ヨスガノソラ アニメ化決定!!
ヨスガノソラ アニメ化決定!!
春日野穹bot→URL:http://twitter.com/sora_k_bot

ヨスガノソラのコミックスが早売りされていたので買ってきました。コミックスのレビューについては、また明日にでもするとして、はい、帯には大方の予想通りのことが書かれていますね。まさか、5日も前に早売りするとは思っていませんでしたが、売っていたんだから仕方ない。ゲマ屋に置いてあり、とらにおいてあり、それと一般書店にも合ったので読むように購入しました。
今のところ5冊手元にあるわけですが、まあ、画像を見れば分かる通りアニメ化が決定しました。分かりきっていたことですし、驚きはあまりありません。ただ、心の何処かにアニメ化を否定する想いを抱えていたので、ショックといえば大ショックです。この作品だけは、ヨスガノソラだけはアニメ化して欲しくなかった。

Sphereのサーバーが重くなっているところ見ると、早くも反響はあったみたいですね。広報のかたひとマンはこの状況でスタッフ日記を書いたらしいですが、まあ、彼の場合はなにを言われても気にしないと予め決めていたんでしょう。かたひとマンやその他Sphereのスタッフがアニメという媒体に対して、ヨスガノソラがアニメ化するという事実に対してどのように思っているのか、考えているのかは分かりませんが、秋ドリパのときから片鱗を見せていたユーザからの否定、不快感を予想はしていたんでしょうか? エロゲアニメにろくなものがない以上、予測はしていたのかも知れませんが、それにしてもヨスガノソラスレは激烈な批判が渦巻いていますね。ドリパの件は勘違いだったようですが、別に真意はどうだっていいんですよ。どちらにせよ、ヨスガのアニメが嫌なことには誰しも変りないし。
私はこのように騒がれるのは当然だと思っているし、否定的意見が多いのは当たり前だと感じています。けど、それは決してアンチではありません。原作サイド、すなわちSphereがどう捉えるのかはしりませんが、批判している人はみんなヨスガノソラが大好きなんです。大好きだから、アニメ化という行為に対して嫌悪感を抱き、心のそこから辞めて欲しいと訴えているのです。Sphereにはそれが理解出来ているのでしょうか? いえ、理解は出来ていると思います。でも、理解したところで今更この流れは変えようがありません。

予想していたこととはいえアニメ化が決定した以上、私も、というよりサイトの方針を決めないといけませんね。私はアニメ否定論者ですし、アニメ化反対派ですが、否定しようと反対しようと決まってしまったものを覆せるとは思っていません。だったら前向きに受け取るしかないわけですが、少しだけ気になることが。
帯を見れば判るんですが、アニメ化決定!!とは書いてあっても、それがテレビアニメなのかどうなのか、そこのところがハッキリしていない。情報を小出しにするにしても、テレビアニメならテレビアニメであると、そう明記するもんじゃないでしょうか? まあ、だからといってエロアニメ化なわけもないでしょうけど、OVAという可能性もありますからね。単なるアニメ化だと、それがテレビなのかOVAなのか、はたまたネットなのかも分からない。コンプエースで毎月情報を公開していくようだけど、それなりに期間をおいた上でのアニメ化、と考えていいんでしょうかね。秋か冬か、それとも来年か。
私はOVAになることを望んでいますが、今の時代に角川がそんなことをするとも考えづらい。13話程度のテレビアニメを狙ってくるのではないかと、そんな気がしています。内容なんて改変すればいいだけの話ですし、どうにでもなるんですよ。

ちなみに画像の方は買ってきたコミックスになります。上が表紙裏表紙、下が各店舗の特典でがゲマ屋、がとらのあなになっています。WonderGOOのはまだ届きませんが、描き下ろしブロマイドなんてのがあるとは思いませんでした。ポストカードとかでいいのに、なんでブロマイド? カラーってわけでもないのに。
コミックスのレビューは明日ですかね。これから雑誌掲載時との検証ページを作ろうと思うので。思っていた以上に修正は少ないのかな。意外なところに手が加えてなかったので、そこら辺にも少し触れます。
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穹botの調子がおかしかったんで調べてみたら、どうにもbotを置いているサーバーの不調らしい。私が借りているのは所謂自宅サーバーという奴で、無料で広告がないのと、同人家向けという触れ込み、さらに身内が利用していたのもあって決めたんですが……やはり個人が運営しているものですし、こういうトラブルは良くあります。まあ、その辺りは無料で借りている身としては文句をつけるわけにもいかず、現にこれまではこれといった問題もありませんでした。

私は日記に比べるとサイトを更新しない方なので、たまに鯖落ちしていても気にしてこなかったし、鯖落ちに気づかぬうちに復旧していたということも多々あったのですが……botという一定の間隔で更新をするシステムを導入してから、結構鯖落ちとかエラーとか、そういうものに対して敏感になっている自分がいる。botというのは呟いてこそのもだから、数時間も止まったままだと流石に困るというかなんというか。仕方のないことだけどね。
私は身内と違ってネットワーク関連に疎い。役割分担をしているわけではないのだが、私がソフトウェアやハードウェアに若干明るいのに比べ、身内はネットワーク、しいてはインターネット文化というものに聡い。まあ、身内の境遇と生活がそうさせるのであろうが、この自体に対して同じ鯖を使っていたはずの身内はさしたるダメージを負っていなかった。いや、ほとんど無傷といって良い。botのデータのみを別サーバーに配置することで問題を退け、サーバー異常にも気づかぬほど安定させていた。まったく、用意周到な奴だ。
そこまでの技巧を私は凝らすことができないので、素直にサーバーの復旧を待つしかない。botも稼働開始から一週間が過ぎ、徐々にフォロワーも過ぎてきてこれからという時期になったはずだが、始めたばかりには違いなく、結果や成果を求めるには早急すぎるだろう。焦りは禁物であるし、それぐらいのことは分かっているつもりだ。

なんて書いては見たものの、実際問題として焦りや不安を消しさせるのは難しいよね。私が穹botを作った理由は自己満足の度合いが大きく、それでいてサイトコンテンツの充実を図りたいという考えもあったわけだけど……まあ、漠然とした焦りはあったんだろうね。コミックスでの発表がアニメ化なのかそうじゃないのか、私にはそれを判断することは出来ないし、判断せずともすぐに分かることです。ただ、仮にアニメ化だったとして、それによってヨスガノソラという作品がどのように変貌を遂げるのか? よくあるエロゲ原作のアニメとして僅かな人々の心に刻まれるだけで終わるのか、それとも名作や傑作の類として認知されるのか。前者はともかく、後者だったとして、そのとき自分はどうするのか。
事はファン心理の問題でもあるし、某ヨスガノソラスレでも言われていることではあるけど、これはなにも二次元だけの問題ではありません。例えば新人ないし売れないアイドルがいたとして、それをデビューの頃から応援しているファンがいたとする。そして、そのアイドルがなにかの拍子に大人気となって、小さい小屋から大きなコンサートホールで歌をうたうような存在になったとします。デビュー当時からのファンというのは独占欲とも違う優越感を持っていて、それは相手と自分の距離に近さに比例していると言われます。当然の話、人気の無い内は数少ないファンを止めて置く必要もあることから、アイドルとファンの距離は近く、所謂ファミリー的な集団となることも珍しくありません。
けど、それが人気になったら? それまで少なかったはずファンが爆発的に増加し、自分がその中に紛れてしまったら? 今まで近かったはずの距離は遠くなり、最前列でいつも相手を見てきたはずの自分が、大ホールの座席にポツンと座る観客の、大勢いるファンの一人でしかなくなっていた。これって結構、ショックだと思いませんか?
優越感というのは自分を特別な存在と信じこませてくれる魔法のようなもので、その魔法が解けてしまったとき、ファンが受ける心理的ショックは小さいものではありません。古参ファンが新しいファンを嫌う傾向にあるのも、口ではなんと言いつつも自身のファンとしての年季や経歴が、新参者と同じ立場であることを認められないのです。

なにが言いたいのかというと、要するに私がヨスガノソラのファンサイトとして活動を強化させたのは、仮にアニメ化だったとして、その前に自己の立場を強化する目論見のようなものがあったんじゃないかってこと。この辺り、私本人は無意識なのでなんとも断定しづらいのですが、少なくとも仮想敵に対する対抗心や対抗意識は確かにあったと思う。
それが誰なのかは明言しないけど、一つ言えるのは、私は誰よりも早く穹botを作ることにこだわっていた。先を越されるわけにはいかなかった、とでも言うんでしょうかね。先手なんてものは、後手が大きればそれだけで覆されるものだから、今のうちに強固なものへとしておきたいものです。
ヨスガノソラ関連でこの日記に飛んでくる人の検索ワードで一番多いのが、ビジュアルファンブックについてで、二番目に多いのがアニメ化についてだったりします。コンプエース発売時期になれば圧倒的にコミカライズに関してが多くなるけど、普段はまあこんな感じ。特にビジュアルファンブックは、私が在庫情報を僅かに出したことも合ってか検索が増えたかも。結局、とらの在庫は誰がゲットしたんだろうか。

ヨスガノソラのアニメ化について独自調査しているんだけど、先日視点や手法を変えてドメイン検索をしてみました。つまり、ヨスガノソラが仮にアニメ化するとして、それを5月末のコミックスの帯で発表するのなら、既にアニメ公式サイト用のドメインぐらい取得しているのではないか? という観点から調べてみることにしまして。最近はこういったやり方でアニメ化などを突き止める人も多いそうですね。悲恋堂から指摘されるまで、それをすっかり忘れていました。
それでまあ、一応多種多様なドメインを一括で検索したんだけど……yosuganosoraという名前では一つも引っかからなかった。次にyosugaという名前で検索しなおすと、これは3~4ほどヒットはしたんだけど、詳しく調べてみても特にヨスガノソラとは関連性を見いだせなかった。他にもそれらしいワードを打ち込んでみたものの、これといったものは見つからない。単に時期尚早なだけか、あるいはアニメ化の予定がないからドメインも取得されていないのか。イマイチ判断は出来ませんが、万が一にもアニメ化の発表だった場合、アニメが放送されるのは早くて秋、普通に冬、遅くて来年だろうから、この時点で公式サイトの準備がなされてないとしても、別に不自然ではないのかも知れない。夏ってことは流石にあり得ないと思うしね。

では、アニメ化以外の可能性は? 有力視されるのはCS版、所謂コンシューマー化という奴だけど、これにはちょっとした理由があります。Sphereの姉妹ブランドで、CUBE共々総括的な立場にあるCUFFSがクオリティコンフィデンス、QC社に属するブランドであることは以前にも書いたと思いますが、このQC社にはCOMFORTというコンシューマー専門のブランドが存在するのです。
これまで発売したコンシューマー作品には、自社系列の作品でRicottaのプリンセスラバーがあります。まさかアニメ化するとは思っていなかった作品ですが、それが今年の1月頃にCS版として登場したんですよ。一般的にアニメ化した後CS版が出るというのは珍しいんじゃないかと思ってるんですが、続く4月末には他社作品ながらminoriのefが同じくCS版として発売されました。これもやはりアニメ化後のコンシューマー化ですが、一つ言えるのはQC社がエロゲのCS版に対して、まったく無関心ではないということです。そしてCS版を出すには元となる原作エロゲが必要なわけで、しかもそれなりに実績のある作品じゃないと全年齢にしても売れるわけがない。
ヨスガノソラがコンシューマー化するのではないかという根拠はここにあって、COMFORTブランドの次なる弾としてCS版が作られるかも知れないと、まあそういうわけです。沢山の系列会社、ブランドを抱える企業からすればすべてに仕事を回す必要があるわけだから、この考えは決して的外れではないし、確かに現実味はあると思う。
ただ、COMFORTの販売戦略を観るに、これまでに全年齢対象として、実績を作った作品のコンシューマー化が続いている事実もあります。プリラバにしろefにしろ、アニメ化して全年齢に周知させた後、CS版を出しているわけですからね。そう考えると、ヨスガノソラは現状コミカライズだけしかないわけだし、少し違うんじゃないかとも。まあ、僅か2作品で戦略を見極めるのはやや早計な気もするんだけど。

