので、体験版が良かったからといって油断は出来ません。身内がドップリ嵌っているエロゲなんて、その典型ですしね。
時間がないのでまだ最初のほうなんですが、やっぱり雰囲気は良いと思う。システムも、少し古くさい気はするけど普通だし。変わったものをゴチャゴチャと付けられるよりは、シンプルなほうが良いですしね。最近は奇抜さよりシンプルさ、そんなエロゲばかりやってる気がする。

キャラクターに関しては、主人公が少し普通すぎたかな。影がある主人公にしては言動が普通すぎるというか、キャラデザのイメージからかもう少しクールな感じを予想していただけに拍子抜けしてしまった。もっとこう、狡猾さというか、したたかさが欲しいですね。で、底抜けに明るいヘレンのペースに巻き込まれて、過去の境遇が原因で凍り付いた心が溶け出していく、とかさ。
笑うのが苦手とか、ポーカーフェイスとか、そういう設定があるんだから、とことんドライな少年でも良いと思うんだよ。それぐらいの個性があったほうがキャラが立つ。エロゲの主人公は無個性であるべきだという考えもあるんだろうけど、世界観や雰囲気で売ってる作品は逆にわかりやすいまでの個性が必要ではないかと。
ここ最近、どうにもやるエロゲ、やるエロゲの主人公が好きになれない。私がましろ色シンフォニーについてなにも書かないのは、主人公の感じが気に食わなかったからなんだよね。いや、決して悪い奴ではないよ? 良い奴だと思うし、これといってヘタレでもなかった。しかし、だからこそ私はあれが好きになれない。あれを前向きな性格と捉えるのか、自分勝手な奴だと思うのかは人の自由だけど、どうにもあれの主張は私とは相容れないものがある気がする。
後、夏ノ雨。これに関しては主人公に不満はなかったんだけど、作品それ自体が……世間で名作だと言われてるのは知ってるけど、それ故に思うところがある。私が夏ノ雨について触れない理由は、ましろ色の10倍ぐらい複雑な事情があるからです。名作だからこそ、シナリオが良いからこそダメなエロゲというのは、果たして最大の矛盾なのだろうか。
一度、夏ノ雨に関してはじっくり書いたほうが良いのかもな。ただまあ、あれをアニメ化したいというかたひとマンの気持ちは判るよ。なんでも、あの人が全てのキャスティングをしたらしいけど、豪華キャスティングだからキャスト変えずに通用しそうだし。

休みの日ってのは何故だか日記を書く気が起きなくて、ついつい溜めてしまいます。書くネタはあるというか、あったというか、この日記を書く中でこれは書いておかなければいけないというネタがあったはずなんだけど、うっかり忘れてしまいました。なんだったんだろう、物凄い重要なことだったはずなのに。どうしても思い出せない。いや、重要といいつつ私のことだからきっとろくでもないんだけど……十数分前の出来事をなんでもう忘れてるんだ。
あー、気になる。私はなにを書こうとしていたんだ。気になって夜も眠れない。
ゲマじゃないけど、こういうときは空間という空間を転がり回りたい。あぁ、久しぶりにデジキャラットでも見ようかな。身内がビデオ持ってるし、春スペでも。
自分では触れたつもりだったんですが、逆襲の救世主の20話について、日記ではまだなにも書いていませんでしたね。特に解説や説明が必要とは思ってなかったんですが、よくよく考えると今回の話は分かりづらい設定や発言が多かったかも。
私としてはまさか逆襲の続きが書けるとは思っていなかったので、それだけに満足してしまってた。一時はもう書けないと諦めていただけに、単純に嬉しかったんだろうな。

20話の特徴しては、まず大規模な修正を行ったことですかね。これは単純に最初投稿先に投稿したものの出来があまりに酷かったから。予約した時間に間に合わせるため、かなりの急ピッチで仕上げたせいか後半部分の雑さは読めたもんじゃなかった。やっぱり、やっつけ作業やよくないです。
しかし、修正はしたけどまだまだ足りないというか、あの2人の会話シーンはもっと緊迫したものにする必要がある。境遇としては似てなくもないんだし、腹の探り合い見たいな会話も良いけど、感情的な応酬も見てみたいというか書いてみたい。けれど、このまま深いかかわりを持たせずに終わらせたほうが関係性としては良いというか、ゼロとオメガの間にのみ存在していた方が映える気もするんだよね。そこにしか己の居場所や存在価値を見出せない、みたいな感じ。
だからこ、彼女たちはどんなに似通っていても関係性を作り出すことが出来なかった。シエルにしても知らずに終わった方が、いや、終わった後に知った方がいいような気がする。うん、その方向性で行こうかな。
オメガとギンガに関しては、私がこの作品を書くにあたって2番目にやりたかったシーンが書けたので満足。分かる人にはわかると思いますが、オメガの告白?はともかくとして、それに対するギンガの答えはあの作品のオマージュですね。あれがどうしても書きたかった。
ギンガには求めているものがあって、オメガには欲しいものがある。この2人は利害関係というより、足りないものの補いあいをしている感じ。感傷的な言い方をすれば傷のなめ合いなんだろうけど、この表現は両者のキャラに合わないな。

シエルとオメガに関しては、もはや逆襲の救世主読んだだけじゃよく分からないことになっていますね。そういう指摘もチラホラ受けていますが、逆襲の救世主でそれを語るつもりはありません。
私の中にある二次ロクゼロワールドは複数の作品によって構成されていて、何度も書いていることですがサークルくろのとくろえさんの同人誌、インストールゼロには多大な影響を受けています。今回の話もそうですけど、シエル関係の設定を知りたい人はこれを読むのが一番という丸投げっぷり。ただ、頒布終了してるから新規に読むのは難しいんだよね……仕方ないよね、同人誌だもの。まあ、持ってない人はあれですよ、くろのとくろえのサイトに掲載されているロクゼロ漫画から雰囲気を感じ取ってください。あれ凄く好き。
で、オメガ関連のあれこれを知りたい人は……どうなんだろう、オメガに関しては私とくろのさんの脳内妄想で色々決めた部分が多いからなぁw 私のサイトにあるプリクリ劇場を読めば、基本的な設定は分かるんだけど、それでもまだ足りないものがある。
プリクリ劇場に関しては、一度シリアスでシビアな話を書いてみたいって欲があるんですよ。プリエとクリエ、そしてオメガの関係性を描きつつ、彼女たちがゼロによって倒される直前ぐらいまでの話。要するにロクゼロ3におけるオメガサイド、オメガ&プリクリの裏話みたいな感じですね。
ほとんどがくろのさんとの妄想の中から生まれた設定だけど、話の流れとしては凄い気に入っていて、出来れば逆襲が終わった辺りで一度本格的なものにしてみたい。先にそれを書いておかないと次に進めないといいますか。まあ、来年の話になるんだろうけど。

