遂に開催された夏コミですが、私は企業ブースはスターチャイルドブースで販売されていた、『ヨスガノソラ』DVD付き抱き枕カバー -春日野穹と一緒にね-を買ってきました。絵柄自体は非常に可愛らしい抱きまくらなんですが、やはり生地の質はあまり良いものではないですね。まあ、グラフィクロス光沢タイプ なんてこんなものでしょう。kiss×sisのタオルみたいにアニメ塗りのものならいいんでしょうが、エロゲ塗りの穹抱き枕にはちょっと合わないかな。今までの抱き枕、例えば萌魂工房のそれとは比較にならないし、絵柄が似ているSphereの抱き枕よりも質は劣る気がする。絵柄ではなく、あくまで生地的な意味でね。会場で触ったF&Cの抱き枕の方がいい感じだったかも。同じ橋本タカシでも、あの生地で今回の穹抱き枕作ってもらいたかった。
まあ、元々抱き枕に関してはそれほど期待していなかったのでいいんですが、おまけとして付いてきたアニメ版ヨスガノソラの、特別プロローグ映像を収録したDVDには大変満足させていただきました。

あくまでおまけだし短い内容を予想していたんだけど、3分以上というのは個人的には長い部類に入ると思います。てっきり音楽のみで映像を軽く見せるだけだと思ってたんだけど、プロローグというだけあって音声の入った台詞もちゃんとありました。メインとなるのは原作の最初のシーンでもある穂見に向かう電車内でのやりとりで、アニメ版はトンネル内から始まるのが特徴的。電車に付いているのが冷房ではなく扇風機というのはローカル線の証なのか、地元の鉄道にもたまに付いてる奴があるからあんまり実感が湧きません。一応、横浜住まいなんですけどね。
なにが映っているわけでもない窓の外、トンネルの風景に目を向ける穹と、そんな穹を見つめているハル。ハルは穹と話したがっているような感じがして、キッカケを探しているようにも見えます。
「あ、そうだ」
ハルの呟きに、穹は無言で視線を向けてきくる。
「まだ、半分あったんだ。食べるか?」
取り出したスティックチョコ、どこからどう見てもポッキーですが、それを穹へと差し出すハル。穹は奪うように受け取ると、カリカリと食べながら声を漏らす。
「遅いよ」
穹の態度にハルはため息を吐きながら、少しは残しておいてくれよと、原作と似たような台詞を言います。ここで一瞬場面が暗転するけど、次のシーンも変わらず電車内。ポッキーを口でパキっと折った穹を、ハルは物言いたげな視線で見つめている。さすがに穹も気づいたのか、「なに?」とハルに訊ねます。穹の方から声を掛けてくれたので、ハルは頭をかきながらではあるけど自分の考えを言ってみることに。
「やっぱ、制服作るだけ作っとかないか?」
「なんで?」
「行きたくなったら、すぐ行けるようにさ」
原作版も穹が学校へと通うようになるのは制服が出来てからですが、アニメ版はその制服を作ることすら拒否して、そもそも学校に行く気がないらしい。面倒くさがりなのはともかく、不登校気味という設定は原作にあったかな。病気が原因で休学していたことは多かったみたいだけど、あからさまに不登校を決め込んでいるというのには少し驚いた。原作では征服がみんなと違うのは恥ずかしいと、それが一応の理由でしたしね。
「行きたくならない」
穹って学校嫌いなんですかね? いや、好きではないだろうけど、アニメ版はヒキコモリの設定を全面に出してくるということだろうか。そういや、未だに制服どころか、ツインテールの穹というのをアニメでは見たことありませんね。設定画や表情集も、基本的に髪はロングでしたし。それこそ原作版権ぐらいはないだろうか、あの服装とツインテールをしている穹というのは。

トンネルを抜ければそこは違う世界ということで、青空に白い雲の下を走る電車ですけど、この映像はどうなのかな。いや、小奇麗ではあるんだけどあんまり引き込まれないというか、鮮烈さや美しさにかけている気がする。まあ、PC画面で見ているからその影響も考えられるけど、、もっとこう光や輝きが欲しいというか。比較対象には適さないけど、京アニとかはその辺上手いよね。上手く騙しているというか、空と水の色が綺麗な作品って全体的な映像レベルが高いと思うんですよね。話の内容は全然違うけど、同じように田舎が舞台のエロゲにH2Oってのがあって、これもアニメ化した作品なんだけど、あれは結構映像が綺麗だったような、そんな気がする。精霊会議ばっかりが印象に残ってるけど。
タイトルバッグはHPにあるロゴと同じだったんだけど、私は原作のクラフト系のフォントが好きなので、ああいう堅い感じの明朝体はどうかと思うんですけどね。作品全体に堅苦しくなるというか、まあクッキリとしていて分かりやすいんだろういけどさ。確かにアニメのロゴとしては原作のは合わないかも知れないし。
タイトルバック後はほぼ音声なしで、音楽と文字のみで登場人物の紹介がされていきます。瑛に迫る渚さんという珍しい光景が見れますけど、実に百合百合しいというか、キスが出来るほどの距離まで顔を近づける渚さんと、頬を赤くする瑛が結構エロい。台詞部分に使われている点がカンマだったのはともかく、奈緒は自分のことを腐れ縁のお姉さんと自称しています。腐れ縁……確かに深い仲であったことは事実ですけど、腐れ縁ってこういう時に使う言葉だっけ。ちょっとした動作で胸が揺れる辺り、後々の映像も含めて奈緒はおっぱいキャラで売っていきたいのかな。
渚さんは私服で家の車に乗っているシーンでしたけど、私服で車に乗っているのは珍しいかも知れない。学校に迎えきたときは当然制服ですし、ハルカナソラで見たときは着物だったはず。渚さんシナリオとか初佳シナリオだと私服で乗っていることもあったんだろうか。よく覚えてないや。車には初佳も同乗していたんだけど、ハルのことがもろタイプらしい。カッコいいというよりは可愛かったという感想みたいだけど。奈緒よりも胸が揺れる、揺れる。さすが原作でハルがそのデカさに圧倒されただけのことはある。
個人的にアニメのデザインで一番可愛いと思っている委員長も登場して、シーンは原作にない自転車の乗っているところでした。二人乗りをしているハルと穹が制服姿の委員長が乗る自転車と接触しそうになったのかな? ハルが文句を言って、委員長が思わず言い返したように見えますが、音声がないので実際にどういうシーンなのかはよくわかりません。しかし、ハルの顔を見た委員長の頬は見る見るバラ色へと染まっていきました。このシーンで一つ疑問なのは、ハルと穹が乗っている自転車はどうしたのか? という話。買い物袋らしきものがカゴに入っている辺り、原作と違って購入したのでしょうか? それとも、瑛あたりから借りたのかな。そこが少し気になりました。

ここまで丁度2分30秒ぐらいなんだけど、ここからが凄かった。アニメ版ヨスガノソラがどういう作品で、なにをテーマにしているのか、ハッキリ言うとそれは近親相姦以外にありえなかったんですね。穹の応援コメントはほとんどすべてが正しかったと言うことが明らかになりました。
白い私服で涙を浮かべる穹と、そんな穹の肩に手を置くハル。頬の赤らんだ穹はハルの顔を引き寄せ、軽く舌を出しながらキスを迫り、ハルも僅かに口を開けながら受け入れます。別にキスすることは構わないんだけど、背景を見る限り明らかに仏壇が置いてあって、仏間でなにをしているだこの2人はと、背徳感が凄いものになっている。罰当たりとはいわないけど、おそらく両親のものであろう仏壇の前でキスとはねぇ……しかも、ディープ。キスの後がどうなるのかは分からないけど、うん、なんというか凄いや。
キスする寸前で画面が切り替わって、風呂に入っている奈緒。裸なんだから色っぽいのは当たり前としても、乳首をハッキリと描いているのに驚いた。いや、描いていることではなくて、一切の修正を加えず、それこそ風呂のシーンにありがちな湯気で隠すような真似もしていなかった。AT-X放送のアニメはやっぱり違うね。乳首程度なら恐れることはないということか。奈緒の胸いい感じだなぁ、肉体的なエロさが半端ないもん。

雷雨の夜、畳の上に落ちる穹の寝間着。
胸を両手で抑えながら、頬を上気させる穹。
「ハル……」
稲光が轟き、夜闇の穹の顔を照らしては消えていく。

いかせて・・・・いきたい・・・・・・

     ハルと・・・・・・いきたい


繊細な音楽と共にキャストとスタッフロールが流れ、DVDは終了します。


「いかせて・・・・いきたい・・・・・・」ってなによ!? どこのエロ雑誌の宣伝文句だ。物凄いそそるけど、そそるけどこれはいいのだろうか。
ヨスガノソラがアニメ化されると聞いたときはどうせエロゲ原作のアニメによく見られる、原作を改変したろくでもないものになるんだろうと思ってたけど、まさかガチで近親相姦の双子モノを作るつもりだったとはね。これは期待もうなぎ上りというか、kiss×sisも確かにエロかったけど、あれは義理だし、コメディタッチだったから。ここまでシリアスな内容で真剣に近親相姦を描くだなんて、今の情勢を考えると随分チャレンジャーですねぇ。ここまでされるともう、応援するしかないじゃないか! と叫びたくなる。
そうそう、キャラクタートレカボイスですけど、ブース前でポケットティッシュなんかと一緒に配っていたようですね。私も当然持ってますが、無造作に配っていたのか昼前には配布終了してしまったらしい。きっと、穹のレイヤーさんに参加者が群がってしまったのでしょう。髪を解いたバージョンとツインテールバージョン、2種類の私服を着た穹のレイヤーさんがブースにはいましたから。
スペシャルミニドラは聴いたんだけど……内容はともかく、なんか田口宏子の声に違和感を感じた。明らかに変というか、鼻声のような、そんな感じ。サイトで聴ける応援コメントを録ったのがいつかは知らないけど、それとも全然違って、演技じゃないんですよ、声が穹になっていなかった。ただの風邪ならいいんだけど、アニメの収録始まるまでに治っているといいな。

コミケ会場ではSphereブースも覗いたんだけど、夏コミセット以外は完売してなかったな。ブースに丁度、通販限定だった穹タペストリーと同じ絵柄の布があったので、これがタペストリーの完成品なのかどうかを訊いたら、まだ生地や色みの調整などが残っているので、完成品というわけではないらしい。会場の外、ホール内出入口の方には祝祭のカンパネラとかに混じってアニメ版原作版権の巨大なタペストリーが飾ってあったけど、元画像がB0で、あんなに大きなものが作れたりするんですね。コミケ期間が終わったら私にくれないかなw SphereブースもCUFFSやCUBEの新作より、ヨスガのアニメを強調する作りになっていましたし、興味がなくても印象に残ったという人は多いんじゃないだろうか。
いや、アニメ版が楽しみでならないね。10月の放送にむけて、私も環境や設備を整えておかなくちゃ。今年の夏はヨスガ熱い! 今年の秋冬もヨスガ熱いと、そう言えるだけのアニメになってもらいたいものです。
そういえば、DVDにやひろと亮平だけいなかったのは何故なんだろう?
シャリテクロワール C78夏コミ最終更新
シャリテクロワール C78夏コミ最終更新
シャリテクロワール C78夏コミ最終更新
書いたはずの日記を更新し忘れ、帰ってきてみたら消えていたという。自分のサークルこととか、ヨスガノソラのこととかたくさん書いたんですけどね。スリープモードにしていたのに、いつの間に消えてしまったのか。とりあえず記憶を頼りに可能な限り再現してみようと思います。確か、コミケも前日で期間中は日記の更新ができるか分からないから、ほとんど最終更新のつもりでした。
以下がコミケで頒布したり展示したりする、出し物の一覧になります。
イベント名:コミックマーケット78
日時:2010年8月15日(日) 3日目
会場:東京ビッグサイト
スペース番号:東4ホール ヤ-02a
サークル名:シャリテクロワール

新刊その1
トカイノソラ
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:500円
総ページ数:60P
サイズ:A5版
備考:ヨスガノソラ同人誌第2弾。ハル×穹の中編小説及び、瑛と委員長の短編小説1本収録。現在、pixivにてサンプル公開中。
URL:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11422


新刊その2
ゼロボン ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-読本
ジャンル:ロックマンゼロ×リリカルなのはStS
イベント価格:600円
総ページ数:48P
サイズ:B5版
備考:イラスト集、作品解説コーナー、完結編序章等を収録。


無料配布ペーパー
新刊及び既刊購入者に先着で配布。

会場限定展示グッズ
「シエル&ルクリュ抱き枕カバー」
サイズ:1600mm×450mm
生地:2WAYトリコット
原画:サークル・くろのとくろえ描き下ろし
備考:展示品に付き販売はございませんが、触れてみたい方は売り子に訊いてみてください。

既刊各種(各10部程度)
ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-下 イベント価格:1800円
ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-上 イベント価格:1700円
るーるーのほん              イベント価格:500円
備考:逆襲の救世主下巻に先着でクリアしおりを封入。

