いやー、凄いね郵政公社。まさか集配時間ギリギリに出して、局員ですら難しいと言っていたものを、一晩で送り届けてしまうとは。メール便だと速達でも三日かかるのに、やはり郵政公社は違うね。エクスパック最高ですよ。
というわけで、昨晩送った荷物が無事くろのさんの元へ届いたようです。本当は年明け早々の発送になるかと思っていただけに、随分と急な話になってしまった。予定ではそのときまでに逆襲の救世主を完結させるはずだったんですが、上手く行かないものですねw

それと届いた報告も兼ねて、いつものように長ったらしく話してたんですが……うん、今回は凄く長かった。時間にして二桁いったのはさすがに初めてだ。夕方から深夜まで、我ながらよくもまあ話すことが尽きないものだ。
でまあ、逆襲の救世主についてとか、色々なこと話してたわけだけど、それとは別に一つ報告があって、私のサークル「シャリテクロワール」の来年の予定が一つ決まりました。先日ことになりますが、私の元にクリエイション事務局から郵便が届きましたね。
なんとビックリ、サンシャインクリエイションに当選しました!
いやー、イベントがある内にサークル参加しておきたいと思ってたから、結構嬉しい話ですね。配置はA1ホールB09bで、簡単に言うと落書きコーナーの目の前です。初めてにしては、結構面白いところに配置されたかなと思います。お向かいサークルはいないけど、落書きコーナーを見ているだけで時間が潰せそうだし。
売り子も一応確保したので、後は当日になにを出すかですね。まあ、色々考えてはあるんだけど、それをどれだけ実現できるかどうか、ということです。年明け早々、色々忙しくなりそうですしね。
ヨスガ本もう一度作ろうかなぁ……表紙さえなんとかなれば、いや、でも時間があるかどうか。冬コミ用の原稿があるにはあるけど、まだ完成してないし。モデルにしたい店があるから、一度そこに飯を食いに行きたいんだよね。ただ、一人ではいるような店じゃないから、さてどうしたものかと。それと表紙の問題がクリアされれば、後はそう難しい話でもないんだけど。ただ、ヨスガ本に果たして需要があるかどうか。しかも小説本だし。

まだカタログは買ってないんだけど、参加サークル数等の詳細は届いた封筒の中にも入ってました。ハッキリ言って、激減していますね。まさか、3館開催になるとは思わなかった。通常は4館開催だから、500サークルぐらい来てないのか? 参加サークル数1500ちょっと、抽選漏れによる落選は無し。目に見える衰退っぷりですね。
原因は言うまでもなく不祥事と、それに対する対応の甘さだと思います。参加者だけでなく、サークルも思うところがあるんでしょう。いくらコミケのすぐ後だからといって、今年は普通に4館開催だったと記憶していますし、思えばあれが不祥事の起こった直後だったんだっけ? まだ1年も経ってないのか。私はてっきり、年内は開催を自粛するものだとばかり思っていたんですが、あっさり再開しましたね。誰が責任を取ったわけでもなく、保証らしい保証もなかったと聞きます。まあ、クリエイション事務局ならそうだろうとは思う。
まあ、これからサークル参加する私が事務局批判するのもどうかと思うけど、日頃から即売会について、同人誌について、二次創作についての積極的な意見、意思表明をしてきたサンクリが、いざ自分たちが問題を起こすと途端逃げるというのはどうなのかと、そう言うことに対する不満が溜まってるんでしょうね。失った信用や信頼を取り戻すのは大変だけど、さてサンクリがなにか努力をしているのかといえば、あまりそうは思えないと言うことです。
長くないだろうね、サンクリも。私が思っていた以上に状況は切迫しているというか、厳しい意見を述べている人が多すぎる。個人的には同人総研の意見が聞きたかったけど、あそこ去年の夏から更新してないんだよな……

仮にサンクリが終了したとして、受け皿がなにもないってのは困りますよね。そもそもサンクリ自体が終了したCレヴォの受け皿になっていた一面も強いから、これがなくなると結構な痛手になるのではないかと思う。COMIC1はともかく、コミケは大きすぎるし、都産やPioだと小さすぎる。立ち位置的にはともかく、規模的には丁度いいんだよね。少なくとも、一般参加の観点で言えば。まったく、Cレヴォがなくなってしまったのが今更ののように悔やまれます。
サンクリがある内に決めたサークル参加ですが、出来うることならこれが最後にはならないで欲しいですね。Cレヴォとは比べられないにしても、嫌いなイベントではないのだから。
実は先週、「ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-上」の予備分が自宅に届きました。いや、ちょっと早すぎるだろ。納品予定日より2週間以上も前だったのですが。比較的入稿を早く済ませたからなのか、印刷所が頑張ってくれたようです。予備分の冊数も多かったし、早速関係者への郵送を始めました。

届いた予備分を手にとって、今回はかなりラノベっぽい仕様になったなと実感しました。赤き閃光の英雄のカバーと比べると幾分か落ち着いているというか、並べてみると結構違いがハッキリすると思います。どちらが良いと言うよりはどちらも良いという感じだけど、敢えてカバーの雰囲気をガラリと変えたことで、それまでとはまた違った味わいを出すことに成功したと思う。いや、まさかここまで良いものに仕上がるとは。
裏表紙や折り返しの文字入れを私は担当したんですが、これも赤き閃光と比較して大きく変化を付けています。実際に読んで確認して貰いたいのですが、かなり小説らしくなっているのではないかと。なにせ職場にあった本の山を参考にレイアウトしたし。いや、前々から入れたかったんですよ、簡単な登場人物紹介とかね。
ただ、カバーそれ自体には問題ないんだけど、表紙の方は……いや、背表紙のデータを赤き閃光から流用したせいか、まるで代わり映えがしなくて新鮮味が薄くなってしまった。まあ、裏表紙に多少の細工は施したんだけど、そもそもカバー開けて中を確認する人なんてそんなにいないか。私もブックカバー掛けて読むしね。カバーに傷とか付いたら嫌だし。大切な本は丁寧に扱おう。そうじゃないものは多少乱雑でも良いと思うけど。
それにしても早くもミスがいくつか見つかって、誤字脱字は良いとしてもそうじゃないものは……これなぁ。ちゃんと設定したはずなのになんで適応されてなかったんだろ。印刷所も教えてくれればいいのに。まあ、時間的に対応するのも無理だったんだろうけど。なんか、今回は印刷所との連携が上手く取れなかった気がする。早くに予備分を貰ったこと自体は嬉しいんだけど、それにもなんか思惑がありそうで。考え過ぎかな。

それで、いくつか見つかったミスについてはHPの方にも記述させていただきますが、大きいのは二つ。今回も目次ページがあるんですけど、5章のノンブル間違えました。ページには216ページと書いてあるかと思いますが、本当は215ページからです。何度も確認したのに、まったくどうして間違えてしまったのか。修正できなくはなかったんですが、予算の関係上断念しました。再販する機会があったときにでも……いや、発売する前から再販の話をしてどうするんだ。
次は、これもノンブル関係のミスなんですが、隠しノンブルが完全に隠せてません。頭がちょっぴり残っている感じで、これはヨスガノソラ本のときもやったミスです。夏での失敗を踏まえて設定したはずが、どうやら上手くいかなかったらしい。どちらも読む分にはそれほど問題ないんだけど、誤字脱字もチラホラ見つかってきてるから修正は必要かなぁ。
ページ数にして384ページ、過去最高の厚みを持っていますが、これをチェックし直すのは面倒くさそうだ。原稿の段階で腐るほど読んでるから、本になったものをじっくり読む気が最初の内は起きないんですよね。飽きたと言うより疲れたという感じだけどw 年が明けたら校正者と一緒に間違い探しでもしようと思います。
ただ、全体的には赤き閃光をも上回るクオリティになったのないかと、これは確信を持って言える気がする。作者の私も、イラストを担当してくださったくろのさんもやはり春の時とは違うし、月日の流れに見合った力を出すことが出来たはず。

さすがにまだ頒布は開始されていませんが、もう納品はされているはずなので、コミケの時期になれば始まると思います。バナーでは31日となってるけど、実際はもう少し早く設定してあったりする。特に頒布日の指定はしてないから、スムーズに始まってくれることを祈るのみです。通販在庫の方が多いんだろうけど、店舗にもいくらかは回ると思う。横浜店には配本されるかな? あそこで小説本を見たことはないけど……いや、私が店内をよく見回ってないだけか。
しかし、19時ギリギリにエクスパックを持ち込んだけど、郵政公社曰く翌日に届くかは微妙とのこと。まあ、くろのさん遠方だしなぁ。もう少し早く発送できればよかったんだけど、今日は一日が忙しすぎた。年末だから仕方ないのだけど。自転車壊れてるから、郵便局へも自分の脚で走る始末です。まったく、家にいる人間が修理に持って行けと……いっそ新しいの買おうかなぁ。ユニバースとか、名前の響きが凄い好き。
身内がアキネイターとかいう海外のサイトにはまっています。ちょっと前に流行った、ランプの魔人のおっさんが自分の好きなキャラを当ててくれるとかいう、二十の質問ゲームですね。なんで今更そんなものに、と思ったのですが、最近になってかなりバージョンアップしたとかで、2~3回やってみないかということでやってみることに。
私は語学がさっぱりなんで、翻訳してもらわないとろくに英語も読めないのでね。

それでやってみたわけだけど……これは確かにはまるかも知れない。まずは小手調べと木之本桜を思い浮かべながらやったんだけど、これがあっさり見破られるのよ。まあ、有名なキャラだし当然だよねと思いながら次のキャラに移るんだけど、どれもこれも面白い具合に当てられてって。
まさか当たるまいと思っていた春日野穹を当たられたときは、流石に両手を上げて降参しましたw
以下が私の調べた好きなキャラですが、今のところ春日野悠以外は全部出ていますね。
木之本桜
アイアンメイデン・ジャンヌ
ヤン・ウェンリー
春日野穹
ゼロ
シエル
大堂寺繭良
結崎ひよの

私の好みは果たしてわかりやすいのか、なんという規則性や法則性のないキャラクターたちだろう。繭良とひよのに、唯一薄い繋がりが有るか無いかではないか。
ちなみにほとんどが一発でたどり着いたけど、メイデン様だけは2回目でたどり着きました。一度目はインデックスが出て、まあ、惜しいようなそうでもないようなって感じ。巫力はさて魔法の力なのかって部分で混乱したんでしょうね。別にインデックスは嫌いじゃないけど、あの作品に好きなキャラってあまりいないな……
ヨスガノソラのヒロインも瑛と渚さんまでは確認済みで、意外と最近のキャラまで網羅している模様です。凄いですね、このおっさん。
私はなにせ語学がダメなので、かつて話題になった時期からこれの存在を知っていたのにもかかわらず、今日まで楽しむことが出来ませんでした。そこでなにか日本語化パッチのようなものはないのかと探していたら、それらしいアドオンがあったので入れてみました。完全翻訳ではないにしろ、結構使い勝手はいいみたいです。

それにしても身内も変なものにハマっているというか、最近はゲーム作りなんかをしているらしい。まあ、奴は根っこの部分で頭いいから、飽きない限りはそれなりのものを作るのでしょう。私も見習いたいものですが、はてさて私にゲームなど作れるのだろうか。
でもまあ、同人なんてやっていると、段々と欲が出てくるのか、色々なものを作りたい、試したみたいという気持ちにはなるよね。それは創作意欲の範疇ではあるんだろうけど、今のままで固定するつもりはないって考えが出てきてしまう。
例えば今年にしても、ヨスガノソラ同人誌でA5版の小説本にチャレンジし、合同ではあったけどるーるーのほんでB5版のごくごく一般的な同人誌も出してみました。どちらもそれなりの成果は収めましたが、同人誌という形態で私がやってみたいのは後二つだけ、しかもそれはあまり実現性の低い、やっても意味がないものです。
そうすると目は自然と別のものに移り、他になにが出来るのか、なにをやりたいのかという話になってくる。身内は同人やら二次創作に冷め切っていて、完全なる自己満足で全てを完結させていますけど、私はどちらかと言えば発信していきたいので、常に前を進みたいんですよね。
来年についても色々考えてはあるし、これをやりたいってのもいくつかあるんだけど、それをどこまで実現できるのか、私にどれだけのことができるのか、そう考えると少しだけ沈みがちになってくる。根拠の無い自信だけは常に持っている私だけど、最近少しだけ自信を喪失してしまうできことがあって、ロッキーを見ながら自分を奮い立たせています。落ち込んだ時は、熱いものを観るのに限りますよ。

