今日は時間が空いたので、先日行ったばかりですがお師匠さんの家まで行って、本棚とか組み立てていました。本を片付けるにしても、しまう場所がなければ成り立たないということなのでね。まあ、お師匠さんは特に日曜大工が不得意でもないのだけど、大きい本棚をあちらこちらに運ぶとなると、人出もいるということで。特に予定があったわけでもないし、手伝いに行ったというわけです。なんか通いの弟子みたいだね。これといって創作的なことはなにもしてないが。

その話は特に面白くもないので別にいいとして、帰宅するとデジクラフト社からCUFFS/Sphere/CUBEの冬のグッズ通販が届いてました。午前中に来ていたらしいから、いつも通り最速だったのかな? 今回は穹のグッズがあるわけでもなかったから、誰よりも早く確認するとか、そういうつもりはなかったのだけど、いざ中を観てみると、意外と穹が多かった印象ですね。勿論、公式的な描き下ろし、つまりハッシーこと橋本タカシによる穹は一枚もなかったのだけど、2012年カレンダーとそれに付随するROMの中に結構穹のイラストがあって、合計7枚ぐらいあったのかな? しかも1枚はハル穹だったから、個人的にかなり嬉しいサプライズだった。
本元であるハッシーは、浴衣姿で月見団子を食べる十五夜の委員長を書いていたけど、ハッシーって意外に委員長好きだよね。まあ、穹以外で他に書くキャラが居るとすれば、瑛か奈緒しかいないわけだし、そんなに選択肢が多いわけでもないんだけど……そういやハッシーはSphereのスタッフブログで、今回のカレンダー絵をかなり早い段階で済ませていた、みたいなことを書いていたけど、ハッシーが穹じゃないから、他のイラストレーターが穹を多めに書いたのかな? こういうのにキャラ指定があるのかどうか、私はよく知らないのだけど、穹ばかりというのは良いことだね。とりあえず、小原トメ太の穹を壁紙にしてみました。
後はまあ、VFBとか抱き枕とか、ティーセットなんてものが入ってるんだけど、ティーセットはそんなに悪くもなかったかな。もうちょっとショボイかなとも思ってたんだけど、簡素ながら綺麗な作りで、お金に余裕があればもう1セットぐらい買ってたかも知れない。使う機会なんて早々ないだろうから、宝の持ち腐れもいいところだけど。

抱き枕はCAFE SOURIREのヒロインである雪下美百合さんのを1枚だけ買いましたが、正直これこそ2つ以上買っておくべきだったと公開しています。私は基本的に、CAFE SOURIREに出てくるヒロインは皆好きなんですが、中でも美百合さんだけ飛び抜けていまして、最近は特に入れ込んでいるキャラクターです。私が、所謂黒髪ロング系のキャラにハマるのは珍しいのだけど、美百合さんはなんていうか味があるよね。お嬢様然とした外見とは裏腹に、ノリが良くて普通の感覚も持っていて、なにより正確がサッパリとしている。杏子シナリオで、杏子と恒一が結ばれた際に言った台詞とか、凄い好きでね。自分自身を形容する方法を知っている、とでもいうの? まあ、それだけに自らのルートでは深みというか泥沼に嵌った感もあるけど、そういうのを全て引っ括めて私は美百合さんが好きだね。購入前は特に興味もなかったというか、可愛い子は多いけど誰が好きって感じでもないなと思ってたんですよ。でも、昨年末ぐらいにやっとプレイしたら、どのキャラも可愛くってさ。勿論、単純な可愛らしさ、もっと言えば愛らしさで言えば杏子の方が上回っているのだけど、美百合さんにはそれを補って余りあるキャラクター性があると思う。
まあ、発展形のある作品じゃないし、CUFFS系はヨスガ以外にFDが出るほど売れたものはないというから、スーロリは今回のグッズとVFBで作品的には打ち止めなのかも知れないけど、個人的にはもうちょっとなにかを期待したいところです。

そういえば、これを書いたかは忘れましたけど、COMIC1で私が発行をヨスガ本第8弾は、ヨスガノソラ×CAFE SOURIREのクロスオーバーになっています。どんな話になるか、詳細はまだ明かせませんけど、以前も言ったように私にとってヨスガ本は、私が同人でやりたい事を試していくという側面もあるので、クロスオーバーも良いかなと思っていたり。勿論、大前提であるハル×穹という部分は変わりませんし、主人公もハルのままですから、まあ、両方の作品を尊重しつつ書ければいいなと思っています。私の趣味で、スーロリ側のヒロインは美百合さんになるかと思いますが。
月末のエロゲ発売日ということで私は色々忙しかったのだけど、職場でインフルエンザが流行している煽りを食らって、本来なら私とは一欠片も関係ない仕事を任されたりと大変でした。まあ、実のところ年度末も近いから本業の方が忙しくって、断ろうかとも思ったんだけど、困ったときはお互い様と言うじゃないですか。余裕はないけど、たまには外へ行くのも悪くないですしね。しかも、行き先が目黒というのに興味を惹かれた。決して近くないけど、私にとっては結構思い出深い土地でしたから。

まあ、思い出もなにも大昔に四ッ谷式Cyber Projectのイベントをやった場所ってだけなんですけど、目黒公会堂とか懐かしいですね。今も声優イベントで使われることがあるそうだけど、私はもう何年も行ってないなぁ。それこそ10年ぐらいは。後にも先にも、四ッ谷式で行ったのが最初で最後だったような気がするよ。今日行った場所は別に目黒公会堂に近くないし、そもそもあそこは祐天寺が最寄り駅だから、明確に目黒駅と繋がりがあるわけでもないのだけど、なんとなく懐かしさ見たいのがあった。ほとんど、初めて見る街並みなのにね。
目黒がどういう街なのか私は知らないけど、駅前や駅近くは飲食店が結構多い印象だったかな。特に焼肉屋が目立っていたというか、叙々苑を始めとして様々な店があったように思える。丁度、孤独のグルメで焼肉屋をやっていたからか、サラリーマンがそれを話題にしながら店に入っていくといった光景も見られて、意外なほど影響力のある番組であることを実感してしまった。では、私もいざ一人焼肉を、と行きたかったのだけど、なにせ代理で人と会わなくちゃいけなかったし、それが終われば秋葉原に行く用事もあったから、これといって飲食店によることもなく行き帰りの道を往復していました。
そういや、飲食店といえば会いに行った人の事務所の近くに、ラーメン二郎目黒店というのがありました。これまで話だけに聞いていた有名店であり、実際に観たのは始めてだと思う。確か、法政大学店も見かけたことはあるけど、あれは営業しているのか謎だったしな。行きに通ったときは、開店時間が12時ということもあって、11時を少し過ぎたぐらいの時間だから店のシャッターは下り、店前にも人っ子一人いなかったのだけど、30分後ぐらいに帰り道で通った際は、もう並んでいる人がチラホラと出てきているから驚きです。まだ開店30分前には変わりないし、決して駅からも近くないというのに、一体何処から湧いてきたんでしょうね。確か女性もいましたけど、30分も待ってまで食べたいものなんだろうか。近くにだって中華屋はあったのに。

そんな疑問を抱えながら一旦会社に戻って、すぐさま秋葉原に向けて再出発。最初はゲマ屋本店から回りましたが、既に13時近くという時間が良かったのか、特に並ぶこともなく戯画のホチキスを購入出来ました。店頭前ではそらおとのBDを手売りしており、なにやらガラガラくじもやっていて興味を惹かれたのだけど、お金がなかったので断念。旧メッセサンオーことトレーダーに向かいます。途中、アキバソフマップ前でホチキスの購入特典色紙を交換したりもしましたが、私の印象ではどこもあまり混んではいなかったかな。ツクモノツキと死神のテスタメントをトレーダーで買ったときも、あまり並んだという感じはしなかったし。勿論、メディオとかげっちゅ屋とかは相応に混んでいたのかも知れないけど、今回はそっちら方面で予約したものがありませんでね。トレーダー前で死神のテスタメントのペーパーと缶バッチを引き換えた後は、軽く昼食を取りつつさっさと会社に戻りました。午前中の忙しなさに比べると、割りと楽に済んだのかな? 世間的に売れ筋とされてるNavelの新作や、グリザイア、はつゆきさくらといった作品を回避したのも大きかったんだろうけど、夕方になるに連れて大混雑したというし、単純に時間が良かったのかも知れませんね。帰りに横浜のゲマ屋でセイクリッドセブンの最終巻も買ったけど、そこでもそんなに待たなかったなぁ。まあ、横浜店の場合はあまりエロゲショップとして流行っていないというのもあるんだろうけど。特典とかすぐに締切るしね。

3本のエロゲを買ったわけですが、正直プレイするのはいつになることやらという感じです。去年のエロゲが9月分から溜まっていますし、順番に消化していくことを考えると当分は先だろうね。まったく、やりもしないものを買い続けることに意味はあるのかと思うけど、こればっかりは止められないといいますか。私から本とエロゲを取ったら、なにも残りませんからね。自分でも無意味だなぁとか、馬鹿だなぁと思わないこともないけれど、こういうのは楽しめているうちが華ですよ。いつか、後悔するときが来るのかも知れないけど、そんな先のことを言っても仕方ないし、今には今の楽しみ方があるものです。
まず最初に、表紙のオーラが圧倒的すぎますね。ハヤカワ文庫、特にJA文庫はどちらかと言えば若年層向けという感じがしないでもないから、今までもラノベ風の表紙みたいのはあったし、KEI自体も二回目の登場になるはずだけど、なんていうかそういう前例すべて超越してしまった感がある。KEIもあの当時から比べて大分上手くなってるし、初音ミクの絵師が描いた、初音ミクでないものというのは、かなり神秘的だと思う。だって、読めばわかるけど、この表紙の娘は小隅レイですらないのだから。表紙だけで買う価値があるといっても過言ではありませんが、この作品はあくまでSF小説。少し内容についても書いて見ることにしますかね。

野尻抱介といえば、SF界の文学賞である星雲賞を六度も受賞している作家であり、本作南極点のピアピア動画も短編賞を受賞しています。このことからも分かるように、この作品は長編ではなく、いくつかの短編が収録されている短篇集になります。もっとも、すべての話は地続きであり、登場人物同士の繋がりもあることから、全部の短編を合わせて一つの長編であるとも言えなくはない。
表紙の初音ミク風のキャラと、そしてピアピア動画から連想されるのは、ニコニコ動画以外の何物でもないですが、この小説はミクとニコニコの二つをテーマにしたSF小説です。一見すると若い子向けのソフトでありページであることから、小説の内容も若年層向けのサブカルチャー小説なのかと思えば、実際に読んでみるとそうでないことが分かります。どちらかと言えばもっと年上の、作者と同じ中高年に向けたSF小説といったほうが正しいのかな。現に、登場人物に所謂中高生と言った子供は出て来ませんし、主人公は最低でも大学生と年齢層は高めです。
そして内容は、初音ミクのパロディであるボーカロイド・小隅レイをメインに、宇宙船や潜水艦など、様々なものとコラボしていく中で、それぞれのキャラが夢や目標を達成させていくという感じのもので、実に中高年のロマンに溢れた作品であると思います。宇宙船や宇宙空間、それに深海など、発想自体が若者じゃないんだもの。ガジェット、というか題材自体はとても若々しいのだけど、作品そのものは若者文化に染まった中高年のそれに過ぎなくて、決して新しくはないという印象を受けた。

野尻抱介はニコニコ動画を始めとしたネット文化を啓蒙しており、Twitterなどでも積極的な発言をしていることで知られますが、SF小説家としてはデビューから20年とベテランといって経歴があります。まあ、最近はあまり書いてませんでしたから、帯で解説者に「そもそも野尻さんがちゃんとしたSF作家だったというのは驚きだった」などと失礼なことも言われてますが、それだけにニコ動を利用するような若年層からは、作家として認知はされていても、実際に作品を読んだりすることは少ないと思うんだよね。
本人がそれをどれだけ意識しているかは知らないけど、仮にこの作品を中高生といった若い世代に向けて書いたというのなら、私は正直首を傾げざるを得ない。前述のとおり、題材は若々しくても、発想や内容がまるで新しくないというか、ハッキリ言ってしまうと今の若者は宇宙とか海とか興味ないじゃないですか。空の彼方や果てに夢を追い求める時代じゃないし、そういったSF作品が流行っていないことは、以前にラノベのことを書いた際に少し触れたと思います。故にこの作品を若い世代に向けて書いたと言われるなら私は困惑するし、年齢層高めのSFファンに、ありきたりだけど夢のある小説を書いたという方が、よっぽどしっくり来るんだよね。奇抜さや新しさはほとんどない、むしろ古くさいといっても良いけど、ただそこには夢があり、希望があり、昔からの伝統があるとでも言うの? 実に90年代のSF小説という感じでしたよ。だから私はこの感覚は懐かしいと思ったし、そういった懐古的な意味でなら、よく出来たSF小説として評価することも可能だと思った。話しとしては、上手く纏まっていますから。
でも、文化的な意味で捉えると……正直、残念な部分も多い。この作品はネット文化が宇宙開発その他に与える影響を書いた近未来SF小説であるわけだけど、登場するネット文化とは前述のとおり初音ミクをモチーフにした小隅レイであり、ニコニコ動画のパロディであるピアピア動画です。確かにどちらも最近出来たものであり、我々の認識的には新しいと言えます。けど、それが近未来ならどうでしょうか?