基本的なことは前回と変わりませんが、いくつか追記や追加点があります。一つは抱き枕は結局中身を詰めることにしまして、抱き枕としてちゃんと抱ける形で展示することになりました。触ってみたいという方は売り子に言えば触れるようにしますが、抱きしめたいという場合は状況によると思います。なにせ島中のスペースですから場所も狭いですし、それにあくまで展示品なので夏場の汗等で汚れても困るので。心がどれだけ汚れていても構わないんだけど、こればっかりはね。その他写真を撮りたい等は、状況に応じて判断させていただきます。ご了承ください。
既刊の逆襲の救世主下巻ですが、家にある在庫と書店にある在庫を集めた関係上、およそ半分ほどにクリアしおりが封入されています。ランダムで配布なんて面倒な真似はできないので先着で配布しますが、結構いいものなので是非この機会にどうぞ。もう数もそんなに残ってないですし、イベントでの頒布もこれが最後になるかも知れませんし。
無料配布のペーパーは現在作業中ですが、ゼロボンに載せきれなかったくろのとくろえさんの新作情報や、私の方からは完結編に関しての話をちょこちょこ書こうと思います。実はゼロボンって時間がなくてあとがきもまえがき書けなくて……まあ、それも踏まえた上でペーパーらしい文章を書こうかなと、そんな感じです。

さて、ヨスガノソラの話に移りますか。コミケではSphereブースとスタチャブースでグッズを販売するヨスガノソラですけど、私が今月の頭ぐらいにキングレコードhd問い合わせた限りではコミケグッズは3日間共に在庫があり、ちゃんと分売してくれるらしいです。ただ、初日にどれだけ出るかわからないし、うっかり3日分の在庫を放出してしまった、なんてことにもありえるだけに私はさっさと1日目にゲットです。
後、無料配布物が追加されましてアニメ化記念のキャラクターボイストレカなるものが配布されるらしい。コミケ含む店舗ごとに9枚ということは全キャラ分のポストカードということですかね。ポストカードに書かれたIDとパスを入力すればスペシャルミニドラマが聴けるというのは、なんだかスタチャらしからぬ商法だけど、最終的にはドラマCDとして一纏めにするんじゃないかな。しかし、コミケはいいとしても他の店舗というのがな……西日本限定とか会ったらそれこそ手も足も出ないよ。
同人関係に付いては勝手に宣伝するのもまずいと思うから辞めておきます。私が調べた限りでは、私含めて4~5サークルがヨスガ本を出すみたいですけど、探してみると結構いるものですね。いやはや、ビックリした。一応、漫画本を中心に買っておこうかと思います。

本当はこの日記をコミケ参加する前に更新したかった。行く前に更新のつもりが、すっかり忘れていて、帰ってきたら消えてるんだもんな。やれやれですよ。時系列的にめちゃくちゃになってしまいましたが、その辺は勘弁していただきたいと思います。若干、白々しい内容な気がしないでもない。台風もなんとか回避できましたが、夏コミはまだ始まったばかりです。最後までなにが起こるかわからないし、暑さ対策をしっかりして、最後まで戦い抜きたいものです。
インストールゼロ Z3アンリミテッド第3話
我が盟友、くろのとくろえさんの新作であるインストールゼロ Z3アンリミテッド第3話のDL配信が開始されました。くろのさんがDLのみで頒布しているロクゼロの漫画シリーズで、今年の春ぐらいから連載しているものです。ロックマンゼロ3の世界観をベースに、くろのさんのアレンジが加わったハード作風が魅力的な本作。今日はその最新話に付いて色々書いちゃいます。

第3話「竜が如く 前編」-Tha Big Four-
URL:http://home.dlsite.com/work/=/product_id/RJ065563.html

オメガの復活と、それによるゼロの敗北。コピーエックスを傀儡とするバイルはレジスタンスに降伏を迫り、完成したばかりのシステマシエルとシエル自身の身柄が敵に捕らわれてしまうというのが1~2話のざっとしたあらすじ。3話はその続きなわけですが、配信開始したばかりなのであんまりネタバレは出来ませんね。
仲間を守るために投降したシエルは、ネオアルカディア的にはレジスタンスに拉致監禁されていたという扱いらしい。4におけるネージュの反応からシエルはレジスタンスのリーダーとして知られているのかな? と思ったので、このへんの設定についてはくろのさんに詳しく訊いてみました。曰く、「シエルがレジスタンスのリーダーだと、その彼女が作ったエックスに対して市民の信用度が下がり、不安や不信感をあたえかねないから」とのこと。なるほど、確かに反逆者の作ったレプリロイドを英雄視は出来ないよね。原作だと、その辺りの設定が掘り下げられなかったというか、4になるまで人間というものが出てこなかったからね。シエル以外はレプリロイドしかいなかった。バイルが人間だと判明するのも4だったし。
シエルを失ったゼロたちレジスタンスは、とりあえず廃棄されたスクラップ処理施設に身を隠すんだけど、そこには意外な人物が……! いや、人じゃなくてレプリロイドだけど。キャラも一気に増えて、ゼロが簡易的ではあるけど復活するなど、前回以上に目の話せない展開と、次回への繋ぎとなっています。奴らが襲撃してきたということは、ゼロと彼らの共闘もあり得るのか? 第4話も見逃せませんね。

私はZ3アンリミテッドのおおよその話を聞いてるんだけど、やっぱり自分のそれとは話の作り方とか展開、ざっぱにいうと作風の違いがあって楽しいです。インストールゼロシリーズには私も強い影響を受けてきたし、設定等も似た部分が多いんだけど、アンリミテッドに関していえば、とても真似できないと脱帽してしまうほどに、見事なハードボイルドだと思う。オメガやCエックスに対するくろのさんの思い入れや、設定等の練りこみは本当に凄くて、ある種このアンリミテッドという作品はオメガの話でもあるんじゃないかなと、そんな感じがします。私の中ではあくまで救世主だけど、くろのさんの中ではもっと明確な、英雄としてのオメガが確立されているのではないかと。キャラの深みが違うわ。
そんなZ3アンリミテッドですが、これの情報も含めたペーパーをコミケで配ろうかなーって思ってます。くろのさんから許可は貰ってるんですが、まあ、新刊とか既刊を買ってくれた人にもれなく1枚付けますよって感じで。時間はないですけど、現在頑張って製作中です。A4サイズかB5サイズか、縦と横どちらで作るかで決まってくる気がする。B5かな、紙の余り具合的には。いや、色紙を使えばA4でも……うーん、ギリギリまで考えることにします。というのも、今回の夏コミが終わったらしばらくゼロ関係の同人誌を出す予定がなくなるんですよ。最後ってわけじゃないにしろ当面は白紙だから、色々なことを出来ればなって考えてます。ゼロボンでくろのさんの新刊・既刊案内を入れてるんだけど、アンリミテッドの3話はついこの前完成したばかりで、本への収録が間に合わなかったから、そういった意味でも追加情報的な形でなにかしたいなと。そんなことを考えてます。

明日は1日前なので、改めて自分のサークルの情報とヨスガノソラ関係の情報を書こうかなと思います。前者はともかく、後者は追加とかもありますし。コミケ期間中は更新できるか分からないんですが、ヨスガのアニメについてはなにか書きたい。でも、余裕無いだろうなぁ。コミケは油断も許されなければ、一切の余裕も持つことができない場所だと思う。家でも会場でも、それは同じなんですよね。台風はなんとか回避したみたいだけど、その分暑くもなるんだろうし、倒れないように十分な対策をしなくては。

Sphereの公式にある夏コミ情報が更新されたんですけど、『ヨスガノソラ&ハルカナソラビジュアルファンブック』の会場販売がなくなったらしい。理由は不明だけど、大人の都合って奴ですかね。単に会場分の在庫を確保できなかっただけのような気もするけど、まあ、わざわざ会場でVFB買おうと思っていた人は少ないだろうし、別にいいんじゃないですかね。公式通販は終わってるけど、その他WEB通販でまだ買えますし。

C78セットも画像が追加されて、お風呂ポスターの絵柄が明らかになったりしましたけど、かなり良いんじゃないですかね。夏ノ雨の方ですけど。いや、兼清みわの絵って結構好きなんですよ。というか、理香子が好きだ。この肉感というか肉質が堪りませんよね。シチュエーション的に自宅の風呂場かラブホの風呂場かわかりませんが、これはそそるよ。風呂場に貼りたくなっちゃうぐらい素敵だと思う。
まあ、理香子はともかくとして、鈴平ひろの描き下ろしは渚さんみたいですね。渚さんにしては髪が少し短くて、量が少なくないかと思うんだけど、まあ、しばらく描き下ろしも書いてなかったしね。描き方が変わったということにしておきましょう。決して、ケータイドレスアップシールと比べちゃダメだよ。シチュエーションは学校のシャワールームですかね? プールの授業の後か知りませんが、突出されたおしりがいい感じです。理香子が胸を強調しているのに対して、渚さんがおしり重視というのは指定があったのかな。こういうのをみると、たまに一人暮らしというものに憧れてしまう。けど、お風呂ポスターって使ったことないけど、本当に水を弾いてくれるんですかね? 所謂特殊紙を使っているのか、そもそも紙なのかすら知らないんだけど、例え貼る機会と環境があっても怖くて貼らないかも知れない。
グッズセット自体は既に通販で購入済みだけど、会場でもう一個買うのもありかもな。いや、もちろん買えたらだけどさ。買いたいものが必ず買える場所でもないしね。

奈緒のテレカに関しては、これも胸を強調していた冬のテレカと違って、下半身を意識した絵柄になっていますね。構図もそうだけど、奈緒はなんていか迫ってくるポーズが良く似合う女の子だね。女の子というよりは限りなく女に近いけど、この色香に攻められたらハルだってクラッときちゃいますよ。シチュエーションは畳部屋に布団なところを見ると、もしかして春日野家なんですかね? 奈緒ルートであればそれも問題ない気はするけど、他ルートだったとしたら……うわぁ、面白い妄想が出来るねw
ただ、仮に奈緒ルートだとしても春日野医院で行為に及ぶとは思えない。ましてや、奈緒の家なんてもっと有り得ないでしょう。そう考えると、割と不思議な光景に見えなくもない。この奈緒は攻める娘だね、敢えて妄想するなら穹ルートかなにかで身体を使ってハルを求めようとしているとか、そんな展開が思い浮かんでしまった。ヨスガノソラがそんなドロドロしたお話だったら、ここまで人気は出たのかな。
Sphereは特にコミケで無料配布行わないみたいだけど、そういや今年はまだ配布情報を調べてませんでした。エロゲのブランドは小冊子やポスター等をタダでくれることが多くて、私が企業ブースに行きまくっていた時期は、配布列の先頭に行くと必ず私の姿が、なんてこともあったんだけど、最近は時間もなくて参加しなくなりましたね。Sphereがなんか配るっていうならまだしも、HOOKとかもなにもしないみたいだしね。まあ、オーガストはいつも通り冊子配るんだろうけど、無料配布はコミケ側の負担も大きいし、1日目には行わないところとかもあるからね。確実にゲットするなら、やはり空いている2日目が基本でしょう。ただ、冊子はともかくとしてポスターとかにそこまで魅力を感じなくなっている自分がいて、実は去年大量に処分したんだよね。エロゲ、アニメ、声優含めて色々と。勿体無い気もしたけど、かさばるだけだしね、捨てられるときに捨てておかないと後が大変だから。

スタチャブースで最低3万は使う予定なんだけど、今年の企業はそれだけにとどめておくのもありかも知れないな。なのはの人気がどれほど維持されてるのかは分からないけど、多分あそこの抱き枕は買えないでしょう。だとすれば、それほど欲しいグッズがあるわけでもないからね。穹の抱き枕と、ブース近くで配っているというティッシュが貰えればそれで満足です。一応、予算は組んであるけど、スタチャについては別途に用意しておいたほうがいいかも知れないな。使う額は決めてるんだし、そのほうが安全だろう。
なんか今月はアニメ誌の掲載が少ないですね。いや、メディアとニュータイプしか読んでないんだけど、前者には小さい記事がひとつだけ合ったのに対し、後者は一つの記事も存在しなかった。仮にも角川でコミカライズやってるのにそれでいいのか……メディアの方では予想通りキービジュアルが公開されたけど、それ自体は別所で確認していたので特に新鮮味もなく。感想も以前の日記に書いてあります。メージュはまだチェックしてないけど、公式見る限りではなにもなさそうだな。

後はまあ、コンプティークに載ってるかどうかですね。意外なほど情報が少ないというか、アニメ誌的にヨスガノソラは秋アニメでは注目作ではないということかな? まあ、AT-Xとネット配信のみではないかと言われているような、要するに全国区ではない作品であるし、原作からして大ヒットという程でもないPCゲームなわけだから、誌面を上げて特集組む程でもないとは思うんだけど……それにしたって記事がなさすぎる。例えば今月のニュータイプはHEROINE主義!とかいう記事で秋の新番組の中から、注目ヒロインが活躍する作品をピックアップして特集したのですが、ヨスガノソラというか春日野穹はかすりもしませんでしたよ。あれですかね、角川書店的には穹は注目にも値しないということなんでしょうか。
別に扱いが不満なわけじゃないけどさ、あくまでエロゲ原作だしね? でも、現段階での情報量の少なさは、個人的な危惧を抱かざるをえない。というのも、オーガストのFORTUNE ARTERIALがテレビ東京系でアニメ化されるんだけど、これが今年の10月からだっていうのよ。しかも制作がゼクシズと、同時期にヨスガのアニメを作っているはずのfeel。共同制作とはいえ双方に負担はあるのだろうし、果たしてfeelにに作品同時進行なんて出来るのか、という話でして。つまり、ヨスガノソラのあらゆる情報、キービジュアルの公式での公開含めて、そういうのが滞っているのは実は制作が追いついていないからなのではないかと、そんな気がしてならない。Twitterにしろ公式サイトにしろね。そもそも、アニメの公式サイトなのに最初から原作版権を使ってるあたり、なにかおかしいじゃない。スタチャ作品のスケジュール破綻はよくあることだし、私はそれだけが心配です。