さて、明日の日記はそろそろ冬の同人誌について書きます。前にも書きましたけど、ここにきてちょっと大きな変化があったので。色々驚いていますけど、基本的には喜ばしいことなので満足しています。
まあ、一年は残り少なくて、その限られた時間の中で私は色々なことをしていかなきゃいけないわけだけど、諦めることだけはしたくないよね。倒れても倒れても這い上がる、私にできることなんて、それぐらいしかないのだから。
それにしても……いくら連続更新とはいえ、日記の質が落ちすぎかな。いや、日記に質もなにもないんだけど、読んでて面白いのだろうか。私は仕事で疲労の極致にあるので、これが面白いのかどうかすら、もはや判断出来ません。まあ、いいか。別に誰へ向けて書いているわけでもないのだし。
最近なにを思ったかオレンジポケットを引っ張り出してきて、物凄い久しぶりにプレイしてるんだけど……オレポケ発売からもう6年なんだね。2003年発売、そんなに昔とは思えないのに、6年と言われると途端に重みが違う。でも、考えてみれば来年は2010年、2000年を迎えてから10年目なわけだし、別におかしくはないのか。
この10年間自分はなにをしてきたんだろうとか、そういうことを考えるつもりはないけど、オレポケですら6年も前と思えば、なかなかに感慨深いものがありますね。

久しぶりにプレイしてみて、あ、画像の通りインストールしたのはリニューアル版のVer1.10なんだけど、これがまた懐かしかった。キャストの声が若々しいってのもあるけど、驚いたのがウィンドの小ささ。あれ、こんなに小さかったっけ? と、800×600の画面に慣れた私にはものすごく新鮮に感じてしまった。大体、リニューアル版なんだから画面ぐらい大きくしてくれればよかったのに。主人公の名前が固定になったこと以外、なにか変化はあったんだろうか。
オレポケは2003年においてもっともヒットしたエロゲの一つに数えられていて、間違いなく純愛ゲーの中では傑作に位置する作品だ思います。HOOKは嫌がるでしょうけど、今日のHOOKがあるのはこの作品のおかげです。
2003年といえばアージュからマブラブが出て、ねこねこソフトから朱 -Aka-が発売された年でもありますが……え? マブラブってそんな前なのかって? そうなんですよ、未だに引っ張てるけどマブラブって6年前の作品なんですよ。まあ、D.C.よりはマシなんじゃないですか。
話を戻しますが、そんな2003年においてオレンジポケットを作ったHOOKというブランドは、ほとんど無名に近い存在で、何故か私が処女作を持っていることぐらいしか特徴のないブランドでした。HOOKの歴史についてはウィキペディアみれば大体わかるけど、オレポケがOOKの出世作であることは疑いようがなく、こればかりは誰も否定出来ないと思う。

オレポケがそれまでのエロゲとなにが違ったのか、当時の主流はKanonやAIRからなるkey作品の影響が強く、アージュの君が望む永遠や、同じく2003年に発売されたSNOWなど、とにかく泣きゲーが勢いを持っていました。
そんな中に登場したHOOKのオレポケですが、この作品は特に泣きゲーというわけではありませんでした。田舎の学校が舞台という素朴で温かみのある設定が、多少珍しかったようにも思えますが、それだけのことです。
当時はとりあえず泣けるシナリオを書けばいいと考えられていたのか、とにかくkey作品の亜流とか劣化みたいなのが多く、前述のSNOWなんかはその最もたる例ですよね。それに対しオレポケがどんな作品だったのかというと、ただ恋愛をするだけでした。主人公がいて、複数のヒロインがいて、誰かと交流を重ねて行く中で恋いに落ち、結ばれる。その過程や結果に対して感動や感涙する人はいても、別に泣かせるために作っている作品でないというのがプレイをすればわかります。
誰が死ぬわけでもなく、誰が病気なわけでもない。ヒロインは交通事故になんて合わないし、自殺するほど思いつめた奴もいない。泣きゲーとしての要素はぶっちゃけゼロで、例外はあれど、そこにあるのは純粋なる恋愛模様、純愛だけだった。凝り固まった内容のエロゲが多かった中で、それがどれだけ新鮮なものだったか。泣けない、死なない、だけど面白くて可愛くて、どこかこそばゆい。
オレポケの登場は、エロゲ界に純愛というジャンルを開きました。それまで泣きゲーの重苦しい内容に耐えかねていたユーザーにとって、この純愛ゲーというジャンルの登場は大きかったと思います。気軽な内容で、とにかく恋愛を楽しめる。誰かが死ぬところ見ることもない、傷つき倒れるところを直視しなくてもいい、笑って終わることのできる話。オレポケはそんな純愛ゲーの基礎を固めた存在だったのではないか、と思います。

まあ、オレポケによって成功したHOOK自身は今日まで純愛ゲーを作り続けていて、自虐的にオレポケの呪縛だなんて言っているわけですけど、私はもう少し誇ってもいいと思うんだけどなぁ。HOOKの作品はなんであろうと無条件で買うことにしてるのだけど、イベントのたびに方向性についての話が出るからね。迷いや悩みはあるんだろうし、違うこともやってみたいと思うんだけど……時世を考えても、しばらくは今のままで続けていった方が無難なのではないかと思う。
冬コミで頼子のファンディスクが発売されますけど、今回の企業ブースに目的があるとすれば、これだけですね。他のなには買えないくてもいいけど、これだけは絶対にゲットしておこう。
アマゾンだと画像の全体が表示されて良いですね。まだラフですけど、ラフだと穹のスカートが透けている感じがして目の保養になります。下になにやら文字が書いてあるけど、詳しくは不明。もう少し解像度の高い画像出てくれないかな……絵柄的には奥木染に到着したばかりのハルと穹ですね。こうやってハルが表紙に来てくれるたのを見ると、やはり春日野兄妹は二人揃ってが一番だと思います。
ハッシーは手描きの人だけど、先に裸体から描いていくタイプのようです。つまり、ハッシーは常に裸から穹を描き始めるんだよ! うわー、なんていうことだ。そういうラフも載っけてくれないかな。でも、このラフって発売される頃には画像差し替わってるだろうから、後から見る人はなんのことだかわからなくなるのだろうか。今の内にラフ画像を全部保存しておかなくちゃいけないね。

今日はちょっと恩師に呼ばれたので集まりに顔を出しました。時間はなかったんだけど、年内最後だしね。先週風邪引いたとかいってたから、それも心配だったし。集まりの場所の近くにはウェンディーズがあって、年内で撤退するんだしと思い食い納めをしました。といっても食べたのは新製品のバーガーなんですけど。いや、結構美味しかったよ?
本当はクラシックチーズバーが食べようかと思ったんだけど、二つ買うほど金がなくてさぁ。撤退理由の一つでもあるけど、ファーストフードにしては割高なんだよね。これを日記に書いたかは忘れたけど、元々は地元にもあったんですよ。ダイエー系列のスーパーの中に出店してて、だけどマクドナルドが出来てからはあっさりとなくなったなぁ。まあ、ダイエーがウェンディーズから手を引いたってのもあるんだろうけど。
池袋のテアトルにある店舗は良く利用してたけど、跡地にはなにが入るんだろう。あそこで映画の合間とかに安めのバーガー食べてましたよ。来年からもう食べられないのか……
これで日本にあるファーストフード店は大きく分けて3つか4つですかね? マクドナルド、ロッテリア、モスバーガにファーストキッチンか。サブウェイやフレッシュネスバーガーは規模小さいし、バーガーキングは店舗少ないからともかくとして。ドムドムバーガーがあるじゃないか? いや、大好きだけどあれはダイエーが趣味でやってるようなもんだしな……大好きだけど。
ウェンディーズに関しては出来うることなら閉店前にもう一度行きたいんだけど、なかなか時間の都合も合わず、そもそも店舗が近くにない。職場から一番近いのは浜松町店だけど、昼休み利用してバーガー食って戻ってくるというのもなんだかなぁw それほどのものか、という気持ちもあるし、そう考えると私にとってはそれだけの存在なのかも知れない。
まあ、バーガーキングだって戻ってきたんだから、そのうち帰ってくることもあるんじゃないですかね。閉店効果で客足が伸びてるみたいですし、永遠の別れじゃないことを祈りましょう。

さて、弟子の集まりなわけだけど、まずは先日ラノベデビューを決めた兄弟子にお祝いの言葉を。内容が内容だけに、あとがきをどうするかで悩んでらしたようです。そりゃ、それまで神林長平とか好んで読んでいた人が、いきなりエロ萌えに走ったんだから仕方がない。硬派なSFよりも萌え系の方がやはり需要があると再確認できたこともあり、私としては少々複雑です。いや、別に硬派なSFを書きたいわけでもないけどさ。
挨拶が終わったら馴染みの顔と適当に駄弁る。みんな、各々の原稿をやっているようで、私みたいに同人活動に精を出している人間は稀らしい。冬の本は恩師にも渡しておいたけど、これだけの量が書けるならさっさとオリジナルを書けと言われる。しかしですね、師匠。私が思うにオリジナルと二次創作では執筆に使う筋肉が違うといいますか、ネタが合っても書くだけの力が貯まっていないと言い訳をしてみた。
来年はなにかしら書く予定ですとは言ってきたけど、果たして現実のものになるかどうか。ぶっちゃけていうと、今同人活動が楽しすぎるんだよね……趣味に全力つぎ込むのも、まあ、悪くないかなーって。好きなことだから飽きもなかなか来ないし、あんまり肩もこらないんですよ。

でも、真面目に来年はなにかしないとまずいかも知れないんだよね。ネタは常に複数用意してるんだし、いい加減書かないと一時創作の腕が錆び付きそうで怖い。筆力が落ちたとは思ってないけど、二次創作のみに特化するのは危険過ぎる。私は専業同人というわけじゃないし、そもそも同人小説なんて大して売れないんだから。
まあ、現実的な話をするとプロ小説家も全然売れない職業ではあるんだけどさ。そう考えると今の仕事をしっかりやって、安定させていった方が堅実的なのだろうか。まったく、夢というのは人を縛るね。それがまた、夢の醍醐味ではあるんだけどさ。人の夢と書いて儚いとは、はてさて誰の言葉であったか。
日記も溜め込んでしまうとろくなことがないというか、こう忙しいと書く暇もないのがあれですね。もっとも、なにか書くことがあるのかと言われれば、ここまで溜め込むとそれも曖昧になってくると良いますか……いや、書くことはあるんだけど、さてどれから書くべきかとか、なんか文章がごちゃごちゃしてますね。
今日はあれです。小魔女ことリトルウィッチについて書きましょうか。