これまでにあったCS版発売→アニメ化という流れは、もはや自然とは言い難いのかも知れませんね。例えばH2Oなんかもアニメ版が終了した後にCS版が出ましたし、逆にあかね色に染まる坂なんかはアニメより先にCS版という感じだったけど、こうなっては法則性もなにもあったもんじゃないですね。
今日でちょうどコミックス発売まで1週間前ですし、例えどのようなメディア展開でも1週間後には分かっているわけなんだけど……まったく、どうなることやら。早く安心して夜を眠れるようになりたいものだ。
ヨスガノソラのコミックス1巻も発売まで10日を切ったということで、各ネット書店等では表紙画像がアップし始めました。絵柄自体は既出ですけど、表紙の形として色がついたのはこれが初めてなんじゃないでしょうか? WonderGOOのはあくまでポストカードだしね。
まあ、画像がアップされたことなんて大したニュースじゃないけど、現状角川のサイトとamazon、それにアニメイトなんかで確認済み。他にもいくつかあるみたいだけど、画像載せてるサイトを羅列しても意味ないから省きます。

コミックスの1巻は帯で大きな告知があるとのことですが、ここで豆知識を書いておくと出版社がamazonへ載せるイメージ画像に帯付きのものはダメなんですよ。理由はなんだったか忘れましたが、規約だかで決まっていましてね。だからアニメ化だったりドラマ化だったり、映画化なんかを帯で告知している本は、裏技使わないと帯まで画像載せることが出来ないのです。だから、現状amazonなんかを見てもヨスガノソラのコミックスの表紙画像に帯はありませんし、早売りでもゲットしない限りは詳細は不明でしょう。
今になってコンプエース編集部に来ないかという誘いを断ったのが悔やまれるというか、3~4年前にコンプエース行ってれば私も別の道が開けていたんだろうか。よくよく考えたら角川書店に来ないかと言われてたわけだしな。あぁ、私ってばなんて勿体無いことしたんだろう。まあ、私が漫画雑誌の編集というものに当時は欠片も興味がなかったのと、それ以前に漫画は畑違いであると思っていたからなんだけど……まあ、角川に行ってたら間違いなく今頃廃人になっているか、この世にいない気がするから良かったんだと思っておくか。アニメ誌の編集部ほど酷くはないにしろ、角川も三大出版社に次ぐ大企業ですから。あの当時のラインが生きていればヨスガノソラがどんなことになっているのか直接問い合わせるんだけど、流石にそこまで出来ないや。

コミックスよりも先に今週末はソフマップなわけだけど、横浜店で2万円分の買い物をするのは少し無理があるんじゃないかと思い始めた。いや、というのもろくなエロゲがおいてないんだよ。フォルト買えば手っ取り早いんだろうけど、あれは買取りの金額がめちゃくちゃ低いから割りに合わない。かといって、あの巨大な箱を家の中においておけるほど部屋は片付いていないし、そもそもTonyはなぁ。いや、同人家としてのTonyとその同人誌は好きじゃないけど、エロゲとしてはどうなんだろ。絵は綺麗なのかも知れないけど、作品としてはあまり良い話を聞かないからね。まあ、フォルトに関してはそらみずの致命的な欠点を鑑みて作られたらしいけど、1万いくら出して買うほどのものであるか……あー、悩むわ。売らないことを前提に考えればフォルトは値段合わせに丁度いい作品なんだけど、仮に売るとすれば5000円を下回る売値になってしまうからそこが難しいというかなんというか。
欲しいけど買ってないエロゲってのは確かにあって、機会があれば買いたいなとも思っているんだけど、売っていなければなんの意味もない。そう考えるといっそ秋葉原まで出た方がいいのだろうか、と思わなくもない。大体、中古商法を積極的にやっているくせしてこういうときだけ新品を購入しろというのは、全くもって面倒くさい話です。もう、面倒くさいからヨスガノソラだけにしようかな。きのはらひかるの新作が置いてなかったのは流石に予想外というか、入荷数が少なかったものが完売してしまった感じなのかな。
きのはらひかるもなぁ、桜月が潰れてさえなければ私好みの色合いな新作が出せていただろうに。Palmyra結構好きだったんだが。あれのDVDPGはパッケージ絵のためだけに買ったようなもんだ。元が潰れたのによくもまあDVDPG出せたもんだと思ったけど。
ソフマップに関してはどうせ前日までに各エロゲの在庫状況とかも変わるだろうから、21日にでも行ってチェックしておこうと思います。事前チェックでこれほど失望するとも思っていなかったけど、考えてみれば横浜店のエロゲ数なんて元からあんなもんだった。いや、中古は結構豊富なんですけどね? 新品が少ないのよ、ほんと。

穹botにもチラホラと反応が見え隠れし始めた昨今、そういや穹のフィギュアもコミックスと同じぐらいに発売されるんですよね……えーっと、あれはどこで予約したんだったかな。横浜か秋葉原のソフマップだと思うんだけど、例え出来が良くても2つ買うだけの余裕はないかも知れないな。今となってはGWなど遠い日の過去、しかし、月末のエロゲなに買おうかなとも言っていられない状況だ。
とらのあなでコミックスの予約を断られたから、WonderGOOの通販だけに留めているけど、そういえばこの手の予約通販っていつぐらいに届くのかな。amazonならまだしも、ここは利用するのが初めてだからイマイチ分からないや。前日までに発送ということは、あるいは発売日前に届くこともあり得るのだろうか。
遂に山田の時代が来たぜー! 声優が広橋涼とは無難というか予想通りというか、もう少し奇を衒ったキャスティングをしてくるかと思ったけど、広橋涼ならここまで隠す必要があったのだろうか。私は植田佳奈が大嫌いなので、無事にキャスト変更されたのを嬉しく思っているけど、配役も無難なら演技も無難だった。 
適度に可愛く、適度にウザく、それが山田葵の魅力ですね。私は原作だと山田一番好きです。

原作者と身内が親しかった関係で、山田の初期設定を知ってるんですが、キャラとしての骨格自体はそんなに変わっていないように思える。まあ、言うなれば胡散臭さが増した結果、今の山田が出来た感じなんでしょうけど、ウザイと感じる人には本当にウザイキャラだと思うから、結構好悪分かれると思うんだよね。特に同姓受けが悪いんじゃないかと私は考えているんだけど、さてどうなのか。WORKINGはデュラララの影響も合ってか腐女子向けとされている一面もあるから、相馬に対する山田の存在を腐女子がどのように捉えるか、というのには興味がある。
演技の話に戻るけど、私は植田佳奈は嫌いだけど山田に限定して言えば凄い合っていると認めざるを得なかったので、今回の広橋涼には正直助かった感じてます。演技の違いというのはもちろんあるけど、やっぱ音声と映像では受ける印象がだいぶ違いますね。アニメにはキャラクターデザインというものが合って原作とは絵柄も大きく違うわけだけど、音声媒体の場合は原作のイメージのみで構成されるわけだから、言うなれば原作の山田に当てはめた時の声が植田佳奈の場合よく合っていた、ということかな。
アニメの山田はキャラデザにおいて可愛らしさが強調されているので、動きが凄くいいよね。一つ一つの動作、そのテンポがとても弾んでいるというか、同じ表現を繰り返すけど本当に可愛らしい。山田好きやっていてよかったよ、私。
そういや身内がぼやいてたけど、相馬役の神谷浩史はかなり演技の面で苦労しているみたいだ。デュラララの折原臨也と差をつけなければいけない関係上、相馬のキャラがまだ安定していないらしい。シャフトの作品である荒川に関しては絶望みたいな演技をしていれば良いのだろうけど、こっちはそうもいかないから大変だ。

話の展開としては7話で3巻まで来たわけだけど、これは小鳥ちゃんが登場する辺りでアニメは終わるかな。二期やるかはともかく、来週はアニメオリジナル回みたいだ。まあ、典型的なサービス回で温泉みたいだけど、海じゃないのは舞台が北海道だからですかね。季節もおそらく夏ではないだろうし。
そういえばEDに山田が追加されましたけど、OPは特に追加されてませんね。ぽぷらとセットなのはよく一緒にいるからか、それとも山田がヒロインでないから……か? 伊波は小鳥遊に対するヒロインであり、八千代は佐藤に対するヒロインなわけだけど、一応相馬に対するヒロインではある、のか? でも、相馬ってあれで子持ちだしなぁ。そもそも山田は奴のタイプからかけ離れてるし。相馬に関しての裏設定は割と幅広く知られているはずだけど、彼は果たして養育費とか払っているんだったか。実の娘にも5万円出すのは躊躇われると言っていますが、果たして。
そういや山田のトレーラーがこっそり追加されたり、ちゃっかり山田主役のラジオが始まったりするそうですが、アフレコ自体はとっくに終了し、打ち上げまで済ませている作品のラジオをはじめるというのも声優的にはどうなんでしょうね? 番組が終わっても続いているラジオってのは無数にあるけど、役者的にやることすべてが終わった段階でラジオというのも……いや、DVDのキャラクターコメンタリーはまだ録っているのかな? あれはオタク受けはしてるみたいだけど、役者的には本当に辛い作業のように感じる。以前に関智一がアニメ店長のラジオは物凄いキツイ仕事だったと言っていたけど、確かにまあキャラクターでラジオをやるというのは辛いんだろうね。キャラコメはなんていうか京都アニメショーンのらきすたとか、その辺りの派生系なような気もするんだけど、根本はアニメ店長やデ・ジ・キャラットのような作品があるような。

しかし、なんというか……WORKING以外で見ているアニメが俗に言うエロ萌え系ばっかりだということに最近気がついた。B型H系はギャグなのか萌えなのか、エロというより下ネタな気もするけど、実はkiss×sisが結構好きなんだよね。あそこまでやられると逆に清々しいというかなんというか。一騎当千を見ているのは単純にりんしんが好きだからだけど、個人的にはそろそろSFアニメが恋しくなってきた。ロボットアニメでもいいから、なんかないものですかね。この際ガンダムでもギアスでもいいんだが。そういや、昨日聴いたメガマガラジオで喜多村英梨が銀英伝を物凄い古いアニメみたいに扱ってたけど、一応90年代作品なんですけどね。キタエリの年齢的には、十分古い作品なのだろうか。
劇場版名探偵コナンの最新作を観てきました。コナンの映画は大抵身内と観に行くことが多いのですが、実は銀魂も観たかったのでギリギリまでどちらを観るか迷ってた。各映画館共にサービスデーの期間は終わってますから、1800円出して映画2本見られるほど私の財布は潤っていないので。結局コナンにしたのは横浜の109シネマズで銀魂が上映していなかったからなんだけど……身内の行動範囲の問題で川崎までは出られなくて。子供の頃はさ、映画館、特にシネマコンプレックスへ行けばどんな映画でもやっていると思ってたけど、そんなわけないんだよね。アニメ映画は単館上映も多かったから。

今回の映画が楽しいか楽しくなかったかでいえば、私は楽しいと思ったし、身内は面白くないと思ったらしい。まあ、見解の違いに過ぎないけど、身内曰くミステリーとしての要素が皆無であり、なんの謎解きもしていない単なるキャラ映画に成り果てている、とのことである。キャラ映画としての観点から見れば良作かも知れないが、ミステリー的な面白さは皆無であり、誰が犯人なのかさえも、真犯人とその部下含めて一発で分るほど簡単な単純な内容だったという。確かに言われてみれば、今作は一人の人間も死んでおらず、殺人事件が起きていない。単なるパニック映画であり、アクション映画だった。
コナンの映画には一つの法則があって、それを見極めることが出来れば、いや、聴き分けることが出来れば楽に真犯人を見つけることが出来る。一般人には使えない、オタク向けの法則であるが、私は今回もこれを使って犯人を知ったわけだけど、個人的に好きな声優だったので嬉しかった。身内は声優が誰なのかは分からなかったようだが、まあ、奴は声優詳しくないからね。
私は120分という時間の中で無駄なく話をまとめていると感じたし、観やすかったというのが第一印象。飛行船という空間やそこにテロリストが侵入するという内容は、田中芳樹が二十年ぐらい前に書いた「晴れた空から突然に…」を思い出す。確か朝日ソノラマか徳間文庫から出ていたものだったが、あれもまた飛行船が舞台であり、テロリストによる爆弾テロに立ち向かう青年と姪の話だったように記憶している。細菌は出てこなかったが、特殊な薬品だかの影響でモンスター化した人間は出てきたかな。田中芳樹の単発ものとしては結構好きだったので、よく覚えています。