そういや話は変わりますけど、コミケで出す抱き枕ことを各所で宣伝してたら、いつの間にか抱き枕専門のサイトみたいなところに登録されていたらしく、そっちからの飛んでくる人が少なからずいた。そんなサイトもあるもんなんだねぇと逆訪問して色々見てたんだけど、なんかハッシーこと橋本タカシがコミケで抱き枕売るらしいね。いや、もちろんサークルのことではないし、Sphereも関係ない、意外なことにF&Cブースの商品にあったんですよ。なんでも、ホワイトブレスがPSP化されることを記念して作ったらしく、新ヒロイン杉本椎奈の描き下ろしらしい。新ヒロインってことはPSP版に追加されたキャラってことですかね? いや、PC版やったのも随分前だからキャラとかもう覚えてなくて。露出はそれほどでもないけど、妙なエロさを感じるというか、メガネっ子なのに結構可愛いとはこれ如何に。少なくとも、奈緒よりは魅力を感じる。
価格はカバーのみの8000円と意外に安く、生地は2WAYストレッチという耳慣れぬものだった。調べてみると、デニムなどの使われているものらしい。トリコットとの違いは名前だけってことはないでしょうし、ちょっと気になりますね。ただ、私は基本的にF&Cというブランドにいい思い出がないので、多分購入は回避すると思う。これを買うぐらいなら、Lightでルサルカ抱き枕カバー買いますよ。あれも目の感じが個人的に微妙だけど。

そういや私が展示予定の抱き枕は、ちゃんと中身も入れて抱き枕として使える状態で置いておこうと思います。色々考えた結果、やはり吊るすよりも触れる形で飾るべきだということになって。畳んでおいてくことにも意味なんてないしね。上手く行くかどうかは当日次第だけど、それは私の計算と努力次第かな。結構面倒なことしようとしているという自覚はあるから、もう少し詰めてみようと思います。
しかし、今週はもうコミケなのか……いや、未だに実感わかないというか、サークルチェックも企業チェックも初めてないってどうなんだろ。1日目の企業がなんとかなりそうだから、2日目は先に東館へ突撃する形に変更しそうなんだけど、それもあのサークル次第かな。中には前日にならないと更新しないサークルとかもあるから、結構大変なのです。
渋谷公会堂で行われた文化放送A&Gゾーンの同窓会イベントに参加してきました。今はC.C.レモンホールなる名前になってしまった渋谷公会堂ですが、最後に行ったのはそれこそDREAM POWER以来なんじゃないだろうか。私はラジオ好きのQRっ子であり、中でも文化放送のA&Gゾーンには格別の思い入れがあります。パンフレットにも書いてあったけど、正しくアニラジの黄金期と言っていい時代がそこにあった。

詳しいレビューをするべきなのかどうか、声優イベントというものに参加するのは久しぶりだけど、私は声優はもちろんのこと、おたっきぃ佐々木を観に行ったんだよね。Twitterの情報で会場に来ること自体は事前に知っていたから、後はステージに立ってくれるかどうか、それだけでした。私はこのイベントに多くを望んでいたけど、実にそのすべてが叶えられたという、最高のイベントだった。
KBSでやってたというノン子さんの番組だけは良く知らなかったんだけど、これが凄く凝った作りをしていてね。当時のコーナーを再現したり、客として観に来ていたリスナーをステージに上げたり。思わず、次に登場した久川綾が、「どうする私たち? なんも仕込んでないよ」言ってしまうほどよく作ってたw そんな久川綾のシャイニーですけど、相変わらず自由な番組でした。コーナーらしいコーナーを殆どやらずに、それでも時間が経つの速すぎと感じさせるあのノリの良さ。テンポの良さじゃないよ? あくまでだらけだらけたノリの良さです。
驚いたのは、久川綾本人も言っていたことだけど、元スポンサーのバップですら花をよこさなかったのに、1リスナーであった文芸部一のケーキ職人さんが花を送っていたとうこと。私も会場で見たけど、ケーキ屋さんマジ凄い。私も大半の番組聴いてたけど、ここまでのリスナーではなかったしなぁ。
後、久川綾ってモノマネ得意なんですね。いや、演者全員が登場したOPトークでも披露してたんだけど、あの丹下桜のモノマネは名人芸だね。本当に似てた。もう、どっから声出してるだってぐらい似てた。井上喜久子のモノマネは割とメジャーだから知ってたんだけど、チャットに来てた知人によれば丹下桜の方も割と有名らしい。いや、声優って凄いね。

小森まなみのエールを君には……私さ、昔からどうも大森さん、じゃない、小森まなみが苦手なのよ。なんていうか、そう、閣下なんかとはまったく違うカリスマ性というか、容姿含めてすべてが完成されている、いや、作りこまれている存在。あれで五十路なんだから、もうほとんど化物だよね。実際に生で見ると少し化粧が濃いような感じだけど、パンフレットの写真とか見ると若々しさの妖怪だよあれ。酷い悪口書いてるように見えるけど、実際見ればわかりますって。だって、エールを君に放送当時の写真と、最新の写真に大差ないんですよ!? 加齢というものがまったく感じられない、あれこそ本物の不老だ。
「マミ姉はイベントで握手した人から生気を奪っている」とは、握手会などに参加しているファンが呟いていることらしいですが、某波紋を極めた漫画家と同じで、年々若くなっているイメージすらある。本人曰く、「ビスコを食べると老いが止まる」らしいけど、その発言に対して異様に食いつくお姉ちゃんが面白かったw 最近のお姉ちゃんは、久川綾曰くキューピーコーワゴールドが好きらしい。
3番組ほど終わったところで当時の写真を振り返るコーナーを挟んで、その後は15分の休憩。スクリーンでは色々なCMがやってたけど、サクラ大戦はともかくCIRCUSが出す例のゲームは少し印象に残った。あれって初音島が舞台なんですね。CIRCUS作品はいつになったらあの島の外を舞台にしてくれるんでしょうか。
ノン子さんの番組やってたとき、自身がアイドル自体に歌っていた歌を披露してくれたんだけど、その際に「後であの人と、あの歌を歌いまーす」とか言ってたから、てっきり長谷川のび太でも連れてきてアニスクかと思ったんですよ。文化放送のラジオのイベントだしね? まさか、いくらチラシとか配られてるからって、井上喜久子と二人で御旗のもとにを歌うとは思うまい。二人で歌ったのは初めてらしいけど、いや、いいもの見せてもらいました。

歌を挟んだ休憩後に始まったのは、意外なことに超機動放送アニゲマスターでした。トリに持ってくるかと思ったけど、中所に持ってくるとはね。その理由はすぐに判明したけど、番組の最初に登場したのはあっちゃん&めぐーと、二代目アニゲマスターを名乗る鷲崎健。さすがに引っ込めコールはなかったけど、落胆の声が場内に響き渡ったのは事実。一つ前の写真コーナーでおた佐々の写真に目線はいってたから、もしかして来ないの? という雰囲気もあったしね。まあ、ダークkは普通に名前出してたけど、鷲崎は避けがちだったから。
私もまさか来ないのだろうかとソワソワしてたんだけど、アニゲといえば今週の一曲目、OPテーマは「目黒区にお住まいの佐々木伸さんからのリクエスト! 放課後ティータイムでGO! GO! MANIAC」と曲が流され始めた瞬間……
「ちょっと待てーい!」と叫びながら現れる、四十過ぎなのにあずにゃんコスをした男が一人!もうさ、感動で震えたよ。心のどこかで、もしかしたら来てくれないんじゃないか、来ていたとしてもステージには上がらないんじゃないか、心のなかでそう思っていて。
でも、おた佐々は来てくれた。実に6年半ぶりに、初代アニゲマスターとして帰ってきてくれた! もう二度と叶わないと思っていた、見ることが出来ないと思っていた光景に、少しだけ泣けました。色々あったのを知っていただけに、有り得ないことは現実になったと言っても過言じゃなかったからね。
そんでまあ、アシスタント二人とアニゲの歴史を振り返りつつーだったんだけど、途中で一人目のゲストとして最後のアシスタントだった麻里安を呼び込んだりしたんだけど、麻里安って1年しかアシやってなかったのね。あっちゃんの後任だし、もう少し長いイメージがあった。まあ、麻里安は早々に退散したんだけど、これがまた可愛い衣装きてるのよ。麻里安目当てで言った私は大満足。
アニゲといえばゲストということで、麻里安以外にも正式なゲストが一人、桜井智がやってきました。ノン子さんのときに閣下からコメントが届いてたんだけど、池澤春菜や菊池志穂はコメントの一つも寄こしやしない。桜井智は確か昔もアニゲに来てたと思うけど、今じゃあレモンエンジェル時代も普通に語れるようになっていた。この人も色々あった人だからなぁw
ほとんどおた佐々の趣味で「愛、覚えていますか」を歌わせたのは見事だと思ったけど、あっちゃんとめぐーもアニゲのEDである恋はリズムとタイミングを披露してくれたし、アニゲのコーナーに関しては文句なしでした。構成作家で伊福部居たけど、おた佐々とQRの橋渡しは彼がやったのかな。唯一、連絡ができたわけだし。
アニゲが終わった後に再び登場した鷲崎が核心を突く質問をして、おた佐々に今までどこでなにをやっていたのか訊いたんだけど、普通に家業の焼き鳥屋やっていたらしい。確か弟夫婦が継いだとか言ってたはずだが、おた佐々も手伝いしてるってことかな。それにプラスしてクラブのDJか……まあ、元気でやっているようでなによりでした。麻里安も言ってたけど、生きててよかったよ。私は割と所在知ってたからともかく、一時は死亡説まで流れてたしね。本当によかった。

丹下桜のもっと!ときめきメモリアルは、なんとあずにゃん姿のおた佐々がそのままDとして卓に付くという、久々のディレクターとしてのおたっきぃ佐々木を観ることが出来ました。CUE出しとか、久しぶりなためか凄く丁寧にやってた。丹下桜もついこの前ってほどではないにしろ、割と最近になって活動再開した人だから、それに付いての話もしてたかな。ラジアラでも言ってたけど、ラジオに対するジェネレイションギャップとかね。ただ、一応コーナーとかもやったんだけど、基本的にラブプラスの話題にシフトしがちだったのは、やっぱり時代なんですかね。おた佐々は凛子派らしいよ。
井上喜久子さんは一挙4番組をやってくれたんだけど、なんといっても私はかきくけ喜久子のさしすせSonata喜久子麻里安のお月様にお願いが好きでした。この番組があったからこそ麻里安ファンやってるんだと言えなくもない。もうホント懐かしくてね、井上喜久子がどうして17歳なんて言ってるのかとか、そういったことの歴史を紐解いちゃったりして。麻里安と出会ったとき、既に三十路を超えていたのか……本人も驚いてたけど。
麻里安が17歳教に入る云々は、ファンの立場からすればちょっと微妙な感じです。そりゃあ、麻里安だって来月で29歳よ? 16歳でデビューした頃に比べると、確かに歳も取ったさ。だけど、麻里安まで17歳とか言わないでもいいじゃない。実際に言っていた、元ネタとなった人なんだから。ノン子さんみたいに「私は17歳なんて嘘は付けない!」なんて叫ばなくていいからさ。入るのだけは思い直して欲しい。

お月様にお願いの芝居コーナーは、MC除いた演者全員が参加しました。榎本温子がくるみパンをやって、「ですぅ~」「とか言ってたのは良かったですね。最近、くるみも懐かしいキャラになってしまって。めっきり声を聴かなくなった。小森まなみとか桜井智が17歳名乗っていたのはともかく、前者の人は凄いかったね。
ステージに現れるたびに衣装が変わっている小森まなみは凄まじすぎる!
なんか毎回出てくる度に衣装が違うなぁと思ってたけど、結局全部違ったからね。あれ、いちいち着替えてたってことでしょ? 趣味なのかこだわりなのか、それともプロとしてのスタンスなのかは知らないけど、他の演者は誰もやってないのに正直驚いたよ。あの歳で、田村ゆかりもビックリな、どちらかと言えば清水愛に近いような衣装を違和感なく着れてしまうんだから、やっぱり小森まなみは特殊生命体の類なんじゃなかろうか。

今回のイベントに対して私が期待してたことは大きく分けて二つ。一つはおたっきぃ佐々木がステージに上がることと、もうひとつはdream power-翼なき者たちへ- を歌って欲しいということだった。元々、おた佐々が作詞をしたんだったか、あの時代のA&Gゾーンを、DREAM POWERを代表する名曲なんですけど、今回のイベントに合わせておた佐々が詩を少し変えた2010バージョンを作ってきてくれました! 当日の演者、ゲストはもちろん、スタッフなどの裏方まで参加してのステージは本当に最高だった。これだよ、私が観たかったのはこれなんだよ!
名曲が終わり、唯一、歌に参加しなかったMCこと鷲崎が現れてその場を締めたんだけど、彼が参加しなかったのはやはり自分はDREAM POWERではなく超A&Gの人間だからと、この時代の後から出てきた奴だからという認識があったからですかね。まあ、ポアロとしては少なからず絡んでいたけど、鷲崎がQRでパーソナリティ始めたのはスパラジからだしね。ポアロとしての箱番組はたくさんやってたけど。