エロゲーブランドとしては中堅以上、コミケの常連であるリトルウィッチが来年の2010年1月29日をもって無期限の活動休止をするという宣言を出しました。この活動休止宣言に対してエロゲ界隈が受けた衝撃はそれなりに大きく、しかも理由が資金問題だったというのだから驚きです。前述の通りリトルウィッチはコミケの常連であり、売上もそう悪くないと考えられていたブランドで、まさか資金難に倒れるとは思っても見なかった、というのが大方の意見らしい。
そりゃねぇ、ここ以上に売れてないところなんて腐るほどあるわけで、それが活動休止せざるを得ないってのはどんだけだよって感じもするけど……金がないと言われてはね。エロゲブランドなんてどこも自転車操業だし、リトルウィッチは開発費かかってそうだもんなぁ。HOOKのなんのためにあるんだかわからないシステムなんかと比べると、よっぽどユーザーのためになるシステムを開発してきたし。開発費っていうより人件費かな。ねこねこソフトもそうだったけど、人手が増えるとすぐに経営が圧迫される。まあ、ねこねこはコットンソフトと分かれたことで再起を果たしたけど、それだっていつまで続くかどうか。
ただでさえ業界が寒くなってますからね。規制や外圧、世間様の目の色を気にしないとろくに作品も作れない世の中です。18歳以上であること、日本国内限定であること、そういうことを強調するのが最近は多いですね。フィクションであることはわかりきっているけど、なんか微妙なんだよね。それが必要であることはわかってるし、建前の重要性もわかってるんだが……こうしたことの果てになにが残るのか、とかさ。色々思うわけですよ。
リトルウィッチに関して言えば作風と流行の乖離だとか、一つの作品かける制作費が高すぎたとか、まあ、様々な理由があるんだろう。聖剣のフェアリースが今のところの最新作だけど、あそこまでエロに特化した作品を出した時点で気付くべきだったのかもしれない。相当追い詰められていたということに。

エロゲブランドが消えてしまうのはやはり悲しくて、最近で言えばねこねこソフトですか、今でこそ復活してるけど、ダメになったときは激しい同様と衝撃を受けました。
でも、ねこねこがコットンに分裂した後復活し、みりすがALcotとその他になったように、リトルウィッチにも再起の可能性はあるんでしょうか。ぶっちゃけ、あのブランドは大槍葦人が好きかどうかで全て決まると思うんですよ。大槍本人はまだまだエロゲ作っていきたいらしいけど、少なくとも1年は体力回復させないと長続きしないはず。結局、ねこねこと同じで売上とブランドの規模のバランスが悪すぎるというか、これで潰れるエロゲブランドが多すぎる。
なんだかんだ言って一番金がかかるのは人なわけで、それを如何に切り詰めて行くかが経営だと思うのですよ。エロゲなんて大きな市場じゃないし、そもそもブランドも作品も乱立してるわけだから、そこで得られるものというのは限りがあるわけで。いくらリトルウィッチが固定ファンついてるといっても、逆に言えば新規が望みにくかったわけでもあるしね。
作品が悪いわけでもなく、要するに規模を維持することが出来なかったというだけだから、無念といえば無念なんだろうけど……身の丈ってのは有りますよ、やっぱり。どんなに儲けたとしても所詮はエロゲブランドなわけだしね。確実に得られるものの中で、どれだけの人間が食っていけるのか。
桜月とか好きだったんですけどね。新作を出さぬままに沈んでしまいました。最近になって事実上の最終作がDVDPGになってましたけど、パッケージが新規描き下ろしだったので買いそうになってます。いや、きのはらひかる大好きなんですよ。お蔵入りになったらしいエロゲは、果たして世に出ることはあるんだろうか。

時間さえあれば、今年一年のエロゲについてガッツりと書きたいんですけど、年末はやっぱ忙しくて、ろくに日記を書いている暇もない。クリスマスが終わるまでに書かなきゃいけない原稿なんてのも合って、大分追い詰められています。コミケの準備も滞ってるし、月曜日に休みが取れないと色々終わるかもな……まあ、いつものことではあるけれど。
あー、本当に時間が無い。一年終わるの早すぎる。瞬きする間に一年が過ぎて行くというのは私の好きなフレーズだけど、このフレーズを初めて聞いてから早6年。あの頃は私もまだまだ若かった。なにせオレポケが6年前のエロゲだっていうんだから驚きだ。
コミケの下調べしてたら、本日発売だったので仕事帰りに買ってしまいました。いや、好きなんですよ獅童ありすさん。高遠寿茉だった頃から好きで好きで。この人がいた頃のRRRは本当に全盛期だったように思える。最近は色々あってRRRではなく自分のサークルをメインに活動していて、さらに様々なことが合って商業の方もお休みされていたんですけど、こうして2年ぶりですか? 商業漫画の新刊を読むことが出来ました。青系の表紙は結構珍しいと思うんだけど、どうなんでしょうね。

メロンブックスにとらのあな、そしてまんが王で店舗特典が付くということだったので、とりあえず横浜のメロンブックスで購入しました。新刊だけど結構隅に置いて合って探すのに手間取った。メロンの特典はペーパーで、とらはイラストカードだったんですが、私はそっちも欲しかったのでとらにも行きました。とはいえ新刊2冊買っても意味はないから、同時発売の 「エピキュリアンシンドローム新装版」を買うことに。新刊とどちらか1冊買えば特典がついてくるというのだから、ありがたい話です。まあ、エピキュリアンシンドローム自体は持ってるんですけど、せっかく表紙も描き下ろしなんだから買っちゃおうかなと。実を言うと表紙はレンアイショウジョより良いと思った。いや、舞奈も可愛いと思うけどさ。
まんが王の特典もイラストカードだったんだけど、メガネっ娘は別に良いかなと。嫌いではないけど、さすがに2冊買うので手一杯だった。しかも金が足りなかったから、メロンのポイント使っちゃったし。4000Pはカードに入れておいたのに、ここ数ヵ月でかなり減ってしまった。また頑張って貯めないといけませんね。ポイントって、必要なときにはなかったりするから困る。まあ、次にポイントを使うとすれば春ぐらいだとは思うけど、そのときまでには貯まってるでしょう。エロゲを5本ぐらい買えば2000Pぐらいすぐに超えるさ。
エロゲといえば結局アリス2010をメロンで予約しちゃったんだけど、既に入荷はされているみたいです。レジに置いて合って、陳列はれてないから販売自体は明日なのかな。物が目の前にある中で予約手続きを取って、店員がテンプレートをしゃべるんだけど、なにせ目と鼻の先に物が積み上がっているわけだから、なかなかに滑稽な姿になってしまった。店に届いている状況で発売延期したらすごいことだよ。回収ならまだしも。
そういや、とらのあなに寄ったとき、自分の本を確認したんだけど、平積みでふあんの横に置いてあったときは笑った。なのは系最大手の隣に置いてもらえるなんて、ある意味では光栄じゃないでしょうか。さり気なく量が減ってるのがまた面白い。

レンアイショウジョに関して詳しく書いていこうかと思うんだけど、成人向け商業コミックをどのように解説すれば良いんだろうか。エピキュリアンシンドロームについて大昔に書いたときは、大したこと書いてなかったみたいだし。
私は獅童ありすさんの絵が好きなので、ほとんど絵買いだったわけですが、作品としても結構面白かったと思う。特徴としては、エピキュリアンシンドロームと違って押しの強い男が多かったんじゃないかという気がする。押しというより強気かな? 優男風に見せかけて、いざやるとなると急に攻めまくったりね。前作はどちらかと言えば段階踏んでいた気がするし。
いきなり男の話なんて聞きたくない? いや、でも女の子は可愛いとしか言いようが無いからな。好きなのは学校のシチュエーションの……二つあるんですけどね、普通の学校とお嬢様学校。後者が3話ぐらいの短編シリーズだったんだけど、私は前者が好きだな。こう、強気な娘が攻め立てられて一気に落ちるのは見ていて楽しい。多分、今回はこれが一番好きな話だと思う。エロかった。
お嬢様学校の方に関しては、話の軸が結構しっかりしてたと思う。安易にハーレム展開に持っていかなかったのは、残念であると同時に好感が持てる。ただ、話数の問題か巻き毛お嬢様の方が少しあっさり引きすぎたかなと。感情移入という意味では、こっちの娘のほうが強くできると思うし。可哀相だけど、別の幸せを見つけて欲しいです。
最初に戻って舞奈の話は……義兄妹ものですけど、なんでしょうか、ヨスガノソラをやりすぎたせいか義理の兄妹程度では背徳感を感じなくなってしまったと良いますか、最後のセリフに関しても、「そこまで思いつめることかなぁ?」と首をかしげてしまった。いやだって、現実的な話として血さえ繋がってなければ結婚ってできるじゃない。連れ子描写あったし、そりゃまあ世間体というのもあるんだろうけど、国から出ることを考えなくても良いのではないかと。それとも私の考え方が麻痺してるというか、エロゲ的発想なのだろうか。
他にも2~3作品あったんですけど、こちらはギャグが強めだったかな。エピキュリアンシンドロームはほとんどがギャグ作品だったけど、レンアイショウジョはシリアスな話も多かったのでまた違った味わいがありました。

新装版エピキュリアンシンドロームについては特に書くこともないというか……むしろ、レンアイショウジョのおまけ漫画に載っていた、前作ヒロイン及び主人公ズの話が笑えたと思う。さりげなく混ざっている作者とかねw 同人誌で慣れきっていたけど、あの自画像は確かに変なのかも知れない。頭身とかそれ以前に。
私はほら、あの娘、京都あたりからやってきたロリっ子が好きだ。一度、スケブに描いてもらおうかと思ったんだけど、即売会で商業のキャラを頼むのもどうかと思ったし、大堂寺繭良の魅力に抗えなかったので繭良描いてもらった。確か、去年の冬コミのことだったかな。もう1年近く経っているのか。
なにが困るって、今年のdeathgaze-systemが3日目だということですね。かつては壁にもいた事のあるサークルですが、今回はお誕生日席、島角ですらないという。まあ、合体スペース申込ん出るらしいけど、確か夏コミのときは会計別だった気がするな……会計が別といえば、HEART-WORKとEXCLAMTIONも会計が別らしく、売り物も別らしいけど、だったらなんでお前ら合体申し込みしたんだよと。スペースが狭くなるだけじゃないですか。搬入量スペースは共有とはいえ、双方が数を持ってくるわけだから減らさざるを得なくなるし。まあ、ハッシーだけ買う、鈴平だけ買うって人には都合いいのかも知れないけど。却って混乱するだけじゃないのかなぁ。

成人向けの商業コミックを買ったのは凄い久々で、それこそあかざわREDぐらいしか買わない人なんだけど、オリジナルでもエロイ物はエロくて良いですね。これは是非、コミケで尋ねた際に絶賛してこなければ。
本当はもう少しばかし書くことがあるんですけど、それに関しては明日にします。小魔女についてもそうですが、他にもちょっと色々あったので。
今日はちょっとした臨時収入がありました。人間ひたむきに努力をしていれば良いこともあるというもので、この不景気にありがたい話です。これで、Sphereのグッズ通販もコミケ資金に手を付けず支払うことが出来ます。嬉しい誤算と良いますか、後はコミケ期間及び前後日の休みを確定させればなにも恐れるものはありません。無事に年内は乗りきれると言っても過言はないでしょう。

ただ、問題が皆無だったわけじゃなくて、エロゲ購入予定表の更新を忘れていたことが発覚。幻月のパンドオラ以外は今月買うものがないと思い込んでいたんだけど、悲恋堂から渡されたリストを見てびっくり。アリス2010とかWAFFLEクラシックミュージアムの存在をすっかり忘れてた。前者はエロゲ界の覇者たるアリスソフトの20周年記念であり、後者はエロゲ界の雄として知られるWAFFLEの10周年を記念した完全限定商品。
うっかりしてた……ヨスガノソラばかりに目を向けるあまり、他のものが見えなくなっていた。悲恋堂の店主はどちらも公式通販で注文しているらしく、まさか私が忘れていたとは思わなかったらしい。おかしい、12月に入った直後は覚えていたはずなのに、どうしてこんなことに。店主の奴、気づいててわざとなにも言わなかったんじゃないだろうな。臨時収入はそれなりだったけど、さらにエロゲを二本追加するほどの余裕はない。実を言うとヨスガノソラのグッズ代の方がコミケ資金より高いのではないかと思うぐらいだし。だって、コミケは1日ごとの予算が25000円程度だから、3日間でも75000円。ヨスガグッズは9万円だから、ほら、1万5000円も差がある……なんか、こうして数字にしてみると、物凄い馬鹿馬鹿しくなってきたのはなぜだろうか。コミケ資金よりも高額ってのは、さすがにどうなんだろう。しかも、今回はコミケ資金余るからな。使い切ることはまずありえないはず。
けど、だからといってコミケ資金のあまりが出るのを待っていたらエロゲは買えない。エロイものは買いなさいを信条としている悲恋堂は絶対貸してくれないだろうしなぁ。どうしたものか。