プリクリと言えば、上記のそれとは別に一つ書いてみたい話があるんだよなぁ。ネタが浮かんでしまったというか、7年ほど前のエロゲを久々にやったら、「あぁ、これだ。これしかない」というシチュエーションを見つけてしまった。
ただ、書いたところで公開しようがないんだよね。なにせエロだし。エロゲが元ネタな以上、当たり前の話だけど。しかも、かなり凄惨で残酷、救いがあるんだかないんだかも分からないような凄まじい内容なので、仮に公開する場所があったとしてもしていいものかと。
なにより、プリエメインの話なんだよね。私とくろのさんの間には暗黙の了解ではないけど、担当がほぼ決まっていて、プリエはくろのさんが特に気に入ってる娘っ子だから……試しに今度、「プリエを(ひどい意味で)いじめていいですか」とでも聞いてみようかな。内容が内容だけに怒られるかもしれないけど。
エロというにも痛々しいというか、目を背けたくなるような話だからなぁ。インストールゼロに近い部分もあるけど、それだけに過酷というかなんというか。

結局、逆襲20話の説明を全然してませんでしたね。とりあえず、インストールゼロもしくはエピソード・シエルを読んで、さらにプリクリ劇場を読めばなんとなくわかるかも知れません。だけど、オリジナル設定とか好きじゃない人にはお勧めもできません。
一つだけ言えることがあるとすれば、あまりプリクリ劇場にはのめり込まない方が良いです。これは私とくろのさんの共通見解というか、まったく同じ症状を発症したのですが、あまりにオメガ&プリクリに思い入れが強くなってしまい、一時期ゼロのことが嫌いになってました。それだけプリクリは可愛いってことなんですけどね。
ゼロは他者と戦い、それを倒すことしかい出来ない。本人が言ったことですが、プリクリはその代表格だと思う。シエルは保護を希望していたし、アルエットは二人が戻ってくることを願っていた。だけどゼロには、プリエとクリエを斬ることしかできなかったのだから。
親友に預けていたロックマンゼロ2-逆襲の救世主-の初稿が戻ってきました。預けていたというか、校正を頼んでいたんですけどね、身内との仲がほぼ断絶状態だったから、他に頼める人もいなくて。
身内は漢字に小うるさい奴だから、主に漢字の表現や使い方、誤字脱字を鬼のように修正してきて、いつも原稿は真っ赤になっていました。
けど、今回はなにせ身内じゃなくて親友だし、そんなに赤くもなってこないだろうと思ってきたんですが……ハルカナソラPOPがダメだったことを報告したとき、彼からの返信メールに書いてあった何気ない一言。
「まあ元気出せ、明日には赤がたくさん入った原稿が届くから(」゚□゚)」
親友よ、そういや君も結構容赦ない人だったね。

結論から言うと、容赦ないというレベルを超えていました。マジで情け容赦ない校正をされて戻ってきた。1ページに一箇所は必ず校正箇所があるほどで、文章表現等についてもじゃんじゃん指摘してくれと言ったばかりに、それはもう凄い数の指摘が成されているという。
甘い部分とか、散見している矛盾点とか、お前どんだけ読み込んでるんだよと言わんばかりですよ。特に一章における記述と、七章における記述からなる矛盾点を指摘されてて、かなり焦った。どんだけ私が適当に書いているのか、完全に見透かされてますねw
矛盾点の大半は修正済なんですが、一つだけどうしても修正できそうにないのがあって、これはどうしようかなぁ。言われてみてはじめて気付いたというか、よく読んでみると確かに書いてない。言ってない。なにをどう思い込んでいたのか、これは手痛い間違いだ。
後、ナンバーズの人数計算についてもかなり混乱してる部分がある。単純に生きているのと死んでいるの、そして逃亡したのを考えてたんだけど、そういや前作で精神崩壊した人もいましたね。存在自体を抹消していたというより、存在自体を忘れていたという体たらく。あの人、今なにしてるんでしょうね? なまじ、意味もなく生かしてしまったもんだから、特に設定とか考えてなかった。親友に指摘されてはじめて思い出しましたよ、いましたね、そんな人も。

親友は同門の出で、私とは師匠が同じ学友です。ハッキリ言うとその文章力は私を凌駕しています。私は単なる技術力だけの男ですが、彼に関しては確かな才能があると思う。天才ではないにしろ、才能と技術力のバランスが絶妙で、私とはレベルが違いすぎる。
今回の校正に際して、彼は矛盾のある箇所や文章表現のおかしい部分に「例文」として、替えの文章を書いてきたんですが、これが見事な文章なんですよ! なんで俺は最初からこんな風に文が書けないんだってぐらい見事だった。
これだけの才と実力を持った男が、執筆活動をしていないというのは勿体なすぎる。仕事が忙しいというのはわかるけど、本気を出せば私など足下にも及ばないのだから……なんか言ってて悲しくなってきたな。同門とはいえ、彼と私では書くジャンルや執筆スタイルが違うからなぁ。同期の連中で私より文章が上手い奴なんていくらでもいたけど、結局生き残ったのは私と彼だけなんだよね。だからこうして、多少口はばったいことが言えるわけだ。
しかしまあ、彼に文章をチェックして貰ったのはかなり久しぶりなんだけど、その能力が少しも衰えていないことに安堵すると同時に、凄まじい敗北感を味わった。だって、チェックして貰った箇所のほとんどに反論しようがないんだもんw そこまで差はないと信じてるんだけど、まともな勝負ではやっぱり勝てる気がしないわ。作品対決なんてした日にはどうなることか。
まさか、身内より容赦ない赤が入ってくるとは思わなかった……

なにはともあれ校正原稿が戻ってきたいうことは、その部分を修正しなくてはいけません。1ヵ月掛からずして原稿戻してきてくれたから、なんとか今月には入稿できるかも知れない。これから口絵の文字入れとか、カバーの組み立てとか、よく考えたらすること山のようにあるんだけど、これだけ周囲が私や作品のために頑張ってくれたのだから、今度は私がそれに応えなくてはいけない。
早速作業に取りかかろう! と、意気込んだのは良いけれど明日は予定があるんだよね。愚かしいことに少し見栄を張ってしまいまして、エロゲが4~5本買える金を注ぎ込んで、ちょっとした散財をします。まあ、早めに終わらせて、さっさと帰宅しよう。逆襲の救世主はもう年内に完結させればいいやと開き直りつつあるので、まずは同人関係を片付けないと。ほんとやることが多すぎて、少ない休みの中、これをどう処理していくか悩みまくっています。
仕事帰りに、はじめてヨドバシカメラマルチメディア横浜に行ってきました。横浜のヨドバシが旧三越の跡地に移転して何年経ったかは忘れましたが、考えてみれば一度も行ったこと無かったんですよね。移転する前までは現ドンキホーテが入っているビルにあったんですが、私はそれより前の西口前にあった頃が一番好きです。今あの雰囲気を残しているのは、それこそ新宿ヨドバシぐらいでしょうか。最近はどこもかしこも大きいビルになってしまいましたし。