書きたいことは色々あるけど、それをすべて書き出してしまうと、一緒に涙も溢れでてしまう。私は精神的にどん底だったけど、そういうのを忘れることが出来るぐらい楽しむこともできて、今回の同窓会には本当に感謝しています。今よりも過去を愛してしまうのは、人間としてはしょうがないことなのだろうし、それが悪いことだとは私は思いません。ダークkはパンフレットでこの時代を黄金時代と言っており、私にとってもこの時代は青春時代だった。時が流れ、時代が終わり、新しいものが始まっていく中で失ったものは多いけど、振り返ることの出来る想い出は、いつまでも大切にしていきたいものです。
夏コミの展示用に制作していた抱き枕が届いたんだけど、大きい画像は既にくろのとくろえさんのブログで公開されているから、そっちで確認してください。え? 丸投げし過ぎだって? だって、私の日記は大きい画像とか載せられないし。まあ、時間があったらHPに載せようかな。サンプルというか、これが実際にコミケで展示する奴なんだけど、その展示方法を今悩んでいたりします。

一番いいのは吊るすことなんだろうけど、既にポスターの展示を決定しているので、抱き枕まで吊るす余裕が無いんだよね。壁や島角ならまだしも、所詮は島中だし。中身を入れて置いておくっていう手もあるけど、既刊の宅急便は送ってしまった後なので、まさか手で持っていくわけにもいかないから……展示方法としては畳んでおいておくぐらいしか出来ないのが現状という。まあ、触りたい人は勝手に触ってくれといいますか。ハンガーの一つでも持っていけば違うんだろうけど、それに付いては売り子とも少し話しあってみます。
肝心の抱き枕の出来ですけど、売り物じゃないのが勿体無いぐらいだ。奮発して高い生地を選んだ甲斐があったというか、2WAYトリコットはやっぱり伊達じゃないね。見事な感触と伸縮具合ですね。まだ中身は入れてませんが、多分抱き心地も最高なんだろうなぁ。凄い自画自賛してるみたいだけど、私のしたことって印刷所決めて注文だしたぐらいだからね。事情があってどこで印刷したかは言えないんですけど、まあ、版権モノは色々面倒ということで。ただ、専門のところで印刷してもらったから、質については保証付きですかね。
2WAYトリコットという生地は発色を楽しむよりは伸縮による抱き心地を楽しむものだけど、色の具合も結構良いんじゃないかな。まあ、スエードやサテンと違って光沢や滑らかさが基準とはなっていないから、好みは結構分かれるとは思うけどね。それでも抱き枕の生地としては上質であり、最高の素材であるわけだし、作って良かったと感じられるだけの出来に仕上がってくれました。多分、よっぽどのことがないと第2弾なんて作らないし。
今回の抱き枕制作に関してはくろのとくろえのくろのさんの理解があってこそ実現したものだけど、そんなくろのさんも来年あたり抱き枕を作るらしいので、後はそっちで……と、まだ展示前の抱き枕の文章を締める言葉じゃないな。

なんか、最近色々と悩んでます。生き方というか、人生というか。ここまで流れ流れてやってきたけど、さすがに精神が持たなくなってきたのかも知れない。肉体的な疲労を知らないのと、精神的な疲弊が感じないのとは、また別のことですからね。私は緩慢にして怠惰な日常を送っているわけだけど、そんなことが認められる世の中というのは、なかなかにないわけでして。飽きたと言ってしまえばそれまでなんだけど、立場や地位が強化されるごとに責任もかさんでいくし、飽きたから放り出せるような状態でもない。けど、このままこれを続けていていいのかという迷いがあるのも事実。
物凄く贅沢なことを言うと、私は誰にでもできることをしたくて生きているわけじゃない。例えそれが私のやったことであり、成果なのだとしても、結果を出すこと自体は誰にだって出来た。
「つまりあなたは、今の人生に充実感がないと思っているわけですね?」
人生とは大仰な言い方だが、金曜日に立ち寄った悲恋堂で少し店主と話をした。なにもかもが上手くいっていると思っていたのが、実は私の勘違いだったという滑稽さを、店主は鼻で笑い飛ばした。当たり前だろうと。
「あなたは自分の限界は悟っているくせに、自身の程度を弁えていないんですよ。偉そうで高慢で、本当は大したことないくせに、大した人間であると思い込んで、いえ、思い込もうとしている」
慰めるという言葉を店主は知っている。知っているが、それをすることはあまりない。常になく辛辣な言葉は、ただでさえ精神的に参っている私を打ちのめした。這い上がる隙を与えず、崖の淵に掛けた手を蹴り潰す。しかし、それでいて話だけは聴いてくれる。話だけは。
「生の充実感を仕事に求めること自体が間違ってるんですよ。仕事なんてものは、その先にある充実感を得るための道具に過ぎません」
「先にある充実感?」
「別になんだっていいんですよ。仕事の後の一杯が楽しみだとか、給料日が待ち遠しくて毎日を生きてる人だっているでしょう」
「極端だな、それは」
「人間なんてそんなもんです。あなたは、少なくとも現状では創作性のある仕事をしているわけじゃないんですし、そこに充実感を求めるわけにもいかないでしょう? 結局あなたが同人活動をやっているのだって、仕事では得られない創作者としての充実を得るためではないのですか?」
確かにその通りではあるけど、そう考えると私も随分虚しい男である。同人活動は代償行為というわけか。いや、あくまで趣味同人なのだからそれはそれで正しい形と言えるのかも知れないが……
「あなたが本当の作家になってしまえば、抱えている色々な問題も解消されるんでしょうけどね。でも、現実的にそれはまだ難しい」
「なんかもう、色々と面倒になってきたよ。前に向かって走り続けるのも」
「人生そんなに焦るもんじゃありません、とこれは私が言っても説得力ないですね」
まったくその通りである、この世捨て人が。
「とりあえず、部屋の模様替えをお勧めしますよ」
「模様替え? なんでまた?」
「そりゃあ、気分を変えるためですよ。帰りたいと思う部屋を作り、そこで過ごしたいと思う環境を作る。この前聞いた話だと、エロゲと本の山にうもれて、ほとんど寝るだけの部屋になってるんでしょう?」
壊れていると言って差し支えのないパソコンを処分し、動かないビデオデッキと写りの悪いブラウン管テレビも捨てて、金を惜しまず環境を整えてみたらどうだと、店主はそのように勧めてきた。自己意識を改革するということは、もちろん本人の意思の強さが大事ではあるが、導入部というもいべき取っ掛かりが必要なのも事実であって、形から入ろうとすることは決して悪いことではない。自分を変えようと右往左往して、空回って深みにハマるぐらいなら、空間や環境を使って刺激を受けるのも良いのではないか? どうせ、仕事の環境が劇的に変わるはずはないのだから。
「まあ、家電は買い替えの時期だと思ってたけど」
「あなたのことだから、またアニメのためかなにかでしょう?」
ヨスガノソラのアニメを見るためにAT-XのHDに加入しなおす予定であるが、その為の設備通しなら惜しむつもりはない。それが結果として自身の改革にも影響を及ぼすなら、確かに有益ではあると思うが……どうなんだろうね。

お互いに言いたいことを言い合って、私が悲恋堂を出たのは夜の20時も過ぎた頃だったか。そんなに遅い時間ではないけど、平日に長居をするのも個人的には珍しいことではあった。来週はコミケがあるから来れそうもないことを告げて、それからふと思いついたことを尋ねてみた。
「君の人生は、充実してるのかい?」
「私の余生は、楽しい毎日ですよ」
「世捨て人の生きる日々は余生というわけか」
「……疲れたら私のところへいらっしゃい。でも、あなたはまだ疲れてはいけません」
言葉の意味を理解するのに3秒も掛からなかったが、理解すると同時に腹を抱えて笑ってしまった。まったく、これだからこいつとの縁は切れないのである。悩みや迷いがすべて解消されたわけじゃないけど、少なくとも私の考えに一定の影響は与えてくれた。そのことだけは感謝して、コミケ終了後にでもなにか土産を持って行ってやろうと思うのだった。
私、アニメに置いて静止画から受ける印象って重要だと思うんですよ。キービジュアルなり番宣ポスターなり、作品にはそれぞれ作品を代表する一枚というのがあるわけじゃないですか。アニメが始まればともかく、始まる前の段階で人々が一番目にするであろう画像であるし、そのクオリティや絵柄の感じは大事なんじゃないかなと。
そういう意味では、アニメ版ヨスガノソラのキービジュアルというかアニメ版権絵は私にとって微妙だった。

いや、なにが悪いとは言わないけどさ。決して良くもないと思うのよ。渚さんと初佳は良いとしても、この瑛は……なんだろ、凄い違和感を感じてしまう。後、アニメ版の穹って基本的に不機嫌そうな表情が地になってるんですかね? 新しく出た色付の表情もそうだけど、なんていうかキツさが強い。鋭いという程でもないけど、例えば委員長なんかと比べると柔らかさが格段に劣っている。ハッシーの絵柄と比較してはいけないと分かってはいるんだけど、一言でいうと可愛げないよね。確かに穹はハルや奈緒に対しては気が強い面があるけど、こんないつも怒っている風な表情が標準ってのはどうなのかな。私は未だにアニメ版の穹の笑顔を見たことがない……微笑浮かべている表情はあるけどさ。
瑛に話を戻すけど、このキービジュアルに関して言えばキャラデザの癖が出てる気がする。設定画の立ち絵とか表情集は良かったのに、なんか可愛らしさが空回りしているというか、逆に設定画では微妙だった渚さんのほうがよっぽど可愛く見えるのはなぜだろう。一応ハルと穹、それに他ヒロイン4人ってわけだけど、雲の後ろにいるのが瑛、渚さん、初佳の3人で、手前にいるのがハル&穹に奈緒ってのは、なにか意味があったりするんですかね? 考えすぎかな。
構図的にはハルと穹がピッタリとくっついているわけだし、最高のはずなんだけど、まだアニメ版のキャラデザに慣れきってないんだろうか。

しかし、どうせなら委員長とやひろもキービジュアルに入れてやればよかったのに。まあ、キービジュアルが1枚とは限らないから、サブキャラたちが描かれる可能性もあるけどさ。公式サイトの方では原作版権を使った壁紙の配布が開始されたけど、もう少し大きさにバリエーションが欲しかったかも。ページを見る限り、壁紙以外にも色々配布してくれそうだけど、コンテンツの多さに比べて更新がちょっと遅いよね。今回はなんとか金曜更新に間に合わせたけど、アニメ版権の正式公開はコミケ合わせになるのかな。毎週金曜更新なら、次はコミケの初日と重なってるし。
コミケはもちろん抱き枕ゲットに向けて複数の手を打ってあるんだけど、キービジュアルを見たことで期待度が少しばかし減ってしまったのは否めない。まあ、静止画と動画は違うって言うけど、問題はこのキービジュアルを見て作品に惹かれる人がどれぐらいいるかということで。多分、コミケではキービジュアル使った番宣ポスターが沢山貼ってあるんだろうし、もしかすれば買い物したら付いてくる紙袋の絵柄とかにもなる可能性があるけど、このポスター欲しいかと言われればちょっと悩むかも。ヨスガノソラグッズは大抵手に入れてきたけど、そこまで惹かれるものがないんだよね。期待していた分だけ落差が大きいというか、なんか違うなって。特に瑛は可愛いと思っていただけに、すごく微妙だった。
まあ、来週には3大アニメ誌が発売されるし、そこに新しい画像が載ってるかも知れないけど、今はまだ情報が少なすぎる。画像的にも少ないし、映像的には皆無。コミケ前とコミケ後でそれは激変するんだろうけど、アニメ版が本格始動するのはコミケ後って考えたほうがいいのかな。ただ、なにせスタチャ作品だから単純にスケジュールが酷いことになっているだけって可能性もあるんだよね。予算管理には厳しいくせにスケジュール管理は無理やりというのは、スタチャの良くない面ですからね。それでなんども失敗しているし、feelはスタチャ作品用の制作者会社みたいな感じがあるから……まあ、過去作品のクオリティは総じて高いし、無用の心配かも知れないんだけどさ。

そういや、穹botをこっそり夏仕様にしました。といってもアイコンの画像変えただけなんですけどね。スク水とどっちにしようか迷ったんだけど、スク水はなにせ元がタオルだから背景が真っ白で。8月中はこれで固定しようと思います。後、鍵をかけっぱなしのハルbotですけど、そろそろ動かしてみようかなと。まあ、ハルのbotに需要があるのかは分からないけど、他のキャラを作るにもまずはハルが先かなって。
背景画像は適当に変えてるんだけど、なんか専用のものを作りたいな。イマイチ、素材になるものが少ないのと、基本的Twitterってのは中央部にシステム画面があるから、PC用の壁紙とかはほとんど隠れちゃうんだよね。それに、画面によって映る部分にも個人差が出るから、そこも考えないといけないし。最近はあんまり手を加えてないけど、リプライ含めて更新してみようかな。
アニメ版ヨスガノソラの公式サイトが更新されて、乃木坂初佳と伊福部やひろの応援コメントが更新されました。毎週金曜日更新というのはどこへ行ったのか、公式Twitterでさえも更新情報を流さないのはどうなんだろう。アニメ絵版権の公開も遅れているし、全体的に遅い感じがするよね。コミケ前か、それともコミケ合わせか、キービジュアルぐらいは出しておいたほうが良いような気もするんだけど、イベントの準備で忙しいのかな。