大きい買い物は既に済ませたけど、細かい買い物が年末にかけて多くなる気がする。まあ、ケチな私からすれば1000円以上のものは総じて高いと認定されるんだけど、先日もこんなことに頭を悩ませていた。年明け前にマクロスFの映画を見に行きたい私だけど、ファーストデーを逃したので鑑賞料金が1800円結構高い。しかし、109シネマズ横浜ではレイトショーをやっているので、これでみれば1200円と600円もお得。計算の上では、確かにレイトショーで見た方が良い。
だけど、レイトショーがやるのは夜である。早くても20時半とか、そのぐらいの時間だ。それまでどうやって時間を潰すのか。ギリギリまで職場にいるというのも手だと思うが、あんまり長居しすぎても残業代の関係からよろしくない。かといって、外で時間をつぶすとなると金がかかり、夜飯も外で食べることになるだろう。食わなければ良いだけの話だが、外で時間を潰せば600円の差などすぐに埋まるだろう。時間を消費し、600円得したと思うべきか、それとも通常料金で仕事帰りにパっと観て帰るか。600円はそれなりの額だけど、今回は後者のほうが良いと思う。
あぁ、なんてしょうもない、ケチくさいことを書いているんだ私は。だけど思うんだ。こうやってケチケチしてるから時に9万近い買い物をすることものできるのではないかと。いざという時にかき集められる金がある、というわけだね。臨時収入に頼ったのにそんなこと言うな? そうだよねぇ……うん、わかってはいるんだ。

本当は最後に年末は金がかかって仕方がない、今年は一体いくら使ったのだろうみたいなことを書こうと思ったんだけど、恐ろしくなってやめました。つーか、12月だけで凄まじい額になってるというか、ヨスガノソラだけで今年いくら使ってるんだ私は。笑い事じゃないというか、文章に書き起こしてみて唖然としてしまった。私の懐のどこにこれほどの金があったのか、ちょっと信じられません。
来年は少し節約しないとダメですね。ヨスガ関係のグッズも落ち着くと思うし、これほど金をつぎ込む作品も早々出てこないでしょう。2作目の原画がハッシーであるとは限らないし、ハッシーであったとしても穹に匹敵するキャラが現れるとは思えない。期待はしてるけど、果たしてどうなるやら。
まあ、とりあえず今年が終わってから考えよう。そして、アリス2010をどうするかも。さっさと答えを出さないと、時間ないですから。
随分前の話になるけど、私が作家を夢見て勉学に励んでいた頃、短い期間ではあったものの、描写力を鍛えたくて一門の師匠とは違う別の先生に教えを請うていたことがある。その人はプロ物書きでも名の知れた人で、作詞家でもあった。作詞というのは特に描写力が必要で、3分半から5分足らずの楽曲の中でなにが起こっているのか、それを明確に伝えなくてはいけない。そういった意味で、その人はプロ中のプロであった。

当時の私は作家としての才能が自分にはないことを薄々気づいていて、とにかく技術力を上げることに対して必死だった。才能の欠如が技術によってカバーできるはずはないのだが、才能もなければ技術もない、それでは本当になにも持ち合わせていない人間になってしまう。故に私は技術力を鍛えた。鍛えるしかなかったともいえるが、おかげで技術だけならそれなりになることができた。身内に言わせれば、「当たり前のこと」だそうだけど、その当たり前を手にいれるために、私はどれほど努力をしたのか。血のにじむようなとは流石に大げさかもしれないけど、つらいことが多かったのも事実である。
それもすべて作家になるため、あの頃の私は夢に対する情熱だけを持っていて、他のことが見えなくなっていたように思える。それが悪いことだとは、必ずしも断定出きないのだろうけど、良いことだとも思えない。今になって、それがよくわかるのだ。
描写力を指導してくれたプロ物書きの人とは、あまり長い付き合いではなかった。なにせ私はその人の弟子というわけではなかったし、言うなれば一時の間教えを請うていただけの生徒に過ぎない。そんな私に対して、プロ物書きは最後に会ったときこのようなことを言ってきた。
「私はあなた以外にも物書き志望を何人か知っていて、小説家に限定しなければあなたはいい線を行っています。けれど、私はそういった人達に必ず言うことがあるんです。それは、描写力を鍛えることなんかより、物書きを目指すにあたってよっぽど重要なことです」
それはなんですか、と私は訊いた。描写力よりもさらに重要な、なにかテクニックでもあるのかと思った。けど、返ってきた答えはまるで違った。
「あなたが今後どのような道を歩むかは知りませんが、一度は組織に入りなさい。そして人としての経験を積みなさい。才能や技術よりも、社会にでることの方が、作家にはなるにはよっぽど重要です」
衝撃を受けた、というのは流石に言い過ぎだろうが、それまで散々私に技術力を叩き込んでいた人が、このように言ってきたことは少なからず意外だった。けれど、それまであった私の価値観に一定以上の影響を与えたのは事実であり、がむしゃらでしかなかった私を変える一言だったと思う。

人としての深み、有り体に言えば人生経験ですけど、それがない人間はなににもなれないと言うことなんでしょうね。どうして急にこんな話を書こうと思ったかというと、先日ちょっとした話を聞きまして。そのときに思い出したんですよ。作家になるために必要なことはなにか、才能や運はともかくとしても、技術や読書量だけじゃないのは確かで、経験の少ない人間に書けるものっては本当に少ない。
以前、芸術肌のテレビ屋さんに原稿を見て頂く機会が会ったんだけど、その人にこんなことを言われたことがある。
「この原稿は内容が稚拙で、文章も未熟だけど、私は評価する。この原稿には嘘がない。今の君が持っているものを、すべて出し切って書いている。無理に“大人くささ”を出そうとしていない。君はまだ若いし、人生経験も足りない。そんな人間が大人を書こうとすると、どうしたって無理が出る。しかし、君は自分に嘘はつかなかった。自分の知らないことを書こうとしなかった。だから私は君の作品を評価するし、君という物書きに好感を覚えた」
相手は人間国宝とか重要文化財とか、史跡とか遺跡なんかの番組を作ってしまうようなテレビ屋のベテランだ。年季も、深みも、私などとは比べものにならない。
「大人が書きたいなら、早く大人になるべきだ。人の親になって、初めて見えてくるものもあるだろう。人は社会にでて、世の中で生きることで自身を熟成させなければいけない。机と椅子にかじりついて、本だけを読んでいるような人間は作家にはなれない。私は色々な芸術家に出会ってきたが、生涯芸術家であり続けたからといって、それ以外のことをなにもしなかった人などいるはずもないのだから」
本を100冊、いや、1000冊も読んでいればなにかしらの作品は書けるかもしれない。けれど、それではダメなのだ。そうした作品に価値がないとは言わないが、作家として書き続けていくには、それではダメだ。1000冊分の結晶がそれなら、次の作品を書くにはまた1000冊読まなければいけない。読書の上に成り立つ集大成に、先はない。
最後に、これは出版社の現役編者とライトノベル作家について話したときのことである。若手が伸び悩んでいる傾向に対して、その人はこんなことを言っていた。
「若手……そう、彼らはみんな若すぎる。若くして作家になった連中は、書きたいものが少なすぎる。彼らの発想の戸棚は引き出しの数が少なくてすぐに中身が空になるし、視野が狭いので世界を見渡すことも出きない。彼らは燃え尽きるのが早い。若くして作家になったばかりに、2作、3作も発表すると、それだけで自分の中にあるものを出し尽くしてしまう。彼らの年齢では、それ以上のモノを持ち合わせていないんだ。そういった作家は潰れるし、潰れるから切られる。早咲きした花は、枯れるのも早い。一時花開かせるだけの小奇麗な花よりも、長くその場にあり続ける大樹になるべきだ」
これは最近の話だけど、かなり共感の持てる意見だった。しかし、ライトノベルが中高生向けの読み物である以上、あまりに年齢を重ねてしまうと書くことが出来なくなる。故に二十代後半ぐらいのデビューが多いとされているわけだが、ラノベは完熟した作家が書くものではなく、成熟しきってないぐらいが丁度いい。けれど未熟な人間が作家になれるわけもなので、目指すは半熟と言ったところだろうか。私は苦手だが、それを好むひとが多いのも、また事実ではある。

長くなりましたけど、要するに人生経験って大事だよねって話。高名なラノベ作家、神坂一だって専業作家になる前は会社員でしたし、秋田禎信は兼業作家でした。作家なんてのはスポーツ選手と違って、ただそれだけに打ち込んでいればなれるわけでもないし、そこへ達するための道は多種多様、あらゆる角度にあるはずなんですよ。私はより近い部分からそこを目指すことにしましたけど、自分に合っていると思うし、間違った道を歩いているとは思わない。
社会に出ないこと、それが自分に合った、一番いい選択だと思うのならそうすれば良いし、そうやって作家を目指したいのなら、目指せば良い。
ただ、たった一つ、青二才でしかない私ですら言える真理と言うものがある。純粋なる天才には当てはまらないあもしれないが、大部分の人間はそうだと言えることだ。

世の中そんなに、甘くない。

偉そうなこと言ってますね。でも、そうとしか言えない。それでは、また明日。
今日はソフマップに行っていらないエロゲを処分してきました。いらないエロゲなんてあるのかと言われると、まあ、なくはないです。先日のヨスガノソラグッズ大量購入でかなりの出費をしていますし、ここらで金を作っておいた方が良いかなと思いまして。
はじめは封も開けてないリトバスEXでも売ろうかと思ったけど、それは流石にダメだろうと考えなおす。買うだけ買って一度もプレイしていない初回版、買取額は高かったけど一度ぐらいはやらないと買った意味がないと言うものです。

その帰りにとらのあな横浜店に寄ってきたんですけど、ここでちょっと珍しい場面に遭遇。とらのあなでは現在、るーるーのほんを委託してるんだけど、これの通販在庫を店頭へと回した話は書きましたっけ? 通販在庫の半分、40冊ぐらいかな。それが横浜店と広島店に入荷されたんですよ。広島はともかく横浜は地元だし、これはちょっくら覗きに行こうかなと思ったのが一週間ほど前。なんだかんだと時間がなくて、結局今日になってしまったんだけど、リリカルなのはの棚を覗いたら1冊だけ見本が残ってた。
やはり店頭だとそれなりに好調なようで、店頭に回して良かったーとか思ってたんだけど、ここから先が面白かった。私が他の棚に目を向けてたら、補充用の本を持った店員がやってきて、なんとその手に持ってるのが私の本なんだよね。どういう偶然か、自分の本が補充される瞬間に立ちあってしまったわけです。流通センターから10冊ほど送られてきたらしく、見本誌の後ろにせっせと配置されていた。こんな場面に遭遇することもあるのかと、珍しい場面に遭遇したことで、なんとも表現しがたい気分になりましたw
でも、家に帰って調べてみたら、何故か通販在庫が少し復活してるんだよね。現在、どれぐらいの在庫があるのか、正確な数字は私も把握してないんだけど……果たして冬コミ前に完売することはできるのか。もうちょっと、店舗に分散させることができればいいんだけど、通販在庫すべて店舗に回してくれといっても、一部しか回してくれなかったからなぁ。そこら辺は微妙というか、向こうにも向こうなりの考えがあるということかな。
そういや、逆襲の救世主は通販ページに登録されてる割に予約始まりませんね。いっつも予約すると言ってくるくせに、そうなった例がないんだけど。まあ、予約受けるけるほどに部数卸してもいないんだけどさ。