なんだって急にヨドバシ行ったのかというと、エロゲを予約するためです。それ以外に用なんてあるわけないじゃないですか。12月発売のエロゲの店舗特典テレカが思いのほか良い絵柄だったので、今回に限ってヨドバシで買ってみようかと。ヨドバシでエロゲを買うなんて、考えてみればはじめてのことですね。
マルチメディア横浜は要するに秋葉ヨドバシをモデルにして作られた店舗で、内装や構造は非常に似通っていました。私はエロゲというかアダルトコーナー探して6階の玩具売り場まで行ったんですけど、ここでは発見できず。確か、秋葉ヨドバシは玩具やらゲームやらのフロアに隣接していたはずだったんで、横浜もここだろうと思ったんですが……大っぴらにフロアマップとかにも書けるようなもんでもないですからねぇ。探すのは苦労しました。
ゲームフロアになければCDフロアだろうと思い、もう一つ上の階、7階に行ったら発見できました。広さ的にはそこそこだったかな。量販店のアダルトコーナーなんてあんなものでしょう。秋葉より広いかとも思ったんですが、秋葉のヨドバシはまったく行かないのでよく憶えてない。
アダルトコーナーである以上、置いてあるのはエロゲだけじゃないんですが、珍しいことにエロゲのワゴンセールをやってた。いや、ワゴンセール自体はソフマップとかでもやってるんだけど、やけに新しいソフトが入ってたんですよ。しかも、バカみたいに安いの。特典付きの鬼父2が1980円とか、なにがどうしてあんな安値だったんだろう。定価で買った私がバカみたいじゃないかw
こぢんまりとしたフロアというのも嫌いじゃないので、ヨドバシの空間はそれなりに良かったです。置いてあるエロゲのラインナップも、結構面白いのがありましたし。

昔ながらの用紙に欲しいソフトの名前と発売日を書いて、特典希望の欄をチェックしたらレジまで持って行く。特に予約金が必要ないというのは、楽で良いですね。最近はメロンブックスでも内金が必要なくなったとかで、お金持ってないときでも予約だけはして帰れます。
ただ、ヨドバシは基本的に値下げをしないらしく、ざっと見た限りではソフマップなんかと比べて割高な印象を受けました。要するに、メーカー希望価格に近いんですね。
メロンブックスもそれは同じようなもんなんだけど、私みたいにエロゲを月に何本も買う人間としては、1000円でも500円でも安い方がありがたい。今回ヨドバシで買うことにした理由は前述のようにテレカの絵柄が気に入ったからなんですが、より正確に言うと、ヨドバシのテレカってそんなに数が出回らなそうじゃないですか。後で集めるにしても。グッドウィルかげっちゅで悩んだんですけど……この二つは案外楽に手に入ると思うので。
まあ、テレカ集めるだけの作品なのかとは思うんだけど、絵が好きなんだよねぇ。ジャンル的には私が普段買ってるものとかけ離れていて、そういった意味でも結構異例な買い物かも知れない。
しかし、穹を手に入れられなかった反動からかエロゲをガンガン予約し始めてます。今月はもう妹スマイルぐらいだろうと思っていたのに、新たに一本追加しそうな勢いです。メロンで買うか、ソフマップで買うか。どちらの特典も魅力的なんだけど、あのシーツとポスターの絵柄が逆だったのなら、ソフマップで確定していたんだけど……
でも、予約するにしても日曜がギリギリだな。メロンが予約を打ち切っていれば、ソフに切り替えるとしましょう。

エロゲを買うのは良いんだけど、肝心のパソコンがそろそろなぁ。ドスパラとかソフに行って自作するのもありなんだけど、今は自作するよりも買った方が安い場合もあるから、貧乏人としては色々悩んでます。要するにエロゲが動いて、一太郎が動いて、それさえ出来れば他はどうでも良いんですよ。別に人工少女やラブデスが動かなくてもいいからさ、最近はムービー一つ起動するにも動作が重くって。メインメモリをなんとか復旧させたんだけど、応急処置や延命処置もそろそろ通用しなくなってきた。重要データのバックアップは既に取り始めてるんだけど、なんとか年内にパソコンを買い換えないとヤバイかも知れない。
誰か、安くて良いパソコンないし、簡単に出来る自作パソコンとか紹介してくれないかなぁ。機械に弱いってわけじゃないんだけど……そういや、知り合いに一人いたな、機械に強いの。最近会ってないけど、次に会うとしたら来年かな。将来私のためにマルチを作って貰う予定なんだけど、元気してるんだろうか。知り合いを通じて近況聞いたけど、彼も酒を飲める年になったらしい。いや、同年代なんだけどさ。私が酒飲まないもんだから、なんか衝撃を受けた。年月の積み重ねを、ちょっとだけ実感しました。
深夜から明け方にかけて、穹を手に入れることが叶わず敗死した私の骨を、くろのとくろえのくろのさんに拾ってもらっていました。おかげさまで、拾った骨を組み上げて貰い私は復活することが出来たんですが……え? ああ、ほら、くろのさんプラモとかガレキとか作るの得意だから。私の骨の一つや二つや三つや四つ、拾って組み上げてるぐらいわけないですよw
そんで、その際に赤き閃光の英雄の再販について話したんですけどね、あれは再販するべきなのかどうか悩んでまして。

何日か前の日記に赤き閃光の英雄の再販予定について質問するコメントが付けられていたので、それについては既に回答済みなんですが、やはり買う側として書店委託を望むもんなのかなぁと。私は自分の感覚で個人通販というものに全く抵抗がなくて、昔はよくサークル通販で色々な本を買っていました。合同アンソロとかもそうですけど、ジャンルがマイナーだとなかなか書店も置いてくれませんしね。サークル通販限定で、書店やイベントなどには一切出さない企画本なんてのも昔は多かったんです。WORKING!!でお馴染みのうろんなページが同人誌を出すことにしたときも、作者が北海道在住でイベントには出ないから、HP内での通販だけになりましたしね。もちろん、私はというか我が家には2冊ともあります。あれには少しだけ身内が関わっていますから。
けど、今の世の中はやっぱり同人誌は店で買うものなんでしょうか? 再販希望が来たのは今回だけじゃなくて、実は以前にも同じようなことがありました。その際も私の持ってる在庫を放出しようと思ったんですが、それを持ちかけると途端に反応がなくなるんですよね。
つまり、そういう人らにとってあくまで望んでいるのは書店委託の再販であって、それ以外は例えイベント再販でも興味がない、ということなんだろうか。私は同人誌とはイベントに出してこそだと思っているので、実のところそこまで書店委託は重要視してないんですが……まあ、イべント落ちちゃった場合は仕方ないけどさ。逆襲なんかは年内に出すとすれば、書店委託しかないですし。
そういや、くろのとくろえが夏コミ新刊及び既刊の通販をやった際、この日記でも告知しましたけど、あれも通販希望アンケートと実際の申込数に差が出てたそうで。現状、インストゼロにDL販売を望む声が出ているっていうのは、やはり「書店委託とは言わないが、せめてDL販売を」って感じなのかな。個人情報保護の時代だし、昔みたいにサークルによる自宅通販というのを知らない、利用したことがない世代が多いんだろうね。