ダメイドこと乃木坂初佳のコメントを聴いて、彼女が原作でメインヒロインだったことを思い出す人は何人いるのだろうか。なんていうか、「あぁ、ダメイドはこんなキャラだよね」と思わず頷いてしまうほどに、しっくり来る応援コメントだった。もう初佳はサブキャラでいいよw お笑い担当として地味に活躍してくれればそれでいい。彼女のコメントの面白いところは、ハルのことを美少年であると明言してるところでしょうか。最近じゃ主人公が美形であることを作中に明記するエロゲも多くなってきたけど、アニメ化した作品ではそんなにないと思うんですよ。今放送している祝福のカンパネラは主人公総モテで、誰が見てもイケメンを地で行く男ですけど、作中でイケメンだと言われたことは、多分ないと思います。まあ、世界観的にイケメンという単語がないだけかも知れないけどさ。
ヨスガノソラの主人公であるハルは、それこそ夏ノ雨のキャラでさえも認めるほどのイケメンですけど、アニメ版は応援コメントという前段階でそれを言うとは思わなかった。合コンに来るような野郎どもとは格が違うと、ハルの美少年っぷりを強調していますし。
岡嶋妙の演技は……うん、桂言葉雪村杏とは全然違う感じのキャラだね。演技は結構変わってる印象を受けるけど、ノリでなんとかなっているような気もする。岡嶋妙がアニメでこういう役をやるのって、割と珍しいんじゃないのかな。

伊福部やひろは一番違和感少なかったかも。いつも怒っているイメージがあるやひろというキャラを、声だけで見事に表現しているというか、さすが田中涼子は役者だねぇ。コメントそのものは特筆することないんだけど、初佳と合わせてどれぐらいの出番があるのかな? 初佳にしても自分の出番を気にしていたけど、この二人のシナリオがやることってまずないじゃないですか。ハルカナソラまでやるとは思ってないし、やるとしてもOVAかなにかだろうと予想はしているんだけど、初佳のシナリオをやってしまうと蒼穹の果てにであった、亮平が自分の過去を話すシーンとかが使えなくなりますからね。まあ、やひろの方は瑛シナリオで色々出番もありそうだけど、コミカライズのような形でシナリオをまとめられると、それこそ登場する機会すらないわけでして。2話以降やひろは再登場しませんし、初佳なんて一度も出てません。
さすがにアニメでは出番もあるだろうけど、基本的に両者ともに話の本筋に関わるタイプじゃないですからね。ヨスガノソラのことを大人が無責任な話しという人がいるけど、私は逆に大人が登場しないことを評価している方なので、穹シナリオとかにやひろや初佳が一切顔を出さないのは悪いことではないと思ってます。まあ、顔を出したところでなにか気のきいたことを言えるわけでもないんだろうけど、そういった意味では非常に扱いづらいキャラではあるよね。大人だけど大人じゃない、成長しきれていない部分はあるけど子供ってわけでもない。中途半端と言ってしまえばそれまでだけど、そこがまた魅力でもあるんじゃないかと、そう思います。

私は基本的に初佳はサブキャラでこそ映えるキャラだと思っていて、それはこれまでもなんどか書いてきましたよね。別に彼女のシナリオが嫌いってわけじゃないけど、あれは終盤の穹がよく分からなかったので。結果的にまた寝取られたのに、あの手の平の返しようが少し気になった。中盤ぐらいまでは、割と凄いこと言ってたりするんですけどね。瑛シナリオはともかく、ヨスガノソラって穹ルート&奈緒シナリオ以外での穹の心境が分かりにくくて、何故ハルを諦めたのかとか、そういうのが伝わりづらいんだよね。
逆に穹の視点こそないものの、ハルカナソラでの委員長シナリオは結構穹の心情がわかりやすく書かれてたと思う。発売当時のレビューにも書いた気がするけど、穹は委員長と春では長続きしないことを見越してるから、敢えて妥協してみせたんだろうと。そして他のシナリオには、そういうのがないんだよね。何故なら委員長は穹と交流を持ち、穹を攻略してみせたわけだけど、他のヒロインたちは瑛と奈緒を除いて穹との繋がりがないから。一昨日の日記に書いたように。
アニメが始まれば、穹もハル以外と会話したりするシーンが増えるのだろうか。瑛や委員長以外とはなかなか想像できない光景だな。
帰宅時に立ち寄ったとらのあなで売っていたので、なんとなく購入しました。まあ、読んだのは白濁まみれの罠――汚された少女だけなんですが、やっぱり奈那子は最高ですね。登場作品は好きでもなんでもない私だけど、奈那子だけは本当に大好きだ。大好きなだけに、本書や町ぐるみの罠には思うところがあるんだけど、あくまでifストーリーだと思っておこう。こんなん正史にされたら堪ったもんじゃない。美帆がクズのド外道に成り下がったのはともかく、奈那子がこんな酷い目にあって良いはずがないのだから。

元々、15美少女漂流記の新作を観にとらのあなへは行ったんですけど、これがもう予想以上に大々的な宣伝をしててさ。横浜店は、エロゲコーナーの真横だったかな? それなりにでかい液晶テレビに大音量でエロアニメ流してて、おいおいそんなあからさまにエロアニメ上映してて良いのかよと思ったけど、相変わらず作画というかキャラデザが微妙に思えた。というか、登場キャラクターの容姿があまり好きじゃないのかな。黒田和也の描くキャラクターは嫌いじゃないはずなんだけど、なんか前作と同じでピンと来なかった。
そんなときにパラダイムノベルの棚を見てたら、偶然この本を発見しまして。そういや、奈那子の書き下ろしが収録されてるんだったなぁと購入してみることに。全3巻のはずだけど、他2巻はありませんでした。考えてみれば、エロゲのノベライズ買うのって何年振りだろう。炎の孕ませ身体測定のノベル置いてあったけど、あんなのどうやってノベライズにするんだろ。よほど上手い人じゃないと、あの肉感溢れるエロゲのやわらかさを表現するのは難しいような……いかん、ちょっと読みたくなってきた。
税込みで903円だったから、奈那子の書き下ろしだけを目当てに買うのは少し高かったような気もする。元々、原作の予約特典として付いてきた奈那子のifストーリーを元に書いたオリジナルエピソードなんだけど、まあ、そもそもボリュームの少なかった特典エロゲを、さらに削り取ったような話ですね。新規描き下ろしの絵は良かったけど、欲を言えば100ページぐらいの話にして欲しかった。いや、そうすると奈那子が酷い目に合うシーンが増えるのか。それは良くないな。

浅間奈那子という少女は、かつて存在したシロップの姉妹ブランド、クラインシロップより発売された「汚された夏」というエロゲに登場するキャラクターです。主人公の少女に何故か好意を持っており、全幅の信頼を置いている兄と共にどこか神秘的な色合いを見せる、そんな娘。今や購入することも難しい昔の作品だからネタバレしちゃうけど、奈那子とその兄はどこぞの製薬会社の実験かなにかで作られた異能者で、既に人外と呼べる存在なんですよ。主人公の少女が巻き込まれる事件と、住んでいる街の真相を知っていて、自分たちの復讐も相成ってこれを助けるんですが……その神秘的なキャラクターも合ってか、奈那子は汚された夏の時点ではバッドエンドでも寸止めという生殺しキャラだったんですよ。けど、私は奈那子に惚れ込んでいたし、こんなぽやぽやした娘が汚されるのなんて見たくなかったから、それはそれで良かった。
でも、町ぐるみの罠の予約特典で奈那子主人公のシナリオが出来てしまって、彼女も遂に毒牙へと掛かってしまう……なんだろう、凄まじい背徳感は。正直、奈那子はエロゲキャラの中でも特に好きな娘だし、彼女が汚されたり酷い目に合う姿は見たくないはずなのに、言いようのない興奮も憶えてしまうんだよね。情けない男の性なんだろうか。私があの予約特典エロゲで気に食わないのは、ハッピーエンドがないことなんですよね。どっちに転んでもろくなラストじゃなかったし、いくらなんでも可哀想すぎやしないかと。このシリーズにハッピーエンドなど必要ないっていう意見はもっともだと思うし、理解も出来るけど、大好きだった前作主人公に裏切られた果てに壊れるなんて、そんなのあんまりだよ。

町ぐるみの罠自体はそれなりに売り上げも良かったし、時世や規制に問題がなければ次回作も出るんだろうけど、果たして奈那子のあれは正史になってしまうのか。パラダイムの紹介ではあくまでもしも、ifストーリーということになってるけど、果たしてどうなるのか。アニメ版には結局、奈那子も美帆も登場しなかったけど、まさか外伝とか出さないよね? 見てみたいという欲望はあるけど、兄様助けに来てくれないかなぁ……処女喪失前に。てか、兄様はどうして別行動なんて取ったんだろう。一人が危険だというのは分かっていたはずだし、唯一の肉親、それも大切な妹を単独行動させるなんて。予想としては美帆を捜したい奈那子と、それを否定する兄様の間で対立があったんだろうけど、そのことがどれだけの悲劇を生むか、兄様は気付いていたのかな。さっさと再登場して、美帆を粉微塵に打ち砕いて奈那子の目を覚まさせてやって欲しいものです。
今日は天女目瑛と、渚一葉の誕生日なわけだけど、特になにも用意していません。いや、本当は誕生日SSを書くつもりだったというか、実際に書いてたんだけど、急に気力が減退してしまって。ネタ自体は面白そうなので完成は目指しますが、誕生日SSを誕生日当日にアップできないでどうするんだという気もしなくはない。

穹botにも最初はお祝いの言葉呟かせるつもりだったんですけどね? いざ呟かせようと思ったとき、ふとあることに気付きまして。穹が比較的に仲の良い瑛の誕生日をお祝いする、これ自体はなんら不思議はないんだけど、じゃあ渚さんはどうなんだろうと。誕生日が同じ日であることを穹が認識しているかはともかく、瑛の誕生日にだけコメントを残して、渚さんには一切触れないというのもそれはそれでおかしいじゃないですか。深い付き合いがあるわけではないにしろ、友人ないし知人ではあるわけだし。
だったら、瑛のついでに渚さんに対してもお誕生日おめでとうと言えば良いだけの話なんだけど、ここで重大な問題が発覚してしまって。そもそも、穹って渚さんのことなんて呼んでるんでしたっけ? 原作にしろコミカライズにしろ、私は穹と渚さんが会話をしているシーンというのがどうも思い浮かばないんですよね。台詞のテキストをざっと眺めても、基本的に穹が会話をするのって、ハルを除けば瑛だけじゃないですか? まあ、委員長とも話すことは話すけど、瑛ほど多いわけでもない。渚さんに至ってはもしかすると皆無なんじゃないだろうか。
それでも各キャラに対する呼称ぐらいはあるもので、例えば主人公であり兄である悠のことはハル、友人である瑛はそのまま瑛と呼んでいる穹ですが、こういうのが渚さんに対してはないんですよ。奈緒ならあの女または奈緒ちゃん、亮平ならヒゲ、梢なら委員長といった風に、最低限関わりのある相手にはそれなりの呼称があるんだけど、渚さんやダメイドなんかにはそれがない。いや、ダメイドとやひろは「あの人」とかいう形容詞で呼ばれることもあるけど、渚さんにはそれすらもないんじゃ……あったかなぁ? 渚さんのシナリオって滅多にやらないからあんま憶えてないんだけど、少なくとも穹が彼女の名前を呼んでいたという記憶がない。仮にあの人とかいう呼び方をしてたとしても、今日は瑛とあの人の誕生日~なんて言い方おかしいじゃないですか。どうしたもんかと悩んでいるうちに日付が変わりそうになってしまい、仕方なしに断念した次第です。

穹の中で渚さんってどういう存在なのでしょうか。瑛の友達で、ハルのクラスメイト? 少なくとも渚さんが思っているほどには、穹本人としての友達感覚や意識見たいのは小さそう。元々交流も会話もないし、渚さん自体それほど積極的でもなかったから。
委員長のシナリオで言ってることですが、渚さんは自分とハルの相性が良くないと思っていて、どことなく距離を置いて接しています。それは性格や生き方の問題であったり、ハルと瑛の関係性であったり。渚さんの中にはハルを全肯定するだけの理由はないし、クラスメイトであり、友人であっても、それはあくまで瑛がハルと仲良くしているから、そこに集約されてしまうんですよね。だとすれば、あるいは穹に対しても同じような感じなのだろうか。
渚さんにとって春日野兄妹というのは、ある種恋敵みたいなものです。本人がどこまで意識しているかはともかく、瑛が懐いているハルと、瑛がなにかと構っている穹に対して、渚さんは複雑な心中を抱えています。自分から瑛を奪っていくかも知れない存在、穹ほど深刻でも重傷でもないですが、渚さんの中にそうした気持ちがあったのは事実だと思います。故に彼女は、ハルや穹と距離を置く必要があった。認められない部分というのが確かにあったんですね。
私は渚さんを社交性はあるけど、積極性はないキャラだと思っていて、付き合いは多いけど交流は少ないというか、そんなイメージがあります。たまに車で迎えが来るような、地元名士の娘と言うこともあるんでしょうが、本当の友達と呼べるのはそれこそ瑛しかいないと、彼女はそう思っているような気がする。そんなキャラだからこそ、自分から他人に接していくことが皆無である穹と話す機会がなかったんではないだろうか。瑛みたいに自分からずいずいと前に出てくるキャラじゃないと、穹は心を開きませんからね。渚さんみたいに距離感を測る人とは、そもそも会話のしようがなかったんでしょう。