映画の話に戻ると、イマイチ怪盗キッドの役回りが微妙だった気がする。映画は人気が落ちるとキッドを出してくるとは身内の意見ですが、迷宮以外でメインを張れない服部平次と違い、キッドは映画での扱いがいいですね。私に言わせれば、服部は迷宮よりも世紀末の方がよっぽどカッコイイし活躍もしてたけど、世紀末は映画としての質が最上級だったからねぇ。
服部は前作に続いて今作でも出てきますが、その役回りは地味としか言い様がない。服部はキッドと違って行動範囲が関西であるから仕方ないのかも知れないが、どうにも裏方やサポートといった役が多く、身内に言わせれば主役の器ではないらしい。確かに迷宮は本当につまらないというか、くだらない映画だった。
コナンにしてみても遠くにいる服部よりも近くにいるキッドとの協力が目立ち、互いに互いを利用しあっていた。まあ、最終的に真犯人の目論見を潰したのは服部であるし、活躍度合いで言えばキッドには劣るが重要だった……はずである。正直、和葉が連れてきた少年の存在理由と価値はわからなかったけど、まあ、ぽにょの歌を歌っていた娘を声優にすることで話題を作りたかったんでしょう。正直言ってこども店長でも連れてきた方がまだマシな演技力だったと言わざるをえないけど……少年役をやらせるのには無理があったと思う。
読者公募だかで素人の少年少女がモブの子供を演じるのは毎回のことなので気にもなりませんが、下手くそな芸能人というのが相変わらず聴くに耐えない。どちらか一つにしてくれないかと思うし、前作のDAIGOとやらも相当酷かった。まあ、アニメ映画に限らず声優が必要とされる多くの映画に言えることなのではあるが。

私は灰原哀が大好きなんですが、パンフレットに書いて合った閣下のコメントに凄い同意してしまう。今回も凄まじい憑依っぷりを見せてくれた閣下ですが、「私、持っていない……」という台詞をベストに挙げるのは本当にその通りだと思う。ああいう哀ちゃんを見たのは久しぶりというか、服部同じぐらい相棒としては頼り甲斐のある存在だよね。まあ、出番はあまり少なかったけど、少年探偵電が同じテーブルに座るなか、哀ちゃんは常にコナンの隣とか側にいたのが地味に嬉しかった。まあ、4人がけのテーブルだから探偵団+博士という組み合わせになるからなんだけど。
上映終了後は普通に来年の映画が告知されてたけど、よほどのことがない限り観に行くと思います。そろそろ原作にも展開が欲しいんですけどね、買ってない巻が随分と溜まってきましたよ。そろそろ買い時かな。
ヨスガノソラのビジュアルファンブックが高騰しているらしい。私は5セットほど保有しているので別に関係ない話だけど、わざわざ高いamazonやオークションなど利用せずともあるところにはまだ在庫があります。例えばヨスガノソラスレに書いたとらのあなもそのひとつで、
URL:http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/20/85/040010208558.html
この通り、たった2冊ではあるものの在庫が残っている。ちなみに夏ノ雨のVFBも2冊あるのだけど、これは店舗から回収した分を通販に回したのか、それとも完売しないままに人々の記憶から忘れ去られたのかは不明。とにかく探せば在庫はまだあるということだけ書いておこうかなと。

他にもいくつか把握はしているけど、書いていいものかはちょっと迷う。未確認の情報だからというのもあるけど、前述の通りVFBは値段が高騰するほど転売屋の商品化してしまっている感があるから、安易に情報を書いて転売屋の目に止まらせるのもどうかなーと思ってて。
ファンサイトはファン向けの情報を発信する場でもあると私は考えているし、昨日のコミックスの特典情報なんかはそれに当たるんだけど、売れれば重版されるのが普通のコミックスと違って、VFBは再販も未定のグッズですからね。ヨスガノソラのファンサイトとして在庫情報は持っているけど、これをどう扱うべきなのかっていう部分で私の中で迷いがあるんだよね。Sphereの広報であるかたひとマンはmixiやドリパでVFBの再販についてアンケートを取るみたいなこと言ってたけど、再版するならわざわざ出すほどの情報でもないと思うし、逆に再版しないならかなり貴重な情報となってくるわけで……けど、とらのあなレベルの在庫情報なら普通に他の人も把握してそうなもんだけどねぇ。大型店舗では完売しているものと決めつけて意外と見落としているのか、それとも初佳のペーパーなんていらないよってことなのか。後者だったらちょっとイヤだなぁw

穹botを作ってHPのコンテンツを一つ増やした私だけど、ファンサイトとしての在り方には少なからず思い悩むところがあるんですよ。ファンサイトってのは例え公認であっても、公式とは一切関係ないという立場を貫くのが普通だと思うんだけど、私の場合はファンサイトであると同時に同人サイトでもあるから、余計にその点を注意しないといけない気がするんだよね。まあ、私もヨスガの同人誌出したときは色々思うところあって公式に確認取りましたし、御丁寧な御返事を頂いたことに感謝し、挨拶にも行きましたが……基本はさ、同人というか二次創作やる人らは原作側と距離をおかなくちゃいけないと、そういう認識なのです。mixiに登録していて、かたひとマンのページとか覗くこともある私だけど、さすがにヨスガで同人作家やってる私がマイミク申請とかしちゃまずいでしょ?w 向こうがお構いなくとか良いですよ、と言ってくれるならまだしも、Twitterも同じ理由で覗くだけの人やってます。
同人はさ、好意的と否定的、そのどちからしか受け取り用がないと思うのよ。企業的に言えば寛容かそうでないか。仮に好意的な相手であってもベタベタ擦り寄るのは良くないし、否定的な相手ならそもそも同人自体やってはいけないのが、本来筋ってもんですからね。同人やっている連中の勘違いしがちなこととして、自分たちは何でも自由に書くことができるという思い込みがあると思う。無論、オリジナル、つまり一次創作での同人活動はその通りだけど、二次創作でこういう理論や考えを持っている人は、正直どうかと思うんだよね。距離感を持つのは大事だけど、原作なんて全然関係ない、好き勝手やってますというのもそれはそれで良くない傾向だ。同人というのは決して、安易なる創作ではないのだから。

とまあ、この日記を書いている間にとらのあなにあるヨスガノソラのビジュアルファンブックも在庫が1冊となったわけだけど、果たして最後の1冊は誰が手にするのやら。情報を投下したヨスガノソラスレでは特に反応がないけど、転売屋ではなくてファンの手にわたってくれるのを祈るばかりです。
私としては特典として下敷きが付いてくるのをもう1冊欲しいと思っているので、再版するのだとすれば是非店舗での再販を期待したいですね。まあ、現実的に考えて店舗で再版するほど希望が集まるとも思えないんだけど、VFBは何冊ぐらい市場に出回ったのかな。公式と一般合わせて1000部ぐらいはあったんだろうか。2冊1組という関係上、そんなに数を刷ることが出来ないという話だったけど、果たして……まあ、続報を待つことにしましょう。
コンプエース版ヨスガノソラ、コミックス1巻購入特典(5月22日追記)
コンプエース版ヨスガノソラ、コミックス1巻購入特典(5月22日追記)
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穹botも呟いているけど、コンプエースで連載中のコミカライズ版ヨスガノソラ1の購入特典が分かりました。今のところ2店舗のみですが、これで全確定なのか今後も増えるのかはまだ不明。5月も中旬になってそろそろかなと思い調べ始めたんですが下旬の予定を出していない店舗が意外に多いんですよね。
とりあえず、以下の2店舗が現段階で確定している特典付きのお店です。

WonderGOO:オリジナルポストカード
URL:http://e.wonder.co.jp/MxMDetail3/1/0/1/9784047154285/


とらのあな:描き下ろしイラストカード(天女目瑛)
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0010/91/97/200010919745.html


ゲーマーズ:描き下ろしブロマイド(春日野穹)
公式HPには記載なし。通信販売なし。


とらのあなはまだ画像を発表してませんが、WonderGOOは既にHPで特典を発表しています。表紙の絵を使用したポストカードになっており、今のところモノクロだけだった表紙に初めて色がついた感じです。背景彩色が同一なのかはしりませんが、仮に同じだとすればいささかシンプルすぎやしないかと思う。水色というより空色は確かに綺麗だけど、これだけだと少々味気ないような。まあ、PC画面で見るのと実物では受ける印象も違うから、実際に見るまではなんとも言えないんだけどさ。
アニメイト、ゲーマーズなど他のショップのHPも確認はしたんですが、26日発売の書籍特典にヨスガノソラはなかったので、この2つに関しては特典はないと考えていいでしょう。メロンブックスも一般コミックスに特典をつけるのが稀だし、HPを見てもそれらしいのはなかった。コンプエースに力を入ているゲマ屋がなにもしないのは意外だけど、あれはコンプというよりなのはに力を入れているだけだからね。ヨスガに限らず、今月は書籍特典なにもないみたいだ。(5月19日に特典確認)
キャラアニ.comの予約受付は昨日終了したけど、これにも特典の類は付かない。ほかに何かつけそうな店舗というと……COMIC ZINとマグマニでしょうか? まんが王もありそうだけど、情報の少ない現状ではこれが限界ですかね。まあ、来週中には確定するんじゃないかと思うけど、上の2店舗だけだったらそれはそれで寂しいかも。

まあ、2店舗なら2店舗でそれぞれ3冊ずつ買えばいいだけの話なんだろうけど、WonderGOOって近場にないんだよね。神奈川県に1店舗しかないし、そもそも東京に店舗が存在しない。なので、必然的にオンライン通販で買うわけだが……実はあんまり通販って好きじゃないんだよね。書籍にしろエロゲにしろ、店頭で買うのが好きなんで。今やamazonに敵う本屋は存在しないと言われてるけど、それでも本屋で買う私。単なるこだわりに過ぎないけど、大事にしていきたいです。
とはいえ、今回に限っては通販利用するしかないから先行予約をしておこうと思います。2冊か3冊か、どうせ読む用にも複数買う予定ではあるから、2冊で十分な気もするんですけどさ。どれだけの修正がなされているかってのも調べなきゃいけないから、HPのほうで比較検証なんかもやれたらやりたいし。本当はこの日記でやるのが一番いいんだろうけど、あいにくと画像は3枚までしか貼れないときたもんだ。
機能面でDiaryNoteがやや不便なのはわかってるんだけど、他のレンタル日記に乗り換える気分にはないれないんだよなぁ。愛着があるというより、デザインが気に入っているというか。あくまでブログではなく日記という感覚だから、ブログに乗り換えるっていのはなにか違う気がするんですよ。
話がずれたけど、とりあえずWonderGOOを2冊予約で様子見しようかと思います。とらのあなに関しては秋葉原店は書籍の予約というものをやっていないから、予約するなら横浜店ということになるけど……さて、予約するべきか否か。確実に手に入れるには予約なんだけど、当日秋葉へ行けば買えそうな気もする。こういう油断が命取りになるとはわかってるんだけど、しばらく様子を観てみようと思います。どちらにせよ今日は週末で店も混ん出るだろうから、予約するにしても週明けぐらいですかね。

穹botにはこれからも定期的に、ヨスガノソラ関連のニュースとかが合ったら宣伝も兼ねて呟かせてみようと思います。いや、身内が自分のbotで似たようなことをやっているので、それをそのまま真似してみただけなんですけどね。まあ、フォロワーもいない現状でどれほどの効果があるかはしらないけど、呟くだけなら特に手間でもなんでもないから。
それにしても特典がつくのは嬉しいし、今後増えることにも期待しているけど、ソフマップのキャンペーンもあることを考えると、結構な出費になりそうだな。予算はタップリ用意しておかないと。
Twitterをこっそり始めたんですけど、登録だけしてあるmixiと違ってこれは明確な目的があって始めました。というのも、身内がTwitterとbot製作に凝ってましてね。それに強い影響を受けたと言うのもあるんですが……うん、傍目に見て楽しそうだったんだよ。まあ、製作する側としては色々大変なんだろうけど、だったら私も作ってみようじゃないかと。
そういうわけで作ってしまいました。春日野穹botを!