私が赤き閃光の英雄を再販するべきかどうか悩んでいるのは、色々理由があるんだけど、まず第一に逆襲の救世主って続編じゃないですか? ネットで読めるとはいえ、赤き閃光を持っていない人からすれば、続編の逆襲だけってのには少なからず抵抗があるのかなって。しかも、赤き閃光読んでないと内容なんて欠片も分かりませんからね。そう考えると、再販は必要かとも思うんですが……正直な話、口で言うほど簡単なことでもないんですよ。
一般的な同人誌ってのは大抵が漫画本で、B5サイズに20ページから36ページぐらいのものが多いじゃないですか。これぐらいの本なら気軽に100部単位で再販も出来るんですよ。安いところなら100部でも印刷費2万いきませんしね。
ただ、これが赤き閃光の英雄みたいに何百ページもあるような本となってくると話は別で、100部刷るだけでも印刷費は10万以上は掛かります。そしてイベントや個人通販と違い書店委託は書店へのマージンを支払う必要がありますから、実際売り上げた分の売上金が入ってくるわけでもない。ハッキリ言ってイベント価格より100円、200円値上げ手下程度では割に合わないのですよ。利益が出ないのは当然にしても、常に赤字を覚悟しなくてはいけない。
同人活動は趣味ですから、別に利益そのものはそれほど求めていません。けれど、好き好んで赤字にしたいわけでもないし、採算の取れない再販を行えるほど私は金持ちではないというのが実状でして。赤き閃光の英雄は過去のイベント参加と書店委託で相当数を卸したので、これ以上は多分書店委託しても売れないと思うんですよね……だから再販したとしても、おそらくイベントでの少数部再販という形になるんじゃないかと。そもそも書店が断ってくると思うし。

まあ、100部、200部でどうこう言ってる弱小サークルなんてこんなものだよ。大手サークルなんて数千部単位で印刷掛けるわけだし、規模が違いすぎる。問題はそういう大手サークルを基準に考える人がとても多いということで、私としては悩まずにはいられない。再販するべきか否か、再販したとして売り切ることが出来るのか、生々しい話だけど、結局はそう言うことなんだよね。どうしたもんかなぁ。
一言で言うとアレですね、勝新太郎は晩年になって長年連れ添った妻、中村玉緒にこのような賛辞を送っています。
「中村玉緒は勝新太郎無しでも存在し得るが、勝新太郎は中村玉緒無しでは存在し得ない」
私がなにを言いたいのかというと、つまりはそういうことですと、いつかのように答えておきます。勝新も良い言葉を残してくれたものですね。これ以上の説明は不要というか、これで全てが理解できるんじゃないかと思えるぐらい、私の気持ちを的確に表してます。

随分前の話になりますが、ハルカナソラというか穹のPOPがどうのという話をしたじゃないですか。あれ、発売と同時に完売した関係でさっさと片付けられて、てっきり処分されたと思ってたんですけどね? つい先日、というか昨日再発見しまして。店の片隅、隅じゃないかPCゲームの棚にある特設コーナーの台の支えになってたんですよ。
これはもう明らかに使ってない、その内捨ててしまうんだろうと想って、瞬間的に店員に声を掛けようと思ったんですけどね? 仮にその場で貰ったとして、持って帰るための道具もなにもないということで、まさか剥き出しのPOP片手に帰るわけにもいきませんし。
なので、その場は一旦身を引いて翌日、つまり今日ですが装備を調えてアタックを掛けてみることにしました。今にして思えば昨日の方が良かったかな、とも思ったんですけどね。火曜の方が店員多いんですよ、あのフロア。
結果から先に言うと、まあ、当たり前の如く断られたんですけど、意外だったのが破棄をする契約になっていると説明されたこと。あるいは建前としての理由なのかも知れないけど、棄てること前提の契約ってのも最近は多いらしい。やっぱりほら、転売とかそう言う問題があるからさ。エロゲ以外にも、非売品の宣伝商材を売りさばく奴が多いせいでいい迷惑です。口でいくら転売なんてしませんといっても保証なんてどこにもないし、こちらは身分を明かして誓約書を交わしてもいいんだぞと思わないでもなかったけど、そこまでやったら完全に痛い人じゃない? 等身大POP欲しいとか言ってる時点で十分痛い? 確かに、このことを親友に相談したら呆れられたというか、引かれたけどさ!
迷惑な客になるつもりはなかったし、なにより未練がましく食い下がったら今後行きづらくなるじゃない。毎日とは言わないまでも、週に何回か利用しているお店なわけだし。それと、店員の対応が凄く良くてさ。何故渡せないのかを懇切丁寧に教えてくれたのよ。まあ、こういうことを頼む奴は皆無じゃないと思うし、向こうさんも対応慣れしてるんだろうけど……あんな申し訳なさそうな顔されると、潔く引き下がる以外に道がなかった。
未練がないわけじゃないし、返品ならまだしも破棄されるという知ったら、勿体ないという気持ちよりも、可哀想だと思う気持ちが強くなってしまったんですが、男は諦める場面と食い下がるときを弁えていないといけませんからね。そして、今回は前者だった。向こうには向こうの理由があるし、それは不当でもなんでもないのだから。

ただ、そう考えるとショップ系のバイトは得だよなぁ。やっぱりああいう破棄商材を引き取れる辺り、連中の役得は羨ましい限りですよ。転売等の問題がある今はどうだか知りませんけど、それでも皆無ってことはないと思う。結局、あの手の店で働くってことはそっちら方面の趣味を持っているわけで……さすがにあそこからPOP持って帰る奴はいないだろうけど。いるのかな? いたら凄いや。
そんなこと言うぐらいなら、お前もそっち系の店で働けばよかったじゃないかと言われそうだけど、接客業だからなぁ。別に嫌いでも苦手でもないんだけど、嫌いではないと好きではないの中間ぐらいだから。今まで色々仕事してきたけど、考えてみれば接客業はほんの僅かなんだよな。まあ、コミケとか即売会のときは声だして売り越してますけど。売り子さんやくろのさんに「すげー」と言われたが、あーたら方が接客業経験豊富じゃないかw
一応次のイベントには申し込んでいるので、受かれば売り子しているMLWさんに貴方も会える……かもしれない!