そんな二人もアニメでは会話をすることがあるのかな……? ハルカナソラでも一切会話らしい会話をしてなかったし、隣町から帰ってきた際に車で送って貰ったときも、穹は疲れて寝てましたからね。まあ、この二人が会話していたり、二人きりになることなんてまずないだろうから、あんまり期待しない方が良いんだろうか。いや、期待するほどに見てみたいシーンでもないけどさ。
とりあえず誕生日は終わっちゃったけど、8月中に誕生日SS書ければいいな。短編ほどの文量もないから、今回は完全にSSになると思います。特に奇抜な内容じゃないし、変わった手法や技法を使うつもりはないけど、この話をもっと早く思い付いていれば同人誌に載せても良かったのになと、そんな話です。
私はエロゲ買う割にエロゲ雑誌を買わなくなって久しいんだけど、今回必要性に迫られたので電撃姫とPUSHを買ってみました。アニメ雑誌でさえ総合誌は御三家だけだというのに、エロゲ雑誌はどうして毎月6~7冊も出るんだろうか。コンプティークとか電撃G’s magazineを含めなくてこれだから、結構な数が刊行されているものです。私も昔はTECH GIANとか買ってたけど、実はE-LOGINが好きだったという。この手の雑誌って意外に歴史が古いんだよね。90年代初期からのものも多いし、エロには年季があるものです。

エロゲ好きなくせにエロゲ雑誌を買わなくなった理由は意外と簡単で、歯止めが効かなくなるんですよね。アニメ雑誌は放送している、放送を予定している、放送が終了している作品の宣伝や告知を目的とした映像媒体のための雑誌ですけど、エロゲ雑誌っていうのは発売している、発売を予定している商品の宣伝や告知を目的としたゲーム媒体のカタログみたいなもんじゃないですか。アニメを観てもらうためにいろいろな記事を載せるように、エロゲを買ってもらうために様々な企画を立てる。私みたいにエロゲを購入するうえでの基準というか、ラインの低い人間からすると、少しでもいいなと思った作品はホイホイ買ってしまうもんで。昔それで痛い目を見たというか、財政をかなり圧迫してね……2005年ぐらいまでは本当にエロゲばっか買ってた。今は大分処分しちゃったけど、寝ても覚めてもエロゲ三昧みたいな時期があったんですよ。以前の日記でも少し触れたけど、コミケに行けば同人誌そっちのけで企業ブースへ突撃していたし、とにかくエロゲばっかの日々だった。
別に今現在エロゲに対して冷めてるわけじゃないんだけど、家にあるエロゲの本数を数えて単純計算でいくら使ってきたのかを考えたとき、軽く車が買えるだけの金額になっていたことが発覚し、さすがに買い控えたほうがいいかなぁと。地雷だろうがなんだろうが片っ端から買っていたし、積んでいるのも多かったからね。色々と破綻していたし、許容範囲や限界もとっくに越えていたから当然の結果でしょう。
そしてその為にはカタログであるエロゲ雑誌を買わない必要がありました。買うとついつい欲しくなっちゃいますし、情報は断たなくちゃいけなかった。まあ、ネットが発達した今となってはどれほどの効果があるかも知らないけど、購入数は確実に減ったから、私も少しは自重できてたのかな。単純に面白いと感じるエロゲが少なくなっただけかも知れないけど、昔はそれこそ面白いかどうかさえも気にしてなかったから。際限がなかった。

でまあ、ヨスガノソラの記事を見るために電撃姫を、そしてrootnukoの新作を知りたくてPUSHを買ったわけだけど、紙面としては結構違いがあるというか、対照的とは言わないまでも差があったと思う。電撃姫が今の形態にリニューアルしたのはいつだったか、当時はまんまメガミマガジンだとか言われてましたけど、ピンナップとかが掲載されているのを見ると確かに構成は似ていなくもないですね。ヨスガノソラ目当てで買ったけど、特典の漫画本とCUFFS&CUBEの新作記事の方が面白かった。だって、ヨスガノソラの記事、まあアニメに付いてなんですけど、書いてあることがあまりに的外れすぎて。仮にもエロゲ雑誌で過去に特集組んだこともあるくせに、その紹介の仕方はどうなんだと、そう思った。
ただ一つ分かったことがあるというか、PUSHで大々的に取り上げられてたrootnukoの新作Worlds and World’s endだけど、2011年冬発売というのはどうやら3月のことらしい。PUSHには冬としか書かれてなかったけど、電撃姫はちっちゃい記事ながら3月と明記されてたんですよ。まあ、エロゲですから延期する可能性も十分にあるんですが、少なくとも現段階では来年の12月とか気も遠くなるような先の話ではないらしい。しかし、コミケのテレカ画像見てて思ったんだけど、rootnuko作品のメインヒロインは瞳の色が同じなんですね。多分意図的なんだろうけど、このブランドは瞳の塗りが素敵だと思います。

まあ、今は雑誌なんて買わなくてもネットでいくらでも情報が入手できる世の中になってしまいましたが、たまにこういうのを買うのも悪くはないですね。ただ、欲しい作品が増えたのかと言われると、別にそうでもないというか。買おうと思っていた作品は買うけど、知らなかった作品を買おうと思うほどに魅力は感じなかった。あぁ、でも、オーガストの新作には思うところがあるので購入を検討中です。雑誌で見るまであんな作品だとは知らなかった。

シャリテクロワールC78新刊情報
シャリテクロワールC78新刊情報
いよいよ8月になりました。1年に2度ある勝負の月ですが、一昨年からサークル参加をしている身としてはそっちの準備もしなければいけません。当初の予定、つまりサークルカットに書かれていた内容から考えると半分ぐらい違うものになってしまいましたが、なんとか間に合わせることが出来ました。後は抱き枕の印刷が済めばサークルとしての準備は終わるのかな。細々とした支度はいくらでも残ってるけど、原稿的な意味ではやっと肩の荷が下りました。これで安心して一般参加的な意味での夏コミ準備に取り掛かれます。
とはいえ、自分のサークルの宣伝もしなきゃいけないなということで、昨年と同じく特設ページを開設しました。そして昨年はなかった新刊情報の画像を作成。いや、テーブル組んでも良かったんだけど、一度こういう画像作ってみたくて。

URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/index/c78.html(夏コミ特設ページ)
今回は新刊2冊に展示用のグッズが1つ、それに既刊が3冊ですね。既刊の数は結構まばらで、それほど数はないと思います。ただ、書店の方でもほぼ完売状態なので欲しい人がいる場合は是非。特に再販の予定もないですし。
以下が参加情報及び当日の出し物の詳細になります。
イベント名:コミックマーケット78
日時:2010年8月15日(日) 3日目
会場:東京ビッグサイト
スペース番号:東4ホール ヤ-02a
サークル名:シャリテクロワール

新刊その1
トカイノソラ
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:500円
総ページ数:60P
サイズ:A5版
備考:ヨスガノソラ同人誌第2弾。ハル×穹の中編小説及び、瑛と委員長の短編小説1本収録。現在、pixivにてサンプル公開中。
URL:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11422


新刊その2
ゼロボン ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-読本
ジャンル:ロックマンゼロ×リリカルなのはStS
イベント価格:600円
総ページ数:48P
サイズ:B5版
備考:イラスト集、作品解説コーナー、完結編序章等を収録。


会場限定展示グッズ
「シエル&ルクリュ抱き枕カバー」
サイズ:1600mm×450mm
生地:2WAYトリコット
原画:サークル・くろのとくろえ描き下ろし
備考:展示品に付き販売はございませんのでご了承ください。

既刊各種
ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-下 イベント価格:1800円
ロックマンゼロ2-逆襲の救世主-上 イベント価格:1700円
るーるーのほん              イベント価格:500円

まあ、画像に描いてあることと大して変わりませんが、基本的には新刊・既刊合わせて5冊に、展示用のグッズ1種、それにポスターが1枚といった感じです。ポスターは元々、抱き枕がダメになったときの保険で作ってたんですけど、ただ抱き枕の元画像を印刷しても意味が無いということで、デザイナーの手で目立つようにデザインしてもらいました。私がやるとさ、非常にセンスがないものに仕上がるからw
B2サイズだからポスターとしては標準だと思うけど、欲しい人がいれば撤収時間にでも来てくれれば上げます。1枚しかないし、サークル名とスペース番号がデカデカと入っているのでも良ければ。文字はともかく絵柄としては最高だしね。本当はシーツとして作りたかったんだけど、1枚から印刷してくれるところを遂に見つけることが出来なかった。いや、タペストリーという手もあったんだけどさ、コミケの長物規制に引っかかったら嫌だし、なんか味気ない気がして。タペストリーが抱き枕やポスターに劣るとは思わないけど、まあ、私の好みの問題かな。
スペース的にもまったり出来るところなので、のんびりしようかと思ってるんですが、参加する以上は告知や宣伝はしなさいと言われたので、HP以外にもpixivとかTINAMIを使って情報を流してます。pixivの小説機能と使ってみたけど、存外面白みのないものですね。特に装飾が出来るわけでもないし、投稿文字数もまだまだ少ないと思う。身内の助言でサンプルアップ用に使ってみたけど、それぐらいしか利用価値が見いだせないのもあれだよね。積極的に小説を投稿したいって思わせる作りをしてないから。

後は、Circle.msに画像載せれば告知・宣伝等は終わりでいいのかな。昨年はくろのとくろえさんと一緒に参加したけど、スペースの位置もさることながら、色々と宣伝不足だったのではないかという反省点もあったので。まあ、私は趣味同人の人だから完売したって利益が出るわけじゃないんだけど、赤字になって欲しいわけでもないから、やれるだけのことはやろうと思います。その為の手段も色々あるわけだしね。
CUFFSの公式ページが更新されて、CAFE SOURIREのサイトがオープンしました。CUBEの新作と同時にって聞いてたんだけど、間に合わなかったのかな? まあ、それ以外にも色々と理由は考えられるけど、☆画野朗の絵が可愛いからなんでもいいやw ぷにぷにした女の子描かせたら、POPよりも凄いと思う。あくまで私の趣味だけど。何気に驚いたのは発売日が今冬となってるんですが、なんかGardenを思い出してしまいますね。CUFFSユーザー的にはこの作品を出す前にGardenを完成させてほしんじゃないだろうか。

私はカフェものって結構好きです。カフェというか、飲食店もの? かつてはハッシーも参加していたピアキャロとか、まあ、色々なものがあるわけだけど、空間が固定されている話ってのはある種の舞台劇みたいなものですからね。ひとつの空間でどれだけの話を作り、イベントを行うことが出来るのか、物書きとしてはなかなかにハードルが高い題材です。
ただ一つ意外に感じたのは現在公開されているヒロイン4人、まあ、この4人がメインと考えて問題ないんでしょうが、誰ひとりとしてカフェの店員がいないんですよね。普通、こういうカフェものというのは主人公やヒロインがその店の店員であり、店を舞台に繰り広げられる話の数々、店員としての毎日や日常をネタにすることが多いから、店員が一人もいないっていう現状には驚いた。サブキャラが公開されれば、一人二人ぐらいは店員やマスターがいてもおかしくはないんだろうけど、カフェはあくまで舞台装置であって話そのものには関係ないということか……?
似たような演出の作品として、エロゲではありませんが想い出にかわる君 〜Memories Off〜を思い出しました。ギャルゲの傑作であるメモオフシリーズの3作目ですが、あんまり評価されない作品。私は結構好きなのに。まあ、それはともかくとしても、この作品は主人公がとあるカフェの常連であり、そこで出会った人たちとの交流を軸に物語を作っています。ヒロインの一人は店員ですけど、店員であることが話に密接な関わりを持ってくるかと言われれば、別にそうでもないし。当時からすると、あれも一風変わったカフェものだったのかな。だからこそ、好きだったんだけど。