とらのあな以外にも横浜にある主要ショップはすべて回ったんだけど、探していた冬コミの企業ブースパンフは発見出来ず。やはり11日に確保しておくべきだった。Sphereのグッズ通販に全力を注ぎ込みすぎたせいで、うっかり忘れていたんだよね……配布が始まっていることを思い出したのが翌日の夜だから、もうどうにもならなかった。今回の表紙は石恵ですかね? 流石にあまりエロくはないけど、こういうのも好きですよ。まあ、企業パンフは当日も配ってるし、事前にどうしても必要かと問われればそうでもないんだけどさ。手に入れる事自体は今からでも難しくないはずなので、なんとかしてみようと思います。
けど、企業ブースも冬コミは冷え込んでいるというか、ろくなものがないと思うのは気のせいだろうか。特に、情報公開がやたら早かったなのはブースだけど、映画公開直前だというのにあの程度のグッズしか用意してこないとは。映画の準備で忙しいのか、少なくともあんな絵柄のシーツが売れるのだろうか。しかも1限ですよ。完売はするかもしれないけど、これでよく商品化する気になったな。いくらなんでも劣化しすぎだ。抱き枕も、昨今の時世を判断してか露出は少なめだし。グッズの量的にも、今回は余裕なんじゃないだろうか。夏コミのときは偶然にも空いてたから並んだけど、このグッズのために並べるかと言われると判断に迷う。もうちょっと工夫が欲しいというか、例えば岩盤浴シーツですけど、別に水着とかでも良いじゃない。こっちは肌が見たいんだよ、肌が。バスタオルの色なんて見てても楽しくないんだよ。
他のエロゲブランドとかもなんていうか……これだ! というのがない。まあ、今年はエロゲに関しても話題作とか大ヒット作なかったからね。大手はともかくとして、盛りあがりに欠けるのは事実だろう。企業周りも例年以上に楽そうだ。

考えれば考えるほど、3日目以外は割と楽な気がするのが今回の冬コミ。平日の晦日、大晦日だからと言って眼に見えるほど参加者が減少するとは思えないけど、個人的には3日目がどうなるのかに凄い興味がある。大変なことには違いないけど、どっちのホールがどれだけの規模になるのか、東が優勢だとは思うけど、西がどんな感じで展開されていくのか、それが結構気になってまして。過去データと照らし合わせての分析を既に開始してるけど、こういう時にレポートって便利だわ。
にしても、なんか日記の内容が昨日とかぶってるね。まあ、時期が時期だし仕方ないよね。明日は別の話を書くことにしましょう。
今話題のGoogle日本語入力を試してるんですけど、これは凄いですね。ATOKの牙城もついに揺らいだというか、この名詞数は凄まじすぎる。エロゲキャラとかエロゲ声優とか、そのあたりがほとんど網羅されてるんですよ。
ヨスガノソラに関してもすぐ調べましたけど、春日野悠と春日野穹、渚一葉に倉永梢、依媛奈緒や伊福部やひろが一発変換出来ました。ただ、中里亮平すら変換できるのに、天女目瑛と乃木坂初佳が出なかったあたり、まだまだ完璧ではありませんね。

驚いたのは、奥木染という地名が一発変換できたことで、これには本当にびっくりした。地名まで把握しているなんて思っていなかったし、何気なく打ち込んだら変換できちゃうんだもんなぁ。ATOKの辞書機能を使って覚えこませていただけに、これには衝撃を受けた。
他に面白かったのは、西尾維新のキャラの名前が沢山出たことでしょうか。変換出来ないことで有名なキャラ名があっさりと出てくるあたり、驚きより先に苦笑が出てしまうといった感じです。七々見奈波が出なかったのは残念だったけど、病院坂黒猫は出るという。
なんか変換を楽しむだけで一日が終わってしまいそうですが、二次創作者にはかなり便利なツールなんじゃないでしょうか。大抵のアニメキャラ、漫画キャラは入ってるみたいですし、ラノベや小説も対応しているあたり優れものでしょう。パロディばっかり書いてるラノベ作家とかも重宝しそうですね。
私はなにせジャストシステム好きなので、本格導入するかは未定ですが、今度発表される一太郎2010次第でしょうか? ATOKが早々に打ち破られるとは思ってないけど、なにか目新しいものを出さないと結構厳しい気がする。そろそろ私もバージョンアップさせる予定ではあるんですが、機能的に今使ってるやつでも不便はしてないから、なにかこう思わずバージョンアップしてしまいそうな魅力が欲しい。買い換えるにしたってタダじゃないわけだし、最低限の機能さえあれば事足りるのがこの手のソフトですから。

私が一太郎を重宝しているのは縦書きに強いから、それだけなんですけど、機能重視なワードに頼ることも多々あります。というのも、私の同人誌の原稿って100%ワードで出来てるんですよ。インデザインとか高価なソフトを私はもっていないので、レイアウトとか装丁は全部ワードでやった。知り合いの物書きや編集、デザイナーとかからは唖然とされたけど、ワードでも頑張ればあれぐらいはできるのです。後はそれをPDFに変換すれば良いだけで、これもワードの保存選択で選べてしまう。まさかワードで作っているとは思わなかったと言われたけど、私だってワードでここまで作れるとは思わなかったさw
ただまあ、これは自分で作る同人誌だからこその話で、通常原稿書く際は一太郎を使用してます。今はどの出版社も紙原稿なんて求めてませんから、原稿の入稿は大抵データでやってます。手書きしか出きない人は別として、時代に合わせて環境も変化していくというわけですね。けど、送るのはデータでも校正を行う際に必ず印刷するから、紙の消費量はそれほど変わっていないのかもしれない。一太郎とかについてる校正機能なんて大したことないですから、やはり自分の目で見ていかないと間違いは発見出来ないのですよ。出版社には校正を担当する部門もありますけど、あの人達は凄いなぁと良く思う。単に誤字脱字を探すだけじゃなくて、話を読み込んだ上でこの表現や表記は正しいのかとか、そういうことを考えなくちゃいけないんだから。私にはとても真似できない作業ですね。
校正作業って本当に大変なんですよ。一人で何回読んでも、同じところを見逃してしまうなんてことが多々ある。それに、飽きるしね。どんなに面白い話でも、三回も四回も連続で読むと、流石に飽きるし疲れる。だからこそ、校正作業というのは複数でした方が良くて、これは漫画も小説も同じようなものです。漫画の場合はアシスタントがいることが多い複数人の作業だから、わりかしすぐ見つけられるそうだけど、同人誌レベルの個人作業だとそれも難しいのだろうな。

全然関係ない話を最後に書くと、Cuffs, Sphere, CUBE グッズ通販2009Winterの開始日と開始時間が決まったそうで、12月11日の18時から見たいです。平日の夜、というのは少し意外でしたけど、この時間なら問題なく買えそうなので一安心。画像も値段もまだ上がってないけど、再販物に関しては上げても良いんじゃないかと思う。結局、穹の抱き枕はどっちが再販されるんだろう。公式だといいんだけど。
冬の寒さに埋もれる本
そういえば、冬の同人誌情報についての詳細を告知していませんでした。HPでの紹介は済ませたんですが、日記ではまだでしたね。少し仕様変更などがあるので、そこら辺を細かく書こうかと思います。以前書いたように入稿自体はすでに終わってるんですが、修正に関する問い合わせが鳴り響き、対応に追われています。とはいっても、金銭的な理由から差し替えや修正が満足に出来ない状態だったりします……予算ギリギリだと満足に修正も出来ないという。情けない限りですが、嘆いたところで財力が増えるわけでもないので仕方ない。

HPに記載した新刊情報をコピーすると、今回の仕様はこんな感じ。
ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-上

ジャンル:ロックマンゼロ×リリカルなのはStrikerS
書店価格:1750円(税抜き)
総ページ数:384ページ
サイズ:新書本
イラスト:フルカラーカバー&挿絵等(くろのとくろえ)
備考:書き下ろしショートストーリー収録

前回と対して変わらないじゃないか、と言われれば確かにページ数以外は大差ないですね。赤き閃光の下巻から、丁度40ページほど増えてます。そのため、価格のほうが若干高くなっているんですが、実はこれがギリギリのラインだったりする。この価格ですら完売しないとやばいんだから、小説本の印刷費が如何に高いか分かりますね。本そのものの装丁を変えたくなかったから、他の部分で結構無理をした感じです。部数も結構押さえてますし、全体的に規模は縮小していると思う。
このように本体自体に仕様変更はないんですが、予定していた無料特典に問題が発生したため、無しになりました。なにを作るかも言っていませんでしたが、楽しみにされていた方がいたらごめんなさい。具体的になにがあったのか語るつもりはないんですけど、あまり納得がいかなかったのも事実と良いますか、私も悪かったんだとは思うが、ちょっと向こうも不親切だったのではないかと、そんなことを思ってみたり。私が潔く早々に身を引いてしまったため、今更文句も言えないんですけど、なんか悔しい。有料でなら作れると入っても、無料だからこっちは申込んだわけでして。1万6000円もグッズに料金かけたら、予算が大幅オーバーしてしまいます。残念ながら、諦めるしかなかった。

内容の方は語る必要あるんですかね? 前作、「ロックマンゼロ-赤き閃光の英雄-」の続編で、8ヵ月後のミッドチルダ他が舞台になっています。何故8ヵ月なのかというと、実はちょっとした意味があって、区切りの良い1年とかにしてしまうと、確実にリリカルなのはのキャラが年を重ねてしまうじゃないですか? 19歳で魔法少女を謳っている作品として、それはちょっとまずいんじゃないかと思いまして。原作では明確に誕生日が設定されていなかったと思うし、あえて区切りの良い1年を選ばないことで、年齢をぼやかしたというのが8ヵ月後という設定の意味です。まあ、もっともこれが守られていたのは書いた当初だけで、今ではすっかり忘れ去られてますが。
そんな8ヵ月後のミッドチルダで怪事が発生し、次々と魔導師や騎士が倒されていき、しかもその犯人が前作の主人公であるゼロだったというのが物語の始まり。
一方でゼロは自分の世界へと帰還し、仲間たちと平穏な日々を過ごしてるんだけど、そこに以外な人物が来訪したことで新たな戦いに巻き込まれる事になる。救世主オメガの復活という、最悪の幕開けで。
ロクゼロどころかロックマン世界で最強の位置にいると思われる救世主オメガですが、彼を登場させることにそれほど違和感は感じませんでした。なにせロクゼロ3で倒されたと思われていた彼ですが、ゼクスで再登場しますからね。ラスボスよりもはるかに強い敵として。公式設定としてロクゼロの世界から100年ごと推定されるゼクスで生存してるんだから、別に逆襲で大暴れしても不思議はないだろうと、まあ、そういうことです。

書下ろしに関しては、これを読めば21話のすべてが分かる? という感じの内容です。いや、唐突に帰ってきたなのはさんですけど、この書下ろしで一応の説明がなされているというか、要するに主役はなのはさんです。なのはさんとヴィヴィオ、それにもう一人出てきますけど、なんで彼女がミッドチルダに戻ってきたのか、地球でどういう暮らしをしていたのか、それらが短いですが書かれています。予想に反してページ数が足りなくて、まとめるのには結構苦労したなぁ。ただ、時間的なからくりを含めて上手いこと仕上がったのではないかと自画自賛。時間的な部分に気付いたのは偶然ですけど、ピッタリ一致してしまうんだよね。だから、原作に於いてもそういう疑惑はあったんじゃないかと、ちょっと妄想してみたり。
まあ、なにはともあれ「ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-」をよろしくお願いします。
逆襲の救世主も21話ということで、当初の予定では後5話ほどで完結するはずだったんですか、なんだかんだと話数がかさんでいるので予定よりも長引くかも知れない。まあ、1,2話程度なんですけど、プロットにない話というのをいくつか入れたのが原因ですね。逆にプロット上では分割されていた話を一纏めにしたりもしたんですけど、増やした分がそれを上回った感じでして。特に話数制限があるわけでもないからこのまま書きますけど、区切る箇所で悩みそうな気がする。最後の辺りは区切りようがないほどに話が流れていくから、結構難しい。