コミケ落ちたことで年内の活動予定表は大きく修正を余儀なくされたわけですが、だからといって別に暇ではないんだよね。本も、ヨスガ本はダメになっちゃったけど、他のは作っていますから。近日中に発表できるとは思いますが。
そういや、ヨスガ本の原稿はどうしようかな。本を作らないとなれば、HPに公開しても良いんだけど、今回は中編だから結構長いんですよね。HPに入れるにしても、分割とかしないとダメかも知れない。ネタ的にかなり気に入っていたから、出来れば本にしたかったんですが……まあ、ああいう小説本はイベントぐらいでしか売れないのだよ。機会さえあれば、また作りたいんだけどねぇ。なかなか上手くいかないものです。
昨日、移転したとらのあな横浜店に行ってみたんですよ。以前のビルからはちょっと距離があって、 西口の繁華街からも微妙に奥まったところにあるんですけど、平日の夜に行ったにもかかわらず、店舗フロアがある5階へ上がるエレベーターは満員に近い状態だった。以前の店舗と同じく階段で上がれるようにもなってるらしいけど、さすがに階段で5階まではきついでしょう。
メロンブックス横浜店だってビルの5階と6階にあるじゃないかって? 言われてみればそうだった。毎回登ったり降りたりしてるじゃないか。

移転して間もないということもあるんでしょうが、店内はすごくきれいで真新しかったです。前の店舗は新宿店よりも狭いことで色々と不便でしたが、今度はなんと池袋店の1フロアよりも大きく、言うなれば秋葉原店の1フロアに新宿店を付け加えたかのような広さでした。これが全国のとらのあなにおいてどれぐらい広いのかはわかりませんけど、少なくともメロンブックス横浜店よりかは大きくなった印象を覚えます。
まあ、とらのあなはAV商品とかも扱ってますからね。前の店舗ではおざなりに置いてましたけど、新しい店舗ではちゃんとしたエロゲコーナーもあって便利そうでした。雰囲気というか、店舗の内装はとらのあなの色合いをしているんだけど、空間的には結構好きというか、かなり好印象です。新しいもの好きというのもあるんだろうけど、店内の感じに惹かれるものがあった。時間がなかったんでじっくりは見てないんだけど、同人誌の探したり買ったりすることにかけては便利な気がするよ。見やすいんだよね、店内が。フロア内のスペースわけがきちんとできてるというか、物の配置の仕方が上手いと思った。
私も今度本を卸すときは地元店に配本して貰えるように頼もうかなぁ。メロンちゃんに振られたことでとらのあなの行ったんだけど、旧横浜店はフロアが狭かった関係で大手の本以外は入荷されにくい傾向にあったんですよ。だから、そんなに数を卸していない私の本も関東圏では秋葉原店と池袋店ぐらいにしか置かれなかった。最終的にどの店舗が最後まで売ってくれてたんでしょうかね? 通販完売後も店舗には若干数残っていたみたいですし。

とらのあな横浜店に好感を抱きつつも、立地的にはどうなんだろうと思っていたりします。まず、駅から遠い。メロンだって似たようなもんだろうと言われるかもしれないけど、あそこはゲマ屋や祖父が近場にあって、少し行けばイエローサブマリンだってあるショップ界隈です。とらも以前はそこだったんですけど、今の位置は外れていると思った方がいいでしょう。
店舗としては結構な魅力があるんですが、それだけでやっていけるかどうか、ということですね。とらは前述のとおりAV商品も扱っていますから、そっち系の買い物を全部済ませることも出来る店舗なんですけど、こういう趣味の人って複数の店舗に行くことが多いじゃないですか。これを買うならこの店で、とか。私は面倒くさがりなので、特別興味を引いた特典でもない限り、メロンとゲマ屋で済ませてしまうんですが、そういう拘りを捨ててまで人はとらのあなに走るのだろうか。
まあ、私は興味がわいたので時間さえあれば通おうかと思っています。とらはコミックス関係の特典が多いですからね。エロゲを予約して買うことが出来るのかは知りませんが、D.C.の新作の予約用紙を見かけたし、多分大丈夫でしょう。店舗によってはエロゲ売ってないところありますからね。私がメロンブックスで凄いと思うのはPCゲームの特典結構力入れている割に、なんの都合からか秋葉原店では取り扱ってないことだと思うんですよ。一番の集客地で売らないってのは、よほどの事情があるんでしょう。横浜店なんて私を含めてエロゲ目当ての客も結構いるのにね。とらのあなにしても、旧横浜店や新宿店は酷かったからなぁ。しかし、新宿店はこれでまた日本一狭い店舗に逆戻りなんだろうか。旧ゲマ屋新宿店もそうでしたが、なんだってまあ新宿という土地はそっち系のショップが成長しないんでしょうね。まんだらけもまんがの森も随分前に潰れましたし。そして、なんだってゲマ屋はあんな場所に移転したんだ。誰が行くんだあんな場所。

とらのあなでコミックといえば、例のこころナビのコミカライズも置いてありました。特典付きで。アニメイトで買うの早まったかもしれませんね、描き下ろし特典だし、別にもう一冊買ってもいいんだけど。でも、同じものを2冊か。しかも結構高いんだよな。ケチな私がそれを許容できるのかどうか。それぐらいの価値は確かにある作品なんだけど、正直言って金がない。散在のツケが着実に回ってきてるし、パソコンを買い替えるどころじゃなくなってきましたよ。ついにメインメモリまでいかれてしまって、もはや虫の息だというのにね。まったく、来月にはコミケだというのに……よく考えたら来月にはもうコミケか、冬コミか。なんてことだ、月日が経つのはどうしてこんなに早いんだ。
なにもそこまですることはなかったんじゃないかと、そう思うことがある。世の中には許されぬ罪と許される罪というものがあって、例え人を殺したとしても、それが戦場での出来事であれば罪科ではなく勲章が貰える。他者の生命を奪う行為ですら、時と場所をによってはこのような結果になるのだけど、果たして今回の決定と結果、執行は正しかったのだろうか。人を殺すこととは比べようもない、ネットという世界で起こった些細ない諍い。厳罰を与えるにも相手は若く、無知ではなくて経験が足りなかったように私は思えた。純真ではないにしろ、慣れない環境でなにかをやろうとする姿は、純朴でもあったような気がするのだ。

筆を折った人間に、本を読む資格はないのだろうか? 物書きとしての過ちを犯したからといって、その人は本読みとしても最低なのだろうか。あるいは盗作、剽窃、そういったものであれば、読者としてのその人を否定出来るかもしれないが、今回の問題がそうであったとは私には思えない。
無遠慮で非礼な態度が目立ったからと言って、その人の作品は否定されてしまうのか。経験が浅く、場に不慣れなあまり醜態を見せてしまったからと言って、閲覧する権利すら失ってしまうのか。一昨日の日記に図書館について書いたが、図書館というものに慣れていない、利用経験が浅いからといって、図書館は相手が来ることを断れるのか。館内の蔵書を盗んだとか、壊したとか、そういった類の輩はともかくとしてだ。第一、彼はそういった輩よりは多少マシなはずだ。
もちろんあそこは公共施設などではないし、利用者に利用法を手とり足とり教える義務はない。けど、だからといって、あの程度の罪で永久追放されてしまうのかと思えば、私としては苦い顔をせざるを得ない。
私は今回の問題において、被害を受けた側に分類されるらしいが、個人的には大したことではないと思っている。私が彼のコメントを消した理由は、その内容に問題があると感じたからだが、より実質的な理由はそのコメントを残すことによって、他方面からのお客さんが来ることを拒んだからで、そう考えると全部のコメントを消す必要はなかったかもしれないと、今更ながらに思うのだ。第一、少なくとも私の作品の読者であることには変わりがないし、1周年記念の際におめでとうございますと言ってくれた相手だ。そのコメントを消すことに、思うところがないはずがない。