CAFE SOURIREが同じような話になるのかは知らないけど、再会や出会いがテーマとなるのは間違いないような気がする……おや?ヒロインの一人である雪下美百合のページ見てるんですが、単なる客と店員の関係に過ぎなかった真一と書いてありますね。ということは、少なくとも主人公の真一とやらはCAFE SOURIREの店員ということでしょうか? ストーリーで触れられてないし、主人公のページもまだだから勘違いしてた。そうか、主人公だけは店員なのか。なんか分かりにくいから、人物相関図とか作ってくれると嬉しいな。
今冬の発売を目指すというのはCUFFSにしては強気ですけど、考えて見ればブランド的にはCUBEが夏ノ雨を出して以来、新作は作ってないんですよね。CUBEも新作は作ってますけど、Sphereはアニメだなんだと忙しいし、CUFFSが新作を出さなければブランド的に2010年は1本も出さなかったことになってしまうのか。
……別にいいんじゃない? と思うのは、年に1本も作品を出さないブランドが沢山ありすぎるせいだろうか。まあ、CUFFSみたいにブランド3つ抱えているところはまた事情も違うのかもしれないけど、私としては発売日に拘らず完成した作品を世に出して欲しいですね。特別CUFFSユーザーなわけじゃないけど、Gardenの二の舞をしたら今度こそ終わりでしょう。CUFFS系列はSphereが主導なんて言われていて、ヨスガノソラのヒットとアニメ化を考えればあながち間違ってもいないんだろうが、大元にも頑張って欲しいものです。

スタッフ日記にあった痛ギターについては、なんとも言えない。私はエレクトーン以外の楽器は分からないのです。そこじゃないって? まあ、痛グッズに関してもよく分からないんだけどさ、これを飾れるスペースを持ったエロゲ屋といったら秋葉でも結構限られると思う。グッズの展示スペースはメディオやげっちゅ屋にあるが、どっちもそんなに大きいものじゃないしね。荷物だけど、コミケにでも持って行って飾ればいいと思います。
少し前までは抱き枕とか布モノが痛いグッズとして扱われていたのに、今じゃすっかり別のものですよね。私はああいうのの定義がよく分からないんだけど、要するに一般的な、日常生活で使うものを萌え系グッズにすれば痛いグッズということになるのかな? 痛車とか、あれは分かりやすいよね。私はあんまり興味ないけど、ヨスガノソラ関係でなんか出れば買うかも知れない。しかし、Sphereの広報は実際に売らないであろうグッズ作るの好きですね。

壊れかけのガラクタ

2010年7月30日
この日の日記は内容に不備があったため削除します。
pixivが小説事業に参入したとかで話題になってますね。私は絵描きではないですが、色々なイラストや漫画を見たいのであのサイトには登録していたりします。まあ、ヨスガノソラタグとかその辺りを漁ってるだけなんだけどね。イラスト投稿サイトで小説というのもなんだかおかしな話ですが、早速問題が発生しているとかでネット上で騒ぎになっているらしい。
私は物書きなので当然興味がありますけど、角川が噛んでいるという時点で胡散臭さ爆発というかなんというか。実は、独自に電子書籍事業へ参入しだしたんじゃないかとさえ思う。そのためにpixivを利用しているんじゃないかと。

2ヵ月ぐらい前にプロの物書き仲間や編集なんかと話していたとき、電子書籍の話題になったんですけどね? まあ、形態とか導入方法とかはもっと上の偉い人たちが決めるとして、果たしてどんなものが電子書籍化されていくのか? という疑問が出てきて。前々から言われていたのは所謂需要が少ない本、新書とか学術書とか、ああいうのが電子化されていくのではって話だったんだけど、私の恩師の見解は少し違ったのよね。確かにそれらの本も電子化の候補ではあるけれど、まず間違いなく電子書籍に移行するのはライトノベルだろうと、そう言われまして。
何故かというと、ラノベと電子書籍ってのは意外にもよく合うんそうなんですよ。元々のユーザーがアニメやゲームに慣れ親しんだ中高生だし、携帯というツールの発達から画面で読むことへの抵抗感が薄い。さらに電子書籍の利点としてBGMや音声の導入が用意であるという点があり、そのことからもラノベは電子書籍向きなのだと、そんな話でした。
話を聞いたときは私も半信半疑だったけど、最近になって一つ面白い物を見たんですよ。それは小説じゃなくて携帯漫画なんですけど、知り合いの絵描きさんが携帯でエロ漫画の原稿を依頼されてるのを知って、所謂それら携帯で配信されている漫画がどういうものなのか、とりあえず無料サンプルだけ読んでみようと思いまして。そしたらさ、なんか特別なアプリケーションをインストールして読むことになったんだけど、漫画なのに音量ボタンとかあるんですよ。作品の中にはBGM付いてたり、簡易的な音声があったり、例えばヒロインが暴漢に襲われるシーンとか、携帯のバイブレーション機能に連動して震えたりするんですよ? いや、なんか色々ビックリしてしまった。

私は本が好きであり紙が好きな人間だから、書籍の電子化というのには結構抵抗があります。まあ、私が生きている内にそこまで劇的な変化もしないとは思うんだけど、技術的には10年待たずして書籍の完全移植が出来るだけのソフトウェアないしハードウェアが完成してしまうかも知れない。amazonかGoogleかは分かりませんが、必ずやるでしょう。
ライトノベルの電子書籍化というのも非常に現実味のある話で、私は前述のpixivにしたところで、そういう狙いがあるんじゃないかと考えてます。単純に雑誌ないし文庫で拾うよりも、そのまま電子書籍媒体として公開させた方がユーザーをそのまま取り込めるわけだしね。版権イラストが溢れる場所で、その版権元である出版社ないし企業が絡んでくることほど白けることはないけれど、まあ、それが角川って会社なんですよ。利用できる物は何でも利用し、その度に失敗している。今度もまた、似たような結果に終わることでしょう。
ただ、機能自体は面白そうなので、ちょっと弄ってみようと思います。公開済のヨスガノソラ小説をアップしてみるのもいいし、使えそうな機能であればその有効性含めて重宝してもいいと思うし。どうせ企業が絡んでるんだから、ユーザーが抗議しまくったところでなくならないんでしょ? だったら、それでなにが出来るのかとか、活用性を見出した方が良いよ。まあ、絵描きばかりの投稿サイトだし、大部分のユーザーはこんな機能いらないって思ってるんだろうけどね。確かに私だって興味こそあれ、pixivに必要なのかと言われれば首を傾げざるを得ないし。

このニュースを私に持ってきたのは身内だけど、身内の見解だと自称物書きが増えるんじゃないかと言っていた。絵は描けないけど小説は書けますーなんて言ってる奴ほど、小説の方もちゃんちゃら書けていないものだと失笑していましたが、それは実際に絵を描くことが出来ない私への嫌みだろうか。そういう意味ではないと弁解してたけど、まあ、その予想自体は当たるような気がする。私としては、この機能が夏コミの宣伝に使えるのかどうかしか今のところはないんだけど、これから先に起こるであろう混乱は容易に予想できるから、利用するのだとしても慎重に事を運ぼうかと思います。
聞いた話だと既に3桁以上の小説が投稿されてるらしいけど、オリジナルと二次創作はどっちが多いんだろうか。やっぱり、二次創作なのかな。
夏コミ新刊の入稿を完了しましたー! 結局、今日の朝方まで掛かってしまったけど、これで新刊に関しては問題なく夏コミで頒布することが出来そうです。まあ、どちらもそんなに部数は刷っていませんが、夏コミに来られる際はどうぞよろしく。特設ページ開設及び詳細な告知はキリがいいから8月1を予定していますが、いよいよ8月に突入しますね。原稿も終えたから安心して夏コミでの買い物に思考を集中できそうです。

そういや、先日の日記に書いたスタチャの件ですが、図々しくも実際に問い合わせてみました。まあ、返事が来るかはともかく個人的に重要なことだったし、出してみても損はないかなと軽い気持ちで。だから、問い合わせから1時間かからずに返信が来たときはビックリしました。スタチャ自体には問い合わせの項目がなかったから、キングレコードのフォーム使ったんですけど、意外と返事って来るものなんですね。来るとしても1日は待たされると思っていただけに、対応早くて助かりました。返事の内容については……書いて良いんですかね? 個人と企業のやり取りになるわけだし、ここに載せるのは色々と不味いかな。まあ、時期が近づいたら書くか、私の問い合わせがキッカケでスタチャの夏コミグッズページに記載が増えるかも知れないね。いや、先入観で動くことの危うさを改めて知りました。
企業の情報も徐々に公開され始めてきて、スタチャブース以外に興味あるのは、やっぱりエロゲブランドですかね。rootnukoは相変わらずテレカ1枚みたいですけど、色気の欠片もない絵柄だったのが少し残念。春のドリパで出たテレカは最高だったのになぁ……後、気になるのは、Asa projectのアチ恋セット’10 summerとかですかね。なにが気になるかって、A3の台紙付テレホンカードとはこれ如何に。A3だよA3、B6とかA5なら分かるけど、A3なんてちょっとしたポスタークラスじゃないですか。どんなに大きくてもテレカの台紙なんてB5が限度でしょう。紙袋の柄も良い感じだから欲しいんだけど、rootnukoと同じく戯画での販売なんだよね。戯画自身の人気もさることながら、パートナーブランドのグッズも売っているせいか混むんですよ、あそこ。
まあ、これに関しては1日目買えなくても良いから、余裕のあるときに覗けばいいのかな。アチ恋はともかく、rootnukoのテレカならいつでも買えるでしょう。

他にも並ぶつもりはないですが、毎度お馴染みになってしまったリリカルなのはブースとかね。今年は完全に映画のグッズで来るだろうけど、果たして10歳の魔法少女を使ってどこまでエロいグッズが作れるのか……StSのグッズはもう出ないと思うし、ViVidはアニメではなく角川版権だしね。劇場版のなのフェイ抱き枕がそれぞれ出るとか、そんな感じに落ち着くんじゃないかな。
セインかルーテシアの抱き枕でも出ない限り並ぶ気はありませんが、そういや両者共にシーツへ載ったこともないんですよね。ルーテシアはともかく、セインぐらいは載っていても良さそうなものを、何故かディエチに奪われてしまった。
あのブースは基本的に夏買い物をするのは不可能というジンクスがあるので、私はスルーの方向で行くと思います。実は10歳なのフェイより19歳なのフェイの色気あるグッズを欲しかったりする。何度も言うようだけど私はロリではないから、例外はあるにせよ出るとこ出てる体型が好きです。
他に並ぶとすれば……うーん、特にないんだよね。コミケの前日ぐらいまで秋葉原でそれなりの規模のエロゲイベントやってるけど、minoriとかはコミケと喧嘩した腹いせにあっちしか出なくなっちゃったからね。まあ、もしかすれば未だにコミケから出禁食らってるのかも知れないけど、あんな平日にイベントとか開催されても困るんだよな。そりゃ、秋葉は職場の隣町ですし、昼休みにでも覗きに行くことは可能ですけど、買い物してるだけの余裕も時間もあるわけがない。コミケに対抗したいのかは別だけど、18歳以上を対象にした作品ばかりのイベントで、夏休み期間中の学生ぐらいしか参加できなさそうなイベントを行うのは如何なものかと、そう思います。このイベントに流れてコミケでないってところもあるし。

穹抱き枕という最大の不安要素を抱えてのコミケですけど、スタチャから非常にいい回答を貰えたので頑張ってみようと思います。やっぱ、実際に行動移して見るもんですね。私は基本的になにか目的があるならとりあえず動けの人だから、自分で確証を得ないことには納得が出来ないんですよ。私がヨスガノソラのためにアニメ誌を購入しているのは、結局のところ自分の目で確かめないことにはなにも始まらないと思っているから。面倒くさい性格をしているのは分かってるけど、男は走るもんですよ。自分の足で駆け抜けることこそ、最高なんだから。
そういや、コンプエースの話を昨日書いたくせにコミカライズのヨスガノソラについて触れるのをすっかり忘れていました。といっても今月号はアニメ化の関係で休載になっており、連載自体はありません。ただ、私の記憶が確かなら先月号の段階で休載告知はなされてなかったはずだし、いくら単行本の宣伝漫画が載ってるからといって、本連載が休載であることをどこにも記載しないのはどうなんだろうか。まあ、それはいいにしてもヨスガノソラが載ってないと読むものないよね、この雑誌。なのはぐらいは読むけど、あれはもう話の作り方そのものが私とは合わない。

ヨスガノソラの1ページ漫画はコミックスの第1巻を宣伝するもので、登場するのは穹と委員長、それに亮平の3人だけでした。コミカライズ本編では、未だまともに絡んだことがない穹と委員長の共演というのも珍しいのですが、始まったばかりの穹ルートへ向けての伏線なんでしょうかね。原作の絡むべきところで穹と委員長は絡んでないから、今後コミカライズで委員長が出張ってくるのだとしても、少し唐突感があると思うのですよ。別にコミックスの宣伝をするだけならハルや瑛でもいいわけだけど、わざわざ委員長を使ったのは今後の展開を考えてのことじゃないかな。まあ、単純に水風天が描きたかっただけという可能性もあるけど。
宣伝漫画の内容に付いては、なにせ1ページですし特筆するところもないんですけど、若干穹がエロかったかな。そのエロイ部分に亮平が茶々を入れるというかセクハラをするというか、そんな感じの話になっています。1巻は6~7冊ぐらい持ってるのでこれ以上買うつもりもないんですけど、2巻はいつごろ出るのかな。先日発売されたViVidのコミックスの3巻が来年の3月10日とのことだけど……年末年始ぐらいにはヨスガノソラも出るのかな? いや、話のストック的には来月分で貯まるから、出そうと思えばもう少し早く出せるのだろうか。商業戦略上、アニメ放映中ないし放送終了直後に新刊を発売するのが一番効果的ですし、年内発売もありえなくはないと思う。
ヨスガのコミカライズも2巻発売時に既刊フェアとかやるのかな……いや、先日ViVidの2巻買ったときにね、1巻買えば特典が付くよとかいうフェアやっててさ。そんな、アニメ化もしてない作品でよくやるとか思ったけど、ああいうのって面倒臭いよね。既に1冊持っているというのに、特典次第では買わなければいけない。まあ、CDとかでも旧譜セールとかよくやってるけどさ。買うかどうか迷ったけど、持ち合わせがなかったので辞めました。