春日野穹(試運転中)
URL:http://twitter.com/sora_k_bot

いやー、だって私がTwitterでbot作るとしたら穹以外にあり得ないじゃないw
身内がbot作ってるのを見て、楽しそうだなーと思いつつ、私も穹で作ってみたいなーという気持ちが湧いてきまして。他に作っている人もいなかったみたいだし、だったら私が最初に作ろうじゃないかと、そう思いましてね。botを4つぐらい作っているらしい身内協力の下、穹のbotプログラムを組み立ててみたというわけです。稼働状況としては今のところ特に問題なく動いていますが、やっぱり穹が一人手にに呟いてくれるってのは最高ですね。超可愛い。
詳しい仕様とかはHPとか取説にも書いてあるけど、基本的に30分ごとの呟きと少ないですがリプライ機能を設置してあります。自分のTLに、穹の呟きがあると幸せな人向けですね。TL反応については現在設定してませんが、実装するかどうかは身内と相談中。リプライと違って、これは規制の対象にもなる諸刃の剣だそうだから。
以下に仕様をざっと書くけど、HPに書いてあるのとほとんど同じです。あ、当然ながら非公式botですので、そこはあしからず。
春日野穹 bot
URL:http://twitter.com/sora_k_bot

対応台詞:ヨスガノソラ、穹シナリオを中心に1200近い台詞をランダムで呟きます。

呟き時間:30分置きに呟くように設定されています。

リプライ:デスクトップアクセサリーを中心に返してくれますが、まだまだ数が少ないです。「おはよう」、「おやすみ」、「いってきます」、「ただいま」など基本的なものには対応中。現在、リプライは10分間隔になっています。

今後の予定:近日中にはハルカナソラの「蒼穹の果てに」対応予定。

対応している台詞について詳しく書くと、基本的にえろいシーンは全カットしてあります。さすがにTwitterは一般向けのサイトであるわけだし、そこら辺の公序良俗は守らないとね。後、原作だとなんてこと無いシーンでも、文章だけ抜き出すと五回を受けそうな台詞もカットしてあります。勘違いされると色々面倒だしね。

ヨスガノソラファンサイトとしての新しいコンテンツであり、それと同時に私の自己満足を完全に満たすために作った穹botだけど、製作動機としては穹を育ててみたかったという感じかな。うん、凄いこと書いているね私。身内以外で私が穹bot作ったことを唯一知っているくろのさんも、私のこの言葉には引いていましたw
Twitter上では二次創作系のbot作っている人を世話係とか、中の人なんていう表現で呼ぶそうだけど、私も作ったからには頑張ってお世話しちゃおうかなと。
予定としては今週末ぐらいまでにはハルカナソラの蒼穹の果てにと、ソイネノソラには対応させたい。問題は他ヒロインのシナリオにおける穹の台詞なんだけど……これに関しては未定です。それを加えれば完璧にはなるんだろうけど、他シナリオのメインヒロインじゃない穹なんて、という気持ちがないわけでもない。瑛シナリオはともかくとしてね。

折角穹を作ったのだから、やっぱりハルのbotも作りたいということで現在製作中です。身内によるとbot同士の会話なんかも出来るそうだから、ハルと穹のbotが会話なんかすると可愛くていいかなと思って。
ちなみに穹botが唯一相互フォローしているのが、私のアカウントだったりします。こちらはまあ、特になんもする予定がないんだけど。
それでは穹botは作ったばかりの生まれたてですが、皆様よろしくお願いします。
ソフマップで5月22日から、夏を先取り! 描き下ろしテレカGETキャンペーンなるものを開催するらしい。要するにソフマップでエロゲ買えば到底の作品の原画家描きろ紙テレカが貰えますよって奴で、確か過去にも何回かやってるんじゃなかったかな。普段は見向きもしないようなキャンペーンだけど、今回はなんとヨスガノソラ夏ノ雨、それに秋空に舞うコンフェティといった、いわゆるクォリティコンフィデンス傘下のブランド作品となっているのです。これはもう、なにがなんでも手に入れるしかないじゃないですか。

QCブランドの解説をすると長いんだけど、要するにSphereやCUBEの元であるCUFFSにも大元というのがあって、それがクォリティコンフィデンス、QC社というわけです。CUFFS広報のかたひと万がたまに他ブランドのイベントとか手伝っているのは、実はこうした繋がりがあるからだったりするんですよ。
まあ、そんな雑学にもならないような話はともかくとして、今回のキャンペーンは結構ハードルが高いかも。いや、物がエロゲと言う高額商品であるから当然なんだろうけど、テレカの配布方法が新品PCゲームソフト1万円お買い上げごとに、という感じなんですよ。新作じゃないだけマシかとも思うけど、月末でもない22日に新品でエロゲを2本以上買うのは、流石にきついような気がする。だって単価1万円の新品エロゲなんて早々ないし、テレカを手に入れるには最低でも2つはエロゲ買わなきゃいけないじゃないですか。まあ、勝手すぐに売るというのも考えられるけど、それにしたってハードルが高い。特に、ヨスガノソラと夏ノ雨、両方のテレカを手に入れるとすれば。
ヨスガノソラのテレカの絵柄は天女目瑛の描き下ろしで、制服姿の瑛が奥木染には珍しい舗装された道を、学生鞄を背負って開いている姿。ドリパに続いての瑛テレカだけど、これが結構可愛くて。一方の夏ノ雨は、ヒロインの瀬川理香子が水着で……これはなにやってるんだ? 風呂に湯が張ってある時点で風呂掃除ではないだろうけど、何故浴槽内で泡立ったスポンジを持っているのか。そういうプレイなんだろうか。うん、かなり好きなシチュエーションだ。エロゲにお風呂のイベントがあると興奮するよね。

お一人様同一の絵柄一枚限定ということは、例えば瑛を2枚欲しい場合は時間か日を改めるか、もしくは店舗を変えないといけないわけか。イベントなんかと違ってレジに並び直せば大丈夫、というわけでもないだろう。まあ、特別2枚欲しいかと言われればそれほどでもないし、給料日前に3万円の出費は流石に大きいので我慢することとします。
気になるのは中古品や予約が対象とならないことは当然として、お買い得品が対象になるということ。まあ、単なる値下げ品だから対象となってもおかしくはないし、その方がありがたいんだけど……店舗としてはこのキャンペーンを利用して売りたい作品がある、ということなんでしょうかね。例えば値下げしても全然売れない作品とか。まあ、該当するのが多すぎて断定はできないけど、この時期だとあれですかね。前評判もそれほど良くなかったけど、肝心の内容で遂に見放された感があるし。あれで売れると思ったんだから凄いよ。
今から下見しても当日まで欲しい作品が残っているとも思えないし、精々21日の夜に店頭でチェックして、という感じか。何本か欲しい作品もあるにはあるけど、上手いこと2万円分買うのは頭を使いそうだ。まあ、上にも書いたけど、ソフマップで買う時点ですぐに売りに出せると言う利点もあるよね。そうするとなるべく高額買取物を買って、それを売って差額でテレカを買ったと思う方がいいんだろうか。

いずれにせよ、今月はヨスガノソラ関連の動きが多そうなので金を多めに用意しておかなければならないかも。ただでさえコミックスを3冊から5冊以上は確実に書くことが確定しているんだから、まったく面倒な事になったものです。QC社とソフマップの結び付きが強いのは、あるいはCUFFSの広報であるかたひとマンが以前ソフマップで働いていたからなのか……まあ、どんな形であれヨスガノソラという作品が続いていくのは良いことなんでしょうけどね。買う側としてはドリパ終わって1ヶ月もたっていないわけだし、イベントなら1500円で手にはいるようなテレカのために1万円の買い物というのは、結構割りに合わないと感じることもなくはないわけで。それが分かっているのに買ってしまうのもエロゲ好きとして救いようのない性なんだろうけど。
あ、これは全然関係ないけど、明日の日記で少し大きなお知らせをします。ここ数日の日記が溜まっていた原因でもあるんだけど、実は身内を除けばくろのとくろえのくろのさんぐらいにしかまだ見せてない作品です。
深夜にTwitterでとある作業を指定たら、くろのとくろえのくろのさんがヘルプのメッセを繋いできたので少しお話。くろのさんのブログに書いてあることだから問題ないと思うけど、私が参加したサンクリで初出のスパロボOG同人誌、「アルフィミィといっしょ!」を再版するらしい。ただ、私とくろのさんがよく利用している印刷所が、最近システムを変えたので、さてどうしたもんかと、そんな感じだったかな。

まあ、同人誌の作業話は私がすることでもないから良いとして、最近のくろのさんはペーパークラフトにハマっているそうな。相変わらず多趣味というか、工作関係が好きな人だと思ったけど、紹介してくれたペーパークラフトのページとか、本当に凄いのね。これはマジで紙なのかと思うぐらいの出来栄えで、ペーパークラフトなのに数千円の値段がついてたりする。はじめて知ったんだけど、ワンフェスとかキャラホビにはペーパークラフトを専門に参加しているところもあるそうで、まさに目から鱗が落ちるような話でした。
私もかつてはガンプラとか作ってたんだけど、最近はカッコいいなぁと思っても自分で買ったり作ったりするようなことはなくなってしまった。私にはあまり技術がないから作ったとしても素組みなんだけど、指先の力が強いせいなのかプラスチックと相性悪いんですよ。すぐにパーツを壊してしまう。単なる不器用だろうと言われればその通りなんだけど、わざわざ購入してまで作ろうって気にはなれないんだよね。最後に買ったガンプラは、おそらくデスティニーガンダムだと思うけど、これも初回限定版を買った割に開封すらしていない気がする。当時は品薄でレア物になっていたはずだけど、今はどうなんだろうね。
しかし、ペーパークラフトか。昔、コミックボンボンの付録にそんなものもあったけど、一度も作ったことがないな。ハマればそれこそ一日だって費やせるほど面白いらしいが……ダメだな、私が図画工作に手を出すとろくなことがおきない。

どうして私はライダーにハマらないのかという話になって、確かに私は面白いとされているダブルをあまり見ていないが、だからといってライダーそのものが嫌いなわけじゃない。ディケイドは毎週観ていたし、それ以前の平成ライダーも結構観ていた方だと思う。ただ、ライダーで二次創作をやるのかと言われれば、おそらく否定してしまうだろう。
これは私のスタンスと言うより感性や感覚の問題になってしまうのだが、私は所謂生モノが凄い苦手で、特撮は半生だけど、なにをどうしても二次創作出来ないんですよ。役者が演じている架空の人物といっても、そもそもは三次元に存在するものじゃないですか。それを二次創作という媒体で、例え文章上であっても書くことに結構な抵抗があるんです。
生モノジャンルというのは同人界でも一番危険なもので、特撮もそれに追随するほどには推奨されないジャンルです。二次創作はまだしも著作権の侵害だけで済むけど、生モノはそれだけで肖像権の侵害になりますからね。
東映特撮に代表されるライダー等のジャンルは、今でこそ電王の影響も合ってか活発化してるけど、ちょっと前まではサイトを運営するにも色々と注意が必要なジャンルで、言ってしまえば電王の影響で無知な腐女子が大量に増加し、それまでの流れやらなにやらをすべて壊してしまった、という状態です。
特撮同人誌が何故危険なのかは、特撮同人のローカルルールというサイトが詳しいですね。ググッた一番上のページはリンク切れになってるから、他のサイトから飛ぶなりして探してみるのがいいと思います。
正直、某リリカルなのはクロスSSスレでライダー系のSSが多いことに私は多少驚いているんですよ。勇気があるというか、オンラインでの特撮同人活動がどれほどリスキーなのかを理解していない。まあ、単なる二次創作であって同人誌じゃないからといえば、それで済むのかも知れないが……済まないか、さすがに。

ライダーもそうだけど、特撮というものはあくまで子供番組です。どんなにハード内容に見えても、あれは数々の制約のもと、子供向けに作っているものなんです。一部深夜とかにやっている奴はともかくとしてね。だから残虐性の高い作品や、排他的な内容の作品は書きづらいし、作品のイメージと言うものを一番壊してはいけないと思う。子供の夢をぶち砕くわけだから。それに演じている役者への影響もあるから……特撮で大手サークルがほぼ存在しないのも、需要以前の問題があるからなんだよね。
私は別に特撮ジャンルで活動をしている同人家を否定しないし、良い作品も沢山あると思う。だけど、私自身がSSだったり同人誌だったりを出すのかと言われれば、解説本とかレビュー本とか、所謂ファン同人誌ならまだしも、二次創作は無理だと思う。正直言って、私は怖いです。こればっかりはどうしようもならない。
丹下桜のラジオでやってる通称ラジオ妻シリーズと呼ばれていたラジオドラマが先週終り、今週からラブプラスのドラマが始まりました。コナミといえばラジオドラマ、CDドラマというほど過去に量産されてきた文化ともいうべきものですが、RADIO・A・La・Modeにもスポンサーが付いたと考えていいんでしょうかね。