私は16話~19話までの内容に必ずしも満足していなくて、ハッキリ言うと納得も出来ていません。あのときはこれが精一杯だったというのは単なる言い訳に過ぎないけど、完成度の低さといったらない。
ルクリュというキャラにしてもそうで、私はイマイチこの娘を持て余していると思う。元々、プロットに存在しないキャラだから、動かす場所や登場するシーン、そして活躍するイベントをすごく作りづらいんですよ。だからルクリュのいるシーンはいつも手探りで、どこかあ不自然さが文章に滲み出ている。私はこれがどうしても嫌でしてね。折角可愛い娘なのに、なんの活躍もさせてあげられないんじゃ可哀想だし、勿体ないじゃないですか? 今から軌道修正するのは不可能だけど、同人誌の下巻を作れるのなら、そのときにでも全修正を行おうかなと思う。ルクリュというキャラがいることを前提に、下巻部分をすべて書き直すんですよ。私にはそういう機会が与えられてるんだし、活用しない手はないと。
ただ、これをやると現状の16話から19話までがなかったことにされる可能性が高いというか、少なくとも16話は消えるよね。うん、これはルクリュ関係なしに消すつもりでいます。話としての出来がよくなかったのと言うのもあるし、文章レベルが低く、筆力も最低だったように思える。読み返してみて、面白いと感じられない。既に書き直す際の話は考えてあるので、今ある奴とはガラリと変わる予定です。これでもかと言うぐらい変わります。ゼロに関してはすべて変わると断言できるぐらいに。

21話の話にも少し触れますけど、これも書き直す部分が多いかなーとは思う。イマイチ迫力のある戦闘シーンが書き切れてないというか、圧倒感に欠けている気がする。もちろん、あの二人の戦闘に関しては終盤はともかく、序盤から中盤に掛けてはチマチマしたものだから、派手さが足りないのは当然なんですけど……20話のラストから21話の流れというのは、私の中では逆襲の救世主の中でも一番の盛り上がりどころと捉えていた部分があって、それが不発というか、不完全燃焼な感じで終わったのが、物凄い苦野心ですよ。もう少しなんとかなったのではないかというか、校正してたときに思いましたけど、細かい表現の多用とかが目立って、自分の語彙力の無さに呆れてしまった。
まあ、私の場合は休み入れずに一気に書いてしまうから、終盤は気力とか体力失って、どうしても適当な感じが出てしまうんですよ。如何にも切り上げた感があるというか、私が最後の辺りに修正入れまくるのは、実はそれが理由だったりします。本当なら一日とか二日おいて、それから手直しするのが一番良いんですけど、出来た物は即出荷という流れ作業をしているので、作品を手元に置いておけないんですよ。見切り発車じゃないかといわれれば、その通りですとしか答えようがないけど。
これ以降の話はほとんど一本道なので特に書くこともないんだけど、そうそう高町なのはさんが帰ってきましたけど、偽者登場シーンと被らないようにするのが本当に大変だった。今も若干に多用な感じになってるけど、そもそも偽者に関しては「それと悟られてはいけない」立場にあったので、これでもかというぐらい本物くさく書いたんですよ。描写とかにも気合いれましたし、限りなく本物で、しかしどこかしらほころびのある書き方、これは結構疲れた。あの辺りも書き直さないとダメだよなぁ。書き直すところばっかだな。上巻部分はそれほどなかったんだけど、下巻部分、つまり今書いている奴は精神状態も本当に不安定なところで書き始めて、それが更にねじ曲がった代物なんだと思う。もう一度同じテンションで書けと言われたら、多分無理だと答えるねw
色々ねじれていたものがほどけて、精神的にも安定してきた私なら上手い具合に改稿できるのではないかと思ってるんだけど、これこそ自己過信というものなのだろうか。

なんか反省文みたいな日記になってますけど、とりあえずの目標は年内完結です。残された時間は限りなく少ないですけど、なんとかするしかありません。既に週一更新でも間に合わないのは判ってるけど、やるしかないんです。良い感じに追いつめられてきましたし、そろそろ加速もしてくるでしょう。残された時間を大切に、全力を尽くしていきたいと思います。

コミケカタログを買ってきました。カタログは発売日に買うのが私の流儀なわけですが、今回も夏と同じくメロンブックスで購入。確か、昨年の冬コミはたちばな書店で買った気がする。初音ミクブームだったからミクの特典がついてて、横浜にはたちばな書店があった。丁度メロンが萌木原ふみたけのますパッドで、私は萌木原好きじゃなかったのでKEIを取ったと、そういうわけです。特典をどこにやったかは忘れたけど。
今回はたにはらなつきですけど、まあ、無難なのではないかと思う。とらのあなが七尾奈留ってのを考えると、非常に面白い対決ではあるねw

ざっと見た限りでは、夏とは比較にならないほど配置を変えてきたな、という印象を受けます。特に、西の充実っぷりが半端ないと思う。1日目で言うなら、私が贔屓しているサークルが西の壁なのはまあ良いとして、まさかロックマンというジャンルそのものが西の壁にすべて移動されるとは思わなかった。だって、ジャンルごと壁配置だよ? そんなに数がいるわけでもないとはいえ、元々全部が全部島中だったのに、いきなりなにがどうして壁なのかとw ちょっとした大手サークル気分じゃないですか。西だけど。
これは、くろのさんに参加をさせておくべきだったか、と思ったり思わなかったりしたけど、なんで東の島中にあったジャンルが、まるごと西の壁に移動したんだろう。いや、回る分には楽だけどさ、丁度私の贔屓にしてるサークルも、ジャンルは違えど同じ壁にいますから。
まあ、1日目はそれほど気を入れて良く必要もないんだけど、配置だけ見れば西を重視したい気分になると良いますか、東の壁なんて魔法探偵社ぐらいしか用ないですし。ところであそこはいつになったらサークルカットのひだまり本を出すんだろうか。東と西の移動時間を考えながら、贔屓のサークルの新刊を買い逃さないように注意せねばなりません。このあたり、ホール間移動に時間が食われるため夏コミよりきつくなっています。
次に2日目ですが、これに関してはなんか行くサークルが無いような気がする。普段2日目に配置されていたサークルが、ジャンル変更でもしたのか3日目になっているので。まあ、これに関してはありがたいような、そうでもないような、少し微妙な感じがしています。企業ブースに専念せよ、ということなんですかね。

問題は3日目です……今回はもう、無理だ。どうしたって回れっこない。東と西に分散しすぎてて、とてもじゃないけど一人ですべてのサークルの新刊をゲットするのは不可能だ。サークルチケットとか、そういう小細工も一切通用しない、時間と距離の戦いがそこにはある。Rengaworksが西なことには目をつむろう。我慢もしよう。
けど、EXCLAMATIONHEART WORKを隣合わせで西配置ってのは……合体申し込みでもしていたんですがね、ハッシーと鈴平は。
普段だったら、EXCLAMATIONなんて行かないし、そもそも並ぶ事自体が無謀なんだけど、サークルカットがさ、少し気になって。だってこれ、じゃね? 微妙にリボンの形が違うけど、どことなく穹に見えてしまう。そりゃ、穹を描いているのはハッシーだから、似ていても不思議はない。でも、鈴平ひろと隣合わせで配置って、色々と期待してしまうじゃないか!w
仲がいい二人ですし、都合さえ合えば合同企画を組んでくると思うんですよ。となれば、会計も同じになるだろうし、そうすると双方のファンが結集することになって、まともな買い物なんてできなくなってしまう。
私の気に入ってるサークルの一部が西にいることで、東と西どちらをとるか、その決断に迫られているわけです。東をとるしかないな、と思ってはいるんですが、それでも西に対する未練は大きい。ハッシーは穹が絡まない限り本気を出すつもりはないですが、煉瓦を捨ててありすを後回しにして、東から攻略というのがベストなんだろうな。どうしたって、西の煉瓦から並ぶのは自爆するようなものだ。むしろ、西に人が流出することを考えて、東を攻めた方がまだ勝算もあるというもの。悔しいけど、そうするしかない。

私はコミケに参戦するにあたって、徒党を組んでの人海戦術を好みません。まあ、人と買うサークルやジャンルが被らないというのもあるけど、だからこそ一人で何とかしなくてはいけない。出来る範囲で、出来る限りのことを精一杯。かつてない戦いが迫ってきていますが、負けるつもりはありません。勝ち目があろうとなかろうと、やれるだけのことをするしかないんです。でなければ、生き残ることなんて出きないから。
それなりに期待していたというか、面白いのではないかと思っていたエロゲ。なんとなくヨドバシカメラで買ってみたけど、これはソフマップで1000円引きのを買った方が良かったかもしれないと、そんな気がする出来だった。でもまあ、元より6800円の低価格エロゲだし、こんなもんなのかな~と思う。
期待していたいほどじゃなかったと落胆するか、思っていたよりは良かったと安堵するか、要は感じ方だよね。

まず、なんていうか短い。今日は家に人がいなかったので、泉平のいなり寿司食いながらゆるりとプレイしてたんだけど、人が帰ってくる前には一周目が終わっていた気がする。つまり、夜の内にクリアできてしまったんですね。
陵辱ものを謳ってますけど、どちらかといえばシナリオ重視。規制の影響で方向転換せざるを得なかった、みたいな記述が特典としてついてきた小冊子に書いてありましたけど、確かに無理矢理とか強引とか、暴力的な意味ではかなり薄かったと思う。味方はどんどん裏切るし、しかも性根が腐っているやつばっかなので胸糞も悪い。誰を信じればいいのか、ではなくて誰も信じられないという人物相関図です。主人公はかろうじて正気を保っていますが、他はもう終盤はズタボロですからね。しかも、その殆どが自業自得の結果というんだから失笑ものです。
シナリオ重視だけど、そのシナリオがしっかりしていないというか、陵辱部分とストーリーパートが上手く噛みあってないんですよ。キャラクターは個性的ないし魅力的なのが集まってましたけど、それをまったく上手く動かせてない。緑髪の双子なんて、その行動が支離滅裂ですから。話やキャラに一貫性がなく、唐突過ぎた。話の筋が通ってないと良いますか、規制を気にしすぎてどっちつかずの作品になってしまったのではないかと、そんな印象を受けます。
ネタはいいし、キャラもいいんだから、それを活かした作品作りをして欲しかった。女版ダイハードみたいの期待したんだけどねぇ。主人公だけは唯一まともだったし、そういった話の展開もできたはずなんだけど、上手くいかないものです。いっそのことヴィクトワールみたいなのにしても良かったんじゃないだろうか。それとも、あの手の作品もすでに規制で作れなくなってしまったのか。規制に絡め取られて転んでしまった、ということかな。

あんまり面白くはなかったけど、酷評する程でもない。しいて言うならエロが少なすぎるってことぐらいでしょうか。まさか、機関士娘のイベントが体験版にあったあれだけとは誰が思うか。最低でもさ、1人3シーン以上は欲しいと思うじゃない。特にこの作品はエロ方面でも売り込んでるわけなんだから。そのあたりのバランスの悪さも目立ったというか、エロの構成も良くはなかったなぁ。
全体的な感想を一言で言い表すなら、物足りないってのが正直なところです。価格からいって、そこまでのものを期待する方が贅沢なんだろうけど、それにしたってもうちょっとなんとかならなかったのかと。
ストーリー性を重視するのは悪くないけど、分岐点や時限選択システムを採用しているのだから、それも活用してくださいと言いたくなるよね。一人、二人の生死が左右される程度、しかも話の大筋にはこれといって関係ないじゃ、なんのために分岐や選択肢が存在するかわからないじゃないですか。エロシーンが少し増えるぐらいで、そもそもエンディングは一つしかない。そのエンディングはまあ、良くも悪くもないといった感じなんだけど……しっくりこないよなぁ。そこに辿り着くまでの過程が、グダグダだったから。
ライターに力がなかったので、Pなり監督なりのやりたい事が空回りしてしまった、これはそういう作品だと思っておくことにします。もっと、ストーリーを書けるライターを連れてくるべきだったね。陵辱パートだけ、そっち専門に書かせればよかったじゃないの。それからその2つにまとめる構成も付けてさ、これぐらいすればちょっとはマシな作品になったと思うんだ。