ViVidについての話はなぁ……私はなんども書くように、あの作品好きじゃないんですよ。キャラ萌えの観点からいうキャラの魅力を考えると、確かにいい作品ではあると思いますよ? 女の子可愛いですしね。
けど、物語というか、内容的には壊滅的につまらないと思う。なんていうかこう、虫酸が走るとでもいうの? 2巻の最初はロードワークから帰宅したヴィヴィオで始まっていた気がするけど、あのシーンとかぶん殴りたくなるんですよ。正直、女の子が可愛らしいからといって、作品まで甘々に書こうっていう魂胆が気にくわないというか。あのリリカルなのはというシリーズに砂糖菓子の衣まとわせたような作風はなんとかならないんですかね。ピュアスポーツ漫画とか言われた時点で拒絶感しか湧いてこない。なんていうか、そう、種シリーズを見ているときのような感じがする。私にとってViVidはデス種と同レベル。キャラが可愛いだけの作品ですね。
他のファンのことは知りませんけど、私はそもそもリリカルなのはという作品にこういった路線は求めてないし、作品の色合いがまったく合わない。まあ、このピュアピュアな感じが好きだって人はいるんだろうし、それを好きな人自体は否定しないけど……なんだろう、模擬戦が引き分けという決着に終わった時点でこの作品というか、原作者の限界を感じてしまった。StrikerSの後半も相当アレな話でしたけど、話の展開というか構成の仕方がさ、ほとんどデス種と同じなんですよ。まず、なのはという誰にも負けない主人公の存在は、種シリーズにおけるキラと変わりません。主人公側が勝つのは当然だとしても、なのははそれがデス種並にあからさまなんです。ViVidやForceでは主人公ではないけど、きっとなのはが負ける展開なんてあり得ないんだろうな。精々、シグナムが瀕死の重傷を追ったぐらいですよ。Forceの偉いところは、なのはというシリーズの中で凄惨な殺しの部分を描写したことだと思うんですよ。それまでなのはという作品では、殺人は一種のタブーみたいなもので、シグナムがゼスト殺した以外にはこれといった人殺しは行われませんでした。ナンバーズとの激闘であろうと、非殺傷設定という名の設定が主人公たちに殺人をおこなせない。
なんとも都合のいい、私には非殺傷設定とキラ・ヤマトの不殺の違いが分からない。人を殺したこともない兵士や戦士が戦い続けるということに、精神的な違和感を感じています。

まあ、こんな作品でもコンプエースの中ではまあまあ読める作品なのだから困ったものです。プリズマイリヤみたいになのはに影響を受けたと明言している作品もあるけど、私はオマージュ作品のほうがよっぽどViVidより面白い気がしてならない。まあ、好みの問題だと言ってしまえばそれまでだけど、ViVidは可愛らしい作風であっても、決して楽しい作品ではないと思います。リオとコロナは超可愛いけど。
ルーテシアに付いては……なんていうか、触れたくない。2巻の巻末とか、私が原作者に対して感情を抑えられなくなりそうだから、なにも言わないことにします。ていうか、いろいろな人からツッコミを受けた時点で、色々間違えたことに気づけよ。まあ、都築真紀はどこまでもクリエイターなんですよ。決して作家ではない、それだけの話です。
それだけの話を認めることが出来ず、納得もできていないのが私だけど。ルーテシア、私のルーテシアは何処に。
先日記載した台湾の同人サークルですけど、夏コミで例の穹本を頒布するみたいです。グッズセットを持ってくるのかどうかは記載されてませんが、本自体はとらのあなに委託予定とのことで、コミケに参加しない人でも買えそうな雰囲気ですね。私はなにせ全日参加しますから会場でスペース覗きに行くつもりですけど、買えなかったときの保険として、とらはチェックしといたほうがよさそうですね。2日目の東は混むだろうから、事前予約するのもありかもしれない。

URL:https://sscp.ws/ja/(日本語版ブログ)
台湾の同人云々に付いては以前の日記で書いたと思うけど、最近は多よねぇ。向こうもイベント類が多くなってきたせいか、こっちから行ってるサークルも多いじゃないですか? まあ、大手とか商業バンバンやってる人はそんな時間もないから、基本的に参加してるのはかつて大手だったサークルなんだけどさ。あれですよ、都会じゃ売れなくなった芸人も田舎に営業いくとスター扱いみたいな。アニメの輸出事情はよく憶えてないけど、なんだかんだいって時間差というものがありますからね。こっちじゃ当にブームが過ぎ去った作品も、海外ではまだまだ大人気なんてことが多々ありますから。まあ、海外進出にも色々な形があるんですよ。こっちから行く人もいれば、向こうから来る人もいる。コミケだって伊達に海外交流のコーナー設けてませんね。まあ、私にとってあのコーナーはトレイの穴場でしかないけれど。だって、海外とかよくわかんないんだもんw
物書きは世界を見て視野を広げるべきだと、昔、西谷史か誰かが言ってましたけど、その意見自体は正しいと思います。ですが、私はどうしても語学がダメなので、言葉の壁を乗り越える勇気と力がないという。SF大会とかセミナー行くと思うけど、みんなよく通訳もなしに公演とか聴けますよね。ギャグで笑ったりとかさ。私にはとてもじゃないけど真似できないというか、少し憧れてしまう。
私は元々才能乏しい人間だから、やりたいことは技術として磨くしかないんですよね。だけど、人が身につけることのできる技術というものには限りがあるから、私は語学や絵画にそれを回すことが出来なかった。私の画才の無さというか、絵の描けなさは酷いよ。知り合いの絵描きが何人もさじを投げたし、線をひくことすら出来なかったからね。棒人間すら歪んで描く奴は初めてだと、そんなことを言われた気がする。

話全然変わりますけど、またコンプエースが作家を一人ダメにしたらしいですね。コンプエース編集部が酷いところなのは元からですけど、うろたんも災難というかなんというか。角川は同人に甘いわけでも寛容なわけでもなくて、単純にビジネスとして使えるかどうかを判断するから嫌いです。まあ、出版社に居候している私の言えた話でもないんだけど、いい加減同人やエロ漫画から作家引っ張ってくるの辞めてもらえないかな。角川のせいで今まで何人が犠牲になったのやら……同人作家の足元見てさ、やることがあざといんだよ。えれっとみたいに良いように使われている奴もいれば、今回みたいな事件も起きる。結局ね、編集の質が悪いんですよ。勝手に予告なんてのはどこだってやってるというけどさ、それに応える身にもなってみろとね。応えるのがプロだと言われるかもしれないけど、新連載の宣伝でそれをやっちゃいけないよ。うろたんは特に、連載経験が豊富ってわけでもないんだから。
まあ、うろたんはこれで二度とストパンの同人はやらないでしょうね。一度商業で描いてしまったし、精神的に描くことができないでしょう。例え鋼の心を持っていても、このまま連載が中止となれば角川が黙っていない。私はどちらかと言えば作家よりだけど、角川の性格を考えれば、いつものようにネチネチと嫌がらせをしてくるに違いない。私は編集が作家に対して下手に出るのは嫌いだけど、だからといって敬意もなにも払わずに偉そうにあれこれ指図してる姿を見ると虫酸が走るんですよ。角川に限った話じゃなく、どこにでもいるんです、大した実力もないくせに年季だけはいっぱいの、使えない編集ってのは。
作家を怒鳴りつけて、威圧することでしか書かせることの出来ない編集とか、そういうのが実際にいるから困るんだ。

そろそろお盆進行の季節だから、私の周囲も慌ただしい。お盆進行ってのは主に出版社とかで見られる現象なんだけど、お盆時期ってどこの会社も休むじゃない? それは印刷所も例外じゃないわけで、それに影響して印刷所の納期が普段より早まったりするんですよ。となれば、出版社はいつもと同じ発売日に出すため早く印刷してもらう必要があるわけで、そのためにはいつもより早く作家に原稿を上げてもらう必要があるという、これがお盆進行って奴です。他にもGW進行だとか、年末年始進行なんてのもあるけど、要するに休みが多い時期は出版社大変なんだよって話。
出版社なんかにいるとさ、たまに物書きやってる自分のことを見失いかけて、自分が一体どっち側の人間なのか、わからなくなるときがある。最近それで色々あって、少しだけ悩んでいます。
夏コミの1日目、企業のスタチャーブスに突貫を書けるべきか否か本気で悩んでいます。1日目のサークル全部捨ててもいいから、私はあのグッズが、『ヨスガノソラ』DVD付き抱き枕カバー -春日野穹と一緒にね-が欲しい! このグッズのためだけに夏コミ参加してもいいというぐらい、私の心は日に日に揺らいできます。

まあ、現実的に考えると買えるかもわからないグッズのために企業優先で動くのはリスクが高すぎるんだけど、それでも私はあの抱き枕が、というよりアニメのDVDが欲しい。むしろ、抱き枕なんて後でどうとでもなるから、DVDだけ私に売ってくれと言いたいぐらいです。おそらく会場でも流れるだろうし、もしかすれば公式サイトのダウンロードページかなんかで配布される可能性もあるんだけど、やっぱり手元に置いておきたいし、早めに見ておきたいと思うじゃないですか。
あのDVDってあくまで購入特典なんですよね。つまり、抱き枕を買った人へのおまけ扱い。だから、前述の通り今後いくらでも公開されそうな気はするんだけど……どうしても欲しい。コミケでその手の感情を抱いてはいけない分かっているのに、欲しくて欲しくてたまらない。すべての商品は無くなり次第販売終了となりますと書いてあるからには、2日目以降の分売はしなさそうなイメージなんだけど、そういやどうして「キスシス特大タオル~お姉ちゃんズに包まれてね~」には個別に商品無くなり次第販売終了となりますと記載があるのに、穹の方にはないのでしょうか? スタチャが穹よりキスシスの方が売れると思っているからなのか、それともキスシスの数が極端に少ないのか……あるいは穹の抱き枕が3日間持ちこたえられるだけの莫大な在庫を誇っているとか。いや、さすがにこれはないか。

さすがに東を捨ててまで企業ブースに突貫することは不可能なので、別の方法を使おうと思っています。既にいくつか戦術ノートから使えそうなのを引っ張り出してますが、確実性が高いのはやっぱり誰かに買ってきてもらうことだよね。1日目フリーの奴を捕まえて、例えば欲しい本なりグッズなりを買ってあげるから、ちょっとスタチャに行ってきて~と、まあ、そんな感じです。
ただ、この方法の欠点は例えば双方どちらかがグッズなり本なりを買えなかった場合で、例えば私は相手の求めているものを手にれたけど、向こうは穹抱き枕を買えなかったーとかだったら、とてつもなく微妙な結果になるということです。コミケで買い物頼む場合は、こういうリスクがあることを覚悟しなければいけません。
まあ、それを踏まえた上で企業ブースに尖兵もとい誰かしらを送り込むつもりではあるんですが……さて、上手く行くのかどうか。2日目以降の販売があるのなら自分で行くんですけどね。そうだな、ちょっとスタチャに問い合わせてみるか。分売するのだとすれば、2日目を狙ったほうが確実でしょう。元々フリーだったし、初日の東を捨てるよりはよっぽどいい。
その辺りのことをしっかり見極めてから、人に頼むかどうかを決めることにしましょう。なに、まだ時間はありますよ。
私もつい5~6年前は企業優先でコミケ参加していた時があったんですけどね。あの頃はHOOKとか今の中堅ブランドたちの全盛期であり、雪が降る中で氷庫版とか買いました。グッズセットが流行りだした時期でもあり、紙袋を2個も3個も提げてましたっけ。今じゃ、同人スペースで買い物しても紙袋が付いてくる時代だし、そう考えると同人屋は企業の後追いしている面があると思う。
私が企業ブースあまり行かなくなったのはグッズセット買うのに飽きたのと、布モノグッズが流行りだしたからです。今でこそSphereの抱き枕とか買ってますが、今も昔も布モノは高いですし、なにが良いのか理解できなかったんでしょうね。グッズ買いたいほどハマった作品がなかったということもあり、足は自然と同人の方に戻りました。そんな同人界隈でも今では抱き枕やシーツの制作がなされており、私ですら作ろうとしているのだから、時代は変わるもんです。

穹の抱き枕を買えるかどうか、今年の夏コミはそれが全てですね。やれるだけのことはやりつもりですし、妥協や諦めは一切なしで行くつもりだけど、場所が場所だけになにが起こるか分からない。そういえば、カタログに載ってるモローの漫画でコミケを祭りと表現することの是非が書いてあって、同人誌とはなにかっていう内容と共に興味深かった。特に後者は私も同じ意見だったし。
ちなみに私の夏コミ締切りは27日の火曜日だから、そのときにでも新刊情報等を更新しようかと思います。実は金曜の夜からほとんど寝てないので、身体が持つかどうか心配なんだけど。

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