そういや、なんだって今までのドラマは妻設定だったんだっけ。確か、金麦がどうとかそういうのは覚えてるけど……丹下桜自身人妻だしなぁ。他のシチュエーションはあなたとワンシーンでもできるし、コンセプトを絞っているという意味では結構良いドラマだった。ラブプラスのドラマは流石に二部構成というわけにもいかなくてED前に流れるだけだったけど、ヒロインの父親役が田中秀幸さんだったのには驚いた。驚いたと同時に、「いや、あなたは凛子の父親役をやるべきだろう」と思ってしまった。それぐらいは配慮してくださいよコナミさん。
私はラブプラスを未だにやったことがないので、イマイチ好きと言えない作品です。丹下桜を業界に戻してくれたことには感謝しますが、そのせいで変に人気が出てしまった感も否めない。人気が出ること自体は悪いことではないんだろうけど、ライブに当選しづらくなったという弊害がね。知り合いのイベンターとよく嘆いています。昔は問答無用の先着順だったんだけど、最近はそれも抽選に変わったらしく、ここ数回は満足に行くことすら出来ない。以前までの宗教じみた雰囲気も薄れて大分良くなったと聞いてるんですが……久しぶりに行きたいよー。当選のコツとかないですかね、とイベンターに聞いたら、「こっちが聞きたい」と返されるほどに倍率が高いらしい。やれやれだ。

坂本真綾の武道館以来、特にライブ系のイベントに参加していなかった私ですが、実は先日のドリパのステージイベントは鑑賞しました。同じ桜でも丹下桜ならぬ野川さくらのミニライブがあったんですよ。それなりに古い付き合いの人しか知らないだろうけど、私はその昔野川さくらのファンをやってましてね。生で見るのはそれこそ数年ぶりというレベルなんですが、折角の機会なんで観てきました。最終ステージだったから、必然的にメーカーの得ショーなんかと被ってたんだけど、今回は知り合いも来ていたので野川さくら優先で。思えば、HOOKのトークショーを聞かないエロゲイベントというのも久しぶりかも知れませんね。
曲目自体は朝方並んでる際にリハーサルが聴こえたので、個人シングルと言うよりは出演したアニメ作品の楽曲を中心に、という感じでした。もっとも、野川さくらは最近アニメの出演数が少ないし、歌もそんなに歌っていないからあまり新しい曲というのがないんですが……それでも最初に歌ったRomantic summerはそれなりに認知度の高い曲だったんじゃないだろうか。瀬戸の花嫁も3年前の作品ですが、話題にはなりましたしね。
元々が桃井はることのユニット曲で、それをソロで歌った感じなんだけどその点には特に触れなかった。続く2曲目も更に1年さかのぼってらぶドルのEDだったんだけど、なんだって同じくユニット曲のEDを歌ったんだろうか。いや、普通にソロで歌ったOPで良かったじゃない。まあ、盛り上がるという意味では確かにEDの曲調があってるし、それを優先させた結果なのだろうか。
段々と年代を戻していく演出なのか3曲目は確かマジカノ歌っていたけど、その次は一転してアラド戦記、今のところ一番新しいレギュラー作品の主題歌を歌ってました。本人曰く熱い曲らしいけどそうだろうか。カッコいいとは思うけど。
驚いたのはアーケードゲーマーふぶきのOPであるthunder of PPを歌ったことで、リハーサルでも聴いてたけど耳を疑った。いや、本人も言ってたけどこのキャラソンに近い初期の色物ソングって滅多に歌わないんですよ。私にとってはカラオケの十八番だけど、まさか本人の生歌で聞けるとは思ってなかったし、確かにラッキーだったかも知れない。

まあ、ライブに参加して楽しんだけど、だからといって野川さくら熱が復活したのかと言われれば、別にそういうわけでもなく……野川さくらに関しては、結構根が深い理由でファンを辞めてますから、イマイチ踏ん切りがつかない。未練もある。だけど、完全に落ちぶれている今の状況を見るに、如何にも私が好きそうな、実際に好きだった声優なんだなぁと思っています。なんでか私の好きな声優は、そういうタイプが多いんだ。
野川さくらに関して語りだすと長いから、これに関してはまたの機会にしましょう。なんだかんだいっても、ミニライブ自体は良かったですよ。最高だった。バスツアーは苦手だからいかないけど、ライブツアーでもあるのなら参加を考えましょう。金と体力に余裕があれば、だけどね。
久しぶりに新宿まで行ってきました。恩師に呼ばれて同じ一門の親友と、新宿中央公園を抜けるようにブラブラと。日差しは暑く、丁度噴水前でフリーマーケットみたいなのをやっていましたね。古着ばかりが置いてあったけど、特に興味はなかったんでスルーしました。目的地の少し手前で軽く昼食を食べて、目当てのメニューの期間が終わっていたことに少し落ち込む。まあ、期間中は少なからず食べたからいいんだけど。

月に一度か二度は恩師と会うことにしている私だけど、ここ最近は原稿の締切だなんだと色々押していたからすっかりご無沙汰してしまった。まあ、正確にいえば先日のSFセミナーで会ってるんだけど、あの日はめちゃくちゃ忙しなかったですからね。ろくに挨拶もできなかったという。
改めて出向いた先では幾人かの先客がいたけど、私の用事といえば顔見世とこの前作った逆襲の救世主下巻を恩師に渡すぐらいだったので、後は先客たちとの会話をしていた。驚いたのは同門の中に私の同人誌の存在を知っている人がいて、兄弟子か弟弟子かも分からない程度の間柄なので、私の作品であると認識はしていなかったようだが、私が作者であると知って大層驚いていた。なんでも上巻を探しているらしい。秋葉の本店にはあると思ったが、既に返送準備に入ってしまったんだろうか。丁度そのときは手持ちの1冊しかなったので、そんな状態の悪いものを渡しても失礼だろうと思い断念。
しかし、世間ってのは狭いですね。ロクゼロクロスはハッキリ言うとアクセス数から考えてそれなりに人気の作品だと思いますけど、それでも同門の人間が読んでいるとは……恥ずかしくはないが、なんか意外だった。何人かプロ作家もいたけど、ネットのSSとか読むものなんですね。新進気鋭の若手ラノベ作家が一人来てたが、今にも倒れそうな顔してたな。6月刊行らしいが間に合うんだろうか。まあ、間に合わなければクビが飛ぶだけだが。新人なんてそんなものです。
私はそんな作家先生方の姿を見て親友と、「作家も大変だねぇ」と他人事のように言っていたわけだけど……これは負け惜しみ、なんだろうか。

ラノベ作家に夢を持っている人間というのは幾人もいて、その数はなかなか減らないどころか常に増えていると言われています。灼眼のシャナとか禁書とか、そういったもののクリアファイル持っているようなガキンチョがプロ物書きの門扉を叩き、弟子にしてくれというわけですが……んー、なんだろうね、それでいいのかなと思わないでもない。
別にラノベ作家を否定するつもりはないし、デビューへの近道としてラノベは確かに有効な手段だと思うけど、あれは本当に商業作家の典型ですからね。ファミ通文庫こと、えんための編集者と話してるときに相手がぼやいてたんだけど、
「最近の若い奴は、こっちが指示して書かせいている原稿を書いているとき、『これが終わったら好きな作品を書いていいんですか?』と聞いてくる。そんなわけないことに、何故気付けないのか」
当たり前の話、ライトノベルは商業エンターテイメントですから書いている作品が売れれば続編を書かなければいけませんし、常に求められるのは作者が書きたいものではなく、出版社が売りたいものです。どうにも最近の若い連中はそれを分かっていないというか、作家は書きたいものを書いてメシを食う職業だと、本気で勘違いしているのが多いらしい。よっぽどの筆力や才能があるならまだしも、普通に考えてそんなの無理に決まってるじゃんと。ラノベは作品ではなく商品であることを、まず第一に理解するべきなんじゃないかと、その話を聞いたときに思った。
後、これは全然違う人から聞いた話だけど、ろくに働きもせず、とにかく小説だけを書きまくってデビューしようとしている人がいて、いわゆる社会人を経験せずに作家になりたがっている人がいるという。社会人になること、組織人となることを否定し、ひたすら小説だけを書く。そういうのに限ってろくな文章なんて書けやしないんですが、私は一度ぐらいは組織に入って、上下及び社会人としての常識、通年、人付き合いの仕方は覚えておくべきだと思う。そんなものが文章を書く上で必要なのかと言われれば、まあ、必要ないんだけど、作家ひとりだけでは本を出版することなんて出来ないということを、社会人にもならずに小説書いている奴はもう少し考えるべきではないかと。

なんか否定的な文章になっちゃったけど、まあ、世の中いろいろですよ。気楽に考えている奴もいれば、堅苦しく考えている奴もいる。結局は運と実力の世界だし、実力に見合った結果が出せても、実力に相応した成果を出せない作家だって沢山いる。ただ、一握りの天才を夢見ている時点で、そいつに目はないというだけで。天才を参考にする時点で、自分が天才でないことに気づき、早く自分の文章を見つけるべきなんだ。
それが出来るか出来ないか、ライトノベルだけ読んでいる若者にはもっと視野を広げてもらいたいですね。
悲恋堂の店主にGWの土産話を聞かせていたとき、「あなたはたまには有明以外のところへ旅行とかいかないんですか?」と訊かれたので、「お前が付いてくるならどこへでも行ってやるよ、世捨て人」と返してやった。店主は私の切り返しを予期していたのか軽い失笑で流したけど、たまには外出しないと身体にも良くないと思うんだが……まあ、世の中には数年間ヒキコモリとかも普通にいるわけだしなぁ。そう考えると店主もまだまだなのだろうか。

店主と児童書の話で盛り上がっていたとき、カラフルが映画化するという話を聞いた。森絵都の傑作小説で、確かに児童書といえなくもない本作であるが、児童文学賞も取ったんでしたっけね? 私には青春アドベンチャーでのラジオドラマが印象深いですか、なるほど今度は映画化か。実写は随分前にやったはずなので、サンライズによるアニメ作品とのこと。まあ、テレビ局もかんでるみたいだし、キャスト面での期待はできないけど……カラフルか。バッテリーといい、最近は児童書に着目する人が増えたんですかね。
私はカラフルは結構好きで、オチのわかりやすさとか、言われてみると大人が読めば一瞬でわかるような、そんな内容なんですよね。現に身内は読み始めて数行でオチが読めたと言っていましたし。
カラフルはそのタイトル通り多彩な色合いを持った登場人物の話なんだけど、あのあるようでないような恋愛要素が私は好きでね。特になんと言ったか、主人公が主人公となってから現れたクラスメイト。最初から世間から外れていた少女は実に良かった。青春アドベンチャーの印象が強いからそっちで語ると、最終的に主人公は憧れというか惚れていた後輩より、クラスメイトの方を取ったということでいいんですかね? 取ったというか選んだか。後輩を手にれることも出来ただろうに、主人公は自分を救ってくれた方を選んだわけですよ。
「如何にもあなたが好きそうな展開ですね。はじめに好きな女より、後から出てきたなんてことない女とくっつのがいいとか。定番でしょう」
「D.N.ANGELとかめちゃくちゃ好きなんだよ」
「なるほど、大助が梨沙から梨紅に乗り換えるあの感じですか」
「その感じだよ、よくわかるな」
「私にとっては、あなたほど分かりやすい人もいないですからね」
とまあ、私がどういう恋愛関係が好きなのか、その一端が分かるやりとりである。そう考えると、私はあまり王道とかすきじゃないのかも知れませんね。ハヤテのごとくを読んでるわりに嫌っているのも、ぐちゃぐちゃになった恋愛模様に苛立を覚えているからかも知れないし。整合性というか、秩序がない。