なんだかんだで辛口になってしまいましたが、個人的はそんなに嫌いじゃないです。好きかといわれたら好きだというし、こういうエロゲもたまにありだと思う。システム面も面白い機能がついてるというか、画像の保存が凄い楽だし。あんまりこういう機能をつけている作品はないんじゃないだろうか。早速、あのシーンとかを保存しなくてはいけませんね。
内容面に不足は見られるけど、あっさり終わらせる分には気楽にプレイできると思います。内容それ自体は全然気楽じゃないけど、真面目に考えるだけ無駄程度の中身しかないですから。
そもそも一周しただけでほぼすべてのCG埋まったのには、流石に吹いた。分岐点が沢山あったから、さぞとり逃しも多かったと思っていたのに。リメイクとは言わないけど、FDでエロが充実することを祈りましょう。FD出るほどに売れている気もしないけど。
夜の22時頃から、翌日の4時頃までくろのとくろえのくろのさんとくっちゃべっていたのですが、久々に作品的な話をしていた気がする。いや、いつもしてるんだけどね? ただ、ちょーっとエロゲの話が7割を占めているだけで。私も大宇宙の誇りなんてやってないで、村正を買うときが来たのかも知れない。でも、パンツゲー面白すぎるんだよ。
ロクゼロ3・∞となのは缶2はなかなか良い反響があったようで。スーパーシエル人、どんな姿をしているんでしょうねw

くろのさんと作品や創作のことを話す中で、ニコニコにあるMAD動画シリーズ、アニメ最強GP2007を紹介しました。なのは缶2を読んで、久方ぶりに思いだしたと言いますか、実は明け方の4時まで延々とこれを観ていました。いくつか削除はされてしまいましたが、改めて見直してみるとやはり良い! ニコニコ動画はもちろんのこと、私が今まで観たMAD動画のなかでは文句なしのNo.1、最高傑作です。
なんで唐突にこれを紹介したのかと言えば、この作品が赤き閃光の英雄の数ある原典の一つだから。少なくともリリカルなのはに関してだけ言えば、ほとんどこの作品の影響を色濃く受けています。なのはとはやて、二人のキャラ造形の元ネタはこれなんですよ。今まで特に触れては来なかったけど。いや、機会があれば書こうかと思ってたんだけど、結局読本にも書かなかったし、タイミングを見失っててさ。今日、くろのさんに話したことで、そろそろ触れても良いんじゃないかなーって思えるようになった。
アニメ最強GPという作品の中には、二次創作、特にクロスオーバーにおけるすべてが入っていると思うんですよ。テーマ性、ストーリー性、キャラクター性、物語を作るに当たって必要な様々なものが、創作性のすべてを注ぎ込んでこの作品は作られている。完成度が、凄まじく高いんですね。まさか二次創作のMAD動画でこれほどの作品を見せつけられる日が来ようとは考えたこともなかったので、当時の私が受けた衝撃は強烈だった。リアルタイムで追いかけてたので、毎月の更新日が楽しみでならなかった。

この動画シリーズを文章で語ることは当然出来るけど、私としてはまず観て貰いたい。馬鹿みたいな量と長さだけど、くろのさんだってほんの……6時間ぐらいで一気に観たよw
想像力をかき立ててくれるというか、私は影響と表現したけど、刺激を受けるんだよね。創作に対するほどよい刺激をこの作品は私に与えてくれて、完結した日時を見れば判るけど、昨年の6月にシリーズが完結してるんですよ。そしてその2ヵ月後に、赤き閃光の英雄の連載が始まったわけで、私がどれだけ刺激と影響を受けていたか、否定しようがないと思います。一つの作品が作られて、ちゃんと完結した。その事実を目の当たりにしたことで、私の創作意欲に火がついたんですね。いやぁ、あの頃は熱かったなーw
お勧めの試合はちせ関係全部と、東方不敗vsドラえもん。単純な勝負という意味では、緋村剣心vs石川五ェ門も見事だと思います。2回戦からは話が複雑化してくるので、力比べや技の見せ合いという意味では1回戦が良いのかな。なのはに関しては、なんて書けばいいのか判らないです。私の作品を読んで、「こういう解釈もあるんですね」といった感想をくれる人が良くいるけど、私はこの作品に登場する高町なのは、いや、リリカルなのはに対してこそ、「こんな解釈も出来るのか!?」と驚きましたから。焼き直しとは言わないけど、源流はこれなんですよ。とにかく熱い、シナリオ的には静けささえ含んでいるはずなのに、熱い展開には目が離せません。

2009年版の続編も企画されていたんですが、12月になっても開始されていません。まあ、続編ってのは書くと宣言してからが長いですしね。のんびり待つしかないのだろうか。この作品に私は影響されているわけだけど、同じく影響を受けた人が同じような題材の動画を作っていて、まあ、作りたくなる気持ちも判る。誰もが一度はやってみたかったテーマだとは思うし。
けれど、やっぱり本家には勝てないというか、ストーリー的な深みが他の作品には足りない気がする。ただ戦わせるだけじゃなんの意味もないというか、単なる企画ものと思わせて、実は隠されたストーリーが裏で展開していた、という展開は見事ではないかと。それも、実際に戦っている、戦闘を行っている参加者はほとんど気付いていなかったわけで。これについての解釈も色々あるよねぇ。
やばい、もう一度観たくなってきたw 今、メインPCが絶不調でろくに動画再生できないんだよね。エロゲは問題なく動くのに、一体どうなっているんだろう。
時々、自分は何者なんだろうかと思うことがある。なにか肩書きがあるわけでもない、安定した職業に就いているわけでもない、作家にすらなれていない私は、さて人に対して何者であると答えるべきなんだろうか。
そんなことを考えたとき、私は悲恋堂に同様の質問をした。「お前ならどう答える?」と。悲恋堂の答えは簡潔だった。
「悲恋堂という古くさくて小汚い店の二代目店主ですと、答えますよ」
全く持って、それしかないだろうという答えだった。

十年ほど前、私は十年後の自分がどうなっているのだろうと考えて、夜中に発狂しそうになったことがある。夜、寝る前、ベッドの中で、暗闇に包まれながら考える。当時は私もまだ学生だったわけだが、学生を終えたときの自分がなにをしているのか、まるで想像も出来なかった。判らないと言うことは、それだけで漠然とした不安に繋がる。更なる進学をしているのか、それとも働いているのか、もしかしたら生きていないかも知れない。
実際に十年経ってみて、私は死ぬわけでもなく普通に生きていて、日々を働いて過ごしている。十年前には思い浮かべることも出来なかった光景だが、少なくとも悪夢に狂いそうになっていたことを考えれば、まあ、マシな結果なのではないだろうか。
こうして十年前に感じていた将来への不安は解消されたわけだが、今もまた新たな不安を覚えている。それは今から十年後への不安であった。人間、何年生きようともこの手のものからは、将来という未来からは逃げられないのだろう。十年前と何ら変わらず、私は今も時折夜中に叫びたくなってしまう。十年後、私はどうなっているんだろうかと。私が生きていたとして、親はどうだろうか? 兄姉は? 祖母は? 周りがどのように変化しているかは判らないし、思えば十年前には身内が今のような状態になるとは思ってもみなかったはずだ。そう考えれば、この十年にも色々あったのだろう。
従弟が不登校気味になったという話を聞いた。身内の例もあるから心配であるが、それほど重傷ではないらしい。不登校の理由は理解できなかったが、自尊心が高いのだろうと思っておこう。

将来に対する不安や怯えを放棄してしまった者と言えば、悲恋堂がそれに当たる。なにせ世捨て人だ。私より若い身なりでありながら、人生というものに対して見切りを付けるのが早すぎた。能力も実力もそれなりに高かったのに、店主は俗世間へ別れを告げた。曰く、それなりの力を持っていたからこそ、店主は自分の才能に諦めを付けることが出来たのだという。

「古い話になりますけど、小学校の頃、いえ、幼稚園の頃でも良いです。将来の夢って訊かれますよね」

いつか、店主はこのようなことを語ったことがある。

「小学生なら作文、幼稚園児なら絵かな? それに将来の自分を書く。野球選手になってたり、女の子はお花屋さんとかケーキ屋さん」

ありがちだが、子供の夢なんてそんなものだろう。

「私にはね、それがなかったんです。将来自分がなにをしているのか想像できなかったし、これになりたいというものも存在しなかった」

随分と夢のない子供である。

「中学生になっても、高校生になっても、それは見つからなかった。なにかをしている自分というものが、私には当て嵌まらなかったんですかね? 貴方みたいに創作活動をしている姿も思い浮かばなかったし、一般的なホワイトカラーとして働いている光景も想像できなかったんですよ」

だから、店主はあっさりと、自分の人生に見切りを付けた。

「私は世捨て人で、貴方は夢追い人。思えば、変な組み合わせですね」

私には夢がある。悲恋堂には夢がない。店主は夢に破れたわけではないから、夢追い人に対する軋轢がない。あるとすれば、それは純粋な憧れだけだろう。

「この際、貴方の夢でも良いんです。私はそれに便乗するから、貴方は私が生きている内に夢を叶えちゃってください。そして貴方がつかみ取った夢を、一欠片で良いから私に見せてください。差し当たっては、それで満足できると思うから」

是非そうしたいところである、とだけ答えておいた。


まあ、結局さ、将来は不安がいっぱいだよねって話ですよ。私は自分にはなんの才能も取り柄もないと思っていたし、今もそうだと思ってるから、特にそれが顕著でね。自虐的というよりは、私も自分の才覚に見切りを付けそうなときがあったからさ。天才という壁もあったしね。壁にヒビが入って崩れなかったら、私も人生辞めてたんだろうか。
ある程度方向性を定めて、ひたすら前に進んでいく人生を歩み始めてからは、上のような悪夢に悩まされることも少なくなったけど、それでも不安なものは不安だし、心配事は尽きないよね。今やってる仕事にしたところで、後何年続けられるのか……出版業界も、大分冷え込んでいますからね。将来についての考え、か。
今日はやけに、くろのとくろえのブログから来たお客さんが多い。向こうで話題にでもなったのかと覗いて見たけど、特段そういうわけでもない。不思議だ。不思議だけど、人がたくさん来てくれるのは良いことなので問題なしw
くろのさんのブログでは「なのは缶2-コード・グリムゲルデ-」が公開されてましたが、そうか、なのは缶って続きものだったのか(ちょっとマテ)
いや、フェイト缶の続編があることは聞いてたんだけど、そうかなのは缶もなのか。先日公開された「インストールゼロ エピソード3・∞」と合わせて、結構壮烈な話が連続していますね。良い感じに刺激を受けています。

原稿の入稿が終わったということもあってか、私も少し来年のことについて考え始めています。日記に書いたかは忘れましたが、一応サンクリには申し込んでいて、不祥事の影響と昨今の勢いを考えれば書類不備以外なら通るのではないかと、そんな気がしています。あくまで気がするだけで、あるいは高倍率で弾かれる可能性もあるんですが……どうなることやら。昔は年明けのサンクリは1月開催でね、冬コミのすぐ後なもんだからどのサークルもなかなか新刊を用意するってことはなかったんだけど、Cレヴォの終了とそれに伴うサンクリの開催月変更によって若干の余裕が生まれた。サンクリは年に4回ぐらいは開催するわけだけど、ここ数年は2月開催が結構良い感じじゃないかと思う。新年の最初のイベントとして選択する人が多く、その年最初の本として新刊出すところも少なくないからね。昔ほどではないにしろ、大手も参加するし。
逆に4月のサンクリはCOMIC1が登場したことによって完全に傾いたというか、間近にビックサイトで開催するイベントがあるなら、誰だってそっち行くよね。尚且つ、人の増加で混雑も混雑しているサンクリと違って、COMIC1はコミケの4分の1ほどの規模でありながら非常にゆったりしてるし、大きいイベントだけど初心者にも薦められる感じがします。というか、今のサンクリに参加するよりは、よっぽど良い買い物ができると思うし、サークルとしても負担が少ないと思うんだよね。
私は前回のサンクリに参加してないんですが、家でエロゲしていた私が勝ち組と言われるぐらい酷い状況だったらしいです。オールジャンル即売会だと、やはり東方ジャンルが頭痛の種になっているみたい。あのジャンルの拡大というか膨張には目も当てられないし、それ以上に今のサンクリは不祥事の負い目から厳しい対応がし難くなってるしな。参加者に対して負い目を感じる必要がどこにあるのか、と思わなくもないけれど。