日記でも何回か書いたが、私の作品はよく盗作される。分かっているだけでも過去に4回から5回ほど盗作されており、その全てが一応の解決を見せている。つい最近解決したものでいえば、これは盗作者が自ら盗作したことをメールで送ってきたことで発覚し、これについては以前の日記でも触れたと思う。
私は今回の件と、この盗作問題には似た部分があると感じている。無論、今回の件は盗作を発端とした問題ではないけれど、言動や主張に近い物があるのだ。
盗作者からの自己申告と謝罪というのは私にも経験がなく、だからこそ私は相手の言い分を受け入れたわけだが、その言葉に不快感を覚えなかったわけではない。謝罪こそしていたが、相手は一言も「盗作をした」とは言わなかったのだ。あくまで大規模に「被ってしまった」部分があるという言葉に留め、言うに事欠いて「盗作の疑いを持たれている人いるが、全く悪気はなく、無意識に書いているうちに被ってしまった。だから盗作ではない」というのが向こうの主張だった。それを盗作というのだと言い返してやりたかったが、こじれるのも嫌だったのでそこはスルーした。自らの罪を認めたがらないのは、人間として褒められた行動ではないにしろ、当たり前のことだから。
私が気に食わなかったのは、盗作疑惑の指摘を受けたことに対して、その盗作者が「クレーマーからクレームを受けた」と表現したことだ。それも表現に対する受け止め方しだいだろうと思うが、この言葉があまり良い意味で使われていないことは、日本人であれば誰でも知っているだろう。クレーマーとはあら探しのように難癖をつけ、不当な苦情や抗議を執拗に繰り返す者にさして使われることが多い。
あろうことか、盗作者は自分の犯した罪を指摘した相手をクレーマーだと決めつけ、それによって自分はクレームを受けた哀れな存在であると言い切ったのだ。まず間違いなく、盗作者の中では自分は加害者ではなく被害者だったのだろう。
そんなに人間に尊敬されたところで嬉しくもなんともないのだが、事を大きくしたくなかったのと、盗作者にそれ以上構うのが嫌だったから、作品を削除することで終わらせたいらしい相手の要求を呑んで、問題を終結させました。最近になって作品が削除されていないことに気付き抗議をしたんですが、これは投稿先の管理人のミスらしい。私としては盗作者に場を提供し続ける管理人の真意に疑問を感じていますし、あのサイトには品位がないのかとも思いますが、よそ様にはよそ様の考えがあるのでしょう。私が殊更気にしたところで仕方がないことです。

少しずれましたが、上記にある盗作者の言動は、件の人のそれに近いと私は思います。自分に対する警告や忠告、指摘などが、すべて否定や苦情、非難や批判に見えてしまう人というのは、確かにいるんです。それは大抵において経験や年齢の不足が原因で、他者から否定されることに慣れていない若者にありがちな話ですが、件の人が学生であるのは消してしまったコメントからも見て取ることができました。
自分が欲しいのは作品への賞賛であって、それ以外はいらない。自分を否定するのではなく作品を観て欲しい、あのとき彼が言った言葉はつまるところこういう意味で、彼にとっては忠告や注意は自身に対する叩きにしか見えなかったのでしょう。盗作者がクレーマーによるクレームといったように、初投稿であるからアンチではないにしろ、自身を快く思わない人間からの叩きであると、そう解釈したんだと思います。
その解釈はもちろん間違っているわけですが、彼には他の考えがなかった。視野が狭いというより、物事の多面性、多様性を知らないだけなんです。世の中は二色の色で構成されているわけではないし、十人十色という言葉もあります。彼は極端な物の見方しかできなかった故に、彼に対しある程度は好意的、好意的とは行かないまでも同情的な人たちの意見すらも訊くことが出来なかった。何故ならそういった人たちも、彼の行いそれ自体は否定していたから。

彼は間違いなくあの場と、そこにある作品が好きだったんだと思います。筆を折ることは了承しても、作品を読む権利だけは失いたくなかった。だから叫んだ。しかし、その叫びは逆効果となって、明確に彼の存在を否定する人たちの感情を刺激するだけだった。
随分前に、先ほど書いたのとは違う盗作者とやり取りをしたとき、「作品は消す、謝罪もします。だけどあなたの作品を今後とも読者として読みたい。それだけは許可してくれませんか?」とお願いされたことがあります。私もまだ若く、盗作者に対する嫌悪感もあってか、怒りと共にそれは突き放しました。でも、そいつは盗作者であると同時に私の作品の読者でもあって、私の作品が好きだというい気持ちは、歪んではいたが確かにあったんだと思います。

そして今回、彼の最期の叫びを悪あがきや断末魔として嘲笑する人がいて、無理もないと思う中で、私の心には一片の感傷がある。彼は最後の最後になって、自分が作品を書こうと思ったことを後悔し、自分の作品を否定した。それは前述の通り、彼にとっては作品を発表するよりもあの場にいることが、あそこにある作品を読むことの方が重要だったからで、だから彼は自分の根本的な行いを後悔し、叫んだんです。
そしてそれこそ、彼が私たちに伝えたかった本音なのではないでしょうか。一つ二つの間違いから始まり、作品を執筆する権利と作品を読む権利の双方を失ってしまった人、私に彼を庇うことは出来ないし、その資格もないんだろうけど……どうして、こんなにやるせないんだろうか。なんで、こんなにも胸が苦しいのだろうか。
私もかつて盗作者から執筆する権利の一部と、作品を読む権利を奪った。それは相手が盗作という物書きにあるまじき行為をしたからで、そんな奴に私の作品を読んで欲しくないし、物を書いてほしくないと思ったからだ。
けれど、私は件の彼に対しては同じことを思えないでいる。少なくとも、私の作品を読んで欲しくないとは思えないのだ。彼の作品を読んだことはないが、どんな人だって最初の文章は稚拙であり、そこから始めて文章力を伸ばしていく。
結果が出たことが覆るわけもないし、すべてが終わってからなにを書いているんだと思われるかもしれないが。すべてが終わったからこそ、結果に対して感じることを書いてみることが出来た。私の考えは正しくないのかもしれないが、間違っていると言われたくもない。
泣き叫ぶ人の手を振り払い、外に追い出せるほど私は人に厳しくは出来ないだろうから。
牧野由依のイベントに参加するため、アニメイト横浜店に行ってきました。イベントのために地元のアニメイトに行くなんて何年振りだろうか。横浜店もスペースやフロアを拡大する形で成長を続け、相変わらずの独自色を形成していますね。元々が完全なる独立店舗だったこともあるんだろうけど、横浜プラザホテルの半分はアニメショップで出来ているといっても過言ではないでしょう。