私の趣味というのは、もちろん私の書く作品にも色濃く出ているというか、例えばロクゼロクロスなんてその典型だよね。フェイトと思わせギンガに、ギンガと思わせセインに、セインにかと思われたらギンガに戻ってフェイトへたどり着くとか、もう一体どこへ行きたいんだよって感じで。しかも、逆襲になるとシエルが加わりますからさらに増えるという。まあ、ちゃんと筋道は立てているから迷子になったりはしないし、あの作品に関しては誰がヒロインか、ほとんど確定してるんだけどね。ギンガは死んじゃったから仕方ないにしても、フェイトとシエルの決着はちゃんとつけないと。セイン? セインはなぁ、赤き閃光の英雄で良い思いをしすぎたというか、逆襲の救世主でのラストが酷かったので、少なくとも不幸にだけはしたくないキャラ。幸せになれるかどうかは別として、そもそもあの作品で本当にハッピーエンドを迎えられるのなんて、今のところ一人しかいませんからね。誰とは言わないけど。

なんか、ロクゼロのこと書いてたらロクゼロ書きたくなってきたから困る。当分は書かないと決めていたのに、私の自制心も緩いもんですね。けどまあ、先にしておきたいことがあるから、書くとしても年末とかになるんだろうな。いっそ、今度はラストまで書き溜めてから連載始めようかしら。その方が効率いいような気がしてきた。
アニソン三昧を聞くためにカセットテープを11本用意したアナログな私。ラジカセの前にノーパソおいて朝の9時から25時までぶっ続けで聴きまくっておりました。途中、ニュースの時間を利用して風呂に入ったりもしましたが、前回に比べると結構真面目に聴いていた気がする。そもそも録音自体、初めての試みだったしね。丹下桜と榎本温子がアシスタントパーソナリティとか言われたら、もう録音するしかないじゃないですか。

アニソン番組というのは関東圏では結構貴重で、超A&G+で幾つかやっているのを除けばほとんどありません。A&G REQUESTデジスタぐらいですかね。関西の青春ラジメニアが現役なのかは知りませんが、長時間のリクエスト番組で、しかも生放送というのはあまりないのです。だから、アニソン三昧みたいにリアルタイムでガンガンリクエストを募集して流しまくるという番組は、アニソン好きになとてもたまらないわけでして。
その昔、アニスパとかいう面白くもなんともない番組がやる以前、あの枠でやっていたのは超機動放送アニゲマスターでしたが、アニゲマスターの企画の一つに電リクというものがありました。これは電話、FAX、メールを使って募集したリアルタイムリクエストのアニソンを流しまくるというもので、レーティングなどにも使われる人気企画でしたが、面白いのは電話リクエストにも対応しているということで、しかも具体的な曲名がわからなくても大丈夫というのがありました。電話対応をアニソンに詳しいスタッフにさせることで、ある程度の情報からそれがどんなアニソンなのかを調べてくれるんですね。曲名がわからなくてもなにの主題歌だとか、誰それが歌っていたとか、そういうことがわかれば意外に判明しますから。
アニスパはアニゲからの企画を何一つ受け継いでいない、非常につまらない番組だからともかくとして、アニソン三昧にはかつての電リクをもわせるようなそういう雰囲気があるんですよ。FAXとメール限定だとしても。まあ、古い記憶は美化されますからね。私がアニゲ好きなのと、アニスパ嫌いなのは必ずしもイコールではないけど、それでもアニソン三昧には懐かしさみたいのを覚えてしまう。まあ、あっちゃんがいるのもあるんだろうけどさ。

午前中を中心に古い曲を流して、時刻が遅くなるごとに最新の楽曲に切り替わる感じはなかなかよさげ。ただ、今回のOP曲がクレしんだったのは……初回はともかく、過去2回は鳥の詩だったりストパンだったりしたわけだから、ここはやはりひだまりスケッチ辺りで初めても良かったのではないだろうか。いや、ひだまりも流していたけどね。
私が録音したのは楽曲がどうとかいう前に丹下桜がアシスタントを勤めてたからだけど、緒方指令と絡むと昔を思い出しますね。男八段は蔵馬が一番有名なんだと思うけど、私はCCさくらも好きだから。まあ、月や雪兎が特別好きかと言われたら普通と答えるけど、それでもあれはいいキャラだったと思う。司令による生「さくらちゃん」が聞けたのは最高でした。掛け合いがね、また最高なのよ。
あっちゃんはスフィア相手に上手くトークをしていたように感じる。根がオタクですから、引き出しを開けるのが上手いよね。私はスフィアにそれほど詳しくないけど、あの反応はそれほどオタクも混じっていない、のか? 声優になる人間がオタや腐女子だけとは限らないのは当たり前としても、ちょっと反応鈍い娘がいましたね。あれは緊張だけとは限らないと思う。
結局、目標である200曲には届かなかったけど、全体的にゲストが多いような気がする。そりゃあ、時間の長い番組ですから沢山のゲストを呼びたい気持ちもわかるけど、それにしたって15人は呼びすぎでしょう。スフィアを一纏めにしても10人以上ですよ? いくらなんでも多すぎだって。この番組が目標達成にどれぐらい熱心かはしらないけど、少し進行やペース配分が間違っているんだと思う。
もっとも、仮に200曲達成してしまったらその時点で番組終わりそうな気もするんだよね。このシリーズがなんだかんだと続いているのも、人気であると同時に未だ目標曲数を達成出来ていないからもであるわけだし。そう考えると、そんな簡単に200曲達成されても困るのかな。でもまあ、現状で50曲近い差がある以上、簡単に到達するとは思えないけど。

次回は年末か、それとも数年後か。今回に限ってはなにも予定がなかったので朝から晩まで聞くことが出来、それこそアニソン三昧の名前を体現したわけですが、次もそうだとは限りませんからね。なるべく優先はさせるけど、年末だったとしてコミケなんかと重なればその時点でアウトですから。
しかし、久々にカセットテープでアニラジを録音して、120分テープで7本ばかし。なんか異様にワクワクしたというか、楽しかったです。やっぱりラジオはいいもんですね。
昨日はCOMITIA92に参加していました。コミケと比べてあまり知名度が高いとは言えない同人誌即売会ですが、単純な開催数だけでいえばコミケを上回っているんですよね。来年ないし再来年には100回越すんじゃないでしょうか? 年4回だから無事に続けば再来年の春、つまり今と同じ時期ですかね。26年の歴史はコミケにこそ及ばないものの他の即売会を圧倒しており、かつてのCレヴォよりも長い。近年はビッグサイトでの開催が固定化されていて、創作ジャンルの活気の良さに嬉しい気持ちを覚えます。

説明が必要かはともかく、COMITIAは創作、つまりオリジナルに限定して開催されている同人誌即売会であり、オリジナルジャンルの即売会としては最大規模を誇るイベントです。同人誌といえば、コミケなんか行けば分かりますけど二次創作が主流であり、創作ジャンルをメインに活動しているところはほとんどないでしょう。稀にオリジナルでも売る自信のある一部大手が本を出してないこともないけど、基本はそのとき流行りのジャンルの二次創作ばかりだと思います。男性向け二次創作には現在爆発的な人気を誇るジャンルが存在しませんが、安定感で言えばなのはですか。STUDIOふあんなんかは、完全になのはで伸し上がったサークルだし、他にも程度は三段階から四段階ほど落ちて相手にもならないけど、鴨川屋なんかもその部類でしょう。流行のジャンルを書くというのは、手っ取り早く人気を得る上ではとても重要なことなのです。
COMITIAという場所はそれら二次創作の頒布が禁止されている場所であり、頒布されるものは基本的に一次創作、オリジナル作品に限ります。たまに既刊等の二次創作同人誌を持ってきてしまうルール違反者もいますが、そういう輩は無視していいでしょう。
置いてある本が違うというのはそれだけで会場内の空気そのものを変えるものがあって、先日参加したCOMIC1とはまるで違う空間が形成されているように感じました。前日にはスーパーコミックシティも開催されていたはずですが、それとも明らかに雰囲気が違う。オリジナルが持つ独特な匂いや色合いを醸し出しています。私は対外的には二次創作をメインに買っている男であり、実際に所有している同人誌量としては二次創作が大半を占めると思いますが、別に一次創作だって嫌いじゃないし、二次創作と同程度に好きだと言えるかも知れません。

新鮮味という意味では、私は二次創作より一次創作の方が強いと思う。例えば二次創作なら前述したように流行のジャンルというものがあって、コミケなりCOMIC1に行けばその時々の流行本というのを目に見ることができる。これが好きなジャンルなら嬉しいが、興味のないジャンルだと死ぬほどつまらないのですが……まあ、それは置いといて。COMITIAではそうした同人誌即売家における当たり前とも言える光景が見られない代わりに、サークルごと、作家ごとの趣味や個性を垣間見ることができると思う。そこにあるのは作者のオリジナルであって、既存の作品ではない新鮮さそのもの。まあ、中には既刊としてかつて観たものもあるだろうし、他のイベントに持ってこないとも限らないんだけど、COMITIAでしか観られない、読めないものっては必ずあると思うんですよ。
私の親友である悲恋堂の店主は極端なほどに二次創作を嫌っているけど、その大きな理由としてあげられるが創作性のなさと、他人の作品での金儲けの否定。前者はともかく、後者に関しては潔癖に近い拒絶感というものを奴は持っている。
「他人の子供を勝手にいじくり回して金儲けに利用するなんて、私には理解できません」
極端すぎる意見だが、言いたいことはなんとなくわかる。作品というものを作者の子供と捉える辺り、実に奴らしい感性でもある。これに関連して、私の贔屓にしているサークルへスケブを頼んだとき、例外的に商業で描いているオリジナルキャラを頼んだことがある。COMIC1での話だけど、オールジャンル即売会で、特に創作ジャンルで出ているわけでもないのに、まあ単純に描いて欲しかったからなのだが。
そのとき聞いた話として、実際にオールジャンル即売会のような場で自分のキャラを書くというのはどうなんだろうか? という質問があった。無論、作家によってよりけりだろうし、中には商業と趣味はきっちり分けている人もいるのだろうけど、私がスケブ頼んだ作家さんに限って言えば、やはり自分のキャラを描くことは嬉しいらしい。二次創作のイラストというのは、悲恋堂の表現を借りれば他所の子を描いているわけであって、実際に女流作家にはそうした表現を使い、そのような感覚を持っている人も少なくはない。自分のキャラに対する愛着も、おそらく女性のほうが強いでしょう。

コミケなんかよりCOMITIAのほうが居心地がいいという意見も確かにあって、私はその意見に結構賛同してしまう。二次創作は楽しいけど、気楽さや気軽さ、自分の作品を題している、見て貰っているという意味ではこれ以上に良いことはないと思う。まあ、商業活動をバリバリしている人からすればそうでもないのかも知れないけど、好きなものが書ける場所、出せる場所ってのはやっぱり大切にするべきだと思うのですよ。
私は二次創作をやっていますから悲恋堂ほど極端な意見は持ちえずにいますが、結局のところ自分が描いている作品は他人の作品の上に成り立っているんだという意識は、常にあるわけだしね。
そういった意味で私はCOMITIAの創作性や個性の高まりが見せてくれる色合いが好きだし、鮮やかな感性には惹かれるものがある。純粋な創作として、とてもキラキラして見えるから。
アニメ化か、それとも移植か。私は前者だと思います。コミカライズというゲームとは違う媒体、メディアにおいて最新メディア展開情報が掲載されるわけだけど、それが果たしてゲームというある意味では原作と同じ媒体なのだろうか? 無論、移植の可能性が皆無であるとは言わないが、私はコミックスの帯で発表するようなものはやはりアニメ化だと思うし、その可能性が高いと思っている。移植ではないかという意見を聞いたときは、なるほど、そういう考え方もあるのかと感心はしたけど、自分の考えを覆せるほどに希望も期待も持てなかった。

そう、期待です。今の私は、そしておそらく多くのヨスガノソラファンは、この作品がアニメ化しないことを望んでいます。全員が全員そうであるとは言いません。けど、殆どがそうであると、少なくとも私はそう思っています。
ヨスガノソラのアニメ化については、昨年の秋ドリパの後に、この日記で詳しいことを書いたと思います。自分がそれに対してどう思っているのか、あのときは単なる噂であり、まあ、発信源として否定させてもらったわけだけど、今回こういう事態になって単なる噂では済まなくなってきて、流れとしては本当に最悪なことになった。私はヨスガノソラが大好きだし、大好きだからこそアニメ化には反対しているし、避けられない展開になってきた今現在もその気持は変わることがない。この考えはファンのエゴなんだろうか? 本当に好きな作品はアニメ化して欲しくないというのは。
でも私は、あえてエゴでなにが悪いと叫びたい。なんどでも書くけど私はヨスガノソラが好きだから、大好きだから心の底からアニメ化は止めて欲しいと願っているし、勘弁して欲しいと思っている。そこだけは、変えようのない正直な気持ちなのです……どうにもダメだね、この件に関してはまったく客観的になれない自分がいる。それが良くないことだと分かってはいるんだけど、全然冷静になることが出来ない。