ネット文化の流行り廃りというのは、現実のそれよりも素早く、例えばニコ動の前に流行っていた動画サイトと言えばYouTubeがあります。まあ、YouTube自体はまだありますけど、ニコ動はそれに規制する形で生まれたサイトであり、言ってしまえば一つの流れを汲んでいるコンテンツに過ぎません。動画サイトというものに、コメントをつけたり、生放送を行ったりすることが出来る。発展形、という言い方もできるでしょうか?
YouTubeの全盛期は間違いなく設立当初の2005年から2006年ぐらいでしょうけど、ニコ動は多分2007年から2008年ぐらいに始まり、今に至っているのだと思います。それなりに長いですが、上記の通り一つのコンテンツから移り変わったものであり、ゼロから始まったわけじゃないんですね。動画サイトの源流だって、元を辿ればフラッシュアニメなどに求めることができますし、こういう移り変わりは他にも見ることができます。
今はTwitterが全盛期であり、著名人の呟き等がそのままニュースにもなってしまうほど流行していますが、その前に流行っていたのはmixiであり、それ以前はブログ、もっと遡れば日記サイトやテキストサイトがあります。TwitterからFacebookになるかは分かりませんけど、こういう文化的ツールというのは移り変わりの流れが激しいんですね。昨日まで当然だったものが、明日の日常であるとは限らない。永続的という意味で成功しているのは、それこそ2chぐらいなものでしょう。
それを踏まえた上で、ピアピア動画の話に戻りますが、要するに10年後にニコニコ動画は存在するのか? ということです。これだけ移り変わりが激しい文化や世界の中で、一つのコンテンツがその流行りを維持するというのは非常に難しいものがあります。ニコ動は会社として成長し、ネット文化における立ち位置も確かに見いだせてはいるけど、それがこの先もずっと続くとは限らないし、思えないんだよね。そう考えると、近未来という世界観のSF小説において、ニコ動がまだありその規模を維持しているというのは不自然だし、そこにSF的な新しさはまったく感じないとも言えます。小隅レイ、というか初音ミクにしてもそうで、富野由悠季や冲方丁が言ったように、あれがミッキーマウスのように100年持つキャラクターであるかどうかは、まだ未知数な部分があります。だから、10年後や20年後に「そういや、そんなキャラもいたっけね」という感じでも、なんら不思議はないわけでね。そういった意味でも、近未来感の表現はあまり上手くなかったと思う。

収録されている短編の殆どは、かつてSFマガジン誌上に掲載されたものであり、歌う潜水艦とピアピア動画は私もSFマガジンの初音ミク特集の際、少し触れましたね。でも、今回の文庫化にあたって、それらの総決算とも言うべき短編、「星間文明とピアピア動画」が書き下ろされています。前述のように、小隅レイとピアピア動画に纏わる三編の短編から続く話が、これによって一つになって完結を迎える。話しとしては何度も書くように夢がありロマンがあり、SF小説として申し分ないのだけど、正直なところ私はあまり好きにはなれなかった。というのも、これを小隅レイないし初音ミクのキャラクター小説としての側面で見たとき、「星間文明とピアピア動画」は強烈な違和感を感じざるを得ない話なんです。
出たばかりの本ですから、あまりネタバレは控えますけど、星間文明のピアピア動画にはとある量産可能な宇宙外生命体が出てきました。その生命体が小隅レイの姿を形どったことから、物語がスタートします。星間文明と地球人類の架け橋的な役割を持っているとされるその生命体、名前は何故かあーやというのですけど、彼女は自身の役割を正確に認識した上で、繁殖ならぬ増殖を行います。材料さえ用意すれば、無限に複製が可能だと言うんですね。とある事情から登場人物たちは、あーやという生命体を量産させ、ロボットとして全国に配るのだけど、私はこのプロセスというか流れが、たまらなく嫌だった。
量産、増殖、複製、言い方は色々ありますけど、私は意思を持った人型のキャラクターが、ほぼ同一の形でコピーされることに、物凄い抵抗感があるのよ。小隅レイ、というかあーやが意思のない存在、つまりは無機質なロボットや大きなフィギュアのような存在ならまだしも、意思や感情を持ったキャラクターが、外見や性格まで大差なくコピーされていくことは果たしてキャラクター小説としてどうなのか? 初音ミクはザクやジムじゃないんです。確かにミクは数百、数千、あるいは数万といった楽曲を歌ってきたかも知れないけど、それをイコールで数万人のミクと思う人はいないでしょ? 全てはたった一人の存在に、初音ミクという一個人に集約されるんです。マジ天使のミクさんは、多様性はあっても量産性のない、唯一無二なんですよ。ドラえもんは青いのが一体いるからいいのであって、黄色いのが沢山いてもありがたみはないでしょう。

まあ、もっと言うと顔貌の同じキャラがウジャウジャ複製されていくという絵面を想像して、あまり気持ちが良いものではなかったいうのもあるんですけど、こういう心理的な違和感や抵抗感を持つ人は少なくないんじゃないかと思う。複製された小隅レイ似のあーやは大量配布されて、それこそ一家に一台レベルにまで普及していくんだけど、初音ミクはそういう使い方をしていいキャラじゃないだろうと、私は思うんだよね。こんなラブプラスみたいなキャラクター性にしては、ミクのもつ天使としての絶対性が損なわれてしまう。SFとしてはありがちであり普遍的だったと思うけど、確立されたキャラの小説として考えると、SF小説としての部分がそれを犠牲にしてしまったというのが、最終的な感想かな。
悲恋堂の店主が、このホットケーキを再現したいと言っていたんだけど、動画のタグを見るかぎりではパンケーキらしいですね。まあ、大した違いがあるとも思えないけど、一般的にはパンケーキのほうが薄いそうで。確かに何枚も重ねることを考えると、厚みのあるものは不向きだよね。私は結構ホットケーキの類は好きな方なんだけど、その憧れの原点はこの作品にあるんだと思う。今も昔も、ドナルドが食べ……ようとしていたのが、凄く美味しそうでさ。ディズニーって、食べ物の描写が楽しいよね。宮崎アニメとかドラえもんとかとはまた違う、独特の味わいがある。

なんだって、店主が急に作ろうとしているのかといえば、ネットで調べたら再現しているブログがあったとかで、私も確認したところ見事な出来栄えだった。薄いとは言え、20枚以上重ねるってのは凄いことだよ。しかし、一人で食べる量としてはやはり多いから、近々来いというのが店主の申し出。つまり、材料を私に買って来いということだね。ホットケーキミックスにするのか、それともパンケーキとして作るのかは不明だけど、別にどっちだって良いよね。実際のアニメを見ると、ドナルドは19枚ぐらいしか作っていないのが分かるんだけど、とりあえず20枚越えに挑戦したいらしく。まあ、あそこには鉄板もあるし作る分には問題はないだろう。問題は我々がそんなに食べられるかということだけど。店主も私も、別に食は細いほうじゃないけど、大食いというわけでもないし、粉物は腹にたまりますからね。出来ればもう一人ぐらい欲しいが、店主は余程のことがないと人を呼ばないからな……
でも、ホットケーキにしろパンケーキにせよ、色々な食べ方があるから飽きはしないのかな。私は基本的にメープルシロップを掛ける人だけど、専用のケーキシロップがあったり、勿論はちみつなんかを使う人も多い。私に言わせれば、はちみつは少しクドいところはあるのだけど、生クリームやカスタード、それにチョコレートソースなんかを掛ける人も少なくないよね。後、生地にココアの粉を混ぜてココア味にしてみたり、生地そのものの味付けを変えるとか。私はあまりやりませんけど、身内なんかはそういうのが好きらしい。オーソドックスなのが嫌いなのかな。プレーン好きの私とは大違いだけど、まあ、それ人それぞれの趣味嗜好でしょう。特に食事なんてものは、一番人の差が出やすいのだから。例えば私は生クリームのたぐいが好きじゃないけど、身内は大好きだし。

私は甘いものに対する拘りはそれほどなく、積極的に買って食べるということはしないのだけど、その洒落っ気や可愛らしさに対する憧れのようなものは結構あって、決して嫌いではありません。デパ地下とかでお菓子買うの割りと好きだし、何回か日記でも書いてるよね。だから、ホットケーキもファミレスとかでよく食べたり、自分で作ったりもするのだけど、流石に専門店へ行くとかは少ないかな。私の知り合い、というかTwitterのフォロワーにホットケーキのプロが一人いて、実際に即売会とかで会ったこともあるんだけど、あの人ぐらいアクティブに、そして熱情的にホットケーキを追求できたら楽しいんだろうな、と思わなくもない。例えば私は神田界隈で働いているわけだけど、万惣フルーツパーラーぐらいは一度行ってみたいよね。あそこはホットケーキが名物だって言うじゃない。
まあ、珈琲館にすら入ったことがない私が、いきなりそんな高級店に行ってどうするんだって気もするのだけど、私が将来飲食店をやることがあるのなら、ホットケーキやパンケーキの美味しいお店が良いな。まあ、そんな予定は全く持ってないけど、親が一応飲食業だからね。意識しないこともない。悲恋堂は今回、薄い奴を何重にも重ねたのを作るみたいだけど、私はピノキオが提供しているような奴も作ってみたい。ピノキオってのは、童話やアニメじゃなくて、大山にあるコーヒーショップのことね。有名店だから知っている人も多いだろうけど、がある分、鎌倉のイワタコーヒーとかのよりも憧れるものがある。

まあ、とりあえずは近いうちに開催されるらしいホットケーキ祭りに備えますか。悲恋堂も、先代から代替わりして以降は訪れる人も減りましたが、店主を慕っている若い子とかいるのだから、もっと開けばいいのにね。そういうのが好きじゃないんだと言われればそれまでだけど、今年こそは外に出かける予定とかないのかね、あいつは。私とのんべんだらりとしているだけでも、十分楽しそうではあるのだが……とりあえず、クラシックミッキーのDVDでも用意しておくかね。作りつつ、見つつ、そして食べつつか。意外と楽しみな自分がいて困る。
先日、とあるラノベ作家と話していたんですけど、その作家は本当はSF志望なのに流行らないからという理由で萌えエロ系を書いている人なんですよ。まあ、この業界では書きたいものを書けるほうが稀だし、別に珍しいことでもなんでもないんだけど、最近は考え方を変えたのか、ラノベでSFを書くなら今だ! という結論に至ったらしい。180度変わったわけですが、なかなか説得力のある理由も備えていたので、少し話を聞いて見ることにしました。