昔、まだフロアがそんなになかった頃は、イベントといえばプラザホテルの一室を借りて行うことが多かったんですよ。会議室とか、宴会場とかね。なんか、披露宴とか記者会見やるような部屋に通されて、そこで声優と握手したなんて記憶もあります。だから会場はアニメイト横浜店と見せかけ、実はホテルの中だったなんてことが結構ありまして。
ここ数年は4階までアニメイト横浜店となったこともあってか、小規模ながらもイベントスペースを作って、そこでイベントを開催することが多いです。もっとも、椅子なんておけるほど広くもないですし、スタンディングだとしても詰めて100人入れる程度なんですが、店舗にイベントスペース持ってるところは少ないですからね。というか、横浜除けば池袋本店と秋葉原店ぐらいでしょう。
今回のイベントは握手会ということもあって、人が多ければ多いほど終わるのに時間がかかります。なので私は余裕を持って1時間前には現地入りして、待機列が作られているであろう3階の非常階段まで行ったんですけど……うん、人が一人しかいなかったんだ。
一人、やけに気さくな兄ちゃんが並んでるだけで、私が来て初めて列になったんですよ。1時間という余裕があるとはいえ、チケットは横浜や川崎、町田とかで捌けてるんだから、それなりに人が並んでると思ってたんですけどね? ふたを開けてみれば開場1時間前どころか、30分前になっても片手で数えきれる程度の人数という現実。ほぼフリーに近い状態とはいえ、牧野由依の人気はこれほど低かったのか。結果としては40人ぐらいは集まったけど、開場10分前になっても20人いなかったから少し焦ったよ。
入場時にはインフルエンザ対策ということで、アルコールをしゅっしゅと吹きかけられました。後で知り合いに聞いた話では、今はどのイベントもこんな感じらしい。イベントスペース内ではライブグッズの販売も行われているなど、なんか牧野由依も苦労してるんだなぁと思わせる部分がちらほらと。ただ、もうちょっと安くならないかな。牛革使わなくていいから、1500円ほどボールペンを安くして下さいよ。

私は基本的に声優との握手会で、ネタとか仕込んだり、プレゼント渡したりはしません。話す内容にしたところで本当に直前になって決めるというか、ほとんどあいさつで済ませます。面白みがないというか、それでイベント楽しいのか言われそうですが、下手なことやって滑りたくもないしね。
ただ、私が20秒もかからずに話を終えようとしたときは、流石の牧野由依もポカンとしてたけど。前述のとおり人数が少ないし、長く話そうと思えば1分ぐらいは可能だったはずなんですよ。現に1番最初の人は結構長く話してたけど、粘るというほどにスタッフも流さなかったし。けど、2番目の私はてってけてーと前に行って、やんわりと握手と挨拶して、それで終わらせちゃったものですから、向こうも拍子抜けしたらしい。私は握手会は粘るものじゃないと思ってるし、どんだけ粘れるか、長く話せるかという考えは、あくまで個人的な意見ですが好きじゃないんですよ。
それよりも、20秒ぐらいの間で如何に言いたいことをまとめて、伝えることが出来るか、その方が相手にとってもいいだろうし、こっちも見苦しくないですからね。だから、握手会やサイン会は粘って粘って一秒でも多く話す場所である、という考えの持ち主とは合わない部分がある。まあ、否定するつもりはないし、それも立派なイベントの楽しみ方だとは思うけどさ。
握手会とは言っても始まる前に少しだけトークする時間があって、牧野由依が「こんなにたくさんの人が集まってくれるとは思わなかった」と言ってました。恐らく形式的な物言いなんでしょうけど、これが真実、普段のイベントより多い人数だったらどうしよう。ライブとか芝居の告知もしてましたけど、一応どちらも行く予定。久しぶりに小劇場の芝居ですしね、時間を見つけて観に行かないと。ちょっとチケット高い気もするけど。

11月のイベント三昧も折り返し地点に来たというか、来週も牧野由依のイベントがあるんだよね。どこかの学校でミニライブでしたか、ちょうどその日は先約が入っているのでいけないんですけど、夜に行われるアニメイト渋谷店での握手会ならあるいは……けど、2週連続で握手したいと思うほど、今の私は声優に熱情を注いでいないんだよな。よほどの人じゃない限り、一回行けばいいやと思ってしまうので。コミケ3日日間行くのとはわけが違うんですよ、やっぱり。
地元の図書館に取り寄せさせていた本が届いたというので、昼前に出かけて取ってきました。自転車で行かないと少し遠い場所にあるんですが、昨年だったかにパンクして以来修理していないので、仕方なく徒歩で行くことに。そういや歩きながら気づいたんだけど、行く先々の自販機が100円セールやっていたのは何故だろうか。職場の前にも100円の自販機はあるんだけど、あれはいいの入ってないからな。

図書館という空間は結構好きで、私は大人のくせに児童書のコーナーに入り浸っている変な利用者なんですが、最近はあまり通うことも少なくなりました。今の仕事につく前は、それこそ毎週のように本を借りに行っていたんですけどね。平日の仕事をしていると、なかなかね。図書館の閉館時間前に地元へ戻ってくるのは難しいし。
私の目標は物書きとして飯を食っていくことだけど、夢としては大きく分けて二つあって、その一つが児童書を書くことです。この日記でも、幾度か書きましたよね。仕事の上で色々なものを書いてきた私だけど、未だに作家にだけはなれずにいて、この調子では児童書を書くなんていつの日か、という感じです。児童書の新人賞にでも応募すればいいじゃないかと人は言うけど、それは違うんですよ。私は一般的なエンターテイメント小説での経験を積まないと、児童書というのは書けるもんじゃないと思っているから。経験と、それによって培われる人間的な深み。人の親になる必要があるかはともかくとして。
今回借りた本というのは執筆用の資料として取り寄せていたもので、読み物としての本を借りるつもりは特になかったんだけど、館内に合ったお勧め本コーナーで懐かしい児童書を見かけたので、ついつい手にとって借りてしまいました。
大どろぼうホッツェンプロッツはドイツの童話で、日本に来たのは50年ぐらい前なのかな? 世界観としての時代背景はそれよりもっと前なんでしょうが、私はこれとスクールバスのなかまたちが好きでねぇ。後者はもっと新しい本で知名度も低いんだけど、前者は今も読み継がれる海外童話の傑作だと思います。ハラハラドキドキもすれば、なにやらお腹も減ってくるという、全3巻ですけど、私は1巻と3巻が好きですね。2巻の内容を覚えてないってのもあるんだけどさ。図書館で確認しようと思ったら、2巻目だけ何故かなかったという。