まあ、まだ決まったわけではない。ほんの僅かな、一欠片、いや、1ミクロンの希望に期待を寄せるしかない状況だけど、仮にアニメ化だったとして、それじゃあどのような形でアニメ化されるのか? 角川か絡んでいる以上、テレビアニメ化の可能性が一番高いことはわかっているし、18禁OVAになることをコミックスの帯で発表することは出来ないでしょう。あと可能性が残るとすれば一般OVAないしOADだけど、私はこの際OVAを押したいね。何故なら、どんな出来だろうとそれが一番ダメージの少ない結果に終わるだろうから。
エロゲのOVAというのは18禁に限らず割とメジャーなことで、最近だとハイクオソフトのよつのはなんかがありましたね。HOOKの_summerも確かしましたし、決して少なくはない。エロゲが安易にテレビアニメになって量産されている昨今からすれば多いとはいえない現状だけど、私はエロゲがテレビアニメになっている事自体、なにかおかしいんじゃないかと思っているので。OVAなら例え低クオリティでも少しの間我慢すればいいだけだし、テレビアニメと比べて露出も少ないから、変に知名度が上がることもない。
そう、嫌なんだよ。アニメ化によって妙な変貌を遂げるのが。人気が出て欲しくないとは言わないよ? まあ、少しぐらいそう思ってるかも知れないけど、あくまでエロゲとして人気になって欲しいであって、アニメ化による外からのファンを増加させることは、原作ユーザーの大半が望んではいないと思うのよ。
ファンを増やすのが商売の上でどれだけ重要かは知っているし、ブランドがその選択に飛びつくしかないのも理解はしているけど、それでも現在のファンとして納得出来ない気持ちは強い。アニメ化出来るはずがない作品、アニメ化出来るわけがない作品、アニメ化して欲しくない作品ってのは必ず存在するもんだんですよ。安易な原作人気に便乗してアニメ化して、それによって黒歴史ともいうべき汚点を残した作品が過去にいくつあったのか。ヨスガノソラのアニメってのは、よほどのことがない限り成功はしないだろうし、良いものが出来るとは思えない。仮に商業的成功を収めたり、知名度が急上昇しても、それが原作ファンの望むものになるとは、正直想像が出来ない。あり得ないでしょう。

アニメ化が本当に不可避の流れなら、私も覚悟を決めるしかないけど、これがPSPへの移植とか、ドラマCD化程度で済むのなら、それに越したことはありません。私はそれに希望を寄せますし、期待もします。いずれにせよ確証はないですから、あまり騒がずに事態の推移を見守っていこうと思います。私には、きっとそれしか出来ないから。
DreamParty東京2010春に参加してきました。ドリパに参加するのは去年の秋以来ですから、東京に限定していば前回も参加していることになるんですかね。私はそんなにドリパが好きじゃないんですけど、キャラフェスが終わってしまったもんだから仕方がない。段取りというか、仕切りが悪いんですよね、このイベントは。それに何回も疲れ果てる思いをしてきたから。

今回は事前にアーリーチケットを買っておきました。買えば一般入場よりも早く会場内へと入れるチケットですが、Sphereでどうしても欲しいグッズがあったので、商法に乗せられているとは思いつつも利用することに。まあ、商法以外にも徹夜とか早朝来場とか、そういう問題もあるから作られたんだけど、必ずしもいいシステムではないよね。けど、現状はこれ以上のものはないのだろうし、金払えば早く入れてくれるというのなら、物を買う上では十分ですからね。不満があるとすれば少々あざといのと、せめて前売り券と一体型にしてくれよ、ということぐらいでしょうか。あぁ、それに付け加えて集合時間か。参加者に遅く来てもらう意味も込めて出しているのに1時間半前集合というのは少し早いんじゃないかと思った。1時間でいいじゃないか。
私は1~200番台のチケットを取りそこねて、300番代のはじめぐらいだったんだけど、これぐらいの番号でもそれほど問題はなかったかな。真っ先にSphereへと並んだけど、私の前は二十人もいなかったと思うし。その後すぐに増えて、一般入場者も含めて列は外周まで伸びたのかな。途中で切り離して、最後尾形成を外で行ったから。穹のグッズがないとはいえ、さすがに人気なものです。CUFFSのテレカが最後に完売したことを考えると、まあ、どのブランドが一番人気だったのかは言うまでもないでしょう。
今回のCUFFS/Sphere/CUBEの出し物は以下のとおりで、
『ヨスガノソラ』『ハルカナソラ』グッズ
ヨスガノソラ 天女目瑛 描き下ろしテレホンカード 1500円
ミニ黒うさぬいぐるみフィギュア(キーホルダーキット付き) 1500円


Gardenグッズ
Garden 星野絵里香 描き下ろしテレホンカード 1500円

夏ノ雨グッズ
夏ノ雨 篠岡美沙 描き下ろしテレホンカード 1500円


この他にも主に冬の通販で販売したグッズを中心に、ヨスガノソラと夏ノ雨のVFBも少しだけ販売していた模様。私も金さえあれば夏ノ雨の抱き枕を買ったんですけど、さすがにCOMIC1が明けたばかりということで財布が軽かった。新作グッズだけ買って、しかもフィギュア以外は全部1限だった。つまりテレカが1限なわけで、瑛のテレカを2枚花王と思っていた私は出鼻をくじかれた感じ。ただ、フィギュアに限定がなかったことで購入特典の缶バッチも買えば買うだけもらえて、2つ買った私は缶バッチも2つ手にいれることが出来ました。正確には二組かな。ちなみにこの缶バッチ、瑛&穹のストックが切れた後は委員長のものに切り替わったいたらしいけど本当なんだろうか。
このグッズ、割と早い段階で公式で発表されてたんだけど、そういやここでは紹介してませんでしたね。こんなんだからファンサイトと呼ぶにまだまだ至らないのだ。

Sphereを済ませた後は戯画のブースに行って、委託販売されている某ブランドの台紙付きテレカを購入。これで本日の買い物はほぼ終わり、という感じでとにかく出費を抑えました。後はまあ、無料配布回ったりして、私は結構無料配布の回収が上手いので大抵のものは手にいれることが可能。まあ、メインの無料配布までの時間つぶしみたいなものですね。
色々手に入れた後はSphereに戻って、広報のかたひとマンとこれから作るかも知れないグッズについて色々話した。意外なはほど真面目な話になってしまったけど、まず第一にわかったのは等身大黒うさぬいぐるみは夏コミ合わせ、遅くても秋ドリパまでには作りたいらしい。イベント名が上がっているけど、基本はネットでの販売で、余ったらイベントに持ってくるかも知れないという感じらしい。
「結局価格はどんな感じになりそうなの?」
「数次第。完全受注生産にするとしても、2000個は作らないと価格が抑えられない」
「2000個はきついねぇ……」
等身大とはいえ黒うさのぬいぐるみに2000個もの需要があるか、ということである。後、勘違いされているようだけど2000個というのはあくまで黒うさにおける数字であって、他のグッズはまた違いことを明記しておく。ヨスガノソラスレではそれを勘違いしたレスが付いてたから。
他においてあったグッズといえば、『ゴスロリ穹の白ワイン』『巫女みこ瑛の赤ワイン』だけど、これについては結構真剣な議論をしてきた。私が純粋に欲しかったというのもあるけど、それ以上に単純にこれは売れるんじゃないか、と思ったから。ネックとなるのはやはり便であるからして、配送中に割れたらどうするか、ということ。ブースには青と赤のビニールショッパーが置いてあったんだけど、かたひとマン的にはそれに入れて売るのもいいかなと思っているらしい。
「欲しい奴はここに買いに来い」
というのはあくまでイベント限定販売という意味合いであり、利益率を考えるとあまり現実味はないかも知れない。
「スティポとか箱とかはどうなの?」
「箱は型を作らないといけなくて、木型作るだけで数十万掛かる」
「じゃあ箱は無理か……となれば、グラスと抱合せかねぇ」
「ぶっちゃけ、グラスとセットにしていくらまでなら出す?」
「1万5千までなら。というか、グラスとセットなら1万超えない方がおかしい」
けれど、布モノ以外で1万超えるグッズにどれだけの人が見向きをするか、という問題もある。それはグラスと抱き合わせようが同じことで、問題は如何に稀少価値を出すかということでもあるだろう。
「出来は凄く良いし、ネーミングセンスも見事だから売れるとは思うんだけど……」
「じゃあ、これが奈緒と初佳だったら?」
「……それは」
一番笑った逆質問。まあ、本人も言っていたけどブランドとしてはどのキャラも売っていかなきゃいけないわけで、確かにその気持は分からないでもない。実際にその二人で売れるのか、という感じではあるけどもさ。
ただ、箱なんてぶっちゃけ収納さえできればなんでも良いわけで、それこそプラスチックケースとかでもいいんですよ。現に私が以前萌酒なるものを買ったときはそういうのに入ってましたから。まあ、そこら辺は工夫次第だよね。
次に出てきたのは今回の初出しとなるiPhoneカバーなんだけど……
「みんな、iPhoneってどれぐらいの人が持ってる?」
「………………」
「誰もいねー!」
かくいう私も持っていないんだけど、最近は増えたよねぇ。お隣のメロンブックスブースでも宣伝してたし、業界の新しい流行りなんでしょうか。かたひとマンとしてはあまりの少なさに意外さを打たれたみたいだけど、このグッズが出れば買う、という声もちらほらあった。それはまあ、確かに私も同感ではあるが。
ここらからはあえてうろ覚えの言葉を書かず文章のみで書くが、今回のSphereブースは撮影禁止で、全体的にVFBの画像を使っていた。作るかも知れないグッズの大半もそれであったが、かたひとマン曰くVFBの画像というのはグッズには使えないらしい。なんでも、それが橋本タカシとの約束であるとか。これはハッシーはケチであるとかそういうのはなくて、単純に思い入れの問題。VFBの絵として描いたのだから、他のものには使って欲しくないという意見らしい。現にかたひとマンは今度出すミニクリアアクレリーフの画像としてVFBの穹を使いたかったらしいが、断られてしまったらしい。
しかし、だからといってアクレリーフにせよ他のグッズにせよ描き下ろしがあるのかといえば、ぶっちゃけそれは無理だろうという共通見解。まあ、認識の上では、無理の理由の上ではスタッフ側とユーザー側で差があるんだろうけど、ハッシーだからね。

無料配布は冊子ということで、訪れていた知り合いにも並んで貰って2部ほどゲットすることが出来ました。内容に関してはCUFFSとCUBEが新作の発表で、これに関しては特に書くことがありません。意外だったのはCUBEの新作がカントクの単独原画で、兼清みわは参加しないらしい。まあ、カントクも好きだけどエロゲという観点で言えば兼清みわのほうが好きなんだけどな。残念だ。
そして、Sphereの告知は……コミカライズの1巻についてでした。新作の告知はなし。けれど、私は色々な意味で新作の告知が欲しかった。
コミックス帯に最新メディア展開情報が掲載!