所謂、ライトノベルというジャンルにおいて、SF小説というのはあまり流行りません。作品自体は色々出ているのですが、人気作という意味では殆どありませんよね。例えば、灼眼のシャナでお馴染みの高橋弥七郎は、デビュー作こそミリタリーアクションSFでしたが、それが鳴かず飛ばずだったから、次は中高生にウケる作品をと言うことで、シャナを書き始めたというのは割と有名な話です。他にも電撃でSFといえば、分かりやすいのでスターシップ・オペレーターズなどがありますけど、あれも未完な上にアニメ化で失敗しましたからね。ラノベでスペースオペラやハードSFというのは、やっぱりウケないんでしょう。それは現在放送中のアニメ、モーレツ宇宙海賊に若い子の支持があまり無いことからも伺えます。
しかし、それとは別にSFという看板外した作品ならどうでしょうか? これは件のラノベ作家が言及していたことなんですが、ジャンルそのものにSFという看板や冠を付けていないものなら、面白い小説として自然に受け入れられていくというのです。確かに、これまでもSF小説であることを宣伝せず、ライトノベルという定義の中でヒットした作品というのは結構あります。例えば、社会現象化したとされる涼宮ハルヒシリーズは、誰がどう読んでもSF小説ですし、受賞こそしませんでしたが星雲賞にもノミネートされたことがある作品です。時間、宇宙、超能力などSFにありきたりなガジェットやギミックを使いつつ、それがSFであるということを表立っては主張しない。故に通常の読者は、ハルヒを特段SF小説として意識せずに読んでいるんですね。

昨年話題になったラノベに、「僕の妹は漢字が読める」というのがありましたけど、あれだってタイトルの奇抜さや絵柄を気にせずに読んでみると、なかなかどうした純粋によく出来たSF小説であることが分かります。私の周りは比較的SF人が多いですが、それなりの評価をしていました。でも、あれにしたって特別SF作品であるとは書かれていませんし、評判となる前にそれを意識して買った人は、殆どいないと思います。まあ、私は山本弘の書評と同じような考えを持っているけど、これはラノベでやるから面白いのであって、SFのパターンとしては、実にありふれた物だったりするんだよね。類似作品は、いくらでもとは言わないまでも、いくつか思い浮かべることが出来るでしょう。
このようにSFとしてはありふれているけど、いざ、ラノベに持って行くと新しく思われるものというのはいくらでもあります。ラノベ作家との話の中でも出ましたが、アニメ作品ながら去年大ヒットを記録したまどか☆マギカは、魔法少女という冠を持ちながら、その中身はただのSF作品であり、しかも内容的に真新しさは感じません。むしろ、SFではありきたりとも言えます。けど、普段萌えアニメしか見ない、読まない人たちにとっては新鮮であり、まったく新しい作品に映るのです。つまり、SFという畑に生えているものを、ラノベという畑に植え直すというわけで、そうすればSFも若い読者に売り込めるのではないかと、そういうことですね。確かにハルヒやマギカが流行った事実を踏まえれば、決して悪い選択や考えではないのだろう。書くなら今だ、という発想に至るのも、分からなくはありません。ましてやSF志望のラノベ作家なら、ここが勝負時とさえ思うでしょう。でも、私はその考えに反対というか、あまり肯定的になれないでいる。

確かにSFという畑を普段覗かない人たちにとって、そこに生えているものは物珍しく、新鮮に映るのかも知れない。読んでみて面白いと、純粋な評価もしてくることでしょう。けど、それは、あくまでラノベという畑に生えている場合ですよね。ラノベ畑なら売れるから、読んでもらえるからと、SF畑にある作品をどんどん移されたら、最終的に空っぽになっちゃうじゃないですか。私はそれが嫌だというか、将来的な不安になってる。しかし、導きだされた答えや見解には、納得せざるを得ないんだよなぁ。いやはやなんともはや、難しい話です。
先月の日記で今期のアニメのレビューを多くしたと思うんだけど、あのとき書いたものはミルキィを除いて視聴を継続しています。まあ、ミルキィに関してはどうせ身内がDVDないしブルーレイを買うと思うし、一期と同じように再放送もやるでしょうから、そのときにでもまとめてみれば良いかなと考えていたり。まあ、それは良いとして、この時期になってくると自分の中で今期№1と言った作品が出てくるものであり、最初はなつまちがそれかと思ったのですが、意外な作品が上位へと踊りでてきました。そう、Anotherです。

Anotherは綾辻行人原作のホラーミステリー小説で、かつて角川書店の文芸誌、野性時代にて連載されていた作品です。現在まで単行本及び文庫版が出ていますが、連載誌からも分かるように、所謂ライトノベルではないんですね。来期にアニメ化される氷菓も、初出こそスニーカーですが、現在は一般のエンターテイメント小説に分類されていますし、Anotherと同じように野生時代で連載されることもあるなど、ラノベとは一線を画する存在になっています。私はスニーカー文庫の現状を知りませんが、一般で売れてる作品をアニメ化する辺り、よほど弾がないのでしょうか。確かにまあ、ハルヒ以降は精彩を欠いている気もしましたが……個人的には、両作品のアニメ化って結構意外だったんですよね。
綾辻行人は新本格ミステリー作家の代表的存在であり、年齢も50代と決して若くはありません。作品自体は傑作、名作と呼ばれるものが多いですけど、必ずしも若い世代に浸透している作家とは言いがたく、ましてやラノベを専門に読んでいる世の中高生は名前すら知らなかったことでしょう。今の子供は難しい本とか読みませんから、Anotherのアニメや漫画で初めて知ったという人も、少なくないはずです。
メディアミックス展開とは言え、そういった作家の作品をアニメとして提供するというのは珍しい試みであり、前例があるとすれば、精々京極夏彦ぐらいなものでしょう。近藤史恵などが、あくまで一般向けにメディア展開しているのとは対照的ですね。まあ、綾辻行人にしたところで多分、今回が初めてのことであろうから、例外ではあるのだろうけど。

それでAnotherのアニメなわけですが……いや、本当に面白いね。原作が格段に優れているというのもあるんだろうけど、作りが凄い丁寧だよね。流石P.A.WORKSと言うべきか、絵も音楽も型くずれすることがなく、若手が多い声優陣も、却って学生という登場人物たちにリアリティのようなものを与えていると思う。そしてなにより、キャラクターが綺麗だ。キャラデザがいとうのいぢと聞いたときは、どんな感じになるのかと不安もあったけど、こうやって描き上がったのを見てみると、これしかないと思わせる説得力が絵柄にあると言いますか。
若干、原作と違うところもあるようですが、それは漫画版にもあったことですし、メディア展開をする上での変更ぐらいに考えておけば良いと思います。なにせ、Anotherはアニメの次に実写映画化が控えていますから、全てのメディアで同じことをやる必要なんて、どこにもないんですよ。むしろ、少しずつ差や違いをつけることで、視聴者や読者を飽きさせない工夫をしたのでしょう。
私はホラー小説が好きじゃないんですが、綾辻行人だけは例外として読むことが多く、Anotherのアニメも「まあ、見るだけ見るか」という感じで視聴を始めました。しかし、それが今となっては週で一番楽しみな作品になったというのだから驚きです。原作読んでいる以上、オチは知っているわけですが、あの展開がどんな風にアニメ化されていくのかなど、興味がつきません。ちなみにネタバレにならない範囲で語ると、6話までに大凡オチの検討がつくように作られており、そこも秀逸だと思いました。

ヒロインである見崎鳴は、萌え要素で言うところの眼帯少女になりますが、今期のアニメヒロインでは最も人気が高いキャラです。プリキュア勢や妖狐×僕のりりちよ様も上回り、まさにトップを独走中といった感じで、ホラー・ミステリー小説が原作のアニメとしては、異例中の異例といって言いでしょう。萌えを狙った作品とキャラが多い中で、特にエロいわけでもない鳴がここまでの人気を得たというのは、業界的にも結構意外なんじゃないかな。というか、こういう作品が人気出るという事実こそが、どのように受け入れられていくのかということです。米澤穂信の氷菓だって、作品自体は決して萌えでもなければライトでもありません。そういった純粋に面白い作品、つまりはエンターテイメントのアニメ化がもたらす影響とは? 2012年は、ちょっと面白くなりそうですね。
某社の副部長からヘッドハンティング的なものをされました。今の会社を辞めて、うちの会社で働かないかというアレです。ハッキリ言うと悪い話ではなかったし、給料も待遇も、現在の勤め先よりずっと良かったんだけど、私は即答で断りました。出版とは職種が違うというのもありましたが、今やっている仕事もまだまだ途中だしね。それを投げ出して、給料がいいからって他のところへ移るのも不誠実かと思って。別に私が始めた仕事というわけでもないけど、関わってしまった以上は、責任みたいのも感じてるし。

私は出版社の編集部に居候している人ですが、給料や待遇はそんなにいい方ではありません。カレンダー通りに休みはありますし、有給だって付きますけど、月給はそれほど高くもないし、居候だからボーナスもないし、たまに本を貰えることを除けば、それほど旨みはありません。今回、私を誘ってくれた人が提示してくれた金額は、最大で今の給料に10万上乗せというとんでもない額だったのだけど、世間的には決して高い額でもないということを考えると、私の薄給っぷりが分かるというものですね。
それでも断ったのは、まあ、会社にそれなりの思い入れがあるからなんだろうなぁ。勤続何年か忘れましたけど、長く入れば愛着も湧きますし、これといって辛い仕事をしているわけでもないですからね。まあ、我が家の経済事情を考えると転職もありかなとは思っているけど、今すぐにどうこうというほど困っているわけじゃありませんし、自分のすべきことを投げ出してまで決断することでもないでしょう。
まあ、優秀だと評価されること自体は悪い気もしないんだけど……うーん。なんだろう、自分の欠点とか、家族の欠点があったとして、それを自分で認める分には構わないけど、他人から指摘されると不快に思うって感覚があるじゃない? 割と似た気分というか、勤め先の悪口はあまり言わないで欲しいね。事実であり真実であり、そして現実であることも私は知っているけど、だからって人からとやかく言われるのは、そんなにいい気分じゃないよ。まあ、公然となっていることだから笑い話で済むとは言え、愛着がある以上は、無視も出来ない。なんだろう、これが世に言う社畜根性という奴なんだろうか? せめて愛社精神といって欲しいところだけど、私は比較的自分の居場所にそういった感情を抱くことが多くてね。今まで通った学校、職場、そういった所への思い入れは比較的強い方です。

けどまあ、将来的なことを考えると今のままで良いのかという不安もあるよね。うちは自営業ですけど、お世辞にもはやっているとは言えませんし、正直なんで店開けているんだろうという状況でもあるから、自分の稼ぎが多いことには越したことがない。自立用に貯めていた資金も、色々合って使う羽目になってしまったしね。今だって貯金や預金の類はあるけど、恒久的な生活資金としてみると、全然足りないと思う。
なんか、最近お金の話しかしていない気がするけど、私もそういった年齢になってきたのかな。自宅住まいとは言え、親だっていつまでも元気なわけじゃないし、私は長男坊ですからね。両親に対する責任みたいのも、きっと出てくるんでしょう。身内はメンタル面が非常に弱い人で、身近な人間の死を、その話題ですら拒む人ですから、多分なにも考えてないんだろうな。考えることを拒否してるっていうの? あの人は、そういった意味で子供なんだ。大人であるのに、自分を子供と思い込んでいるというか……アニメ版メダロットの最終回で、そんな台詞がありましたっけ。
私は完璧な人間じゃないし、未来に対する展望なんてのもありませんから、昔は夜中とかに思わず叫びたくなることが多々あったけど、働きに出てからは、とりあえず安定した収入と、まあ、少ないですが預金や貯金も出来ているから、そこまでの不安はなくなったかもしれない。でも、この先10年、20年先を見据えると……あまり明るいかもしてられないというか。私には夢があり、それを諦めたつもりはないのだけど、その頃には何かしらの形になっているのかな。そうだといいなぁ。