COMIC1は、私が愛したCレヴォの後継イベントですし、シャリテクロワールとして初めてサークル参加したイベントなので思い入れがあります。殺伐としているのが常の同人誌即売会において、今はまだ雰囲気がいい方ですし。コミケやサンクリではこうはいきません。後、よりサークル的思考で書くと、サンクリ規模のイベントが中堅サークルにとっては一番割に合わない。私みたいな底辺サークルにはどうでもいい話ですが、これは結構重要なことらしくてね。ある程度大きなイベントだと、参加者も大変懐の中身を暖かくしてきますし、大きなイベントのノリと勢いで色々買ってしまいます。また、極端に小さいオンリーイベントだと、要するにそのジャンルないしカップリングのファンしか来てないわけだから、これもそれなりに売れる可能性が高い。
逆にサンクリ規模のイベントだと、みんな冷静だしある程度目当てや狙いをつけてきてるから、財布の紐も固いからそれほど本も売れないという、まあ、中堅サークルによく聞く意見ですね。私もまったくその通りだと思うというか、あんまりサークルで新規サークル開拓しようって気にはなれないもの。買いたいサークルを買って帰るという、ジャンルがいをしていない限りはこういうことが多いと思う。エロゲをはじめとした商業の勢いが強いから、大手を中心としたサークル買いも増えてるしね。そもそも、今やジャンル買いが成立するのは東方ぐらいなのではないだろうか。

まあ、いずれにせよ私みたいな小規模なサークルにはまだまだ関係ないし、サンクリに申し込んだのも1回ぐらいはサークル参加してみようかなって軽い気持ちだしなぁ。あくまでメインはCOMIC1だから。もちろん、夏コミも視野に入れてるけど、要するに私は大きいイベントが好きなんでしょうね。昔からそうだったし、これからもそうなんでしょう。別に小さいイベントが嫌いなわけじゃないし、Pioとか好きだけど……ここだけの話、少しだけ都産が苦手なんだw 浜松館には苦い思い出ばっかだからなぁ。もう何年も行ってないけど。
原稿の入稿が終わって、年末に本を出すことがほぼ確定したんですけど……なんですかね、作業が終わったと思うと急に虚脱感というか、身体が脱力しきってしまいボケーっとしてしまいます。まだまだやることはあるんだけど、間に合うか間に合わないか、その瀬戸際で入稿作業をしていたため、緊張の糸が切れたみたいです。
まあ、なにはともあれ期限ギリギリ5分前に入稿完了したので、「ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-」は無事完成しました。

ほんと、間に合わなかったらどうしようとか思った。実際、原稿のチェックは夜までかかってたし、修正作業を始めたのは20時ぐらいからだった気がする。その少し前にあとがきを書き忘れていたことに気がついて、結局あとがき含めて完成したのが23時半前後だったかな。修正の適応のほうは、1章ずつにわけてやったのでかなり効率よく出来たんだけど、あとがきっていざ書こうとするとなにも思い浮かばないのよね。書きたいこと、書かなければいけないことは山の用にあるはずなのに、それが上手くまとまらない。まあ、今回はあとがきページの枚数が少なかったので救われましたが……赤き閃光の下巻とか、6ページぐらいあったんだっけ? あれはよく書けたなぁw
前回あとがきが多かった理由はページ数合わせなんだけど、今回あとがきが少ない理由はページ数が足りないから。というのも、逆襲の救世主上巻は赤き閃光の下巻を凌駕するページ数になっていて、限りなく400ページ近い枚数になっています。よくもまあ、こんなに書いたものだと我ながら感心してしまいますが、おそらく下巻の方が分厚くなるんだろうな。400ページ超えたら印刷代云々よりなにより、読みにくくなりそうで怖い。紙質の問題もあるだろうけど、私が本文用紙に使ってるクリームキンマリは一応上質紙だから重いんだよね。まあ、上巻が刷り上がってきた上で判断しますけど、結構厳しい感じになるのではないかと思う。本文のとじしろ自体は、赤き閃光の倍に設定してあるから読みにくいってことはないと思うんだけど……それも実モノ読んでみないと分かんないよねぇ。丁度、大体同じページ数のカッパノベルスが手元にあったから、これを参考にやや過剰に設定してみたんだけど、果たして上手くいくのかどうか。文庫と違って新書はある程度の分厚さも許されるというか、大きさがある分、多少厚くても読めないことはないと思うんですよ。さすがに京極夏彦だったり、清涼院流水の作品は例外としても。

技術的な話は面白くもなんともないのでこの辺にして、少しこれまでの作業を振り返ってみようかと思う。かなり薄暗い話になりますけど。
あとがきにも書いたけど、今回はなんだかんだ言って私の未熟さや稚拙さが出てしまった。結果的に期日通りの入稿は出来たけど、私のダメダメっぷりが周囲に迷惑をかけたのは覆すことのできない事実で、反省すべき点はあまりにも多すぎる。作業が終わったからといって、それが解消されたわけでもないしね。結果良ければすべてよしというほど楽天的な考えが出来ないのは、それが私個人の問題というわけではないから。
でも、やっぱり嬉しいことは嬉しいんですよ。一時はもうダメだと諦めかけていただけに、ちゃんと完成までこぎつけたことは素直に喜んでるし、達成感がないわけじゃない。様々なミスをしながらも、色々な人に助けられて、許されて、手を差し伸べて貰って、そうした上で一つの作品を完成することが出来たというのは、とてもありがたいことなんだと思います。
特にロクゼロに関しては、私一人で作っているわけじゃないのに、いつの間にかそれを忘れていた。ずっと、ずっと私の心の中にあったはずのものが、消えかけていた。それを思い出すことが出来ただけでも、今回の作業に価値はあったんだと思う。
逆襲の救世主はまだ完結していませんが、なんとか年内に完結して、来年の下巻へと繋げていけたらいいと思っています。上巻の作業が終わったからといって、休んでなどいられません。やるべきことはまだまだ沢山ある。

折角作業が終わったというのに、なにやら重苦しい内容になってしまいましたね。もっとハイテンションに、全身で喜びを表現するような文章でも良いと思ったんですが、書いてみたらどうもしっくり来なくて。作業を終えて、冷静に自分を見つめ直すことが出来るようになったというか、熱を使いきったのでどこかしらが冷めてるんだと思います。
まあ、こういう空気や雰囲気を引きずっていても仕方ないので、明日からは普通の日記に戻ります。2009年も残り少し、後1ヵ月でコミケも開催なんだから、気を引き締めていかないと。コミケはサークルとしては落ちてしまったけど、いつも通り一般参加者として参加するのだから。頑張らなくちゃね。
原稿の資料探して本棚漁ってたら、数年ぶりにスクランのコミックスを発掘。そういえば原作の展開についていけなくなって、途中で買うのやめたんだっけ……とか思いつつパラ読み。やっぱ序盤の頃が一番いいなぁ。サバゲー以降はどうも付いていけないというか、体育祭がピークだったように思える。早すぎるかな。
持ってるのを全冊読んでいる暇もなかったので、急遽アニメのほうを作業BGM代わりに付けることにして、考えてみるとアニメのほうも4年前の作品なんだよね。夕方にやっていたのを見てた記憶があるよ。あの頃は若かった。

スクランは単純に好きだというのもあったけど、昔はよく作品作りの参考にしましたよ。ときたひろこが書いたノベライズは読めたもんじゃなかったけど、原作のキャラ構成やキャラ造形は本当によく出来ていたと思う。キャラが被るってことが少なかったと思うし、それぞれの個性、いわゆるキャラの立たせ方がしっかりしていた。あれだけの人数がいたのにね。
当時は奈良と麻生を比較として、主人公タイプとはなにかって議論を仲間内でしてたなぁ。前者は作者本人も言うように動きのないキャラになってしまったけど、後者は良い味出してたと思う。この2人に見る主人公タイプってのは、物凄く単純で、前者がギャルゲで後者がエロゲです。これといった取り柄のない、気が優しいだけの奈良と、クールにふるまっているけど実は熱くて、比較的なんでもできる万能タイプの麻生は良い対比でしたね。私は断然後者が好きですが。
キャラ作りにおける教科書としてスクランほど分かりやすく、読みやすいものもないと思う。作品展開にしても、初期は分かりやすかったしね。なにせギャグ漫画だった。段々と恋愛重視のシリアスな展開になっていったことで私は付いていけなくなったわけだけど、確か修学旅行から帰ってきた辺りまでは読んでいたような気がする。もう、ほとんど覚えてないや。アニメも二学期はそれほど見た記憶ないしなぁ。久しぶりに読んでみようかな。
勘違いに勘違いを重ねて話を展開する手法というのは、漫画では結構ありがちで、スク蘭以前にも幾つかあったと思います。単にスクランがその手法をメインに使い、多用しただけで。今なら、ハヤテのごとくも同じような感じに話を作っていますが、あれはスクランと違ってファンタジーだから突飛過ぎるよね。比較して、スクランの方が可も不可もない内容に仕上がっていたのではないかと思う。

そういや、スクランって本筋が完結した後に、スクランZとかいうのが連載してたんでしたっけ? 今年までマガスペに載ってたとか聞いたけど、最終回という意味ではこっちを読んだ方が色々といいらしい。確かに本筋、というか原作の最終回はあれでしたからね……うん、作者のやりたいこと、見せたいもの、思い描くものってのが凄く伝わってはきたんだけど、それを読者に見せつけちゃいけないだろうというか、なんというか。それでもハヤテよりはマシなのだろうけど。
結局、レギュラーキャラの恋愛模様はどんな感じで決着がついたんですかね。いや、改めて読み直してみると、思いのほか八雲が可愛くってねw 昔は沢近の方が好きだった気がするんだけど、これが嗜好の変化か。まあ、沢近とくっ付いたんだろうとは思うけど、そう考えると八雲はどうなったのかねぇ。なにせ姉である天満はアメリカに行ってしまったし。他のキャラも、結局好いた惚れたに関して結末らしい結末がついた方が少なかったのではないかと。麻生なんて万能であるばかりに、色々と振り回された感があるし。だから、普通にサラとくっついておけば良かったのに。単純すぎるといわれるかもしれないが。
なんかこう、留学生組が出てきた辺りから、一気に興味を失くしていったな。ハリーたちじゃなくて、イギリス本校の連中ね。あのキャラにはなにか意味があったんだろうか。スクランのキャラについては大部分がそれなりの個性と立ち位置を持っていたと思うけど、あれいなくても話進められたんじゃないだろうか。

折角だから最終巻+Zまで買ってしまおうと思うんだけど、困ったことに自分が何巻まで持ってるかサッパリわからないんだよね。本棚も整理してないから、もうどこになにがあるやら。アニメイトにでも行って、少し確認してこようかな。スクランぐらいの作品ならまだ置いてあるでしょ。Zだって一応今年に終わったんだし。さすがに初回版はないと思うけど……いや、探せばあるかな。講談社のものは数も少ないというが、それほど難しくはないような気がする。一番手っ取り早いのは中古書店かオークションで買うことなんだろうけど、本とエロゲはなるべく新品で買いたいからなぁ。
初版本に対する拘りがないわけじゃないけど、その程度の割り切りは出来ないと本読みなんてやってられませんからね。しかし、最近は買うものが多くて金が続かないな。

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