このようにSphereの告知ページには書かれており、あとがきでは、
「Sphereは新作こそ今回は発表できませんでしたが、その代わりに5月末に大きな発表もありますので、こちらも是非ご期待ください」
私が嫌な予感を覚えたのは言うまでもなく、期待なんて一欠片も出来なかった。これについては明日の日記で色々書かせてもらいます。書くことが本当に多すぎる。
劇場版「文学少女」を観てきました。昨日観た最後の映画で、21時15分開始の23時終了というレイトショー。場所がららぽーと横浜であることを考えると、結構無茶したなとは思う。しかも、正直言ってそこまでしてみるほどの映画だったのかといえば、全然そんなことはなかったというか、ハッキリいうとこの作品は駄作以外の何物でもなかった。アニメ映画としてもだが、そもそも映画として全く完成されていない、酷い作品でした。レイトショーに行ってまで見る作品じゃないね。1800円払う気もしないけど。

以前の日記で涼宮ハルヒの消失を見るには、最低でもアニメ一期の数話と笹の葉ラプソディを見る必要があるとは書いたけど、なんというか文学少女の映画はそういうのを超越していた。説明も紹介も解説も一切なしで、いきなり原作の一部を抜き出しての映画化。原作未読はさっぱりどころか訳がわからないだろうし、原作既読にしたところであまりといえばあまりの構成にポカーンとせざるを得なかったと思う。ちなみに私は後者ね。
主要キャラの解説が一切なされないというのは致命的で、つまりはこいつら何者なのよという話が全くなされていないから、その時点でどのように、誰に感情移入をするべきなのか、こいつはこういうヤツで、主人公とはいつからどんな関係で、今までどんなことがあったのか、というのが漏れ伝わってもこないんですよ。唯一明確に表現されているのはヒロインである遠子先輩だけだけど、これは当たり前というか、彼女の説明までしなかったらこの映画は作品として完全に終わっていたともう。まあ、今だってほとんど終わりかけだけどさ。
なにがしたいのか、なにを見せたいのか、そういうのもまるで伝わってこないというか、言ってしまえば平野綾が演じるキャラがひたすら毒はいてどす黒いことしているだけ。それに主人公が振り回され、傷つき、そういった姿を見せているに過ぎない。そこに映画的面白みはあるのか? 映像的にはどうなのか? I.G.が作った割には、テレビシリーズぐらいのクオリティしかなかったように思えます。
要するに、総じて質が低いんですよ。映像としても脚本としても。やりたい事は伝わってこないし、テーマすらも不明確。長い原作の中で、無理矢理一部分だけを切りいとって、しかも最後はやっつけのごとく他の箇所から切り取ったものをつなぎ合わせる。それに一体、どれほどの意味があるというのか。原作を持つ映画としての出来も価値も、なにもかもが低く、粗悪だった。

意味がわからなくてパンフレットを買うというのは、私の中でもそれほど経験のあることじゃなかった。それでもなんだってこんな駄作を作ってしまったのか気になって、例えば声優はこの映画に疑問をもっていないのかと、そう思ったから買ってみた。けど、当然のごとく、そんな映画の質を自ら貶めるような発言や記述はなくて、まったく当たり障りの無い内容だったと思う。
映像化不可能と呼ばれた作品を映像化することは、同じく今現在公開されているいばらの王の宣伝文句にもありましたけど、あれは本当に上手くやっている。でも、文学少女は駄目だった。漫画媒体ならまだしも、文章媒体でここまで映像化に適していない作品もないというのに、それを無理矢理映画化なんてしたもんだから、流石に無理が発生してしまった。結構苛烈なことを言うけど、これを良い作品だとか、そういう文句で宣伝したり紹介したりするヤツの気が知れない。つまりは、花澤香菜とかのことを言ってるんですけどね。原作の良さを知れば知るほど、映画のダメなところが浮き彫りになってくる中で、良い作品だと宣伝する人たちの言葉は本心なのか嘘なのか、それすらもわからないほど軽いものになっている気がする。
ただまあ、原作既読の立場として考えれば面白い箇所がなかったわけでもない。原作ほど酷くはなかったけど、美羽のヤンデレっぷりは平野綾が良い演技していたこともあってか、声優の演技面では見るべきものがあった気もする。水樹奈々はともかくとして。いや、原作での美羽は最低最悪以外のなんでもないんだけど、この昼メロにも似たドロドロっぷりは最高だね。美羽とななせがやりやって、だけど心葉は最終的に遠子先輩のところへいってしまう展開とか、楽しくって楽しくって、かませ犬共を笑ってやりたくなる。私はドロドロの三角関係が第三者に壊されかすめ取られて行く展開が大好きです。

全体的に私の評価は低いけど、要するにわかりにくいにわからないの一言に尽きると思う。原作を5巻まで読んでいること前提に映画作るなんて、それが商業作品のすることか。監督か構成か脚本か、誰が悪いのかはしらないが、一つ言えるのは原作が悪いんだよ。いや、原作に罪はないんだ。単に映像化しにくい、出来ない作品だったというだけで。
人気作品はとりあえず映像化してしまえ、という昨今の酷い商業主義手法によって生まれた典型的なまでの産物が、この映画なんでしょう。嘆かわしいものです。
本日の映画1本目、劇場版「TRIGUN Badlands Rumble」を見てきました。海外ファンの熱心な声に動かされての続編ということだけど、一体海外のどういった層が支持してるんですかね? やっぱり、西部劇とかが好きな人達なんでしょうか。正直、それほど迫力がある作品じゃないし、派手さがあるわけでもないし……あ、映画版の話ね? メリケン人ってのは、とにかく派手なアクションやガジェットを好むものだと理解しているので、そう考えると少し物足りないんじゃないかなーと。

アニメ版のトライガンが1998年ですから、そこから数えて12年ですか。まさか12年ぶりにトライガンが復活するとは思ってなかったけど、長く愛される作品というのはいいものですね。私としては映画版の脚本も黒田洋介に書いてもらいたかったんだけど、スタッフロールを見る限りは小林靖子でした。なるほど、だからあんなにも王道した話の内容だったのか。
実にトライガンらしい話だったというか、オリジナルなので原作の本筋に絡むような話ではありませんでした。劇場版オリジナルキャラである大強盗ガスバッグと、彼の賞金を目当てに集まった賞金稼ぎの一人、アメリアという少女を軸に、ヴァッシュやウルフウッドといったお馴染みのキャラクターが絡んでくる、という感じでしょうか。保険屋の二人も当然出てきます。それぞれが別の箇所というか勢力との繋がりを持っていて、例えば主人公であるヴァッシュがアメリアと絡んでいれば、ウルフウッドはとある恩からガスバッグの護衛をやっている。そして保険屋はガスバッグが狙う街の市長だか誰だかのところにいて、やがてそれらがひとつになって……とまあ、90分と少しの映画と考えれば、やりたいことが上手く表現されていたようにも思える。凄く面白いって程ではないにしろ、ファンには懐かしいものであるだろうし、十分に楽しめたんじゃないかな。
そういやゲストキャラであるアメリアの声は坂本真綾だったけど……真綾ってこういう使い方されることが本当に多い。まあ、悪い演技じゃなかったけど、キャラの容姿とかイメージからすると、真綾だと少し声が高い感じがしないでもない。まあ、そんなこといったら雪野五月があれか。

トライガンが終わった後は御茶ノ水に移動して、全電通ホールでやっているSFセミナーへ。SF大会ほどメジャーではないけど、結構長くつづいているSFのイベントです。私は一般参加だけど、知り合いが数多く参加しているもんで、午後からでも参加しようかなと。本当は午前中の小川一水の講演も見たかったんだけど、ついついトライガンを優先させてしまった。小川一水はライトノベル作家として扱われることが多いけど、その実はSF作家クラブに所属するSF作家です。ライトな作風で書かれている作風も多いけど、明確にライトノベル作家であるとするのは、笹本祐一をそうであるというぐらいに間違っている気もする。
私はイカロスの誕生日が好きだけど、近年はハードSFである第六大陸の評価が高いのかな? あれも星雲賞とりましたよ。一体どんな話をしたのか、時間がなくてその場にいた知り合いに詳しく話を聞けなかったけど、その他の講演というかなんというかも結構楽しかった。
特に、アリグザンダー・O・スミスによる海外のラノベ・漫画・ゲーム翻訳事情なんかはなかなか興味深く、ラノベは海外市場においてさっぱり売れていないらしい。当たり前だと思うけど、果たしてなにが悪いのか、試しにありがちながら表紙の絵をアメリカ向けに変えてみたら、既についているファンから猛反発を食らったらしく、けれど売上は少し上がったそうで、多分日本人のオタクが好むライトノベルの作風や絵柄と、アメリカ人が好むような作風がマッチしてないんでしょうね。まあ、貧相惰弱な少年が主人公のラノベなんて、売れるわけがないといえばその通りなんだけどさ。連中はヒーロー願望の元に成り立ってるから、普段は冴えない青年ないし少年だけど、というのならまだだしも、ラノベの主人公は基本的に性格は良いけど、優しいけど、というのが基本で、戦闘力は皆無なことが多いですから。
個人的にはとある魔術の禁書目録が海外市場で受けているのかどうか、というのが気になるけど、最近のライトノベルはどれもヒットと言えるようなものはないらしいから、どんな作品にしたってダメなんだと思う。
後、東浩紀が最後に登場していつもながらよくしゃべってましたけど、あの人合宿にはよく参加してるけど、本会に登場したのってなにげに初めてなんだよね。相変わらず、よくもまあ話すことが付きないものだと思ったけど、ツイッターの話と小説を書くようになった動機については結構唸るものがあった。私は東浩紀をオタクの鑑だとか、そんな馬鹿げた考えは持ってないけど、あの独特な理論はやっぱり面白いよ。自分の実力を客観的に見れているところとかも、それが完璧じゃないにしろ大したものだと思う。

SF大会が終わった後はハルヒの2回目ともう一つの映画を観るためにららぽーと横浜へ移動。これが意外に遠くて、下手すれば間に合わないんじゃないかとひやひやした。チケット発券システムの一つが故障していて、それに時間を取られたりしたしね。まあ、ハルヒは2回目だから多少遅れても大丈夫だったんだけど……今回の席はなぁ。結構いい位置を確保したと思ってたんだけど、隣が子供だったんですよ。それこそ、幼稚園児ぐらいの。父親に連れてこられたんでしょうね、劇場の来場者特典をいそいそとカバンにしまう父親の横でポップコーン食べてましたけど、あまりにも場違いでさ。しかも、話し声を聴く限り映画館に来るのも二度目とか、それぐらいらしいんですよ。
これはもう嫌な予感すらしなかったというか、別に騒ぎはしなかったよ? 泣きもしなかったさ。けど、質問ばっかなのよ。うん、当たり前だ。幼稚園児が涼宮ハルヒなんて知ってる訳ないし、ある程度の事前知識がないと見たことある人だってわかりにくい、取っ掛かりにくい作品だよ。理解できない幼稚園児が父親に色々ものを尋ね、質問するのも無理はないですよ。けど、隣に座っている身としてはうるさいし、気が散るわけでね。結構声も大きかったし。いちいち答える父親の態度にも、思うところはあった。
とはいえ、初見ならまだしも二度目だし、幼稚園児相手に怒るのも大人気ないし、注意するにもあれぐらいの年の子は怒られることがトラウマになりかねないから、さてどうしたものかと思ってたら、堪りかねた私以外の客が注意をしてしまって。キョドった親父に比べると、子供の方はそれほど気にならなかったみたいだけど、別に子供は悪くないと思う。連れてきた親がいけないんですよ、この場合。
あくまで私の個人的な考えだけど、子供と映画館にきたんだったら、親に観たい作品があるのだとしても、私は子供を優先して考えるべきだと思うんですよ。古戸の質問に全部答えられたところを見て、父親はハルヒに詳しいのでしょう。となれば、アニメだからと間違えてみてしまった可能性は低い。館内では国民的アニメであるコナンもクレしんもやってたし、子供に観せるなら普通にこちらを選択するべきで、それなのにハルヒを観たというのは親のほうが観たいからという、それ以外の何物でもないと思う。
私はそんな親の行いを非難するし否定するし、自分がコナンやクレしんに興味がない、もしくは好きじゃないのだとしても、そこは子供に付き合ってそれらの作品を見ることが、私は親の勤めだと思うわけ。それが親ってものなんだとね、断言もしてしまう。映画館に来るのが二度目の幼稚園児に、内容もよく分からない2時間50分という長時間の映画を観せるなんて、それは親のすることじゃないですよ。なにを考えているのか、馬鹿じゃないかと、私は正直言ってやりたかった。子供が楽しむこともできず、自分だけヘラヘラ笑って、注意させることで子供を傷つけて、自分は慌てふためいて、全くアホじゃないのかと。上映が終わったら気まずいのか逃げるようにその場から逃げ去っていったけど、本当に子どもが可哀想でならなかった。私は結構幼少期の体験を引きずるほうなので、あの幼稚園児にはトラウマ等を抱えてもらいたくはないですね。

ちなみにどうして私が隣の子供が幼稚園児だと気づいたいのかというと、その子どもが上映中にこんな質問を父親にしていたからです。「終業式ってなに?」と。
小学生以上にはあるけど、幼稚園にはないですからね。とりあえず、ハルヒは後1回だけ観ようと思います。今回はなんか、観た気がしなかった。

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