ちょっと暗い話になっちゃいましたね。まあ、私の人生は明るいことばかりじゃないのだけど、上記の転職についてはまだまだ募集中らしいので、仮に今の仕事がクビになったときにでも行ってみようかね。上り坂の会社らしいし、将来性も多分あると思うから、本当に悪い話ではなかったんですよ。ただ、私とはあまり噛み合わなかったというだけで。まあ、人生なんて大体はそういうことの繰り返しだし、去年も似たような話はありましたが、結局は現状を維持したわけだしね。人によっては勇気がないとか、そういうことをいう人もいるけど、私の人生だ。私がこうと思ったことを、精一杯やり抜くさ。それで失敗しても、責任はあくまで私にあるのだから……うん、これからも頑張っていこう。
今月はお金が無い私ですが、既にエロゲを3本ほど予約しています。更にセイクリッドセブンの最終巻も出ますから、年の始に目標としていた節約とか節制は何処にいったんでしょうね? ただでさえ、先月と今月のはじめに無駄遣いをしてしまったから金がないというのに、まったくとんでもない話です。大半は自業自得なんだけど、自他共に認めるケチのくせに金遣いは新井とか、意味わからないよね。まあ、以前にも書いた通り本当にスッカラカンというわけでもないのだけど、世の中には使える金と使えない金というのがありますから……

ちなみに私が購入予定のエロゲというのは、まず戯画のホッチキスですね。私はたまにしか戯画作品を買わない人なんだけど、今回の新作は妹系幼馴染が非常に可愛らしかったので買ってみようかなと。それ以外のヒロインは特にどうでもいいという辺り、私も大概だと思うけど、店舗特典も良い感じだし、まあ、悪い買い物にはならないかなと。イチャラブの当たり外れがどれくらいかは知りませんが、戯画なら多分上手くやるでしょう。
購入店舗は、最初メロンブックスを予定していたのだけど、ボンヤリしていたらメロン横浜店での予約が締め切られており、じゃあ、その下にあるゲマ屋横浜店ならどうかと思ったのだけど、こっちは店舗特典が満了になったというから、仕方なしに秋葉原のゲマ屋本店で予約しました。何故、この2つの店舗に拘っているのかというと、単純に目当てのキャラの特典がつくからだけど、本当はメロンのハードポスターが欲しかった。最初、B5ハードポスターってなんぞやと思ってたんだけど、店舗の説明では下敷きのようなものらしい。昨年からメロンはこれをエロゲの特典につけるようになって、それまでのテレカとかを辞めて、絵柄もメロンちゃんのコスじゃないものにしたんだけど、現在新しい道を模索中なのだろうか。まあ、横浜店にしても売れるエロゲと売れないエロゲはハッキリ分かれていて、そこまで売れているという印象もなかったから、テコ入れをは必要なのかも知れないね。メロンコスを辞めてしまったのは悲しいけど、まあ、あれは色気が少ないからなぁ。一時期はお風呂ポスター等に切り替えていた時期もあったけど、これからはハードポスターで固定なんだろうか。まあ、テレカより大きいし、ポスターほどかさばらないから、ありなのかも知れないな。今回は生憎とゲット出来ませんでしたが、次になにか買う際はメロンで予約することにしよう。

残り2本は両方とも秋葉のトレーダーで予約しており、一つ目はツクモノツキというソフトです。これはろりぷに系のゲームで、設定や話に際立ったものこそありませんが、絵柄がそこそこ好みでして。オダワラハコネとかも参加してますし、あまり前評判は聞きませんが、私は惹かれるものがありました。まあ、今はこういうご時世ですから、ろりぷに系のエロゲなんていつ規制されてもおかしくはないのだけど、ロリロリした絵柄だから否定されるなんてのは、やっぱりあっちゃいけないと思うのですよ。私は別にロリコンではないけど、スーロリも結構好きだったし、ああいうのは大事にしていきたいよね。
ツクモノツキをトレーダーで予約した理由は特にないというか、この作品は特に店舗特典で欲しいものがなかったので、どうせなら同じ店舗で予約したほうが手間が省けていいや、と言うぐらいの気持ちでした。逆に言えば、最後の一本は最初からトレーダーで買うつもりだったわけなんですが……これはハッキリ言って、地雷なんじゃないかと今でも思ってます。
死神のテスタメントという作品なんですが、私にはあまり馴染みのないブランドで、しかも普段は買わないバトル物です。元々、購入リストには入ってなかったというか、そもそも私は2月に買うエロゲをツクモノツキとはつゆきさくらの2本だけにするつもりだったんですよ。けど、はつゆきさくらの設定や物語、そして絵の感じを観て、前評判は良さ気だけど、だからといって私が買う理由になるのかと思いまして。そんなとき、たまたま目にしたのが死神のテスタメントで、内容は如何にもと言ったエロゲのバトル物でしたが、絵の感じと、体験版をやった際のテキストに面白みを感じまして、試しに買ってみようかなと。そう思いまして。

ただ、この手のバトル物は地雷率が非常に高いから、実際に面白いかどうかは賭けの部分も強いのだけど、トレーダーの特典であるタペストリーは絵柄が好みだったし、たまにはこういうのもありでしょう。まあ、金に余裕はないけど、エロゲ一本分ぐらいは工面できるしね。はつゆきさくらも、つまらなくはないんでしょうけど、純粋な恋愛ゲーはホッチキスで事足りてると思うし、特別買う理由がなかった、というのが大きいかな。そういや、トレーダーって旧メッセサンオーのことだけど、予約時に確認をとった限りでは、前のポイントカードは使えるらしい。でも、メッセのポイントカードは発行日から2年間有効というものだから、今年の11月までに50ポイントはちょっと難しいかも。まあ、溜まったところで500円しか割り引かれないが。
Twitterで孤独のコミケというハッシュタグが流行ってたので、私も少し参加をしてみました。要するに孤独のグルメ風にコミケを語ってみるという奴で、有名な台詞からマイナーなものまで、様々なものがコミケ用にアレンジされていましたね。それなりに楽しかったのだけど、中にはハッシュタグの意味を誤解し、一人で参加するコミケと思い込んでツイートしている人も目立っていたと思う。まあ、私もサークル参加以外は一人で行くことが多いから、そっちの方も共感を覚えたりしましたが。

来月には東京国際アニメフェアだったり、アニメコンテンツエキスポだったりと、大型のアニメイベントが開催されますけど、私は今のところどちらにも参加するつもりがありません。昔は、それこそ東京キャラクターショーとかがやっていた頃は、ああいった祭典と言われるようなイベントに参加するのが楽しくて仕方がなかったのだけど、最近はどうもね。体力的な問題か、それとも年齢的な問題か、はたまた金銭的な問題かはわからないけど、あんまり行く気がしないのですよ。単純に今のアニメや声優に、そこまでの興味を持っていないというのもあるんだろうけど、もうちょと言えばグッズ類を買わなくなったというのも大きいのかな。
声優イベントも牧野由依ぐらいしか行かなくなりましたし、そういや堀江由衣がツアーの追加を国際フォーラムで行うそうだけど、あれの締切はいつだったかな。今月はお金が無いからチケット代とか払っていられないのだが、FCを継続しないならしないで、最後ぐらいはコンサートにも参加した方がいいのだろうか? 坂本真綾のFCも継続用紙届いたけど、こちらは完全に切るつもりでいます。昨年末のライブは良い席だったし、それを記念に卒業というわけですね。決して、結婚したからファンを辞めるわけじゃないですが。
年々さ、自分の中でコンサートとかライブへの意欲も減っているというか、前述の大型イベントもそうだけど、コミケ等の即売会以外で外出するのが面倒になってきてるのかもね。昔はやれ公録だ、握手会だ、発売記念イベントだと、色々なものに参加していたけど、私もいい加減いい年ですし、学生に混じってそんなことばかりもしていられない。まあ、これは面倒くささに対する言い訳も含んでいるけど、実際に中高生のイベンターとか見ると、結構気後れするよ? 場違いではないのだろうが、なんて言うか自分が年取ったことを実感してしまうから。

堀江由衣の追加公演は4月に国際フォーラムだったと思うけど、開催日は確か平日だったかな。3月も平日で、4月も同じ。休日や祝祭日は意図的に避けているのだろうか? まあ、NHKホールやフォーラム程度なら、今の堀江由衣でも埋めることは出来るでしょう。今年で確か36歳だというのに、精力的なことですね。彼女と田村ゆかりは、4年後に40歳を迎えても、同じことをやってそうな気がしなくもない。前にも書いたかも知れませんが、この二人のアイドル声優ってのは稀有な存在だから、代わりがいないんですよ。かつてはポストやまなこは一体誰だ、という感じで新人あさりが行われてたけど、言ってしまえばやまなこのような売り方は二人にしか出来ないものであり、今の時代にそれがあっているのかと言われると、ちょっと違うんじゃないかとも思う。所謂歌って踊るタイプのアイドル声優というのは、90年代から00年代にかけて数多くの人が現れたわけだけど、今もそういった人が望まれているのかといるとは限らない。それは若いアニソン専門の歌手が増えてきたというのもあるのでしょうが、若い世代が声優、特に女性声優に求める形が変わってきたんじゃないかと、私は考えていたりします。大体、どうしたって堀江由衣や田村ゆかり、そして水樹奈々といったメンツの後継者なんて現れるわけもないのだしね。この三人にしても、結局は某閣下の人気を超えるものではなかったし、時代は常にその時々に見合った形を人に当てはめていくのだと思う。今はどちらかと言えば、キャラクター>声優という感じなのかな? 私の印象では、まず萌えキャラがいて声優がいるという奴で、90年代は逆に声優の方が全面に出ていたように思う。

何故か声優語りになってしまいましたが、この前小耳に挟んだ話だと、声優の専門学校とかは毎年500人近い新入生がいるらしいです。500人もいれば所謂アニメ声もそれなりにいるのだろうし、アイドル並みの容姿を持った人も、少なからずいるのでしょう。でも、卒業後にデビューできるのなんて殆どいないし、ましてや活躍できるのなんて、片手もいればマシというレベルです。にもかかわらず、志望者は減らないどころか増えているというのだから、まったく不思議な話ですね。声優なんて食えたもんじゃないよと言いたいけど、それは物書きも同じだから大きなお世話か。まあ、私は勤め人だから安定収入なのだけど。
ヴァニタスの羊サウンドトラックCD、発売決定!
書くのをすっかり忘れていたのですが、3月にヴァニタスの羊の、サウンドトラックCDが発売されるそうです。昨年末に解散を発表した RococoWorksですが、最終作となってしまったヴァニタスの、せめてサントラだけでも出せないかという要望のもとに色々模索していたようで、先日 Twitterにて発表の方をしておりました。RococoWorksの解散については、私は未だ思うところがあるのですけど、サントラが出ること自体は素直に喜んでもいいでしょう。

古くはカタハネの頃からそうですけど、RococoWorksの作品は音楽に定評があり、ヴァニタスの羊のサントラに関しても、前々から発売して欲しいという声が多くありました。その念願がかなったわけですが、これが本当に最後だと思えば、素直に喜んでもいられないよね。まあ、決まったことであり、解散自体は既に昨年してしまったから、今更どうなるわけでもないのだけど、もう少しなにか出来なかったのかと、最近は思い悩むことも多い。
いや、悩んでも仕方のない事だとは分かってるんだけど、自分の中で整理がついてないとでも言うんですかね。エロゲブランドの解散なんて過去にいくらでもあったし、そういえばオーバーフローも資金繰りに失敗して活動休止になるんでしたっけ。この業界にはよくある話で、1年に1回は必ず聞くようなことだけど、RococoWorksに関しては存在が大きすぎたというかね。本当に大好きだったから。
一応、Twitterの方でパッケージ画像というか宣伝画像が公開されたんだけど、笛描き下ろしのテレーゼとモンニーになってます。他にも全体図ならクロードぐらいはいそうな気もするけど、久しぶりのテレーゼとその可愛らしさに私は少し元気になった。しかし、この画像を観るにテレーゼはマイク持って発売日告知しているのだけど……あれ? 喋れるようになったの? ヴァニタスの羊に関する不満で多く出ていたのは、失声症であるテレーゼが最終的に声を取り戻すことが出来なかったというのがあって、外傷性ならまだしも心因性が原因でしたし、普通はシナリオをクリアすれば治るものと思われていただけに、可哀想という声があったのですよ。そのフォローをしたというわけではないのかも知れないけど、こうやって発売日を告知しているテレーゼを見ると、可愛らしさ相成って温かい気持ちになれる。