お勧め本コーナーは大人向けと子供向けに分かれてたんだけど、大人向けの方に「我が闘争」があったのでなんとなく借りる。児童書と一緒にこれを借りるのもどうかと思うが、本当はフリードリヒ・ニーチェの「この人を見よ」が読みたかったんだけど、こっちの方が良いかなと。うん、反骨精神を鍛えた方が良いかなと最近思ってまして。別にどちらも好きじゃないんだけどさ。特に前者なんて、電車内とかではなかなか読みづらいでしょ。時系列無視して書くと、後日になって電車で読もうと思ったら目の前に外人が据わってたんですよ。黒人と白人。二人は特に知り合いというわけでもなく、黒人のほうは途中で降りたんですけど……あれは怖かったね。もし気づかずに本を出していたらと思うと。だって白人はもちろん黒人だってどこの国の人かなんてわからないじゃない? 仮にドイツ人だったらどうしようとか、白人のほうは妙にガタイ良かったし。図書館の本にはブックカバーをしない主義なので、こういうとき苦労します。
他にも一つ、コバルト文庫で読みたいものがあったんだけど、残念ながら借りられていました。コバルトだからライトノベルなんだけど、あれは相変わらずコアな人気があるというか、図書館学に興味を持っている身としては嬉しい限りです。え、あんま関係ないって? 図書館戦争よりは面白いと思うんだけどな。作者はあれともう一冊で消えてしまいましたが、その辺りの事情は当時のコバルトが酷かったの一言に尽きますね。90年代は本当に良い作家が生まれては消え、生まれては消え、使い潰された人が多いような気がする。今でこそマリみて人気で息を吹き返したけど、過ぎたことへの拘りもあってか微妙な視線で見てしまう。でもまあ、集英社なんてそんなものかな。いや、この考えは少し違うか。

図書館へ行ったのはいつ振りだろうと考えて、結局思い出すことは出来なかったんだけど、カードを更新してほしいというのでしてきました。なんでも、5年ごとの更新制になったとかで、たまたま身分証を持っていたのでその場で更新。所在地は変わってないのに電話番号が変わっているという説明を受け、カードに新しい番号や開館時間、休館日などが書かれたシールをペタペタ張られる。あんまりシールって好きじゃないから、いっそ新しいカードにして欲しいと思ったとか思わないとか。
まあ、本を借りた以上は返しに行かなければいけないわけで、今月中にもう一度ぐらいは行くことになるでしょう。返却ポストに突っ込んでくるだけでもいいんだけど、休日という休日が忙しい現状を考えると、そうなってしまうのかな。なるべく館内に入りたいと思うのは、私が図書館好きだからでしょうか。
画像が無くて残念ですが、今日アニメイトに行ったらこんなタイトルのコミックスが売ってました。なんか見覚えがあるなと思ったら、なんとこころナビのコミカライズだと言うではありませんか。こころナビといえばQ-Xが6年ほど前に発売したエロゲですが、なんで今更コミカライズされてるんだ。
休刊したコミックエールで連載されていたらしいが、全く気付かなかった……

あまりにビックリしたんで帰宅して色々調べたら、なんかQ-Xが活動再開したらしいですね。3年ぶりになりますか、亜方逸樹がまたエロゲをやるとは思っていなかっただけに衝撃を受けています。っていうか、こころナビが世に出てから6年も経っていたなんて。あれは名作とは言わないまでも十分に傑作なエロゲで、私ものめり込んだ経験があります。インターネットの発展期だった当時、ネットという設定やガジェットを面白いほど巧みに使い、見事な世界観構築をしていた記憶がある。何分、昔の作品だから忘れいていること、憶えていない部分もあるんだけど、少なくとも記憶に強く刻まれてはいます。
そして、今日見かけたコミックスというのがヒロインの一人にして主人公の
実の妹である今関凛子を主役とした、彼女の視点から彼女のシナリオを見ていくストーリーらしい。
こころナビがそれなりに有名だった理由は、当時では珍しい近親相姦があったからです。古い作品ですからネタバレしちゃいますけど、攻略ヒロインである時点で凛子は主人公、実の兄が好きなんですよ。この娘は人間嫌いの男嫌い、ラウンダーと呼ばれるネット世界の自分分身とも言えるキャラを使って、四六時中ネットに籠もっているようなひきこもりです。学校すらネットの学校で済ませているぐらいですから、筋金入りですね。
そんな感じだから序盤は兄に対しても冷たくて、クールに接してきます。だけど、主人公が始めたネット生活において意外な再開をして……とまあ、攻略ヒロインではあるんですが、現実において結ばれることはありません。ここがこころナビという作品の、いや、Q-Xというブランドの特徴なんですが、現実世界において性的な繋がりがないのにも関わらず、見事な近親相姦を描いているんです。
詳しい内容はパッと思い出せないんですが、こういうやり方もあるのかと感心した記憶がある。なにせ6年前と言えば、まだ親等規制はきつかったですからね。

私がこころナビを憶えていたのは上記の通り印象的な作品であったからなんですが、最近別の機会で思い出すことがあったんですよ。ヨスガノソラが発売された当初、春日野穹のように実の兄妹で性的な関係に及んでいるエロゲはどんなのがあったかみたいな話題になって、それでこころナビが挙げられたんですね。まあ、現実的にセックスこそしてなかったけど、近親相姦には違いなかったし。
だから、コミックスにあった禁断の兄弟愛で有名になった云々という帯文句は間違っていないと思うし、正しくもあるでしょう。まあ、なんか納得いかない点はあるけどさw
持ち合わせがなかったんでまだコミックスは買っていませんが、明日にでも早速買って読んでみようと思います。ただ、なにせ休刊雑誌に掲載されていた作品ですから、完結しているのかどうかは気になりますが……書き下ろしがあるとかないとか、調べようにもあまり情報がなかった。しかし、なにがどうしてアニメイト横浜店はあのコミックスを平積みしていたんだ。メロンにもあったのかも知れないけど、全然気付かなかったからなぁ。アニメイト横浜店はたまに面白いことをするから困る。
なんでアニメイト行ったかというと、超電磁砲のCDを買おうと思ってたんですけどね、メイトもゲマ屋も全滅してました。凄まじい売れっぷりですが、オリコンの順位はそれほどでもないらしい。単に枚数が少ないだけなのかな。

Q-Xの新作をどこで予約するか悩みつつ、あんな社員二人のブランドの新作が出ることに感動を覚えている今日この頃です。しかも、fengと違って外注すら使いませんからね。最近はまた違うのかも知れませんが、久しぶりの新作に今からワクワクしてます。コミケにも来てたらしいけど、なんで気付かなかったんだろう。
それにしても……いや、話は変わるけど、ヨスガノソラでもこういうのやってくれないかなー。穹視点のFDとは言わないから、穹視点のコミカライズとかノベライスとかさ。ソイネノソラみたいな作品が作れるんだから、難しくはないと思うんだよね。ハルカナソラにはなかったけど、ヨスガノソラには穹視点のパートもあったわけですし。ドリパが終わって明日で10日になるけど、なんの動きもありませんね。そろそろなにかしらの動きがあって良いと思うんだけど、年内に出るならばVFBの情報かな。コミカライズのコミックスは、早くても来年の春になると思いますし。

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