私は今年を目処にヴァニタスの羊で本を出すつもりだけど、前々から考えていたネタだと、クロードとテレーゼしか登場せず、後はオリジナルになってしまうため、このまま書いてもいいものかと悩んでいます。そもそもオリキャラというのがあまり好きではない人だし、フラウエンとか兄様とか、その辺のキャラも折角なら出したいなぁと思ってたり。つまり、予め考えていた話とは別の話を用意する必要があるというわけで、どうしたものかなと。そんなに拘る必要はないとも思うんだけど、これが最初で最後の機会だろうからね。下手なものは出せないというか、私のRococoWorksやヴァニタスの羊という作品への想いを形にするわけだから……まあ、悩んじゃなうわけです。悩んでばかりだね、本当に。
最初はCOMIC1での発行を考えていたんだけど、新しい話を一から作るとなればさすがに時間が足りないから、早くて夏コミになりそうです。頑張ればコミ1でもなんとかなりそうな気はするんだけど、焦るあまりに中途半端なものとか出したくないじゃない。ヴァニタスの羊自体、そういう経緯をまとっている作品なんだから、同人とは言え、私は精一杯やりたい。義務ではないし責務でもないけど、それが出来る環境にあるのなら、ね。
オーバーフローの解散はなんとも思わないのに、既に2ヵ月近く経とうとしているRococoWorksの解散からは未だに立ち直れていないのは、決して私が弱いからではないと思う。多分、SphereというかCUFFSが解散しても、こんな気持ちを抱くことはないんじゃないかな。ごくたまにあるんですよ、人生の深い部分にまで食い込んでしまったものというのが。きっと、これもその類なんでしょう。

まあ、Jと笛は二人で活動を続けていくようですし、私は陰ながら応援を続けようかと思います。商業的な活動は今度のサントラで一時休止になるかも知れないけど、いつかまた、なにか形あるものを出してくれますよ。私はそれを待ち続けるし、ファンとしては今のところそれぐらいしか出来ないだろうからね。とりあえずはサントラの詳細というか続報を待つことにするけど、メロンブックスとかで買えるのかな。何処かの通販サイトだけ、みたいのは流石に面倒くさいからやめて欲しいのだけど、まあ、発売されるだけ御の字なのだから、贅沢も言っていられないね。
世間的に今日はバレンタインらしいけど、天気が悪かったのであまり華やかな雰囲気はありませんでしたね。私はチョコレートよりも仕様というかデザインの変わったTwitterの方が重要だったし、どちらかと言えばバレンタイン企画を用意出来なかった事のほうが悔しいかな。まあ、穹botはフォロワーにクッキーをプレゼントしていましたけど、出来てそれぐらいだった。日本には祝祭日、色々なイベントがありますが、それを全部フォローしているサイトとかは素直に尊敬してしまうね。私にはとても無理だ。

私はバレンタインよりも本を買うほうが大事なので、仕事帰りに横浜のメロンブックスへ寄ったんですが、流石に五番街とかその辺りはカップル等が結構居た気がしますね。雨の中ご苦労なことだと思わなくもなかったけど、恋人たちやそれ未満の関係にとっては、大切なイベントなのでしょう。人様の迷惑にならない限りは構わないから、さっさとマクドナルド前の道を空けろという感じでしたが。
メロンブックスへ行った理由は、Sphereの新作であるイモウトノカタチの情報が電撃姫に載っているということで、まあ、新規情報はないにせよ、買っておこうかなと思ったんですよ。メロンなら特典も付くしね? でも、すっかり忘れていたのだけど、電撃姫って値上げしたんだよね。元々エロゲ雑誌なんてのは安いものじゃないけど、電撃姫は昨年だったかに何度目かもわからないリニューアルをした結果、雑誌自体に特典というか、布物の付録をつけるようになりまして、爆発的とは言わないまでも、私がビックリしてしまうぐらいには価格が上がったというわけです。今回は確か、エロゲのトランクスが付いて1700円とかだったかな? なにが出る部分にヒロイン二人の顔が描いてあるとか言う、どこぞの同人サークルが始めたグッズをエロゲ側がパクったわけだけど、まあ、パクりパクられはこの業界よくあることなので気にしない。けど、これって本当に需要のあるグッズなのかな……いや、それ以前に雑誌1冊1700円て。
流石に雑誌に1700円もポンと出せるほど、私の経済状況は豊かではありません。だって、これだけあったら通常価格のメガマガと娘TYPEを両方買ってもお釣りが来るんだよ? 流石にやってられないでしょ。Gフェスなんかは下からグッズを売るためのものと理解しているけど、電撃姫はそうじゃないんだからさ……そうしたのかも知れないけど。

そんなわけで私は電撃姫をまだ買ってないのだけど、今後も情報が載ることを考えると、なにかしらの対応策を考えないといけませんね。エロゲ雑誌というのは地味に高いから、ヨスガノソラやハルカナソラのときは苦労しましたが、イモウトノカタチで同じことをやるか否か、ということなんですよ。期待値の高い作品ではあるけど、事前にどこまで資金投入をするのかということでもあり、私はちょっと迷ってます。今回は新規情報というより、新規画像がなかったので見送りましたが、既にシナリオが書き上がっている以上、これからドンドン画像やそれ以外の情報も公開されていくことでしょう。そうなってくると、高いからなんて言っていられないのも現実なわけで。
まあ、電撃姫のことだからしばらくしたら、またリニューアルしそうな気もするんだけどね。クリアファイルという店舗特典が付く関係で、いつもはすぐに売り切れているメロンブックスにさえ在庫があったぐらいですから、高価格による回避をしているのは私だけじゃないのでしょう。おそらく、Gフェスである程度成功したことから、電撃姫でも通用すると思ったのだろうけど……さて、上手くいってるのかな。あれは大掛かりな特典をつけるアニメ誌が珍しかったというだけだし、そもそもエロゲ雑誌は選択肢が多いからね。必ずしも、皆が皆布物に興味が有るわけでもない。独自路線といえばそれまでなんだろうけど、そんな単純な話でもないと思うんだよなぁ。

しかし、エロゲが延期する三大要因の一つであるシナリオが既に書き上がっているということは、今年中には出ると考えて良いのかな? 遅筆で有名なハッシーも、今回は担当ヒロインが一人だけだし、早くて夏ぐらい、遅くてもヨスガと同じ冬には手元に来てるかも知れないね。仮に夏なら、サンクリ57とかに新刊をねじ込むことが出来るので、私としては非常に嬉しいのだけど、あんまり期待はしないほうがいいのかな。それにイモウトノカタチが同人ジャンルとして適している作品かどうかも、まだ分からないのだから。それに、今年はまだヨスガノソラで活動していくつもりだしね。今はただ、得られる情報を精査しながら、どんな作品になるのかなど、そういったことを楽しみにしていくことにしましょう。
知り合いに道民がいるんですけど、その人が先日帰省したとかで、お土産にガシャガシャを貰いました。なんで北海道土産がガシャガシャ? と思っているそこの貴方、なんでも海洋堂が北海道の新千歳空港で販売している限定品らしく、初音ミクがかなり可愛かったです。限定品だけあって、本州では秋葉原のリバティぐらいにしか出回っていないらしく、ネットオークションだと高値が付いているらしい。まあ、売らないけどさ。初音ミクの他には札幌の時計台とか、そういう北海道名物ばかりだったけど、考えてみれば初音ミクのクリプトンも札幌の会社だから、ご当地ではあるのか。

そんな初音ミクですが、現在やっているさっぽろ雪まつりに雪像が出ているらしいですね。なんか北海道には珍しい暖冬で壊れてしまったらしいですが、そのときのニュースにおける説明が「地元企業の架空少女アイドル『初音ミク』の雪像が~」みたいな感じで、架空少女アイドルという表現の仕方が凄い新鮮だった。確かにその通りではあるけど、なんか言葉の響きが新しいよね。初音ミクはSFマガジンで特集組まれたり、星雲賞貰うぐらいですから、どちらかと言えばSF的なフィールドに属するキャラだと私は思っていて、故に空想科学という単語を用いるほうがしっくり来るんだけど、よくよく考えるとそれは間違いなんだよね。だって、初音ミクは確かに架空の存在ではあるけど、科学技術としては現実の存在であるわけで、決して空想の産物でもなければ、空想科学の申し子でもないのです。
しかし、架空少女アイドルか……なんか、いつか作品で使ってみたい響きだよね。かなり惹かれるものがあるというか、別に初音ミク的な小説が書きたいわけじゃないのだけど、不思議な魅力がある言葉だ。初音ミクをテーマにした小説といえば、この前のSFマガジンでいくつか載ってましたが、ああいうのじゃなくてさ。架空であり、現実であるということを全面に押し出した、そんなSFを書ければ。まあ、私は基本的にSF小説書けない人だから、ネタは出ても実際に執筆するかは分からないけど。難しいんだよ、SFって。読んでいるからといって、書けるとは限らない見本のようなものだ。

しかし、初音ミクもすっかり一般的なキャラクターになって来ましたね。ちょっと前までは、オタクツールとして主にテレビメディアからは否定的な紹介の仕方をされることが少なくなかったのに、最近はGoogleのCMに使われたり、NHKなんかでも特集が組まれるぐらいですから、凄い浸透度ですよ。初音ミクは確かにオタク向けの音楽ソフトだし、一時期あった同人誌に流行りっぷりを考えるに、必ずしも健全や健康とも言えないキャラクターなんだけど、本質的に汚れているわけじゃないからね。そこがやっぱり強いのでしょう。
まあ、最近のNHKはオタク寄りな部分もあるから、一概にすべてのメディアで好意的であるとは限らないのだけど、大した進歩だと思うな。いつまで続くかという不安もあるけど、私はそれ以上にこのまま初音ミクという存在が、オタク文化から離れていくのではないか? という心配もある。一般的なものになればなるだけ、今までと同じことだけをしていくわけにもいかないし、あらゆる畑で生えることが出来るものというのは、そんなにないわけですから。仮に初音ミクがオタク文化からの独り立ちを始めたら、やはり今までのファンやオタクたちは、反旗を翻すのだろうか? 反旗というか、手の平かな。私はそれが心配でね。オタクというのは自虐的だけど、それだけに自分たちが世間から注目されることに快感や喜びを覚えますから、口では色々なことを言うけど、自分たちの文化がマスコミ等に取り上げられることが嬉しいんですよ。声優一人テレビに出るだけで、各種ブログや掲示板が盛り上がるほどですから、基本的に構ってちゃんなんですよね。

まあ、私は別に初音ミクファンというわけじゃありませんから、彼女の行く末や未来にそこまで注目はしていないのだけど、皮肉にもあの架空少女アイドルが、水樹奈々と並んで最も一般に近い存在であることは、動かしようのない事実でしょう。スフィアや田村ゆかり知らなくても、初音ミクなら知ってるというのは、あると思いますよ。オタク文化の中で初音ミクは既に頂点にいるわけだけど、あれを支持している層に声優ファンはいないと思うから、その辺りの温度差も気になるところだ。一枚岩じゃないから、この業界も。オタクって本当に面倒くさいと、オタクであるが故に思います。
今日はお師匠さんの家まで蔵書整理に行ってました。去年の3月から初めて、来月には1年にもなろうというのに、未だ終わっていませんね。しかも、目標が今年中に終わればいいやという感じになっているので、まったく気の長い話です。確か、去年は震災があった翌々日ぐらいに行ったんだっけ。混乱の間にポッカリと空いた穴みたいに、あの日は平穏だったというか、無論被災地は大変だったんだろうけど、こちらは電車もバスも普通に動いてましたからね。スーパーもやってたし、お弁当も買えたし。更に翌日の月曜日からが大変だったような気がします。

まあ、昨年の話はいいとして、1年も続けれいればそれなりに片付くものであり、大分お師匠さんの家も動きやすくはなったかな。にもかかわらず、片付け終了まで後もう1年も掛かるのは、単純に家の中にある本が全てではないからなんだけど、そっちに手を付けられるのは何時になることやら。今日も何十箱というダンボールを開けたけど、どれを開けても本しか出てこないというのは爽快ですらあるよね。
そういえば、今は亡き電撃hpが全冊出てきて、丁度上の方にあった号が吸血鬼のおしごと特集だったのに感動してしまった。時間がなかったのでのんびりと読んでいるわけにもいかなかったけど、いつか並べ終わったら借りていくことにしよう。ドラゴンマガジンも全冊あるし、スニーカーも多分あるだろうから、色々楽しみです。電撃MAGAZINEよりもhpの方が面白かったという話にもなったのだけど、hpが面白かったのではなく、今の電撃文庫がつまらないだけかも知れないね。昔はなんていうか、ラノベも良かったとか言ってみる。まあ、全盛期があるのだとすれば、確実にあの頃だと思うんだけど、公式見解としては常に全盛期とか言い出しそうだよね、あそこの場合。
ラノベといえば、お師匠さんの家に無責任艦長タイラースーパーデラックス版があったので、片付けの報酬がわりにその他本と一緒に貰って来ました。帯に声優の下野紘がコメントを寄せていて、タイラー好きらしい彼が推薦図書として語っております。そういや、以前の東京エンカウントで下野がゲストだったとき、作者の吉岡平に会う機会があった、という話をしていたけど、こういうことだったのか。タイラーも20年以上前の作品だし、今の若い子は知らないんだろうなぁ。

帰宅後は17時半からニコニコ動画で放送された、ましろ色シンフォニーの一挙放送を観ていました。私はプレミアム会員ではないから、生放送ともなるといつ追い出されるかわからないという状況にあったのだけど、不思議と今回は安定していて、後半は一度も追い出されることなく視聴を続けることが出来ました。まあ、それほど視聴者がいなかったのかも知れませんけど、この時期に一挙放送を行うということは、やはりBDの売上が芳しくないんですかね? ましろ色のアニメは話題にこそなりましたけど、売上には直結しなかったというか、数字があまり宜しくなかったから、この一挙放送はテコ入れなんでしょう。私は既に全巻予約済みですから関係ないけど、ぶっちゃけ奇を衒い過ぎたんじゃないかと思うよ。公式チャンネルの方で生放送コメンタリーもやってましたけど、普通に愛理ルートで作ってればよかったんですよ。ミスリードがどうだとか、最初から先輩ルートであることが匂っていたとか、そういう問題じゃないんです。作り手というのは、視聴者の予想は裏切っても、視聴者の期待を裏切ってはいけないんです。ましろ色は、そこを分かっていなかったから失敗した。原作ファンの期待を裏切るのは仕方ないにしても、先輩ルートを望んでいたアニメ視聴者が、果たしてどれぐらいいたかということです。

まあ、それでも私はBDを買うんですけどね。なんでも3巻には桜乃の特典映像が入るらしいし、制作側もやっと不遇な扱いを受けた桜乃へのフォローを始めたという感じでしょうか。正確にはアンジェと一緒の話しらしいけど、ネタが料理らしいからちょっと心配。某キャベツ事件からこっち、アニメは料理描写でそのクオリティの高さを見せつけるようになった気がする。ましろ色でそれをやるぐらいなら、折角の特典映像なのだからサービスシーンに割いて欲しいんだけどな。特に桜乃は、1巻で色々ガッカリだったのだし。そういや3巻には6話が収録されるのか……あの話はさて、どうなるのかしら。
電子レンジがないと、作りおきの料理を温めて食べるということが出来なくなるので、必然的に今日は鍋やフライパンで温めることが出来るものが昼飯となりました。うちの親は土曜日も働きに出ていますし、私は仕事疲れで寝ていますから、起きてからモゾモゾなにかを作るのではなく、弁当では無いですが昼食的なものを置いておいてもらうことが多いのですよ。身内は料理なんて滅多にしませんしね。まあ、今日ぐらいは私が作っても良かったのだけど、土曜日というのはどうにもベッドから起きにくくていけない。

そんなわけで、お昼ご飯はフライパンに作り置きしたハッシュドビーフになりました。カレーと迷ったそうだけど、丁度ルーがあったらしくてね。ハッシュドビーフは割りと家の食卓に上がることも多いメニューで、基本的にはご飯に掛けて食べます。ハヤシライス感覚というやつなんでしょうが、私はあれとハッシュドビーフの違いがよく分かりません。調理工程や食材に違いがあるんだとは思いますけど、スーパー等でもルーは分けて売られていますし。
ハヤシライスとかオムライスとか、日本初の洋食ってのは結構ありますけど、料理史を紐解いてみると元祖や本家、つまり一番最初にその料理を考案して作ったのはうちであると主張しているところは、結構多かったりする。特に上記2つはそれが顕著であり、ドリアやチキン南蛮といった歴史がハッキリしているものに比べると、少々複雑ですよね。まあ、どこが本家本元であろうと美味しければ良いじゃないという気がしないでもないけど、名乗る側としては店の沽券に関わる問題だから、そうも言ってられないのかな。
私が不思議なのは、所謂とんかつは日本の料理、つまり和食として提供されることが圧倒的に多いけど、洋食屋にいくとポークカツレツとしてメニューに載ってたりする。しかし、ハヤシライスとハッシュドビーフ以上に違いが分からないというか、一応ポークカツレツがとんかつの原型というか源流なんだよね? あれも煉瓦亭が開発した日本発の料理ってことになってるけど、未だに煉瓦亭行くと食べられるらしい。ただ、あそこで一番高いのはビーフカツレツらしいという話も。まあ、それは関係ないか。
洋食と分類されているものでも、ルーツや発祥自体は日本である場合は非常に多く、例えば中華料理であっても、エビチリなんかは陳建民が日本人向けに考案したものですからね。洋食や中華であるからといって、必ずしも海外のものであるとは限らないのです。

私は和食や中華よりも、分かりやすい洋食を好む傾向にありますから、お金に余裕さえあれば上記の煉瓦亭とか、そういう老舗の洋食屋さんにも行ってみたいんですけどね。後、有名どこではたいめいけんとか? 松本楼は横浜にも支店があるからいいんですが、ちょっと憧れるよね。まあ、私は基本的に偏食家で、その上ケチですから、食べ物にお金を遣うことに抵抗感みたいのがあるんですけど、最近は美味しい料理になら別に良いんじゃないかと思えるようになってきた。私が丸くなったのか、それとも安定した収入に胡座をかいているのかは知りませんが、あるいは食事ぐらしか人生に楽しみを見いだせなくなってきたのかもね。なんか社会人の発想だな。
洋食というのはとんかつ屋よりは安いのかも知れないけど、それでも予算はランチで2000円ぐらい必要だろうし、私みたいな庶民にはちょっとお高い。私が美味しんぼで好きな話に、とんかつ屋がテーマの奴があるんだけど、そこのご主人曰く、とんかつを好きなときに食べられることが、人間偉過ぎもしない、貧乏過ぎもしない、丁度いいって感じらしい。でも、作中で出てきたような本物の黒豚にラードで揚げているようなとんかつは絶対に2000円を超えるだろうし、それを何時でも食べられるってのは、なかなかに金持ちの証拠なのではないだろうか。少なくとも、今の私には無理だね。余程のことがないと、有名店のとんかつなど食べられませんよ。秋葉原とか神田とかにはそういうい店多いけど、私が足を運んだ回数は片手で数えられるほどですから。味の違いはわかるんだけど、だからといって美味しい物ばかりも食べていられないのが、社会人たる私の現実なのです。

ちなみに晩ご飯は昼の残りを利用したオムハヤシでした。ハヤシライスではなくハッシュドビーを掛けているのに、物はどう見てもオムハヤシ。なんとも不思議な話ですけど、他に形容しようがないのだから仕方ないですね。ただ、ケチャップを切らせていたのでオムレツの中はサフランライスにしました。サフラン……ゼフィのオムハヤシという名前にしたら、ちょっと可愛いかなと思った。似合うよね、ゼフィにオムライスって。まあ、あの子はご飯なんて食べないのだろうけど。ネットゲームで食べ物を食べる、確かなにかの作品であった気がするが、実際にお腹が膨れるわけでもないのに楽しいのかしら。
家の電子レンジが壊れました。正確にはオーブンレンジなんですけど、ある朝弁当のおかずをチンしようとしたら、冷たいままで温まらなくなっていましてね。まったく不便なことこの上ないけど、2002年製ということだから、ちょうど10年間は使っていたことになるのかな。あまり家電には詳しくないので、10年というのが長持ちなのかどうかは分からないのだけど、手入れはそれなりにしていたほうだと思うから、意外と綺麗なんですけどね。まあ、単なる故障というよりは、寿命が来たのかな。

家電に限らず、電化製品というのは修理よりも新品で買ったほうが安くて早いというけど、長いこと買い換えてないので、なにを買うべきか悩みますね。なんかテレビとかパソコンのときも同じようなこと言ってた気がするけど、前の二つよりは、日々の生活に関わってくるものですから、矢鱈滅多なら物は買えません。私個人もそうですが、家も自営業が全然上手くいってませんからお金がないですし、ある程度の金額は私も出すことになるんだと思うし、そう考えれば少なからず私も口を出したい気分になるかな。
まあ、そんなことを言ったところで、私は前述のように家電に明るくないですから、なにが出来るというわけでもないのだけど。そういや、一時期東京駅でポスターというか看板がベタベタ貼ってあった、ビストロとかいうのはどうなんだろうか? 電子レンジと言われて思い付くのはあれぐらいだけど、メーカーは確かパナソニックだったか。うちで今使っている、というか壊れたのはSANYO製だったけど、メーカーに対する拘りは今のところないかな。流石に海外製を買おうとは思わないけど、後はまあ色形ぐらいか。私は自分の部屋のインテリアは白で統一しているけど、食材を扱うものを白色にするっていうのはどうなんだろうか。白はほら、汚れが目立つからさ。
amazonで確認する限りでは、ビストロも値段や価格はピンきりみたいだけど、この先10年ぐらい使うことを考えれば、やはり長持ちする方が……10年か。そのときには私も30歳を超えて、40歳も見えてくるのかな。想像が出来ないけど、10歳のときは20歳の自分が想像出来なかったし、20代の今でさえ30代の自分を思い浮かべることは出来ないから、まあ、そんなもんなのだろう。私の老い先が長いか短いかは分からないけど、考えるだけ無駄だし、考えたところで面白いものでもないしね。うん、この話は止めておこう。

家電といえば、この話を書いたかは忘れましたけど、新しいHDレコーダー買わないといけないんですよね。容量的な問題が出てきたというのはもちろんあるですが、それ以上にスカパーのダビングが出来ないという欠点がありまして。パナソニック製の新型チューナーを使ってたんだけど、こいつは内蔵HDに録画もできる反面、それをダビングするには一度HDDに落とした上でないと、BD等に焼けないんですよ。けど、私が使っているSHARPのブルーレイにはスカパーダビング機能がないため、対応機種を買わないことにはチューナーのHDDに入れたものを一向に処理できなくて。そうとは知らず、昨年末に一挙放送とか色々録りまくってしまったものだから、もう余裕がなくってね。
とはいえ、私は現在貧乏ですから二代目のHDレコーダーなど買うことはできないのだけど、しばらくは騙し騙し使っていくしかないのだろうか。しかし、番組を焼いたBDが山積みになっているというのも、それはそれでかさばるしなぁ。DVDのときと違って1枚で1クールのアニメが2本ぐらい入るようにはなったけど、そのアニメ放送数が最近は多いからね。CSで古い作品を録っているのも考えると、あまり経済的ではない。けれど、ここで1TBとか2TBのHDDを追加したからといって、それもいつかは焼くことになるのだろうし、数年単位で持つとは限らないし……うーん、どうしたものだろうね。50GBのBDはまだまだ高いし、あれを何セットも買い続けるよりは、新しいBDレコーダーを買った方が良いとは思うのだけど、イマイチ結論が出ないな。

まあ、それよりもまず電子レンジなんですけどね。あまり意識したことはなかったけど、これがない生活というのはなかなかに不便で、日常的であるが故にどれだけ依存していたかというのが、今さらながらに分かった気分です。基本的にうちは鍋とかフライパンばっかを使って、米でさえ炊飯器ではなく鍋ですから、それほど電子レンジを多用しているという気がしなかったんだけどな。壊れてみて、初めて分かる大切さとでもいうのだろうか。親が電気屋でパンフレットを貰ってくるというから、それを読みながら少し研究でもしたほうがいいのかも知れませんね。不便だけど、直ちに生活が出来なくなったわけでもないから、こちらも騙し騙しやっていきましょう。
この前、とらのあな横浜店行ったんですけど、あそこやメロンブックスには同人誌即売会のチラシを置いてあることが多いんですよ。大きいイベントもあれば、小さなオンリーとかもですけど、その中の1枚にあの夏オンリーがあるのを発見しました。あの夏で待ってるといえば、現在まさに放送中のアニメであり、放送開始自体が先月というかなり新しい作品です。そのオンリーイベントがもう行われるというのだから、まったく気の早い話というか、それほど人気だったとは思わなかった。

確認したところ執事とらのあなと同時開催らしいけど、開場のハイライフプラザいたばしって、それなりに遠い場所なんだよな。月末に行われるSHTは蒲田ですから、それに比べるとどうにも……都産より距離あるし。3月4なんて気が早いと思わなくもないけど、あの夏、いや、公式的にはなつまちですか。あれは1クールアニメですから、3月以降では番組が終わってるんですよね。だから、放送期間に合わせるのなら3月しかないのだろうし、そういった意味では分からなくもないんだけど。まあ、1月のサンクリでさえ新刊出しているところがあったのだし、3月ならばある程度の本は期待できるのかな。既に参加サークルリストも公開、はこの日記書いている段階ではされてるけど、日付的にはまだなのか。面倒くさいな。募集期間を考えれば、よほど早く描ける人でもないと新刊を用意するのは難しい気もするのだけど、別にコピ本でもペーパーでも参加は出来るわけですしね。興味がないといえば嘘になるけど、さて参加すべきかどうか。いや、勿論一般参加の話ですよ? 私はコミ1まで同人活動をするつもりないですし、オンリーなんて出ている余裕はありません。そういや去年は、CUFFSオンリーにヨスガで参加したんでしたか。確か2月も末日だった気がしますけど、あのときは結構盛況でしたね。冬コミの再販と、コピー本を持って行ったと思いますが、あっという間に完売した記憶がある。まあ、それほど部数なかったからなんだろうけど。うちのサークルで完売が多いのは、普段から全然部数を刷らないからなんだよね。印刷費が取り戻せればそれでいいって感じだし、最近では去年のアンソロぐらいですかね? 100冊以上刷った本は。まあ、この方法は確実に完売させるには有効だけど、仮に完売しなかったら即赤字になるわけだから、かなりギリギリなんですけど。

私は趣味同人と謳いつつも、大きなイベントにしか出ませんし、行きませんので、オンリーは滅多に参加しません。ジャンル買いをしない人なので、そもそもジャンルオンリーには興味ないのだと言えばそれまでだけど、なつまちはどうなんだろうね。コミ1まで待てば、オンリーよりも多くの新刊が出てくると思うものの、そこでしか手に入らないものがあるかも知れないと思えば、ちょっと考えてしまう。なつまちは好きなアニメだし、同人誌が流行って欲しいというようなことは、常々考えてきたことでもあるしね。ただ、板橋か……やっぱ遠いよ。横浜からなら1時間、湘南新宿ラインを使えばもっと早いかな? 都心や副都心よりも先にある場所へ行くというのは、神奈川県民の私からすると、結構面倒くさいことなんですよね。まあ、電車乗っていれば着くわけですし、行っていけない場所じゃないんだろうけど、SHTの翌週にまたイベントというのは、金銭的にもどうなんだろうか。
なにせ、今月の私は金がないですからね。例え給料日が来たところでそれは変わらないというか、先月の無駄遣いが重く伸し掛かって、身動きが取れない状態にあります。節約とか節制をテーマに掲げていたとは思えないほどの堕落っぷりですが、気が付いたらそんなことになっていたのだから仕方がない。私ってのは、基本的にダメな奴なのかな。まあ、貯金だか預金は唸るぐらいにありますから、問題ないんだけどね。うん、負け惜しみですよ。私が本質的にケチな人間であることには変わりないですし、いざというときの蓄えはありますから、悲恋堂の店主に言わせれば、私の貧乏とか、金がないという言葉は、本当に困っている人へ失礼らしい。まあ、その通りだとは思うけど。

実際になつまちオンリーへ参加するかどうかはともかくとして、今年は結構イベントの予定が立て込んでますね。去年がどれぐらいだったのかはよく覚えてませんけど、私もいい加減歳ですから、それほど活動的でいられる時間も、残り少ないのかも知れないね。出不精というわけではないのだろうけど、足が重くなったのは事実だし。それが良いのか悪いのか、節約という意味では正しいのかも知れないが、それはそれでつまらない話だとも思わなくはない。まあ、いずれにせよ実際に動くのは私なのだし、のんびりと決めていこうかな。それぐらいの時間は、まだあると思うから。
なんか、ネギま!の連載が終わるそうですね。とっくに10年ぐらい連載しているかと思ったけど、聞いた話ではまだ8年ぐらいだそうで。けどまあ、ラブひなのアニメが02年とか03年だったことを考えると、それほど不思議な年数でもないのかな。あれも結構引っ張りましたし、メディアミックス展開の華やかさとしては、むしろあちらの方が良かったんじゃないかな。ネギま!は映画化までしたらしいけど、これといって話題にもならなかったし、2回のアニメ化もパッとしなかったからね。作者曰く、総売上ではラビひなを超えてはいるらしいけど、だからといってネギま!がラブひなより上回っている作品だとは思えないな。私の感覚的な問題だけど。

別に赤松健の漫画は嫌いじゃないけど、ネギま!はあまり読みませんでしたね。マガジンを立ち読むにしても、ネギま!は何故かやってなかったり、やっていたとしても読み飛ばしたりしていた気がする。興味がない、とでも言うんでしょうか? マガジンを代表する漫画の一つであることは理解しているのですが、私の琴線に触れる物がないんでしょうね。可愛いと思うキャラもいるし、話も嫌いではないのだろうけど、実際問題として単行本は一冊も持ってないし、グッズも買ったことはありません。CDはスタチャのイベントで貰ったのがありますけど、それ以外は特にね。なにせ、あれだけ流行った同人誌すら、私の手元には1冊もないのだから。どこまで興味がないんだよ、という感じですけど、まあ、縁がなかったんでしょうね。それにほら、私は同時期の漫画ならスクランの方が好きだったから。まあ、スクランも途中で展開に飽きてきて投げ出してしまいましたけど。
先日の日記で私はあまり漫画を読む方ではない、と書きましたけど、単純に漫画を持続的に読む習慣がないのかも知れませんね。ハヤテのごとく!も昔は買っていたけど、ギリシャ編が終わった辺りで読まなくなってしまいましたし、今現在どんな話になっているのかサッパリです。そういや、あれもアニメは微妙だったなぁ。売れたからこそ2期がやり、映画もやったんでしょうけど、メディア展開にはそれほど興味がなかったかな。私は漫画にかぎらず、原作物のアニメ化というのにどこか冷めた部分がありますから、積極的に乗っかっていくということをしないんでしょうね。例えば来期では米澤穂信の評価がアニメ化されますけど、あれも本音を言うと止めてほしかったり……まあ、その件は今度で良いか。

私が今読んでいる漫画なんてのは、そもそも週刊誌でも月刊誌でも存在せず、コミックスで集めているものがほとんどなんだけど、それにしたって片手ほどの数しかないですからね。たまに立ち読んだり、職場に転がったりしているのを読むぐらいで、マガジンやサンデーは読んでも、ジャンプは皆無になったなぁ。まあ、マガジンにしたところでだぶるじぇいが打ち切られてしまいましたから、絶望先生ぐらいしか読むものもないんですけど……サンデーだとあれか、神のみぐらいか。
そういや、神のみのメディア展開は私結構好きだったな。そもそもがああいう話というのもあるのだろうけど、ヒロインや声優の使い方が見事だったし、絵柄もぽよよんろっくですから可愛らしいしね。確か、物語シリーズも同じキャラデザだったはずだけど、あれほど丁寧に作っているのに売上はパッとしなかったらしいね。2期は予め決まっていたらしいけど、3期まで続けて欲しいというのが本音だったり。原作はまあ、なんかクライマックスに近付いてるらしいけど、サンデー作品の悪いところは、妙に完結を先延ばしにしてダラダラと続けることですかね。この辺り、三大週刊誌の中で唯一、古くさい感覚が残っているということになるんでしょうけど、ジャンプや最近のマガジンほどに素早く打ち切れという意味じゃなくて、私は少年漫画なんてのは20巻ぐらいでいいと思ってますからね。30巻以上とか、もう面倒臭いじゃないですか。まあ、ハヤテも神のみも未だ30巻未満のはずだけど、長々続けるタイプの話でも、ないと思うんだよね。私が飽きっぽいというのもあるんだろうけど。

ネギま!が最終回だらといって、別にマガジンを買ってきたりするようなことはないんですけど、最後ぐらいは表紙&巻頭カラーになるのだろうか? いや、最終回を巻頭で読むってのも雰囲気的にどうかと思うし、ここはセンターカラーかしら。どっちの方が良いかはわかりませんけど、いずれにせよ立ち読みぐらいしかしないから良いか。そういや、赤松健はJコミとかいう無料の漫画サイトやってますけど、あれでネギま!も読めるようになるのかな? 完結するのだし。終わるからと言ってコミックスを集めるようなことを私はしないけど、タダで読めるのなら、何十巻分読んでないのかはしらないけど、少しは興味もわくというものです。
私の趣味は一応、読書ということになっていますけど、小説に比較してあまり漫画を読むことが少ない。下手をすればエッセイや伝記を読むことの方が多いかも知れない。コミックRUSHがネットに移行したり、コンプエースで某漫画の連載が終わってからは月刊誌というものを買わなくなったし、週刊誌は昔から買わない主義の人でした。だから、私は業界にいる者としては漫画に明るい方ではなく、最近ではたまに電撃大王を読むぐらいになっています。コミックスに関しても、それこそ昔から集めているものを継続して購入しているぐらいで、ぱにぽにが終わったので今やスケブぐらいになるのでしょうか。

ただ、そんな私も漫画を読む機会が全くないというわけではなく、職場でボケラーっとしていると、いえ、仕事をしていると何冊か貰うことがしばしばあります。出版社というのは、自社本以外も献本等で送られてくることがありますから、一見漫画とは無縁そうなところにも、結構コミックスが置いてあることが多いのですよ。で、今回取り上げる「あしたの今日子さん」もまた、職場に転がっていたのを頂いた、つまり貰い物ですね。
電撃系のコミックスらしいからラノベのコミカライズ化と思ったんだけど、実際はオリジナル作品らしく、読んでみるとそこそこ面白かったです。絵柄はなかなか可愛らしいですし、全体的に童顔なところも今時という感じでしょう。内容に関しては……これも今の流行りといって良いのかな。表紙は女の子ですし、この子がタイトル名の今日子さんなわけだけど、実際の主人公はどちらかと言えば作中に登場する魔王だったりします。そう、魔王。魔界から来た、偉大なる魔族の王です。今日子さんは主役だけどヒロインという扱いで、役職は勇者。この物語は現代社会を舞台にした勇者&魔王モノなんですね。まあ、RPGというわけではなく、魔界の不況に喘ぐ魔王と部下が、それを打開するために人間界にやってきて、勇者の少女とその仲間に出会うという話なんだけど、最近はラノベを中心にこういうのが多い気がする。魔王が結構ろくでなしだったり、あるいは美少女だったり。この作品ではまあ、絵柄の影響もあって結構かっこ可愛い系の顔立ちですけど。

ギャグマンガですから、偉大なる魔王と勇者が魔法や剣で壮絶なバトルを繰り広げるという話ではなく、人間界で生きる魔王と、女子高生として生活している勇者の日常をメインに物語は展開していきます。勿論、両者は敵同士ですから出会えば戦うこともありますが、それにしたって勇者である今日子さんが、とある弱点を除けばほとんど無敵の実力を持っており、ここぞという時にイマイチ力を発揮できない魔王は、ボッコボコにされていることが多いです。そのギャップを楽しむという意味もあるんだろうけど、いや、しかし、ギャグマンガというのは解説するもんじゃないね。実際に読んで、その面白さを体感しないことには。
舞台は千葉県、というか柏市らしく、地元地域に根付いたネタが結構出てきます。作者の地元なのだろうけど、例えば柏レイソルとか、柏銀座通りとか、そっち方面へ住んでいる人にはニヤリとするような感じなのかな? 聖地巡礼が楽そうではあるけど、実際にどの程度再現されているのかは、流石に言ったことが無いのでよく分からない。友人が、柏レイソルのサポーターをやっていたと思うけど、別に柏市民というわけじゃないだろうしな。
絵柄の可愛らしさと、話の軽さは前述のとおり今時のオタク向け漫画という感じだけど、サブカルやオタク要素に特化しているということはなく、精々分かりやすい萌え要素を使っているぐらいです。これがまた私には好感というか、意味もなくオタクに媚びた内容というわけではないのが良いね。オリジナルでこういう作品を持ってこれるのは、ちょっと見直したかも知れない。私はあまり、電撃コミックスはあまり評価していませんでしたから。

1巻ということは、余程のことがない限り2巻も出るというわけで、久々に購入リストに加えても良いかなと思います。アニメ化出来るかは分かりませんが、電撃作品のすべてがアニメにならなければいけない理由はないし、これといってアニメで見て楽しい内容かと言われると、どうなんだろうね? 作者は確か、ケメコデラックスと同じだったはずだけど、あれはどんな感じだったか……少なくともケメコよりは読みやすいと思うし、取り立ててクドい内容というわけではないから、誰でも気軽に入っていける作品だと思います。まあ、前作のファンからすると、落ち着きすぎているという感じもあるのかも知れませんが。私は好きですよ、こういう作品。
AT-Xで涼宮ハルヒの憂鬱が放送しているのは、もしかしたらこの日記でも前に書いたかも知れませんが、どうやら全28話をすべて放送するつもりのようで、今月からいよいよエンドレスエイトに突入しました。ハルヒのアニメとしては第2期でアニメ化された同作品ですが、まさかの8話連続で同じ話を放送するという手法は、今でも覚えている人が沢山いるかと思います。原作が長らくストップしていたハルヒにとって、アニメはまさに作品の人気を持続させる意味で生命線とも言える存在だったのですが、この成功とも失敗とも言えないエンドレスエイトが、良くも悪くも株を下げたり評判を落とした印象ですね。

まあ、エンドレスエイトという作品をアニメ化するにあたって、京都アニメーションがやった試み自体は否定されるべきではないのかと思いますけど、当時のファンがこれを毎週1話ずつつ延々と観ていたのかと思えば、割りと同情に値するんじゃないかな。だって、2話放送のAT-Xでさえ8話すべて流し終える頃には、月が変わっていますからね。単純計算で本放送時は2ヵ月もの間、同じ話を延々と繰り返していたわけですから神経すり減ってぶち切れるのも分かるというものだ。あれが単に尺稼ぎか、引き伸ばしか、あるいは消失映画化に向けた長門の気持ちを感じ取ろうというもっともらしい理由で製作されたのかはしらないけど、ハルヒには他にも面白い短編が多くあったのだから、なにもエンドレスエイトばかり作らないでも良かったんじゃないかな。まあ、色々な事情はあったんでしょうけど。
私は元来、涼宮ハルヒシリーズがそれほど好きじゃなくて、確か好きじゃない理由もここかTwitterで書いたような気がするんだけど、何気にアニメの方をきちんと観るのも、今回が初めてだったのかも知れない。時系列順、というんですか? AT-Xはそれで放送されているみたいだけど、エンドレスエイトはともかくとしても、なかなかテンポ良く進んでいくから、見やすいといえば見やすいですね。逆に同じく京都アニメショーンが制作したらき☆すたも現在放送中なのだけど、こっちは初回からしてテンポがあまり宜しくないように思われる。当時の言葉で言うなれば、その域に達していないが故でしょうかね。今見ると、確かに納得のいく部分もなくはない。まあ、あの降板劇が本当にそういった理由で行われたかなんて、真実のほどはわかりませんけど。

しかし、あれだね。一応エンドレスエイトも録画しているけど、8話も放送するなら5話ぐらい録画しなくてもいいんじゃないか? って思わなくもない。確かにそれぞれの話を新規に制作しているとは言え、大した違いがあるわけでもなし、コレクション的な意味以外で、残しておく理由もないような気がしてさ。まあ、どうせ放送終了したらまとめてBlu-rayに焼くつもりではあるから、これといって残さない理由もないのだけど……さて、どうしたものかね。私は上記の通り、ハルヒという作品にそれほど思い入れがないからな。映画にはいったけど、特別好きってわけでもないし、第1期放送から今年で6年でしたっけ? 3年後の2009年に2期がやって、映画はその翌年だったような気がするけど、まあ、なんだかんだで古い作品なんだよ。一世は風靡したかもしれないが、私にとっても、そしておそらく世間にとっても過去の人気作という位置づけなのだと思う。こまめにやってるから色褪せてはいないけど、流石に新鮮味は薄れてきたというイメージ。
まあ、私はエンドレスエイトを毎週2話ずつ観るほど根性がある方ではないから、適当に録画しつつ8話目ぐらいまでは放置しておこうかと思います。元々原作は読んでいますから、オチも知っているしね。そういや、ハルヒは1期を少しだけ見て、2期はまったく観なかった記憶があるな。エンドレスエイトも、1話ぐらいは見た記憶はあるけど、それが何回目のループだったかは、既に思い出すことも出来ない。逆に覚えていたらすごいよ。

ハルヒのアニメ以外にも観なくちゃいけないものは沢山あるし、今期のアニメにしても、日記で取り上げるのを止めただけで、継続して視聴しているものは沢山あるからね。意外とアニメの感想とかレビューを書くのって大変だから、時間があるときにしかできないのが難点ですよ。けれどもまあ、ちょっと触れておきたい作品がないわけでもないから、明日以降の日記で少しずつ書いて行きましょうかね。決して、他にネタがないわけではないが。同人活動に関しては、既刊の修正を終えたから現在僅かに休みを挟んでいるけど、仕事の方も忙しくってね。この溜まった日記を、さてどうやって追いつかせたものやら。今のペースじゃ確実に間に合わないけど、速度をあげる方法はなにかないものか。
今日は一日中、同人誌の修正作業を行なっていました。新刊ではなく既刊の話で、実は春先のCOMIC1にて昨年の冬コミで発行したヨスガノソラ同人誌、マフユノソラの再販をすることにしまして、折角の機会だからと、あの誤字脱字その他のミスが多い本文を手直しすることにしたんですよ。そのまま再販すれば割引もついてお得だったんだけど、流石になにもしないであれを出すのには抵抗があってさ。冬のときは完成させることだけを優先してたから、ろくに校正が出来なかったしね。まあ、外校に出すほどのものでもないので自主的な修正だけど、これがもう凄まじことになってしまった。

当たり前の話、製本前の校正というのは実際に一太郎なりワードなり、あるいはInDesign等に書かれた文章を印刷して、それに赤を入れていくことで校正作業をするわけだけど、重版修正に関しては、既に製本された本があるわけですから、これを直接読むことで作業していくことになります。出版社ならまだしも、一般家庭にOCRはありませんから、まあ、地味な作業ですね。いや、出版社にしたところで何重もの校正をしていますから、一概にOCRばかりに頼っているわけじゃないけれど……そこら辺の小難しい話は関係ないから止めておきますか。
私は教科書に書き込みをするのも好きじゃない人だったので、基本的に本その物に赤入れをするということはありません。付箋やポストイットを用意して、該当箇所に何が間違いであるか、修正すべき点なのかを書き記したものを貼りつけていくという感じです。別に私だけというわけじゃないし、そこらの校正者なら誰でもやってそうなことだけど、この方法の利点は修正箇所を撤回する場合、ただ付箋を剥がせばいいだけというのが大きいですね。最初は修正すべきと思っても、後々の文章を読むにつれて考え直すことはしょっちゅう出し、なにかと都合が良いのです。
まあ、新品の付箋を一個も用意すれば事足りるだろうと思って校正に挑んだ私だったのだけど、この考えは作業を進めていくごとに変わっていくことになります。無論、悪い方向にです。自分でも驚きだったんですが、読めば読むほど付箋をはる量が増えていき、当初用意した枚数で足りなくなったんだよね。一個に付き100枚もの付箋があるというのに。

結局、作業が終わる頃には使用した付箋が一個半、つまり枚数で150枚ほどになっており、修正箇所もまた150箇所に上りました。ページ数が140ページだったことを考えると、1ページに1つ以上の間違いがあることになり、こいつはもう頭が痛くなりますね。実際は修正のないページもあり、逆に修正箇所の多いページなんてのもあったから、この図式は不成立なんだけど、まさかここまで酷いとは思ってもみなかった。あからさまな誤字脱字もそうだけど、改行及びスペースミスとか、細かいものがどんどん出てくる。それだけならまだしも、文章的に納得のいかないもの、今読み返すとしっくり来ないものとか、そういうのの書き直しも行ったもんだから、結果的に修正箇所が山積みとなっていた感じですね。私の悪い癖なんだろうけど、折角直すのならとことんやりたいじゃないですか。
そんなわけで付箋がびっしり、真っ赤になった本を片手に、ワードへ打ち込まれている本文を打ち直しに掛かったのだけど、休みの日ということもあってかなり捗ったというか、1日で終わらせることが出来ました。なにせページ数がいつもの倍以上ですから、もう少し掛かるかと思ったんですが……やっぱり、本の状態になっていると違いますね。無事、入稿まで済ませましたので、COMIC1における再販には間に合いそうです。主な変更点としては、誤字脱字その他ミスの修正は勿論だけど、フェアで遊び紙が使えたから、ちょっとそれも使ってみました。文字本というか小説本なので、今まで遊び紙の類はあまり使って来なかったのだけど、まあ、いい機会なので。

とはいえ、あくまで修正であって乱調や落丁ではないので、基本的には重版という扱いです。だから、初版本と交換みたいなことはしないので、そこら辺はご了承頂ければと思います。まあ、直したといっても内容自体に変更があるわけでもないし、細かいミス以外は奥付表記が第2版となるぐらい、後は微妙に文章の変更があるぐらいか。初版本持っている人にはあまり意味ないものですけど、冬コミ行けなかった、もしくは冬コミで買えなかったという人はこの機会に是非。ちなみに、これとは別に新刊も出します。同じくヨスガ本第8弾ですが、現在執筆中なので冬のような目に合わないためにも、早め早めに書き上げるつもりです。2月中は無理かもだけど、3月なら……多分。頑張っていこう。

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